JPWO2020101016A1 - 緩下用錠剤 - Google Patents
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Abstract
(1)該錠剤を水に懸濁した際に生じる粒子が、レーザー回折法により体積基準50%粒子径(D50)70μm以下であり、
(2)該錠剤を水に懸濁した際に生じる粒子が、レーザー回折法により体積基準90%粒子径(D90)130μm以下であり、かつ
(3)該錠剤は、日本薬局方一般試験法崩壊試験法における水懸濁時の崩壊時間が10秒以下である、錠剤。
Description
(1) 酸化マグネシウムを主成分とする緩下用錠剤であって、
(i)該錠剤を水に懸濁した際に生じる粒子が、レーザー回折法により体積基準50%粒子径(D50)70μm以下であり、
(ii)該錠剤を水に懸濁した際に生じる粒子が、レーザー回折法により体積基準90%粒子径(D90)130μm以下であり、かつ
(iii)該錠剤は、日本薬局方一般試験法崩壊試験法における水懸濁時の崩壊時間が10秒以下である、錠剤。
(2) 崩壊剤1及び崩壊剤2を含む錠剤であって、崩壊剤1として、クロスカルメロースナトリウム0.5〜3.5重量%、及び崩壊剤2として、不溶性ポリビニルピロリドン0.5〜3.5重量%を含み、クロスカルメロースナトリウムと不溶性ポリビニルピロリドンの重量比が0.1〜5:1である緩下用錠剤。
(3) 崩壊剤2としての不溶性ポリビニルピロリドンは、レーザー回折法により測定した体積基準50%粒子径(D50)が15μm以下である緩下用錠剤。
(4) 錠剤が、酸化マグネシウムを80〜96重量%含有する緩下用錠剤。
(5) 酸化マグネシウムを一錠あたり50〜250mg含む緩下用錠剤。
(6) 小児用である緩下用錠剤。
(7) 小児の経管投与に用いる緩下用錠剤。
(8) (A1)レーザー回折法により測定した体積基準50%粒子径(D50)が0.5〜10μmの酸化マグネシウム、結合剤としての結晶セルロース、崩壊剤1としてのクロスカロメロースナトリウム、及び崩壊剤2としての不溶性ポリビニルピロリドンを混合後、乾式造粒して酸化マグネシウム顆粒を作製する工程、
(A2)次いで得られた酸化マグネシウム顆粒に、結合剤としての結晶セルロース及び滑沢剤、及び所望により甘味剤を配合する工程、及び
(A3)得られた顆粒を打錠する工程、により得られる
酸化マグネシウムを主成分とする緩下用錠剤。
(9) (B1)レーザー回折法により測定した体積基準50%粒子径(D50)が0.5〜10μmの酸化マグネシウム、結合剤としての結晶セルロース、及び崩壊剤2としての不溶性ポリビニルピロリドンを混合後、乾式造粒して酸化マグネシウム顆粒を作製する工程、
(B2)次いで得られた酸化マグネシウム顆粒に、崩壊剤1としてのクロスカロメロースナトリウム、結合剤としての結晶セルロース及び滑沢剤、及び所望により甘味剤を配合する工程、及び
(B3)得られた顆粒を打錠する工程、により得られる
酸化マグネシウムを主成分とする緩下用錠剤。
製造方法(A)
(A1)レーザー回折法により測定した体積基準50%粒子径(D50)が0.5〜10μmの酸化マグネシウム、結合剤としての結晶セルロース、崩壊剤1としてのクロスカロメロースナトリウム、及び崩壊剤2としての不溶性ポリビニルピロリドンを混合後、乾式造粒して酸化マグネシウム顆粒を作製する工程、
(A2)次いで得られた酸化マグネシウム顆粒に、結合剤としての結晶セルロース及び滑沢剤、及び所望により甘味剤を配合する工程、及び
(A3)得られた顆粒を打錠する工程
を含む酸化マグネシウムを主成分とする緩下用錠剤の製造方法。
(B1)レーザー回折法により測定した体積基準50%粒子径(D50)が0.5〜10μmの酸化マグネシウム、結合剤としての結晶セルロース、及び崩壊剤2としての不溶性ポリビニルピロリドンを混合後、乾式造粒して酸化マグネシウム顆粒を作製する工程、
(B2)次いで得られた酸化マグネシウム顆粒に、崩壊剤1としてのクロスカロメロースナトリウム、結合剤としての結晶セルロース及び滑沢剤、及び所望により甘味剤を配合する工程、及び
(B3)得られた顆粒を打錠する工程
を含む酸化マグネシウムを主成分とする緩下用錠剤の製造方法。
(酸化マグネシウム)
本発明の緩下用錠剤中に含まれる酸化マグネシウムは、レーザー回折法により測定した体積基準50%粒子径(D50)が0.5〜10μm、好ましくは1〜7μmである。該錠剤中の酸化マグネシウムの含有量は80〜96重量%、好ましくは82〜94重量%である(よって、酸化マグネシウムが主成分となる)。該錠剤一錠あたりに含まれる酸化マグネシウムは50〜250mgであり、好ましくは70〜230mg、より好ましくは90〜210mgである。このような酸化マグネシウムとしては、例えば酸化マグネシウムT(協和化学工業製)が使用可能である。
