JPWO2020157848A1 - 携帯装置、車載装置、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施の形態1の通信システムを示す図である。通信システムは、携帯装置100、電気自動車10が有する車載装置、及び決済情報サーバ300を含む。図1では、電気自動車10が有する車載装置の図示が省略されている。
携帯装置100は、制御方法を実行する装置である。携帯装置100は、ユーザが使用する装置である。例えば、携帯装置100は、スマートフォンである。また、携帯装置100は、タブレット装置でもよい。携帯装置100と電気自動車10が有する車載装置とは、USB(Universal Serial Bus)ケーブル、WiFi(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)で接続する。
図2は、実施の形態1の携帯装置が有するハードウェアの構成を示す図である。携帯装置100は、プロセッサ101、揮発性記憶装置102、不揮発性記憶装置103、及びカメラ104を有する。
また、電気自動車10が有する車載装置及び決済情報サーバ300は、携帯装置100と同様に、プロセッサ、揮発性記憶装置、及び不揮発性記憶装置を有する。
図3は、実施の形態1の携帯装置及び車載装置の構成を示す機能ブロック図である。
携帯装置100は、記憶部110、通信部120、制御部130、出力部140、及び読み取り部150を有する。
通信部120、制御部130、出力部140、及び読み取り部150の一部又は全部は、プロセッサ101によって実現してもよい。
通信部120は、車載装置200と通信する。通信部120は、第1の蓄電量を含む電力量情報を車載装置200から受信する。なお、第1の蓄電量は、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの量である。
記憶部210は、様々な情報を記憶する。例えば、記憶部210は、電気自動車10のID(identifier)を記憶する。また、例えば、記憶部210は、蓄電装置12の蓄電量を記憶する。通信部220は、携帯装置100と通信する。
図4は、実施の形態1の認証処理を示すシーケンス図である。
(ステップST101)携帯装置100の通信部120は、車載装置200に接続する。また、携帯装置100が車載装置200に接続する場合、携帯装置100の通信部120は、携帯装置100の識別情報を送信する。
(ステップST103)車載装置200の通信部220は、携帯装置100の識別情報に基づいて認証を行う。
(ステップST104)携帯装置100の通信部120と車載装置200の通信部220は、秘密鍵を交換する。
(ステップST106)携帯装置100の通信部120は、電気自動車10のIDに基づいて認証を行う。
このように、携帯装置100と車載装置200とは、互いに認証を行う。これにより、携帯装置100と車載装置200とは、安全な通信を行うことができる。
図5は、実施の形態1の蓄電量の監視処理を示すフローチャートである。車載装置200は、図5の処理を定期的に実行する。
(ステップS11)取得部230は、充電測定センサ11から蓄電量を取得する。制御部240は、蓄電量が増加したか否かを判定する。例えば、制御部240は、記憶部210に格納されている蓄電量と充電測定センサ11から取得した蓄電量とを比較することで、蓄電量が増加したか否かを判定できる。なお、蓄電量が増加した場合は、蓄電装置12が充電された場合である。
蓄電量が増加した場合、制御部240は、処理をステップS12に進める。蓄電量が増加していない場合、制御部240は、処理をステップS15に進める。
(ステップS13)取得部230は、蓄電装置12が充電された時点の時間情報を生成する。時間情報は、次のように表現してもよい。時間情報は、充電電気が蓄電装置12に充電された時間を示す。また、時間情報は、日にちの情報を含む。日にちは、次のように表現してもよい。日にちは、充電電気が蓄電装置12に蓄積された蓄積日である。
また、制御部240は、記憶部210に格納されている蓄電量と充電測定センサ11から取得した蓄電量との差分を算出してもよい。差分は、充電量と称する。制御部240は、充電量を電力量情報に含めてもよい。充電量は、次のように表現してもよい。充電量は、充電電気の量である。
