JPWO2020183759A1 - デンタルクリーナー - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、健康的かつ清潔な歯及び口腔を保つための、便利で使い易く、総合的な機能に優れ、デンタルブラシ、デンタルフロス、デンタルピック、タフトブラシ、歯間ブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、デンタルミラー、及び、リンスから選択される機能が複数一体化されたデンタルクリーナーであって、いつでもどこでも使用することが可能なデンタルクリーナーを提供することを目的とする。【解決手段】本発明のデンタルクリーナーは、特殊な歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシと、デンタルピック、歯間ブラシ、ポリッシャー、タフトブラシ、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーから選択される2つ又は3つが一体化されていることを特徴としている。

Description

本発明は、健康的かつ清潔な歯及び口腔を保つための、便利で使い易く、総合的な機能に優れた、デンタルブラシ、デンタルフロス、デンタルピック、タフトブラシ、歯間ブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、デンタルミラー、及び、リンスから選択される機能が複数一体化されたデンタルクリーナーに関する。
特に、本発明のデンタルクリーナーは、プラークやステイン等を取り除く機能に優れているだけでなく、舌の汚れ(舌苔)を落とし、歯茎をマッサージする機能を付与することができるため、虫歯や歯周病等から守るだけでなく、口臭を予防し、歯を白く、清潔に保つことができる上、携帯しやすく、水やペーストを必要とすることがなく、いつでもどこでも使用することができるという特徴を有する。更に、歯及び口腔内を観察する機能も付与することができる。
食物を摂取するために必要な歯は、身体の健康を維持するために最も重要な部位の一つである。いつでもどこでも飲食後には必ず歯磨きを行う習慣を身に付け、歯に強固に付着した歯垢(プラーク)を除去し、虫歯や歯周病等から守る必要がある。また、歯磨きは、虫歯や歯周病から守るだけでなく、歯を白く見せ、口臭を消すことにもなるので、健康的で清潔な印象を人に与えることができる。特に、プラークは、唾液に含まれる糖タンパクが歯の表面を覆う薄い皮膜(ペリクル)上に形成される細菌の棲家で、ミュータンス菌(むし歯菌)がショ糖を用いてグリコカリックスというネバネバした物質を歯の表面に作り出し、歯周病菌の棲家ともなる。そして、このプラークは、唾液や血液の無機質成分を吸って固まった歯石になり、虫歯、歯周病、口臭等の原因となるばかりか、心臓病、脳卒中、糖尿病、肺炎等の要因になる場合もある(非特許文献1)。
このようにプラークを除去する重要な歯磨きは、一般的に、デンタルブラシとペーストを用いた歯磨きが行われているが、デンタルブラシによって、歯表面のプラークを除去することができても、デンタルブラシの先端が歯間部に届き難く、歯間のプラークを除去する効果が低い。そのため、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ等の併用が好ましいと指摘されている(非特許文献2〜5)。
特に、デンタルフロスを併用した場合の歯間プラーク除去率は、デンタルブラシだけの場合の58%に対し、86%にも達する(非特許文献2)。
このようなデンタルフロスには、デンタルフロスを切り取り指に巻き付けて行うロールタイプと、弓状のホルダーにデンタルフロスが張り付けられたホルダータイプがあり、デンタルフロスそのものは、弾力性のあるナイロンやワックス等の可塑剤を含むポリエステルのフィラメントが、数多く撚り合わされたものが現在でも使用されている(非特許文献6及び7)。
しかし、従来より、デンタルフロスには、切断し難く歯肉を損傷し難い弾性、摩擦性、強靭性等の問題、プラークを効率よく取り出す除去能力の問題、歯間に挿入し易く、挿入後は歯間に嵌合する圧縮膨張性の問題等に対し、様々な観点から改良が施されてきた。
強靭性の問題に対しては、極めて引張強度が高い超高分子量ポリエチレン(PE)を利用するという技術が検討されている(特許文献1)。しかし、超高分子量のPEを細いフィラメントに加工する技術は非常に大きな労力を伴うだけでなく、超高分子量PEの弾性が高過ぎるため、歯肉を損傷する危険性がある。
水膨潤性樹脂を用いたフィラメントを用いたデンタルフロスは、歯間に挿入した後、唾液で膨潤することによって歯間に嵌合する圧縮膨張性の問題、プラークを効率よく取り出す除去能力の問題を解決しうる可能性があるが、膨潤したフィラメントの強度の問題が弱点となる(非特許文献6及び特許文献2)。
デンタルフロスのフィラメントの太さ、撚るフィラメントの数、撚り数により異なるが、デンタルフロス表面だけでしか行われないプラークの除去を解決するために、数多くのフィラメントを一定間隔で束ねたデンタルフロスが提案されている(特許文献3)。しかしながら、フィラメントが歯に絡むという問題が生じる。
更に、デンタルフロスが歯間を快適にスライド可能な操作性、すなわち、デンタルフロスに対する利用者の触感を向上するため、多孔質または中空ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)のフィラメントが提案されている(特許文献4)。しかし、フィラメント表面は、材質に由来する触感を向上させる低摩擦性が、逆に、プラーク除去機能を不足させると共に、材質に由来する強靭性の不足による切断も問題になる。このPTFEの低摩擦性は、ホルダーに装着して容易に抜け落ちるという問題もある。
この問題を解決するために、フュームドシリカを添加したPTFEが提案されているが、一層フィラメントの強靭性を低下させる要因になる(特許文献5)。
デンタルフロスを挿入しやすくする手段として、従来のナイロンやポリエステルの撚糸に水溶性高分子を被覆したデンタルフロスが提案されているが、挿入するために唾液で水溶性高分子が溶解するため、従来のナイロンやポリエステルの撚糸のデンタルフロスの課題を何ら解決することはできない(特許文献6)。
また、従来のナイロンやポリエステルの撚糸を用いたデンタルフロスのプラーク除去能力を、フィラメントの断面形状を3〜6葉の多葉形状とすることによって解決する方法が提案されているが、ナイロンやポリエステルの材質に基づくデンタルフロスの圧縮変形が困難であるため、歯間への挿入が困難で、歯肉を痛める危険性である上、切断しやすいという問題は解決されない(特許文献7)。
このような圧縮変形がし易いデンタルフロスとして、可塑剤を混合したエラストマーが提案されているが、可塑剤はフィラメントの強靭性を著しく低下させる(特許文献8)。
このように最適なデンタルフロスは、いまだ見出されていないが、上述したように、デンタルフロスを使用することによって、デンタルブラシとペーストによる歯磨きだけでは落ちにくい歯間のプラークを除去する能力が向上するため、デンタルブラシとホルダー型デンタルフロスを一体化したデンタルクリーナーが提案されている(特許文献9及び10)。
いずれも、携帯性を重視した構成となっているため、デンタルブラシ及びホルダー型デンタルフロスの機能を十分に発揮させる構成ではなく、特に、デンタルフロスを操作することが困難な構成となっている。また、携帯性を備えているとはいえ、ペーストまたはリキッドの歯磨き剤、口を洗浄するための水、口の周囲や手を拭くタオル等を必要とする。
一方、デンタルブラシとペーストによる歯磨きだけでは落ちにくい歯間のプラークを除去する能力が向上するために、ホルダー型デンタルフロスだけでなく、アダプターとして、歯間ブラシやタフトブラシ等を備えた電動デンタルブラシも提案されている(特許文献11)。特に、歯間ブラシを併用した場合の歯間プラーク除去率は、デンタルブラシだけの場合の58%に対し、95%にも達し、デンタルフロス以上の効果があると報告されている(非特許文献4)。また、デンタルフロス及び歯間ブラシと比較できるデータではないが、タフトブラシも、デンタルブラシとの併用により、歯間プラークの大幅な除去率向上が認められている(非特許文献5)。この特許文献11には記載されていないが、デンタルピックも同様の効果を有することが知られている(非特許文献3)。このように、歯間プラークを除去する効果を高めることができるデンタルブラシの補助的デンタルクリーナーを種々組み合わせることは極めて有効であるが、電動式であり、いつでもどこでも使用できる携帯性を備えていないという問題がある(特許文献11)。
このように、デンタルブラシとデンタルフロス等の補助的デンタルクリーナーとの併用によって、歯間のプラークを除去する能力を向上させることはできるが、健康的かつ清潔な歯及び口腔を保つためには、ペリクルと食物のポリフェノールやタバコの脂等が結合した汚れで、黄ばみや口臭の原因となるステインを除去する必要がある(非特許文献8)。これは、口元の美しさは、歯の色が大半を占めていると言われ程、歯の色が与える影響力は大きいことと関連が深く、歯のホワイトニングの希望者が増加している。
歯医者等で行われる歯のホワイトニングは、過酸化水素等の漂白剤を用いるが、日頃の歯磨きでステインを除去する方法には、化学的方法と物理的方法がある(非特許文献8、並びに、特許文献12及び19)。
化学的方法は、ポリリン酸ナトリウム、並びに、炭素数10以下のグリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、及び、ジグリセリンを含むペーストやリキッド等を歯磨きに使用する方法である。
物理的方法としては、ヒュームドシリカ、炭酸カルシウム、リン酸塩等の研磨剤を含むペーストやリキッド等を歯磨きに使用する方法、デンタルクリーナーとしてポリッシャーを使用する方法がある。ポリッシャーは、メラミン樹脂スポンジを使用する方法、及び、ヒュームドシリカ、炭酸カルシウム、リン酸塩等の研磨剤を含むゴム及びデンタルブラシである。
化学的方法は、歯を損傷することはないが、ステインを除去する効果は低いという問題があり、物理的方法は、ステインを除去する効果は高いが、歯を損傷するという問題がある。
特に、物理的方法は、特別なペーストやリキッドを必要とせず、ポリッシャーだけでステインを除去できるため、デンタルクリーナーとして種々検討されている。その結果、ポリッシャーでも、研磨剤を含むゴム及びデンタルブラシは、デンタルブラシ自体の強度を低下させると共に、材質及び形状に起因して歯との接触面積が小さいという問題があるのに対し、強度の問題もなく、発泡体であるために圧縮変形しやすく、歯との接触面積が大きいメラミン樹脂スポンジが好ましいと考えられたため、手動式及び電動式のメラミン樹脂スポンジを利用したデンタルクリーナーが提案されている(特許文献13及び14)。
しかしながら、メラミン樹脂スポンジは、発泡剤を混合したメチロールメラミンとホルムアルデヒドの縮合重合によって形成されているため、極めて高い硬度に起因する歯の摩耗の問題と未反応物として生成物に残留するシックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドに起因する問題がある(特許文献15)。
硬度に起因する問題は、メラミン樹脂スポンジが、使用可能な範囲が限定された掃除用スポンジとして幅広く用いられていることから理解される。一般的なプラスチックよりも高い硬度を有しているので、光沢のあるプラスチック製品等の表面を損傷するためである。この硬度は、歯のエナメル質よりも高く、メラミン樹脂スポンジのデンタルクリーナーは、歯及び歯肉を著しく損傷する。なお、研磨剤を含むゴム及びデンタルブラシも、研磨剤による歯及び歯肉の損傷という問題がある。
ホルムアルデヒドに起因する問題は、ホルムアルデヒドは、目や気道等の粘膜に刺激を与えるシックハウス症候群の代表的な物質であることに基づいている。未反応物として残留するホルムアルデヒドは、洗浄、中和剤、熱処理等の対策により減少しているが、口腔内の粘膜と接触するデンタルクリーナーとして使用するには、安全性に対する配慮が不可欠である。
このような観点から、ポリッシャーとして、スポンジの替わりに、粘着性を有するシリコン等のゴム単体を使用する方法も考えられる(特許文献16)。しかし、気泡を無数に有するスポンジの構造によるステイン除去効果には至らないものと考えられる。
逆に、ポリッシャーだけでは、歯の表面に付着したステイン及びプラークしか除去できないため、ポリッシャーと歯間のプラークを除去するデンタルフロスやデンタルピック等とを一体化させたデンタルクリーナーも提案されている(特許文献17)。
更に、歯及び歯間だけでなく、口腔内の舌及び歯茎も健康的かつ清潔に保つためには、タンクリーナーや歯茎マッサージャーを備えていることが好ましい(非特許文献9及び10)。
舌は、口を開いて見える舌背の表面に味覚を感知する味蕾があり、それを取り囲むようにザラザラした突起状の舌乳頭がある。この舌乳頭に歯垢と同様に細菌の塊である舌苔が付着し、口臭や歯周病の原因になるので、日々取り除くことが望ましい。歯茎は、歯を支える重要な役割を担っており、健康的でなければ、歯周病の原因となるので、歯茎のマッサージも欠かすことができない重要な習慣の一つである。
