JPWO2021171722A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 検体を分析する自動分析装置であって、
   前記検体の分析に使用される試薬を収容する複数の試薬容器が一方向に配列される試薬ボトルから前記試薬を分注する試薬分注部と、
   前記試薬ボトルが収納される試薬ラックと、を備え、
   前記試薬ラックは、前記試薬容器が有する上向きの開口に対応する蓋を前記試薬容器の配列方向に沿って開く蓋開放部と、前記試薬分注部が前記開口に挿入される経路の外に前記蓋を固定する蓋固定部を有し、
   前記蓋は、前記蓋が開く方向と直交する方向に突出する突出部を有し、
   前記蓋開放部は、前記試薬ラックの上面に設けられ前記突出部が摺動するスロープであり、
   前記蓋固定部は、前記スロープに対して立設する壁面であることを特徴とする自動分析装置。
2. （削除）
3. 請求項１に記載の自動分析装置であって、
   前記スロープは、前記蓋が開くときの前記突出部の軌跡に沿う断面形状を有することを特徴とする自動分析装置。
4. 請求項３に記載の自動分析装置であって、
   前記スロープの断面形状は滑らかな曲線を含むことを特徴とする自動分析装置。
5. 請求項１に記載の自動分析装置であって、
   前記スロープの最底面から前記試薬ラックの最上面までの高さは、前記突出部の外径よりも大きいことを特徴とする自動分析装置。
6. 請求項１に記載の自動分析装置であって、
   前記壁面は、前記スロープの最底面とのなす角が直角以上である面を有することを特徴とする自動分析装置。
7. 請求項１に記載の自動分析装置であって、
   前記スロープと前記壁面との間に、前記突出部が嵌合する溝が設けられることを特徴とする自動分析装置。
8. 請求項１に記載の自動分析装置であって、
   前記試薬ラックは、前記試薬ボトルが所定の方向から挿入される場合以外は前記試薬ボトルの収納を妨げる逆挿入防止部をさらに有することを特徴とする自動分析装置。
9. 請求項８に記載の自動分析装置であって、
   前記試薬ラックは、前記試薬ボトルが所定の方向から挿入されて収納されたときに前記試薬ボトルの側面に設けられる凹部に嵌合する板ばねをさらに有することを特徴とする自動分析装置。
10. 検体を分析する自動分析装置であって、
    前記検体の分析に使用される試薬を収容する複数の試薬容器が一方向に配列される試薬ボトルから前記試薬を分注する試薬分注部と、
    前記試薬ボトルが収納される試薬ラックと、
    前記試薬ラックの下方への動作にともなって、前記試薬容器が有する上向きの開口に対応する蓋を前記試薬容器の配列方向に沿って開くとともに前記蓋の開放状態を維持する蓋開放維持部と、を備え、
    前記蓋は、前記蓋が開く方向と直交する方向に突出する突出部を有し、
    前記蓋開放維持部は、前記試薬ラックの上面に設けられ前記突出部が摺動するスロープと、前記スロープに対して立設する壁面を有することを特徴とする自動分析装置。