JPWO2021140911A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 監視対象に生じた振動を検出した結果であり、周波数別の振幅の大きさを示す振動情報を取得する振動情報取得手段と、
   前記監視対象に異常が生じていない状態において互いに異なるタイミングで生成された複数の前記振動情報を処理し、当該処理の結果を用いて、前記監視対象が正常であると判断するための振幅の基準領域を周波数別に設定する基準領域設定手段と、
   第１のタイミングにおいて生成された前記振動情報において、いずれかの周波数で振幅が前記基準領域から外れていたときに、前記第１のタイミングにおいて前記監視対象に異常が生じたと判断する判断手段と、
   を備える振動処理装置。
2. 請求項１に記載の振動処理装置において、
   前記処理は、周波数別に振幅の平均値を出す処理であり、
   前記基準領域設定手段は、前記平均値を含むように前記基準領域を設定する振動処理装置。
3. 請求項１又は２に記載の振動処理装置において、
   前記監視対象はベルトコンベアである振動処理装置。
4. 請求項３に記載の振動処理装置において、
   前記基準領域設定手段は、停止していた前記ベルトコンベアが稼働したときに、稼働後の前記振動情報を用いて、前記基準領域を設定する振動処理装置。
5. 請求項３に記載の振動処理装置において、
   前記基準領域設定手段は、前記ベルトコンベアが停止している間に、前記ベルトコンベアが停止する前の前記振動情報を用いて、前記基準領域を設定する振動処理装置。
6. 請求項３に記載の振動処理装置において、
   前記基準領域設定手段は、前記ベルトコンベアの稼働条件が変化したときに、変化後の前記振動情報を用いて前記基準領域を設定する振動処理装置。
7. 請求項６に記載の振動処理装置において、
   前記稼働条件は、前記ベルトコンベアの速度、及び前記ベルトコンベアが設置されている場所の気候の少なくとも一方である振動処理装置。
8. 請求項１～７のいずれか一項に記載の振動処理装置において、
   前記判断手段は、前記基準領域から振幅が外れた周波数を用いて出力すべき情報を選択し、選択した前記情報を出力する振動処理装置。
9. コンピュータが、
   監視対象に生じた振動を検出した結果であり、周波数別の振幅の大きさを示す振動情報を取得し、
   前記監視対象に異常が生じていない状態において互いに異なるタイミングで生成された複数の前記振動情報を処理し、当該処理の結果を用いて、前記監視対象が正常であると判断するための振幅の基準領域を周波数別に設定し、
   第１のタイミングにおいて生成された前記振動情報において、いずれかの周波数で振幅が前記基準領域から外れていたときに、前記第１のタイミングにおいて前記監視対象に異常が生じたと判断する、振動処理方法。
10. コンピュータに、
    監視対象に生じた振動を検出した結果であり、周波数別の振幅の大きさを示す振動情報を取得する機能と、
    前記監視対象に異常が生じていない状態において互いに異なるタイミングで生成された複数の前記振動情報を処理し、当該処理の結果を用いて、前記監視対象が正常であると判断するための振幅の基準領域を周波数別に設定する機能と、
    第１のタイミングにおいて生成された前記振動情報において、いずれかの周波数で振幅が前記基準領域から外れていたときに、前記第１のタイミングにおいて前記監視対象に異常が生じたと判断する機能と、
    を持たせるプログラム。

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