JPWO2020116535A1 - 車両の重量測定装置 - Google Patents

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Abstract

車両の重量測定装置は、スプリングの弾発力により移動する移動体と、車両側若しくは懸架装置のアーム側に取り付けられる取付体と、移動体と取付体との間に備えられるパッドとを備える。取付体は、ダイアフラムと、ダイアフラムの押圧により内部圧力が変化可能な油室と、油室内の圧力変化を検出し得る圧力センサとを含む。移動体と取付体とには相対回転阻止部が設けられる。相対回転阻止部は、移動体と取付体とのいずれか一方に設けられる突部と、いずれか他方に設けられ、突部が嵌る凹部とを有する。

Description

本発明は、車両の重量を測定する装置、例えば、自動車の懸架装置に組込み、過積載や車両の傾き等を検出する車両の重量測定装置に関するものである。
従来、車両の重量を測定する装置として、例えば、特許文献1等の先行技術が開示されている。この特許文献1に開示の先行技術は、車両の荷重が掛かることで伸縮する被荷重部材の異なる取付箇所に2つの溶着部分が溶着されるベースアッシーと、該ベースアッシーにより支持され、車両に掛かる荷重の変化により2つの溶着部分が接近離間する方向にベースアッシーが伸縮することで出力が変化する圧縮歪検出用センサ素子と、該圧縮歪検出用センサ素子の出力を増幅するアンプが実装された回路基板とで構成し、圧縮歪を検出することにより車両の重量を測定する簡易的な重量測定装置である。
日本国特開2001−330503号公報
しかし、従来のこの種の重量測定装置にあっては、特許文献1のように構成が複雑でかつ回路基板やアンプなどを備える必要があるためコスト高を招いていた。また、これら重量測定装置が衝撃を受け易い箇所に備えられるため、回路基板やアンプなどに支障を来す虞もあった。
そこで本願の発明者等は、懸架装置に掛かる圧縮方向荷重を計測し得る簡易かつ安価で耐久性に優れた車両の重量測定装置を提供することで上記問題点を解消することに成功し、先に出願をしている(例えば、日本国特願2017−083603(日本国特開2018−179902号公報))。具体的には、重量測定装置を懸架装置に一体に備える構成であって、車体側に連結される取付体(トッププレート)と、コイルスプリングによって軸方向に移動可能に構成された移動体(ピストン)とを含み、取付体(トッププレート)には、圧力センサを備え、かつ車両側に取付固定されるセンサーボディと、センサーボディに固定されるとともにピストンと軸方向で当接可能なカラーと、センサーボディとカラーとの間に挟持されるダイアフラムと、を備え、ピストンがダイアフラムを押圧することによって油室内に充填されている測定流体に圧力を掛け、その圧力変化を圧力センサで検出する構成である。
上記先の出願において、ピストンとダイアフラムの間にはパッドが備えられ、パッドを介してダイアフラムを押圧しているが、ピストンとカラーとが相対回転してしまうと、ダイアフラムは、パッドの摺接領域によって繰り返し変形させられるうちに、ダイアフラムの押圧領域の下面には、フレッチング摩耗(微小振動磨耗)が生じ、この摩耗がダイアフラムの破損の要因となるだけでなく、ダイアフラムの変形精度が悪化することによって計測精度が低下する要因ともなる。先の出願において、上記各問題点を解決するため特有の技術的手段を講じているが、本願発明者等は、さらに優れた作用効果を発揮すべく鋭意研究を重ねた。
本発明は従来技術の有するこのような問題点を解決するためになされたものであり、その課題とするところは、簡易構成により部品点数の削減及び組み立て工程の簡素化などが図り得るパッド及びダイアフラムの摩耗防止が可能な車両の重量測定装置を提供することにある。
この目的を達成するために、第1の本発明は、スプリングの弾発力により移動する移動体と、
車両側若しくは懸架装置のアーム側に取り付けられる取付体と、
前記移動体と前記取付体との間に備えられるパッドと、を備え、
前記取付体は、
前記移動体の移動により、前記パッドを介して押圧変形可能なダイアフラムと、
所定の測定流体を充填し、前記ダイアフラムの押圧により内部圧力が変化可能な油室と、
前記油室内の圧力変化を検出し得る圧力センサと、
を含み、
前記移動体と前記取付体とには、前記移動体と前記取付体との相対回転を阻止する相対回転阻止部が設けられ、
前記相対回転阻止部は、前記移動体と前記取付体とのいずれか一方に設けられる係合部と、いずれか他方に設けられ、前記係合部と係合する被係合部と、を有する車両の重量測定装置としたことである。