しかし、デンタルフロス、歯間ブラシ、デンタルピック、タフトブラシ等の補助的清掃用具と比較して、知名度が低く、歯磨きと一緒に行うことは極めて少ない。従って、デンタルブラシと一体化していることが望ましい。
また、歯、歯間、歯茎、及び、舌の状況、及び、以上に記載された様々な用具を用いて清掃・施行した結果を容易に観察することができれば、口腔内を意識的に健康かつ清潔に保つ誘因となる。しかし、口腔内を習慣がなく、デンタルミラーを用意することは少ないため、タンクリーナー等と同様、デンタルブラシと一体化していることが望ましい。
以上のように、健康的かつ清潔な歯及び口腔を保つためのデンタルクリーナーとして、デンタルブラシ、デンタルフロス、デンタルピック、タフトブラシ、歯間ブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラー等の様々な材質及び構成が検討されているものの、それぞれに内在する課題を有し、その課題を解消したデンタルクリーナーは見出されていない。
一方、いつでもどこでも歯磨きを行うことができる携帯性という観点に基づいた、デンタルブラシとデンタルフロスとを備えたデンタルクリーナーも提案されているが、ペーストやリキッド等の洗浄剤が必要であると共に、口の周辺や口腔内を洗浄するための水が必要である(特許文献9及び10)。
このような携帯性という観点及び経済性という観点から、洗浄剤が内蔵されたデンタルクリーナーが提案されている(特許文献17、18、及び、19)。ここで、経済性というのは、従来の使い捨てデンタルクリーナー用品は、ホテル等でみられるように、デンタルブラシとペーストチューブとがビニール袋に包装されたセット用品で、材料費及び加工費の負担が大きいということである。
特許文献17は、ポリッシャーと歯間のプラークを除去するデンタルフロスやデンタルピック等とを管状部材を介して一体化させ、その管状部材の中にグリセリンやメントール等を含むリキッドやゲル状洗浄剤を内蔵させたデンタルクリーナーが記載されている。構成的にも簡便で、操作的にも、管状部材を指で押圧することによって洗浄剤をポリッシャーに送出するだけの簡単なものである。しかし、ポリッシャーは、スポンジやシリカ及び炭酸カルシウム等の研磨剤を含む樹脂であり、歯を損傷するという問題がある。また、デンタルブラシの機能がないため、ポリッシャーは、歯の表面に付着したプラークとステインを除去しなければならないため、ポリッシャーに掛かる負担が大きい。デンタルブラシでプラークを除去した後にポリッシャーを使用することによって、歯の表面に付着したステインを効果的に除去できるので、スポンジの場合には目詰まり等により、研磨剤を含む樹脂の場合には研磨剤の脱落等により、ステインを除去する効果が著しく低下する。従って、このデンタルクリーナーでは、デンタルブラシも携帯する必要がある。更に、少なくとも口腔内を洗浄するための水が必要である。
特許文献18には、ペーストが内包されたカプセルを内蔵するデンタルブラシが提案されている。この場合は、歯間のプラークを除去するデンタルフロスまたはピックがなく、デンタルブラシの機能しかない。また、ペーストを使用するため、歯磨きのための水及び口腔内を洗浄するための水を必要とする。
特許文献19には、デンタルブラシとデンタルピックとが熱可塑性ゴムで成形された柄を介して一体化され、デンタルブラシの根元に、塩基性アミノ酸、フッ化物イオン、シリカ及び炭酸カルシウム等の研磨剤、及び、増粘剤を含む水またはシンナーが内包されたカプセルを備えたデンタルクリーナーが提案されている。これによれば、ステインを効果的に除去できるポリッシャーを備えていないが、その代替機能を研磨剤に委ねるため、歯を損傷するという問題がある。また、カプセル内の洗浄剤の粘度が低く調整されているため、水を用いることなく歯磨きができると記載されているが、研磨剤を口腔外に排出するためには、口腔内を洗浄するための水は必要であると考えられる。
以上、従来提案されてきたデンタルクリーナーを検討した結果、健康的かつ清潔な歯及び口腔を保つための、便利で使い易く、プラークやステイン等を取り除く機能に加え、舌苔を落とし、歯茎をマッサージする機能を有し、虫歯や歯周病等から守るだけでなく、口臭を予防し、歯を白く、清潔に保つことができる上、歯及び歯肉を損傷せず、水を全く必要としない、いつでもどこでも使用可能なデンタルクリーナーは未だ見出されていない。また、歯及び口腔内を観察する機能については全く検討されていない。
更に、従来、製造者の意図に基づいた機能が付与されたデンタルクリーナーは提供されてきたが、使用者が重視している機能を備えたデンタルクリーナーは提供されることは困難であった。
特開平1−274754号公報 特表平6−501239号公報 特開平8−117252号公報 特表2003−508111号公報 特開2010−209512号公報 特開2010−214017号公報 特開2013−192586号公報 特表2013−510170号公報 特開平2−279109号公報 特開2002−336051号公報 特表2015−503974号公報 国際公開第2003/030851号公報 特開2003−250818号公報 特開2003−235875号公報 特開2014−217723号公報 特開2006−102483号公報 特表2007−506501号公報 実用新案登録第3043427号公報 特表2011−511669号公報
「歯周病」,歯とお口のことなら何でもわかるテーマパーク8020ホームページ,https://www.jda.or.jp/park/troulble 「デンタルフロス」,公益財団法人ライオン歯科衛生研究所ホームページ,https://www.lion−dent−health.or.jp/labo/article/tool/03.htm 「デンタルピック」,株式会社広栄社ホームページ,http://www.cleardent.co.jp/item/item02.html 「歯間ブラシ」,公益財団法人ライオン歯科衛生研究所ホームページ,https://www.lion−dent−health.or.jp/labo/article/tool/04.htm 「タフトブラシ」,公益財団法人ライオン歯科衛生研究所ホームページ,https://www.lion−dent−health.or.jp/labo/article/tool/05.htm 「デンタルフロスの使い方と注意点〜最適な使用頻度とは?〜」,Lideaホームページ,https://lidea.today/articles/463 デンタルフロス「フロアフロス」,株式会社オーラルケアホームページ,https://www.oralcare.co.jp/product/post−24.html 「歯磨きで歯が白くなる?美白効果のある歯磨き粉の特徴や種類」,ORAL FIRSTホームページ,https://oral−first.com/beauty/46/ 「いろいろな補助的清掃用具」,中通歯科診療所歯科通信,http://www.meiwakai.or.jp/sikatuusin/old/sika2001−1002/sika20203−1.htm 「歯茎マッサージブラシ」,株式会社広栄社ホームページ,http://www.cleardent.co.jp/item/item04.html 「化学繊維の形」,日本化学繊維協会ホームページ,https://www.jcfa.gr.jp/about_kasen/knowledge/shape/index.html 村瀬繁満,「異形断面−ナイロン繊維−」,繊維と工業,Vol.54,No.2(1998)pp.43−47 機能素材&天然石「マイクロアート/MICROART / (登録商標)Rakuten BLOG,https://plaza.rakuten.co.jp/sozaiya123/19144 「超異型捲縮繊維ソロテックス(登録商標)オクタ(登録商標)を開発」,帝人フロティア株式会社ホームページ,https://www.teijin.co.jp/news/2018/jbd181113_01.html 富士カプセル株式会社ホームページ,「ソフトカプセルとは」,https://www.fujicapsule.com/softcapsule/
本発明は、健康的かつ清潔な歯及び口腔を保つための、便利で使い易く、総合的な機能に優れ、デンタルブラシ、デンタルフロス、デンタルピック、タフトブラシ、歯間ブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、デンタルミラー、及び、リンスから選択される機能が複数一体化されたデンタルクリーナーであって、いつでもどこでも使用することが可能なデンタルクリーナーを提供することを目的とする。
また、本発明のデンタルクリーナーは、使用者の要望に応じた機能を選択的に容易に一体化できることを目的としている。
特に、本発明のデンタルクリーナーは、プラークやステイン等を取り除く機能に優れているだけでなく、舌の汚れ(舌苔)を落とし、歯茎をマッサージする機能を付与することができるため、虫歯や歯周病等から守るだけでなく、口臭を予防し、歯を白く、清潔に保つことができる上、携帯しやすく、水やペーストを必要とすることがなく、いつでもどこでも使用することができるデンタルクリーナーを提供することを目的としており、歯及び口腔内を観察する機能を提供することも目的としている。
また、本発明のデンタルクリーナーは、デンタルブラシ、デンタルフロス、デンタルピック、タフトブラシ、歯間ブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、デンタルミラー、及び、リンスから、使用者の要望に応じた機能を選択的に容易に複数一体化できることを目的としている。
本発明者は、特殊な歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシに、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーから選択される2つ又は3つを一体化させることによって、プラークやステイン等を取り除く機能に優れているだけでなく、舌の汚れ(舌苔)を落とし、歯茎をマッサージする機能を付与することができるため、虫歯や歯周病等から守るだけでなく、口臭を予防し、歯を白く、清潔に保つことができる上、携帯しやすく、水やペーストを必要とすることがなく、いつでもどこでも使用することができ、歯及び口腔内を観察できるデンタルクリーナーを提供することができることを見出し、本発明の完成に至った。
すなわち、本発明は、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシと、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーから選択される2つ又は3つが一体化されていることを特徴とするデンタルクリーナーである。
このように、デンタルブラシ以外の用具が2つ又は3つ一体化されることによって、一度の歯磨きで、デンタルブラシによる歯表面のプラークの除去以外に、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシのいずれかを用いた歯間やデンタルブラシの届きにくい箇所のプラークの除去、ポリッシャーによる歯表面のステインの除去、タンクリーナーによる舌乳頭の舌苔の除去、歯茎のマッサージ、及び、歯や口腔内の観察のいずれか2つ又は3つを同時に行うことができるため、非常に便利である。そして、これらは、使用者の重視する機能に基づいて選択することが可能である。
また、歯磨き用液体がデンタルブラシに内蔵されているため、歯磨き用ペーストやリキッド等を準備する必要もないので、携帯しやすいという長所もある。特に、本発明の歯磨き用液体は、後述するように、水を必要としないため、歯磨きの時間及び場所を選ばないという特徴がある。
更に詳しくは、本発明のデンタルクリーナーは、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシをヘッドベースの片面に固着したヘッド部と、ヘッドネックを備えたヘッドネック部と、ハンドル部と、テールネックを備えたテールネック部と、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つを備えたテール部とが、この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、ヘッドベースのデンタルブラシ固着面の反対面に、ポリッシャー、タンクリーナー、タフトブラシ、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つを備えており、3つの機能が付与されたデンタルクリーナーである。
そして、使用者が重視する機能の用具を自由に選択して備えることができるようにするため、ヘッドネック部とハンドル部及びテールネック部とハンドル部とは、脱着可能であることが好ましい。また、デンタルブラシと、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーとの操作は全く異なるため、それぞれが操作しやすいように、ハンドル部をフラットな形状、例えば、太鼓状とした場合、操作しやすい向きに自在に回動させ、固定できるように、ヘッドネック部とハンドル部及びテールネック部とハンドル部とは、枢結され、固定可能に嵌装されていることが好ましい。
