JPWO2021087164A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2021087164A5 JPWO2021087164A5 JP2022525362A JP2022525362A JPWO2021087164A5 JP WO2021087164 A5 JPWO2021087164 A5 JP WO2021087164A5 JP 2022525362 A JP2022525362 A JP 2022525362A JP 2022525362 A JP2022525362 A JP 2022525362A JP WO2021087164 A5 JPWO2021087164 A5 JP WO2021087164A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- pmo
- oligonucleotide probe
- tissue
- incubating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Description
均等物
本発明をその詳細な説明と併せて説明したが、前述の説明は、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲を例示し、限定しないことが意図されていることを理解されたい。他の態様、利点、及び改変は、以下の特許請求の範囲内である。
特定の実施形態では、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
(a)オリゴヌクレオチドを含むサンプルをオリゴヌクレオチドプローブと共にインキュベーションする工程であって、前記オリゴヌクレオチドプローブは、前記サンプルにおける前記オリゴヌクレオチドとハイブリダイズする、前記インキュベーションする工程;
(b)工程(a)の生成物を、捕捉剤で被覆された基材と共にインキュベーションする工程であって、前記捕捉剤は、前記オリゴヌクレオチドプローブと結合し、それにより過剰オリゴヌクレオチドプローブ及びハイブリダイズしたオリゴヌクレオチドを前記基材と関連付けさせ、前記ハイブリダイズしたプローブが前記基材と関連付けられた後にプレートを任意に洗浄する、前記インキュベーションする工程;
(c)工程(b)の後の前記基材を、前記基材について異なる特異性を有する2つ以上の異なる一本鎖特異的ヌクレアーゼと共にインキュベーションする工程であって、前記基材は、工程(c)の前、間または後に1つ以上の洗浄溶液で任意に洗浄され、前記オリゴヌクレオチドプローブ及びハイブリダイズしたオリゴヌクレオチドは、1回の洗浄工程または複数の洗浄工程中に前記基材に関連付けられたままである、前記インキュベーションする工程;
(d)工程(c)の後の前記基材を検出剤と共にインキュベーションする工程であって、前記検出剤は、前記オリゴヌクレオチドプローブと相互作用して検出可能なシグナルを生成する、前記インキュベーションする工程;ならびに
(e)前記検出可能なシグナルを検出する工程
を含む、方法。
(項目2)
(a)ホスホロジアミデートモルホリノオリゴヌクレオチド(PMO)を含むサンプルをオリゴヌクレオチドプローブとインキュベーションする工程であって、前記オリゴヌクレオチドプローブは、1つ以上のロック核酸(LNA)残基を含み、前記サンプルにおけるPMOとハイブリダイズする、前記インキュベーションする工程;
(b)工程(a)の生成物を、捕捉剤で被覆された基材と共にインキュベーションする工程であって、前記捕捉剤は、前記オリゴヌクレオチドプローブと結合し、それにより前記オリゴヌクレオチドプローブ及びハイブリダイズしたPMOを前記基材と関連付けさせる、前記インキュベーションする工程;
(c)工程(b)の後の前記基材を1つ以上の一本鎖特異的ヌクレアーゼと共にインキュベーションする工程であって、前記基材は、工程(c)の前、間または後に任意に洗浄され、前記オリゴヌクレオチドプローブ及びハイブリダイズしたPMOは、1回の洗浄工程または複数の洗浄工程の間に前記基材に関連付けられたままである、前記インキュベーションする工程;
(d)工程(c)の後の前記基材を検出剤と共にインキュベーションする工程であって、前記検出剤は、前記オリゴヌクレオチドプローブと相互作用して検出可能なシグナルを生成する、前記インキュベーションする工程;ならびに
(e)前記検出可能なシグナルを検出する工程
を含む、方法。
(項目3)
工程(c)は、前記基材をミクロコッカスヌクレアーゼ及びマングビーンヌクレアーゼと共にインキュベーションすることを含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
