JPWO2021019668A1 - 診断システムおよび診断方法 - Google Patents

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Abstract

診断システム(1)は、家電製品(2,10,40,50,70,90)と、家電製品(2,10,40,50,70,90)によって流通された空気からダスト成分を採取するダスト採取体(3,3A〜3G)と、ダスト採取体(3,3A〜3G)によって採取されたダスト成分を分析する分析装置(4)と、分析装置(4)によるダスト成分の分析結果と家電製品(2,10,40,50,70,90)の動作状態を示す動作状態情報とを対応付けて記憶するデータベース(5)と、データベース(5)に記憶された分析結果および動作状態情報に基づいて、対象空間におけるダスト成分の状態を診断する診断装置(6)を備える。

Description

本発明は、ダスト成分の状態を診断する診断システム、ダスト採取体、家電製品および診断方法に関する。
従来から、屋内環境を診断することを目的として、屋内空間からダスト成分を採取することが行われている。例えば、屋内環境における、アレルギー疾病に関連する物質の濃度を診断するために、綿棒を使用して屋内空間からダスト成分を採取するサービスが実現されている。このサービスでは、水分を染み込ませた綿棒を使用して、屋内空間の壁面、床面またはカーペットといった採取面を拭き取ることで、綿棒にダスト成分を付着させる。
しかしながら、ダスト成分の採取面を綿棒で拭き取るときの力加減に応じてダスト成分の採取量にばらつきが生じる。例えば、綿棒が採取面に強く押し付けられた場合、ダスト成分が多く採取され、綿棒が採取面に押し付けられた力が弱ければ、ダスト成分が少なく採取される。このようなダスト成分の採取量のばらつきは、屋内環境の診断の精度を低下させる要因となる。
これに対して、特許文献1に記載される抗原検出装置では、抗原を採取する構造体が、電気掃除機の本体部に連結されたパイプ部の1つのセクション内に挿入されている。抗原を採取する構造体は、抗原を保持するための抗体でコートされたナイロンメッシュを備えている。抗原を採取する構造体は、電気掃除機の吸込口体に繋がるパイプ部と、電気掃除機の本体部から延びたホースに繋がるパイプ部との間に設けられて、これらのパイプ部を接続している。
電気掃除機の本体部からの吸引力によって吸込口体からパイプ部を流通した空気は、抗原を採取する構造体が備えるナイロンメッシュを通過してから、電気掃除機の本体部へ流入する。特許文献1に記載される抗原検出装置では、ナイロンメッシュによって電気掃除機の一定の吸引力で流通させた空気から抗原(ダスト成分)が採取されるので、綿棒を使用する場合よりもダスト成分の採取量のばらつきが低減される。
特表平7−504745号公報
特許文献1に記載された装置では、電気掃除機が一定の吸引力であることが前提とされている。しかしながら、電気掃除機によって吸引された空気から採取されるダスト成分量は、電気掃除機の動作状態、例えば、吸引力の強さを示す動作モードに応じて変化する。このため、特許文献1に記載された装置では、電気掃除機の動作状態が異なると、ダスト成分の採取量にばらつきが生じるため、診断精度が低下するという課題があった。
本発明は上記課題を解決するものであり、ダスト成分の採取量のばらつきが考慮された診断を行うことができる診断システム、ダスト採取体、家電製品および診断方法を得ることを目的とする。
本発明に係る診断システムは、対象空間の空気を動作に応じて流通させる家電製品と、家電製品に取り付けられ、家電製品によって流通された空気からダスト成分を採取するダスト採取体と、ダスト採取体によって採取されたダスト成分を分析する分析装置と、分析装置によるダスト成分の分析結果と、家電製品の動作状態を示す動作状態情報とを対応付けて記憶するデータベースと、データベースに記憶された分析結果および動作状態情報に基づいて、対象空間におけるダスト成分の状態を診断する診断装置を備える。
本発明によれば、家電製品の動作に応じて流通された空気から採取されたダスト成分の分析結果と家電製品の動作状態を示す動作状態情報に基づいて、対象空間におけるダスト成分の状態が診断される。これにより、家電製品の動作状態に応じたダスト成分の採取量のばらつきが考慮された診断を行うことができる。
実施の形態1に係る診断システムの構成を示すブロック図である。 図2Aは、実施の形態1に係るダスト採取スティックの構成を示すブロック図であり、図2Bは、図2Aのダスト採取スティックが集塵部に取り付けられた状態を示す断面図である。 実施の形態1に係る診断方法を示すフローチャートである。 図4Aは、実施の形態1に係る診断装置の機能を実現するハードウェア構成を示すブロック図であり、図4Bは、実施の形態1に係る診断装置の機能を実現するソフトウェアを実行するハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る診断システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る診断方法を示すフローチャートである。 図7Aは、実施の形態3に係るダスト採取テープが取り付けられた電気掃除機のパイプ部および吸込口体を示す概要図であり、図7Bは、図7Aのダスト採取テープの構成を示すブロック図である。 実施の形態4に係る空気調和機の前面パネルを開けた状態を示す斜視図である。 図9Aは、実施の形態4に係る空気調和機におけるダスト採取に関連した構成を示すブロック図であり、図9Bは、図9Aのダスト採取シートの構成を示すブロック図であり、図9Cは、図9Aのダスト採取テープの構成を示すブロック図である。 実施の形態5に係る空気清浄機の構造を示す分解斜視図である。 実施の形態5に係る空気清浄機におけるダスト採取に関連した構成を示すブロック図である。 実施の形態6に係る除湿機の構造を示す分解斜視図である。 実施の形態6に係る除湿機におけるダスト採取に関連した構成を示すブロック図である。 図14Aは、実施の形態7に係る換気扇を示す斜視図であり、図14Bは、実施の形態7に係るダスト採取シートが設置されたフィルタが、図14Aの枠体から外された状態を示す斜視図である。 実施の形態7に係る換気扇におけるダスト採取に関連した構成を示すブロック図である。 実施の形態8に係る扇風機の前面ガード部材を外した状態を示す斜視図である。 実施の形態8に係る扇風機におけるダスト採取に関連した構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る診断システム1の構成を示すブロック図である。診断システム1は、電気掃除機2、ダスト採取スティック3、分析装置4、データベース5および診断装置6を備え、対象空間におけるダスト成分の状態を診断する。ここで、対象空間とは、電気掃除機2が使用可能な空間であり、例えば、住宅の居室、またはオフィスなどの施設の部屋が挙げられる。対象空間におけるダスト成分の状態とは、例えば、対象空間の単位面積当たりのダスト成分の種類ごとの量である。
電気掃除機2は、対象空間の空気を動作に応じて流通させる家電製品であって、本体部2a、集塵部2b、パイプ部2cおよび吸込口体2dを備えている。電気掃除機2において、吸込口体2dから吸い込まれた空気は、パイプ部2cを通って集塵部2bへ流入し、集塵部2bで塵埃が取り除かれてから本体部2aの外部に排出される。また、本体部2aは、通信部21およびセンサ22を備えている。
通信部21は、データベース5と通信を行う通信部である。通信部21は、電気掃除機2の動作状態情報とダスト採取スティック3のID情報を、データベース5に送信する。動作状態情報は、家電製品の動作状態を示す情報であり、例えば、電気掃除機2の吸引力の強さを示す動作モードおよび動作時間がある。また、吸込口体2dが備える回転ブラシの回転の有無を、動作状態情報に含めてもよい。ダスト採取スティック3のID情報は、ダスト採取スティック3を識別するための識別情報であり、ダスト採取スティック3ごとに付与された固有情報である。
センサ22は、ダスト採取スティック3が電気掃除機2(集塵部2b)に取り付けられたか否かを検出する検出部である。センサ22によるダスト採取スティック3の取り付けの検出方法としては、例えば、電気的な接触を検出する方法または静電的な接近を検出する方法がある。通信部21は、センサ22によってダスト採取スティック3の取り付けが検出されると、ダスト採取スティック3のID情報をデータベース5に送信する。