本発明の緩下用錠剤は、崩壊剤1としてクロスカルメロースナトリウム、崩壊剤2として不溶性ポリビニルピロリドンを含有する。該錠剤中のクロスカルメロースナトリウムの含有量は0.5〜3.5重量%、好ましくは1〜3重量%である。該錠剤中の不溶性ポリビニルピロリドンの含有量は0.5〜3.5重量%、好ましくは1〜3重量%である。該錠剤中の崩壊剤1と崩壊剤2の重量比は0.1〜5:1であり、好ましくは0.3〜4:1である。不溶性ポリビニルピロリドンは、レーザー回折法により測定した体積基準50%粒子径(D50)が15μm以下であり、好ましくは10μm以下である。体積基準50%粒子径(D50)が15μm以下の不溶性ポリビニルピロリドンとしては、例えばKollidon CL−M(BASF製)が使用可能である。
本発明の緩下用錠剤は、結合剤を含有する。結合剤としては例えば、結晶セルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム及び低置換度ヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられる。好ましくは結晶セルロースが用いられる。該錠剤中の結合剤の含有量は3〜15重量%、好ましくは5〜13重量%である。
本発明の緩下用錠剤は、滑沢剤を含有する。滑沢剤としては、例えばステアリン酸及びその塩(Na、Mg、Ca塩)等が挙げられる。好ましくは、ステアリン酸カルシウムが用いられる。該錠剤中の滑沢剤の含有量は0.5〜2重量%、好ましくは0.7〜1.5重量%である。
本発明の緩下用錠剤は、甘味剤を含有する。甘味剤としては、例えばアスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース等が挙げられる。好ましくは、アスパルテーム及びアセスルファムカリウムからなる群から選ばれる1種以上が用いられる。該錠剤中の甘味剤の含有量は0.1〜1重量%、好ましくは0.2〜0.5重量%である。
本発明の緩下用錠剤の直径は5〜12mm、好ましくは5〜10mm、より好ましくは5〜8mmが適当である。また厚みは2〜6mm、好ましくは2〜5mm、より好ましくは2.5〜4.5mmが適当である。さらに一錠当たりの重量は50〜300mg、好ましくは70〜280mg、より好ましくは90〜250mgである。錠剤の大きさ及び重量を上記の範囲にすることで、小児にとって飲みやすい錠剤とすることができる。
本発明の緩下用錠剤は、日本薬局方一般試験法崩壊試験法における水懸濁時の崩壊時間が10秒以下であり、好ましくは9秒以下、より好ましくは8秒以下である。崩壊時間が短くなることで、患者の服用に対する負担を減らすことができる。
本発明の緩下用錠剤を水に懸濁させ、生じた懸濁粒子をレーザー回折法により測定した場合、体積基準50%粒子径(D50)は70μm以下であり、好ましくは65μm以下である。また、同測定法で測定した体積基準90%粒子径(D90)は130μm以下であり、好ましくは120μm以下である。
体積基準50%粒子径とは、ある粒子径以下の体積割合を示した累積分布における、50vol%のときの粒子径である。
本発明の錠剤は、緩下用のために、経口投与または水に崩壊・懸濁させた状態で経管投与される。その投与量は目的あるいは病状によって左右される。標準的には成人1人当たり1日2gが例示され、小児の場合は年齢や体重に応じて投与される。
本発明の緩下用錠剤は、以下の製造方法(A)または(B)で製造することができる。すなわち、これらの製法を採用することにより、所定の粒子径(D50及びD90)及び所定の崩壊時間を有する錠剤を得ることができる。
(A1)レーザー回折法により測定した体積基準50%粒子径(D50)が0.5〜10μmの酸化マグネシウム、結合剤としての結晶セルロース、崩壊剤1としてのクロスカロメロースナトリウム、及び崩壊剤2としての不溶性ポリビニルピロリドンを混合後、乾式造粒して酸化マグネシウム顆粒を作製する工程、
(A2)次いで得られた酸化マグネシウム顆粒に、結合剤としての結晶セルロース、及び滑沢剤を配合する工程、及び
(A3)得られた顆粒を打錠する工程
を含む酸化マグネシウムを主成分とする緩下用錠剤の製造方法。
(B1)レーザー回折法により測定した体積基準50%粒子径(D50)が0.5〜10μmの酸化マグネシウム、結合剤としての結晶セルロース、及び崩壊剤2としての不溶性ポリビニルピロリドンを混合後、乾式造粒して酸化マグネシウム顆粒を作製する工程、
(B2)次いで得られた酸化マグネシウム顆粒に、崩壊剤1としてのクロスカロメロースナトリウム、結合剤としての結晶セルロース及び滑沢剤を配合する工程、及び