工程(c)は、前記基材を前記ミクロコッカスヌクレアーゼと共にインキュベーションし、次いで前記基材を前記マングビーンヌクレアーゼと共にインキュベーションすることを含む、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記基材は、前記ミクロコッカスヌクレアーゼと共にインキュベーションされた後、前記マングビーンヌクレアーゼと共にインキュベーションされる前に洗浄される、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記サンプルは、ホスホロジアミデートモルホリノオリゴヌクレオチド(PMO)を含む、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記オリゴヌクレオチドプローブは、1つ以上のロック核酸(LNA)残基を含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
前記オリゴヌクレオチドプローブは、1つ以上のデオキシリボ核酸(DNA)残基を含む、先行項目のいずれかに記載の方法。
(項目9)
前記オリゴヌクレオチドプローブは、LNA残基をそれぞれ含む5’末端セグメント及び3’末端セグメントによって挟まれたDNA残基から構成される中央セグメントを含む、項目2または7に記載の方法。
(項目10)
前記中央セグメントは、5~20個の間のDNA残基から構成される、項目9に記載の方法。
(項目11)
前記5’及び3’末端セグメントは、独立して、2~8個の間のLNA残基から構成される、項目10または11に記載の方法。
(項目12)
工程(c)は、前記基材を1つのみの一本鎖特異的ヌクレアーゼと共にインキュベーションすることを含む、項目2に記載の方法。
(項目13)
工程(c)は、前記基材を2つ以上の異なる一本鎖特異的ヌクレアーゼと共にインキュベーションすることを含む、項目2に記載の方法。
(項目14)
前記基材は、前記2つ以上の異なる一本鎖特異的ヌクレアーゼと共に順次インキュベーションされ、前記基材は、各インキュベーション後に洗浄される、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記基材は、前記2つ以上の一本鎖特異的ヌクレアーゼと共に同時にインキュベーションされる、項目13に記載の方法。
(項目16)
前記1つ以上の一本鎖特異的ヌクレアーゼは、ミクロコッカスヌクレアーゼを含む、項目2に記載の方法。
(項目17)
前記1つ以上の一本鎖特異的ヌクレアーゼは、マングビーンヌクレアーゼを含む、項目2に記載の方法。
(項目18)
前記1つ以上の一本鎖特異的ヌクレアーゼは、ミクロコッカスヌクレアーゼ及びマングビーンヌクレアーゼを含む、項目2に記載の方法。
(項目19)
前記1つのみの一本鎖特異的ヌクレアーゼは、マングビーンヌクレアーゼである、項目11に記載の方法。
(項目20)
前記2つ以上の異なるヌクレアーゼは、ミクロコッカスヌクレアーゼ及びマングビーンヌクレアーゼを含む、項目13または14に記載の方法。
(項目21)
前記サンプルは組織から得られ、前記方法は、工程(e)で検出された前記検出可能なシグナルのレベルに基づいて前記組織におけるPMOのレベルを定量する工程をさらに含む、項目1または2に記載の方法。
(項目22)
前記組織は、血液、腎臓、肝臓、胃腸、肺、筋肉、脾臓、脳、脊髄、またはそれらの組み合わせから選択される、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記血液組織は、血漿または血清であり、またはそれを含む、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記筋肉組織は、横隔膜、腓腹筋、二頭筋、前脛骨筋(TA)、心臓、及び/または大腿四頭筋である、項目22に記載の方法。
(項目25)
前記サンプルは、20~30個の連続ヌクレオチドの配列を含むPMOを含み、哺乳動物ジストロフィン遺伝子の少なくとも1つのエクソンから選択されるヌクレオチド配列を有する、項目1または2に記載の方法。
(項目26)
少なくとも1つのエクソンは、エクソン23、44、45、46、51、または53から選択される、項目25に記載の方法。
(項目27)
前記哺乳動物ジストロフィン遺伝子は、ヒトジストロフィン遺伝子である、項目25または26に記載の方法。
(項目28)
前記PMOは、患者に過去に送達されており、前記PMOは、送達のためにペプチドにコンジュゲートされていた(P-PMO)、項目2~27のいずれか1項に記載の方法。
(項目29)
P-PMOの組織分布を評価する方法であって、前記方法は、前記P-PMOが投与された対象の1つ以上の組織から得られた1つ以上のサンプルについて先行項目のいずれか1項に記載の方法を実施することを含む、前記方法。
(項目30)
前記方法は、前記対象の2つ以上の組織から得られた2つ以上のサンプルについて実施される、項目29に記載の方法。
(項目31)
前記方法は、異なるP-PMOについて繰り返される、項目29または30に記載の方法。
(項目32)
