JPWO2020157848A1 - 携帯装置、車載装置、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

携帯装置、車載装置、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2020157848A1
JPWO2020157848A1 JP2020567169A JP2020567169A JPWO2020157848A1 JP WO2020157848 A1 JPWO2020157848 A1 JP WO2020157848A1 JP 2020567169 A JP2020567169 A JP 2020567169A JP 2020567169 A JP2020567169 A JP 2020567169A JP WO2020157848 A1 JPWO2020157848 A1 JP WO2020157848A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
electricity
storage device
power storage
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020567169A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6851561B2 (ja
Inventor
栄斉 米澤
栄斉 米澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2020157848A1 publication Critical patent/JPWO2020157848A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6851561B2 publication Critical patent/JP6851561B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

携帯装置(100)は、蓄電装置(12)に蓄積されている電気エネルギーの量である第1の蓄電量、蓄電装置(12)に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である決済金額、及び蓄電装置(12)に充電電気が蓄積される前に蓄電装置に蓄積されていた電気エネルギーの量である第2の蓄電量に対応する金額に基づいて、蓄電装置(12)に充電電気を蓄積した後における蓄電装置(12)に蓄電されている電気エネルギーの予め定められた電力量当たりの金額である第1の金額を算出する制御部(130)と、第1の金額を出力する出力部(140)と、を有する。

Description

本発明は、携帯装置、車載装置、制御装置、制御方法、及び制御プログラムに関する。
電気自動車が知られている。電気自動車は、蓄電装置を有する。電気自動車は、蓄電装置に電気エネルギーを補充するために、給電設備に行く。ここで、燃料の購入金額をユーザに入力させる画面を表示する車両用装置が提案されている(特許文献1を参照)。
特開2013−237424号公報
ところで、ユーザは、蓄電装置に蓄えられている電気エネルギーの価値を知りたい場合がある。しかし、蓄電装置に蓄えられている電気エネルギーの価値をどのように算出すればよいのか分からなかった。
本発明の目的は、蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーの価値を算出することである。
本発明の一態様に係る携帯装置が提供される。携帯装置は、蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーの量である第1の蓄電量、前記蓄電装置に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である決済金額、及び前記蓄電装置に前記充電電気が蓄積される前に前記蓄電装置に蓄積されていた電気エネルギーの量である第2の蓄電量に対応する金額に基づいて、前記蓄電装置に前記充電電気を蓄積した後における前記蓄電装置に蓄電されている電気エネルギーの予め定められた電力量当たりの金額である第1の金額を算出する制御部と、前記第1の金額を出力する出力部と、を有する。
本発明によれば、蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーの価値を算出できる。
実施の形態1の通信システムを示す図である。 実施の形態1の携帯装置が有するハードウェアの構成を示す図である。 実施の形態1の携帯装置及び車載装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1の認証処理を示すシーケンス図である。 実施の形態1の蓄電量の監視処理を示すフローチャートである。 実施の形態1の平均簿価の算出処理を示すフローチャート(その1)である。 実施の形態1の平均簿価の算出処理を示すフローチャート(その2)である。 実施の形態1の合計簿価の算出処理を示すシーケンス図である。 図9(A),(B)は、実施の形態1の表示内容の具体例を示す図である。 実施の形態1の変形例の平均簿価の算出処理を示すフローチャートである。 実施の形態1の変形例の平均簿価の算出処理を示すフローチャート(その1)である。 実施の形態1の変形例の平均簿価の算出処理を示すフローチャート(その2)である。 実施の形態2の通信システムを示す図である。 実施の形態2の平均簿価の算出処理を示すフローチャートである。 実施の形態3の通信システムを示す図である。 実施の形態3の車載装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態3の平均簿価の算出処理を示すフローチャート(その1)である。 実施の形態3の平均簿価の算出処理を示すフローチャート(その2)である。 実施の形態3の合計簿価の算出処理を示すフローチャートである。 実施の形態3の表示内容の具体例を示す図である。 実施の形態4の通信システムを示す図である。 実施の形態4の平均簿価の算出処理を示すフローチャートである。 実施の形態5の通信システムを示す図である。 実施の形態5の制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態5の蓄電量の監視処理を示すフローチャートである。 実施の形態5の平均簿価の算出処理を示すフローチャートである。 実施の形態5の合計簿価の算出処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら実施の形態を説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の通信システムを示す図である。通信システムは、携帯装置100、電気自動車10が有する車載装置、及び決済情報サーバ300を含む。図1では、電気自動車10が有する車載装置の図示が省略されている。
携帯装置100は、制御方法を実行する装置である。携帯装置100は、ユーザが使用する装置である。例えば、携帯装置100は、スマートフォンである。また、携帯装置100は、タブレット装置でもよい。携帯装置100と電気自動車10が有する車載装置とは、USB(Universal Serial Bus)ケーブル、WiFi(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)で接続する。
決済情報サーバ300は、クレジットカード会社などが有するサーバである。電気自動車10は、蓄電装置を有する。電気自動車10は、給電設備400で給電する。ここで、例えば、ユーザは、クレジットカードを用いて、電気エネルギーを購入する。これにより、給電設備400は、購入情報を決済情報サーバ300に送信する。そして、決済情報サーバ300は、決済情報を生成する。携帯装置100は、決済情報サーバ300から決済情報を取得できる。
電気エネルギーが購入されたとき、ユーザは、レシート20を給電設備400で取得する。レシート20は、領収書とも言う。携帯装置100は、OCR(Optical Character Recognition)を用いて、レシート20に記載されている決済情報を読み取ることができる。
次に、携帯装置100が有するハードウェアについて説明する。
図2は、実施の形態1の携帯装置が有するハードウェアの構成を示す図である。携帯装置100は、プロセッサ101、揮発性記憶装置102、不揮発性記憶装置103、及びカメラ104を有する。
プロセッサ101は、携帯装置100全体を制御する。例えば、プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)、又はFPGA(Field Programmable Gate Array)などである。プロセッサ101は、マルチプロセッサでもよい。携帯装置100は、処理回路によって実現されてもよく、又は、ソフトウェア、ファームウェア若しくはそれらの組み合わせによって実現されてもよい。なお、処理回路は、単一回路又は複合回路でもよい。