また、本発明のデンタルクリーナーは、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシをヘッドベースの片面に固着したヘッド部と、ヘッドネックを備えたヘッドネック部と、ハンドル部と、テールネックを備えたテールネック部と、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、ポリッシャー、タフトブラシ、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーの少なくともいずれか一つを備えたテール部とが、この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、ヘッドベースのデンタルブラシ固着面の反対面に、ポリッシャー、タンクリーナー、タフトブラシ、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーの少なくともいずれか一つを備え、ヘッドネック又はテールネックのハンドル部側に連設されるデンタルピック、歯間ブラシ、ポリッシャー、タフトブラシ、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーの少なくともいずれか一つが、ハンドル部と脱着可能に、ハンドル部、ヘッドネック部、及び、テールネック部のいずれかの内側に形成される内蔵部に収納されており、4つの機能が付与されたデンタルクリーナーである。
このデンタルクリーナーにおいても、使用者が重視する機能の用具を自由に選択して備えることができるようにするため、ヘッドネック部とハンドル部及びテールネック部とハンドル部とは、脱着可能であることが好ましい。また、デンタルブラシと、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーとの操作は全く異なるため、それぞれが操作しやすいように、ハンドル部をフラットな形状、例えば、太鼓状とした場合、操作しやすい向きに自在に回動させ、固定できるように、ヘッドネック部とハンドル部及びテールネック部とハンドル部とは、枢結され、固定可能に嵌装されていることが好ましい。
更に、操作性という観点からは、デンタルブラシが最も力を必要とするため、ハンドル部の中心からヘッド部先端までの長さ(b)とハンドル部の中心からテール部先端までの長さ(c)との比が、b:c=5:5〜8:2であることが好ましく、b:c=6:4〜7:3であることがより好ましい。操作しやすい長さの比には個人差があるため、長さの比が異なるデンタルクリーナーを準備しておくことによって、利用者各自に適したデンタルクリーナーを提供することができる。機能の異なる用具を一体化することによって、それぞれの用具の操作性が低下するのは一般的に認められることであるが、本発明のデンタルクリーナーには、そのような課題を解消している。
本発明のデンタルクリーナーは、上述したように、デンタルブラシ、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラー等、様々な操作の用具が一体化されているため、ヘッド部、ヘッドネック部、ハンドル部、テールネック部、テール部の配置、位置関係、形状等様々な工夫が必要である。
ヘッドベースの片面に固着されたデンタルブラシを備えたヘッド部については、デンタルブラシが固着されたヘッドベースの反対面に、ポリッシャー、タンクリーナー、タフトブラシ、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つが固着されるため、歯磨きを最も行いやすく、歯の表面と適切に接触するように、ヘッド部のヘッドベースのブラシ固着面傾斜線(X)と水平線との成す角(α)が70〜95°であって、ヘッドネックのデンタルブラシ側表面からデンタルブラシ後端に至る断面円弧部の曲率(D)が0.08〜0.50であることが好ましい。
同様に、デンタルブラシの先端から後端までの長さ(g)、幅(h)、及び、長さ(n)が、それぞれ、10〜16mm、7〜11mm、及び、4〜10mmであって、デンタルブラシの先端から後端に至る円弧部の曲率(B)が0.07〜0.20であることが好ましい。
このようなデンタルブラシのサイズ及び形状は、デンタルブラシの操作性だけでなく、デンタルブラシが固着されたヘッドベースの反対面に備えられる用具の操作性を考慮して設計されたものである。デンタルブラシの長さは、均一でも不均一でも構わないが、デンタルブラシの長さが大きすぎると、デンタルブラシが固着されたヘッドベースの反対面に備えられる用具の操作が著しく困難になる。
また、デンタルブラシに内蔵されたリンスカプセルは、デンタルブラシの中央に取り付けられるため、リンスカプセルが容易に破壊され、歯磨き用液体が供給されるように、リンスカプセルの高さと同程度の長さのデンタルブラシをリンスカプセルに隣接してリンスカプセルの同心円上に形成し、デンタルブラシ外周まで楕円曲線を描きながら徐々に長いブラシを形成することによって、デンタルブラシ先端がドーム状曲面となるようにすることが好ましい。
同様の目的で、デンタルブラシの先端から後端に亘り、Y字型に切り取られた裁断デンタルブラシとすることも効果的である。特に、Y字型の中心角(γ)が80〜160°であることが好ましい。
デンタルブラシの材質は、一般的に使用されているナイロン及び飽和ポリエステル樹脂を使用することができる。硬さは、柔らかめ、ふつう、及び、硬めのものを、提供することができ、ブラシの太さは、直径約0.1〜0.3mmで均一なものを提供できるが、ブラシ先端が丸く加工されているラウンドブラシ、ブラシ先端が、約0.01〜0.03mmの太さになるようにブラシ根元付近から加工された超極細ブラシも準備することができる。更に、ブラシの中央が空洞になった中空ブラシもプラークを除去する効果が高く、より好ましい。
また、デンタルブラシは、毛髪のように、ヘッドベースに一本ずつ固着されても構わないが、歯間のプラークを除去する能力を高めるため、タフトブラシのように、数本のデンタルブラシをヘッドベースに一定の間隔を保って固着させる方が好ましい。
本発明のデンタルクリーナーの操作はハンドル部の形状とも密接な関係があり、ハンドル部の厚さ(f)、ハンドル部の長さ(d)、及び、幅(e)が、それぞれ、3〜7mm、8〜30mm、及び、5〜10mmであって、ハンドル部とヘッドネック部との接触点と、ハンドル部とヘッドネック部との接触点が作る断面円弧部(A)の曲率が0〜0.33であることが好ましい。このように、ハンドル部が太鼓状から樽状まで幅広い形状を必要とするのは、特に、太鼓状ハンドルの場合、上述したように、ハンドル部を回動させ、固定することによって、デンタルクリーナーに備えられた用具を最も操作しやすい向きに設定することが可能となるからである。また、ハンドル部は、手が滑らないように、滑り止め機能を付与することが可能な形状、例えば、クリーク等を設けておくことが好ましい。
このように、ヘッド部やハンドル部のサイズや形状を工夫しても、ヘッド部のデンタルブラシを備えたヘッドベースの反対面に装着する用具としては、ポリッシャー及びタンクリーナーが適している。これは、デンタルブラシ、ポリッシャー、及び、タンクリーナーを操作し易く、それぞれの機能が最も効果的に発揮することができるためである。また、ヘッド部にポリッシャー又はタンクリーナーを配備することによって、これら以外の用具である、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーを、テール部又はハンドル部、ヘッドネック部、及び、テールネック部のいずれかの内側に形成される内蔵部に配備することができ、異なる機能をバランスよくデンタルクリーナーに付与することができるためである。
従って、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシをヘッドベースの片面に固着したヘッド部と、ヘッドネックを備えたヘッドネック部と、ハンドル部と、テールネックを備えたテールネック部と、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つを備えたテール部とが、この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、ヘッドベースのデンタルブラシの固着面の反対面にポリッシャーを備えているデンタルクリーナーが好ましい。
また、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシをヘッドベースの片面に固着したヘッド部と、ヘッドネックを備えたヘッドネック部と、ハンドル部と、テールネックを備えたテールネック部と、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つを備えたテール部とが、この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、ヘッドベースのデンタルブラシの固着面の反対面にポリッシャーを備え、ヘッドネック又はテールネックのハンドル部側に連設されるデンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つが、ハンドル部と脱着可能に、ハンドル部、ヘッドネック部、及び、テールネック部のいずれかの内側に形成される内蔵部に収納されるデンタルクリーナーが好ましい。
デンタルブラシを備えたヘッドベースの反対面にポリッシャーが装着される場合、ポリッシャーを操作して歯の表面のステインを効果的に除去するためには、ポリッシャーを固着するヘッドベース面に適切な形状がある。特に、ヘッドベースのポリッシャー固着面傾斜線(XI)と水平線との成す角(β)が100〜110°であって、ヘッドネックのポリッシャー側表面からデンタルブラシ先端に至る断面円弧部の曲率(E)が0〜0.04であることが好ましい。
更に、ポリッシャーの長さ(p)、幅(q)、及び、厚さ(о)が、それぞれ、10〜16mm、7〜11mm、及び、2〜5mmであって、ポリッシャーの先端から後端に至る外周円弧部の曲率(F)が0.07〜0.20であることが好ましい。
ポリッシャーの形状も、このようなフラット型であるよりも、略円柱状ポリッシャーで、円柱状ポリッシャーの直径及び高さが、それぞれ、7〜11mm及び2〜5mmである方が、歯の表面のステインを除去し易く、歯のホワイトニングに効果的である。
ポリッシャーの形状が略半円球状の凸型ポリッシャーであることがより好ましく、凸型ポリッシャーの高さ(s)及び直径(t)が、それぞれ、5〜8mm及び8〜14mmであって、凸型ポリッシャー頂点を含む断面円弧部の曲率(G)が0.13〜0.20であることによって、歯の表面のステインを効果的に除去できる。
デンタルブラシを備えたヘッドベースの反対面にタンクリーナーが装着される場合には、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシをヘッドベースの片面に固着したヘッド部と、ヘッドネックを備えたヘッドネック部と、ハンドル部と、テールネックを備えたテールネック部と、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つを備えたテール部とが、この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、ヘッドベースのデンタルブラシの固着面の反対面にタンクリーナーを備えているデンタルクリーナーが好ましい。
また、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシをヘッドベースの片面に固着したヘッド部と、ヘッドネックを備えたヘッドネック部と、ハンドル部と、テールネックを備えたテールネック部と、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つを備えたテール部とが、この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、ヘッドベースのデンタルブラシの固着面の反対面にタンクリーナーを備え、ヘッドネック又はテールネックのハンドル部側に連設されるデンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つが、ハンドル部と脱着可能に、ハンドル部、ヘッドネック部、及び、テールネック部のいずれかの内側に形成される内蔵部に収納されるデンタルクリーナーが好ましい。
デンタルブラシを備えたヘッドベースの反対面にタンクリーナーが装着される場合にも、タンクリーナーを用いた舌乳頭の舌苔を効果的に除去し、口臭を防止するためには、ヘッドベースのタンクリーナー固着面傾斜線(XII)と鉛直線との成す角(δ)が0〜10°、タンクリーナー先端の断面円弧部の曲率(I)が0.12〜0.39、デンタルブラシ側ヘッドベース先端からタンクリーナー側ヘッドベース先端に至る断面円弧部の曲率(H)が0.30〜0.98であることが好ましい。
一方、テール部には、デンタルフロスを装着することが好ましい。これは、デンタルフロスが、Y字型ホルダーにデンタルフロスが装着されているものであっても、F字型ホルダーにデンタルフロスが装着されているものであっても、かなりスペースを必要とするためである。
