JPWO2021117115A1 - 基礎杭に着脱可能に連結されるアタッチメントと、該アタッチメントを具備する打設装置 - Google Patents

基礎杭に着脱可能に連結されるアタッチメントと、該アタッチメントを具備する打設装置 Download PDF

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Abstract

本発明の一形態に係るアタッチメント(1A)は、当接面(211)を有する連結部と、突起部(22)とを有し、突起部(22)の長さは、当接面(211)の半径の0.8〜2倍である。これにより、基礎杭をオーガ装置に良好に連結させることができる。

Description

本発明は、基礎杭に着脱可能に連結されるアタッチメントと、該アタッチメントを具備する打設装置に関する。
地中に打ち込んだ基礎杭に建造物の支柱を連結させることにより、当該建造物の安定性を確保することが知られている。
地中への基礎杭の打ち込みには、オーガ装置を利用することができる。オーガ装置の一態様として、油圧ショベルなどの重機のアームに取り付けて利用する油圧オーガ装置が知られている。オーガドリルに代えてオーガ装置の先端に所定のアタッチメントを取り付け、基礎杭の頭部を当該アタッチメントにボルトにより固定することによって一時的に締結固定し、回転打ち込みによって地中へ打ち込む。なお、基礎杭には様々な形状があり、一例としては、円筒形の鋼管から形成される杭本体の頭部に、建造物の支柱を締結固定するための基板(以下、フランジと称する)が溶接固定されているタイプがある(特許文献1)。このような頭部にフランジがある基礎杭をオーガ装置のアタッチメントに連結する場合、基礎杭のフランジに当接する基板が設けられたアタッチメントをオーガ装置の先端に実装し、基礎杭とオーガ装置とが、アタッチメントを介して連結される態様をとることがある。この場合も、アタッチメントの基板と基礎杭のフランジとは、アタッチメントの基板に設けた貫通孔と基礎杭のフランジに設けた貫通孔とを重ね合せて、そこにボルトを挿入させることによって一時的に締結固定したり、基礎杭のフランジに設けた貫通孔にアタッチメントの先端に設けた爪部を係止して一時的に固定したりする。
日本国特許出願「特開2007−205108号公報(2007年8月16日公開)」
オーガ装置がアームに取り付けられた油圧ショベルは、基礎杭の打設時だけでなく、基礎杭を或る場所から別の場所に移動する時にも使用することができる。移動の場合にも、基礎杭とオーガ装置のアタッチメントとは上述した一時的な締結状態をとる。図6には、油圧ショベル1000のブーム1004から延びるアーム1003に連結されたオーガ装置1002のアタッチメント1001を介して、基礎杭50がボルト締結BNされている様子を模式的に示している。図6に示すように、基礎杭50の移動時には、基礎杭50の杭本体501の長手方向を水平(図6に示すXYZ座標系におけるXY平面に平行な方向)にすることもある。ところが、基礎杭は一般的に鋼管製であり、重量があり、長さも場合によっては200センチメートルを超えるものがある。そのため、ボルト締結BNの箇所には、大きな曲げモーメントおよびトルクがかかり、ボルト締結BNの箇所が負荷に耐え切れずに破損したり、ボルト締結BNの箇所が焼き付きを起こしたりする虞がある。焼き付きが生じてボルトを外すことができないと、基礎杭50を外すためにアタッチメント1001を破壊するなどの対応が生じ得る。
要するに、従前のものでは、オーガ装置のアタッチメントに対して局所的に過度の負荷がかかるという課題がある。
そこで、本発明の一態様は、基礎杭と良好に一時的な締結を実現することが可能なオーガ装置のアタッチメント、および該アタッチメントを具備する打設装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の態様1に係るアタッチメントは、管状の杭本体の頭部にフランジを有した基礎杭を、オーガ装置に取り付けるために、基礎杭とオーガ装置との間に介在させるアタッチメントであって、前記フランジの上面に当接する当接面が設けられた連結部と、前記上面と前記当接面とが当接した状態において、前記頭部側から管内に挿入して前記杭本体と嵌合する突起部と、を備え、前記突起部の長さ(L)は、前記当接面の半径(D)の0.8倍〜2倍である。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る打設装置は、オーガ装置と、前記アタッチメントと、を備えている。