揮発性記憶装置102は、携帯装置100の主記憶装置である。例えば、揮発性記憶装置102は、RAM(Random Access Memory)である。不揮発性記憶装置103は、携帯装置100の補助記憶装置である。例えば、不揮発性記憶装置103は、SSD(Solid State Drive)である。カメラ104は、レシート20を撮像する。
また、電気自動車10が有する車載装置及び決済情報サーバ300は、携帯装置100と同様に、プロセッサ、揮発性記憶装置、及び不揮発性記憶装置を有する。
次に、携帯装置100及び電気自動車10が有する車載装置について説明する。
図3は、実施の形態1の携帯装置及び車載装置の構成を示す機能ブロック図である。
携帯装置100は、記憶部110、通信部120、制御部130、出力部140、及び読み取り部150を有する。
記憶部110は、揮発性記憶装置102又は不揮発性記憶装置103に確保した記憶領域として実現してもよい。
通信部120、制御部130、出力部140、及び読み取り部150の一部又は全部は、プロセッサ101によって実現してもよい。
通信部120、制御部130、出力部140、及び読み取り部150の一部又は全部は、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。例えば、プロセッサ101が実行するプログラムは、制御プログラムとも言う。例えば、制御プログラムは、揮発性記憶装置102、不揮発性記憶装置103などの記録媒体に格納される。なお、制御プログラムは、家計簿アプリケーションソフトウェアと連携してもよい。
電気自動車10は、充電測定センサ11、蓄電装置12、及び車載装置200を有する。充電測定センサ11は、蓄電装置12の蓄電量を測定する。蓄電装置12の蓄電量は、残蓄電量と表現してもよい。蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーは、家庭内電力として使用することができる。
車載装置200は、記憶部210、通信部220、取得部230、及び制御部240を有する。記憶部210は、車載装置200が有する揮発性記憶装置又は不揮発性記憶装置に確保した記憶領域として実現してもよい。
通信部220、取得部230、及び制御部240の一部又は全部は、車載装置200が有するプロセッサによって実現してもよい。通信部220、取得部230、及び制御部240の一部又は全部は、車載装置200が有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
まず、携帯装置100が有する機能ブロックについて説明する。記憶部110が記憶する情報は、後で説明する。
通信部120は、車載装置200と通信する。通信部120は、第1の蓄電量を含む電力量情報を車載装置200から受信する。なお、第1の蓄電量は、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの量である。
通信部120は、決済情報サーバ300と通信する。通信部120は、決済金額を含む決済情報を決済情報サーバ300から受信する。なお、決済金額は、蓄電装置12に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である。
ここで、記憶部110は、第2の蓄電量に対応する金額を記憶する。なお、第2の蓄電量は、蓄電装置12に充電電気が蓄積される前に蓄電装置12に蓄積されていた電気エネルギーの量である。
制御部130は、第2の蓄電量に対応する金額、決済金額、及び第1の蓄電量に基づいて、第1の金額を算出する。なお、第1の金額は、蓄電装置12に充電電気を蓄積した後における蓄電装置12に蓄電されている電気エネルギーの予め定められた電力量当たりの金額である。以下、第1の金額は、平均簿価と称する。
また、制御部130は、第2の蓄電量に対応する金額と決済金額との合計金額、消費量、及び第1の金額に基づいて、第2の金額を算出する。なお、消費量は、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーが消費された量である。第2の金額は、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーが消費された後の蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの量に対応する金額である。なお、第2の金額は、合計簿価と称する。
出力部140は、制御部130が算出した金額を出力する。すなわち、出力部140は、平均簿価と合計簿価の少なくとも1つ以上を出力する。例えば、出力部140は、平均簿価と合計簿価を携帯装置100が有するディスプレイに出力する。また、例えば、出力部140は、平均簿価と合計簿価を音声出力する。また、例えば、出力部140は、平均簿価と合計簿価が印刷された紙媒体を出力する。
また、出力部140は、平均簿価と合計簿価を車載装置200に出力してもよい。これにより、乗車しているユーザは、車載装置200を介して、平均簿価と合計簿価を確認することができる。
読み取り部150は、カメラ104が撮像することで得られたレシート20の画像の画像内容を読み取る。これにより、読み取り部150は、レシート20に記載されている決済情報を読み取ることができる。
次に、車載装置200が有する機能ブロックについて説明する。
記憶部210は、様々な情報を記憶する。例えば、記憶部210は、電気自動車10のID(identifier)を記憶する。また、例えば、記憶部210は、蓄電装置12の蓄電量を記憶する。通信部220は、携帯装置100と通信する。
取得部230は、充電測定センサ11から蓄電量を取得する。また、取得部230は、電気自動車10又は車載装置200の位置情報をGPS(Global Positioning System)から取得する。制御部240は、監視処理を行う。監視処理については、後で説明する。
ここで、携帯装置100と車載装置200とは、通信の安全性を高めるために、互いに認証を行う。認証処理について説明する。
図4は、実施の形態1の認証処理を示すシーケンス図である。
(ステップST101)携帯装置100の通信部120は、車載装置200に接続する。また、携帯装置100が車載装置200に接続する場合、携帯装置100の通信部120は、携帯装置100の識別情報を送信する。
(ステップST102)車載装置200の通信部220は、接続を検出する。
(ステップST103)車載装置200の通信部220は、携帯装置100の識別情報に基づいて認証を行う。
(ステップST104)携帯装置100の通信部120と車載装置200の通信部220は、秘密鍵を交換する。
(ステップST105)車載装置200の通信部220は、携帯装置100に接続する。また、車載装置200が携帯装置100に接続する場合、車載装置200の通信部220は、電気自動車10のIDを送信する。
(ステップST106)携帯装置100の通信部120は、電気自動車10のIDに基づいて認証を行う。
このように、携帯装置100と車載装置200とは、互いに認証を行う。これにより、携帯装置100と車載装置200とは、安全な通信を行うことができる。
次に、車載装置200が実行する処理について説明する。
図5は、実施の形態1の蓄電量の監視処理を示すフローチャートである。車載装置200は、図5の処理を定期的に実行する。
(ステップS11)取得部230は、充電測定センサ11から蓄電量を取得する。制御部240は、蓄電量が増加したか否かを判定する。例えば、制御部240は、記憶部210に格納されている蓄電量と充電測定センサ11から取得した蓄電量とを比較することで、蓄電量が増加したか否かを判定できる。なお、蓄電量が増加した場合は、蓄電装置12が充電された場合である。
蓄電量が増加した場合、制御部240は、処理をステップS12に進める。蓄電量が増加していない場合、制御部240は、処理をステップS15に進める。
(ステップS12)取得部230は、現在位置の位置情報をGPSから取得する。すなわち、取得部230は、ユーザが電気エネルギーを購入した場所の位置情報をGPSから取得する。例えば、当該場所とは、給電設備400である。また、位置情報は、次のように表現してもよい。位置情報は、充電電気が購入された店舗の位置を示す。
(ステップS13)取得部230は、蓄電装置12が充電された時点の時間情報を生成する。時間情報は、次のように表現してもよい。時間情報は、充電電気が蓄電装置12に充電された時間を示す。また、時間情報は、日にちの情報を含む。日にちは、次のように表現してもよい。日にちは、充電電気が蓄電装置12に蓄積された蓄積日である。
(ステップS14)制御部240は、ステップS11で取得された蓄電量と位置情報と時間情報とを対応付けた電力量情報を生成する。制御部240は、電力量情報を記憶部210に格納する。
また、制御部240は、記憶部210に格納されている蓄電量と充電測定センサ11から取得した蓄電量との差分を算出してもよい。差分は、充電量と称する。制御部240は、充電量を電力量情報に含めてもよい。充電量は、次のように表現してもよい。充電量は、充電電気の量である。
(ステップS15)制御部240は、記憶部210に格納されている蓄電量をステップS11で取得された蓄電量に更新する。
このように、車載装置200は、蓄電量を常に監視する。そして、蓄電装置12が充電された場合、車載装置200は、電力量情報を生成する。