(B3)得られた顆粒を打錠する工程
を含む酸化マグネシウムを主成分とする緩下用錠剤の製造方法。
下記の(1A)と(2A)とを含む製錠顆粒の打錠製剤である、錠剤;
(1A)レーザー回折法により測定した体積基準50%粒子径(D50)が0.5〜10μmの酸化マグネシウム、結合剤としての結晶セルロース、崩壊剤1としてのクロスカロメロースナトリウム、及び崩壊剤2としての不溶性ポリビニルピロリドンよりなる乾式造粒顆粒、
(2A)前記乾式造粒顆粒と混合された状態で存在する、結合剤としての結晶セルロース及び滑沢剤。
下記の(1B)と(2B)とを含む製錠顆粒の打錠製剤である、錠剤;
(1B)レーザー回折法により測定した体積基準50%粒子径(D50)が0.5〜10μmの酸化マグネシウム、結合剤としての結晶セルロース、及び崩壊剤2としての不溶性ポリビニルピロリドンよりなる乾式造粒顆粒、
(2B)前記乾式造粒顆粒と混合された状態で存在する、崩壊剤1としてのクロスカロメロースナトリウム、結合剤としての結晶セルロース及び滑沢剤。
第十七局改正日局試験法、一般試験法・崩壊試験法に準拠し、緩下用錠剤の崩壊時間を測定した。試験液は水を用いた。
ビーカーに酸化マグネシウム0.7g及び0.2%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液70mLを加え、超音波ホモジナイザー(日本精機製、US−300)を用いて分散処理(3分)を行った。レーザー回折散乱式粒度分布測定装置(日機装製、マイクロトラック)を用い、酸化マグネシウムの体積基準50%粒子径(D50)を測定した。
ビーカーに錠剤10錠及びイオン交換水40mLを加え、10秒静置後に、生じた沈殿を、ガラス棒を用いて撹拌して懸濁液とした。レーザー回折散乱式粒度分布測定装置(セイシン企業製、LMS−2000e)により、緩下用錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)を測定した。
カテーテル用シリンジ(ニプロ製、経腸栄養注入セットシリンジDS20mLカテーテルイエロー)の押子を抜き取り、外筒内に錠剤を6錠入れ、押子を戻し、55℃の温湯20mLを吸い取り、筒先に蓋をして5分間自然放置した。5分後にシリンジを手で90度15往復横転し、懸濁液を得た。該カテーテル用シリンジと太さ3Fr、長さ40cmの経管栄養チューブ(アトムメディカル製、アトム栄養カテーテルT)とを連結し、該懸濁液及び洗浄用のイオン交換水20mLを注入し、チューブ通過性を確認した。試験は3回行い、それぞれ、チューブが閉塞しなかった場合は○、閉塞した場合は×で評価した。
表1の処方に従い、下記の製造法にて緩下用錠剤を製造した。なお、表1〜6中、「内部添加剤」は顆粒物の作製時に使用した試剤を意味し、「外部添加剤」は一旦得られた顆粒物に更に配合した試剤を意味する。表1〜6において、mgの表示は、酸化マグネシウムを100.0mgとしたときの各成分の相対量を示す。
表1の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。実施例1において、クロスカルメロースナトリウムの添加量を52.5g、不溶性ポリビニルピロリドン1の添加量を18gに変更した以外は同様にして製造し、1錠当たり重量120mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表7に示す。
表1の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。実施例1において、クロスカルメロースナトリウムの添加量を43.5g、不溶性ポリビニルピロリドン1の添加量を27gに変更した以外は同様にして製造し、1錠当たり重量120mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表7に示す。
表2の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。実施例1において、クロスカルメロースナトリウムの添加量を35.25g、不溶性ポリビニルピロリドン1の添加量を35.25gに変更した以外は同様にして製造し、1錠当たり重量120mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表8に示す。
表2の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。実施例1において、クロスカルメロースナトリウムの添加量を27g、不溶性ポリビニルピロリドン1の添加量を43.5gに変更した以外は同様にして製造し、1錠当たり重量120mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表8に示す。