ダスト採取スティック3は、電気掃除機2に取り付けられて、電気掃除機2の動作に応じて流通された空気から、ダスト成分を採取するダスト採取体である。ダスト成分には、例えば、電気掃除機2によって流通された空気に含まれる、塵埃、煙、花粉、ウィルス、カビ、菌、アレルゲン、臭気物質、ダニ、ダニ由来の物質(糞、死骸、破片)または揮発性有機化合物がある。
分析装置4は、ダスト採取スティック3によって採取されたダスト成分を分析する装置である。例えば、分析装置4によって、電気掃除機2の動作に応じて流通された空気から採取されたダスト成分の種類および量が分析される。なお、ダスト成分の分析方法には、既存の分析方法を用いることができる。
データベース5は、ダスト採取スティック3のID情報に対応付けて、ダスト成分の分析結果および電気掃除機2の動作状態情報を記憶している。データベース5を有する記憶装置は、分析装置4および通信部21との通信が可能でかつ診断装置6による情報の読み出しが可能である。
診断装置6は、データベース5から取得したダスト成分の分析結果および電気掃除機2の動作状態情報に基づいて、対象空間におけるダスト成分の状態を診断する装置である。診断装置6は、情報取得部61および診断処理部62を備えている。情報取得部61は、処理対象のダスト採取スティック3のID情報に対応付けられたダスト成分の分析結果と電気掃除機2の動作状態情報を、データベース5から取得する。診断処理部62は、情報取得部61によって取得されたダスト成分の分析結果および電気掃除機2の動作状態情報に基づいて、対象空間におけるダスト成分の状態を診断する。
図2Aは、ダスト採取スティック3の構成を示すブロック図である。図2Bは、図2Aのダスト採取スティック3が集塵部2bに取り付けられた状態を示す断面図である。図2Aに示すように、ダスト採取スティック3は、採取部3bが一体に設けられた本体部3aとダスト成分を採取する採取部3bを有するスティック状の部材である。
本体部3aは、採取部3bよりも広い幅を有している。また、本体部3aには、通信部31および記憶部32として機能する回路が内蔵されている。採取部3bは、分析対象のダスト成分を採取可能な部材であればよい。例えば、採取部3bは、空気中の塵埃を細孔で吸着するフィルタであってもよいし、粘着性によって塵埃を採取する粘着剤であってもよい。
集塵部2bは、空気から分離された塵埃を集めるための集塵容器であり、図2Bに示すように、この集塵容器の側壁に開口2b1が形成されている。開口2b1は、ダスト採取スティック3が挿入されて設置される被設置部である。開口2b1の周縁部には、弾性体で形成されたパッキン7が設けられ、パッキン7には、漏れ防止弁7aが一体に形成されている。ダスト採取スティック3が開口2b1に挿入されていないとき、漏れ防止弁7aは、パッキン7側に密着して開口2b1を塞いだ状態になり、集塵容器内を流通する空気が外部に漏れない。
開口2b1に対するダスト採取スティック3の挿入は、幅広の本体部3aによって係止される。このとき、開口2b1の周縁部のパッキン7がダスト採取スティック3側に密着することで、集塵容器内の空気が外部に漏れることが防止される。このようにしてダスト採取スティック3は開口2b1に設置される。
集塵容器内には、電気掃除機2によって吸引された空気の流通経路が形成されている。ダスト採取スティック3が開口2b1に設置されることで、集塵容器内に形成された空気の流通経路の一部に採取部3bが露出した状態となる。集塵容器において、採取部3bによって空気からダスト成分が採取されるが、採取部3b以外の部分では、空気が流通して空気の流れが遮断されない。このため、電気掃除機2は、空気を流通させる性能を維持しつつ、ダスト採取スティック3によるダスト成分の採取を行うことができる。
通信部31は、電気掃除機2の通信部21と通信を行う通信部である。記憶部32は、ダスト採取スティック3のID情報を記憶する記憶部である。通信部31は、近距離通信を行って、記憶部32から読み出したダスト採取スティック3のID情報を通信部21へ送信する。近距離通信は、通信部21を有する本体部2aとの距離が数十センチメートル以下である場合に可能となる通信(非接触通信)である。例えば、ダスト採取スティック3が開口2b1に取り付けられたときに、通信部31は、記憶部32から読み出したID情報を通信部21へ送信する。
次に、実施の形態1に係る診断方法について説明する。
図3は、実施の形態1に係る診断方法を示すフローチャートである。なお、図3に示す処理が実行される前に、分析装置4には、ダスト成分を採取したダスト採取スティック3が送付されている。分析装置4は、ダスト採取スティック3の採取部3bから抽出されたダスト成分の種類および量を分析し、この分析結果をダスト採取スティック3のID情報とともにデータベース5に送信する。
さらに、電気掃除機2の通信部21は、センサ22によってダスト採取スティック3の取り付けが検出されたときに、ダスト採取スティック3のID情報を、データベース5に送信し、このダスト採取スティック3によってダスト成分が採取されたときの電気掃除機2の動作状態情報を、データベース5に送信している。これにより、図3に示す処理が実行される前に、データベース5には、ダスト採取スティック3のID情報に対応付けて、分析装置4によるダスト成分の分析結果および電気掃除機2の動作状態情報が記憶されている。
情報取得部61は、ダスト採取スティック3のID情報に対応付けられたダスト成分の分析結果および電気掃除機2の動作状態情報を、データベース5から取得する(ステップST1)。例えば、情報取得部61には、診断対象のダスト採取スティック3のID情報が事前に設定されている。情報取得部61は、事前に設定されたID情報に基づいて、データベース5を検索することによって、診断対象のダスト採取スティック3のID情報に対応付けられたダスト成分の分析結果および電気掃除機2の動作状態情報を取得する。
診断処理部62は、情報取得部61によって取得されたダスト成分の分析結果と、電気掃除機2の動作状態情報とに基づいて、対象空間におけるダスト成分の状態を診断する(ステップST2)。例えば、電気掃除機2が特定の動作状態であるときに、ダスト採取スティック3によって採取されたダスト成分量と、被掃除面の単位面積当たりのダスト成分量との対応関係を、ダスト成分の種類ごとに事前に導出しておく。診断処理部62は、分析装置4によるダスト成分の分析結果および電気掃除機2の動作状態情報を、この対応関係に当てはめて、被掃除面の単位面積当たりのダスト成分量をダスト成分の種類ごとに診断する。これにより、対象空間の単位面積当たりにどの種類のダスト成分がどれくらいの量だけ存在しているかを認識することができる。
なお、これまで対象空間に存在する家電製品(電気掃除機2)が1台である場合を示したが、実施の形態1に係る診断システム1は、これに限定されるものではない。例えば、診断装置6は、対象空間に存在する複数の家電製品にそれぞれ取り付けられたダスト採取体によって採取されたダスト成分の分析結果と、これらの家電製品のそれぞれの動作状態情報に基づいて、対象空間におけるダスト成分の状態を診断することが可能である。これにより、ダスト成分の診断精度をさらに高めることができる。
また、実施の形態1におけるダスト採取体は、ダスト採取スティック3以外に、ダスト採取テープまたはダスト採取シートであってもよい。例えば、ダスト採取テープは、採取部およびテープ部を備えている。テープ部は、一方の面が接着面になっているテープ部材であり、接着面ではない他方の面上に採取部が担持される。採取部は、空気の流れに曝されると、空気からダスト成分を採取する。また、ダスト採取シートは、ダスト成分を採取する採取部と本体部を備えている。本体部は、例えば、採取部の周縁部を支持する枠体であり、一方の面が被設置面に貼り付けられる接着面になっている。
次に、診断装置6の機能を実現するハードウェア構成について説明する。
診断装置6における情報取得部61および診断処理部62の機能は、処理回路によって実現される。すなわち、診断装置6は、図3のステップST1からステップST2までの処理を実行するための処理回路を備える。処理回路は、専用のハードウェアであってもよいが、メモリに記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。