次に、携帯装置100が実行する処理について説明する。
図6は、実施の形態1の平均簿価の算出処理を示すフローチャート(その1)である。携帯装置100は、車載装置200から電力量情報を受信する度に図6の処理を実行する。
(ステップS21)通信部120は、電力量情報を車載装置200から受信する。なお、電力量情報は、位置情報、時間情報、及び蓄電量を含む。
(ステップS22)通信部120は、決済情報を決済情報サーバ300から受信する。なお、決済情報は、店舗名、時間情報、及び決済金額を含む。時間情報は、日にちを含む。
また、決済情報の時間情報が示す日にちは、充電電気が購入された購入日でもよい。また、決済情報の店舗名は、充電電気が購入された店舗である第1の店舗の名称でもよい。
(ステップS23)制御部130は、電力量情報の時間情報から日にちを特定する。特定した日にちは、蓄積日である。制御部130は、蓄積日に決済した情報が決済情報の中に存在するか否かを判定する。
ステップS23の条件が満たされる場合、制御部130は、処理をステップS24に進める。ステップS23の条件が満たされない場合、制御部130は、処理をステップS31に進める。
(ステップS24)制御部130は、蓄積日に対応する決済情報の店舗名を取得する。
(ステップS25)制御部130は、記憶部110が記憶している地図情報と電力量情報に含まれている位置情報とに基づいて、充電電気を販売した店舗の名称である店舗名を検出する。当該店舗名は、第2の店舗名とも言う。
また、制御部130は、クラウドサーバなどの外部装置に格納されている地図情報と燃料情報に含まれている位置情報とに基づいて、充電電気を販売した店舗の名称である店舗名を検出してもよい。
(ステップS26)制御部130は、ステップS24で取得した店舗名とステップS25で検出した店舗名とが一致するか否かを判定する。
ステップS26の条件が満たされる場合、制御部130は、処理をステップS27に進める。ステップS26の条件が満たされない場合、制御部130は、処理をステップS31に進める。
(ステップS27)制御部130は、式(1)を用いて平均簿価を算出する。
Figure 2020157848
合計簿価については、後で説明する。なお、合計簿価の初期値は、0である。また、式(1)の合計簿価は、第2の蓄電量に対応する金額とも言う。
式(1)の決済金額は、決済情報に含まれている決済金額である。又は、後述するステップS32で入力された決済金額である。式(1)の蓄電量は、電力量情報に含まれている蓄電量である。また、式(1)の蓄電量は、第1の蓄電量とも言う。また、合計簿価と決済金額との合計金額は、残合計と称する。
制御部130は、平均簿価を記憶部110に格納する。
このように、ステップS23〜27では、制御部130は、蓄積日と購入日が一致することを検出し、地図情報と位置情報とに基づいて、第2の店舗名を検出し、第2の店舗名と同じ名称ある第1の店舗で支払われた購入金額である決済金額、第2の蓄電量に対応する金額、及び第1の蓄電量に基づいて、平均簿価を算出する。
図7は、実施の形態1の平均簿価の算出処理を示すフローチャート(その2)である。
(ステップS31)制御部130は、ユーザに問い合わせを行う。詳細には、制御部130は、平均簿価を算出できないため、ユーザが電気エネルギーを購入したときの決済金額の入力をユーザに促す。
(ステップS32)制御部130は、決済金額が入力されたか否かを判定する。決済金額が入力された場合、制御部130は、処理をステップS27に進める。決済金額が入力されなかった場合、制御部130は、処理を終了する。
図8は、実施の形態1の合計簿価の算出処理を示すシーケンス図である。また、携帯装置100と車載装置200は、図8の処理を定期的に実行する。
(ステップST111)車載装置200の取得部230は、充電測定センサ11から蓄電量を取得する。
(ステップST112)車載装置200の通信部220は、携帯装置100に蓄電量を送信する。
(ステップST113)携帯装置100の制御部130は、式(2)を用いて、合計簿価を算出する。
Figure 2020157848
制御部130は、ステップS21で取得した電力量情報に含まれている蓄電量とステップST111で取得部230が取得した蓄電量との差分により、式(2)の消費量を算出できる。また、式(2)の合計簿価は、第2の金額とも言う。式(2)の合計簿価は、第2の蓄電量に対応する金額と考えてもよい。
式(2)の残合計は、ステップST113が実行される前にステップS27で算出された残合計である。式(2)の平均簿価は、ステップST113が実行される前にステップS27で算出された平均簿価である。
制御部130は、合計簿価を記憶部110に格納する。記憶部110に格納された合計簿価は、ステップST113の後に、ステップS27が実行されるときに使用される。
次に、携帯装置100のディスプレイに平均簿価と合計簿価が表示される場合を説明する。
図9(A),(B)は、実施の形態1の表示内容の具体例を示す図である。出力部140は、記憶部110に格納されている平均簿価と合計簿価を携帯装置100のディスプレイに出力する。図9(A)は、携帯装置100のディスプレイに平均簿価と合計簿価が表示されている状態を示している。このように、ユーザは、いつでも、携帯装置100を介して、平均簿価と合計簿価を確認することができる。
また、複数の車のそれぞれに対応する平均簿価と合計簿価が記憶部110に格納されている場合、携帯装置100は、複数の車のそれぞれに対応する平均簿価と合計簿価をディスプレイに表示することができる。
図9(B)は、日にち毎に、電気エネルギーの使用量に対する金額を携帯装置100のディスプレイに表示した状態を示している。なお、日にち毎の合計簿価が算出されることで、携帯装置100は、日にち毎の電気エネルギーの使用量に対する金額を表示できる。
ここで、例えば、電気自動車10が営業のために使用される車である場合、携帯装置100は、平均簿価と合計簿価を記憶することで、燃料費を管理できる。ユーザは、燃料費に基づいて効率的な電気自動車10の運用を考えることができる。
また、例えば、複数の人が電気自動車10に乗って旅行に出かけた場合、複数の人は、携帯装置100が表示する平均簿価と合計簿価を見ることで、燃料費を認識することができる。
実施の形態1によれば、携帯装置100は、平均簿価を算出する。ここで、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの価値は、平均簿価と考えてもよい。よって、携帯装置100は、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの価値を算出できる。
また、携帯装置100は、合計簿価を算出する。蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの価値は、合計簿価と考えてもよい。よって、携帯装置100は、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの価値を算出できる。
実施の形態1の変形例(その1).
実施の形態1の変形例(その1)では、携帯装置100がレシート20を用いて平均簿価を算出する場合を説明する。
通信部120は、電力量情報を車載装置200から受信する。読み取り部150は、決済金額が記載されているレシート20の内容を読み取る。例えば、レシート20に記載されている決済情報は、店舗名、決済日時、決済金額などである。
制御部130は、式(1)を用いて平均簿価を算出する。なお、式(1)の決済金額は、読み取り部150がレシート20から読み取った金額である。制御部130は、平均簿価を記憶部110に格納する。
このように、携帯装置100は、レシート20を用いて平均簿価を算出できる。
実施の形態1の変形例(その2).
ステップS22では、携帯装置100が決済情報を取得する場合を説明した。ここで、電気エネルギーが購入されたときの情報が決済情報に含まれていないため、平均簿価が算出できない場合がある。例えば、蓄積日に対応する時間情報が決済情報に含まれていないため、平均簿価が算出できない。また、例えば、決済情報の店舗名が不明、又は決済情報の店舗名が給電設備として推測できない名称であるため、ステップS26では、Noが判定される。そして、ステップS26でNoが判定されるため、平均簿価が算出できない。このような場合でも、携帯装置100が平均簿価を算出できる場合を説明する。
図10は、実施の形態1の変形例の平均簿価の算出処理を示すフローチャートである。図10の処理は、ステップS23でNoの場合、又はステップS26でNoの場合に実行される。
また、ステップS21で取得される電力量情報には、充電量が含まれているものとする。
(ステップS41)制御部130は、電力量情報に含まれている時間情報に基づいて、電気エネルギーが購入されたときの電気単価をネットワークから検出する。なお、例えば、電気単価とは、1kWh当たりの金額である。
(ステップS42)制御部130は、電気単価と充電量に基づいて決済金額を算出する。制御部130は、処理をステップS27に進める。
このように、制御部130は、通信部120が受信した決済情報に、購入日又は第1の店舗の名称が含まれていない場合、決済金額を算出できる。
実施の形態1の変形例(その3).
