JPWO2020234915A1 - 香味吸引器用のたばこロッド - Google Patents

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Abstract

筒状収容体(12)と、筒状収容体内に充填されたたばこを含む香味源とを備え、香味源は、長手方向に渡って空隙を形成するように充填されており、以下の関係を満たす:S/T≦17%(Tは香味源の筒状収容体(12)の長手方向に直交する断面における全空隙の面積、Sは当該断面における80万μm2 以上の面積を有する空隙(14)の総面積である)香味吸引器用のたばこロッドを提供する。

Description

本発明は、香味吸引器用のたばこロッド、より詳しくは直接加熱型または間接加熱型香味吸引器用のたばこロッドに関する。
従来の燃焼型喫煙物品に代わり、直接加熱型香味吸引器および間接加熱型香味吸引器が開発されている。特許文献1は、直接加熱して使用するたばこロッドに関して、断面空隙率や断面空隙率分布を画像解析する工程を備える良品と不良品を判定する方法、および当該方法を経て得られたエアロゾル形成基体を開示する。特許文献2はギャザーおよび捲縮が施されたたばこ材料シートを備える加熱式喫煙物品を開示する。
特表2017−524368号公報 特許第6017546号
直接加熱型香味吸引器の香味源は従来の燃焼型たばこよりも低温で加熱され、間接加熱型香味吸引器の香味源は直接加熱されない。このため、直接加熱型香味吸引器および間接加熱型香味吸引器は、従来の燃焼型たばこに比べて香味成分の揮散特性が高くない。かかる事情を鑑み、本発明は、香味成分の揮散効率が高い直接加熱型または間接加熱型香味吸引器用のたばこロッドを提供することを課題とする。
特許文献1は製造パラメータとして断面空隙率等を制御することを提案するが、断面空隙率と香味成分揮散との関係には言及しない。そこで発明者らは鋭意検討した結果、ある特定の大きさ以上の空隙の割合を特定の値とすることで前記課題を解決できることを見出した。すなわち、前記課題は以下の本発明によって解決される。
(態様1)
筒状収容体と、当該筒状収容体内に充填されたたばこを含む香味源とを備え、
前記香味源は、長手方向に渡って空隙を形成するように充填されており、
以下の関係を満たす:
S/T≦17%
(Tは前記香味源の前記筒状収容体の長手方向に直交する断面における全空隙の面積、
Sは当該断面における80万μm2以上の面積を有する空隙の総面積である)
香味吸引器用のたばこロッド。
(態様2)
直接加熱型または間接加熱型香味吸引器用の態様1に記載のたばこロッド。
(態様3)
前記香味源が表面加工された香味発生シートを含む、態様2に記載のたばこロッド。
(態様4)
前記筒状収容体側面が、紙、樹脂、金属、およびこれらの組合せからなる群から選択される材料で構成される、態様2または3に記載のたばこロッド。
(態様5)
前記筒状収容体側面が、多層構造を有する、態様2〜4のいずれかに記載のたばこロッド。
(態様6)
前記筒状収容体側面の通気度が1コレスタ単位未満である、態様2〜5のいずれかに記載のたばこロッド。
(態様7)
前記香味源が複数の短冊状の香味発生シートを含み、当該シートの長手方向が前記筒状収容体の長手方向と略平行である、態様2〜6のいずれかに記載のたばこロッド。
(態様8)
前記香味源が、エアロゾルを発生するエアロゾル源を含有する、態様2〜7のいずれかに記載のたばこロッド。
(態様9)
態様1〜8のいずれかに記載のたばこロッドを備える、直接加熱型または間接加熱型香味吸引器。
(態様10)
前記たばこロッドの上流側に、エアロゾルを発生するエアロゾル源をさらに備える、態様9に記載の香味吸引器。
(態様11)
態様1に記載のたばこロッドを備える、超音波振動型香味吸引器。
本発明によって、香味成分の揮散効率が高い香味吸引器用のたばこロッドを提供できる。
