JPWO2021054278A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、表示装置、これを備える画像形成装置及び電子機器に関する。
昨今では、折り曲げ可能な表示装置を採用したモバイルフォン等の商品化が始まっている。例えば、特許文献1,2に示されるように、折り曲げ可能な表示装置が種々提案されている。
表示装置が折り曲げられると、表示装置の表示部の全域が表示領域であった状態から、一部の表示領域はユーザーから視認可能であるが、他の部分は視認できない状態になる。しかしながら、このように表示装置を折り曲げたときにおける状態の変化に応じて、表示させる画像をどのように変更するかについては提案がされていない。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、表示装置の表示領域の全域を視認可能である場合と、この状態から一部の表示領域が視認不可能となる場合とで、表示させる画像を変更することにより、表示装置についてのユーザーの使い勝手を向上させることを目的とする。
本発明の一局面に係る表示装置は、固定表示部と、可変表示部とを有する表示部と、表示部の状態を判定する判定部と、判定部による判定結果に応じて、可変表示部を、画像を表示させる表示領域及び画像を表示させない非表示領域のいずれかに設定する切替部と、ユーザーの指示入力を受け付ける指示受付部と、切替部により可変表示部が非表示領域に設定されている状態であって、かつ、固定表示部に、文字を表示するための入力文字表示欄を含む第1画像を表示させているときに、切替部により可変表示部が非表示領域から表示領域に切り替えられると、第1画像を固定表示部に表示させると共に、第1画像の少なくとも一部が、文字を入力するためのキーボードを示すキーボード画像を含む画像に変更された第2画像を可変表示部に表示させる制御部と、を備える。制御部は、切替部により可変表示部が非表示領域に設定されている状態であって、かつ、固定表示部に第1画像を表示させているときに、指示受付部が文字入力を開始する指示を受け付けると、第2画像を固定表示部に表示させる。制御部はさらに、切替部により可変表示部が非表示領域に設定されている状態であって、かつ、固定表示部に第2画像を表示させているときに、切替部により可変表示部が非表示領域から表示領域に切り替えられると、固定表示部の表示を第1画像の表示に戻し、可変表示部に第2画像を表示させる。
本発明の他の一局面に係る画像形成装置は、上記表示装置と、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、を備える。
本発明の他の一局面に係る電子機器は、上記表示装置と、表示部の可変表示部を収納すると共に、可変表示部が収納されていない状態まで表示部を直線移動可能に支持する収納部とを備える。
本発明によれば、表示装置の表示領域の全域を視認可能である場合と、この状態から、一部の表示領域が視認不可能となる場合とで、表示させる画像が変更するため、表示装置についてのユーザーの使い勝手を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る表示装置、画像形成装置及び電子機器について、図面を参照して説明する。図1A及び図1Bは、本発明の第1実施形態に係る表示装置の一例を概略的に示すものである。図1Aは、フラットな状態の表示部を示す平面図で、図1Bは、折り曲げられた状態の表示部を示す斜視図である。
第1実施形態に係る表示装置4は、電子機器の一例としての画像形成装置1(図2及び図3を参照)の装置本体前面に装備される。表示装置4は、フレキシブルな(可撓性を有する)2つのタッチスクリーン411,412と、2つのタッチスクリーン411,412を連結する、フレキシブルな連結部42と、を有する表示部41を備える。タッチスクリーン411,412には、タッチパネルが設けられている。
表示部41は、連結部42をタッチスクリーン411とタッチスクリーン412との境界部分として、連結部42においてタッチスクリーン411とタッチスクリーン412とを外側にして折り曲げ可能とされている。なお、例えば、表示部41は、ヒンジと、当該ヒンジを介して連結された2つの薄型筐体とを有する開閉体を備え、各薄型筐体の外壁のほぼ全体にタッチスクリーン411,412がそれぞれ貼り付けられ、ヒンジ部分に連結部42を取り付けて、各薄型筐体を、ヒンジを中心にして回動させることで、表示部41を連結部42部分で折り曲げ可能する構成を採用してもよい。
表示装置4には、モーションセンサー43(図2を参照)が内蔵されている。モーションセンサー43は、タッチスクリーン411とタッチスクリーン412との成す角度θを検出して、検出した角度θを判定部102(図2)に出力する。なお、表示部41が上記開閉体の構成を採る場合は、モーションセンサー43に代えて、ヒンジに設けられた回転角度センサーを採用してもよい。当該回転角度センサーは、ヒンジを回転軸とする開閉体の開閉角度を、タッチスクリーン411とタッチスクリーン412とのなす角度θとして検出し、検出した角度θを判定部102に出力する。