ユーザは、定額制のサービスを利用して蓄電装置12を充電することができる。例えば、ユーザは、予め決められた金額を支払うことで、一ヶ月間、何回でも蓄電装置12を充電することができる。ユーザが定額制のサービスを利用する場合、携帯装置100は、決済金額を0とする。
ユーザが定額制のサービスを利用している場合に携帯装置100が実行する処理について説明する。
図11は、実施の形態1の変形例の平均簿価の算出処理を示すフローチャート(その1)である。図11の処理では、ステップS23a,26aが実行される点が、図6の処理と異なる。そのため、図11では、ステップS23a,26aを説明する。図11における他のステップについては、図6のステップ番号と同じ番号を付することによって、処理の説明を省略する。
(ステップS23a)制御部130は、電力量情報の時間情報から日にちを特定する。特定した日にちは、蓄積日である。制御部130は、蓄積日に決済した情報が決済情報の中に存在するか否かを判定する。
ステップS23aの条件が満たされる場合、制御部130は、処理をステップS24に進める。ステップS23aの条件が満たされない場合、制御部130は、処理をステップS51に進める。
(ステップS26a)制御部130は、ステップS24で取得した店舗名とステップS25で検出した店舗名とが一致するか否かを判定する。
ステップS26aの条件が満たされる場合、制御部130は、処理をステップS27に進める。ステップS26aの条件が満たされない場合、制御部130は、処理をステップS54に進める。
図12は、実施の形態1の変形例の平均簿価の算出処理を示すフローチャート(その2)である。
(ステップS51)制御部130は、記憶部110が記憶している地図情報と電力量情報に含まれている位置情報とに基づいて、充電電気を販売した店舗を検出する。当該店舗は、第3の店舗とも言う。
また、制御部130は、クラウドサーバなどの外部装置に格納されている地図情報と電力量情報に含まれている位置情報とに基づいて、当該店舗を検出してもよい。
(ステップS52)制御部130は、ステップS51で検出した店舗が定額制のサービスを受けられる契約をしている店舗であるか否かを判定する。
ステップS52の条件が満たされる場合、制御部130は、処理をステップS53に進める。ステップS52の条件が満たされない場合、制御部130は、処理をステップS54に進める。
(ステップS53)制御部130は、決済金額に0(ゼロ)を設定する。そして、制御部130は、処理をステップS27に進める。
(ステップS54)制御部130は、ユーザに問い合わせを行う。詳細には、制御部130は、平均簿価を算出できないため、ユーザが電気エネルギーを購入したときの決済金額の入力をユーザに促す。
(ステップS55)制御部130は、決済金額が入力されたか否かを判定する。決済金額が入力された場合、制御部130は、処理をステップS27に進める。決済金額が入力されなかった場合、制御部130は、処理を終了する。
このように、携帯装置100は、決済金額に0を設定することで、平均簿価が低くなる。携帯装置100は、当該平均簿価をディスプレイに表示する。これにより、携帯装置100は、家庭内電力よりも蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーを使用する方が得であることをユーザに提示できる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2を説明する。実施の形態2は、実施の形態1と相違する事項を主に説明し、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態2は、図3,8,9を参照する。
実施の形態1では、電気自動車10が給電設備400で給電する場合を説明した。実施の形態2では、電気自動車10が電力網を介して給電する場合を説明する。
図13は、実施の形態2の通信システムを示す図である。通信システムは、携帯装置100、電気自動車10が有する車載装置200、及び制御装置600を含む。
電気自動車10は、電力網500を介して給電する。すなわち、電気自動車10は、家庭内コンセントから給電する。
制御装置600は、家庭内の電力制御を行う装置である。制御装置600は、スマートメータ700から電力単価を受信する。
ここで、ステップS14で生成される電力量情報には、補充充電量が含まれているものとする。
図14は、実施の形態2の平均簿価の算出処理を示すフローチャートである。
(ステップS61)通信部120は、電力量情報を車載装置200から受信する。なお、電力量情報は、位置情報、時間情報、蓄電量、及び充電量を含む。
(ステップS62)通信部120は、電力網500を介して供給される電力の電力単価を制御装置600から受信する。
(ステップS63)制御部130は、電力網500を介して、給電したか否かを判定する。
ステップS63の条件が満たされる場合、制御部130は、処理をステップS64に進める。ステップS63の条件が満たされない場合、制御部130は、処理を終了する。
(ステップS64)制御部130は、式(3)を用いて平均簿価を算出する。
Figure 2020157848
合計簿価の初期値は、0である。充電量と電力単価とを乗算した金額は、決済金額ともいう。式(1)の蓄電量は、電力量情報に含まれている蓄電量である。また、式(1)の蓄電量は、第1の蓄電量とも言う。また、充電量と電力単価とを乗算した金額と合計簿価との合計金額は、残合計である。
実施の形態2によれば、電気自動車10が電力網500を介して給電した場合でも、携帯装置100は、平均簿価を算出できる。ここで、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの価値は、平均簿価と考えてもよい。よって、携帯装置100は、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの価値を算出できる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3を説明する。実施の形態3は、実施の形態1と相違する事項を主に説明し、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態3は、図2〜5を参照する。
実施の形態3では、車載装置200が平均簿価及び合計簿価を算出する場合を説明する。
図15は、実施の形態3の通信システムを示す図である。通信システムは、電気自動車10が有する車載装置200及び決済情報サーバ300を含む。通信システムには、制御装置600が含まれてもよい。制御装置600は、スマートメータ700から電力単価を受信する。
例えば、ユーザは、クレジットカードを用いて、電気エネルギーを購入する。これにより、給電設備400は、購入情報を決済情報サーバ300に送信する。そして、決済情報サーバ300は、決済情報を生成する。車載装置200は、決済情報サーバ300から決済情報を取得できる。
また、車載装置200は、OCRを用いて、レシート20に記載されている決済情報を読み取ることができる。
図16は、実施の形態3の車載装置の構成を示す機能ブロック図である。車載装置200は、記憶部210、通信部220、取得部230、制御部240、出力部250、及び読み取り部260を有する。図3に示される構成と同じ図16の構成は、図3に示される符号と同じ符号を付している。
記憶部210は、車載装置200が有する揮発性記憶装置又は不揮発性記憶装置に確保した記憶領域として実現してもよい。
通信部220、取得部230、制御部240、出力部250、及び読み取り部260の一部又は全部は、車載装置200が有するプロセッサによって実現してもよい。通信部220、取得部230、制御部240、出力部250、及び読み取り部260の一部又は全部は、車載装置200が有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。例えば、車載装置200が有するプロセッサが実行するプログラムは、制御プログラムとも言う。例えば、制御プログラムは、車載装置200が有する揮発性記憶装置、不揮発性記憶装置などの記録媒体に格納される。
記憶部210は、様々な情報を記憶する。例えば、記憶部210は、蓄電装置12の蓄電量を記憶する。
通信部220は、決済情報サーバ300と通信する。通信部220は、決済金額を含む決済情報を決済情報サーバ300から受信する。なお、決済金額は、蓄電装置12に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である。
取得部230は、充電測定センサ11から蓄電量を取得する。また、取得部230は、電気自動車10又は車載装置200の位置情報をGPSから取得する。
ここで、記憶部210は、第1の蓄電量を含む電力量情報を記憶する。なお、第1の蓄電量は、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの量である。また、記憶部210は、第2の蓄電量に対応する金額を記憶する。なお、第2の蓄電量は、蓄電装置12に充電電気が蓄積される前に蓄電装置12に蓄積されていた電気エネルギーの量である。