たばこロッドの概要図 たばこロッドの一態様の断面図 たばこロッドの別態様の断面図 直接加熱型香味吸引器の概念図 間接加熱型香味吸引器の概念図 間接加熱型香味吸引器の一態様の概念図 カートリッジの一態様の断面図 Vとニコチンのとの相関図
以下、本発明を詳細に説明する。本発明において「X〜Y」はその端値であるXおよびYを含む。
1.たばこロッド
たばこロッドとは、香味を発生する柱状の部材である。たばこロッドの吸口端側を「下流」、その反対側を「上流」という。図1にたばこロッドの概要を示す。図1(1)はたばこロッドの斜視図、図1(2)は矢視A−Aにおける断面図である。図中、1はたばこロッド、10は香味源、12は筒状収容体である。たばこロッド1の断面形状は、限定されず、円、楕円、多角形、角丸多角形とすることができる。たばこロッド1の断面形状の大きさは限定されないが、その最大長さ(以下、「幅」ともいう)は好ましくは1mm以上、より好ましくは3mm以上である。その上限は、好ましくは9mm以下、より好ましくは7mm以下である。たばこロッド1の長さは、好ましくは40mm以下、より好ましくは25mm以下である。その下限は、好ましくは1mm以上、より好ましくは5mm以上である。
(1)香味源
たばこロッド1は、たばこを含む香味源10を備える。たばこを含む香味源(以下、単に「香味源」ともいう)10は、長手方向に渡ってエアロゾルが流れる空隙を形成する。このため、たばこを含む香味源10は香味発生シートであることが好ましい。香味発生シートとしては香味を発生しうる成分をシート基材に担持させてなるシートまたは香味を発生する材料で構成されたシートが挙げられる。香味を発生しうる成分としては、例えば、たばこ原料に含まれる香喫味成分やメントール等の香料成分等が挙げられる。シート基材としては、例えば、圧縮たばこペレットやたばこ粉末等のたばこ材料等が挙げられるが、たばこ材料が好ましい。すなわち香味発生シートは、シート基材または香味を発生しうる成分のいずれかがたばこ由来の材料を含んでいればよく、一態様においてたばこ材料の基材シートに必要に応じて香味を発生しうる成分を担持したたばこシートが好ましい。
1)空隙率
香味源10は、後述する筒状収容体12内に長手方向に渡って空隙を形成するように充填される。図2は、香味源10として香味発生シート10sを折り畳んで筒状収容体12内に充填したたばこロッド1の断面図を示す。この場合、充填される香味発生シートの枚数は限定されず、1〜3枚とすることができるが、製造容易性の観点から1枚であることが好ましい。図中、14は80万μm2以上の面積を有する空隙である。本発明のたばこロッド1は、その長手方向に直交する断面において以下の関係を満たす。
S/T≦17%
Tは前記香味源の前記筒状収容体の長手方向に直交する断面における全空隙の面積、すなわち空隙の総面積である。Sは当該断面における80万μm2以上の面積を有する空隙の総面積である。便宜上、以下、S/TをVとする。香味成分の揮散特性を比較するための物質の例としてはニコチンが挙げられる。
図2においてVは空隙14の総面積/全空隙の面積で定義される。Vがこの範囲であることによって香味成分の揮散特性が良好となる。この観点から、Vは好ましくは16%以下、より好ましくは12%以下である。Vの下限は0%が好ましいが、製造上5%以上であってもよい。本発明のたばこロッドは、長手方向に渡って連通した空隙を有するので、1か所で測定したVをたばこロッドのVとすることができる。
全空隙の面積Tが過度に小さいと通気抵抗が高くなって喫煙が困難となり、Tが過度に大きいと吸応えが低下することがある。この観点から、たばこロッド1内断面におけるTの割合の好ましい下限は10%以上、20%以上、30%以上、35%以上、または40%以上であり、その好ましい上限は40%以下、45%以下、50%以下、または60%以下である。