図4Aは、診断装置6の機能を実現するハードウェア構成を示すブロック図である。図4Bは、診断装置6の機能を実現するソフトウェアを実行するハードウェア構成を示すブロック図である。図4Aおよび図4Bにおいて、入力インタフェース100は、診断対象のダスト採取スティック3のID情報の入力を中継するインタフェースである。例えば、入力装置を用いて入力されたID情報は、入力インタフェース100によって中継されて情報取得部61に設定される。
出力インタフェース101は、ダスト成分の診断結果の出力を中継するインタフェースである。例えば、診断装置6から出力されたダスト成分の診断結果は、出力インタフェース101によって中継されて表示装置に表示される。記憶装置インタフェース102は、診断装置6とデータベース5が設けられた記憶装置とのインタフェースであり、情報取得部61によってデータベース5から読み出された情報を中継する。
処理回路が、図4Aに示す専用のハードウェアの処理回路103である場合、処理回路103は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)またはこれらを組み合わせたものが該当する。診断装置6における情報取得部61および診断処理部62の機能を別々の処理回路で実現してもよく、これらの機能をまとめて1つの処理回路で実現してもよい。
処理回路が、図4Bに示すプロセッサ104である場合、診断装置6における情報取得部61および診断処理部62の機能は、ソフトウェア、ファームウェアまたはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現される。ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述されてメモリ105に記憶される。
プロセッサ104は、メモリ105に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、診断装置6における情報取得部61および診断処理部62の機能を実現する。例えば、診断装置6は、プロセッサ104によって実行されたときに、図3に示すフローチャートにおけるステップST1からステップST2の処理が結果的に実行されるプログラムを記憶するためのメモリ105を備えている。これらのプログラムは、情報取得部61および診断処理部62の手順または方法を、コンピュータに実行させる。メモリ105は、コンピュータを情報取得部61および診断処理部62として機能させるためのプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。
メモリ105は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically−EPROM)などの不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVDなどが該当する。
診断装置6における情報取得部61および診断処理部62の機能の一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、情報取得部61は、専用のハードウェアである処理回路103により機能を実現し、診断処理部62は、プロセッサ104が、メモリ105に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって機能を実現する。このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアあるいはこれらの組み合わせによって上記機能を実現することができる。
以上のように、実施の形態1に係る診断システム1は、対象空間の空気を動作に応じて流通させる電気掃除機2と、電気掃除機2によって流通された空気からダスト成分を採取するダスト採取スティック3と、ダスト採取スティック3によって採取されたダスト成分を分析する分析装置4と、分析装置4によるダスト成分の分析結果と電気掃除機2の動作状態を示す動作状態情報とを対応付けて記憶するデータベース5と、データベース5に記憶された分析結果および動作状態情報に基づいて、対象空間におけるダスト成分の状態を診断する診断装置6を備える。電気掃除機2の動作に応じて流通された空気から採取されたダスト成分の分析結果と、電気掃除機2の動作状態情報に基づいて、対象空間におけるダスト成分の状態が診断される。これにより、電気掃除機2の動作状態に応じたダスト成分の採取量のばらつきが考慮された診断を行うことができる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2に係る診断システム1Aの構成を示すブロック図である。図5において、図1と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略する。診断システム1Aは、対象空間におけるダスト成分の状態を診断する。診断システム1Aは、電気掃除機2A、ダスト採取スティック3、分析装置4、データベース5A、診断装置6Aおよび携帯通信端末8を備えている。対象空間は、電気掃除機2Aが使用可能な空間であって、例えば、住宅の居室またはオフィスなどの施設の部屋がある。対象空間におけるダスト成分の状態は、例えば、対象空間の単位面積当たりのダスト成分の種類ごとの量である。
電気掃除機2Aは、対象空間の空気を動作に応じて流通させる家電製品であって、本体部2a、集塵部2b、パイプ部2cおよび吸込口体2dを備えている。電気掃除機2Aにおいて、吸込口体2dから吸い込まれた空気は、パイプ部2cを通って集塵部2bへ流入し、集塵部2bで塵埃が取り除かれてから本体部2aの外部に排出される。また、本体部2aは、通信部21およびセンサ22を備えている。さらに、吸込口体2dには、センサ23が設けられている。
通信部21Aは、携帯通信端末8と通信を行う通信部である。通信部21Aは、電気掃除機2Aの動作状態情報とダスト採取スティック3のID情報を、携帯通信端末8に送信する。動作状態情報は、家電製品の動作状態を示す情報であり、例えば、電気掃除機2Aの吸引力の強さを示す動作モード、電気掃除機2Aの動作時間および吸込口体2dの姿勢がある。ダスト採取スティック3のID情報は、ダスト採取スティック3を識別するための識別情報であり、ダスト採取スティック3ごとに付与された固有情報である。
センサ22は、ダスト採取スティック3が電気掃除機2A(集塵部2b)に取り付けられたか否かを検出する検出部である。センサ22によるダスト採取スティック3の取り付けの検出方法としては、例えば、電気的な接触を検出する方法または静電的な接近を検出する方法がある。通信部21Aは、センサ22によってダスト採取スティック3の取り付けが検出されると、ダスト採取スティック3のID情報を、携帯通信端末8に送信する。
センサ23は、電気掃除機2を用いた掃除に伴う吸込口体2dの姿勢を検出する検出部である。例えば、センサ23は、吸込口体2dの傾き情報を検出する傾きセンサである。被掃除面は、床面ばかりではなく、壁面あるいは天井面である場合も考えられる。壁面に吸込口体2dを押し当てたとき、吸込口体2dには、床面上にある場合とは異なる傾きが生じる。診断システム1Aでは、センサ23によって検出された吸込口体2dの傾き情報に基づいて、水平面に平行な面(床面)以外の被掃除面を特定している。
ダスト採取スティック3は、電気掃除機2Aに取り付けられて、電気掃除機2Aの動作に応じて流通された空気から、ダスト成分を採取するダスト採取体である。ダスト成分には、例えば、電気掃除機2Aによって流通された空気に含まれる、塵埃、煙、花粉、ウィルス、カビ、菌、アレルゲン、臭気物質、ダニ、ダニ由来の物質(糞、死骸、破片)または揮発性有機化合物がある。
データベース5Aは、ダスト採取スティック3のID情報に対応付けて、ダスト成分の分析結果、電気掃除機2Aの動作状態情報および空間情報を記憶している。データベース5Aを有する記憶装置は、分析装置4および携帯通信端末8との通信が可能で、かつ、診断装置6Aによる情報の読み出しが可能である。ここで、空間情報は、対象空間の状態を示す情報であり、例えば、被掃除面における吸込口体2dの軌跡(図5で符号Aを付した領域)を示す情報、被掃除面の種類(例えば、フローリング、カーペット、畳、タイル、土間、コンクリートまたはリノリウムといった床面の材質、あるいは壁、棚上などの部位)および対象空間である部屋の間取り情報がある。