このように、車載装置200は、蓄電量を常に監視する。そして、蓄電装置12が充電された場合、車載装置200は、電力量情報を生成する。
図6は、実施の形態1の平均簿価の算出処理を示すフローチャート(その1)である。携帯装置100は、車載装置200から電力量情報を受信する度に図6の処理を実行する。
(ステップS21)通信部120は、電力量情報を車載装置200から受信する。なお、電力量情報は、位置情報、時間情報、及び蓄電量を含む。
また、決済情報の時間情報が示す日にちは、充電電気が購入された購入日でもよい。また、決済情報の店舗名は、充電電気が購入された店舗である第1の店舗の名称でもよい。
(ステップS23)制御部130は、電力量情報の時間情報から日にちを特定する。特定した日にちは、蓄積日である。制御部130は、蓄積日に決済した情報が決済情報の中に存在するか否かを判定する。
ステップS23の条件が満たされる場合、制御部130は、処理をステップS24に進める。ステップS23の条件が満たされない場合、制御部130は、処理をステップS31に進める。
(ステップS25)制御部130は、記憶部110が記憶している地図情報と電力量情報に含まれている位置情報とに基づいて、充電電気を販売した店舗の名称である店舗名を検出する。当該店舗名は、第2の店舗名とも言う。
また、制御部130は、クラウドサーバなどの外部装置に格納されている地図情報と燃料情報に含まれている位置情報とに基づいて、充電電気を販売した店舗の名称である店舗名を検出してもよい。
ステップS26の条件が満たされる場合、制御部130は、処理をステップS27に進める。ステップS26の条件が満たされない場合、制御部130は、処理をステップS31に進める。
(ステップS27)制御部130は、式(1)を用いて平均簿価を算出する。
式(1)の決済金額は、決済情報に含まれている決済金額である。又は、後述するステップS32で入力された決済金額である。式(1)の蓄電量は、電力量情報に含まれている蓄電量である。また、式(1)の蓄電量は、第1の蓄電量とも言う。また、合計簿価と決済金額との合計金額は、残合計と称する。
制御部130は、平均簿価を記憶部110に格納する。
(ステップS31)制御部130は、ユーザに問い合わせを行う。詳細には、制御部130は、平均簿価を算出できないため、ユーザが電気エネルギーを購入したときの決済金額の入力をユーザに促す。
(ステップST111)車載装置200の取得部230は、充電測定センサ11から蓄電量を取得する。
(ステップST112)車載装置200の通信部220は、携帯装置100に蓄電量を送信する。
(ステップST113)携帯装置100の制御部130は、式(2)を用いて、合計簿価を算出する。
式(2)の残合計は、ステップST113が実行される前にステップS27で算出された残合計である。式(2)の平均簿価は、ステップST113が実行される前にステップS27で算出された平均簿価である。
図9(A),(B)は、実施の形態1の表示内容の具体例を示す図である。出力部140は、記憶部110に格納されている平均簿価と合計簿価を携帯装置100のディスプレイに出力する。図9(A)は、携帯装置100のディスプレイに平均簿価と合計簿価が表示されている状態を示している。このように、ユーザは、いつでも、携帯装置100を介して、平均簿価と合計簿価を確認することができる。
ここで、例えば、電気自動車10が営業のために使用される車である場合、携帯装置100は、平均簿価と合計簿価を記憶することで、燃料費を管理できる。ユーザは、燃料費に基づいて効率的な電気自動車10の運用を考えることができる。
また、携帯装置100は、合計簿価を算出する。蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの価値は、合計簿価と考えてもよい。よって、携帯装置100は、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの価値を算出できる。
実施の形態1の変形例(その1)では、携帯装置100がレシート20を用いて平均簿価を算出する場合を説明する。
通信部120は、電力量情報を車載装置200から受信する。読み取り部150は、決済金額が記載されているレシート20の内容を読み取る。例えば、レシート20に記載されている決済情報は、店舗名、決済日時、決済金額などである。
