JPWO2021150559A5 - - Google Patents

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JPWO2021150559A5
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Claims (34)

  1. 患者において癌を治療する方法に使用するための医薬であって、該医薬が、(S,S)-(HO)2DEHSPMを含み、該方法が、癌の治療を必要とする患者に、(S,S)-(HO)2DEHSPMの投与養生法を施す工程を含、該投与養生法が、2回以下の4連続治療サイクルの間、各治療サイクルの連続して5日間毎日(S,S)-(HO)2DEHSPMを投与することを含み、各治療サイクルが約28日である、医薬
  2. 投与養生法が、2回以下の連続治療サイクルの間、連続して5日間毎日(S,S)-(HO)2DEHSPMを投与することを含む、請求項1記載の医薬
  3. (S,S)-(HO)2DEHSPMの毎日の遊離塩基等価用量が、約0.14mg/kg/日、約0.27mg/kg/日および約0.41mg/kg/日から選択される、請求項1記載の医薬
  4. 患者における肝臓毒性が、(S,S)-(HO)2DEHSPMの投与養生法を受けた後に有害事象共通用語基準(CTCAE)でグレード3未満である、請求項1記載の医薬
  5. (S,S)-(HO)2DEHSPMが、各治療サイクルの1~5日目に投与される、請求項1記載の医薬
  6. 患者が、治療に対して完全応答を有する、請求項1記載の医薬
  7. 患者が、治療に対して部分応答を有する、請求項1記載の医薬
  8. 該方法が、ゲムシタビン(GEM)もしくはnab-パクリタキセル(NAB)またはGEMおよびNABの両方(GEM/NAB)と、(S,S)-(HO)2DEHSPMを少なくとも1治療サイクルの間に共投与することをさらに含む、請求項1記載の医薬
  9. 共投与が、ゲムシタビン(GEM)もしくはnab-パクリタキセル(NAB)またはGEMおよびNABの両方(GEM/NAB)を、少なくとも1治療サイクルの1、8および15日目に投与することを含む、請求項8記載の医薬
  10. 2回の連続した治療サイクルがサイクル1および2である、請求項1記載の医薬
  11. 該方法が、治療サイクル2の後の治療サイクルの間に(S,S)-(HO)2DEHSPMを定期的に投与することをさらに含む医薬であって、定期的な投与が、連続しない日に投与される(S,S)-(HO)2DEHSPMの14以下の用量を含む、請求項10記載の医薬
  12. (S,S)-(HO)2DEHSPMの定期的な投与が治療サイクル3に始まる、請求項10記載の医薬
  13. 定期的な投与が、サイクル3で開始する各治療サイクルの1、8および15日目である、請求項11記載の医薬
  14. 癌の治療を必要とする患者において癌を治療する方法に使用するための医薬であって、該医薬が、(S,S)-(HO)2DEHSPMを含み、該方法が、該患者に(S,S)-(HO)2DEHSPMの投与養生法を施す工程を含、該投与養生法が、2回の連続治療サイクルの間の各治療サイクルの第1週の間に連続して5日間毎日(S,S)-(HO)2DEHSPMを投与することを含み、各治療サイクルが約28日であり、続いて第3およびその後の治療サイクルの間の1、8および15日目に(S,S)-(HO)2DEHSPMが定期的に投与される、医薬
  15. 癌の治療を必要とする患者において癌を治療する方法に使用するための医薬であって、該医薬が、(S,S)-(HO)2DEHSPMを含み、該方法が、該患者に(S,S)-(HO)2DEHSPMの投与養生法を施す工程を含、該投与養生法が、第1の2回の治療サイクルのそれぞれの第1週の間に約0.27mg/kg/日の遊離塩基等価用量で連続して5日間毎日(S,S)-(HO)2DEHSPMを投与し、続いて第3およびその後の治療サイクルの1、8および15日目に約0.21mg/kg/日~約0.34mg/kg/日の遊離塩基等価用量で(S,S)-(HO)2DEHSPMを投与することを含む、医薬