本発明の一態様によれば、基礎杭をオーガ装置に良好に連結するためのアタッチメント、および該アタッチメントを具備する打設装置を提供することができる。
本発明の一形態に係る、オーガ装置のアタッチメントの概略構成を、基礎杭の頭部と併せて示す分解斜視図である。 図1に示す切断線A−A´における矢視断面図である。 本発明の一形態に係るオーガ装置を、図1に示すアタッチメントを介して基礎杭と連結させている状態を示す正面図である。 本発明の一形態のアタッチメントが嵌合される基礎杭のバリエーションを示す側面図である。 本発明の一形態のアタッチメントが嵌合される基礎杭の用途を説明する図であり、基礎杭および基礎杭を基礎構造として立設される架台を示す分解斜視図である。本発明の一形態のアタッチメントが嵌合される基礎杭の変形例を示す図である。 従前の態様を説明する図である。
本発明の一実施形態について、図1から図5に基づいて説明する。
図1は、本発明の一形態に係る、基礎杭を打設するための打設装置が具備するオーガ装置のアタッチメント1Aと、打設対象である基礎杭50とを示す斜視図である。
本実施形態におけるアタッチメント1Aは、本実施形態の打設装置が具備するオーガ装置の先端に取り付けられる構成要素である。なお、図1には、打設装置およびオーガ装置については図示していない。
<アタッチメント1A>
アタッチメント1Aは、オーガ装置と基礎杭50との間に介在して、オーガ装置の回転力を基礎杭50に伝達する。そのために、アタッチメント1Aは、シャフト10と、連結部20とを備えている。
シャフト10は、オーガ装置に取り付けられる柱状部材である。シャフト10は、オーガ装置の回転トルクを受けると、シャフト10の中心軸を中心に回転する。なお、オーガ装置へのシャフト10の取付けは、従来周知の方法を採用すればよく、例えば、螺合およびボルト締結などを採用することができる。また、一態様として、シャフト10に六角シャフトを採用することができ、六角シャフトをオーガ装置のシャフト受け部に挿入し、チャック締め付けにより締結することも可能である。この場合、チャック機構は従来のオーガドリルを締結するチャック機構を採用することができる。
連結部20は、基礎杭50に連結する。具体的には、連結部20は、爪部を装着した当接用基板21と、突起部22とを有している。
当接用基板21は、シャフト10の一端においてその外周部が中心軸から放射方向に拡径したフランジ形状を有している。当接用基板21は、シャフト10と一体的に構成されていてもよく、あるいは、シャフト10に溶接固定されていてもよい。当接用基板21は、図1に示すように円盤形状を有しており、その外径は、後述する基礎杭50のフランジ500の外径と略同一である。しかしながら、同一である場合に限らず、基礎杭50のフランジの外径よりも大きくてもよい。なお、先述したモーメントおよびトルクの問題を考慮すれば、当接用基板21の外径は、基礎杭50のフランジの外径と等しいか大きいほうが望ましい。他の好ましい実施形態では、当接用基板21の平面形状は、円状に限定されず、正八角形、正十二角形など任意の多角形でもよい。当接用基板21の材質によっては円形の加工が困難であり、角型の加工の方が容易な場合は、当接用基板21の平面形状を任意の多角形として構成してもよい。
当接用基板21には、基礎杭50のフランジ500の上面500aに当接する当接面211と、当接面211の裏面にあたるオーガ装置側の面212とが設けられている。
当接面211には、複数の爪部と、先述の突起部22とが設けられている。
爪部は、当接面211の外周部分に複数個設けられている。図1の例では、爪部213a(図示せず)、213b、213cおよび213d(図示せず)という4つの爪部がそれぞれ、貫通孔(貫通部)(そのうちの一つを図2に貫通孔210eとして図示)に挿通され、ボルト212a(図示せず)、212b、212c、212dによって当接用基板21に固定されている。図1の例では、当接面211の中心点を中心として4つの爪部213a〜爪部213dが90度回転対称に配置されている。また、図1の例では、爪部が配置されていない4箇所には貫通孔210b、210d、210f、210hがそれぞれ90度回転対称に配置されていることが示されている。当該貫通孔210b、210d、210f、210hの各々にボルト212を介して爪部を配置することにより、それぞれフランジ500の略L字形の孔510b、510d、510f、510hに対応させることができる。なお、爪部は4つに限定されるものではなく、2〜8つを装着可能である。柔らかい土質においては、爪部は2つでも十分である一方で、硬い土質・岩盤では、8つの爪部を装着することが好ましい。また、基礎杭50のフランジ500に設けられた略L字形の孔の加工精度が悪かったり、運搬中に基礎杭50のフランジ500が歪んだりした場合、直交する4つの略L字形の孔の配置が爪部とずれている場合なども想定される。係る場合、任意の貫通孔210に爪部を装着することにより回転打設可能となる。