制御部240は、監視処理を行う。制御部240は、第2の蓄電量に対応する金額、決済金額、及び第1の蓄電量に基づいて、第1の金額を算出する。なお、第1の金額は、蓄電装置12に充電電気を蓄積した後における蓄電装置12に蓄電されている電気エネルギーの予め定められた電力量当たりの金額である。第1の金額は、平均簿価である。また、制御部240は、合計簿価を算出する。
出力部250は、平均簿価と合計簿価の少なくとも1つ以上を出力する。例えば、出力部250は、平均簿価と合計簿価を車載装置200が有するディスプレイに出力する。また、例えば、出力部250は、平均簿価と合計簿価を音声出力する。また、例えば、出力部250は、平均簿価と合計簿価が印刷された紙媒体を出力する。
読み取り部260は、車載装置200が有するカメラが撮像することで得られたレシート20の画像の画像内容を読み取る。これにより、読み取り部260は、レシート20に記載されている決済情報を読み取ることができる。
次に、車載装置200が実行する処理について説明する。
図17は、実施の形態3の平均簿価の算出処理を示すフローチャート(その1)である。車載装置200は、定期的に図17の処理を実行する。
(ステップS71)制御部240は、電力量情報を記憶部210から取得する。なお、電力量情報は、位置情報、時間情報、及び蓄電量を含む。
(ステップS72)通信部220は、決済情報を決済情報サーバ300から受信する。なお、決済情報は、店舗名、時間情報、及び決済金額を含む。時間情報は、日にちを含む。
また、決済情報の時間情報が示す日にちは、充電電気が購入された購入日でもよい。また、決済情報の店舗名は、充電電気が購入された店舗である第1の店舗の名称でもよい。
(ステップS73)制御部240は、電力量情報の時間情報から日にちを特定する。特定した日にちは、蓄積日である。制御部240は、蓄積日に決済した情報が決済情報の中に存在するか否かを判定する。
ステップS73の条件が満たされる場合、制御部240は、処理をステップS74に進める。ステップS73の条件が満たされない場合、制御部240は、処理をステップS81に進める。
(ステップS74)制御部240は、蓄積日に対応する決済情報の店舗名を取得する。
(ステップS75)制御部240は、記憶部210が記憶している地図情報と電力量情報に含まれている位置情報とに基づいて、充電電気を販売した店舗の名称である店舗名を検出する。当該店舗名は、第2の店舗名とも言う。
また、制御部240は、クラウドサーバなどの外部装置に格納されている地図情報と燃料情報に含まれている位置情報とに基づいて、充電電気を販売した店舗の名称である店舗名を検出してもよい。
(ステップS76)制御部240は、ステップS74で取得した店舗名とステップS75で検出した店舗名とが一致するか否かを判定する。
ステップS76の条件が満たされる場合、制御部240は、処理をステップS77に進める。ステップS76の条件が満たされない場合、制御部240は、処理をステップS81に進める。
(ステップS77)制御部240は、式(1)を用いて平均簿価を算出する。
なお、合計簿価の初期値は、0である。また、式(1)の合計簿価は、第2の蓄電量に対応する金額とも言う。
式(1)の決済金額は、決済情報に含まれている決済金額である。又は、後述するステップS82で入力された決済金額である。式(1)の蓄電量は、電力量情報に含まれている蓄電量である。また、式(1)の蓄電量は、第1の蓄電量とも言う。また、合計簿価と決済金額との合計金額は、残合計である。
制御部240は、平均簿価を記憶部210に格納する。
このように、ステップS73〜77では、制御部240は、蓄積日と購入日が一致することを検出し、地図情報と位置情報とに基づいて、第2の店舗名を検出し、第2の店舗名と同じ名称ある第1の店舗で支払われた購入金額である決済金額、第2の蓄電量に対応する金額、及び第1の蓄電量に基づいて、平均簿価を算出する。
図18は、実施の形態3の平均簿価の算出処理を示すフローチャート(その2)である。
(ステップS81)制御部240は、ユーザに問い合わせを行う。詳細には、制御部240は、平均簿価を算出できないため、ユーザが電気エネルギーを購入したときの決済金額の入力をユーザに促す。
(ステップS82)制御部240は、決済金額が入力されたか否かを判定する。決済金額が入力された場合、制御部240は、処理をステップS77に進める。決済金額が入力されなかった場合、制御部240は、処理を終了する。
図19は、実施の形態3の合計簿価の算出処理を示すフローチャートである。車載装置200は、図19の処理を定期的に実行する。
(ステップS91)取得部230は、充電測定センサ11から蓄電量を取得する。
(ステップS92)制御部240は、式(2)を用いて、合計簿価を算出する。
また、制御部240は、ステップS71で取得した電力量情報に含まれている蓄電量とステップS91で取得部230が取得した蓄電量との差分により、式(2)の消費量を算出できる。
制御部240は、合計簿価を記憶部210に格納する。記憶部210に格納された合計簿価は、ステップS92の後に、ステップS77が実行されるときに使用される。
次に、車載装置200のディスプレイに平均簿価と合計簿価が表示される場合を説明する。
図20は、実施の形態3の表示内容の具体例を示す図である。出力部250は、記憶部210に格納されている平均簿価と合計簿価を車載装置200のディスプレイに出力する。図20は、車載装置200のディスプレイに平均簿価と合計簿価が表示されている状態を示している。また、車載装置200は、個人認証を行った後、ディスプレイに平均簿価と合計簿価を表示させてもよい。
このように、車載装置200は、実施の形態1の携帯装置100と同様の処理を実行できる。実施の形態3によれば、車載装置200は、平均簿価を算出する。ここで、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの価値は、平均簿価と考えてもよい。よって、車載装置200は、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの価値を算出できる。
また、車載装置200は、合計簿価を算出する。蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの価値は、合計簿価と考えてもよい。よって、車載装置200は、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの価値を算出できる。
また、車載装置200は、レシート20を用いて平均簿価を算出してもよい。詳細に処理を説明する。読み取り部260は、レシート20に記載されている決済情報を読み取る。制御部240は、式(1)を用いて平均簿価を算出する。なお、式(1)の決済金額は、レシート20に記載されている決済金額である。制御部240は、平均簿価を記憶部210に格納する。
このように、車載装置200は、レシート20を用いて平均簿価を算出できる。
ここで、電気エネルギーが購入されたときの情報が決済情報に含まれていないため、平均簿価が算出できない場合がある。例えば、蓄積日に対応する時間情報が決済情報に含まれていないため、平均簿価を算出することができない。また、例えば、決済情報の店舗名が不明、又は決済情報の店舗名が給電設備として推測できない名称であるため、ステップS76では、Noが判定される。そして、ステップS76でNoが判定されるため、平均簿価が算出できない。このような場合でも、車載装置200が平均簿価を算出できる場合を説明する。車載装置200は、ステップS73でNoの場合、又はステップS76でNoの場合、以降の処理を実行する。制御部240は、電力量情報に含まれている時間情報に基づいて、電気エネルギーを購入したときの電気単価をネットワークから検出する。制御部240は、電気単価と充電量に基づいて決済金額を算出する。そして、制御部240は、決済金額を用いて平均簿価を算出する。このように、車載装置200は、携帯装置100と同様の処理を実行できる。
また、制御部240は、定額制のサービスを契約している店舗で給電を行った場合、決済金額に0を設定する。詳細な処理は、第1の実施の形態で説明した通りである。そのため、制御部240が実行する処理の説明は、省略する。
ここで、制御装置600は、蓄電量、平均簿価、及び電力単価に基づいて、家庭に供給する電力の供給方法を制御できる。詳細には、制御装置600は、家庭内電力と蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーとのどちらを優先的に使用するかを、蓄電量、平均簿価、及び電力単価に基づいて、決定する。制御装置600は、決定に基づいて、電力の供給方法を制御する。制御装置600は、決定する処理を定期的に実行することで、昼と夜の電力の供給方法を変えることができる。また、例えば、制御装置600は、蓄電装置12に最低量を設定することができる。平均簿価が電力単価よりも低い場合、制御装置600は、蓄電装置12に蓄積している電気エネルギーを家庭に供給してもよい。そして、制御装置600は、蓄電量が最低量である場合、電気エネルギーの供給を止める。また、平均簿価が電力単価よりも高い場合、制御装置600は、電力網を介して電気自動車10に給電させる。このように、制御装置600は、電力の提供方法を制御できる。
実施の形態4.