診断装置6Aは、データベース5Aから取得されたダスト成分の分析結果、電気掃除機2Aの動作状態情報および対象空間の空間情報に基づいて、対象空間におけるダスト成分の状態を診断する装置である。診断装置6Aは、情報取得部61および診断処理部62Aを備えている。情報取得部61は、処理対象のダスト採取スティック3のID情報に対応付けられた、ダスト成分の分析結果、電気掃除機2Aの動作状態情報および対象空間の空間情報を、データベース5Aから取得する。診断処理部62Aは、情報取得部61によって取得されたダスト成分の分析結果、電気掃除機2Aの動作状態情報および対象空間の空間情報に基づいて、対象空間におけるダスト成分の状態を診断する。
携帯通信端末8は、データベース5Aおよび通信部21Aと通信を行う端末であって、例えば、電気掃除機2Aを用いて掃除を行う使用者によって携帯される。携帯通信端末8は、カメラ部81、制御部82および通信部83を備えている。カメラ部81は、撮影範囲81aの撮影を行う。例えば、カメラ部81は、吸込口体2dの軌跡Aを撮影し、軌跡Aの画像情報を制御部82に出力する。
制御部82は、カメラ部81によって電気掃除機2Aの周囲が撮影された画像データを解析することで、対象空間の空間情報を生成する。例えば、制御部82は、吸込口体2dの軌跡Aが撮影された画像データに基づいて、吸込口体2dの移動距離と吸込口体2dが移動している被掃除面の種類を特定し、特定した情報を含む空間情報を生成する。
通信部83は、データベース5Aおよび通信部21Aと通信を行う。通信部83は、ダスト採取スティック3のID情報、これに対応する動作状態情報および空間情報をデータベース5Aに送信する。データベース5Aには、携帯通信端末8から受信されたダスト採取スティック3のID情報に対応付けて、ダスト成分の分析結果、電気掃除機2Aの動作状態情報および空間情報が記憶される。
なお、電気掃除機2Aの周囲を撮影するカメラがカメラ部81である場合を示したが、電気掃除機2Aの周囲を撮影するカメラは、家電製品が備えるカメラまたは家電製品とは独立して設けられたカメラ装置であってもよい。例えば、空気調和機の室内機にカメラが設けられている場合、制御部82は、当該カメラによって電気掃除機2Aの周囲が撮影された画像データを解析することで、対象空間の空間情報を生成することができる。また、カメラ装置は、例えば、見守りカメラであってもよい。
次に、実施の形態2に係る診断方法について説明する。
図6は、実施の形態2に係る診断方法を示すフローチャートである。なお、図6に示す処理が実行される前に、分析装置4には、ダスト成分を採取したダスト採取スティック3が送付されている。分析装置4は、ダスト採取スティック3の採取部3bから抽出されたダスト成分の種類および量を分析し、この分析結果をダスト採取スティック3のID情報とともにデータベース5Aに送信する。
電気掃除機2Aの通信部21Aは、センサ22によってダスト採取スティック3の取り付けが検出されたときに、ダスト採取スティック3のID情報を、携帯通信端末8に送信し、このダスト採取スティック3によってダスト成分が採取されたときの電気掃除機2Aの動作状態情報を、携帯通信端末8に送信している。
携帯通信端末8のカメラ部81は、ダスト採取スティック3によってダスト成分が採取されたときの電気掃除機2Aの周囲を撮影している。携帯通信端末8の制御部82は、電気掃除機2Aの周囲が撮影された画像データに基づいて、対象空間の空間情報を生成している。携帯通信端末8の通信部83は、ダスト採取スティック3のID情報、電気掃除機2Aの動作状態情報および対象空間の空間情報を、データベース5Aに送信する。これにより、図6に示す処理が実行される前に、データベース5Aには、ダスト採取スティック3のID情報に対応付けて、分析装置4によるダスト成分の分析結果、電気掃除機2Aの動作状態情報および対象空間の空間情報が記憶されている。
情報取得部61は、ダスト採取スティック3のID情報に対応付けられたダスト成分の分析結果、電気掃除機2の動作状態情報および対象空間の空間情報を、データベース5Aから取得する(ステップST1a)。例えば、情報取得部61には、診断対象のダスト採取スティック3のID情報が事前に設定されている。情報取得部61は、事前に設定されたID情報に基づいてデータベース5Aを検索することによって、診断対象のダスト採取スティック3のID情報に対応付けられた、ダスト成分の分析結果、電気掃除機2の動作状態情報および空間情報を取得する。
診断処理部62Aは、情報取得部61によって取得されたダスト成分の分析結果、電気掃除機2Aの動作状態情報および対象空間の空間情報に基づいて対象空間におけるダスト成分の状態を診断する(ステップST2a)。例えば、電気掃除機2Aが特定の被掃除面の状態において特定の動作状態であるときにダスト採取スティック3によって採取されたダスト成分量と、被掃除面の単位面積当たりのダスト成分量との対応関係をダスト成分の種類ごとに事前に導出しておく。診断処理部62Aは、分析装置4によるダスト成分の分析結果、電気掃除機2Aの動作状態情報および空間情報を、この対応関係に当てはめて、被掃除面の単位面積当たりのダスト成分量を、ダスト成分の種類ごとに診断する。これにより、対象空間の単位面積当たりにどの種類のダスト成分がどれくらいの量だけ存在しているかを認識することができる。
なお、これまで、対象空間に存在する家電製品(電気掃除機2A)が1台である場合を示したが、実施の形態2に係る診断システム1Aは、これに限定されるものではない。
例えば、診断装置6Aは、対象空間に存在する複数の家電製品にそれぞれ取り付けられたダスト採取体によって採取されたダスト成分の分析結果、これらの家電製品のそれぞれの動作状態情報および対象空間の空間情報に基づいて、当該対象空間におけるダスト成分の状態を診断することが可能である。これにより、ダスト成分の診断精度をさらに高めることができる。
診断装置6Aは、分析装置4によるダスト成分の分析結果、電気掃除機2Aの動作状態情報、および対象空間の空間情報を空間ごとに比較することで、対象空間におけるダスト成分の状態を診断することができる。例えば、診断処理部62Aは、互いに異なる部屋のそれぞれにおけるダスト成分の分析結果、電気掃除機2Aの動作状態情報および対象空間の空間情報を比較することで、「一方の部屋では、他方の部屋よりも特定のダスト成分の量が多い」というような、ダスト成分の部屋ごとの比較診断を行うことができる。
また、実施の形態2におけるダスト採取体は、ダスト採取スティック3以外に、ダスト採取テープまたはダスト採取シートであってもよい。例えば、ダスト採取テープは、採取部およびテープ部を備えている。テープ部は、一方の面が接着面になっているテープ部材であり、接着面ではない他方の面上に採取部が担持される。採取部は、空気の流れに曝されると、空気からダスト成分を採取する。また、ダスト採取シートは、ダスト成分を採取する採取部と本体部を備えている。本体部は、例えば、採取部の周縁部を支持する枠体であり、一方の面が被設置面に貼り付けられる接着面になっている。
さらに、実施の形態1および実施の形態2では、家電製品が電気掃除機である場合を示したが、対象空間の空気を動作に応じて流通させる家電製品であればよく、電気掃除機に限定されるものではない。ダスト採取体が取り付けられる家電製品には、例えば、空気調和機、空気清浄機、除湿機、換気扇または扇風機が挙げられる。
なお、診断装置6Aにおける情報取得部61および診断処理部62Aの機能は、処理回路によって実現される。すなわち、診断装置6Aは、図6に示したステップST1aからステップST2aの処理を実行するための処理回路を備えている。処理回路は、図4Aに示した専用のハードウェアの処理回路103であってもよいし、図4Bに示したメモリ105に記憶されたプログラムを実行するプロセッサ104であってもよい。
以上のように、実施の形態2に係る診断システム1Aは、対象空間の空気を動作に応じて流通させる電気掃除機2Aと、電気掃除機2Aによって流通された空気からダスト成分を採取するダスト採取スティック3と、ダスト採取スティック3によって採取されたダスト成分を分析する分析装置4と、分析装置4によるダスト成分の分析結果、電気掃除機2Aの動作状態を示す動作状態情報および対象空間の空間情報を対応付けて記憶するデータベース5Aと、データベース5Aに記憶された分析結果、動作状態情報および空間情報に基づいて、対象空間におけるダスト成分の状態を診断する診断装置6Aを備える。電気掃除機2Aの動作に応じて流通された空気から採取されたダスト成分の分析結果、電気掃除機2Aの動作状態情報および対象空間の空間情報に基づいて、対象空間におけるダスト成分の状態が診断される。これにより、電気掃除機2Aの動作状態に応じたダスト成分の採取量のばらつきが考慮された診断を行うことができる。
実施の形態3.