表2の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。実施例1において、クロスカルメロースナトリウムの添加量を18g、不溶性ポリビニルピロリドン1の添加量を52.5gに変更した以外は同様にして製造し、1錠当たり重量120mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表8に示す。
表3の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。実施例1において、クロスカルメロースナトリウムの添加量を12g、不溶性ポリビニルピロリドン1の添加量を58.5gに変更した以外は同様にして製造し、1錠当たり重量120mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表9に示す。
表3の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。体積基準50%粒子径(D50)が6.5μmの酸化マグネシウム:1500g、結晶セルロース:168g及びレーザー回折法による体積基準50%粒子径(D50)が5.4μmの不溶性ポリビニルピロリドン1:27gを混合後、ロール成形型乾式造粒機にてロール圧力5MPaで造粒した。造粒物をオシレーター式粉砕機にて粉砕し、顆粒物を作製した。得られた顆粒物1539.4gに対して、クロスカルメロースナトリウム:39.5g、ステアリン酸カルシウム16.3g、結晶セルロース:35.4g、アスパルテーム:1.4g及びアセスルファムカリウム:2.7gを加え、コンテナ型混合機にて混合し、製錠顆粒とした。得られた製錠顆粒を実施例1と同様の条件で製錠し、1錠当たり重量120mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表9に示す。
体積基準50%粒子径(D50)が6.5μmの酸化マグネシウム:3000g、結晶セルロース:336g、クロスカルメロースナトリウム:87g、レーザー回折法による体積基準50%粒子径(D50)が5.4μmの不溶性ポリビニルピロリドン1:54gを混合後、ロール成形型乾式造粒機にてロール圧力5MPaで造粒した。造粒物をオシレーター式粉砕機にて粉砕し、顆粒物を作製した。得られた顆粒物3081.4gに対してステアリン酸カルシウム:31.9g、結晶セルロース:69.1g、アスパルテーム:2.7g及びアセスルファムカリウム:5.3gを加え、コンテナ型混合機にて混合し、製錠顆粒とした。得られた製錠顆粒を直径7.5mm、11R杵を2本装着したロータリー型打錠機にて、打錠圧7kNで製錠し、1錠当たり重量240mg、直径7.5mm、厚み4.2mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表9に示す。
表4の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。実施例1において、クロスカルメロースナトリウムの添加量を70.5gに変更し、不溶性ポリビニルピロリドン1を添加しなかった以外は同様にして製造し、1錠当たり重量120mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表10に示す。
表4の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。実施例1において、クロスカルメロースナトリウムの添加量を64.5g、不溶性ポリビニルピロリドン1の添加量を6gに変更した以外は同様にして製造し、1錠当たり重量120mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表10に示す。
表4の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。実施例1において、クロスカルメロースナトリウムの添加量を6g、不溶性ポリビニルピロリドン1の添加量を64.5gに変更した以外は同様にして製造し、1錠当たり重量120mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表10に示す。
表4の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。実施例1において、クロスカルメロースナトリウムを添加せず、不溶性ポリビニルピロリドン1の添加量を70.5gに変更した以外は同様にして製造し、1錠当たり重量120mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表10に示す。