次に、実施の形態4を説明する。実施の形態4は、実施の形態3と相違する事項を主に説明し、実施の形態4と共通する事項の説明を省略する。実施の形態4は、図5,16,19,20を参照する。
実施の形態3では、電気自動車10が給電設備400で給電する場合を説明した。実施の形態4では、電気自動車10が電力網を介して給電する場合を説明する。
図21は、実施の形態4の通信システムを示す図である。通信システムは、電気自動車10が有する車載装置200及び制御装置600を含む。
電気自動車10は、電力網500を介して給電する。すなわち、電気自動車10は、家庭内コンセントから給電する。
制御装置600は、スマートメータ700から電力単価を受信する。
ここで、ステップS14で生成される電力量情報には、補充充電量が含まれているものとする。
図22は、実施の形態4の平均簿価の算出処理を示すフローチャートである。
(ステップS101)制御部240は、電力量情報を記憶部210から取得する。なお、電力量情報は、位置情報、時間情報、蓄電量、及び補充充電量を含む。
(ステップS102)通信部220は、電力網500を介して供給される電力の電力単価を制御装置600から受信する。
(ステップS103)制御部240は、電力網500を介して、給電したか否かを判定する。
ステップS103の条件が満たされる場合、制御部240は、処理をステップS104に進める。ステップS103の条件が満たされない場合、制御部240は、処理を終了する。
(ステップS104)制御部240は、式(3)を用いて平均簿価を算出する。
実施の形態4によれば、電気自動車10が電力網500を介して給電した場合でも、車載装置200は、平均簿価を算出できる。ここで、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの価値は、平均簿価と考えてもよい。よって、車載装置200は、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの価値を算出できる。
実施の形態5.
実施の形態5では、蓄電装置800の電気エネルギーの価値を算出する場合を説明する。
図23は、実施の形態5の通信システムを示す図である。通信システムは、制御装置600及び蓄電装置800を含む。
蓄電装置800は、家庭に供給する電気エネルギーが蓄積されている装置である。蓄電装置800は、電力網500を介して給電する。すなわち、蓄電装置800は、家庭内コンセントから給電する。充電測定センサ801は、蓄電装置800の蓄電量を測定する。
制御装置600は、家庭内の電力制御を行う装置である。制御装置600は、スマートメータ700から電力単価を受信する。また、制御装置600は、充電測定センサ801から蓄電量を受信できる。
図24は、実施の形態5の制御装置の構成を示す機能ブロック図である。
制御装置600は、記憶部610、通信部620、取得部630、制御部640、及び出力部650を有する。
記憶部610は、制御装置600が有する揮発性記憶装置又は不揮発性記憶装置に確保した記憶領域として実現してもよい。
通信部620、取得部630、制御部640、及び出力部650の一部又は全部は、制御装置600が有するプロセッサによって実現してもよい。通信部620、取得部630、制御部640、及び出力部650の一部又は全部は、制御装置600が有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。例えば、制御装置600が有するプロセッサが実行するプログラムは、制御プログラムとも言う。例えば、制御プログラムは、制御装置600が有する揮発性記憶装置、不揮発性記憶装置などの記録媒体に格納される。
記憶部610は、様々な情報を記憶する。例えば、記憶部610は、蓄電装置800の蓄電量を記憶する。
通信部620は、スマートメータ700から電力単価を受信する。取得部630は、充電測定センサ801から蓄電量を受信する。
制御部640は、監視処理を行う。制御部640は、式(3)を用いて、平均簿価を算出する。すなわち、制御部640は、第1の蓄電量、決済金額、及び第2の蓄電量に対応する金額に基づいて、第1の金額を算出する。なお、第1の蓄電量は、蓄電装置800に蓄積されている電気エネルギーの量である。決済金額は、蓄電装置800に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である。また、式(3)の充電量と電力単価とを乗算した金額は、決済金額である。第2の蓄電量は、蓄電装置800に充電電気が蓄積される前に蓄電装置800に蓄積されていた電気エネルギーの量である。第1の金額は、蓄電装置800に充電電気を蓄積した後における蓄電装置800に蓄電されている電気エネルギーの予め定められた電力量当たりの金額である。また、第1の金額は、平均簿価である。
また、制御部640は、式(2)を用いて、合計簿価を算出する。
出力部650は、平均簿価と合計簿価の少なくとも1つ以上を出力する。例えば、出力部650は、平均簿価と合計簿価を制御装置600が有するディスプレイに出力する。また、例えば、出力部650は、平均簿価と合計簿価を音声出力する。また、例えば、出力部650は、平均簿価と合計簿価が印刷された紙媒体を出力する。
図25は、実施の形態5の蓄電量の監視処理を示すフローチャートである。制御装置600は、図25の処理を定期的に実行する。
(ステップS111)取得部630は、充電測定センサ11から蓄電量を取得する。制御部640は、蓄電量が増加したか否かを判定する。例えば、制御部640は、記憶部610に格納されている蓄電量と充電測定センサ11から取得した蓄電量とを比較することで、蓄電量が増加したか否かを判定できる。なお、蓄電量が増加した場合は、蓄電装置12が充電した場合である。
蓄電量が増加した場合、制御部640は、処理をステップS112に進める。蓄電量が増加していない場合、制御部640は、処理をステップS113に進める。
(ステップS112)制御部640は、記憶部610に格納されている蓄電量と充電測定センサ11から取得した蓄電量との差分を算出する。差分は、充電量である。充電量は、充電電気の量である。制御部640は、ステップS111で取得された蓄電量と充電量とを対応付けた電力量情報を生成する。制御部640は、電力量情報を記憶部610に格納する。
(ステップS113)制御部640は、記憶部610に格納されている蓄電量をステップS111で取得された蓄電量に更新する。
このように、制御装置600は、蓄電量を常に監視する。そして、蓄電装置800が充電した場合、制御装置600は、電力量情報を生成する。
図26は、実施の形態5の平均簿価の算出処理を示すフローチャートである。
(ステップS121)制御部640は、電力量情報を記憶部610から取得する。なお、電力量情報は、蓄電量及び充電量を含む。
(ステップS122)通信部620は、電力網500を介して供給される電力の電力単価をスマートメータ700から受信する。
(ステップS123)制御部640は、電力網500を介して、給電したか否かを判定する。
ステップS123の条件が満たされる場合、制御部640は、処理をステップS124に進める。ステップS123の条件が満たされない場合、制御部640は、処理を終了する。
(ステップS124)制御部640は、式(3)を用いて平均簿価を算出する。
ここで、家庭内電力の定額制のサービスがある。定額制のサービスの利用により、蓄電装置800が充電した場合、制御装置600は、式(3)の電力単価と充電量とを乗算した値を0とする。
図27は、実施の形態5の合計簿価の算出処理を示すフローチャートである。制御装置600は、図27の処理を定期的に実行する。
(ステップS131)取得部630は、充電測定センサ11から蓄電量を取得する。
(ステップS132)制御部640は、式(2)を用いて、合計簿価を算出する。
また、制御部640は、ステップS121で取得した電力量情報に含まれている蓄電量とステップS131で取得部630が取得した蓄電量との差分により、式(2)の消費量を算出できる。
制御部640は、合計簿価を記憶部610に格納する。記憶部610に格納された合計簿価は、ステップS132の後に、ステップS124が実行されるときに使用される。
実施の形態5によれば、制御装置600は、平均簿価を算出する。ここで、蓄電装置800に蓄積されている電気エネルギーの価値は、平均簿価と考えてもよい。よって、制御装置600は、蓄電装置800に蓄積されている電気エネルギーの価値を算出できる。