ここで、爪部213cおよびその近傍についての詳細を、図1中に示す切断線A−A´における矢視断面の状態を拡大した拡大図である図2を用いて説明する。なお、爪部213cおよびその近傍は、上述した爪部213a,213b,213dおよびそれらの近傍と同じ構成である。
図2の上側に示すように、爪部213cは、当接用基板21の当接面211に設けられた溝214cに嵌合している。具体的には、爪部213cは、溝214cに嵌合させた状態で、孔210eを貫通するボルト212cにより締結されている。本実施形態では、爪部213cに雌ネジが設けられ、ボルト212cにより締結された態様を例示しているが、爪部213cに貫通孔を設け、ボルト212cとナット(図示せず)により爪部213cを締結してもよい。図中にhで示す長さは、爪部の種類を変えることにより可変であり、これにより基礎杭50のフランジ500の厚さに適応させることが可能である。また、図中に点線楕円で示す位置は、爪部213cの背面213c´と溝214cとの間のクリアランスを示している。このクリアランスを無くすことにより、爪部213cの背面が溝214cに当接する構成となる。かかる構成の場合、基礎杭50の打設時(杭打ち時)の回転トルクが大きな場合、すなわち、硬い砂礫・岩盤などに基礎杭50を打ち込む際に爪部213cが受ける力を、爪部213cおよびボルト212cだけでなくアタッチメント1A全体で支持することができる。
また別の好ましい実施形態を、図2の下側に示す。図2の下側に示す態様は、爪部213c−1の背面側に当接面211に当接した部分を有する。かかる構成の場合も、クリアランスを無くす構成と同様に、基礎杭50を打ち込む際に爪部213cが受ける力を、爪部213cおよびボルト212cだけでなくアタッチメント1A全体で支持することができる。なお、利用状況に応じて、以上で説明した態様の中から好ましい爪部を採用することができる。
なお、地中に打設した基礎杭50を杭抜きする場合には、地中への打設時に回転させた基礎杭50の回転方向とは逆方向に基礎杭50を回転させる。その場合には、溝214cに対して、爪部213cを図2に示す向きとは左右反対向きに嵌合させたアタッチメント1Aを用いればよい(他の爪部も同様にすればよい)。
爪部213a〜213dは、基礎杭50のフランジ500に設けられた孔の一部分の領域に嵌合することによって、フランジ500に対してアタッチメント1Aが係止される。これにより、アタッチメント1Aが基礎杭50に一時的に締結された状態となる。
図1に示す突起部22は、当接面211の中心部に突設された円柱型の突起である。突起部22は、先述のシャフト10の中心軸と同軸上に中心軸を有する。突起部22は、外径が基礎杭50の杭本体501の内径よりも小さく、鋼管製の基礎杭50の頭部側、具体的にはフランジ500の中心部に設けられた中心開口部5000から、基礎杭50の杭本体501に挿入されて、基礎杭50に嵌合する。突起部22の外径と、基礎杭50の杭本体501の管の内径とのクリアランス距離は小さいことが望ましい。
突起部22の先端部には、ガイド22a(案内部)が設けられている。ガイド22aは、突起部22の中心軸に位置する先端を頂点とした円錐型(椎体型)を有している。円錐型のガイド22aの周面を利用することにより、突起部22をフランジ500の中心開口部5000から杭本体501に挿入する際にスムーズに挿入できる。
図3は、本実施形態の打設装置5に基礎杭50が連結されている状態を示す正面図であり、突起部22が基礎杭50に挿入されて嵌合している部分が、説明の便宜上、透視図となっている。また、図3は、説明の便宜上、図3の紙面左右方向に沿って、シャフト10および突起部22の中心軸、並びに基礎杭50の中心軸をCとして図示している。