Vは、たばこロッド1の断面を画像観察して求められる。具体的には以下の工程を経て空隙率を求めることができる。
工程1:たばこロッド1の断面像を取得する
工程2:当該像を画像解析して輝度の差から空隙を抽出し、全空隙の面積Tを求める
工程3:空隙の中から、80万μm2以上の面積を有する空隙を抽出しその合計面積Sを求める
工程4:以下の式からVを算出する。
V(%)=S/T
画像解析には公知の解析ソフトを用いることができる。
当該Vを達成するために香味源10の充填量は適宜調整され、一態様において筒状収容体12の体積に対して、40〜90体積%であることが好ましい。より好ましい下限値としては50体積%以上、55体積%以上、または60体積以上%が挙げられ、より好ましい上限値としては60体積%以下、65体積%以下、70体積%以下、80体積%以下、または90体積%以下が挙げられる。また、香味源10として香味発生シート10sを用いる場合、当該シートの少なくとも一方の面には、表面加工が施されることが好ましい。表面加工とは、香味発生シート10sの表面または裏面に複数の凹凸を形成する加工をいう。表面加工としては特に限定されず、捲縮加工、エンボス加工、デボス加工、ハーフカット等を施すことができる。捲縮加工とはシートにしわを設ける加工である。例えば、表面に複数の凸部を有する一対のローラ間に香味発生シート10sを通すことによって、香味発生シート10sの表面と裏面の両方にシート搬送方向に直交して延びるしわを設けて捲縮加工を施すことができる。このようにして設けられた凸部は、シート搬送方向に直交して延びている。ローラに設けられた凸部の頂点間のピッチは0.5〜2.0mmが好ましい。また頂点角度は30〜70°が好ましい。エンボス加工やデボス加工とは、凸状の加工具をシートに押しつけてシートの片面または両面に凹部を形成する加工であり、ハーフカット加工とは、シートの片面または両面に、シートが切断されない程度の深さ、好ましくはシート厚みの半分以下の深さの切込みを設ける加工である。
また、香味源10として、複数の短冊状香味発生シートを用いてもよい。短冊状シートとは、シートの主面における短手方向の長さが筒状収容体12の断面寸法よりも小さいシートである。図3(1)は当該態様の概要を示す。図中、10rは短冊状香味発生シートである。短冊状香味発生シート10rは、その長手方向が筒状収容体12の長手方向と略平行となるように充填される。当該態様におけるたばこロッド1の断面図を図3(2)に示す。この態様においても前記範囲のVが達成される。短冊状香味発生シート10rには前記表面加工が施されていてもよい。前記態様のたばこロッドの製造方法としては特公昭62−272962に開示された製造方法が知られている。ただし、前記の態様のたばこロッドを製造するに際しては、シート状材料として再生たばこ材に代えて再構成たばこシートを用いることが好ましく、再構成たばこシートとしては抄造シート、スラリーシート、キャストシートを用いることが好ましい。また、ボビンから引き出されたシート状材料のストリップは、裁断手段に通される前に、前段落で述べた表面加工が施されてよい。
2)香味発生シート10sの調製
香味発生シート10sは公知の方法で調製できる。例えば、抄造、スラリー、圧延、等の公知の方法で香味発生シート10sを調製できる。具体的に抄造の場合は、以下の工程を含む方法で製造できる。1)乾燥葉たばこ原料を粗砕し、水で抽出して水抽出物と残渣に分離する。2)水抽出物を減圧乾燥して濃縮する。3)残渣にパルプを加え、リファイナで繊維化した後、抄紙する。4)抄紙したシートに水抽出物の濃縮液を添加して乾燥したばこシートとする。
3)香味発生シート10sの寸法等