第2の本発明は、第1の本発明において、前記取付体は、前記移動体と対向して配設されるカラーを備え、
前記移動体と前記カラーとの相対向するいずれか一方の面部に前記係合部が設けられ、いずれか他方の面部に前記被係合部が設けられている車両の重量測定装置としたことである。
第3の本発明は、第2の本発明において、前記移動体に突部が設けられ、前記カラーに凹部が設けられている車両の重量測定装置、
としたことである。
第4の本発明は、第2の本発明において、前記カラーに突部が設けられ、前記移動体に凹部が設けられている車両の重量測定装置としたことである。
第5の本発明は、第2の本発明において、前記カラーは、環状のアウターカラーと、
前記アウターカラーの内周面よりも小径の外周面を有し、前記アウターカラーの内周面との間に環状の空間領域を形成してなる環状のインナーカラーと、を有し、
前記移動体は、前記空間領域内に向けて突出し、前記アウターカラーの内周面と前記インナーカラーの外周面とに摺動する環状摺動部を有し、
前記アウターカラーの内周面と前記環状摺動部の外周面との対、又は前記環状摺動部の内周面と前記インナーカラーの外周面との対の少なくともいずれかは、前記係合部又は前記被係合部のいずれか一方が前記内周面に設けられ、いずれか他方が前記外周面に設けられている重量測定装置としたことである。
本発明によれば、簡易構成により部品点数の削減及び組み立て工程の簡素化などが図り得るパッド及びダイアフラムの摩耗防止が可能な車両の重量測定装置を提供し得た。
本発明の車両の重量測定装置の第一実施形態を示す平面図である。 図1のII−II線断面図である。 ピストンを分離させた分解図である。 (a)はピストンの平面図、(b)は(a)のIV-IV線断面図、(c)は平面側からみた斜視図である。 (a)はインナーカラーの平面図、(b)は(a)のV-V線断面図、(c)は底面側からみた斜視図である。 要部拡大断面図である。 第二実施形態を示す縦断面図である。 ピストンを分離させた分解図である。 (a)はピストンの平面図、(b)は(a)のIX-IX線断面図、(c)は平面側からみた斜視図である。 (a)はアウターカラーの平面図、(b)は(a)のX-X線断面図、(c)は底面側からみた斜視図である。 要部拡大断面図である。 (a)はピストンの平面図、(b)は(a)のXII-XII線断面図、(c)は平面側からみた斜視図である。 (a)はアウターカラーの平面図、(b)は(a)のXIII-XIII線断面図、(c)は底面側からみた斜視図である。 センサーボディにアウターカラーとインナーカラーとを締め付け固定した状態を示す斜視図である。 (a)はピストンの平面図、(b)は(a)のXV-XV線断面図、(c)は平面側からみた斜視図である。 センサーボディにアウターカラーとインナーカラーとを締め付け固定した状態を示す斜視図である。 第三実施形態を示す縦断面図である。 ピストンを分離させた分解図である。 (a)はピストンの平面図、(b)は(a)のXIX-XIX線断面図、(c)は平面側からみた斜視図である。 (a)はインナーカラーの平面図、(b)は(a)のXX-XX線断面図、(c)は底面側からみた斜視図である。 要部拡大断面図である。
以下、本発明の車両の重量測定装置の一実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1乃至図6は第一実施形態、図7乃至図11は第二実施形態、図12乃至図16は第三実施形態をそれぞれ示す。
本実施形態では、本発明の車両の重量測定装置100を、自動車の前輪側の懸架装置(サスペンション)に用いた実施の一形態を示す。なお、本実施形態は、本発明の一実施形態であって、何等これに限定解釈されるものではなく本発明の範囲内で設計変更可能である。
<第一実施形態>
本実施形態の車両の重量測定装置100は、例えば、上面側が車両側(図1,図2中、VHとして示す。)に取り付けられる取付体(トッププレート)200と、コイルスプリング700の弾発力により、取付体(トッププレート)200に備えられる後述のダイアフラム220を鉛直方向(図2、図3、図6中、矢印Vで示す方向、軸方向ともいう。)に押圧可能な移動体(ピストン)230と、移動体(ピストン)230とダイアフラム220との間に配設されるパッド210と、取付体(トッププレート)200と移動体(ピストン)230との相対回転を阻止する相対回転阻止部600と、で構成されている(図1乃至図6参照)。