図3に示すように、油圧ショベルのブーム4から延びるアーム3の先端に取り付けられたオーガ装置2に、アタッチメント1Aのシャフト10が連結されており、突起部22が、基礎杭50に挿入されて嵌合している。なお、図3に示す状態は、フランジ500の上面500aを当接面211に当接させた状態で基礎杭50を少し回転させて、先述の爪部(図2には爪部213a、爪部213bおよび爪部213cが図示)を基礎杭50のフランジ500に設けられた孔に係合させた状態である。
以下に、図3を用いて、オーガ装置のアタッチメント1Aに対して局所的に過度の負荷がかからず、基礎杭50と良好に一時的な締結を実現することが可能な態様をいくつか例示する。
図3には、当接用基板21の半径D(当接面211の半径と同じ)と、突起部22の長さLを図示している。なお、突起部22の長さLは、フランジ500との境界位置から、基礎杭50の内壁に接触する範囲の最も先端側の位置までの長さである。本実施形態では、突起部22の長さLを、当接用基板21の半径Dの少なくとも0.8倍〜2倍とする。これにより、基礎杭50と良好に一時的な締結を実現することが可能である。ただし、この範囲に限定されるものではなく、突起部22のLを半径Dの0.8倍〜4倍までとしてもよく、好ましくは、突起部22のLを半径Dの0.8倍〜3倍までとしてもよい。突起部22のLを、半径Dの4倍を超えて長くしてしまうと、アタッチメント1A自体も長く且つ重くなって、挿入操作あるいは挿入解除操作がおこない難くなる可能性があるため、突起部22のLはDの4倍以下とすることが好ましい。
また、別の好ましい態様として、図3に示す基礎杭50の内径と突起部22の外径とのクリアランス距離d2に関して、突起部22のLを、d2の少なくとも10倍とする。これにより、基礎杭50と良好に一時的な締結を実現することが可能である。好ましくは、突起部22のLをd2の15倍以上、より好ましくは、20倍以上とする。なお、d2は、フランジ500の上面500aと当接面211との間のクリアランス距離をd1とした場合に、d1よりも大きい(つまり、d2>d1)ことを前提とする。また、突起部22のLを、d2の30倍を超える長さとすると、アタッチメント1A自体も長く且つ重くなって、挿入操作あるいは挿入解除操作がおこない難くなる可能性がある。そのため、突起部22の長さLを、d2の30倍以下の長さとすることが好ましい。
また、別の好ましい態様として、図3に示す基礎杭50の杭本体501の全長をLとした場合、突起部22の長さLを、Lの少なくとも10%の長さにしている。すなわち、基礎杭50の杭本体501の全長Lと、突起部22の長さLとは、次の関係;
×0.1<L
を満たす。突起部22の長さを上述の関係とすることにより、図6のように基礎杭50の長手方向が水平になるように打設装置5が基礎杭50を保持しても、アタッチメント1Aの爪部213に負荷が集中することがない。そのため、基礎杭50を良好に支持(保持)することができる。これは、突起部22が或る程度の長さを有して基礎杭50の杭本体501と嵌合されているためである。これにより、フランジ500と当接用基板の爪部213の嵌合部分、および突起部22に対して、過度の曲げモーメントおよびトルクがかかることを回避することができる。また、基礎杭50の杭本体501の全長Lと、突起部22の長さLとの関係は、次の関係;
×0.15<L
を満たすことが好ましく、
×0.2<L
を満たすことがより好ましい。突起部22が、基礎杭50の杭本体501の全長の10%未満の長さである場合には、フランジ500と当接用基板の爪部213の嵌合部分に負荷が集中する可能性がある。一方、突起部22が、基礎杭50の杭本体501の全長の20%を超える長さである場合には、アタッチメント1A自体も長く且つ重くなって、挿入操作あるいは挿入解除操作がおこない難くなる可能性がある。そのため、突起部22の長さLは、Lの20%以下の長さであることが好ましい。
以上に例示した各態様を、利用状況に応じて適宜選択し、あるいは態様同士を組み合わせて採用することができる。これにより、基礎杭をオーガ装置に良好に連結することが可能となる。
なお、本実施形態では、アタッチメント1Aの爪部213a〜213dがフランジ500と嵌合する態様を説明したが、この態様に限定されるものではなく、爪部が設けられていなくてもよい。例えば、アタッチメント1Aの当接用基板21に、ボルトを挿通可能な孔が設けられていてもよい。この孔と、基礎杭50のフランジ500の上面500aに設けられている孔510a乃至510hの何れかと重ね合わせて、ボルト固定により一時的にアタッチメント1Aと基礎杭50とを締結する態様であってもよい。