従って、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシをヘッドベースの片面に固着したヘッド部と、ヘッドネックを備えたヘッドネック部と、ハンドル部と、テールネックを備えたテールネック部と、デンタルフロスを備えたテール部とが、この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、ヘッドベースのデンタルブラシの固着面の反対面にポリッシャーを備えているデンタルクリーナーが好ましい。
また、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシをヘッドベースの片面に固着したヘッド部と、ヘッドネックを備えたヘッドネック部と、ハンドル部と、テールネックを備えたテールネック部と、デンタルフロスを備えたテール部とが、この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、ヘッドベースのデンタルブラシの固着面の反対面にポリッシャーを備え、ヘッドネック又はテールネックのハンドル部側に連設されるデンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つが、ハンドル部と脱着可能に、ハンドル部、ヘッドネック部、及び、テールネック部のいずれかの内側に形成される内蔵部に収納されるデンタルクリーナーが好ましい。
デンタルフロスのホルダーがY字型の場合、Y字型ホルダーの幅(j)及び長さ(k)が、それぞれ、15〜25mm及び15〜25mmであって、Y字型ホルダー先端の断面円弧部の曲率Cが0.03〜0.46であることデンタルフロスの操作がし易く、歯間のプラークを除去しやすい。
デンタルフロスのホルダーがF字型の場合、F字型ホルダーの幅(j)及び長さ(r)が、それぞれ、15〜25mm及び7.5〜12.5mmであることが、同様に好ましい。
このように、デンタルフロスは、その形状の制約を受けるため、テール部に装着することが好ましいが、これに限定されるものではない。歯間のプラーク、歯の表面のステイン、及び、舌乳頭の舌苔の除去、口腔内の状態や歯磨き後の清掃状況の観察という機能をバランスよく備えたデンタルクリーナーとするためには、種々の組み合わせを採用することができる。そのためには、ヘッドネック部とハンドル部、テールネック部とハンドル部とは、自在に置換できるように脱着可能な接合又は嵌装とすることが好ましい。
例えば、ヘッドネック部、ハンドル部、テールネック部のいずれかの内側の内蔵部に収納されやすいデンタルピック、歯間ブラシのような歯間のプラークを除去する用具をヘッドネック又はテールネックに連設した場合には、ヘッド部又はテール部に、ポリッシャーやタンクリーナーを装着することが好ましい。また、口腔内の状態や歯磨き後の清掃状況の観察を行うデンタルミラーをヘッドネック又はテールネックに連設して場合、ヘッドネック部、ハンドル部、テールネック部のいずれかの内側の内蔵部に収納する場合、ヘッド部にポリッシャー又はタンクリーナーを装着し、テール部にはデンタルフロスを装着することが好ましい。
このように、本発明のデンタルクリーナーは、使用者の重視する機能に応じた用具を自由に選択して備えることが可能である。
一方、デンタルブラシに内蔵されるリンスカプセルについても、歯磨きを行い、容易にリンスカプセルが破壊され、歯磨き用液体が供給される好ましい形状がある。リンスカプセルが最も小さな体積となるためには、略球形であることが好ましく、歯磨きに必要な歯磨き用液体が供給されるためには、リンスカプセルの直径(i)が3.5〜5.5mmであって、リンスカプセルが脱落しないように、リンスカプセルを保持する突起を備えていることが好ましい。
以上、本発明のデンタルクリーナーに好ましいサイズや形状を中心に説明してきたが、デンタルクリーナーを構成する素材に関しても、それぞれの機能を十分に発揮するために、次のような樹脂が好ましく用いられる。
ヘッド部のヘッドベース、ヘッドネック部、ホルダーネック部、及び、デンタルフロスのホルダーは、適度な強度に加え、適度な弾性及び可撓性を有している必要があるため、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル、ゴム、及び、サーモプラスチックエラストマー(TPE)のいずれかであることが好ましい。
また、ハンドル部は、PE、PP、飽和ポリエステル、ゴム、及び、TPE等を用いることができる。しかし、手触りの良い触感と滑り止めを目的として、ゴムであることが好ましく、特に、シリコン系ゴム、ポリウレタン系ゴム(PUR)、クロロプレン系ゴム(CR)、ブタジエン系ゴム(BR)、イソプレン系ゴム(IR)、スチレン−ブタジエン系ゴム(SBR)、アクリルニトリル−ブタジエン系ゴム(NBR)、エチレン−プロピレン系ゴム(EPR)、及び、エチレン−プロピレン−ジエン系ゴム(EPDM)のいずれかであることがより好ましい。
ポリッシャーは、背景技術で説明したように、強度の問題もなく、発泡体であるために圧縮変形しやすく、歯との接触面積が大きいメラミン樹脂スポンジが好ましく用いられる。しかし、発泡剤を混合したメチロールメラミンとホルムアルデヒドの縮合重合によって形成されているため、極めて高い硬度に起因する歯の摩耗の問題と未反応物として生成物に残留するシックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドに起因する問題があるため、ゴム又はTPEの発泡体で形成されていることが好ましい。特に、ゴムとしては、シリコン系ゴム、PUR、CR、BR、IR、SBR、NBR、EPR、及び、EPDMのいずれかであることが好ましく、TPEとしては、スチレン系TPE、オレフィン系TPE、ウレタン系TPE、エステル系TPE、及び、アミド系TPEのいずれかであることが好ましい。
更に、デンタルピック及びタンクリーナーは、歯茎及び舌乳頭を痛めず、プラーク及び舌苔を除去するためには、ポリエステル、シリコン系ゴム、PUR、CR、BR、IR、SBR、NBR、EPR、EPDM、ハイインパクトポリスチレン(HIPS)、スチレン/HIPSブレンドポリマー、及び、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合(ABS)樹脂のいずれかであることが好ましい。特に、HIPS及びスチレン/HIPSブレンドポリマーが目的を達成するために最も相応しい。
そして、歯茎マッサージャーも、歯茎を傷めずマッサージをするため、シリコン系ゴム、PUR、CR、BR、IR、SBR、NBR、EPR、及び、EPDMのいずれかであることが好ましい。特に、シリコン系ゴムが、柔軟性に富み、撥水性を有し、防汚染性という観点から好ましい。
デンタルフロスも、従来のナイロンやポリエステルの撚糸を用いることができるが、フィラメントの断面形状が、フィラメントの中心から外側に3つ以上の均等な突起を有する中空糸であって、突起を円弧で結ぶ外周の直径が30〜50μmであり、50〜200本撚り合わされた撚糸であることが、歯間に挿入されやすく、歯茎を傷めることなくプラークを効率よく除去できるので好ましい。このようなフィラメントの素材としては、上記形状を製造しやすいナイロン又はポリエステルであることが好ましい。
本発明のデンタルクリーナーは、水が不要で、いつでもどこでも歯磨きができることが大きな特徴であり、そのためには、リンスカプセルの水溶性皮膜及びその皮膜で包含されている歯磨き用液体が極めて重要な役割を担っている。
本発明のリンスカプセルの皮膜は、歯磨きによって容易に破壊され、唾液で溶解すると共に、歯磨き用液体を安定して包含する必要があるため、可塑剤を含むゼラチンから形成されている水溶性皮膜であることが好ましい。
そして、歯磨き用液体は、水を必要とせず歯磨き可能な液体として、中鎖脂肪酸トリグリセライド、一価高級アルコールの脂肪酸エステル、流動パラフィン、及び、香味料から選択される少なくとも二つ以上を含む、40〜55cpsの粘度の液体であることを特徴としている。
また、歯磨き用液体は、水を必要とせず歯磨き可能なだけでなく、清涼感が望まれるため、食用精油と清涼化剤の合計が85〜96質量%含まれることが好ましく、食用精油と清涼化剤の合計の内、食用精油が50〜70質量%、清涼化剤が50〜30質量%含まれることがより好ましい。更に、粘性や味覚等を調整するために、多糖類、二価低級アルコール、三価低級アルコール、グリセリン酢酸脂肪酸エステル、糖アルコール、ポリエーテルオリゴマー、塩化ナトリウム、及び、精製水のいずれか一つ以上の合計が、15〜4質量%含まれることを特徴としている。
特に、食用精油が、綿実油 、オリーブ油、パーム油、パーム核油、ピーナッツ油、菜種油、キャノーラ油、ココナッツ油、アーモンド油、カシュー油、ヘーゼルナッツ油、マカダミア油、モンゴンゴ油、ペカン油、松の実油、ピスタチオ油 、クルミ油 、ごま油、大豆油 、ヒマワリ油 、サフラワー油(紅花油)、コーン油 、ヒョウタン実油、バッファローカボチャ油 、カボチャ実油 、スイカ実油、アサイー油(アサイーベリーエキス)、 カシス油 、ルリジサ種子油、月見草油、アマランサス油、あんず油、リンゴ油、アルガン油、アーティチョーク油、アボカド油、ババス油、モリンガ油、ケープ栗(ヤング・Yangu)油、ココア精油、キャロブ油、コフネヤシ油、コリアンダー種油、ディカ油、アマナズナ油、ヘンプシード油(麻の実油)、カポック油、ラッレマンチア油、マルーラ油、メドウフォーム油、カラシ油、オクラ油、パパイヤ油、シソ油、ペクイ油、ケシ油、プルーン油、キヌア油、ニガー種子油、こめ油、ロイル(Royle)油、サッチャインチ(インカグリーンナッツ)油、ツバキ油、アザミ油、トマト油、コムギ油、カブ油 、及び、ブドウ油から選択されるいずれか一つ以上を含むことが、快く味覚を楽しみながら歯磨きをする上で好ましい。中でも、中鎖脂肪酸トリグリセライドを主成分とすることが、水を必要としない適度な粘性を有するという観点からより好ましく、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセライドであることがより更に好ましい。
清涼化剤としては、ペパーミント精油(ハッカ油)、スペアミント精油、カンファー(樟脳)精油、オレガノ精油、ユーカリ精油、スピラントール(キバナオランダセンニチエキス)、メントール、メントール誘導体、L−カルボン、メントン
メントン誘導体、メンタンカルボン酸アミド、2,3−ジメチル−2−(2−プロピル)−酪酸誘導体、メンタン、メンタン誘導体、カルボキサミド、キシリトール、サリチル酸メチルのいずれか一つ以上を含むことが、清涼感という観点から好ましく用いられる。特に、メントール誘導体としては、乳酸メンチル、メトキシプロパンジオール等が好ましく、2,3−ジメチル−2−(2−プロピル)−酪酸誘導体としては、メチルジイソプロピルプロピオン酸アミド(WS−23)が好ましい。
一方、適度な粘性とするためには、多糖類が、デンプン系多糖類、セルロース系多糖類、及び、前記デンプン系多糖類及び前記セルロース系多糖類以外の多糖類の少なくともいずれか一つ以上を含むことが好ましい。
更に、口腔内における粘性の微調整、味覚等の調整には、二価低級アルコールが、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、及び、テトラエチレングリコールのいずれかであることが好ましく、三価低級アルコールが、糖アルコールでもあるグリセリンであることが好ましい。また、同様の目的で、グリセリン酢酸脂肪酸エステルが、グリセリンモノアセテート、グリセリンジアセテート、及び、グリセリントリアセテートのいずれかであり、糖アルコールが、エリトリトール、イソマルト、ラクチトール、マルチトール、マンニトール、ソルビトール、及び、キシリトールのいずれかであることが好ましい。更に、ポリエーテルオリゴマーとしては、ポリエチレングリコールが好ましい。
このように、歯磨き用液体は、水を用いることなく歯磨きが完了し、さわやかな口中香を必要とするため、粘性及び味覚を唾液との相性も考慮して配合する必要があり、これらの成分がどのような作用効果と関係しているかについては定かではない。
更に、果物等の口中香を楽しむため、各種香料を添加してもよく、視覚的にも、清涼感や食感等を思い浮かばせる各種色素を添加してもよい。