P-PMOが標的タンパク質の発現を調節する能力を評価する方法であって、前記方法は、P-PMOが投与された対象の組織から得られたサンプルについて先行項目のいずれか1項に記載の方法を実施すること、及び前記組織における前記P-PMOに由来するPMOのレベルを前記組織における前記標的タンパク質のレベルと比較することを含む、前記方法。
(項目33)
前記方法は、前記対象の2つ以上の組織から得られた2つ以上のサンプルについて実施される、項目32に記載の方法。
(項目34)
前記方法は、異なるP-PMOについて繰り返される、項目32または33に記載の方法。
(項目35)
前記標的タンパク質は、ジストロフィンである、項目32~34のいずれか1項に記載の方法。
本発明をその詳細な説明と併せて説明したが、前述の説明は、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲を例示し、限定しないことが意図されていることを理解されたい。他の態様、利点、及び改変は、以下の特許請求の範囲内である。
特定の実施形態では、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
(a)オリゴヌクレオチドを含むサンプルをオリゴヌクレオチドプローブと共にインキュベーションする工程であって、前記オリゴヌクレオチドプローブは、前記サンプルにおける前記オリゴヌクレオチドとハイブリダイズする、前記インキュベーションする工程;
(b)工程(a)の生成物を、捕捉剤で被覆された基材と共にインキュベーションする工程であって、前記捕捉剤は、前記オリゴヌクレオチドプローブと結合し、それにより過剰オリゴヌクレオチドプローブ及びハイブリダイズしたオリゴヌクレオチドを前記基材と関連付けさせ、前記ハイブリダイズしたプローブが前記基材と関連付けられた後にプレートを任意に洗浄する、前記インキュベーションする工程;
(c)工程(b)の後の前記基材を、前記基材について異なる特異性を有する2つ以上の異なる一本鎖特異的ヌクレアーゼと共にインキュベーションする工程であって、前記基材は、工程(c)の前、間または後に1つ以上の洗浄溶液で任意に洗浄され、前記オリゴヌクレオチドプローブ及びハイブリダイズしたオリゴヌクレオチドは、1回の洗浄工程または複数の洗浄工程中に前記基材に関連付けられたままである、前記インキュベーションする工程;
(d)工程(c)の後の前記基材を検出剤と共にインキュベーションする工程であって、前記検出剤は、前記オリゴヌクレオチドプローブと相互作用して検出可能なシグナルを生成する、前記インキュベーションする工程;ならびに
(e)前記検出可能なシグナルを検出する工程
を含む、方法。
(項目2)
(a)ホスホロジアミデートモルホリノオリゴヌクレオチド(PMO)を含むサンプルをオリゴヌクレオチドプローブとインキュベーションする工程であって、前記オリゴヌクレオチドプローブは、1つ以上のロック核酸(LNA)残基を含み、前記サンプルにおけるPMOとハイブリダイズする、前記インキュベーションする工程;
(b)工程(a)の生成物を、捕捉剤で被覆された基材と共にインキュベーションする工程であって、前記捕捉剤は、前記オリゴヌクレオチドプローブと結合し、それにより前記オリゴヌクレオチドプローブ及びハイブリダイズしたPMOを前記基材と関連付けさせる、前記インキュベーションする工程;
(c)工程(b)の後の前記基材を1つ以上の一本鎖特異的ヌクレアーゼと共にインキュベーションする工程であって、前記基材は、工程(c)の前、間または後に任意に洗浄され、前記オリゴヌクレオチドプローブ及びハイブリダイズしたPMOは、1回の洗浄工程または複数の洗浄工程の間に前記基材に関連付けられたままである、前記インキュベーションする工程;
(d)工程(c)の後の前記基材を検出剤と共にインキュベーションする工程であって、前記検出剤は、前記オリゴヌクレオチドプローブと相互作用して検出可能なシグナルを生成する、前記インキュベーションする工程;ならびに
(e)前記検出可能なシグナルを検出する工程
を含む、方法。
(項目3)
工程(c)は、前記基材をミクロコッカスヌクレアーゼ及びマングビーンヌクレアーゼと共にインキュベーションすることを含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
工程(c)は、前記基材を前記ミクロコッカスヌクレアーゼと共にインキュベーションし、次いで前記基材を前記マングビーンヌクレアーゼと共にインキュベーションすることを含む、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記基材は、前記ミクロコッカスヌクレアーゼと共にインキュベーションされた後、前記マングビーンヌクレアーゼと共にインキュベーションされる前に洗浄される、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記サンプルは、ホスホロジアミデートモルホリノオリゴヌクレオチド(PMO)を含む、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記オリゴヌクレオチドプローブは、1つ以上のロック核酸(LNA)残基を含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