制御部130は、式(1)を用いて平均簿価を算出する。なお、式(1)の決済金額は、読み取り部150がレシート20から読み取った金額である。制御部130は、平均簿価を記憶部110に格納する。
このように、携帯装置100は、レシート20を用いて平均簿価を算出できる。
ステップS22では、携帯装置100が決済情報を取得する場合を説明した。ここで、電気エネルギーが購入されたときの情報が決済情報に含まれていないため、平均簿価が算出できない場合がある。例えば、蓄積日に対応する時間情報が決済情報に含まれていないため、平均簿価が算出できない。また、例えば、決済情報の店舗名が不明、又は決済情報の店舗名が給電設備として推測できない名称であるため、ステップS26では、Noが判定される。そして、ステップS26でNoが判定されるため、平均簿価が算出できない。このような場合でも、携帯装置100が平均簿価を算出できる場合を説明する。
また、ステップS21で取得される電力量情報には、充電量が含まれているものとする。
(ステップS41)制御部130は、電力量情報に含まれている時間情報に基づいて、電気エネルギーが購入されたときの電気単価をネットワークから検出する。なお、例えば、電気単価とは、1kWh当たりの金額である。
このように、制御部130は、通信部120が受信した決済情報に、購入日又は第1の店舗の名称が含まれていない場合、決済金額を算出できる。
ユーザは、定額制のサービスを利用して蓄電装置12を充電することができる。例えば、ユーザは、予め決められた金額を支払うことで、一ヶ月間、何回でも蓄電装置12を充電することができる。ユーザが定額制のサービスを利用する場合、携帯装置100は、決済金額を0とする。
図11は、実施の形態1の変形例の平均簿価の算出処理を示すフローチャート(その1)である。図11の処理では、ステップS23a,26aが実行される点が、図6の処理と異なる。そのため、図11では、ステップS23a,26aを説明する。図11における他のステップについては、図6のステップ番号と同じ番号を付することによって、処理の説明を省略する。
ステップS23aの条件が満たされる場合、制御部130は、処理をステップS24に進める。ステップS23aの条件が満たされない場合、制御部130は、処理をステップS51に進める。
ステップS26aの条件が満たされる場合、制御部130は、処理をステップS27に進める。ステップS26aの条件が満たされない場合、制御部130は、処理をステップS54に進める。
(ステップS51)制御部130は、記憶部110が記憶している地図情報と電力量情報に含まれている位置情報とに基づいて、充電電気を販売した店舗を検出する。当該店舗は、第3の店舗とも言う。
また、制御部130は、クラウドサーバなどの外部装置に格納されている地図情報と電力量情報に含まれている位置情報とに基づいて、当該店舗を検出してもよい。
ステップS52の条件が満たされる場合、制御部130は、処理をステップS53に進める。ステップS52の条件が満たされない場合、制御部130は、処理をステップS54に進める。
(ステップS54)制御部130は、ユーザに問い合わせを行う。詳細には、制御部130は、平均簿価を算出できないため、ユーザが電気エネルギーを購入したときの決済金額の入力をユーザに促す。
このように、携帯装置100は、決済金額に0を設定することで、平均簿価が低くなる。携帯装置100は、当該平均簿価をディスプレイに表示する。これにより、携帯装置100は、家庭内電力よりも蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーを使用する方が得であることをユーザに提示できる。
次に、実施の形態2を説明する。実施の形態2は、実施の形態1と相違する事項を主に説明し、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態2は、図3,8,9を参照する。
実施の形態1では、電気自動車10が給電設備400で給電する場合を説明した。実施の形態2では、電気自動車10が電力網を介して給電する場合を説明する。
電気自動車10は、電力網500を介して給電する。すなわち、電気自動車10は、家庭内コンセントから給電する。
制御装置600は、家庭内の電力制御を行う装置である。制御装置600は、スマートメータ700から電力単価を受信する。
ここで、ステップS14で生成される電力量情報には、補充充電量が含まれているものとする。