  16. (S,S)-(HO)2DEHSPMが、第3およびその後の治療サイクルの1、8および15日目に約0.27mg/kg/日の遊離塩基等価用量で投与される、請求項15記載の医薬
  17. 総累積遊離塩基等価用量が約8.2mg/kg以下になるまで治療が継続される、請求項15または16記載の医薬
  18. 総累積用量が約8.6mg/kg~約9.0mg/kgになるまで治療が継続される、請求項17記載の医薬
  19. 該方法が、治療サイクルのそれぞれの間にGEM/NABを共投与することをさらに含む、請求項14~18いずれか記載の医薬
  20. GEM/NABが、各治療サイクルの1、8および15日目に投与される、請求項19記載の医薬
  21. 患者が、3回以上の治療サイクルで、または完全応答もしくは部分応答、疾患進行もしくは許容できない毒性が生じるまで治療される、請求項15記載の医薬
  22. (S,S)-(HO)2DEHSPMの遊離塩基等価用量が、0.14mg/kg/日、0.27mg/kg/日および0.41mg/kg/日から選択される、請求項14記載の医薬
  23. (S,S)-(HO)2DEHSPMの投与養生法を受けた後、患者における肝臓毒性が、有害事象共通用語基準(CTCAE)でグレード3未満である、請求項14~22いずれか記載の医薬
  24. (S,S)-(HO)2DEHSPMの参照用量で治療されている患者において肝臓毒性を逆転させる方法に使用するための医薬であって、該医薬が、(S,S)-(HO)2DEHSPMを含み、該方法が、該患者に救出投与養生法を施すことを含、該救出投与養生法が、治療サイクルの全部または一部の間に(S,S)-(HO)2DEHSPMの用量を低減するかまたは(S,S)-(HO)2DEHSPMの投与を中断し、続いて肝臓毒性が逆転されるまで、1回以上のその後のサイクルの間、参照用量と比較して少なくとも約25%以上だけ低減される用量で(S,S)-(HO)2DEHSPMの投与を再開することを含む、医薬
  25. 肝臓毒性が、CTCAEスケールでグレード3未満であるレベルまで逆転される、請求項24記載の医薬
  26. (S,S)-(HO)2DEHSPMの参照用量で治療されている患者が、少なくとも3回の連続治療サイクルの間のそれぞれの治療サイクルの間に連続して5日間、参照用量を投与されており、それぞれの治療サイクルが28日である、請求項24記載の医薬
  27. (S,S)-(HO)2DEHSPMの用量が、参照用量と比較して少なくとも約50%だけ低減される、請求項24記載の医薬
  28. 患者において癌を治療する方法に使用するための医薬であって、該医薬が、(S,S)-(HO)2DEHSPMを含み、該方法が、癌の治療を必要とする患者に、それぞれの治療サイクル当たり14以下の用量の(S,S)-(HO)2DEHSPMを投与する工程を含、投与が連続しない日に起こり、それぞれの治療サイクルが28日である、医薬
  29. 患者が、1治療サイクルあたり10以下の用量を投与される、請求項28記載の医薬
  30. 患者が、それぞれの治療サイクルの1、8および15日目に(S,S)-(HO)2DEHSPMを投与される、請求項28記載の医薬
  31. 患者が、3回以上の治療サイクルで投与される、請求項28記載の医薬
  32. (S,S)-(HO)2DEHSPMが皮下注射として投与される、請求項1~31いずれか記載の医薬
  33. (S,S)-(HO)2DEHSPMが(S,S)-(HO)2DEHSPM.4HClとして投与される、請求項1~32いずれか記載の医薬
  34. 癌が膵臓癌である、請求項1~33いずれか記載の医薬
JP2022543648A 2020-01-20 2021-01-20 癌を治療するための投与養生法および方法 Pending JP2023512487A (ja)

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