取付体(トッププレート)200は、上面側が車両側に取り付けられるセンサーボディ250と、センサーボディ250の下面に備えられるカラー(アウターカラー260,インナーカラー240)と、センサーボディ250とカラー(アウターカラー260,インナーカラー240)とによって挟まれて固定されるダイアフラム220と、センサーボディ250とダイアフラム220との間で形成され、所定の測定流体(作動油)Rを充填してなる油室290と、センサーボディ250の外周面252に備えられ、油室290と連通して油室290内に充填されている測定流体Rの圧力変化を検出し得る圧力センサ300と、を含んで構成されている。
センサーボディ250は、中心に鉛直方向に貫通した孔部253を有する所定径で所定肉厚(鉛直方向の肉厚)の円環状に形成されるとともに、下面251側から鉛直方向で上方に向けて所定深さで凹設される円環状の第1の凹部254が形成されている(図2参照)。
第1の凹部254は、アウターカラー260と、ピストン230の一部(環状摺動部231)と、インナーカラー240の一部(円環部241)と、をそれぞれ収容可能な鉛直方向深さと、水平方向幅(図中符号Wで示す方向の幅)をもって構成されている(図2参照)。
第1の凹部254の内周面から鉛直方向で上方に向けて所定深さで凹設される円環状の第2の凹部255が凹設されている。
第2の凹部255は、インナーカラー240の一部(円筒部242)を収容可能な鉛直方向深さと水平方向幅をもって構成されている(図2参照)。
そして、第1の凹部254の内部上面には、第1の凹部254の内周面を共有して鉛直方向で上方に向けて所定深さで凹設される第3の凹部256が凹設されている(図2参照)。
第3の凹部256は、円環状のダイアフラム220を収容可能な鉛直方向深さと水平方向幅をもって構成されてダイアフラム収容凹部として機能する凹部である。
そして、第3の凹部256の内部上面には、センサーボディ250内に向けて所定深さで環状の第4の凹部(環状凹部)257が凹設されている(図2参照)。第4の凹部(環状凹部)257は、ダイアフラム220とともに油室290を構成する凹部である。第4の凹部257は、外周面が第3の凹部256の外周面よりも小径で、内周面が第3の凹部256の内周面よりも大径である環状に形成されている(図2参照)。
センサーボディ250の外周面252の所定位置には、圧力センサ300を外周面に直交するように連結して配設するセンサ連結部(連結孔)258が凹設されており、センサ連結部(連結孔)258は油室290と連通している(図2参照)。
また、センサーボディ250には、アウターカラー260とインナーカラー240をそれぞれ固定するための連結ボルト(皿ボルト)400,500を通す複数個のボルト通し孔250a,250bが周方向に所定の間隔で複数個備えられている。
圧力センサ300は、油室290内に充填されている測定流体Rの圧力変化を検出し得るものであって、例えば、圧力を測定し、これを電圧信号に変換して伝送されるもので、円柱状に形成されたセンサ本体部301から一体に備えた検出部302を有している。なお、本発明にて想定される圧力センサは周知構造のものが適宜本発明の範囲内において選択使用されるものであり、特に限定解釈はされず、本発明の範囲内で最適なものが適宜選択可能である。
本実施形態の圧力センサ300は、センサーボディ250の外周面252に凹設されているセンサ連結部258に検出部302を挿入するとともに、先端検出面303を油室290内に臨ませて圧力センサ300が外周面252に対して直交するように配設されている(図1及び図2参照)。
また、圧力センサ300は、変換した電気信号を車体側の表示装置へと伝送する図示しない配線が接続されている。
センサ連結部258と圧力センサ300との接続は、測定流体Rが漏れないように所定の密封構造を介して接続することが必要である。密封構造は特に説明はしないが、周知の密封構造が本発明の範囲内で最良の形態が採用される。
また、圧力センサ300は、必ずしもセンサーボディ250の外周面252に配設することはなく、先端検出面303が油室290内に臨む限りにおいて、センサ連結部258をセンサーボディ250の上面や下面の任意位置に設けて配設することが可能で、設置時において支障のない位置を採択して配設することが可能である。
ダイアフラム220は、第4の凹部(環状溝部)257の開口領域を覆い、第4の凹部(環状溝部)257とともに所定空間の油室290を形成する薄肉円環状に形成されており、第4の凹部257が形成されているセンサーボディ250の内部上面に、ボルト止めされるアウターカラー260とインナーカラー240により締め付けて挟着されている。本実施形態では、第3の凹部256の鉛直方向深さと同じ厚みを有するとともに、同じ水平方向幅をもって構成されている。