この態様においても、突起部22を具備したアタッチメント1Aであることから、先述と同様に、ボルト固定箇所に負荷が集中することがない。そのため、従来問題となっていた焼き付き等を生じることなく、基礎杭をオーガ装置に良好に連結することが可能となる。また、ボルト固定箇所の焼き付きがなく、従前よりも当該箇所からのボルトの取り外し作業をスムーズにおこなうことが可能である。
<オーガ装置2>
本実施形態の打設装置5(図3)は、先端にアタッチメント1Aが取り付けられたオーガ装置2を備えている。オーガ装置2は、油圧ショベルのブームから延びるアームに取り付けて利用する従来周知の油圧オーガ装置が好ましいが、油圧オーガ装置に限定されるものではなく、エンジン駆動のハンディタイプなど任意のオーガ装置を利用することができる。
<油圧ショベル>
本実施形態の打設装置5(図3)は、不図示の油圧ショベルとして実現することができる。具体的には、オーガ装置2を先端に取り付けるアーム3とアーム3に連結したブーム4とを有する油圧ショベルを備えている。油圧ショベルは、従来周知のものを採用することができる。
<基礎杭>
以下に、図4を用いて基礎杭を説明する。図4は、基礎杭を模式的に示した概略図である。上述のように本発明者らは、独立基礎の上に太陽光パネル架台を設置して、当該架台に太陽光パネルを支持させた太陽光パネル架台システムの研究開発を手掛けている。砂漠地帯に大規模太陽光パネル発電所を建設するにあたり、多数のRC独立基礎をグランドレベルを揃えて設置することは、煩雑に過ぎ、種々のデメリットが存する。RC打設の工程が複雑であるだけでなく、乾燥している砂漠・砂礫地帯では、RC打設後の水分蒸発が急激になることが多く、RCにクラックが発生しやすい。ケミカル反応により強度を増強させるのに長期間養生させる必要がある点も、迅速な大規模太陽光パネル発電所の建設には不向きである。そこで、好ましい実施形態では、オーガ装置を利用して回転打ち込み可能な鋼管製のスクリュー杭を基礎として利用することができる。そこで、基礎杭50は、主要部として、フランジ500と、首部502および胴体部503を有する杭本体501とを備える。図4の最も右端に図示した基礎杭50は、スクリュー杭である。基礎杭50は、円筒形の鋼管から形成される胴体部503の先端部に先鋭状の掘削部材505を設けており、更に、胴体部503の外周に螺旋状リブ504を設けていることが好ましい。螺旋状リブ504は、胴体部503の先端部から上方にかけて任意の長さに渡って設けることができ、胴体部503の長手方向全体に渡って外周に螺旋状リブ504を設けてもよい。
更に、好ましい実施形態では、胴体部503の上方には、水平安定翼506が、基礎杭50に対し枢動自在に取り付けられていてもよい。当該水平安定翼506の上部には、当該水平安定翼506の軸方向移動を制限するための環状の移動阻止環507が胴体部503外周に溶接固定されていることが好ましい。フランジ500は、首部502の上端に、溶接固定されていることが好ましい。
上述した水平安定翼506は、正面図において略台形状の4枚の金属製フィン(図4では、フィン506a、506c、506dのみを図示)を、胴体部503の径方向外方に突設したものである。これら4枚の金属製フィンは、平面図において互いに90度の角度で取り付けられて形成されている。したがって、金属製フィン506aおよび金属製フィン506cは互いに対角線上に配置され、金属製フィン506dともう一枚の図示しない金属製フィンも互いに対角線上に配置される。
フランジ500は、平面視において円形状の金属製板材から形成されていることが好ましい。フランジ500には、平面視における中心部に先述した中心開口部5000と、フランジ500の上面から下面に貫通する平面視において略L字形の孔510a〜510hが設けられている。
略L字形の孔の各々は、フランジ500の平面視における円周方向に沿った領域と、中心開口部5000付近と外周付近とにわたって形成される領域とが、略直角に交わるように構成される。円周方向に沿った領域は、直線ではなく、円周に沿った弧状であることが好ましい。
具体的には、略L字形の孔510aおよび510eは、フランジ500の中心点を中心として点対称となるように配置されている。同様に、略L字形の孔510bおよび510f、略L字形の孔510cおよび510g、略L字形の孔510dおよび510hもそれぞれフランジ500の中心点を中心として点対称となるように配置されている。したがって、略L字形の孔510は、フランジ500の中心点を中心として点対称となるように配置された4組の略L字形の孔からなる。