本発明により、歯、歯肉、及び、舌を損傷することなく、プラーク、ステイン、舌苔を除去し、健康的かつ清潔な歯及び口腔を保ち、口臭を防止することができる上、水を全く必要とせず、便利で使い易く、いつでもどこでも歯磨きをすることができるデンタルクリーナーを提供することができる。更に、本発明により、デンタルブラシの補助的清掃用具として、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーから、使用者の要望に応じた機能を付与することができるデンタルクリーナーを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る、リンスカプセルが内蔵されたデンタルブラシとフラット型ポリッシャーとを備えたヘッド部、ヘッドネックを備えたヘッドネック部、太鼓型ハンドルを備えたハンドル部、テールネックを備えたテールネック部、及び、Y字型デンタルフロスを備えたテール部とから構成されるデンタルクリーナーのデンタルブラシ側からみた正面概略図である。 図1に示したデンタルクリーナーのリンスカプセルが内蔵されたブラシを拡大した正面概略図である。 図1に示したデンタルクリーナーの右側から見た側面概略図である。 図3に示したデンタルクリーナーのヘッド部の拡大図である。 図1に示したデンタルクリーナーのフラット型ポリッシャー側から見た背面概略図である。 本発明の一実施形態に係る、リンスカプセルが内蔵されたデンタルブラシとフラット型ポリッシャーとを備えたヘッド部、ヘッドネックを備えたヘッドネック部、太鼓型ハンドルを備えたハンドル部、テールネックを備えたテールネック部、及び、Y字型デンタルフロスを備えたテール部とから構成されるデンタルクリーナーにおいて、ハンドル部がヘッドネック及びテールネックの間に枢結されたデンタルクリーナーであって、中心線IXを回転の中心としてハンドル部を90°回動させた後固定した場合のデンタルブラシ側から見た正面概略図である。 図6に示したハンディクリーナーの右側から見た側面概略図である。 本発明の一実施形態に係る、リンスカプセルが内蔵されたデンタルブラシとフラット型ポリッシャーとを備えたヘッド部、ヘッドネックを備えたヘッドネック部、太鼓型ハンドルを備えたハンドル部、テールネックを備えたテールネック部、及び、F字型デンタルフロスを備えたテール部とから構成されるデンタルクリーナーのデンタルブラシ側からみた正面概略図である。 本発明の一実施形態に係る、リンスカプセルが内蔵されたデンタルブラシと凸型ポリッシャーとを備えたヘッド部、ヘッドネックを備えたヘッドネック部、太鼓型ハンドルを備えたハンドル部、テールネックを備えたテールネック部、及び、Y字型ホルダーを備えたデンタルフロス部とから構成されるデンタルクリーナーの右側からみた側面概略図である。 本発明の一実施形態に係る、リンスカプセルが内蔵されたデンタルブラシとフラット型ポリッシャーとを備えたヘッド部、ヘッドネックを備えたヘッドネック部、樽型ハンドルを備えたハンドル部、テールネックを備えたテールネック部、及び、Y字型ホルダーを備えたデンタルフロス部とから構成されるデンタルクリーナーのデンタルブラシ側からみた正面概略図である。 図10に示したハンディクリーナーの右側から見た側面概略図である。 本発明の一実施形態に係る、図1〜8、並びに、図10及び11において、デンタルブラシを中央部がY字型に切り取られた裁断デンタルブラシに置換したデンタルクリーナーヘッド部の、正面概略図(a)、及び、その右側から見た側面概略図である。 本発明の一実施形態に係る、図1〜12において、デンタルブラシをY字型に裁断されているデンタルブラシに、及び、ポリッシャーをヘッドタンクリーナーに置換したデンタルクリーナーヘッド部の、右側から見た側面概略図(a)、及び、ヘッドタンクリーナー側から見た背面概略図である。 本発明の一実施形態に係る、リンスカプセルが内蔵された裁断デンタルブラシとタンクリーナーとを備えたヘッド部、ヘッドネックを備えたヘッドネック部、樽型ハンドルを備えたハンドル部、テールネックを備えたテールネック部、ヘッドネック又はテールネックに連設されたデンタルピック、デンタルピックが収納されるデンタルクリーナー内蔵部、及び、Y字型デンタルフロスを備えたテール部とから構成されるデンタルクリーナーの右側から見た側面概略図(a)、図14(a)において、デンタルピックが、ヘッドネックに連設され、樽型ハンドル−テールネック間内蔵部に収納されるデンタルクリーナーの場合における、ヘッドネックを抜脱した状態を示す正面概略図(b)、及び、デンタルピックが、テールネックに連設され、樽型ハンドル−ヘッドネック間内蔵部に収納されるデンタルクリーナーの場合における、テールネックを抜脱した状態を示す正面概略図(c)である。 本発明の一実施形態に係る、リンスカプセルが内蔵された裁断デンタルブラシとタンクリーナーとを備えたヘッド部、ヘッドネックを備えたヘッドネック部、樽型ハンドルを備えたハンドル部、テールネックを備えたテールネック部、テールネックに連設された歯間ブラシ、歯間ブラシが収納されるデンタルクリーナー内蔵部、及び、Y字型デンタルフロスを備えたテール部とから構成されるデンタルクリーナーの右側から見た側面概略図(a)、及び、図15(a)において、テールネックを抜脱した状態を示す正面概略図(b)である。 本発明の一実施形態に係る、リンスカプセルが内蔵された裁断デンタルブラシとタンクリーナーとを備えたヘッド部、ヘッドネックを備えたヘッドネック部、樽型ハンドルを備えたハンドル部、テールネックを備えたテールネック部、ヘッドネックに連設されたデンタルミラー、デンタルミラーが収納されるデンタルクリーナー内蔵部、及び、Y字型デンタルフロスを備えたテール部とから構成されるデンタルクリーナーの右側から見た側面概略図(a)、及び、図16(a)において、ヘッドネックを抜脱した状態を示す正面概略図(b)である。 本発明の一実施形態に係る、リンスカプセルが内蔵された裁断デンタルブラシとタンクリーナーとを備えたヘッド部、ヘッドネックを備えたヘッドネック部、樽型ハンドルを備えたハンドル部、テールネックを備えたテールネック部、テールネックに連設されたデンタルピック、デンタルピックが収納されるデンタルクリーナー内蔵部、及び、タフトブラシを備えたテール部とから構成されるデンタルクリーナーの右側から見た側面概略図(a)、及び、図17(a)において、テールネックを抜脱した状態を示す正面概略図(b)である。 本発明の一実施形態に係る、リンスカプセルが内蔵された裁断デンタルブラシとフラット型ポリッシャーとを備えたヘッド部、ヘッドネックを備えたヘッドネック部、樽型ハンドルを備えたハンドル部、テールネックを備えたテールネック部、ヘッドネックに連設されたデンタルピック、デンタルピックが収納されるデンタルクリーナー内蔵部、及び、タンクリーナーを備えたテール部とから構成されるデンタルクリーナーの正面概略図(a)、図18(a)に示すデンタルクリーナーの右側から見た側面概略図(b)、及び、図18(a)において、ヘッドネックを抜脱した状態を示す正面概略図(c)である。 本発明の一実施形態に係る、リンスカプセルが内蔵された裁断デンタルブラシとタンクリーナーとを備えたヘッド部、ヘッドネックを備えたヘッドネック部、樽型ハンドルを備えたハンドル部、テールネックを備えたテールネック部、テールネックに連設された歯間ブラシ、歯間ブラシが収納されるデンタルクリーナー内蔵部、及び、歯茎マッサージャーを備えたテール部とから構成されるデンタルクリーナーの正面概略図(a)、図19(a)に示すデンタルクリーナーの右側から見た側面概略図(b)、及び、図19(a)において、テールネックを抜脱した状態を示す正面概略図(c)である。
以下、本発明を、一実施形態を用いてより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能であり、特許請求の範囲に記載した技術思想によってのみ限定されるものである。
本発明の一実施形態に係る、リンスカプセル1−2が内蔵されたデンタルブラシ1−11とポリッシャー1−41とが固着されたヘッドベース1−61を備えたヘッド部1(I〜II)、ヘッドネック2−1を備えたヘッドネック部2(II〜III)、太鼓型ハンドル3−11を備えたハンドル部3(III〜IV)、テールネック4−1を備えたテールネック部4(IV〜V)、及び、Y字型デンタルフロス5−1を備えたテール部5(V〜VI)とから構成されるデンタルクリーナーのデンタルブラシ側からみた正面概略図を図1に、リンスカプセル1−2が内蔵されたデンタルブラシ1−11を拡大した正面概略図を図2に、右側から見た側面概略図を図3に示す。また、図4は、図3に示した側面概略図のヘッド部1の拡大図であり、図5は、図1に示したデンタルクリーナーのフラット型ポリッシャー1−41側から見た背面概略図である。
これらの図を用いて、本発明の一実施形態を説明する。ヘッド部1のヘッドベース1−61、ヘッドネック部2のヘッドネック2−1、ハンドル部3の太鼓型ハンドル3−11、及び、テールネック部4のテールネック4−1は、飽和ポリエステルを用い、テール部5のY字型デンタルフロス5−1のホルダーは、PEを用いて作製した。ヘッド部1のデンタルブラシ1−1は、ナイロン樹脂で、約直径0.2mmの均一な太さを有し、ブラシ先端が丸く加工されたラウンドブラシとした。そして、ヘッド部1のポリッシャー1−41は、メラミン樹脂発泡体とシリコン系ゴムの独立気泡発泡体で作製した。デンタルフロス5−2は、一般的なナイロン製デンタルフロスと、フィラメントの中心から外側に8つの均等な突起を有する中空糸であって、突起を円弧で結ぶ外周の直径が30〜50μmであり、50〜200本撚り合わされた撚糸を用いた。
本発明のハンディデンタルクリーナーの全長aは約100mm、太鼓型ハンドル3−11の中心からヘッド部1の先端までの長さbと太鼓型ハンドル3−11の中心からY字型デンタルフロス5−1の先端までの長さcの比は、a:b=5:5及び7:3で作製した。図には、a:b=5:5であるものを示した。
ハンドル部3の太鼓型ハンドル3−11の長さd、幅e、及び、厚さfは、それぞれ、約11mm、約6.5mm、及び、約5.0mmとし、滑りを防止するために、滑り止め防止クリーク3−2を形成した。太鼓型ハンドルの外周円弧部の曲率Aは、約0.153とした。そして、ヘッド部1とヘッドネック部2の境界IIの直径m及びテール部5とテールネック部4の境界Vの直径mを、それぞれ、約4.0mmとし、ハンドル部3とヘッドネック部2との境界IIIからヘッド部1とヘッドネック部2の境界IIに、ハンドル部3とテールネック部4との境界IVからテール部5とテールネック部4の境界Vに、流線形となるようにヘッドネック2−1及びテールネック4−1を成形した。
ヘッド部1のデンタルブラシ1−11の先端から後端までの長さg及びデンタルブラシ1−11の幅hは、それぞれ、約13.5mm及び約9.0mmとしたので、デンタルブラシ1−11の先端から後端に至る外周円弧部の曲率は約0.134である。デンタルブラシ1−11の長さnは、リンスカプセル1−2に隣接するリンスカプセル1−2と同心円状のデンタルブラシ1−11の部分は、デンタルブラシ固着面傾斜線Xからリンスカプセル1−2の頂点の高さである約3.0mmとし、最外周の部分は約8.5mmとし、リンスカプセル1−2周辺からデンタルブラシ1−11の最外周まで連続的に長くし、デンタルブラシ1−11全体としては、ドーム状曲面となるように形成した。
リンスカプセルの直径iは約5.0mmで、その頂点は、上述したように、デンタルブラシ固着面傾斜線Xから約3.0mmの高さとして、4つのカプセルピン1−3でリンスカプセル1−2を保持している。
ヘッド部1のヘッドベース1−61の形状は、図4に示すように、デンタルブラシ固着面傾斜線Xと水平線との成す角αが約82℃、ポリッシャー固着面傾斜線XIと水平線との成す角βが約105℃となるように成形した。そして、デンタルブラシ側ヘッドベース1−61表面からブラシ後端に至る断面円弧部の曲率Dを約0.234、ポリッシャー側ヘッドベース1−61表面からブラシ後端に至る断面円弧部の曲率Eを約0.007とした。
ポリッシャー1−41の厚さоは約3.0mmで、ポリッシャー1−41の長さp及び幅qは、それぞれ、約12.5mm及び約8.0mmとしたので、ポリッシャー1−41の先端から後端に至る外周円弧部の曲率Fは約0.155である。
デンタルフロス5−2が取り付けられたY字型デンタルフロス5−1から構成されるテール部5については、Y字型デンタルフロスの幅j及び長さkを、それぞれ、約20.0mmとした。
このようにして作製された本発明のデンタルクリーナーは、一例であって、特許請求の範囲に記載した技術思想の範囲内で多種多様な形態及び材質をとることができる。
例えば、図6に示すように、ヘッド部1、ヘッドネック部2、ハンドル部3、テールネック部4、及び、テール部5とから構成される、上述した大きさ及び形状のデンタルクリーナーにおいては、ハンドル部3がヘッドネック部2及びテールネック部3の間に枢結されたデンタルクリーナーであって、中心線IXを回転の中心としてハンドル部3を回動自在に取り付けられており、所定の位置で固定できるように、螺嵌されている例を挙げることができる。ここでは、90°回動させた後固定した場合のデンタルブラシ1−11側から見た正面概略図を示しているが、本発明のデンタルクリーナーを操作しやすい位置で固定することができる。図7は、図6の右側から見た側面概略図である。
また、図8はテール部5の変形例で、図1に示す本発明の一実施形態であるデンタルクリーナーのテール部5をF字型デンタルフロス5−2としたものである。ここでは、F字型デンタルフロスの幅jをY字型デンタルフロスの幅jと同じ約20.0mmとし、F字型デンタルフロスの長さrを約10.0mmとしている。
更に、図9は、ポリッシャーの変形例で、略半円球状の凸型ポリッシャー1−42とした。ここでは、凸型ポリッシャーの高さs及び直径tを、それぞれ、6mm及び10mmとしたので、凸型ポリッシャー1−42の頂点を含む断面円弧部の曲率Gは、約0.196である。
そして、図10は、図1〜9に描かれたハンドル部3の太鼓型ハンドル3−11を樽型ハンドル3−12に置換したものである。太鼓型ハンドル3−1では、デンタルブラシ1−11とY字型デンタルフロス5−1及びF字型デンタルフロス5−2の操作の向きに応じて太鼓型ハンドル3−11を回転することができるが、持ち方には個人差があり、樽型ハンドル3−12の方が操作しやすい使用者も数多くいるものと考えられる。従って、本発明のように、ヘッドネック部2とハンドル部3、及び、テールネック部4とハンドル部3と脱着可能としておくことによって、使用者に応じたタイプのデンタルクリーナーを提供できる。また、付属品として提供することによって、使用する清掃用具に応じて操作しやすいハンドルを選択することができる。