ダイアフラム220は、例えば、本実施形態では、油室290を形成する第4の凹部257と対向する領域(油室押圧領域)の外周面側には、センサーボディ250の内部上面とアウターカラー260とに挟まれる密封領域A2を形成するとともに、内周面側には、センサーボディ250の内部上面とインナーカラー240とに挟まれる密封領域A3を形成している。
ダイアフラム220の材質は、ピストン230の移動により押圧変形可能な程度に柔軟で、かつ耐久性(耐寒性・耐摩耗性・耐油性)がある素材であれば良く、特に限定解釈されるものではないが、例えば、ニトリルゴム,テフロン(登録商標),クロロプレンゴム,ふっ素ゴム,エチレンプロピレンゴムなど、流体の特質に合った材料を選択する。また、薄肉のステンレス製などからなる金属製のダイアフラムであってもよく本発明の範囲内である。
油室290は、ピストン230の移動によって、ダイアフラム220の油室押圧領域が第4の凹部(溝部)257内方に向けて押圧変形されることにより、油室290内に臨む圧力センサ300の先端検出面303にかかる圧力変化を検出可能である。油室290には、所定の測定流体Rが気泡を発生させることなく一杯に密封充填されている。測定流体Rは、特に限定解釈されず油室内に密封充填される周知一般の流体が本発明の範囲内で設計変更可能である。
カラーは、本実施形態では、第1の凹部254の内部最大径面部(外周面)254aと密着可能な外周面を有する環状のアウターカラー260と、アウターカラー260の内周面よりも小径の外周面を有し、アウターカラー260の内周面との間に環状の空間領域A1を形成してなる環状のインナーカラー240とで構成されている。
アウターカラー260は、第1の凹部254の鉛直方向凹部深さと略同一の鉛直方向肉厚を有する円環状に形成されており、皿ボルト400を介して、センサーボディ250の上面側から締め付け固定されて一体化されている(図2参照)。また、アウターカラー260の内周面は、第4の凹部257の外周面と同一径を有している(図2参照)。
また、皿ボルト400を螺合する複数個の雌ネジ孔260aが周方向に所定の間隔で複数個備えられている。
インナーカラー240は、第1の凹部254内に収容される円環部241と、円環部241よりも小径で、円環部241から鉛直方向で上方に向けて突設され、第2の凹部255の鉛直方向深さと同一の鉛直方向肉厚を有する円筒部242とで構成されている(図2参照)。
円環部241は、センサーボディ250の孔部253と同一径の内周面を有するとともに、第4の凹部257の内周面と同一径の外周面を有した所定径で所定肉厚の円環状に形成されている。円環部241の肉厚は第1の凹部254の鉛直方向凹部深さと略同一の鉛直方向肉厚とする。
円筒部242は、円環部241の内周面と同一径で、第2の凹部255の内部最大径(外周面)と密着可能な外周面を有するように形成されて鉛直方向で上方に向けて円環部241と一体成形されている。
インナーカラー240は、皿ボルト500を介して、センサーボディ250の上面側から締め付け固定されて一体化されている。
また、皿ボルト500を螺合する複数個の雌ネジ孔240aが周方向に所定の間隔で複数個備えられている。
本実施形態では、例えば、次に示すように所定のシール部材を備えてそれぞれの密封領域A2,A3とさらにその周辺の密封効果を向上させている。
密封領域A2は、アウターカラー260の上面に環状の第1のシール溝260bを設けるとともに、第1のOリング270を挿入してダイアフラム220の下面部との間で第1のOリング270が圧縮された密封領域と、センサーボディ250の内部上面に環状の第2のシール溝250cを設けるとともに、第2のOリング271を挿入して、ダイアフラム220の上面との間で第2のOリング271が圧縮された密封領域と、で構成している。
密封領域A3は、インナーカラー240の上面に環状の第3のシール溝240bを設けるとともに、第3のOリング272を挿入してダイアフラム220の下面部との間で第3のOリング272が圧縮された密封領域と、センサーボディ250の内部上面に環状の第4のシール溝250dを設けるとともに、第4のOリング273を挿入して、センサーボディ250の下面との間で第4のOリング273が圧縮された密封領域と、で構成している。
従って、本実施形態によれば、密封領域A2にて、第2のOリング271が圧縮され、かつ密封領域A3にて、第4のOリング273が圧縮されて油室290近傍の密封領域A2,A3を密封しているため、油室290からの測定流体Rの漏洩防止が十分に図り得る。