タッチスクリーン411,412は、制御部100による制御の下、ユーザーへの操作案内等を表示する。ユーザーがタッチスクリーン411,412に表示されるボタン等に触れると、タッチスクリーン411,412に備えられるタッチパネルを介して、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理についての指示が入力される。
タッチスクリーン411は、常時に画像を表示させる表示領域として用いる固定表示部である。タッチスクリーン412は、画像を表示させる表示領域として用いる場合と、画像を表示させない非表示領域として用いる場合とで使い分けられる可変表示部である。例えば、図1Bに示すように、表示部41が折り曲げられている状態では、タッチスクリーン412は、非表示領域とされ、図1Aに示すように、表示部41が折り曲げられていないフラットな状態では、タッチスクリーン412は、表示領域とされる。
図2は、画像形成装置の主要内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。図3は、画像形成装置の外観を示す斜視図である。
画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置1は、制御ユニット10、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、定着部13、給紙部14、表示装置4、及び表示装置4を底面から支持する支持体7を含んで構成されている。
画像形成装置1で原稿読取動作が行われる場合について説明する。原稿給送部6により搬送されて搬送読取用プラテンガラス161を通過する原稿、又は載置読取用プラテンガラス162に載置された原稿の画像を、原稿読取部5が光学的に読み取り、画像データを生成する。原稿読取部5により生成された画像データは、画像メモリー等に保存される。
画像形成装置1で画像形成動作が行われる場合について説明する。原稿読取動作により生成された画像データ、又は、ネットワーク接続された外部装置(例えば、PC(Personal Computer)から受信した画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録媒体としての記録紙にトナー像を形成する。
定着部13は、画像形成部12によりトナー像が形成された記録紙を加熱及び加圧して、トナー像を記録紙に定着させる。定着処理が施された記録紙は排出トレイ151に排出される。給紙部14は、給紙カセットを備える。
表示装置4は、上述したように、操作部としての役割を果たす例えばLCD(liquid crystal display)からなるタッチスクリーン411,412を有する表示部41と、モーションセンサー43と、を備える。
図4A及び図4Bは、支持体7に支持された表示装置4の側面図である。図4Aは、折り曲げられた状態の表示部41を示す図である。図4Bは、折り曲げられずフラットな状態の表示部41を示す図である。支持体7は、表示装置4の表示部41と同程度の幅(図4AのB方向における寸法)を有し、当該幅の方向に直交するA方向においてはタッチスクリーン411の寸法と同程度の大きさを有する、例えば合成樹脂製の板状部材である。支持体7は、表示部41のタッチスクリーン411を底面から支持する。支持体7は、タッチスクリーン412を支持していない。図4Aに示すように、表示部41は、タッチスクリーン411とタッチスクリーン412との境界部分である連結部42で、支持体7の先端部71に沿って折り曲げられ、これによって、タッチスクリーン412が支持体7の下方に収められる。また、支持体7の先端部71は、表示部41を折り曲げやすくするために、丸みを帯びた形状とされている。また、表示部41が折り曲げられていない状態では、図4Bに示すように、支持体7は、タッチスクリーン411を底面から支持し、タッチスクリーン412を支持しない。この場合、表示部41は、自身の剛性により、図4Bに示すフラットな状態を維持する。
図2に示す制御ユニット10は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び専用のハードウェア回路を含んで構成される。プロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又は、MPU(Micro Processing Unit)等である。
制御ユニット10は、HDD(Hard Disk Drive)等に記憶されている制御プログラムに従った上記プロセッサーによる動作により、制御部100、指示受付部101、判定部102、及び切替部103として機能する。但し、制御部100等は、制御ユニット10による制御プログラムに従った動作によらず、それぞれハードウェア回路により構成することも可能である。以下、特に触れない限り、各実施形態について同様である。
制御部100は、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。制御部100は、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、定着部13、給紙部14、及び表示装置4と接続され、これら各部の駆動制御等を行う。