前記オリゴヌクレオチドプローブは、1つ以上のデオキシリボ核酸(DNA)残基を含む、先行項目のいずれかに記載の方法。
(項目9)
前記オリゴヌクレオチドプローブは、LNA残基をそれぞれ含む5’末端セグメント及び3’末端セグメントによって挟まれたDNA残基から構成される中央セグメントを含む、項目2または7に記載の方法。
(項目10)
前記中央セグメントは、5~20個の間のDNA残基から構成される、項目9に記載の方法。
(項目11)
前記5’及び3’末端セグメントは、独立して、2~8個の間のLNA残基から構成される、項目10または11に記載の方法。
(項目12)
工程(c)は、前記基材を1つのみの一本鎖特異的ヌクレアーゼと共にインキュベーションすることを含む、項目2に記載の方法。
(項目13)
工程(c)は、前記基材を2つ以上の異なる一本鎖特異的ヌクレアーゼと共にインキュベーションすることを含む、項目2に記載の方法。
(項目14)
前記基材は、前記2つ以上の異なる一本鎖特異的ヌクレアーゼと共に順次インキュベーションされ、前記基材は、各インキュベーション後に洗浄される、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記基材は、前記2つ以上の一本鎖特異的ヌクレアーゼと共に同時にインキュベーションされる、項目13に記載の方法。
(項目16)
前記1つ以上の一本鎖特異的ヌクレアーゼは、ミクロコッカスヌクレアーゼを含む、項目2に記載の方法。
(項目17)
前記1つ以上の一本鎖特異的ヌクレアーゼは、マングビーンヌクレアーゼを含む、項目2に記載の方法。
(項目18)
前記1つ以上の一本鎖特異的ヌクレアーゼは、ミクロコッカスヌクレアーゼ及びマングビーンヌクレアーゼを含む、項目2に記載の方法。
(項目19)
前記1つのみの一本鎖特異的ヌクレアーゼは、マングビーンヌクレアーゼである、項目11に記載の方法。
(項目20)
前記2つ以上の異なるヌクレアーゼは、ミクロコッカスヌクレアーゼ及びマングビーンヌクレアーゼを含む、項目13または14に記載の方法。
(項目21)
前記サンプルは組織から得られ、前記方法は、工程(e)で検出された前記検出可能なシグナルのレベルに基づいて前記組織におけるPMOのレベルを定量する工程をさらに含む、項目1または2に記載の方法。
(項目22)
前記組織は、血液、腎臓、肝臓、胃腸、肺、筋肉、脾臓、脳、脊髄、またはそれらの組み合わせから選択される、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記血液組織は、血漿または血清であり、またはそれを含む、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記筋肉組織は、横隔膜、腓腹筋、二頭筋、前脛骨筋(TA)、心臓、及び/または大腿四頭筋である、項目22に記載の方法。
(項目25)
前記サンプルは、20~30個の連続ヌクレオチドの配列を含むPMOを含み、哺乳動物ジストロフィン遺伝子の少なくとも1つのエクソンから選択されるヌクレオチド配列を有する、項目1または2に記載の方法。
(項目26)
少なくとも1つのエクソンは、エクソン23、44、45、46、51、または53から選択される、項目25に記載の方法。
(項目27)
前記哺乳動物ジストロフィン遺伝子は、ヒトジストロフィン遺伝子である、項目25または26に記載の方法。
(項目28)
前記PMOは、患者に過去に送達されており、前記PMOは、送達のためにペプチドにコンジュゲートされていた(P-PMO)、項目2~27のいずれか1項に記載の方法。
(項目29)
P-PMOの組織分布を評価する方法であって、前記方法は、前記P-PMOが投与された対象の1つ以上の組織から得られた1つ以上のサンプルについて先行項目のいずれか1項に記載の方法を実施することを含む、前記方法。
(項目30)
前記方法は、前記対象の2つ以上の組織から得られた2つ以上のサンプルについて実施される、項目29に記載の方法。
(項目31)
前記方法は、異なるP-PMOについて繰り返される、項目29または30に記載の方法。
(項目32)
P-PMOが標的タンパク質の発現を調節する能力を評価する方法であって、前記方法は、P-PMOが投与された対象の組織から得られたサンプルについて先行項目のいずれか1項に記載の方法を実施すること、及び前記組織における前記P-PMOに由来するPMOのレベルを前記組織における前記標的タンパク質のレベルと比較することを含む、前記方法。
(項目33)
前記方法は、前記対象の2つ以上の組織から得られた2つ以上のサンプルについて実施される、項目32に記載の方法。
(項目34)
前記方法は、異なるP-PMOについて繰り返される、項目32または33に記載の方法。