香味発生シート10sの形状は限定されないがシート主面の形状が四角形であることが好ましい。厚みは限定されないが、高効率の熱交換や香味発生セグメントの強度等を考慮すると、200〜600μmが好ましい。香味発生シート10sの一辺Aは、筒状収容体12の長手方向長さと同じであることが好ましい。香味発生シート10sの他方の辺Bの長さは適宜調整されるが、一態様においてAの長さの1〜10倍である。
4)短冊状香味発生シート10rの調製
短冊状香味発生シート10rは、香味発生シート10sを裁断することで調製できる。短冊状香味発生シート10rの長手方向長さaは、筒状収容体12の長手方向長さと同じであることが好ましい。短冊状香味発生シート10rの短手方向長さbは適宜調整されるが、一態様において0.4〜3.0mm程度であり、好ましくは0.6〜2.0mm、より好ましくは0.8〜1.5mmである。
5)エアロゾル源
香味源10はエアロゾル源を含んでいてもよい。エアロゾル源としてはグリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール等のポリオール等が挙げられる。エアロゾル源の添加量は、香味源10の乾燥重量に対して5〜50重量%が好ましく、10〜30重量%がより好ましい。香味源10に含まれるエアロゾル源を「内部エアロゾル源」ともいう。内部エアロゾル源を含むたばこロッド1は、直接加熱型香味吸引器に好適である。後述するように、間接加熱型香味吸引器用の香味源10は内部エアロゾル源を含まないことが好ましい。
(2)筒状収容体
筒状収容体12は公知の材料で構成される。例えば筒状収容体12の側面は、紙、樹脂、金属、およびこれらの組合せからなる群から選択される材料で構成される。間接加熱型香味吸引器に用いる場合、取扱い性の観点から筒状収容体12は樹脂で構成されることが好ましい。樹脂としてはポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ABS、ポリ乳酸樹脂等が挙げられる。側面部の厚さは限定されないが、0.4〜1.0mm程度であることが好ましく、0.6〜0.8mm程度であることがより好ましく、0.7mm程度であることがさらに好ましい。
間接加熱型香味吸引器に用いる場合、筒状収容体12の側面は、ポリエチレンフィルム、ポリビニルアルコール、ポリ乳酸等の樹脂フィルムと紙の積層体、アルギン酸、カラギーナン、カルボキシメチルセルロース、キサンタンガム、グアーガム、ペクチン、マンノース、グルクロン酸、ローカストビーンガム、ジェランガム、デンプン、酸化デンプン、加工デンプン、ヒアルロン酸、コンドロイチン流酸塩等の多糖・ムコ多糖の溶液を塗布してなる薄層と紙の積層体、アルミ箔等の金属箔と紙の積層体、または厚紙等で構成されることが好ましい。積層体の層数は限定されないが、紙層/樹脂層(または、金属箔層もしくは多糖・ムコ多糖層)/紙層の3層構造であることが好ましい。当該積層体は紙層が露出しているので、巻装時に酢酸ビニル糊やホットメルト接着剤を用いて十分に接着できる。十分な剥離強度(22.4g〜28.0g)を達成することができ、巻上後の接着剥がれを軽減できる。紙としては日本製紙パピリア製サンドラミ#85/S52(厚さ220μm、坪量85/52gsm、剛度145cm3/100)が挙げられる。樹脂層の厚さは12〜70μmが好ましく、17〜20μmがより好ましい。
厚紙としては、通気度が50コレスタ単位未満のものが好ましく、15コレスタ単位未満のものが好ましく、1コレスタ単位未満のものがより好ましい。厚さは100〜150μm、坪量は80〜150gsm程度であることが好ましい。厚紙としては、クラフトパルプ87.5重量%、無機充填物5重量%、でんぷん0.5重量%、水分7重量%程度で構成されるものが挙げられる。このような厚紙は例えばJulius Glatz GmbHより入手できる。
香味成分の揮散特性を良好に向上させる観点から、筒状収容体12の側面の通気度は好ましくは1コレスタ単位未満、より好ましくは0コレスタ単位である。コレスタ単位とは100mmH2O条件下、1cm2当たり1分間での空気通過流量(cm3)である。米国FILTRONA社製通気度計PPM100を用いて測定することができる。