実施の形態1および実施の形態2は、電気掃除機の集塵部に取り付けられたダスト採取スティックによってダスト成分を採取する場合を示したが、実施の形態3では、電気掃除機のパイプ部および吸込口体に取り付けられたダスト採取テープによってダスト成分を採取する形態について説明する。
図7Aは、実施の形態3に係るダスト採取テープ3Aが取り付けられた電気掃除機2のパイプ部2cおよび吸込口体2dを示す概要図であり、図7Bは、図7Aのダスト採取テープ3Aの構成を示すブロック図である。ダスト採取テープ3Aは、本体部3c、採取部3d、通信部31および記憶部32を備える。本体部3cは、一方の面が接着面になっているテープ部材であり、接着面ではない他方の面上に採取部3dが担持されている。採取部3dは、空気の流れに暴露されると、当該空気からダスト成分を採取する。採取部3dは、例えば、空気中の塵埃を細孔で吸着するフィルタであってもよいし、粘着性によって塵埃を採取する粘着剤であってもよい。
通信部31は、電気掃除機2の通信部21と通信を行う通信部である。記憶部32は、ダスト採取テープ3AのID情報を記憶する記憶部である。通信部31は、近距離通信を行って、記憶部32から読み出したダスト採取テープ3AのID情報を通信部21へ送信する。近距離通信は、通信部21を有する本体部2aとの距離が数十センチメートル以下である場合に可能となる通信(非接触通信)である。例えば、ダスト採取テープ3Aが貼り付けられたときに、通信部31は、記憶部32から読み出したID情報を通信部21へ送信する。
電気掃除機2の通信部21は、センサ22によってダスト採取テープ3Aの貼り付けが検出されたときに、ダスト採取テープ3AのID情報を、データベース5に送信し、このダスト採取テープ3Aによってダスト成分が採取されたときの電気掃除機2の動作状態情報をデータベース5に送信する。これにより、図3に示した処理が実行される前に、データベース5には、ダスト採取テープ3AのID情報に対応付けて分析装置4によるダスト成分の分析結果および電気掃除機2の動作状態情報が記憶される。
図7Aに示すように、パイプ部2cの端部の内壁面または吸込口体2dの内部の流通経路には、採取部3dがパイプ部2cの内側または吸込口体2dの内部の流通経路に向くようにダスト採取テープ3Aが貼り付けられる。パイプ部2cの内側には、吸込口体2dから吸い込まれて電気掃除機2の本体部2aへ流入する空気の流通経路が形成されている。また、吸込口体2dの内部には、被掃除面から吸引された空気の流通経路が形成されている。
ダスト採取テープ3Aは、パイプ部2cの内側に形成された空気の流通経路の一部に採取部3dが露出するように、パイプ部2cの内壁面に着脱可能に貼り付けられている。また、ダスト採取テープ3Aは、吸込口体2dの内部に形成された空気の流通経路の一部に採取部3dが露出するように、吸込口体2dの内部に着脱可能に貼り付けられている。パイプ部2cの内側または吸込口体2dの内部は、空気の流通経路の一部に露出した露出部分であり、パイプ部2cの内側または吸込口体2dの内部において、採取部3dによってダスト成分が採取され、採取部3d以外の部分では、空気が流通する。このように、パイプ部2cの内側または吸込口体2dの内部の空気の流れが遮断されないため、電気掃除機2は、空気を流通させる性能を維持しつつ、ダスト採取テープ3Aによるダスト成分の採取を行うことができる。
以上のように、実施の形態3に係る電気掃除機2において、ダスト採取テープ3Aが、電気掃除機2によって流通された空気の流通経路の一部に露出した状態で電気掃除機2に設置され、当該流通経路の空気からダスト成分を採取する。流通経路において、空気は、ダスト採取テープ3Aが露出している部分以外を流通することができるので、電気掃除機2は、空気を流通させる性能を維持しつつ、ダスト成分を採取することができる。
実施の形態4.
図8は、実施の形態4に係る空気調和機10の前面パネル10aを開けた状態を示す斜視図であり、空気を流通させる機能を有した家電製品として空気調和機10を示したものである。空気調和機10は、室内機であり、その内部には熱交換器とクロスフローファンが設けられている。吹き出し口には、風向を調整するルーバー11が設けられ、熱交換器の前面には、フィルタ12が配置されている。フィルタ12は、空気に含まれるダスト成分を除去するフィルタである。
クロスフローファンによって空気調和機10に取り込まれた空気は、フィルタ12を通過して熱交換器に送られる。フィルタ12を通過した空気は、熱交換器によって冷風または温風に変換された後、吹き出し口から流出される。吹き出し口では、ルーバー11によって風向が調整される。このように、空気調和機10は、フィルタ12を通過して熱交換器へ向かう空気の流通経路を形成し、さらに、熱交換器に向かった空気を吹き出し口から流出させる流通経路を形成する。
フィルタ12の一部には、図8に示すようにダスト採取シート3Bが設置されている。また、ルーバー11は、吹き出し口から吹き出される空気の流通経路に露出した露出部分であり、ルーバー11の一部にダスト採取テープ3Cが着脱可能に貼り付けられる。
なお、空気調和機10には、ダスト採取シート3Bまたはダスト採取テープ3Cのうちの少なくとも一方が取り付けられる。
図9Aは、実施の形態4に係る空気調和機10におけるダスト採取に関連した構成を示すブロック図である。図9Bは、図9Aのダスト採取シート3Bの構成を示すブロック図であり、図9Cは、図9Aのダスト採取テープ3Cの構成を示すブロック図である。ダスト採取シート3Bは、図9Bに示すように、本体部3e、採取部3f、通信部31および記憶部32を備える。本体部3eは、採取部3fの周縁部を支持する枠体であり、一方の面がフィルタ12に貼り付けられる接着面になっている。採取部3fは、空気の流れに暴露されると、ダスト成分を空気から採取する。採取部3fは、例えば、空気中の塵埃を細孔で吸着するフィルタであってもよいし、粘着性によって塵埃を採取する粘着剤であってもよい。
ダスト採取テープ3Cは、図9Cに示すように、本体部3g、採取部3h、通信部31および記憶部32を備える。本体部3gは、一方の面が接着面になっているテープ部材であり、接着面ではない他方の面上に採取部3hが担持されている。採取部3hは、空気の流れに暴露されると、当該空気からダスト成分を採取する。採取部3hは、例えば、空気中の塵埃を細孔で吸着するフィルタであってもよいし、粘着性によって塵埃を採取する粘着剤であってもよい。
通信部31は、空気調和機10が備える通信部21と通信を行う通信部である。記憶部32は、ダスト採取シート3Bまたはダスト採取テープ3CのID情報を記憶する記憶部である。通信部31は、近距離通信を行って、記憶部32から読み出したダスト採取シート3Bまたはダスト採取テープ3CのID情報を通信部21へ送信する。近距離通信は、通信部21との距離が数十センチメートル以下の場合に可能となる通信(非接触通信)である。例えば、ダスト採取シート3Bまたはダスト採取テープ3Cが貼り付けられたときに、通信部31は、記憶部32から読み出したID情報を通信部21へ送信する。
通信部21は、空気調和機10が備えるセンサ22によってダスト採取シート3Bまたはダスト採取テープ3Cの取り付けが検出されたときに、ダスト採取シート3Bまたはダスト採取テープ3CのID情報をデータベース5に送信し、ダスト採取シート3Bまたはダスト採取テープ3Cによってダスト成分が採取されたときの空気調和機10の動作状態情報をデータベース5に送信する。これにより、図3に示した処理が実行される前に、データベース5には、ダスト採取シート3Bまたはダスト採取テープ3CのID情報に対応付けて、分析装置4によるダスト成分の分析結果および空気調和機10の動作状態情報が記憶される。
空気調和機10では、ダスト採取シート3Bがフィルタ12の一部に設置されているので、フィルタ12を通過して熱交換器へ向かう空気の流れが遮断されず、ダスト採取テープ3Cがルーバー11に貼り付けられていても、吹き出し口から流出される空気の流れが遮断されない。このように、空気調和機10は、空気を流通させる性能を維持しつつ、ダスト採取シート3Bおよびダスト採取テープ3Cによるダスト成分の採取を行うことができる。
なお、空気調和機10に対して、ダスト採取シート3Bまたはダスト採取テープ3Cの代わりに、ダスト採取スティック3を設置してもよい。この場合、ダスト採取スティック3を設置するための開口が、空気調和機10の空気の流通経路に面した壁面(例えば、本体筐体の側面)に設けられて、漏れ防止弁が一体に形成されたパッキンが当該開口の周縁部に設けられる。このように構成された空気調和機10であっても、採取部3bによってダスト成分が採取され、採取部3b以外の部分では、空気が流通するので、上記と同様に、空気を流通させる性能を維持しつつ、ダスト採取スティック3によるダスト成分の採取を行うことができる。
以上のように、実施の形態4に係る空気調和機10において、ダスト採取シート3Bとダスト採取テープ3Cが、空気調和機10によって流通された空気の流通経路の一部に露出した状態で設置され、流通経路の空気からダスト成分を採取する。流通経路において、空気は、ダスト採取シート3Bおよびダスト採取テープ3Cが露出した部分以外を流通することができるので、空気調和機10は、空気を流通させる性能を維持しつつ、ダスト成分を採取することができる。
実施の形態5.