さらに本実施形態では、第1のシール溝260bよりも外週面寄りのアウターカラー260の上面に環状の第5のシール溝260cを設けるとともに、第5のOリング274を挿入して、第1の凹部254の下面との間で第5のOリング274が圧縮されて密封領域A4が形成されている。これにより、測定流体Rのさらなる漏洩防止を図ることが可能である。
上述のとおり、幾重もの密封構造を採用しているため、密封信頼性が極めて高いものとなる。また、本実施形態では、上述のとおり相対移動がない領域に密封構造を設けたためシール耐久性も高い。
また、さらに、ダイアフラム220を、第3の凹部(ダイアフラム収容凹部)256よりも肉厚に形成し、センサーボディ250とカラー(アウターカラー260,インナーカラー240)に挟まれるときに圧縮されて密封可能な厚さとなる密封構造を設ければ、密封信頼性をさらに高いものとすることができる。
図4に示すように、移動体(ピストン)230は、本実施形態では、外周面側がアウターカラー260の内周面よりも大径に形成される環状基部232と、環状基部232の上面所定位置から、アウターカラー260の内周面とインナーカラー240の外周面との間に形成される空間領域A1内に向けて鉛直方向に所定高さで突出し、前記内周面と外周面とに摺動可能に配設される環状摺動部231と、で構成されている。本実施形態では、環状基部232の内周面は、インナーカラー240の円筒部242の内周面と略同一径としている。環状基部232側でコイルスプリング700によって押圧され、ピストン230全体が鉛直方向に移動可能に構成される。
移動体(ピストン)230の環状摺動部231の上面、すなわち、パッド210と対向する側の環状の面部には、所定形状の保持構造280が設けられている(図3参照)。
保持構造280は、パッド210が当接して保持可能な断面視で略V字形状に形成された環状凹溝で、環状の内側テーパー面281と、内側テーパー面281よりも大径で環状の外側テーパー面282とを有している。
内側テーパー面281と外側テーパー面282との傾斜角度は特に限定されず任意に設計変更可能である。
パッド210は、油室290と対向してピストン230とダイアフラム220との間に備えられている。本実施形態では、第4の凹部257、すなわち油室290の環状の開口領域291に対向する環状に形成され、ダイアフラム220と密着して当接するように平坦に形成された上面(ダイアフラム220との当接領域)211が、油室290の環状の開口領域291内に収まる程度の内周面・外周面をもって形成されるとともに、上面211から一体に被保持構造(凸部)212が環状に設けられており、この被保持構造(凸部)212がピストン230の保持構造(環状凹溝)280に当接して収容保持されている。
被保持構造(凸部)212は、ピストン230の保持構造(環状凹溝)280に当接して収容保持可能な断面視V形に形成されている。本実施形態では、上面211から一体に垂設される短尺円環部213を介して下方に向けて徐々に径が小さくなる(下方に向けて窄まる)内側テーパー面214と外側テーパー面215とを有しており、内側テーパー面214の下端と外側テーパー面215の下端との間に設けられている環状の平坦面(底面)216は、環状の上面211に対して幅狭状の環状に形成されている。
また、パッド210は、ピストン230の保持構造(環状凹溝)280に当接して収容保持され、ピストン230が非押圧状態であるときに、パッド210の上面211がダイアフラム220を押圧することなく接している状態になるように構成されている。
相対回転阻止部600は、ピストン230と、インナーカラー240と、のいずれか一方に備えられる突部610(図4参照)と、いずれか他方に備えられ、突部610が鉛直方向に移動可能に嵌る凹部620(図5参照)とにより構成され、ピストン(移動体)230と、インナーカラー240を含む取付体200との相対回転を阻止する。
本実施形態では、ピストン230の内周面に突部610が設けられ、インナーカラー240の外周面に、突部610が嵌る凹部620が設けられている。具体的には次の構成を採用している。
突部610は、ピストン230の環状摺動部231の基端側内周にて、環状基部232の上面から連続して鉛直方向に所定高さをもって突設されている。本実施形態では、環状摺動部231の基端側内周から内方に向けて平面視で半円形に突出する半円柱状に突設されている(図4参照)。突部610の鉛直方向の高さは、環状摺動部231の高さの約1/3程度の高さに形成されている(図2乃至図4及び図5)。また、突部610は、本実施形態では、均等間隔(90度毎)で円周方向に4個設けている(図4の(a)参照)。