また、略L字形の孔510aの円周方向に沿った領域と略直角に交わっている直線開口領域と、略L字形の孔510eの円周方向に沿った領域と略直角に交わっている直線開口領域とは、オフセットされており直線上に配置されていない。他の3組の略L字形の孔の直線開口領域も互いにオフセットされており直線上に配置されていない。略L字形の孔510a乃至510hは、フランジ500の平面視における中心点を中心に45度回転対称に配置されている。
フランジ500に形成される孔510はL字型に限定されず、T字型など他の形状であってもよい。抜杭する態様が多く想定される実施態様では、図2に示した爪部を向きを逆向きにして装着し、オーガ装置を逆回転させる。この場合に、フランジ500に形成される孔510は先述のように略L字型であってもよいが、孔510の形状をT字型とすることにより爪部を確実に係合させることができる。
(基礎杭の変形例)
図4には、基礎杭の変形例も併せて示している。これらについて説明すると、基礎杭50Aは、先述の基礎杭50と比べ、水平安定翼506を備えない。また、基礎杭50Bは、先述の基礎杭50と比べ、胴体部503の外周に螺旋状リブ504を設けていない。更に、基礎杭50Cは、先述の基礎杭50と比べ、水平安定翼506も、螺旋状リブ504も、掘削部材505も設けていない。なお、基礎杭50Cは、首部502と胴体部503とを区別する必要がないため、胴体部503は捨象した。これら様々な基礎杭の打設装置として、本実施形態の打設装置を用いることができる。
<基礎杭の用途(太陽光パネル架台との接合)>
基礎杭50の用途について図5を用いて説明する。図5は、基礎杭50のフランジ500と太陽光パネル架台の支柱との接合構造を模式的に示す分解斜視図である。太陽光パネル架台の垂直部材12は、金属製の中空角材からなる支柱であり、各垂直部材12の下端には取付板320が溶接固定されていることが好ましい。
取付板320には、締結部材であるボルトBを挿通する長孔320a,320bが開設されている。スクリュー杭である基礎杭50と取付板320とは、締結部材たるボルトBとナットNとにより固定されるのであるが、締結固定する際には、図5の例では、取付板320の長孔320aと略L字形の孔510hと重合させて、それぞれの孔をボルトBが挿通する箇所で締結する。同様に、取付板320の長孔320bと略L字形の孔510dと重合させて、それぞれの孔をボルトBが挿通する箇所で締結する。
したがって、短手方向の垂直部材12は、基礎杭50のフランジ500に対して、前記長孔320a,320bの重合する範囲において前後左右方向及び周方向の角度位置の調整が可能となる。砂漠地帯に基礎杭を打設する場所を墨出し指定しても、オーガ装置による杭打ちの際に多少の芯ズレが生じることが多い。本実施形態では、フランジ500を備えたスクリュー杭を基礎杭として用いることにより、当該芯ズレを調整することが可能となる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るアタッチメントは、管状の杭本体の頭部にフランジを有した基礎杭を、オーガ装置に取り付けるアタッチメントであって、前記フランジの上面に当接する当接面が設けられた連結部と、前記頭部側において前記杭本体の管内に挿入されて当該杭本体と嵌合する突起部と、を備え、前記突起部の長さ(L)は、前記当接面の半径(D)の0.8倍〜2倍である。
前記態様1の構成によれば、基礎杭の長手方向が水平になるようにオーガ装置がアタッチメントを介して基礎杭を保持した場合であっても、アタッチメントの当接面の一部分(爪部あるいはボルト固定部分)に負荷が集中することがない。そのため、フランジの上面と当接用基板の当接面とにおける一部分(爪部の係止部分あるいはボルト固定部分)、および突起部に対して、過度の曲げモーメントおよびトルクがかかることを回避することができる。したがって、基礎杭を良好に支持(保持)することができる。
本発明の態様2に係るアタッチメントは、前記態様1において、前記突起部が、前記当接面に突設されている。