(ステップS61)通信部120は、電力量情報を車載装置200から受信する。なお、電力量情報は、位置情報、時間情報、蓄電量、及び充電量を含む。
(ステップS62)通信部120は、電力網500を介して供給される電力の電力単価を制御装置600から受信する。
ステップS63の条件が満たされる場合、制御部130は、処理をステップS64に進める。ステップS63の条件が満たされない場合、制御部130は、処理を終了する。
(ステップS64)制御部130は、式(3)を用いて平均簿価を算出する。
次に、実施の形態3を説明する。実施の形態3は、実施の形態1と相違する事項を主に説明し、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。実施の形態3は、図2〜5を参照する。
実施の形態3では、車載装置200が平均簿価及び合計簿価を算出する場合を説明する。
例えば、ユーザは、クレジットカードを用いて、電気エネルギーを購入する。これにより、給電設備400は、購入情報を決済情報サーバ300に送信する。そして、決済情報サーバ300は、決済情報を生成する。車載装置200は、決済情報サーバ300から決済情報を取得できる。
また、車載装置200は、OCRを用いて、レシート20に記載されている決済情報を読み取ることができる。
記憶部210は、車載装置200が有する揮発性記憶装置又は不揮発性記憶装置に確保した記憶領域として実現してもよい。
通信部220は、決済情報サーバ300と通信する。通信部220は、決済金額を含む決済情報を決済情報サーバ300から受信する。なお、決済金額は、蓄電装置12に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である。
ここで、記憶部210は、第1の蓄電量を含む電力量情報を記憶する。なお、第1の蓄電量は、蓄電装置12に蓄積されている電気エネルギーの量である。また、記憶部210は、第2の蓄電量に対応する金額を記憶する。なお、第2の蓄電量は、蓄電装置12に充電電気が蓄積される前に蓄電装置12に蓄積されていた電気エネルギーの量である。
図17は、実施の形態3の平均簿価の算出処理を示すフローチャート(その1)である。車載装置200は、定期的に図17の処理を実行する。
(ステップS71)制御部240は、電力量情報を記憶部210から取得する。なお、電力量情報は、位置情報、時間情報、及び蓄電量を含む。
また、決済情報の時間情報が示す日にちは、充電電気が購入された購入日でもよい。また、決済情報の店舗名は、充電電気が購入された店舗である第1の店舗の名称でもよい。
ステップS73の条件が満たされる場合、制御部240は、処理をステップS74に進める。ステップS73の条件が満たされない場合、制御部240は、処理をステップS81に進める。
(ステップS75)制御部240は、記憶部210が記憶している地図情報と電力量情報に含まれている位置情報とに基づいて、充電電気を販売した店舗の名称である店舗名を検出する。当該店舗名は、第2の店舗名とも言う。
また、制御部240は、クラウドサーバなどの外部装置に格納されている地図情報と燃料情報に含まれている位置情報とに基づいて、充電電気を販売した店舗の名称である店舗名を検出してもよい。
ステップS76の条件が満たされる場合、制御部240は、処理をステップS77に進める。ステップS76の条件が満たされない場合、制御部240は、処理をステップS81に進める。
なお、合計簿価の初期値は、0である。また、式(1)の合計簿価は、第2の蓄電量に対応する金額とも言う。
式(1)の決済金額は、決済情報に含まれている決済金額である。又は、後述するステップS82で入力された決済金額である。式(1)の蓄電量は、電力量情報に含まれている蓄電量である。また、式(1)の蓄電量は、第1の蓄電量とも言う。また、合計簿価と決済金額との合計金額は、残合計である。
制御部240は、平均簿価を記憶部210に格納する。
(ステップS81)制御部240は、ユーザに問い合わせを行う。詳細には、制御部240は、平均簿価を算出できないため、ユーザが電気エネルギーを購入したときの決済金額の入力をユーザに促す。
(ステップS82)制御部240は、決済金額が入力されたか否かを判定する。決済金額が入力された場合、制御部240は、処理をステップS77に進める。決済金額が入力されなかった場合、制御部240は、処理を終了する。
(ステップS91)取得部230は、充電測定センサ11から蓄電量を取得する。