指示受付部101は、表示部41が有するタッチパネルを介して入力されるユーザーの指示を受け付ける。指示受付部101は、表示装置4の表示部41に表示されている操作画面に対するユーザー操作(タッチ操作)を、表示部41が有するタッチパネルを介して受け付ける。
判定部102は、表示部41が連結部42で折り曲げられているか否かを判定する。判定部102は、モーションセンサー43から出力されてくる検出内容に基づいて、タッチスクリーン411とタッチスクリーン412とのなす角度θが、予め定められた範囲R1(例えば、0度乃至160度)内であるか、又は範囲R1外であるかを判定する。すなわち、判定部102は、角度θが範囲R1内であるときは表示部41が折れ曲がった状態であると判定し、角度θが範囲R1外であるときは表示部41が折り曲げられていない状態、すなわちフラットな状態であると判定する。
切替部103は、判定部102により表示部41が折り曲げられていると判定されているときにタッチスクリーン412を非表示領域に設定し、判定部102により表示部41が折り曲げられていないと判定されているときにタッチスクリーン412を表示領域に設定する制御を行う。
タッチスクリーン412が非表示領域として用いられる場合には、タッチスクリーン412に対するバックライトを点灯させる必要がないので、消費電力を抑え、省エネルギーを実現することができる。
制御部100は、表示部41の表示領域がタッチスクリーン411のみである状態から、切替部103によりタッチスクリーン412も表示領域に切り替えられたとき、タッチスクリーン412が表示領域になる前にタッチスクリーン411に表示させていた第1画像をタッチスクリーン411に表示させると共に、予め定められた別の画像をタッチスクリーン412に表示させる。
次に、画像形成装置1の制御ユニット10で行われる処理の一例について、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理が実行されるのは、例えば、指示受付部101がユーザーによる文字入力を開始する指示を受け付けたときである。文字を入力する場合としては、例えば、表示部41に文字入力が必要なことを示す画面が表示されていて、この状態で、例えば、ログインユーザー名及びログインパスワードが入力される場合、又は、メールアドレス及びメール本文が入力される場合などである。
まず、判定部102が、モーションセンサー43による検出内容に基づいて、表示部41が連結部42で折れ曲がった状態であるか否かを判定する(ステップS1)。判定部102が、表示部41が折れ曲がった状態であると判定した場合(ステップS1でYES)、すなわち、表示部41が折れ曲がった状態であると判定され、かつ、文字入力を開始する指示が受け付けられているときは、制御部100は、第1画像とは異なる第2画像としての文字入力画面D2(図6B)をタッチスクリーン411(固定表示部)に表示させる(ステップS2)。
例えば、図6Aに示すように、表示部41が折れ曲がった状態であって、制御部100が、操作画面D1をタッチスクリーン411に表示させているときに、ユーザーが指で入力文字表示欄A1に触れる等の操作により、タッチパネルを介して、指示受付部101が文字入力を開始する指示をユーザーから受け付けると、図6Bに示すように、制御部100は、文字を入力するためのキーボードを示すキーボード画像K1を含む文字入力画面D2をタッチスクリーン411に表示させる。すなわち、制御部100は、タッチスクリーン411にそれまで表示させていた第1画像(この例では操作画面D1)の少なくとも一部が、キーボードを示すキーボード画像K1を含む画像に変更された文字入力画面D2を、タッチスクリーン411に表示させる。
操作画面D1は、文字を表示するための入力文字表示欄A1を含んで構成されている。文字入力画面D2は、キーボード画像K1と当該キーボード画像K1を使って入力された文字を表示するための入力文字表示欄A2とを含む。
続いて、制御部100は、文字入力が終了したか否かを判断する(ステップS3)。文字入力が終了するのは、指示受付部101が、文字の入力を受け付けた後に、文字入力の完了を示すユーザーによる「OK」指示を受け付けたとき、及び、文字入力の中止を示すユーザーによる「キャンセル」指示を受け付けたときである。
制御部100は、文字入力が終了したと判断した場合(ステップS3でYES)、表示部41(タッチスクリーン411)の表示を、文字入力画面D2の表示前に表示させていた画面に戻す(ステップS4)。この後、処理は終了する。例えば、図7Aに示すように、文字入力画面D2の表示時にキーボード画像K1を用いて「Login user name」と文字入力されて文字入力が終了すると、制御部100は、図7Bに示すように、文字入力画面D2の表示前に表示させていた操作画面D1をタッチスクリーン411に表示させる。なお、制御部100は、操作画面D1の入力文字表示欄A1に、キーボード画像K1を使って入力された文字列を反映させて、操作画面D1を表示させる。
一方、制御部100が、文字入力は終了していないと判断している状態では(ステップS3でNO)、判定部102が、モーションセンサー43による検出内容に基づいて、表示部41が折り曲げられていない状態、すなわち、フラットな状態であるか否かを判定する(ステップS5)。
