JPWO2020152792A1 - 駆動装置、圧縮機、冷凍空調装置、および電動機の駆動方法 - Google Patents
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Abstract
Description
コイルを有する電動機を駆動する駆動装置であって、
前記コイルに電圧を印加するインバータと、
前記コイルに印加される前記電圧の制御周波数を調整するための前記インバータのキャリア周波数を制御し、前記電動機の回転数に応じて前記キャリア周波数を切り替える制御装置と
を備える。
本発明の他の態様に係る圧縮機は、前記駆動装置を備える。
本発明の他の態様に係る冷凍空調装置は、前記圧縮機を備える。
本発明の他の態様に係る電動機の駆動方法は、
コイルを有する電動機の駆動方法であって、
前記コイルに印加される電圧の制御周波数を調整するためのインバータのキャリア周波数を設定し、
前記電動機の回転数に応じて前記キャリア周波数を切り替える。
実施の形態1.
<電動機1の構造>
図1は、電動機1の構造を概略的に示す断面図である。図1では、電動機1のロータ20の回転軸に直交する面における電動機1の構造が示されている。
電動機1は、例えば、永久磁石埋込型電動機である。電動機1は、例えばロータリー圧縮機に用いられる。
次に、コイル3を有する電動機1を駆動する駆動装置101について説明する。
図2は、駆動装置101の構成を示すブロック図である。
駆動装置101は、電源の出力を整流するコンバータ102と、電動機1のコイル3に電圧(具体的には、交流電圧)を印加するインバータ103と、制御装置50とを有する。コイル3U,3V,および3Wの全体を、コイル3と称する。
図4は、制御装置50において生成されたPWM制御信号の一例を示す図である。
図5は、PWM制御信号に基づいて生成される電動機電流の一例を示す図である。
図7は、低速回転時における電動機電流の波形の例を示す図である。
図8は、中速回転時における電動機電流の波形の例を示す図である。
図9は、高速回転時における電動機電流の波形の例を示す図である。
図11は、電動機1の回転数とキャリア周波数との関係の一例を示す図である。
図12に示されるように、線間電圧は、電動機1の回転数の上昇に従って高くなり、インバータ103の最大出力で飽和する。そのため、電動機1の回転数をさらに高めるために、弱め界磁制御が開始される。通常、弱め界磁制御では、コイルの抵抗に起因する銅損が増加する。その結果、弱め界磁制御では、電動機の効率が低下する傾向がある。
すなわち、弱め界磁制御では、図14に示されるように、コンバータ電圧を弱め界磁制御が開始される電圧まで昇圧することが望ましい。これにより、コンバータ電圧に対して線間電圧が飽和し、インバータ電圧と線間電圧との差分が減少する。その結果、高調波鉄損の増加を抑えることができる。
本実施の形態では、コンバータ電圧が線間電圧と釣り合うとき、インバータスイッチのオン時間の割合が1/√2である。したがって、インバータスイッチのオン時間の割合が1/√2になるように、コンバータ102の昇圧回路は、インバータ103に印加される電圧を昇圧してもよい。図15に示される例では、電動機1の回転数がNd[rpm]に到達したとき、インバータスイッチのオン時間の割合が1/√2に到達する。
インバータ103に印加される電圧が昇圧された後におけるキャリア周波数は、インバータ103に印加される電圧が昇圧される前におけるキャリア周波数よりも小さい。すなわち、コンバータ電圧の昇圧後、制御装置50は、コンバータ電圧の昇圧前に比べてキャリア周波数を下げる。図16に示される例では、コンバータ電圧の昇圧前において、制御装置50は、キャリア周波数をf1に設定し、コンバータ電圧の昇圧後において、制御装置50は、キャリア周波数をf2に設定する。この場合、例えばf1=9000Hzであり、例えばf2=4500Hzである。これにより、スイッチング損失が低減され、インバータ103および電動機1の総合効率を改善することができる。
図17に示される例では、制御装置50は、電動機1の回転数に応じてキャリア周波数を段階的に切り替える。具体的には、制御装置50は、電動機1の回転数に応じてキャリア周波数を段階的に下げる。すなわち、図17に示される例では、電動機1の回転数がN1に到達したとき、制御装置50は、キャリア周波数をf1からf2に下げる。電動機1の回転数がN1からN2に到達したとき、制御装置50は、キャリア周波数をf2からf3に下げる。
図18は、電動機1の回転数とキャリア周波数との関係を示す図である。
例えば、図18に示されるように、電動機1の回転数が増加するにつれて、制御装置50は、キャリア周波数を下げてもよい。
図19に示されるように、インバータスイッチのオン時間の割合が増加するにつれて、制御装置50は、キャリア周波数を下げてもよい。
本発明の実施の形態2に係る圧縮機6について説明する。
図20は、実施の形態2に係る圧縮機6の構造を概略的に示す断面図である。
(2)組成中に炭素の二重結合を有する炭化水素、例えばR1270(プロピレン)を用いてもよい。R1270のGWPは3であり、HFO−1234yfより低いが、可燃性はHFO−1234yfより高い。
(3)組成中に炭素の二重結合を有するハロゲン化炭化水素または組成中に炭素の二重結合を有する炭化水素の少なくとも何れかを含む混合物、例えばHFO−1234yfとR32との混合物を用いてもよい。上述したHFO−1234yfは低圧冷媒のため圧損が大きくなる傾向があり、冷凍サイクル(特に蒸発器)の性能低下を招く可能性がある。そのため、HFO−1234yfよりも高圧冷媒であるR32またはR41との混合物を用いることが実用上は望ましい。