(項目35)
前記標的タンパク質は、ジストロフィンである、項目32~34のいずれか1項に記載の方法。
Claims (32)
- (a)オリゴヌクレオチドを含むサンプルをオリゴヌクレオチドプローブと共にインキュベーションする工程であって、前記オリゴヌクレオチドプローブは、前記サンプルにおける前記オリゴヌクレオチドとハイブリダイズする、前記インキュベーションする工程;
(b)工程(a)の生成物を、捕捉剤で被覆された基材と共にインキュベーションする工程であって、前記捕捉剤は、前記オリゴヌクレオチドプローブと結合し、それにより前記オリゴヌクレオチドプローブ及びハイブリダイズしたオリゴヌクレオチドを前記基材と関連付けさせる、前記インキュベーションする工程;
(c)工程(b)の後の前記基材を、それぞれ異なる特異性を有する2つ以上の異なる一本鎖特異的ヌクレアーゼと共にインキュベーションする工程;
(d)工程(c)の後の前記基材を検出剤と共にインキュベーションする工程であって、前記検出剤は、前記オリゴヌクレオチドプローブと相互作用して検出可能なシグナルを生成する、前記インキュベーションする工程;ならびに
(e)前記検出可能なシグナルを検出する工程
を含む、方法。 - 前記サンプルにおける前記オリゴヌクレオチドが、ホスホロジアミデートモルホリノオリゴヌクレオチド(PMO)を含み、前記オリゴヌクレオチドプローブは、1つ以上のロック核酸(LNA)残基を含み、前記サンプルにおけるPMOとハイブリダイズする、請求項1に記載の方法。
- 前記2つ以上の異なる一本鎖特異的ヌクレアーゼが、ミクロコッカスヌクレアーゼ及びマングビーンヌクレアーゼを含む、請求項1に記載の方法。
- 工程(c)は、前記基材を前記ミクロコッカスヌクレアーゼと共にインキュベーションし、次いで前記基材を前記マングビーンヌクレアーゼと共にインキュベーションすることを含む、請求項3に記載の方法。
- 前記基材は、前記ミクロコッカスヌクレアーゼと共にインキュベーションされた後、前記マングビーンヌクレアーゼと共にインキュベーションされる前に洗浄される、請求項4に記載の方法。
- 前記サンプルは、ホスホロジアミデートモルホリノオリゴヌクレオチド(PMO)を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記オリゴヌクレオチドプローブは、1つ以上のロック核酸(LNA)残基を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記オリゴヌクレオチドプローブは、1つ以上のデオキシリボ核酸(DNA)残基を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記オリゴヌクレオチドプローブは、LNA残基をそれぞれ含む5’末端セグメント及び3’末端セグメントによって挟まれたDNA残基から構成される中央セグメントを含む、請求項2に記載の方法。
- 前記中央セグメントは、5~20個の間のDNA残基から構成される、請求項9に記載の方法。
- 前記5’及び3’末端セグメントは、独立して、2~8個の間のLNA残基から構成される、請求項10に記載の方法。
- 前記基材は、前記2つ以上の異なる一本鎖特異的ヌクレアーゼと共に順次インキュベーションされ、前記基材は、各インキュベーション後に洗浄される、請求項2に記載の方法。
- 前記基材は、前記2つ以上の一本鎖特異的ヌクレアーゼと共に同時にインキュベーションされる、請求項2に記載の方法。
- 前記2つ以上の異なるヌクレアーゼは、ミクロコッカスヌクレアーゼ及びマングビーンヌクレアーゼを含む、請求項2に記載の方法。
- 前記サンプルは組織から得られ、前記方法は、工程(e)で検出された前記検出可能なシグナルのレベルに基づいて前記組織におけるPMOのレベルを定量する工程をさらに含む、請求項2に記載の方法。
- 前記組織は、血液、腎臓、肝臓、胃腸、肺、筋肉、脾臓、脳、脊髄、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項15に記載の方法。
- 前記血液組織は、血漿または血清であり、またはそれを含む、請求項16に記載の方法。
- 前記筋肉組織は、横隔膜、腓腹筋、二頭筋、前脛骨筋(TA)、心臓、及び/または大腿四頭筋である、請求項16に記載の方法。
- 前記サンプルは、20~30個の連続ヌクレオチドの配列を含むPMOを含み、哺乳動物ジストロフィン遺伝子の少なくとも1つのエクソンから選択されるヌクレオチド配列を有する、請求項2に記載の方法。
- 少なくとも1つのエクソンは、エクソン23、44、45、46、51、または53から選択される、請求項19に記載の方法。
- 前記哺乳動物ジストロフィン遺伝子は、ヒトジストロフィン遺伝子である、請求項20に記載の方法。
- 前記PMOは、患者に過去に送達されており、前記PMOは、送達のためにペプチドにコンジュゲートされていた(P-PMO)、請求項2に記載の方法。