判定部102が、表示部41が上記折り曲げられていない状態、すなわちフラットな状態であると判定した場合(ステップS5でYES)、切替部103は、可変表示部としてのタッチスクリーン412を非表示領域から表示領域に切り替える(ステップS6)。このとき、切替部103は、タッチスクリーン412のバックライトを点灯させる。一方、判定部102が、表示部41がフラットな状態でないと判定した場合(ステップS5でNO)、処理はステップS3に戻る。
タッチスクリーン412が非表示領域から表示領域に切り替えられ、タッチスクリーン411及びタッチスクリーン412の両方が表示領域になると、制御部100は、キーボード画像K1を含む文字入力画面D2をタッチスクリーン412に表示させ(ステップS7)、タッチスクリーン411には、操作画面D1を表示させる(ステップS8)。すなわち、制御部100は、タッチスクリーン411の表示を、文字入力画面D2の表示前に表示させていた画面に戻す。これにより、表示部41の全表示領域には、操作画面D1が文字入力画面D2と一緒に表示される。
例えば、図8Aに示すように、表示部41が折れ曲がった状態で、制御部100が、文字入力画面D2をタッチスクリーン411に表示させているときに、表示部41が折り曲げられていないフラットな状態に変化すると、図8Bに示すように、制御部100は、文字入力画面D2をタッチスクリーン412に表示させ、操作画面D1をタッチスクリーン411に表示させる。
これにより、操作画面D1に表示されている内容を確認しながら、ユーザーは文字の入力を行うことができる。例えば、操作画面D1に表示されている文字入力結果に応じて文字を入力する必要がある場合には、文字入力の操作性は格段に向上する。
更に、ステップS8の後、判定部102は、モーションセンサー43による検出内容に基づいて、表示部41が折れ曲がった状態になったか否かを判定する(ステップS10)。
判定部102が、表示部41が折れ曲がった状態になったと判定した場合(ステップS10でYES)、切替部103は、可変表示部であるタッチスクリーン412を表示領域から非表示領域に切り替える(ステップS11)。このとき、切替部103は、タッチスクリーン412のバックライトを消灯させる。タッチスクリーン412が表示領域から非表示領域に切り替えられると、制御部100は、キーボード画像K1を含む文字入力画面D2をタッチスクリーン411に表示させる(ステップS2)。この後、処理はステップS3に移る。
例えば、図9Aに示すように、表示部41がフラットな状態であって、制御部100が、操作画面D1及び文字入力画面D2を表示部41に表示させているときに、表示部41が折れ曲がった状態に変化すると、図9Bに示すように、制御部100は、文字入力画面D2をタッチスクリーン411に表示させる。このとき、操作画面D1は表示部41に表示されない。
また、ステップS10において、判定部102が、表示部41が折れ曲がった状態ではない(フラットな状態である)と判定した場合(ステップS10でNO)、処理はステップS7に戻り、制御部100は、キーボード画像K1を含む文字入力画面D2をタッチスクリーン412に表示させ(ステップS7)、タッチスクリーン411には、操作画面D1を表示させる状態を続けさせる(ステップS8)。
なお、制御部100は、キーボード画像K1を含む文字入力画面D2をタッチスクリーン412に表示させ(ステップS7)、タッチスクリーン411には、操作画面D1を表示させている状態で(ステップS8)、文字入力が終了した場合には、例えば、図10に示すように、操作画面D1をタッチスクリーン411に表示させ、タッチスクリーン412には何も表示させないようにしてもよい。
上記実施形態によれば、表示部41の表示領域の全域を視認可能である場合と、この状態から一部の表示領域が視認不可能となった場合とで、表示させる画像を変更しているため、ユーザーによる表示装置4の使い勝手が向上する。
なお、上記実施形態では、表示部41全体の表示領域がタッチスクリーン411及びタッチスクリーン412に広がった場合、制御部100が、文字入力画面D2をタッチスクリーン412に表示させる場合について説明しているが、表示部41全体の表示領域が広がったことによって表示させる画像はこれに限定されない。
例えば、表示部41においてスクロール表示が行われているときに、表示部41全体の表示領域が広がった場合、制御部100は、スクロール表示により次に表示すべき画像を、拡がった領域に追加表示させる、又は、表示部41全体の表示領域が広がる直前に、次に表示するとして用意していた次ページ画面或いは前ページ画面を、拡がった領域に追加表示させてもよい。
また、上記実施形態では、表示装置4を、画像形成装置1に装備する場合について説明しているが、表示装置4は、画像形成装置1のような電子機器に装備されず、表示装置4単体でモバイルフォンなどとして用いられてもよい。