本発明の実施の形態3に係る冷凍空調装置7について説明する。
図21は、実施の形態3に係る冷凍空調装置7の構成を概略的に示す図である。
コイルを有する電動機を駆動する駆動装置であって、
少なくとも1つのインバータスイッチを有し、前記コイルに電圧を印加するインバータと、
前記コイルに印加される前記電圧の制御周波数を調整するための前記インバータのキャリア周波数を制御する制御装置と
を備え、
前記制御装置は、前記少なくとも1つのインバータスイッチに対するパルス幅変調制御中における前記少なくとも1つのインバータスイッチのオン時間の割合が増加するにつれて、前記キャリア周波数を下げる。
本発明の他の態様に係る圧縮機は、前記駆動装置を備える。
本発明の他の態様に係る冷凍空調装置は、前記圧縮機を備える。
本発明の他の態様に係る電動機の駆動方法は、
コイルを有する電動機の駆動方法であって、
前記コイルに印加される電圧の制御周波数を調整するためのインバータのキャリア周波数を設定し、
前記インバータのインバータスイッチに対するパルス幅変調制御中における前記インバータスイッチのオン時間の割合が増加するにつれて、前記キャリア周波数を下げる。
Claims (16)
- コイルを有する電動機を駆動する駆動装置であって、
前記コイルに電圧を印加するインバータと、
前記コイルに印加される前記電圧の制御周波数を調整するための前記インバータのキャリア周波数を制御し、前記電動機の回転数に応じて前記キャリア周波数を切り替える制御装置と
を備えた駆動装置。 - 前記制御装置が前記電動機に対する弱め界磁制御を開始したとき、前記制御装置は、前記弱め界磁制御を開始する前よりも前記キャリア周波数を下げる請求項1に記載の駆動装置。
- 前記電動機の回転数が閾値よりも小さいとき、前記キャリア周波数は第1の周波数であり、
前記電動機の回転数が前記閾値以上であるとき、前記キャリア周波数は前記第1の周波数よりも小さい第2の周波数である
請求項1または2に記載の駆動装置。 - 前記インバータは、少なくとも1つのインバータスイッチを有し、
前記少なくとも1つのインバータスイッチに対するパルス幅変調制御中における前記少なくとも1つのインバータスイッチのオン時間の割合が閾値よりも小さいとき、前記キャリア周波数は第1の周波数であり、
前記少なくとも1つのインバータスイッチの前記オン時間の割合が前記閾値以上であるとき、前記キャリア周波数は前記第1の周波数よりも小さい第2の周波数である
請求項1または2に記載の駆動装置。 - 前記閾値は、1/√2以上である請求項4に記載の駆動装置。
- 前記インバータにコンバータ電圧を印加するコンバータをさらに備え、
前記コンバータは、前記コンバータ電圧を昇圧する昇圧回路を有し、
前記電動機に対する弱め界磁制御中に、前記昇圧回路は、前記オン時間の割合が1/√2になるように前記コンバータ電圧を昇圧する
請求項4または5に記載の駆動装置。 - 前記インバータにコンバータ電圧を印加するコンバータをさらに備え、
前記コンバータは、前記コンバータ電圧を昇圧する昇圧回路を有する請求項1から5のいずれか1項に記載の駆動装置。 - 前記コンバータ電圧が昇圧された後における前記キャリア周波数は、前記コンバータ電圧が昇圧される前における前記キャリア周波数よりも小さい請求項6または7に記載の駆動装置。
- 前記少なくとも1つのインバータスイッチにはシリコンカーバイド素子が用いられている請求項4に記載の駆動装置。
- 前記少なくとも1つのインバータスイッチには窒化ガリウム素子が用いられている請求項4に記載の駆動装置。
- 前記電動機の回転数が増加するにつれて、前記制御装置は、前記キャリア周波数を下げる請求項1に記載の駆動装置。
- 電動機と、請求項1から11のいずれか1項に記載の駆動装置を備えた圧縮機。
- 請求項12に記載の圧縮機を備えた冷凍空調装置。
- コイルを有する電動機の駆動方法であって、
前記コイルに印加される電圧の制御周波数を調整するためのインバータのキャリア周波数を設定し、
前記電動機の回転数に応じて前記キャリア周波数を切り替える
電動機の駆動方法。 - 前記電動機に対する弱め界磁制御を開始したとき、前記弱め界磁制御を開始する前よりも前記キャリア周波数を下げる請求項14に記載の電動機の駆動方法。
- 前記電動機の回転数が閾値よりも小さいとき、前記キャリア周波数は第1の周波数であり、
前記電動機の回転数が前記閾値以上であるとき、前記キャリア周波数は前記第1の周波数よりも小さい第2の周波数である
請求項14または15に記載の電動機の駆動方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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PCT/JP2019/001935 WO2020152792A1 (ja) | 2019-01-23 | 2019-01-23 | 駆動装置、圧縮機、冷凍空調装置、および電動機の駆動方法 |
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JPWO2020152792A1 true JPWO2020152792A1 (ja) | 2021-09-09 |
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2019
- 2019-01-23 JP JP2020567286A patent/JPWO2020152792A1/ja active Pending
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