本発明の態様3に係るアタッチメントは、前記態様1または2において、前記基礎杭の前記フランジには前記上面から下面まで貫通する孔が設けられており、前記連結部には、前記当接面から、当該当接面の裏面まで貫通する貫通部が、前記孔と重なり合う位置に設けられており、前記突起部が前記管内に挿入され、且つ前記上面と前記当接面とが当接した状態において、前記孔と前記貫通部とが重なり合った箇所にてボルト締結される構成となっている。
前記態様3の構成によれば、突起部が前記の規定の長さを有しているため、基礎杭のフランジとアタッチメントの当接用基板とのボルト固定部分に、過度な負荷がかからない。したがって、ボルト固定部分の破損や、ボルトの焼き付きを防いで、基礎杭とオーガ装置との良好な連結を実現できる。
本発明の態様4に係るアタッチメントは、前記態様1から3において、前記当接面には、前記基礎杭の前記フランジに係合させる爪部が設けられており、前記突起部が前記管内に挿入され、且つ前記上面と前記当接面とが当接した状態において、前記フランジに前記爪部が係合する構成となっている。
前記態様4の構成によれば、突起部が前記の規定の長さを有しているため、基礎杭のフランジとアタッチメントの当接用基板との係止部分に、過度な負荷がかからない。したがって、係止部分の破損を防いで、基礎杭とオーガ装置との良好な連結を実現できる。
本発明の態様5に係るアタッチメントは、前記態様1から4において、前記突起部の先端には、椎体型の案内部が設けられている。
前記態様5の構成によれば、基礎杭の頭部から杭本体の管内に前記突起部をスムーズに挿入することができる。
本発明の態様6に係るアタッチメントは、前記態様1から5において、前記オーガ装置に取り付けられ、一方の端部に前記連結部が設けられているシャフトを更に備え、前記シャフトは、前記オーガ装置とボルト締結により着脱可能に取り付けられる。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る打設装置は、オーガ装置と、前記アタッチメントと、を備えている。
前記態様7の構成によれば、先述のようなアタッチメントを具備することにより、利便性の高い打設装置を提供することができる。
1A アタッチメント
2 オーガ装置
3 アーム
4 ブーム
5 打設装置
10 シャフト
20 連結部
21 当接用基板
22 突起部
22a ガイド
50、50A、50B、50C 基礎杭
211 当接面
212a、212b、212c、212d ボルト
213、213a、213b、213c、213d 爪部
500 フランジ
500a 上面
501 杭本体
5000 中心開口部

Claims (7)

  1. 管状の杭本体の頭部にフランジを有した基礎杭を、オーガ装置に取り付けるために、基礎杭とオーガ装置との間に介在させるアタッチメントであって、
    前記フランジの上面に当接する当接面が設けられた連結部と、
    前記頭部側において前記杭本体の管内に挿入されて当該杭本体と嵌合する突起部と、を備え、
    前記突起部の長さ(L)は、前記当接面の半径(D)の0.8倍〜2倍である、アタッチメント。
  2. 前記突起部は、前記当接面に突設されている、請求項1に記載のアタッチメント。
  3. 前記基礎杭の前記フランジには前記上面から下面まで貫通する孔が設けられており、
    前記連結部には、前記当接面から、当該当接面の裏面まで貫通する貫通部が、前記孔と重なり合う位置に設けられており、
    前記突起部が前記管内に挿入され、且つ前記上面と前記当接面とが当接した状態において、前記孔と前記貫通部とが重なり合った箇所にてボルト締結される、請求項1または2に記載のアタッチメント。
  4. 前記当接面には、前記基礎杭の前記フランジに係合させる爪部が設けられており、
    前記突起部が前記管内に挿入され、且つ前記上面と前記当接面とが当接した状態において、前記フランジに前記爪部が係合する、請求項1から3の何れか1項に記載のアタッチメント。
  5. 前記突起部の先端には、椎体型の案内部が設けられている、請求項1から4の何れか1項に記載のアタッチメント。
  6. 前記オーガ装置に取り付けられ、一方の端部に前記連結部が設けられているシャフトを更に備え、
    前記シャフトは、前記オーガ装置とボルト締結により着脱可能に取り付けられる、請求項1から5の何れか1項に記載のアタッチメント。
  7. オーガ装置と、
    前記オーガ装置に取り付けられる請求項1から6の何れか1項に記載のアタッチメントと、を備えている、基礎杭の打設装置。
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