凹部620は、インナーカラー240の円環部241の底面(ピストン対向面)から外周面にわたり、鉛直方向で上方に向けて所定高さをもって凹設されている。本実施形態では、平面視で半円形の半円筒状に凹設されており、突部610が遊びをもって嵌る程度に形成されている。
すなわち、凹部620は、インナーカラー240の円環部241の底面に、突部610が挿入される挿入口が開口しており、かつ、ピストン230が鉛直方向で上下に移動可能なように、負荷が掛かっていない状態で突部610の頂面と凹部620の天井面との間に隙間L1が形成されている。また、突部610の鉛直方向の外周面と、凹部620の鉛直方向の内周面との間にも隙間L2が形成されている。
突部610と凹部620は、本実施形態の形状に限定解釈されるものではなく、突部610と凹部620とが鉛直方向で相対移動可能に嵌り合い、周方向(水平方向)の相対回転を阻止可能な構成であれば、周方向に長尺状であっても短尺状であってもよく、また内方あるいは上方への突出度合いも任意であり、全て本発明の範囲内であって適宜設計変更可能である。また、それぞれの配設数量は一組であっても二組以上であってもよく任意に設計変更可能である。なお、多数組配設すれば、回転トルクを分散させて軽減させることもできる。
従って、本実施形態によれば、ピストン230に設けられる突部610と、インナーカラー240に設けられる凹部620とにより構成される相対回転阻止部600を備えたため、ピストン230(移動体)とインナーカラー240(取付体)とを組み立てるだけで、ピストン230(移動体)とインナーカラー240(取付体)との周方向(水平方向)の相対回転を阻止することができる。
本実施形態では、ピストン230を組み込むことにより突部610が凹部620に嵌る構成の相対回転阻止部600を採用したため、ピストン230(移動体)とインナーカラー240(取付体)との相対回転を阻止するために、別途、新規構成部品を必要とすることもない。よって、部品点数の削減及び組み立て工程の簡素化となることによりコスト低廉化ともなる。
なお、本実施形態とは逆に、ピストン230の環状摺動部231の基端側内周に凹部620が設けられ、インナーカラー240の円環部241の外周面に、その凹部に嵌る突部610が設けられる形態であってもよく本発明の範囲内である。
本実施形態では、パッド210の被保持構造(凸部)212が、ピストン230の保持構造(環状凹溝)280に当接して収容保持されるため、コイルスプリング700で押圧されたピストン230の昇降運動が生じてもピストン230の保持構造(環状凹溝)280からパッド210がずれることなく保持される。よってパッド210の保持が十分に図れ、ずれ(移動)によるパッド210の偏磨耗も防止し得る。
<第二実施形態>
図7乃至図11は、本発明の第二実施形態を示す。
本実施形態では、図9に示すように相対回転阻止部600を構成する凹部620がピストン230の環状摺動部231の外周に設けられ、突部610がアウターカラー260の内周に設けられている実施の一形態である。本実施形態は、相対回転阻止部600の構成において、第一実施形態とは異なる特徴部分を有するため、相対回転阻止部600の説明に留め、その他の構成部分の説明は第一実施形態の説明を援用してここでの説明は省略する。
突部610は、アウターカラー260の内周面で底面寄りの位置から内方(水平方向)に向けて突設されている。突部610は、アウターカラー260の底面から連続して鉛直方向に所定高さをもって内周面に突設されている。本実施形態では、内周面から内方に向けて平面視で半円形に突出する半円柱状に突設されている(図10参照)。突部610の鉛直方向の高さは、アウターカラー260全体の高さの約1/4程度の高さに形成されている(図7、図8、図10及び図11参照)。また、突部610は、本実施形態では、均等間隔(90度毎)で円周方向に4個設けている(図10の(a)(c)参照)。
凹部620は、ピストン230の環状摺動部231の外周面にて、上端から基端にわたって連続して長尺状に切り欠かれるように凹設されている。本実施形態では、平面視で半円形の半円筒状に凹設されており、突部610が遊びをもって嵌る程度に形成されている。
なお、突部610と凹部620のその他の構成及び作用効果は第一実施形態と同一であるため説明は省略する。
(変形例1)
なお、本実施形態とは逆に、図12に示すように、ピストン230の環状摺動部231の外周面に突部611が設けられ、図13に示すようにアウターカラー260の内周面に凹部621が設けられる形態であってもよい。その場合の構成も、本発明の範囲内である。図14は、センサーボディ250にアウターカラー260とインナーカラー240とを締め付け固定した状態を示す斜視図である。アウターカラー260の内周面とインナーカラー240の外周面との間の空間領域A1に、図12に示すピストン230の環状摺動部231が、ピストン23の突部611と、アウターカラー260の凹部621とが係合する位相で挿入される。