図10は、実施の形態5に係る空気清浄機40の構造を示す分解斜視図であり、空気を流通させる機能を有した家電製品として空気清浄機40を示したものである。空気清浄機40は、本体部41、送風ファン42、触媒43、活性炭フィルタ44、除菌フィルタ45、プレフィルタユニット46および吸込パネル47を備える。
本体部41は、送風ファン42と、送風ファン42を駆動させるモータなどの駆動部を備える。また、本体部41の上部には、本体部41と吸込パネル47との間に形成される吸い込み口から吸い込まれた空気を吹き出す吹き出し口41aが設けられている。送風ファン42は、回転駆動することで、吸い込み口から吸い込み、吹き出し口41aから吹き出される空気の流通経路を形成する。
触媒43は、吹き出し口41aから吹き出される前の空気に含まれる臭い成分を吸着して分解する。活性炭フィルタ44は、空気に含まれる臭い成分を吸着して除去する。除菌フィルタ45は、空気に含まれる除菌対象成分を吸着して除去する。プレフィルタユニット46は、空気に含まれるダスト成分を除去するフィルタ46aとフィルタ46aの一部にダスト採取シート3Dを備える。フィルタ46aは、空気に含まれるダスト成分を除去するフィルタである。
図11は、実施の形態5に係る空気清浄機40におけるダスト採取に関連した構成を示すブロック図である。ダスト採取シート3Dは、図11に示すように、本体部3i、採取部3j、通信部31および記憶部32を備えている。本体部3iは、採取部3jの周縁部を支持する枠体であり、一方の面がフィルタ46aに貼り付けられる接着面になっている。採取部3jは、空気の流れに暴露されると、ダスト成分を空気から採取する。採取部3jは、例えば、空気中の塵埃を細孔で吸着するフィルタであってもよいし、粘着性によって塵埃を採取する粘着剤であってもよい。
通信部31は、空気清浄機40が備える通信部21と通信を行う通信部である。記憶部32は、ダスト採取シート3DのID情報を記憶する記憶部である。通信部31は、近距離通信を行って、記憶部32から読み出したダスト採取シート3DのID情報を通信部21へ送信する。近距離通信は、通信部21との距離が数十センチメートル以下の場合に可能となる通信(非接触通信)である。例えば、ダスト採取シート3Dが貼り付けられたときに、通信部31は、記憶部32から読み出したID情報を通信部21へ送信する。
通信部21は、空気清浄機40が備えるセンサ22によってダスト採取シート3Dの取り付けが検出されたときに、ダスト採取シート3DのID情報を、データベース5に送信し、ダスト採取シート3Dによってダスト成分が採取されたときの空気清浄機40の動作状態情報を、データベース5に送信する。これにより、図3に示した処理が実行される前に、データベース5には、ダスト採取シート3DのID情報に対応付けて、分析装置4によるダスト成分の分析結果および空気清浄機40の動作状態情報が記憶される。
ダスト採取シート3Dがフィルタ46aの一部に設置されることにより、吸い込み口を通ってフィルタ46aに向かう、ダスト成分を含む空気の流通経路の一部に採取部3jが露出した状態となる。これにより、プレフィルタユニット46において、ダスト採取シート3Dが設けられた部分では、採取部3jによってダスト成分が採取され、ダスト採取シート3D以外の部分では、空気が流通する。
なお、空気清浄機40に対して、ダスト採取シート3Dの代わりに、ダスト採取スティック3を設置してもよい。この場合、ダスト採取スティック3を設置するための開口が、空気清浄機40の空気の流通経路に面した壁面(例えば、本体筐体の側面)に設けられ、漏れ防止弁が一体に形成されたパッキンが当該開口の周縁部に設けられる。このように構成された空気清浄機40であっても、採取部3bによってダスト成分が採取され、採取部3b以外の部分では、空気が流通するので、上記と同様に、空気を流通させる性能を維持しつつ、ダスト採取スティック3によるダスト成分の採取を行うことができる。
以上のように、実施の形態5に係る空気清浄機40において、ダスト採取シート3Dが、空気清浄機40によって流通された空気の流通経路の一部に露出した状態で設置され、当該流通経路の空気からダスト成分を採取する。流通経路において、空気は、ダスト採取シート3Dが露出している部分以外を流通することができるので、空気清浄機40は、空気を流通させる性能を維持しつつ、ダスト成分を採取することができる。
実施の形態6.
図12は、実施の形態6に係る除湿機50の構造を示す分解斜視図であり、空気を流通させる機能を有した家電製品として除湿機50を示したものである。除湿機50は、本体部51、タンク52、フィルタカバー53およびフィルタ54を備える。本体部51の筐体には、吸い込み口51aが形成されており、筐体の内部には、熱交換器および送風ファンを備えている。タンク52には、熱交換器によって冷却された空気から除去された水分が蓄えられる。フィルタカバー53は、フィルタ54を介して本体部51の吸い込み口51aの前面に組み付けられるカバーである。フィルタ54は、空気に含まれるダスト成分を除去するフィルタである。
図13は、実施の形態6に係る除湿機50におけるダスト採取に関連した構成を示すブロック図である。ダスト採取シート3Eは、本体部3k、採取部3l、通信部31および記憶部32を備えている。本体部3kは、採取部3lの周縁部を支持する枠体であって、一方の面がフィルタ54に貼り付けられる接着面になっている。採取部3lは、空気の流れに暴露されると、ダスト成分を空気から採取する。採取部3lは、例えば、空気中の塵埃を細孔で吸着するフィルタであってもよいし、粘着性によって塵埃を採取する粘着剤であってもよい。
通信部31は、除湿機50が備える通信部21と通信を行う通信部である。記憶部32は、ダスト採取シート3EのID情報を記憶する記憶部である。通信部31は、近距離通信を行って、記憶部32から読み出したダスト採取シート3EのID情報を通信部21へ送信する。近距離通信は、通信部21との距離が数十センチメートル以下の場合に可能となる通信(非接触通信)である。例えば、ダスト採取シート3Eが貼り付けられたときに、通信部31は、記憶部32から読み出したID情報を通信部21へ送信する。
通信部21は、除湿機50が備えるセンサ22によってダスト採取シート3Eの取り付けが検出されたときに、ダスト採取シート3EのID情報をデータベース5に送信し、ダスト採取シート3Eによってダスト成分が採取されたときの除湿機50の動作状態情報をデータベース5に送信する。これにより、図3に示した処理が実行される前に、データベース5には、ダスト採取シート3EのID情報に対応付けて、分析装置4によるダスト成分の分析結果および除湿機50の動作状態情報が記憶される。
ダスト採取シート3Eがフィルタ54の一部に設置されることにより、吸い込み口を通ってフィルタ54に向かう、ダスト成分を含む空気の流通経路の一部に採取部3lが露出した状態となる。これにより、フィルタ54においてダスト採取シート3Eが設けられた部分では、採取部3lによってダスト成分が採取され、ダスト採取シート3E以外の部分では、空気が流通する。
なお、除湿機50に対して、ダスト採取シート3Eの代わりに、ダスト採取スティック3を設置してもよい。この場合、ダスト採取スティック3を設置するための開口が、除湿機50の空気の流通経路に面した壁面(例えば、本体筐体の側面)に設けられ、漏れ防止弁が一体に形成されたパッキンが当該開口の周縁部に設けられる。このように構成された除湿機50であっても、採取部3bによってダスト成分が採取され、採取部3b以外の部分では、空気が流通するので、上記と同様に、空気を流通させる性能を維持しつつ、ダスト採取スティック3によるダスト成分の採取を行うことができる。
以上のように、実施の形態6に係る除湿機50において、ダスト採取シート3Eが、除湿機50によって流通された空気の流通経路の一部に露出した状態で設置され、流通経路の空気からダスト成分を採取する。流通経路において、空気は、ダスト採取シート3Eが露出している部分以外を流通することができるので、除湿機50は、空気を流通させる性能を維持しつつ、ダスト成分を採取することができる。
実施の形態7.