リンスカプセル1−2の歯磨き用液体は、食用精油として、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセライド50〜70質量%と、清涼化剤として、ペパーミント精油10〜20質量%、メントール0.5〜2質量%、メトキシプロパンジオール6〜10質量%、乳酸メンチル3〜7質量%、メントン3〜7質量%、L−カルボン0.25〜0.75質量%、メチルジイソプロピルプロピオン酸アミド(WS−23)3〜7質量%、サリチル酸メチル0.25〜0.75質量%との混合物からなる食用エッセンス85〜96質量%に、カラギーナン1.35〜4質量%、グアーガム0.08〜0.4質量%、アラビアガム0.15〜0.4質量%、寒天0.08〜0.4質量%、アルギン酸ソーダ0.3〜0.1質量%、デキストリン1.05〜3.8質量%、デンプン0.15〜0.9質量%、カルボキシメチルセルロースナトリウム0.04〜0.2質量%、グリセリン0.25〜0.7質量%、ポリエチレングリコール≪400≫0.15〜0.4質量%、塩化ナトリウム0.15〜0.8質量%、精製水0.25〜2.0質量%、色素0.005〜0.008質量%を添加して作製した。
一方、リンスカプセル1−2の皮膜は、ゼラチン20質量%、カラギーナン20質量%、酢酸澱粉10質量%が、トリグリセリド15質量%、グリセリン10質量%、ソルビトール5質量%、スクラロース10質量%、及び、アスパラギン酸ナトリウム10質量%の組成物100質量%に対し、着色料として、黄色4号、黄色5号、赤色2号、赤色102号、赤色227号、及び、青色1号を、それぞれ、0.01質量%、0.001質量%、0.0005質量%、0.0005質量%、0.01質量%、及び、0.0002質量%添加したものから作製した。
リンスカプセルは、一般的には、ソフトカプセルと呼ばれるもので、その製造方法には、既に技術的に確立されているシームレス式製造方法及びロータリー式製造方法がある(非特許文献15)。シームレス式製造方法は、同心二重ノズルの内側から内包される薬液を、外側からはゲル化剤などを含む皮膜用液を、それぞれ滴下し、界面張力を用いて2重構造の球体であるシームレスカプセルを製する滴下法とも呼称される方法である。ロータリー式製造方法は、より一般的なソフトカプセル製造法であり、一対の円筒形の金型の間に、2枚のフィルムシートを重ねるように挟み込み、2枚のシートの間に内包される薬液を注入し、金型での圧切・圧着を同時に行う打抜き法とも呼称される方法である。本実施形態では、後者のロータリー式製造方法を用いた。その結果、上記皮膜で上記歯磨き用液体を包含した直径約5.0mmのリンスカプセル1−2を安定して製造することができ、本発明のデンタルクリーナーのヘッド部1のヘッドベース1−61の凹部に収め、カプセルピン1−3で保持した。
このようにして製造されたデンタルクリーナーによって、歯磨きを行ったところ、便利で使い易く、プラークやステイン等を取り除く機能に優れ、携帯しやすく、水やペーストを一切必要とすることがなく、いつでもどこでも使用することができることが実証された。
本発明の一実施形態である、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシとポリッシャーとデンタルフロスとを備えたデンタルクリーナーについて説明したが、本発明の特許請求の範囲の技術思想に包摂されるデンタルクリーナーは数多くの実施形態があり、その全てを説明するには、膨大な紙面を要する。そこで、以下、本発明の代表的な実施形態を取り上げ、本発明の技術思想を明確にする。
まず、図12には、図1〜8、並びに、図10及び11に示した、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシとフラット型ポリッシャーとデンタルフロスとを備えたデンタルクリーナーにおいて、デンタルブラシ1−11を中央部がY字型に切り取られた裁断デンタルブラシ1−12に置換したデンタルクリーナーヘッド部1の、正面概略図(a)、及び、その右側から見た側面概略図を示した。
図1〜5を用いて説明したデンタルブラシの一実施形態であるデンタルブラシ1−11は、ヘッド部1の中央に配備されたリンスカプセル1−2に隣接するリンスカプセル1−2の同心円状のデンタルブラシ1−11の長さをリンスカプセル1−2の高さと略同一とし、リンスカプセル1−2周辺からデンタルブラシ1−11の最外周に向かって長さを連続的に大きくして、デンタルブラシ1−11全体がドーム状曲面となるように形成された例を説明した。しかし、本発明のデンタルブラシの形状はこれに限定されるものではない。
図12に示すように、デンタルブラシをヘッド部1の中央から、その先端及び後端に亘ってある傾きを持って裁断したデンタルブラシ1−12も好ましく用いられる。ここでは、一例として、Y字型に裁断した。その中心角を裁断角γとすると、歯磨きを行う際に、リンスカプセル1−2が容易に破壊され、リンスカプセル1−2に包含されている歯磨き用液体が歯全体に行き渡るためには、裁断角γが80〜160°であることが好ましい。また、図12に描いたデンタルブラシ1−12は、タフトブラシのような数本の毛束が一定の間隔をもってヘッドベース1−61に固着されたものであって、通常のデンタルブラシの届かない部分まで清掃することが可能である。このようなデンタルブラシ1−12も本発明のデンタルクリーナーの一実施形態であって、これに限定されるものではない。
図13は、図1〜12において、デンタルブラシ1−11をY字型に裁断されているデンタルブラシ1−12に、並びに、ポリッシャー1−41及びポリッシャー1−42をヘッドタンクリーナー1−5に置換したデンタルクリーナーのヘッド部1の、右側から見た側面概略図(a)、及び、ヘッドタンクリーナー1−5側から見た背面概略図である。
図から明らかなように、ポリッシャー1−41及び1−42をヘッドタンクリーナー1−5に置換することによって、ヘッドベース1−61の形状をヘッドベース1−62のように調整する必要がある。これは、ヘッドタンクリーナー1−5を用い、舌乳頭を損傷することなく、舌乳頭の舌苔を確実に除去するためであり、タンクリーナー固着面傾斜線XIIと鉛直線との成す角δが0〜10°であることが好ましく、それに伴って、デンタルブラシ1−12側ヘッドベース1−62先端からヘッドタンクリーナー1−5側ヘッドベース1−62先端に至る断面円弧部の曲率Hを0.13〜0.98にすることが好ましい。ここでは、δを5°、Hを0.2として作製した。同様の目的で、ヘッドタンクリーナー1−5先端の断面円弧部の曲率Iを0.12〜0.39とすることが好ましく、ここでは、0.2とした。また、同じく、ヘッドタンクリーナー1−5の材質も重要な要素で、シリコン系ゴムとスチレン/HIPSブレンドポリマーで作製した。ただし、ヘッド部1のデンタルブラシ1−12のヘッドベース1−62の固着面と反対側にタンクリーナーを配備する場合には、このような形状とする必要があるが、後述するように、テール部5にテールタンクリーナー5−4を備える場合には、必ずしもこのような形状が適している訳ではない。
図14〜19には、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシと、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーから選択される3つが一体化されているデンタルクリーナーの実施形態の一例を示している。特に、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシをヘッドベースの片面に固着したヘッド部1と、ヘッドネック部2と、ハンドル部3と、テールネック部4と、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つを備えたテール部とが、この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、ヘッドベースのデンタルブラシの固着面の反対面に、ポリッシャー、タンクリーナー、タフトブラシ、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つを備え、ヘッドネック又はテールネックのハンドル部側に連設されるデンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つが、ハンドル部と脱着可能に、ハンドル部、ヘッドネック部、及び、テールネック部のいずれかの内側に形成される内蔵部に収納されるデンタルクリーナーを例示している。
図14(a)及び(b)は、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセル1−2を内蔵するデンタルブラシ1−12をヘッドベース1−62の片面に固着したヘッド部1と、ヘッドネック2−1を備えたヘッドネック部2と、樽型ハンドル3−122を備えたハンドル部3と、テールネック4−1を備えたテールネック部4と、Y字型デンタルフロス5−1を備えたテール部5とが、この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、ヘッドベース1−62のデンタルブラシ1−12の固着面の反対面に、ヘッドタンクリーナー1−5を備え、ヘッドネック2−1のハンドル部3側に連設されるデンタルピック6−21が、ハンドル部3と脱着可能に、ハンドル部3−122とテールネック部4−1の内側に形成される内蔵部に収納されるデンタルクリーナーを示している。図14(a)は、右側から見た側面概略図であり、図14(b)は、図14(a)のヘッドネック2−1を引き抜いた状態のデンタルブラシ1−12側から見た正面概略図である。
図14(a)及び(c)は、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセル1−2を内蔵するデンタルブラシ1−12をヘッドベース1−62の片面に固着したヘッド部1と、ヘッドネック2−1を備えたヘッドネック部2と、樽型ハンドル3−121を備えたハンドル部3と、テールネック4−1を備えたテールネック部4と、Y字型デンタルフロス5−1を備えたテール部5とが、この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、ヘッドベース1−62のデンタルブラシ1−12の固着面の反対面に、ヘッドタンクリーナー1−5を備え、テールネック4−1のハンドル部3側に連設されるデンタルピック6−11が、ハンドル部3と脱着可能に、ハンドル部3−121とヘッドネック部2−1の内側に形成される内蔵部に収納されるデンタルクリーナーを示している。図14(a)は、右側から見た側面概略図であり、図14(c)は、図14(a)の樽型ハンドル3−121を引き抜いた状態のデンタルブラシ1−12側から見た正面概略図である。
これらの図14(a)〜(c)の説明から分かるように、図14(a)は、構成が全く異なる図14(b)と図14(c)のデンタルピック6−11、6−21を内蔵部に収納した場合を兼用しているが、実際には異なるものである。このように、内蔵する清掃用具を、ヘッドネック2−1及びテールネック4−1のどちらに連接することができるが、操作性という観点から、ヘッド部1に装着する清掃用具、テール部5に装着する清掃用具に応じて決定されることが好ましい。また、図14(b)においてはハンドル部1とテールネック部4、図14(c)においてはハンドル部1ヘッドネック部2も脱着可能であり、枢結されると共に固定可能に嵌装しておくことが好ましい。このことによって、各種付属品を準備することによって、使用者が重視したり必要としている清掃用具を自在に取替え使用することができる。
図15は、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセル1−2を内蔵するデンタルブラシ1−12をヘッドベース1−62の片面に固着したヘッド部1と、ヘッドネック2−1を備えたヘッドネック部2と、樽型ハンドル3−121を備えたハンドル部3と、テールネック4−1を備えたテールネック部4と、Y字型デンタルフロス5−1を備えたテール部5とが、この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、ヘッドベース1−62のデンタルブラシ1−12の固着面の反対面に、ヘッドタンクリーナー1−5を備え、テールネック4−1のハンドル部3側に連設される歯間ブラシ6−12が、ハンドル部3と脱着可能に、ハンドル部3−121とヘッドネック部2−1の内側に形成される内蔵部に収納されるデンタルクリーナーを示している。図15(a)は、右側から見た側面概略図であり、図14(b)は、樽型ハンドル3−121を引き抜いた状態のデンタルブラシ1−12側から見た正面概略図である。この場合は、Y字型デンタルフロス5−1と歯間ブラシ6−12を備えているため、歯間のプラークを強力に除去することができる。