筒状収容体12の片端または両端は開放されていてもよいし、通気性を確保した状態で閉じられていてもよい。端部が閉じられる場合、当該端部は前述の材料で構成されることが好ましい。また筒状収容体12の寸法は、たばこロッド1の前記寸法を達成できるように適宜調整される。
2.直接加熱型または間接加熱型香味吸引器
(1)直接加熱型香味吸引器
直接加熱型香味吸引器とは香味源10を加熱することによって、香味を生成する物品である。図4は直接加熱型香味吸引器の一態様を示す。図中、100は直接加熱型香味吸引器、1はたばこロッド、2はマウスピース、20は冷却部、22はフィルタ、3はラッパーである。
マウスピースの寸法は限定されないが、たばこロッド1と同じ幅を有することが好ましく、長さは26〜50mmであることが好ましい。フィルタ22はセルロースアセテートフィルター等の当該分野で通常使用される材料で構成されることが好ましい。フィルタ22の長さはマウスピースの全長の12〜60%であることが好ましい。冷却部20はエアロゾルを冷却する機能を有する。冷却部20は空洞であってもよく、ポリ乳酸フィルムなどの冷却要素を有していてもよい。冷却部20にはベンチレーションを設けることもできる。冷却部材20の長さはマウスピース2の全長の8〜77%であることが好ましい。
ラッパー3としては、前述のポリエチレンフィルム等の樹脂フィルムと紙の積層体、多糖・ムコ多糖の溶液を乾燥させてなる薄膜と紙の積層体、アルミ箔等の金属箔と紙の積層体、または厚紙等を用いることができる。すなわち、図4(1)に示すように筒状収容体12の長さを延長してラッパー3と兼ねることができる。また、別の態様として、図4(2)に示すように筒状収容体12の外側にラッパー3を設けることもできる。この態様においては、筒状収容体12は前述の樹脂または厚紙で構成されることが好ましい。
直接加熱型香味吸引器は公知のヒータによって加熱される。ヒータは、電気的にたばこロッド1を200〜400℃に加熱できることが好ましい。一般に直接加熱型香味吸引器は、たばこロッド1にヒータを挿入する内部加熱型と、たばこロッド1の外周にヒータを配置する外部加熱型が存在する。本発明においては、たばこロッド1の前記Vを確保するために後者が好ましい。直接加熱型香味吸引器とヒータとの組合せを直接加熱型香味吸引システムともいう。
(2)間接加熱型香味吸引器
間接加熱型香味吸引器とは香味源を直接は加熱せずに、その上流に配置したエアロゾル源からエアロゾルを発生させて、当該エアロゾルに香味源からの香味成分を担持させて香味を生成する物品である。図5は間接加熱型香味吸引器の一態様を示す。図中、200は間接加熱型香味吸引器、1はたばこロッド、3はラッパー、4は霧化部、5は外部エアロゾル源、7は外枠体である。外部エアロゾル源5は、たばこロッド1の上流に配置され、霧化部4によってエアロゾルを発生させる。霧化部4は電気的に外部エアロゾル源5を200〜300℃程度に加熱できることが好ましい。当該加熱によってエアロゾルが発生し、当該エアロゾルはたばこロッド1内に導入されて、香味源を30〜40℃の雰囲気にしながら通過し、香味成分を担持し、使用者に吸引される。間接加熱型香味吸引器と電源との組合せを間接加熱型香味吸引システムともいう。公知の間接加熱型香味吸引器および間接加熱型香味吸引システムは、例えば、国際公開2016/075749に開示されている。
図6は間接加熱型香味吸引システムの好ましい態様を示す。図中、210は間接加熱型香味吸引システムであり、203は電源ユニット、201はカートリッジである。カートリッジ201は、電源ユニット203に対して着脱可能である。図7に示すように、カートリッジ201は、外部エアロゾル源5と、霧化部4と、流路6を備える。カートリッジ201の吸口端部の空間にたばこロッド1が収容される。カートリッジ201内の当該空間にたばこロッド1が収容されて間接加熱型香味吸引器200が構成される。カートリッジ201は吸口端部にフィルタを有していてもよい。