このように、互いに係合する突部611と凹部621の組を周方向に沿った複数箇所((図12〜図15においては一例として4箇所の周位置)に等間隔で設けることで、発生する回転トルクが突部611と凹部621の各組に均等に分散され、係合による摩耗を抑制できる。また、環状摺動部231の径方向外側で、アウターカラー260及びインナーカラー240とピストン230との相対回転を制動させるため、径方内側で制動させる場合と比較して、突部611と凹部621に負荷される制動力を小さくできる。これにより、突部611と凹部621を、必要な強度を保ちつつ小型化できる。さらに、突部611と凹部621の組は周方向に等間隔で配置されるため、軸方向荷重が曲げ荷重を伴って負荷された場合でも、軸ずれが生じ難く、安定した支持が可能となる。
(変形例2)
さらに、図15に示すように、上記した変形例1のピストン230の環状摺動部231の外周面に突部611、内周面に突部613をそれぞれ設け、図16に示すように、アウターカラー260の内周面とインナーカラー240の外周面に、各突部611,613に対応する凹部621,625をそれぞれ設けた構成にしてもよい。
ピストン230の外周面の突部611と内周面の突部613は、環状摺動部231の周方向に沿った複数箇所(図15においては一例として4箇所の周位置)に等間隔で設けられる。また、突部611,613は、周方向に位相を一致させて配置される。同様に、アウターカラー260の凹部621とインナーカラー240の凹部625は、それぞれ周方向に沿った複数箇所に設けられ、互いに周方向に位相を一致させている。つまり、同じ周位置に配置される一対の突部611,613、及び一対の凹部621,625は、それぞれ同一の半径方向に沿って配置される。
ピストン230の環状摺動部231を、インナーカラー240及びアウターカラー260との間の環状の空間領域A1に挿入して、上記した各周位置における一対の突部611と、これに対応する周位置に配置された一対の凹部621とを、互いに係合させる。
この構成によれば、発生する回転トルクが、複数の周位置における一対の突部611と一対の凹部621との各組に均等に分散され、係合による摩耗を抑制できる。また、軸方向荷重が曲げ荷重を伴って負荷された場合でも、軸ずれが生じ難く、安定した支持が可能となる。
<第三実施形態>
図17乃至図21は、本発明の第三実施形態を示す。
本実施形態では、図19に示すように、相対回転阻止部600を構成する突部610がピストン230の内周に設けられ、図20に示すように、凹部620がインナーカラー240の内周に設けられている実施の一形態である。本実施形態は、相対回転阻止部600の構成において、第一実施形態とは異なる特徴部分を有するため、相対回転阻止部600の説明に留め、その他の構成部分の説明は第一実施形態の説明を援用してここでの説明は省略する。
突部610は、ピストン230を構成する環状基部232の上面内周端から連続して鉛直方向で上方に向けて所定高さをもって突設されている。本実施形態では、平面視で矩形に突出する角柱状に突設されている(図19参照)。突部610の鉛直方向の高さは、環状摺動部231の高さの約1/4程度の高さに形成されている(図17乃至図19及び図21)。また、突部610は、本実施形態では、均等間隔(90度毎)で円周方向に4個設けている(図19の(a)(c)参照)。
凹部620は、インナーカラーの底面の内周端にて、内周面にわたって切り欠かれるように凹設されている。本実施形態では、平面視で矩形の角筒状に凹設されており、突部610が遊びをもって嵌る程度に形成されている。
なお、本実施形態とは逆に、ピストンの内周に凹部が設けられ、インナーカラーの内周に突部が設けられる形態であってもよく本発明の範囲内である。
なお、突部610と凹部620のその他の構成及び作用効果は第一実施形態と同一であるため説明は省略する。
<他の形態>
第一実施形態、第二実施形態(及び変形例1,2)、第三実施形態のそれぞれの相対回転阻止部(凹凸構造)600を任意に組み合わせて構成することも可能で本発明の範囲内である。
例えば、第一実施形態の相対回転阻止部600と、第二実施形態の相対回転阻止部600を組み合わせることも可能である。すなわち、ピストン230には、環状摺動部231の内周に突部610が設けられ、外周に凹部620が設けられ、そしてインナーカラー240の外周に凹部620が設けられ、アウターカラー260の内周に突部610が設けられる形態を採用することも可能である。