図16は、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセル1−2を内蔵するデンタルブラシ1−12をヘッドベース1−62の片面に固着したヘッド部1と、ヘッドネック2−1を備えたヘッドネック部2と、太鼓型ハンドル3−111を備えたハンドル部3と、テールネック4−1を備えたテールネック部4と、Y字型デンタルフロス5−1を備えたテール部5とが、この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、ヘッドベース1−61のデンタルブラシ1−12の固着面の反対面に、フラット型ポリッシャー1−41を備え、ヘッドネック2−1のハンドル部3側に連設されるデンタルミラー6−33が、ハンドル部3と脱着可能に、ハンドル部3−111とテールネック部4−1の内側に形成される内蔵部に収納されるデンタルクリーナーを示している。図16(a)は、右側から見た側面概略図であり、図16(b)は、図16(a)のヘッドネック2−1を引き抜いた状態のデンタルブラシ1−12側から見た正面概略図である。このように、デンタルミラー6−33を備えることによって、口腔内の状態や、デンタルクリーナー使用後の清掃状況を観察することができる。
図17は、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセル1−2を内蔵するデンタルブラシ1−12をヘッドベース1−62の片面に固着したヘッド部1と、ヘッドネック2−1を備えたヘッドネック部2と、樽型ハンドル3−121を備えたハンドル部3と、テールネック4−1を備えたテールネック部4と、タフトブラシ5−3を備えたテール部5とが、この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、ヘッドベース1−62のデンタルブラシ1−12の固着面の反対面に、ヘッドタンクリーナー1−5を備え、テールネック4−1のハンドル部3側に連設されるデンタルピック6−11が、ハンドル部3と脱着可能に、ハンドル部3−121とヘッドネック部2−1の内側に形成される内蔵部に収納されるデンタルクリーナーを示している。図17(a)は、右側から見た側面概略図であり、図17(b)は、樽型ハンドル3−121を引き抜いた状態のデンタルブラシ1−12側から見た正面概略図である。この場合、タフトブラシ5−3を備えているので、矯正具を装着している歯の周辺、被せ物(クラウン)の周辺、及び、抜けた歯の周辺等、デンタルブラシの毛先が届きにくい箇所の清掃を重視するデンタルクリーナーとして有効である。
図18は、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセル1−2を内蔵するデンタルブラシ1−12をヘッドベース1−61の片面に固着したヘッド部1と、ヘッドネック2−1を備えたヘッドネック部2と、樽型ハンドル3−122を備えたハンドル部3と、テールネック4−1を備えたテールネック部4と、テールタンクリーナー5−4を備えたテール部5とが、この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、ヘッドベース1−61のデンタルブラシ1−12の固着面の反対面に、フラット型ポリッシャー1−41を備え、ヘッドネック2−1のハンドル部3側に連設されるデンタルピック6−21が、ハンドル部3と脱着可能に、ハンドル部3−122とテールネック部4−1の内側に形成される内蔵部に収納されるデンタルクリーナーを示している。図18(a)は、右側から見た側面概略図であり、図18(b)は、図18(a)のヘッドネック2−1を引き抜いた状態のデンタルブラシ1−12側から見た正面概略図である。ここで、テール部5に備えられるテールタンクリーナー5−4は、ヘッド部1に装着されるヘッドタンクリーナーと比較すると、幅広いタンクリーナーとすることができ、舌乳頭の舌苔の除去を重視したデンタルクリーナーとすることができる。
図19は、歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセル1−2を内蔵するデンタルブラシ1−12をヘッドベース1−62の片面に固着したヘッド部1と、ヘッドネック2−1を備えたヘッドネック部2と、樽型ハンドル3−121を備えたハンドル部3と、テールネック4−1を備えたテールネック部4と、歯茎マッサージャー5−5を備えたテール部5とが、この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、ヘッドベース1−62のデンタルブラシ1−12の固着面の反対面に、ヘッドタンクリーナー1−5を備え、テールネック4−1のハンドル部3側に連設される歯間ブラシ6−14が、ハンドル部3と脱着可能に、ハンドル部3−121とヘッドネック部2−1の内側に形成される内蔵部に収納されるデンタルクリーナーを示している。図19(a)は、右側から見た側面概略図であり、図19(b)は、樽型ハンドル3−121を引き抜いた状態のデンタルブラシ1−12側から見た正面概略図である。この場合、歯茎マッサージャー5−5による歯茎のケアを重視するデンタルクリーナーとして有用である。
以上、本発明は、使用者のニーズに応じた種々の機能を複数備えたデンタルクリーナーを提供できるだけでなく、特殊な歯磨き用液体が内蔵されているため、水を必要としない歯磨きができる上、極めてコンパクトで携帯が容易で、使い捨て仕様も可能なため、いつでもどこでも歯磨きができるデンタルクリーナーである。また、特許請求の範囲に包摂される実施形態を図1〜図19に示したが、これらは代表例であって、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更したデンタルクリーナーを実現可能である。
本発明の、デンタルブラシ、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーの材質、構造、及び、組み合わせに関する技術、並びに、歯磨き用液体に関する技術は、歯磨き製品に利用できるだけでなく、様々な化粧品関連製品に利用可能な技術である。
I〜VIII 部位分割線(水平線)
IX デンタルクリーナー中心線(鉛直線)
X デンタルブラシ固着面傾斜線
XI ポリッシャー固着面傾斜線
XII タンクリーナー固着面傾斜線
1 ヘッド部(I〜II)
1−11 デンタルブラシ
1−12 裁断デンタルブラシ
1−2 リンスカプセル
1−3 カプセルピン
1−41 フラット型ポリッシャー
1−42 凸型ポリッシャー
1−5 ヘッドタンクリーナー
1−61 ポリッシャーヘッドベース
1−62 タンクリーナーヘッドベース
2 ヘッドネック部(II〜III)
2−1 ヘッドネック
3 ハンドル部(III〜IV)
3−11 太鼓型ハンドル
3−111 ヘッドネック着脱太鼓型ハンドル
3−12 樽型ハンドル
3−121 テールネック着脱樽型ハンドル
3−122 ヘッドネック着脱樽型ハンドル
3−2 滑り止めクリーク
4 テールネック部(IV〜V)
4−1 テールネック
5 テール部(V〜VI)
5−1 Y字型デンタルフロス
5−12 デンタルフロス
5−2 F字型デンタルフロス
5−21 デンタルフロス
5−3 タフトブラシ
5−4 テールタンクリーナー
5−5 歯茎マッサージャー
6 デンタルクリーナー内蔵部
6−1 樽型ハンドル−ヘッドネック間内蔵部
6−2 樽型ハンドル−テールネック間内蔵部
6−3 太鼓型ハンドル−テールネック間内蔵部
6−11 テールネック(デンタルフロス)連設デンタルピック
6−21 ヘッドネック連設デンタルピック
6−12 テールネック(デンタルフロス)連設歯間ブラシ
6−33 ヘッドネック連設デンタルミラー
6−14 テールネック(歯茎マッサージャー)連設歯間ブラシ
a デンタルクリーナー全長
b ハンドル中心からヘッド部先端までの長さ
c ハンドル中心からホルダー先端までの長さ
d ハンドルの長さ
e ハンドルの幅
f ハンドルの厚さ
g ブラシ先端からブラシ後端までの長さ
h ブラシの幅
i リンスカプセルの直径
j Y字型及びF字型ホルダーの幅
k Y字型ホルダーの長さ
l Y字型ホルダーの奥行き
m 境界II及びVの直径
n ブラシの長さ
о フラット型ポリッシャーの厚さ
p フラット型ポリッシャーの長さ
q フラット型ポリッシャーの幅
r F字型ホルダーの長さ
s 凸型ポリッシャーの高さ
t 凸型ポリッシャーの直径
u 内蔵部の長さ
A ハンドル外周円弧部の曲率
B ブラシ外周円弧部の曲率
C Y字型ホルダー先端の断面円弧部の曲率
D ブラシ側ヘッドベース表面からブラシ後端に至る断面円弧部の曲率
E ポリッシャー側ヘッドベース表面からブラシ先端に至る断面円弧部の曲率
F ポリッシャー外周円弧部の曲率
G 凸型ポリッシャー頂点を含む断面円弧部の曲率
H デンタルブラシ側ヘッドベース先端からヘッドタンクリーナー側ヘッドベース先端に至る断面円弧部の曲率
I タンクリーナー先端の断面円弧部の曲率
α デンタルブラシ固着面傾斜線(X)と水平線との成す角
β ポリッシャー固着面傾斜線(XI)と水平線との成す角
γ ブラシ裁断角
δ タンクリーナー固着面傾斜線(XII)と鉛直線との成す角

Claims (47)

  1. 歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシと、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーから選択される2つが一体化されていることを特徴とするデンタルクリーナー。
  2. 歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシと、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーから選択される3つが一体化されていることを特徴とするデンタルクリーナー。
  3. 歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシをヘッドベースの片面に固着したヘッド部と、
    ヘッドネックを備えたヘッドネック部と、
    ハンドル部と、
    テールネックを備えたテールネック部と、
    デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つを備えたテール部とが、
    この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、
    前記ヘッドベースの前記デンタルブラシの固着面の反対面に、ポリッシャー、タンクリーナー、タフトブラシ、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つを備えていることを特徴とする請求項1に記載のデンタルクリーナー。
  4. 前記ヘッドネック部と前記ハンドル部及び前記テールネック部と前記ハンドル部とが、脱着可能であり、枢結されると共に固定可能に嵌装されていることを特徴とする請求項3に記載のデンタルクリーナー。
  5. 歯磨き用液体が水溶性皮膜でカプセル化されたリンスカプセルを内蔵するデンタルブラシをヘッドベースの片面に固着したヘッド部と、
    ヘッドネックを備えたヘッドネック部と、
    ハンドル部と、
    テールネックを備えたテールネック部と、
    デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つを備えたテール部とが、
    この順に接合されて構成されるデンタルクリーナーにおいて、
    前記ヘッドベースの前記デンタルブラシの固着面の反対面に、ポリッシャー、タンクリーナー、タフトブラシ、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つを備え、
    前記ヘッドネック又は前記テールネックの前記ハンドル部側に連設されるデンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーのいずれか一つが、前記ハンドル部と脱着可能に、前記ハンドル部、前記ヘッドネック部、及び、前記テールネック部のいずれかの内側に形成される内蔵部に収納されることを特徴とする請求項2に記載のデンタルクリーナー。
  6. 前記ヘッドネック部と前記ハンドル部及び前記テールネック部と前記ハンドル部は、脱着可能であり、枢結されると共に固定可能に嵌装されていることを特徴とする請求項5に記載のデンタルクリーナー。
  7. 前記ハンドル部の中心から前記ヘッド部先端までの長さ(b)と前記ハンドル部の中心から前記テール部先端までの長さ(c)との比が、b:c=5:5〜8:2であることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  8. 前記ヘッド部の前記ヘッドベースのブラシ固着面傾斜線(X)と水平線との成す角(α)が70〜95°であって、前記ヘッドネックの前記デンタルブラシ側表面から前記デンタルブラシ後端に至る断面円弧部の曲率(D)が0.08〜0.50であることを特徴とする請求項3〜7のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  9. 前記デンタルブラシの先端から後端までの長さ(g)、幅(h)、及び、長さ(n)が、それぞれ、10〜16mm、7〜11mm、及び、4〜10mmであって、前記デンタルブラシの先端から後端に至る円弧部の曲率(B)が0.07〜0.20である請求項3〜8のいずれかに記載のデンタルクリーナー。