(ステップS92)制御部240は、式(2)を用いて、合計簿価を算出する。
また、制御部240は、ステップS71で取得した電力量情報に含まれている蓄電量とステップS91で取得部230が取得した蓄電量との差分により、式(2)の消費量を算出できる。
制御部240は、合計簿価を記憶部210に格納する。記憶部210に格納された合計簿価は、ステップS92の後に、ステップS77が実行されるときに使用される。
図20は、実施の形態3の表示内容の具体例を示す図である。出力部250は、記憶部210に格納されている平均簿価と合計簿価を車載装置200のディスプレイに出力する。図20は、車載装置200のディスプレイに平均簿価と合計簿価が表示されている状態を示している。また、車載装置200は、個人認証を行った後、ディスプレイに平均簿価と合計簿価を表示させてもよい。
このように、車載装置200は、レシート20を用いて平均簿価を算出できる。
次に、実施の形態4を説明する。実施の形態4は、実施の形態3と相違する事項を主に説明し、実施の形態4と共通する事項の説明を省略する。実施の形態4は、図5,16,19,20を参照する。
実施の形態3では、電気自動車10が給電設備400で給電する場合を説明した。実施の形態4では、電気自動車10が電力網を介して給電する場合を説明する。
電気自動車10は、電力網500を介して給電する。すなわち、電気自動車10は、家庭内コンセントから給電する。
ここで、ステップS14で生成される電力量情報には、補充充電量が含まれているものとする。
(ステップS101)制御部240は、電力量情報を記憶部210から取得する。なお、電力量情報は、位置情報、時間情報、蓄電量、及び補充充電量を含む。
(ステップS102)通信部220は、電力網500を介して供給される電力の電力単価を制御装置600から受信する。
ステップS103の条件が満たされる場合、制御部240は、処理をステップS104に進める。ステップS103の条件が満たされない場合、制御部240は、処理を終了する。
(ステップS104)制御部240は、式(3)を用いて平均簿価を算出する。
実施の形態5では、蓄電装置800の電気エネルギーの価値を算出する場合を説明する。
図23は、実施の形態5の通信システムを示す図である。通信システムは、制御装置600及び蓄電装置800を含む。
蓄電装置800は、家庭に供給する電気エネルギーが蓄積されている装置である。蓄電装置800は、電力網500を介して給電する。すなわち、蓄電装置800は、家庭内コンセントから給電する。充電測定センサ801は、蓄電装置800の蓄電量を測定する。
制御装置600は、記憶部610、通信部620、取得部630、制御部640、及び出力部650を有する。
記憶部610は、制御装置600が有する揮発性記憶装置又は不揮発性記憶装置に確保した記憶領域として実現してもよい。
通信部620は、スマートメータ700から電力単価を受信する。取得部630は、充電測定センサ801から蓄電量を受信する。
出力部650は、平均簿価と合計簿価の少なくとも1つ以上を出力する。例えば、出力部650は、平均簿価と合計簿価を制御装置600が有するディスプレイに出力する。また、例えば、出力部650は、平均簿価と合計簿価を音声出力する。また、例えば、出力部650は、平均簿価と合計簿価が印刷された紙媒体を出力する。
(ステップS111)取得部630は、充電測定センサ11から蓄電量を取得する。制御部640は、蓄電量が増加したか否かを判定する。例えば、制御部640は、記憶部610に格納されている蓄電量と充電測定センサ11から取得した蓄電量とを比較することで、蓄電量が増加したか否かを判定できる。なお、蓄電量が増加した場合は、蓄電装置12が充電した場合である。
蓄電量が増加した場合、制御部640は、処理をステップS112に進める。蓄電量が増加していない場合、制御部640は、処理をステップS113に進める。
(ステップS113)制御部640は、記憶部610に格納されている蓄電量をステップS111で取得された蓄電量に更新する。
このように、制御装置600は、蓄電量を常に監視する。そして、蓄電装置800が充電した場合、制御装置600は、電力量情報を生成する。
(ステップS121)制御部640は、電力量情報を記憶部610から取得する。なお、電力量情報は、蓄電量及び充電量を含む。