また、別の実施形態として、表示装置4を縦横に多方向に折り曲げ可能な構成にし、可変表示部を複数設け、各方向への折り曲げを検出可能とするそれぞれのモーションセンサーを内蔵して、切替部103が、表示装置4の様々な方向への折り曲げに応じて、可変表示部に対する表示領域と非表示領域との切り替えを行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、折り曲げ可能な表示装置について説明しているが、表示装置4の第2実施形態として、図11に示すように、表示部44としてタッチスクリーン441,442を有する、折り曲げ不可の表示装置40を採用してもよい。
タッチスクリーン441は上記固定表示部であり、タッチスクリーン442は上記可変表示部である。
収納部8は、表示装置40を図11中の矢印ARの方向に直線移動可能に支持すると共に、可変表示部であるタッチスクリーン442を収納し、固定表示部であるタッチスクリーン441を露出させて収納しない。収納部8は、画像形成装置1の本体に配設される。
図12Aは、タッチスクリーン442が収納部8に完全に収納された状態を示す図である。図12Bは、タッチスクリーン442が収納部8に収納されておらず、完全に露出している状態を示す図である。
収納部8には、タッチスクリーン442が収納部8に完全に収納されたか否かを検出する検出センサー(例えば、収納部8内の端部81に配設され、タッチスクリーン442が収納部8に完全に収納されたときに押下される機械的スイッチ)が装備されている。判定部102は、当該検出センサーによる検出内容に基づいて、タッチスクリーン442が収納されているか否かを判定する。
切替部103は、判定部102によりタッチスクリーン442(可変表示部)が収納部8に収納されていると判定された場合、タッチスクリーン442を非表示領域とし、判定部102によりタッチスクリーン442が収納部8に収納されていないと判定され、例えば図12Bに示すように、表示部44が完全に露出している状態のとき、タッチスクリーン442を表示領域とする。これにより、表示装置40は、上記第1実施形態に係る表示装置4と同様の作用効果を有する。
なお、上記実施形態において図1乃至図12Bを用いて説明した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
Claims (6)
- 固定表示部と、可変表示部とを有する表示部と、
前記表示部の状態を判定する判定部と、
前記判定部による判定結果に応じて、前記可変表示部を、画像を表示させる表示領域及び画像を表示させない非表示領域のいずれかに設定する切替部と、
ユーザーの指示入力を受け付ける指示受付部と、
前記切替部により前記可変表示部が前記非表示領域に設定されている状態であって、かつ、前記固定表示部に、文字を表示するための入力文字表示欄を含む第1画像を表示させているときに、前記切替部により前記可変表示部が前記非表示領域から前記表示領域に切り替えられると、前記第1画像を前記固定表示部に表示させると共に、前記第1画像の少なくとも一部が、前記文字を入力するためのキーボードを示すキーボード画像を含む画像に変更された第2画像を前記可変表示部に表示させる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記切替部により前記可変表示部が前記非表示領域に設定されている状態であって、かつ、前記固定表示部に前記第1画像を表示させているときに、前記指示受付部が文字入力を開始する指示を受け付けると、前記第2画像を前記固定表示部に表示させ、
前記制御部はさらに、前記切替部により前記可変表示部が前記非表示領域に設定されている状態であって、かつ、前記固定表示部に前記第2画像を表示させているときに、前記切替部により前記可変表示部が前記非表示領域から前記表示領域に切り替えられると、前記固定表示部の表示を前記第1画像の表示に戻し、前記可変表示部に前記第2画像を表示させる、表示装置。 - 前記表示部は、前記固定表示部と前記可変表示部との連結部で折り曲げ可能に構成され、
前記判定部は、前記表示部の状態として、前記表示部が前記連結部で折り曲げられているか否かを判定し、
前記切替部は、前記判定部により前記表示部が前記連結部で折り曲げられていると判定されているときに前記可変表示部を前記非表示領域に設定し、前記判定部により前記表示部が前記連結部で折り曲げられていないと判定されているときに前記可変表示部を前記表示領域に設定する、請求項1に記載の表示装置。 - 前記制御部は、前記切替部により前記可変表示部が前記表示領域に設定されると、前記可変表示部のバックライトを点灯させ、前記切替部により前記可変表示部が前記非表示領域に設定されると、前記可変表示部のバックライトを消灯させる、請求項1に記載の表示装置。
- 請求項1に記載の表示装置と、
記録媒体に画像を形成する画像形成部と、を備える画像形成装置。 - 請求項2に記載の表示装置と、
記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記表示部を、前記固定表示部と前記可変表示部とを外向きにして折り曲げ可能に支持する支持部と、を備える画像形成装置。 - 請求項1に記載の表示装置と、
前記表示部の前記可変表示部を収納すると共に、前記可変表示部が収納されていない状態まで前記表示部を直線移動可能に支持する収納部とを備える電子機器。
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