外部エアロゾル源5は、例えば、前述のエアロゾル源を繊維充填物等の多孔質体に担持させて構成することができる。外部エアロゾル源5の長さは限定されないが10〜25mmであることが好ましい。電源ユニット203は電池等の電源を備え、燃焼を伴わずにエアロゾル源を霧化する。
間接加熱型香味吸引器における外枠体7としては樹脂製の筐体が挙げられる。図6に示す態様においては、カートリッジ201の側壁が外枠体7に相当する。
また、本発明のたばこロッドは、間接加熱型香味吸引器の一つの応用例である超音波振動型香味吸引器にも用いることができる。超音波振動型香味吸引器とは、霧化部に超音波発振装置を採用し、外部エアロゾル源に振動を与えてエアロゾルを発生させる形式の香味吸引器である。
[実施例1〜3]
たばこ抄造シート(厚さ200μm、坪量71g/m2、ニコチン量1.4重量%)にpH9.6のアルカリ水溶液を用いて処理を施した。次いで、捲縮ローラを用いて当該シートに表面加工を施した。捲縮ローラとして山形ローラ(60°、1mmピッチ)を用いた。このようにして香味発生シートを調製した。当該香味発生シートを、1辺の長さが21mmであり、重量が310mgの正方形状に裁断した。
筒状収容体として直径8mm、壁厚0.2mm、長さ21mmのポリプロピレン製ストローを準備した。当該ストロー内に、前記裁断された香味発生シートを折り畳んで図2のような断面形状となるように充填し、たばこロッドとした。画像解析装置VHX−2000(KEYENCE社製デジタルマイクロスコープ)を用いて、対物レンズ倍率50倍、CCD側レンズ倍率10倍でたばこロッド試験試料の端面画像を撮影した。画像撮影は後述する異なる条件で2度に分けて行った。その後、当該2枚の画像を、画像解析装置付属の操作ソフトウェア VHX−2000ver2.3.5.1を用いて2枚の画像レイヤーとして重ね合わせた。具体的に1枚目の画像は、画像解析装置付属の操作ソフトウェアが自動で設定する照明強度下で、画像のピントを端面へ合わせ撮影した。2枚目の画像は、前述のピントを維持したまま、操作ソフトウェアにおいて照明強度を最大(値無し)として撮影した。1枚目と2枚目の画像の重ね合わせは、前記操作ソフトウェアの「2D画像連結」機能で前記画像を処理し、1つの画像データへ統合することによって実施した。当該たばこロッドのVを測定するために、画像解析装置付属の操作ソフトウェアの「自動面積計測」機能を、統合した画像データへ適用し、閾値を35と設定した。
V(%)=S/T
T:断面における全空隙の面積
S:80万μm2以上の面積を有する空隙の総面積
国際公開2016/075749の記載を参考にして、図6に記載の間接加熱型香味吸引システムを準備した。カートリッジ200の長さは、たばこロッド1と同じ21mmとした。当該システムを用いて20パフの機械喫煙を行った。試料の調製は、ISO(the International Organization for Standardization)3402:1999(非特許文献)が定めるたばこおよびたばこ製品の調湿・調和法に従った。機械喫煙法および発生したエアロゾルの捕集法は、CORRESTA RECOMMENDED METHOD No. 81 “ROUTINE ANALYTICAL MACHINE FOR E-CIGARETTE AEROSOL GENERATION AND COLLECTION − DEFINITIONS AND STANDARD”に従った。エアロゾルを捕集したケンブリッジフィルターを回収し、ガスクロマトグラフィーを用いてニコチン量を測定した。