- P-PMOの組織分布を評価する方法であって、前記方法は、前記P-PMOが投与された対象の1つ以上の組織から得られた1つ以上のサンプルについて請求項2に記載の方法を実施することを含む、前記方法。
- 前記方法は、前記対象の2つ以上の組織から得られた2つ以上のサンプルについて実施される、請求項23に記載の方法。
- 前記方法は、異なるP-PMOについて繰り返される、請求項23に記載の方法。
- P-PMOが標的タンパク質の発現を調節する能力を評価する方法であって、前記方法は、P-PMOが投与された対象の組織から得られたサンプルについて請求項2~25のいずれか1項に記載の方法を実施すること、及び前記組織における前記P-PMOに由来するPMOのレベルを前記組織における前記標的タンパク質のレベルと比較することを含む、前記方法。
- 前記方法は、前記対象の2つ以上の組織から得られた2つ以上のサンプルについて実施される、請求項26に記載の方法。
- 前記方法は、異なるP-PMOについて繰り返される、請求項32に記載の方法。
- 前記標的タンパク質は、ジストロフィンである、請求項32に記載の方法。
- 前記基材は、工程(c)の前、間または後に1つ以上の洗浄溶液で洗浄され、前記オリゴヌクレオチドプローブ及びハイブリダイズしたオリゴヌクレオチドは、1回の洗浄工程または複数の洗浄工程中に前記基材に関連付けられたままである、請求項1に記載の方法。
- 前記基材は、工程(c)の前、間または後に洗浄され、前記オリゴヌクレオチドプローブ及びハイブリダイズしたPMOは、1回の洗浄工程または複数の洗浄工程の間に前記基材に関連付けられたままである、請求項2に記載の方法。
- 前記2つ以上の異なるヌクレアーゼが、ミクロコッカスヌクレアーゼ及びマングビーンヌクレアーゼを含む、請求項11に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201962928301P | 2019-10-30 | 2019-10-30 | |
US62/928,301 | 2019-10-30 | ||
PCT/US2020/058044 WO2021087164A1 (en) | 2019-10-30 | 2020-10-29 | Methods for detecting oligonucleotides |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023501222A JP2023501222A (ja) | 2023-01-18 |
JPWO2021087164A5 true JPWO2021087164A5 (ja) | 2023-11-07 |
Family
ID=75715610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022525362A Pending JP2023501222A (ja) | 2019-10-30 | 2020-10-29 | オリゴヌクレオチドを検出するための方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20220372560A1 (ja) |
EP (1) | EP4051791A4 (ja) |
JP (1) | JP2023501222A (ja) |
WO (1) | WO2021087164A1 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020090617A1 (en) * | 1998-10-12 | 2002-07-11 | Stuart Harbron | Hybridisation assay in which excess probe is destroyed |
EP1337547B1 (en) * | 2000-11-03 | 2014-04-30 | Isis Pharmaceuticals, Inc. | Nuclease-based method for detecting and quantitating oligonucleotides |
EP1914317A1 (en) * | 2006-10-21 | 2008-04-23 | Biolytix AG | A method for qualitative and quantitative detection of short nucleic acid sequences of about 8 to 50 nucleotides in length |
US20140329762A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-11-06 | Sarepta Therapeutics, Inc. | Compositions for treating muscular dystrophy |