図14Aは、実施の形態7に係る換気扇70を示す斜視図であり、空気を流通させる機能を有した家電製品として換気扇70を示したものである。換気扇70は、モータを支持する枠体71、モータによって回転する羽根72およびフィルタ73を備える。また、フィルタ73の一部には、ダスト採取シート3Fが設置されている。図14Bは、実施の形態7に係るダスト採取シート3Fが設けられたフィルタ73が、図14Aの枠体71から外された状態を示す斜視図である。図14Bに示すように、フィルタ73は、枠体71に着脱可能である。
図15は、実施の形態7に係る換気扇70におけるダスト採取に関連した構成を示すブロック図である。ダスト採取シート3Fは、本体部3m、採取部3n、通信部31および記憶部32を備えている。本体部3mは、採取部3nの周縁部を支持する枠体であって、一方の面がフィルタ73に貼り付けられる接着面になっている。採取部3nは、空気の流れに暴露されると、ダスト成分を空気から採取する。採取部3nは、例えば、空気中の塵埃を細孔で吸着するフィルタであってもよいし、粘着性によって塵埃を採取する粘着剤であってもよい。
通信部31は、換気扇70が備える通信部21と通信を行う通信部である。記憶部32は、ダスト採取シート3FのID情報を記憶する記憶部である。通信部31は、近距離通信を行って、記憶部32から読み出したダスト採取シート3FのID情報を通信部21へ送信する。近距離通信は、通信部21との距離が数十センチメートル以下の場合に可能となる通信(非接触通信)である。例えば、ダスト採取シート3Fが貼り付けられたときに、通信部31は、記憶部32から読み出したID情報を通信部21へ送信する。
通信部21は、換気扇70が備えるセンサ22によってダスト採取シート3Fの取り付けが検出されたときに、ダスト採取シート3FのID情報をデータベース5に送信し、ダスト採取シート3Fによってダスト成分が採取されたときの換気扇70の動作状態情報をデータベース5に送信する。これにより、図3に示した処理が実行される前に、データベース5には、ダスト採取シート3EのID情報に対応付けて、分析装置4によるダスト成分の分析結果および換気扇70の動作状態情報が記憶される。
羽根72の回転によって換気扇70に吸い込まれた屋内の空気は、フィルタ73を通過して屋外へ送風される。ダスト採取シート3Fが、フィルタ73の一部に着脱可能に設置されることにより、屋内からフィルタ73に向かう、ダスト成分を含む空気の流通経路の一部に採取部3nが露出した状態となる。これにより、換気扇70において、ダスト採取シート3Fが設けられた部分では、採取部3nによってダスト成分が採取され、ダスト採取シート3F以外の部分では、空気が流通する。
なお、換気扇70に対して、ダスト採取シート3Fの代わりに、ダスト採取スティック3を設置してもよい。この場合、ダスト採取スティック3を設置するための開口が、換気扇70の空気の流通経路に面した壁面(例えば、枠体71)に設けられて、漏れ防止弁が一体に形成されたパッキンが当該開口の周縁部に設けられる。このように構成された換気扇70であっても、採取部3bによってダスト成分が採取され、採取部3b以外の部分では空気が流通するので、空気を流通させる性能を維持しつつ、ダスト採取スティック3によるダスト成分の採取を行うことができる。
以上のように、実施の形態7に係る換気扇70において、ダスト採取シート3Fが、換気扇70によって流通された空気の流通経路の一部に露出した状態で設置され、流通経路の空気からダスト成分を採取する。流通経路において、空気は、ダスト採取シート3Fが露出している部分以外を流通することができるので、換気扇70は、空気を流通させる性能を維持しつつ、ダスト成分を採取することができる。
実施の形態8.
図16は、実施の形態8に係る扇風機90の前面ガード部材93を外した状態を示す斜視図であって、空気を流通させる機能を有した家電製品として扇風機90を示したものである。扇風機90は、図16に示すように、羽根91、枠体92および前面ガード部材93を備える。羽根91は、モータによって回転して風を起こす部材である。枠体92は、羽根91を収容するとともに、羽根91を回転させるモータを支持する。前面ガード部材93は、枠体92に組み付けられて、回転した羽根91によって発生された空気の流れを維持しつつ、羽根91への物体の接触を防止する部材である。
図17は、実施の形態8に係る扇風機90におけるダスト採取に関連した構成を示すブロック図である。ダスト採取テープ3Gは、本体部3o、採取部3p、通信部31および記憶部32を備えている。本体部3oは、一方の面が接着面になっているテープ部材であり、接着面ではない他方の面上に採取部が担持されている。採取部3pは、空気の流れに暴露されると、環境診断対象のダスト成分を空気から採取する。採取部3pは、例えば、空気中の塵埃を細孔で吸着するフィルタであってもよいし、粘着性によって塵埃を採取する粘着剤であってもよい。
前面ガード部材93において、ダスト採取テープ3Gが貼り付けられる部分は、例えば図16に示すように、前面ガード部材93の裏側(羽根91側)でかつ羽根91の回転軸に対向した部分である。すなわち、ダスト採取テープ3Gが前面ガード部材93に着脱可能に設置されることにより、扇風機90によって形成された空気の流通経路の一部に採取部3pが露出した状態となる。これにより、前面ガード部材93において、採取部3pによってダスト成分が採取されるが、ダスト採取テープ3G以外の部分では、空気が流通する。
通信部31は、扇風機90が備える通信部21と通信を行う通信部である。記憶部32は、ダスト採取テープ3GのID情報を記憶する記憶部である。通信部31は、近距離通信を行って、記憶部32から読み出したダスト採取テープ3GのID情報を通信部21へ送信する。近距離通信は、通信部21との距離が数十センチメートル以下の場合に可能となる通信(非接触通信)である。例えば、ダスト採取テープ3Gが貼り付けられたとき、通信部31は、記憶部32から読み出したID情報を通信部21へ送信する。
通信部21は、扇風機90が備えるセンサ22によってダスト採取テープ3Gの貼り付けが検出されたときに、ダスト採取テープ3GのID情報をデータベース5に送信し、ダスト採取テープ3Gによってダスト成分が採取されたときの扇風機90の動作状態情報をデータベース5に送信する。これにより、図3に示した処理が実行される前に、データベース5には、ダスト採取テープ3GのID情報に対応付けて、分析装置4によるダスト成分の分析結果および扇風機90の動作状態情報が記憶される。
なお、扇風機90に対して、ダスト採取テープ3Gの代わりに、ダスト採取スティック3を設置してもよい。この場合、ダスト採取スティック3を設置するための開口が、扇風機90の空気の流通経路に面した壁面(例えば、枠体92の側面)に設けられ、漏れ防止弁が一体に形成されたパッキンが当該開口の周縁部に設けられる。このように構成された扇風機90であっても、採取部3bによってダスト成分が採取され、採取部3b以外の部分では空気が流通するので、上記と同様に、空気を流通させる性能を維持しつつ、ダスト採取スティック3によるダスト成分の採取を行うことができる。
以上のように、実施の形態8に係る扇風機90において、ダスト採取テープ3Gが、羽根91によって流通された空気の流通経路の一部に露出した状態で設置され、流通経路の空気からダスト成分を採取する。流通経路において、空気は、ダスト採取テープ3Gが露出している部分以外を流通することができるので、扇風機90は、空気を流通させる性能を維持しつつ、ダスト成分を採取することができる。
また、実施の形態2に係る診断システム1Aが備える電気掃除機2Aの代わりに、実施の形態3から実施の形態8までに示した家電製品2,10,40,50,70,90の少なくともいずれか一つを用いてもよいし、電気掃除機2Aとともに、これらの家電製品の少なくともいずれか一つを用いてもよい。
実施の形態1から実施の形態8までにおいて、様々なダスト採取体を示したが、本発明に係るダスト採取体は、空気の流通経路の一部に露出された状態で家電製品に設置され、流通経路の空気からダスト成分を採取することができる構造であればよく、これまで示したダスト採取体の構造に限定されるものではない。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、実施の形態のそれぞれの自由な組み合わせまたは実施の形態のそれぞれの任意の構成要素の変形もしくは実施の形態のそれぞれにおいて任意の構成要素の省略が可能である。
本発明に係る診断システムは、例えば、住宅の居室におけるダスト成分の状態の診断に利用可能である。