また、制御装置600は、合計簿価を算出する。ここで、蓄電装置800に蓄積されている電気エネルギーの価値は、合計簿価と考えてもよい。よって、制御装置600は、蓄電装置800に蓄積されている電気エネルギーの価値を算出できる。
実施の形態5では、制御装置600が実行する場合を説明した。制御装置600に変えて、携帯装置100が実行してもよい。すなわち、携帯装置100は、蓄電装置800に蓄積されている電気エネルギーの価値を算出してもよい。
以上に説明した各実施の形態における特徴は、互いに適宜組み合わせることができる。
10 電気自動車、 11 充電測定センサ、 12 蓄電装置、 20 レシート、 100 携帯装置、 101 プロセッサ、 102 揮発性記憶装置、 103 不揮発性記憶装置、 104 カメラ、 110 記憶部、 120 通信部、 130 制御部、 140 出力部、 150 読み取り部、 200 車載装置、 210 記憶部、 220 通信部、 230 取得部、 240 制御部、 250 出力部、 260 読み取り部、 300 決済情報サーバ、 400 給電設備、 500 電力網、 600 制御装置、 610 記憶部、 620 通信部、 630 取得部、 640 制御部、 650 出力部、 700 スマートメータ、 800 蓄電装置、 801 充電測定センサ。
本発明は、携帯装置、車載装置、制御方法、及び制御プログラムに関する。
本発明の一態様に係る携帯装置が提供される。携帯装置は、蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーの量である第1の蓄電量を含む電力量情報と、前記蓄電装置に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である決済金額を含む決済情報とを受信する通信部と、前記蓄電装置に前記充電電気が蓄積される前に前記蓄電装置に蓄積されていた電気エネルギーの量である第2の蓄電量に対応する金額を記憶する記憶部と、前記第1の蓄電量、前記決済金額、及び前記第2の蓄電量に対応する金額に基づいて、前記蓄電装置に前記充電電気を蓄積した後における前記蓄電装置に蓄電されている電気エネルギーの予め定められた電力量当たりの金額である第1の金額を算出する制御部と、
前記第1の金額を出力する出力部と、を有する。前記電力量情報は、前記充電電気が前記蓄電装置に蓄積された蓄積日と前記充電電気が購入された店舗の位置を示す位置情報とを含む。前記決済情報は、前記充電電気が購入された購入日と前記充電電気が購入された店舗である第1の店舗の名称を含む。前記制御部は、前記第1の金額を算出する場合、前記蓄積日と前記購入日が一致することを検出し、地図情報と前記位置情報とに基づいて、前記充電電気を販売した店舗の名称である第2の店舗名を検出し、前記第2の店舗名と前記第1の店舗の名称が一致するか否かを判定し、前記第2の店舗名と前記第1の店舗の名称とが一致する場合、前記第1の店舗で支払われた前記購入金額である前記決済金額、前記第2の蓄電量に対応する金額、及び前記第1の蓄電量に基づいて、前記第1の金額を算出する。

Claims (15)

  1. 蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーの量である第1の蓄電量、前記蓄電装置に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である決済金額、及び前記蓄電装置に前記充電電気が蓄積される前に前記蓄電装置に蓄積されていた電気エネルギーの量である第2の蓄電量に対応する金額に基づいて、前記蓄電装置に前記充電電気を蓄積した後における前記蓄電装置に蓄電されている電気エネルギーの予め定められた電力量当たりの金額である第1の金額を算出する制御部と、
    前記第1の金額を出力する出力部と、
    を有する携帯装置。
  2. 前記制御部は、前記第2の蓄電量に対応する金額と前記決済金額との合計金額、前記蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーが消費された量である消費量、及び前記第1の金額に基づいて、前記蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーが消費された後の前記蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーの量に対応する金額である第2の金額を算出する、
    請求項1に記載の携帯装置。
  3. 前記出力部は、前記第2の金額を出力する、
    請求項2に記載の携帯装置。
  4. 前記第1の蓄電量を含む電力量情報と、前記決済金額を含む決済情報とを受信する通信部と、
    前記第2の蓄電量に対応する金額を記憶する記憶部と、
    をさらに有する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯装置。
  5. 前記電力量情報は、前記充電電気が前記蓄電装置に蓄積された蓄積日と前記充電電気が購入された店舗の位置を示す位置情報とを含み、
    前記決済情報は、前記充電電気が購入された購入日と前記充電電気が購入された店舗である第1の店舗の名称を含み、
    前記制御部は、前記蓄積日と前記購入日が一致することを検出し、地図情報と前記位置情報とに基づいて、前記充電電気を販売した店舗の名称である第2の店舗名を検出し、前記第2の店舗名と前記第1の店舗の名称が一致するか否かを判定し、前記第2の店舗名と前記第1の店舗の名称とが一致する場合、前記第1の店舗で支払われた前記購入金額である前記決済金額、前記第2の蓄電量に対応する金額、及び前記第1の蓄電量に基づいて、前記第1の金額を算出する、
    請求項4に記載の携帯装置。
  6. 前記電力量情報は、前記充電電気の量である充電量と前記充電電気が前記蓄電装置に充電された時間を示す時間情報とを含み、
    前記制御部は、前記通信部が受信した前記決済情報に、前記充電電気が購入された購入日又は前記充電電気が購入された店舗である第1の店舗の名称が含まれていない場合、前記時間情報に基づいて、前記充電電気が購入されたときの電気単価をネットワークから検出し、前記電気単価と前記充電量に基づいて前記決済金額を算出する、
    請求項4に記載の携帯装置。
  7. 前記電力量情報は、前記充電電気が購入された店舗の位置を示す位置情報を含み、
    前記制御部は、地図情報と前記位置情報とに基づいて、前記充電電気を販売した店舗である第3の店舗を検出し、前記第3の店舗が定額制のサービスを受けられる契約をしている店舗である場合、前記決済金額にゼロを設定する、
    請求項4に記載の携帯装置。
  8. 前記充電電気の量である充電量と前記第1の蓄電量を含む電力量情報と、電力網を介して供給される電力の電力単価を受信する通信部と、
    前記第2の蓄電量に対応する金額を記憶する記憶部と、
    をさらに有する、
    前記決済金額は、前記充電量と前記電力単価とを乗算した金額である、
    請求項1に記載の携帯装置。
  9. 読み取り部をさらに有し、
    前記読み取り部は、前記決済金額が記載されている領収書の内容を読み取り、
    前記決済金額は、前記読み取り部が前記領収書から読み取った金額である、
    請求項1に記載の携帯装置。
  10. 前記蓄電装置は、電気自動車が有する蓄電装置である、
    請求項1に記載の携帯装置。
  11. 前記蓄電装置は、家庭に供給する電気エネルギーが蓄積されている装置である、
    請求項1に記載の携帯装置。
  12. 蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーの量である第1の蓄電量、前記蓄電装置に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である決済金額、及び前記蓄電装置に前記充電電気が蓄積される前に前記蓄電装置に蓄積されていた電気エネルギーの量である第2の蓄電量に対応する金額に基づいて、前記蓄電装置に前記充電電気を蓄積した後における前記蓄電装置に蓄電されている電気エネルギーの予め定められた電力量当たりの金額である第1の金額を算出する制御部と、
    前記第1の金額を出力する出力部と、
    を有する車載装置。
  13. 蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーの量である第1の蓄電量、前記蓄電装置に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である決済金額、及び前記蓄電装置に前記充電電気が蓄積される前に前記蓄電装置に蓄積されていた電気エネルギーの量である第2の蓄電量に対応する金額に基づいて、前記蓄電装置に前記充電電気を蓄積した後における前記蓄電装置に蓄電されている電気エネルギーの予め定められた電力量当たりの金額である第1の金額を算出する制御部と、