(ステップS122)通信部620は、電力網500を介して供給される電力の電力単価をスマートメータ700から受信する。
ステップS123の条件が満たされる場合、制御部640は、処理をステップS124に進める。ステップS123の条件が満たされない場合、制御部640は、処理を終了する。
(ステップS124)制御部640は、式(3)を用いて平均簿価を算出する。
(ステップS131)取得部630は、充電測定センサ11から蓄電量を取得する。
(ステップS132)制御部640は、式(2)を用いて、合計簿価を算出する。
また、制御部640は、ステップS121で取得した電力量情報に含まれている蓄電量とステップS131で取得部630が取得した蓄電量との差分により、式(2)の消費量を算出できる。
制御部640は、合計簿価を記憶部610に格納する。記憶部610に格納された合計簿価は、ステップS132の後に、ステップS124が実行されるときに使用される。
前記第1の金額を出力する出力部と、を有する。前記電力量情報は、前記充電電気が前記蓄電装置に蓄積された蓄積日と前記充電電気が購入された店舗の位置を示す位置情報とを含む。前記決済情報は、前記充電電気が購入された購入日と前記充電電気が購入された店舗である第1の店舗の名称を含む。前記制御部は、前記第1の金額を算出する場合、前記蓄積日と前記購入日が一致することを検出し、地図情報と前記位置情報とに基づいて、前記充電電気を販売した店舗の名称である第2の店舗名を検出し、前記第2の店舗名と前記第1の店舗の名称が一致するか否かを判定し、前記第2の店舗名と前記第1の店舗の名称とが一致する場合、前記第1の店舗で支払われた前記購入金額である前記決済金額、前記第2の蓄電量に対応する金額、及び前記第1の蓄電量に基づいて、前記第1の金額を算出する。
Claims (15)
- 蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーの量である第1の蓄電量、前記蓄電装置に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である決済金額、及び前記蓄電装置に前記充電電気が蓄積される前に前記蓄電装置に蓄積されていた電気エネルギーの量である第2の蓄電量に対応する金額に基づいて、前記蓄電装置に前記充電電気を蓄積した後における前記蓄電装置に蓄電されている電気エネルギーの予め定められた電力量当たりの金額である第1の金額を算出する制御部と、
前記第1の金額を出力する出力部と、
を有する携帯装置。 - 前記制御部は、前記第2の蓄電量に対応する金額と前記決済金額との合計金額、前記蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーが消費された量である消費量、及び前記第1の金額に基づいて、前記蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーが消費された後の前記蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーの量に対応する金額である第2の金額を算出する、
請求項1に記載の携帯装置。 - 前記出力部は、前記第2の金額を出力する、
請求項2に記載の携帯装置。 - 前記第1の蓄電量を含む電力量情報と、前記決済金額を含む決済情報とを受信する通信部と、
前記第2の蓄電量に対応する金額を記憶する記憶部と、
をさらに有する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯装置。 - 前記電力量情報は、前記充電電気が前記蓄電装置に蓄積された蓄積日と前記充電電気が購入された店舗の位置を示す位置情報とを含み、
前記決済情報は、前記充電電気が購入された購入日と前記充電電気が購入された店舗である第1の店舗の名称を含み、
前記制御部は、前記蓄積日と前記購入日が一致することを検出し、地図情報と前記位置情報とに基づいて、前記充電電気を販売した店舗の名称である第2の店舗名を検出し、前記第2の店舗名と前記第1の店舗の名称が一致するか否かを判定し、前記第2の店舗名と前記第1の店舗の名称とが一致する場合、前記第1の店舗で支払われた前記購入金額である前記決済金額、前記第2の蓄電量に対応する金額、及び前記第1の蓄電量に基づいて、前記第1の金額を算出する、
請求項4に記載の携帯装置。 - 前記電力量情報は、前記充電電気の量である充電量と前記充電電気が前記蓄電装置に充電された時間を示す時間情報とを含み、