ケンブリッジフィルターは、直径約44mm、厚さ1.5mmの平たい円形のガラス繊維のフィルタで、粒子状物質を捕捉可能なフィルタとして、当業者に周知であり汎用されている。ケンブリッジフィルターは、日本ケンブリッジフィルター株式会社、Borgwalt社(カタログ番号8020 285 2)等より入手可能である。捕集したエアロゾルの粒子状物質(Total Particle Matter、以下「TPM」という)が含む香味成分の代表としてニコチンを分析し、TPM中のニコチン量を求めた。ニコチンの定量は当業者慣用の方法で行った。結果を表1に示す。Vの値が表1に示す値となるようにシートの充填量等を変更して実施例2および3を実施した。
[比較例1〜11]
捲縮加工を施さない香味発生シートを用いて、実施例と同様にしてたばこロッドを調製し、評価した。ただし、Vの値が表1に示すような値となるように充填量および折り畳み方を調整した。
実施例で使用した香味発生シートを用いて、実施例と同様にしてたばこロッドを調製し、評価した。ただし、Vの値が表1に示すような値となるように充填量および折り畳み方を調整した。これらの結果を表1と図6に示す。
Figure 2020234915
表1のとおり、たばこロッドから生じたエアロゾルの粒子状物質が含有する香味成分の比率に関して、実施例にかかるたばこロッドは比較例より高い値を示した。本発明のたばこロッドは、優れた香味成分の揮散特性を有することが明らかである。
1 たばこロッド
10 たばこを含む香味源
10s 香味発生シート
10r 短冊状香味発生シート
12 筒状収容体
14 80万μm2以上の面積を有する空隙

100 直接加熱型香味吸引器
2 マウスピース
20 冷却部
22 フィルタ
3 ラッパー

200 間接加熱型香味吸引器

210 間接加熱型香味吸引システム
201 カートリッジ
4 霧化部
5 外部エアロゾル源
6 流路
7 外枠体

203 電源ユニット

Claims (11)

  1. 筒状収容体と、当該筒状収容体内に充填されたたばこを含む香味源とを備え、
    前記香味源は、長手方向に渡って空隙を形成するように充填されており、
    以下の関係を満たす:
    S/T≦17%
    (Tは前記香味源の前記筒状収容体の長手方向に直交する断面における全空隙の面積、
    Sは当該断面における80万μm2以上の面積を有する空隙の総面積である)
    香味吸引器用のたばこロッド。
  2. 直接加熱型または間接加熱型香味吸引器用の請求項1に記載のたばこロッド。
  3. 前記香味源が表面加工された香味発生シートを含む、請求項2に記載のたばこロッド。
  4. 前記筒状収容体側面が、紙、樹脂、金属、およびこれらの組合せからなる群から選択される材料で構成される、請求項2または3に記載のたばこロッド。
  5. 前記筒状収容体側面が、多層構造を有する、請求項2〜4のいずれかに記載のたばこロッド。
  6. 前記筒状収容体側面の通気度が1コレスタ単位未満である、請求項2〜5のいずれかに記載のたばこロッド。
  7. 前記香味源が複数の短冊状の香味発生シートを含み、当該シートの長手方向が前記筒状収容体の長手方向と略平行である、請求項2〜6のいずれかに記載のたばこロッド。
  8. 前記香味源が、エアロゾルを発生するエアロゾル源を含有する、請求項2〜7のいずれかに記載のたばこロッド。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のたばこロッドを備える、直接加熱型または間接加熱型香味吸引器。
  10. 前記たばこロッドの上流側に、エアロゾルを発生するエアロゾル源をさらに備える、請求項9に記載の香味吸引器。
  11. 請求項1に記載のたばこロッドを備える、超音波振動型香味吸引器。
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