EP3066219B1 (en) * | 2013-11-08 | 2018-12-26 | Ionis Pharmaceuticals, Inc. | Methods for detecting oligonucleotides |
WO2019173799A1 (en) * | 2018-03-08 | 2019-09-12 | Caris Science, Inc. | Oligonucleotide probes and uses thereof |
-
2020
- 2020-10-29 JP JP2022525362A patent/JP2023501222A/ja active Pending
- 2020-10-29 WO PCT/US2020/058044 patent/WO2021087164A1/en unknown
- 2020-10-29 US US17/773,535 patent/US20220372560A1/en active Pending
- 2020-10-29 EP EP20882800.4A patent/EP4051791A4/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070065844A1 (en) | Solution-based methods for RNA expression profiling | |
AU2011215753B2 (en) | Compositions and methods for the detection of small RNAs | |
JP2010510769A (ja) | 食道癌の診断ならびに患者の生存の予後および改善のための方法および組成物 | |
US20100167948A1 (en) | MicroRNA Expression Profiling of Cerebrospinal Fluid | |
US20080242554A1 (en) | Nucleotide primer set and nucleotide probe for detecting genotype of methylene tetrahydrofolate reductase (mthfr) | |
JP2017510244A5 (ja) | ||
US20120202872A1 (en) | Methods and compositions for the diagnosis and prognosis of cervical intraepithelial neoplasia and cervical cancer | |
US20150024948A1 (en) | Method for detecting balanced chromosomal aberrations in a genome | |
WO2010094155A1 (en) | Methods and compositions diagnosing lung cancer, determining prognosis, and improving patient survival | |
CN107365769A (zh) | 一种鼓泡状引物及其组成的试剂盒和应用 | |
CN107012221A (zh) | 基于阻断物的富集系统及其应用 | |
EP1988178A2 (en) | Nucleotide primer set and nucleotide probe for detecting genotype of serum amyloid A1(SAA1) | |
WO2013021841A1 (ja) | 核酸解析法 | |
JP4934679B2 (ja) | 9種の呼吸器疾患と関連するバクテリア種を特異的に検出するためのプライマー、プローブ、マイクロアレイおよびその方法 | |
US20090221435A1 (en) | Microarray for detecting and quantifying microrna | |
JPWO2021024331A1 (ja) | 分析方法及びキット | |
CN109988842B (zh) | 一种寡核苷酸标记探针原位检测pdl1的试剂组与应用 | |
CN106367474B (zh) | 18种miRNA检测探针和液相芯片 | |
EP3262194B1 (en) | Device and method for detecting target molecules | |
JPWO2021087164A5 (ja) | ||
CN109652529A (zh) | 骨质疏松特异性miRNA、组合物及其诊疗用途 | |
JP2012055194A (ja) | 肝臓癌か否かの判定方法および肝臓癌の分化度の判定方法 | |
US20210115503A1 (en) | Nucleic acid capture method | |
CN108660211A (zh) | 一种与肝细胞癌相关的生物标志物linc01549及其应用 | |
WO2017114009A1 (zh) | Egfr基因检测探针及其制备方法和试剂盒 |