  10. 前記デンタルブラシの先端から後端に亘り、Y字型に切り取られた裁断デンタルブラシであって、前記Y字型の中心角(γ)が80〜160°であることを特徴とする請求項3〜9のいずれかに記載のデンタルクリーナー。
  11. 前記ハンドル部の厚さ(f)、長さ(d)、及び、幅(e)が、それぞれ、3〜7mm、8〜30mm、及び、5〜10mmであって、前記ハンドル部と前記ヘッドネック部との接触点と、前記ハンドル部と前記ヘッドネック部との接触点が作るハンドル外周円弧部の曲率(A)が0〜0.33であることを特徴とする請求項3〜10のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  12. 前記ヘッド部の前記デンタルブラシを備えた前記ヘッドベースの反対面に、ポリッシャーを備え、
    前記テール部に、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、タンクリーナー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーの少なくともいずれか一つを備えることを特徴とする請求項3〜11のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  13. 前記ヘッド部の前記ヘッドベースのポリッシャー固着面傾斜線(XI)と水平線との成す角(β)が100〜110°であって、前記ヘッドネックの前記ポリッシャー側表面から前記デンタルブラシ先端に至る断面円弧部の曲率(E)が0〜0.04である請求項12に記載のデンタルクリーナー。
  14. 前記ポリッシャーの長さ(p)、幅(q)、及び、厚さ(о)が、それぞれ、10〜16mm、7〜11mm、及び、2〜5mmであって、前記ポリッシャーの先端から後端に至る外周円弧部の曲率(F)が0.07〜0.20である請求項12又は13に記載のデンタルクリーナー。
  15. 前記ポリッシャーが略円柱状ポリッシャーで、前記円柱状ポリッシャーの直径及び高さが、それぞれ、7〜11mm及び2〜5mmである請求項12又は13に記載のハンディデンタルクリーナー。
  16. 前記ポリッシャーが略半円球状の凸型ポリッシャーで、前記凸型ポリッシャーの高さ(s)及び直径(t)が、それぞれ、5〜8mm及び8〜14mmであって、前記凸型ポリッシャー頂点を含む断面円弧部の曲率(G)が、0.13〜0.20である請求項12又は13に記載のデンタルクリーナー。
  17. 前記ヘッド部の前記デンタルブラシを備えた前記ヘッドベースの反対面に、タンクリーナーを備え、
    前記テール部に、デンタルフロス、デンタルピック、歯間ブラシ、タフトブラシ、ポリッシャー、歯茎マッサージャー、及び、デンタルミラーの少なくともいずれか一つを備えることを特徴とする請求項3〜11のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  18. 前記ヘッド部の前記ヘッドベースのタンクリーナー固着面傾斜線(XII)と鉛直線との成す角(δ)が0〜10°、前記タンクリーナー先端の断面円弧部の曲率(I)が0.12〜0.39、前記デンタルブラシ側ヘッドベース先端から前記タンクリーナー側ヘッドベース先端に至る断面円弧部の曲率(H)が0.30〜0.98であることを特徴とする請求項17に記載のデンタルクリーナー。
  19. 前記テール部がデンタルフロスであることを特徴とする請求項1〜18に記載のデンタルクリーナー。
  20. 前記デンタルフロスのホルダーがY字型であって、前記Y字型ホルダーの幅(j)及び長さ(k)が、それぞれ、15〜25mm及び15〜25mmであって、前記Y字型ホルダー先端の断面円弧部の曲率が0.03〜0.46であることを特徴とする請求項19に記載のデンタルクリーナー。
  21. 前記デンタルフロスのホルダーがF字型であって、前記F字型ホルダーの幅(j)及び長さ(r)が、それぞれ、15〜25mm及び7.5〜12.5mmであることを特徴とする請求項19に記載のデンタルクリーナー。
  22. 前記リンスカプセルが略球形で、前記リンスカプセルの直径(i)が3.5〜5.5mmであって、前記リンスカプセルを保持する突起を備えていることを特徴とする請求項1〜21のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  23. 前記ヘッド部のヘッドベース、前記ヘッドネック部、前記ホルダーネック部、及び、前記デンタルフロスのホルダーが、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、飽和ポリエステル、ゴム、及び、サーモプラスチックエラストマー(TPE)のいずれかであることを特徴とする請求項1〜22のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  24. 前記ハンドル部が、ゴムであることを特徴とする請求項1〜23のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  25. 前記ゴムが、シリコン系ゴム、ポリウレタン系ゴム(PUR)、クロロプレン系ゴム(CR)、ブタジエン系ゴム(BR)、イソプレン系ゴム(IR)、スチレン−ブタジエン系ゴム(SBR)、アクリルニトリル−ブタジエン系ゴム(NBR)、エチレン−プロピレン系ゴム(EPR)、及び、エチレン−プロピレン−ジエン系ゴム(EPDM)のいずれかであることを特徴とする請求項24に記載のデンタルクリーナー。
  26. 前記ポリッシャーが、ゴム又はTPEの発泡体で形成されていることを特徴とする請求項1〜25のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  27. 前記ゴムが、シリコン系ゴム、PUR、CR、BR、IR、SBR、NBR、EPR、及び、EPDMのいずれかであることを特徴とする請求項26に記載のデンタルクリーナー。
  28. 前記TPEが、スチレン系TPE、オレフィン系TPE、ウレタン系TPE、エステル系TPE、及び、アミド系TPEのいずれかであることを特徴とする請求項26に記載のデンタルクリーナー。
  29. 前記デンタルピック及び前記タンクリーナーが、シリコン系ゴム、PUR、CR、BR、IR、SBR、NBR、EPR、EPDM、ハイインパクトポリスチレン(HIPS)、スチレン/HIPSブレンドポリマー、及び、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合(ABS)樹脂のいずれかであることを特徴とする請求項1〜28に記載のデンタルクリーナー。
  30. 前記歯茎マッサージャーが、シリコン系ゴム、PUR、CR、BR、IR、SBR、NBR、EPR、及び、EPDMのいずれかであることを特徴とする請求項1〜29に記載のデンタルクリーナー。
  31. 前記デンタルフロスが、フィラメントの断面形状が、前記フィラメントの中心から外側に3つ以上の均等な突起を有する中空糸であって、前記突起を円弧で結ぶ外周の直径が30〜50μmであり、50〜200本撚り合わされた撚糸であることを特徴とする請求項1〜30のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  32. 前記フィラメントが、ナイロン又はポリエステルであることを特徴とする請求項31に記載のハンディデンタルクリーナー。
  33. 前記リンスカプセルの前記水溶性皮膜が、可塑剤を含むゼラチンから形成されていることを特徴とする請求項1〜32のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  34. 前記歯磨き用液体が、中鎖脂肪酸トリグリセライド、一価高級アルコールの脂肪酸エステル、流動パラフィン、及び、香味料から選択される少なくとも二つ以上を含む、40〜55cpsの粘度の液体であることを特徴とする請求項1〜33のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  35. 前記歯磨き用液体は、食用精油と清涼化剤の合計が85〜96質量%含まれることを特徴とする請求項1〜33のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  36. 前記食用精油と前記清涼化剤の合計の内、前記食用精油が50〜70質量%、前記清涼化剤が50〜30質量%含まれることを特徴とする請求項35に記載のデンタルクリーナー。
  37. 前記歯磨き用液体は、前記食用精油と前記清涼化剤に加え、多糖類、二価低級アルコール、三価低級アルコール、グリセリン酢酸脂肪酸エステル、糖アルコール、ポリエーテルオリゴマー、塩化ナトリウム、及び、精製水のいずれか一つ以上の合計が、15〜4質量%含まれることを特徴とする請求項35又は36に記載のデンタルクリーナー。
  38. 前記食用油が、綿実油 、オリーブ油、パーム油、パーム核油、ピーナッツ油、菜種油、キャノーラ油、ココナッツ油、アーモンド油、カシュー油、ヘーゼルナッツ油、マカダミア油、モンゴンゴ油、ペカン油、松の実油、ピスタチオ油 、クルミ油 、ごま油、大豆油 、ヒマワリ油 、サフラワー油(紅花油)、コーン油 、ヒョウタン実油、バッファローカボチャ油 、カボチャ実油 、スイカ実油、アサイー油(アサイーベリーエキス)、 カシス油 、ルリジサ種子油、月見草油、アマランサス油、あんず油、リンゴ油、アルガン油、アーティチョーク油、アボカド油、ババス油、モリンガ油、ケープ栗(ヤング・Yangu)油、ココア精油、キャロブ油、コフネヤシ油、コリアンダー種油、ディカ油、アマナズナ油、ヘンプシード油(麻の実油)、カポック油、ラッレマンチア油、マルーラ油、メドウフォーム油、カラシ油、オクラ油、パパイヤ油、シソ油、ペクイ油、ケシ油、プルーン油、キヌア油、ニガー種子油、こめ油、ロイル(Royle)油、サッチャインチ(インカグリーンナッツ)油、ツバキ油、アザミ油、トマト油、コムギ油、カブ油 、及び、ブドウ油から選択されるいずれか一つ以上を含むことを特徴とする請求項35〜37のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  39. 前記食用精油が、中鎖脂肪酸トリグリセライドを主成分とすることを特徴とする請求項35〜37のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  40. 前記食用精油が、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセライドであることを特徴とする請求項35〜37のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  41. 前記清涼化剤が、ペパーミント精油(ハッカ油)、スペアミント精油、カンファー(樟脳)精油、オレガノ精油、ユーカリ精油、スピラントール(キバナオランダセンニチエキス)、メントール、メントール誘導体、L−カルボン、メントン
    メントン誘導体、メンタンカルボン酸アミド、2,3−ジメチル−2−(2−プロピル)−酪酸誘導体、メンタン、メンタン誘導体、カルボキサミド、キシリトール、サリチル酸メチルのいずれか一つ以上を含むことを特徴とする請求項35〜40のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  42. 前記多糖類が、デンプン系多糖類、セルロース系多糖類、及び、前記デンプン系多糖類及び前記セルロース系多糖類以外の多糖類の少なくともいずれか一つ以上を含むことを特徴とする請求項37〜41のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  43. 前記二価低級アルコールが、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、及び、テトラエチレングリコールのいずれかであることを特徴とする請求項37〜42のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  44. 前記三価低級アルコールが、グリセリンであることを特徴とする請求項37〜43のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  45. 前記グリセリン酢酸脂肪酸エステルが、グリセリンモノアセテート、グリセリンジアセテート、及び、グリセリントリアセテートのいずれかであることを特徴とする請求項37〜44のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  46. 前記糖アルコールが、エリトリトール、イソマルト、ラクチトール、マルチトール、マンニトール、ソルビトール、及び、キシリトールのいずれかであることを特徴とする請求項37〜45のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
  47. 前記ポリエーテルオリゴマーが、ポリエチレングリコールであることを特徴とする請求項37〜46のいずれか一項に記載のデンタルクリーナー。
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