同様に、第一実施形態の相対回転阻止部(凹凸構造)600と第三実施形態の相対回転阻止部(凹凸構造)600とを併せて採用することも可能である。
さらに、第二実施形態の相対回転阻止部(凹凸構造)600と第三実施形態の相対回転阻止部(凹凸構造)600とを併せて採用することも可能である。
そして、第一実施形態の相対回転阻止部(凹凸構造)600と、第二実施形態の相対回転阻止部(凹凸構造)600と、第三実施形態の相対回転阻止部(凹凸構造)600と、を併せて採用することも可能である。
また、ピストン230の環状基部232の上面と、その上面と対向するインナーカラー240の底面又はアウターカラー260の底面とのいずれか一方に突部を設け、いずれか他方にその突部が嵌る凹部(穴部)を設け、この突部と凹部との嵌め合いにより移動体と取付体との相対回転阻止を図ることも可能で本発明の範囲内である。また、インナーカラー240とアウターカラー260の双方に、ピストン230側に設けた突部又は凹部と嵌る凹部又は突部を設けることも可能で本発明の範囲内である。
また、特に図示説明は省略するが、本発明の車両の重量測定装置を、自動車の後輪側の懸架装置に用いることも可能であって本発明の範囲内である。この場合、懸架装置のアーム側に取付体が取り付けられる周知の懸架装置が想定され、取付体側を構成するカラーに突部または凹部のいずれかを設け、その突部又は凹部が嵌る凹部又は突部のいずれかをピストン側に設けるようにする。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
なお、本出願は、2018年12月4日出願の日本特許出願(特願2018−227066)に基づくものであり、その内容は本出願の中に参照として援用される。
本発明は、前輪側の懸架装置に組み込まれる形態に係らず、後輪側の懸架装置に組み込む形態にも採用可能であり、また、種々の形態の懸架装置に採用可能である。
100 重量測定装置
210 パッド
220 ダイアフラム
230 ピストン(移動体)
240 インナーカラー
260 アウターカラー
280 保持構造
290 油室
300 圧力センサ
600 相対回転阻止部
610,611,613 突部(係合部)
620,621,625 凹部(被係合部)
700 コイルスプリング

Claims (5)

  1. スプリングの弾発力により移動する移動体と、
    車両側若しくは懸架装置のアーム側に取り付けられる取付体と、
    前記移動体と前記取付体との間に備えられるパッドと、を備え、
    前記取付体は、
    前記移動体の移動により、前記パッドを介して押圧変形可能なダイアフラムと、
    所定の測定流体を充填し、前記ダイアフラムの押圧により内部圧力が変化可能な油室と、
    前記油室内の圧力変化を検出し得る圧力センサと、
    を含み、
    前記移動体と前記取付体とには、前記移動体と前記取付体との相対回転を阻止する相対回転阻止部が設けられ、
    前記相対回転阻止部は、前記移動体と前記取付体とのいずれか一方に設けられる係合部と、いずれか他方に設けられ、前記係合部と係合する被係合部と、を有する車両の重量測定装置。
  2. 前記取付体は、前記移動体と対向して配設されるカラーを備え、
    前記移動体と前記カラーとの相対向するいずれか一方の面部に前記係合部が設けられ、いずれか他方の面部に前記被係合部が設けられている、請求項1に記載の車両の重量測定装置。
  3. 前記移動体に突部が設けられ、前記カラーに凹部が設けられている、請求項2に記載の車両の重量測定装置。
  4. 前記カラーに突部が設けられ、前記移動体に凹部が設けられている、請求項2に記載の車両の重量測定装置。
  5. 前記カラーは、
    環状のアウターカラーと、
    前記アウターカラーの内周面よりも小径の外周面を有し、前記アウターカラーの内周面との間に環状の空間領域を形成してなる環状のインナーカラーと、
    を有し、
    前記移動体は、前記空間領域内に向けて突出し、前記アウターカラーの内周面と前記インナーカラーの外周面とに摺動する環状摺動部を有し、
    前記アウターカラーの内周面と前記環状摺動部の外周面との対、又は前記環状摺動部の内周面と前記インナーカラーの外周面との対の少なくともいずれかは、前記係合部又は前記被係合部のいずれか一方が前記内周面に設けられ、いずれか他方が前記外周面に設けられている、
    請求項2に記載の重量測定装置。
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