    前記第1の金額を出力する出力部と、
    を有する制御装置。
  14. 携帯装置が、
    蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーの量である第1の蓄電量、前記蓄電装置に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である決済金額、及び前記蓄電装置に前記充電電気が蓄積される前に前記蓄電装置に蓄積されていた電気エネルギーの量である第2の蓄電量に対応する金額に基づいて、前記蓄電装置に前記充電電気を蓄積した後における前記蓄電装置に蓄電されている電気エネルギーの予め定められた電力量当たりの金額である第1の金額を算出し、
    前記第1の金額を出力する、
    制御方法。
  15. 携帯装置に、
    蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーの量である第1の蓄電量、前記蓄電装置に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である決済金額、及び前記蓄電装置に前記充電電気が蓄積される前に前記蓄電装置に蓄積されていた電気エネルギーの量である第2の蓄電量に対応する金額に基づいて、前記蓄電装置に前記充電電気を蓄積した後における前記蓄電装置に蓄電されている電気エネルギーの予め定められた電力量当たりの金額である第1の金額を算出し、
    前記第1の金額を出力する、
    処理を実行させる制御プログラム。
JP2020567169A 2019-01-30 2019-01-30 携帯装置、車載装置、制御方法、及び制御プログラム Active JP6851561B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/003110 WO2020157848A1 (ja) 2019-01-30 2019-01-30 携帯装置、車載装置、制御装置、制御方法、及び制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020157848A1 true JPWO2020157848A1 (ja) 2021-03-18
JP6851561B2 JP6851561B2 (ja) 2021-03-31

Family

ID=71841453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020567169A Active JP6851561B2 (ja) 2019-01-30 2019-01-30 携帯装置、車載装置、制御方法、及び制御プログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6851561B2 (ja)
WO (1) WO2020157848A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139334A (ja) * 2000-11-06 2002-05-17 Sharp Corp 車両用ナビゲーション装置及び方法
JP2003220907A (ja) * 2002-01-31 2003-08-05 Denso Corp 車両用配電装置およびユーザー後付け負荷接続用の補助端子
JP2009134502A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Denso Corp 燃料情報収集装置
JP2014019414A (ja) * 2012-07-24 2014-02-03 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139334A (ja) * 2000-11-06 2002-05-17 Sharp Corp 車両用ナビゲーション装置及び方法
JP2003220907A (ja) * 2002-01-31 2003-08-05 Denso Corp 車両用配電装置およびユーザー後付け負荷接続用の補助端子
JP2009134502A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Denso Corp 燃料情報収集装置
JP2014019414A (ja) * 2012-07-24 2014-02-03 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6851561B2 (ja) 2021-03-31
WO2020157848A1 (ja) 2020-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101448612B1 (ko) 전기자동차 충전에 따른 과금시스템
JP6846281B2 (ja) 管理方法、サービス管理装置、サービス管理システム及びプログラム
KR101117004B1 (ko) 주차료 결제 방법
KR101900946B1 (ko) 식별코드스캔부를 이용한 전기자동차용 충전기 결제 시스템
JP2019113957A (ja) 充電システムおよび充電方法
JP7003296B2 (ja) 送受電管理装置及びプログラム
WO2015192593A1 (zh) 公交自动扣费方法、公交终端及公交系统
JPWO2018225125A1 (ja) 電力需給管理装置、電力需給管理システムおよび電力需給管理方法
US20110093396A1 (en) System and method for flexible metering and payment for power usage
KR102276690B1 (ko) 스마트 전기 충전 시스템
CN111353810A (zh) 充电处理系统
JP6851561B2 (ja) 携帯装置、車載装置、制御方法、及び制御プログラム
US11657658B2 (en) Information providing server, information providing system, and recording medium
JP6851562B2 (ja) 携帯装置、車載装置、制御装置、制御方法、及び制御プログラム
JP2018074815A (ja) 充電設備管理装置、充電設備管理方法、プログラム
US20190213696A1 (en) Method and system for online marketplace platform for electric vehicle charging
JP6687796B1 (ja) 電気需給契約の入札管理装置、入札管理方法、プログラム
US20210291697A1 (en) Power trading system for electrically driven vehicle and charging and discharging apparatus
KR20170087324A (ko) 지능형 전력량계를 이용하는 전력량 계량 시스템 및 방법
JP4929672B2 (ja) 車両への給電システム
KR102527950B1 (ko) 소규모 태양광 전력 거래 지원 시스템, 서버 및 방법
TWI578258B (zh) 行動裝置的電池交換設備及其電池交換方法
CN111868775A (zh) 管理系统、程序、管理方法以及管理服务器
BE1020290A5 (nl) Systeem voor het afnemen van een nutsvoorziening.
JP7359266B1 (ja) 管理サーバ、管理方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201130

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201130

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20201130

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6851561

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250