前記制御部は、前記通信部が受信した前記決済情報に、前記充電電気が購入された購入日又は前記充電電気が購入された店舗である第1の店舗の名称が含まれていない場合、前記時間情報に基づいて、前記充電電気が購入されたときの電気単価をネットワークから検出し、前記電気単価と前記充電量に基づいて前記決済金額を算出する、
請求項4に記載の携帯装置。 - 前記電力量情報は、前記充電電気が購入された店舗の位置を示す位置情報を含み、
前記制御部は、地図情報と前記位置情報とに基づいて、前記充電電気を販売した店舗である第3の店舗を検出し、前記第3の店舗が定額制のサービスを受けられる契約をしている店舗である場合、前記決済金額にゼロを設定する、
請求項4に記載の携帯装置。 - 前記充電電気の量である充電量と前記第1の蓄電量を含む電力量情報と、電力網を介して供給される電力の電力単価を受信する通信部と、
前記第2の蓄電量に対応する金額を記憶する記憶部と、
をさらに有する、
前記決済金額は、前記充電量と前記電力単価とを乗算した金額である、
請求項1に記載の携帯装置。 - 読み取り部をさらに有し、
前記読み取り部は、前記決済金額が記載されている領収書の内容を読み取り、
前記決済金額は、前記読み取り部が前記領収書から読み取った金額である、
請求項1に記載の携帯装置。 - 前記蓄電装置は、電気自動車が有する蓄電装置である、
請求項1に記載の携帯装置。 - 前記蓄電装置は、家庭に供給する電気エネルギーが蓄積されている装置である、
請求項1に記載の携帯装置。 - 蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーの量である第1の蓄電量、前記蓄電装置に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である決済金額、及び前記蓄電装置に前記充電電気が蓄積される前に前記蓄電装置に蓄積されていた電気エネルギーの量である第2の蓄電量に対応する金額に基づいて、前記蓄電装置に前記充電電気を蓄積した後における前記蓄電装置に蓄電されている電気エネルギーの予め定められた電力量当たりの金額である第1の金額を算出する制御部と、
前記第1の金額を出力する出力部と、
を有する車載装置。 - 蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーの量である第1の蓄電量、前記蓄電装置に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である決済金額、及び前記蓄電装置に前記充電電気が蓄積される前に前記蓄電装置に蓄積されていた電気エネルギーの量である第2の蓄電量に対応する金額に基づいて、前記蓄電装置に前記充電電気を蓄積した後における前記蓄電装置に蓄電されている電気エネルギーの予め定められた電力量当たりの金額である第1の金額を算出する制御部と、
前記第1の金額を出力する出力部と、
を有する制御装置。 - 携帯装置が、
蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーの量である第1の蓄電量、前記蓄電装置に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である決済金額、及び前記蓄電装置に前記充電電気が蓄積される前に前記蓄電装置に蓄積されていた電気エネルギーの量である第2の蓄電量に対応する金額に基づいて、前記蓄電装置に前記充電電気を蓄積した後における前記蓄電装置に蓄電されている電気エネルギーの予め定められた電力量当たりの金額である第1の金額を算出し、
前記第1の金額を出力する、
制御方法。 - 携帯装置に、
蓄電装置に蓄積されている電気エネルギーの量である第1の蓄電量、前記蓄電装置に充電された電気エネルギーである充電電気の購入金額である決済金額、及び前記蓄電装置に前記充電電気が蓄積される前に前記蓄電装置に蓄積されていた電気エネルギーの量である第2の蓄電量に対応する金額に基づいて、前記蓄電装置に前記充電電気を蓄積した後における前記蓄電装置に蓄電されている電気エネルギーの予め定められた電力量当たりの金額である第1の金額を算出し、
前記第1の金額を出力する、
処理を実行させる制御プログラム。
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