1,1A 診断システム、2,2A 電気掃除機、2a,3a,3c,3e,3g,3i,3k,3m,3o,41,51 本体部、2b 集塵部、2b1 開口、2c パイプ部、2d 吸込口体、3 ダスト採取スティック、3A,3C,3G ダスト採取テープ、3B,3D,3E,3F ダスト採取シート、3b,3d,3f,3h,3j,3l,3n,3p 採取部、4 分析装置、5,5A データベース、6,6A 診断装置、7 パッキン、7a 漏れ防止弁、8 携帯通信端末、10 空気調和機、10a 前面パネル、11 ルーバー、12,46a,54,73 フィルタ、21,21A,31,83 通信部、22,23 センサ、32 記憶部、40 空気清浄機、42 送風ファン、43 触媒、44 活性炭フィルタ、45 除菌フィルタ、46 プレフィルタユニット、47 吸込パネル、50 除湿機、52 タンク、53 フィルタカバー、61 情報取得部、62,62A 診断処理部、70 換気扇、71,92 枠体、72,91 羽根、81 カメラ部、81a 撮影範囲、82 制御部、90 扇風機、93 前面ガード部材、100 入力インタフェース、101 出力インタフェース、102 記憶装置インタフェース、103 処理回路、104 プロセッサ、105 メモリ。
本発明は、ダスト成分の状態を診断する診断システムおよび診断方法に関する。
本発明は上記課題を解決するものであり、ダスト成分の採取量のばらつきが考慮された診断を行うことができる診断システムおよび診断方法を得ることを目的とする。
本発明に係る診断システムは、対象空間の空気を動作に応じて流通させる家電製品と、家電製品に取り付けられ、家電製品によって流通された空気からダスト成分を採取するダスト採取体と、ダスト採取体によって採取されたダスト成分を分析する分析装置と、分析装置によるダスト成分の分析結果と、家電製品の動作状態を示す動作状態情報とを対応付けて記憶するとともに、ダスト採取体の識別情報に対応付けて、ダスト採取体によってダスト成分が採取された対象空間の状態を示す空間情報を空間ごとに記憶するデータベースと、ダスト採取体の識別情報を用いてデータベースから取得した分析結果、動作状態情報および空間情報に基づいて、対象空間におけるダスト成分の状態を空間ごとに診断する診断装置を備える。
本発明に係る診断システムは、対象空間の空気を動作に応じて流通させる家電製品と、家電製品に取り付けられ、家電製品によって流通された空気からダスト成分を採取するダスト採取体と、ダスト採取体によって採取されたダスト成分を分析する分析装置と、分析装置によるダスト成分の分析結果と、家電製品の動作状態を示す動作状態情報とを対応付けて記憶するとともに、ダスト採取体の識別情報に対応付けて、ダスト採取体によってダスト成分が採取された対象空間の状態を示す空間情報を空間ごとに記憶するデータベースと、ダスト採取体の識別情報を用いてデータベースから取得した分析結果、動作状態情報および空間情報に基づいて、対象空間におけるダスト成分の状態を空間ごとに診断する診断装置を備え、家電製品は、吸引した空気から取り除いた塵埃が集まる集塵部を有した電気掃除機であり、空間情報は、電気掃除機による掃除の軌跡の画像データに基づいて生成された電気掃除機の吸込口体による被掃除面および吸込口体の移動距離に関する情報を含み、ダスト採取体は、集塵部内の空気の流通経路の側面に設けられた開口に設置され、流通経路の一部に露出した状態でダスト成分を採取するダスト採取スティックである

Claims (18)

  1. 対象空間の空気を動作に応じて流通させる家電製品と、
    前記家電製品に取り付けられ、前記家電製品によって流通された空気からダスト成分を採取するダスト採取体と、
    前記ダスト採取体によって採取されたダスト成分を分析する分析装置と、
    前記分析装置によるダスト成分の分析結果と、前記家電製品の動作状態を示す動作状態情報とを対応付けて記憶するデータベースと、
    前記データベースに記憶された前記分析結果および前記動作状態情報に基づいて、前記対象空間におけるダスト成分の状態を診断する診断装置と、
    を備えたことを特徴とする診断システム。
  2. 前記動作状態情報は、前記家電製品の動作モードおよび動作時間を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の診断システム。
  3. 前記データベースは、前記ダスト採取体の識別情報に対応付けて、前記ダスト採取体によってダスト成分が採取された前記対象空間の状態を示す空間情報をさらに記憶し、
    前記診断装置は、前記ダスト採取体の識別情報を用いて前記データベースから読み出した前記分析結果、前記動作状態情報および前記空間情報に基づいて、前記対象空間におけるダスト成分の状態を診断すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の診断システム。
  4. 前記データベースは、前記分析結果、前記動作状態情報および前記空間情報を空間ごとに記憶し、
    前記診断装置は、前記分析結果、前記動作状態情報および前記空間情報を、空間ごとに比較して、前記対象空間におけるダスト成分の状態を診断すること
    を特徴とする請求項3記載の診断システム。
  5. 前記家電製品は、電気掃除機であり、
    前記空間情報は、前記電気掃除機による掃除の軌跡および被掃除面に関する情報を含むこと
    を特徴とする請求項3記載の診断システム。
  6. 前記空間情報を取得する携帯通信端末を備え、
    前記データベースは、前記携帯通信端末によって取得された前記空間情報を記憶すること
    を特徴とする請求項3記載の診断システム。
  7. 前記家電製品は、前記ダスト採取体が設置される被設置部を備え、
    前記被設置部は、開口であり、
    前記ダスト採取体は、前記開口に挿入されて前記家電製品の内部に形成された流通経路の一部に露出した状態で設置され、当該流通経路の空気からダスト成分を採取するダスト採取スティックであること
    を特徴とする請求項1記載の診断システム。
  8. 前記家電製品は、前記ダスト採取体が設置される被設置部を備え、
    前記被設置部は、前記家電製品によって形成される空気の流通経路に露出した露出部分であり、
    前記ダスト採取体は、前記流通経路の一部に露出した状態で前記露出部分に貼り付けられ、当該流通経路の空気からダスト成分を採取するダスト採取テープであること
    を特徴とする請求項1記載の診断システム。
  9. 前記家電製品は、前記ダスト採取体が設置される被設置部を備え、
    前記被設置部は、前記家電製品によって形成される空気の流通経路に設けられたフィルタであり、
    前記ダスト採取体は、前記フィルタの一部に設けられて前記流通経路の空気からダスト成分を採取すること
    を特徴とする請求項1記載の診断システム。
  10. 電気掃除機であること
    を特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項記載の診断システム。
  11. 空気調和機であること
    を特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項記載の診断システム。
  12. 空気清浄機であること
    を特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項記載の診断システム。
  13. 除湿機であること
    を特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項記載の診断システム。
  14. 換気扇であること
    を特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項記載の診断システム。
  15. 扇風機であること
    を特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項記載の診断システム。
  16. 家電製品に取り付けられるダスト採取体であって、
    本体部と、
    前記本体部と一体に設けられ、前記家電製品の動作に応じて流通された空気からダスト成分を採取する採取部と、
    を備え、
    前記本体部は、前記家電製品によって形成された空気の流通経路の一部に前記採取部が露出した状態で前記家電製品に取り付けられ、
    前記採取部は、前記流通経路の空気からダスト成分を採取すること
    を特徴とするダスト採取体。
  17. 請求項16記載のダスト採取体と、
    前記流通経路の一部に前記採取部が露出するようにダスト採取体が設置される被設置部と、
    を備えたことを特徴とする家電製品。
  18. 情報取得部と診断処理部とを備えた診断装置による対象空間のダスト成分の診断方法であって、
    前記情報取得部が、前記対象空間の空気を動作に応じて流通させる家電製品に取り付けられたダスト採取体によって空気から採取されたダスト成分の分析結果と、前記家電製品の動作状態を示す動作状態情報とを対応付けて記憶するデータベースから、前記分析結果および前記動作状態情報を取得するステップと、
    前記診断処理部が、前記情報取得部によって前記データベースから取得された前記分析結果および前記動作状態情報に基づいて、前記対象空間におけるダスト成分の状態を診断するステップと、
    を備えたことを特徴とする診断方法。
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