表5の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。実施例1において、不溶性ポリビニルピロリドン1に代えてレーザー回折法による体積基準50%粒子径(D50)が118μmの不溶性ポリビニルピロリドン2を使用した以外は同様にして製造し、1錠当たり重量120mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表11に示す。
表5の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。実施例1において、不溶性ポリビニルピロリドン1に代えてレーザー回折法による体積基準50%粒子径(D50)が29μmの不溶性ポリビニルピロリドン3を使用した以外は同様にして製造し、1錠当たり重量120mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表11に示す。
表5の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。実施例1において、不溶性ポリビニルピロリドン1に代えてレーザー回折法による体積基準50%粒子径(D50)が17μmの不溶性ポリビニルピロリドン4を使用した以外は同様にして製造し、1錠当たり重量120mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表11に示す。
表6の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。体積基準50%粒子径(D50)が6.5μmの酸化マグネシウム:1500g及び結晶セルロース:168gを混合後、ロール成形型乾式造粒機にてロール圧力5MPaで造粒した。造粒物をオシレーター式粉砕機にて粉砕し、顆粒物を作製した。得られた顆粒物1438.5gに対して、クロスカルメロースナトリウム:37.5g、レーザー回折法による体積基準50%粒子径(D50)が5.4μmの不溶性ポリビニルピロリドン1:23.3g、ステアリン酸カルシウム:15.5g、結晶セルロース:33.6g、アスパルテーム:1.3g及びアセスルファムカリウム:2.6gを加え、コンテナ型混合機にて混合し、製錠顆粒とした。得られた製錠顆粒を実施例1と同様の条件で製錠し、1錠当たり重量120mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表12に示す。
表6の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。体積基準50%粒子径(D50)が6.5μmの酸化マグネシウム:1500g、結晶セルロース:168g及びクロスカルメロースナトリウム:43.5gを混合後、ロール成形型乾式造粒機にてロール圧力5MPaで造粒した。造粒物をオシレーター式粉砕機にて粉砕し、顆粒物を作製した。得られた顆粒物1573gに対して、レーザー回折法による体積基準50%粒子径(D50)が5.4μmの不溶性ポリビニルピロリドン1:24.8g、ステアリン酸カルシウム16.5g、結晶セルロース:35.8g、アスパルテーム:1.4g及びアセスルファムカリウム:2.8gを加え、コンテナ型混合機にて混合し、製錠顆粒とした。得られた製錠顆粒を実施例1と同様の条件で製錠し、1錠当たり重量120mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表12に示す。
表6の処方に従い、緩下用錠剤を製造した。体積基準50%粒子径(D50)が6.5μmの酸化マグネシウム:1500g、結晶セルロース:103.5g、クロスカルメロースナトリウム:49.5g及びトウモロコシデンプン:33gを混合後、ロール成形型乾式造粒機にてロール圧力5MPaで造粒した。造粒物をオシレーター式粉砕機にて粉砕し、顆粒物を作製した。得られた顆粒物1543.2gに対して、ステアリン酸カルシウム:17gを加え、混合し、製錠顆粒とした。得られた製錠顆粒を実施例1と同様の条件で製錠し、1錠当たり重量113.6mg、直径6mm、厚み3.4mmの酸化マグネシウム錠剤を得た。得られた酸化マグネシウム錠剤の水懸濁後の体積基準50%粒子径(D50)、体積基準90%粒子径(D90)、崩壊時間、チューブ通過性試験の結果を表12に示す。なお、比較例10の製剤処方は特許文献3の実施例1、処方例1の各試剤の割合に基づいている。
Claims (11)
- 酸化マグネシウムを主成分とする緩下用錠剤であって、
(1)該錠剤を水に懸濁した際に生じる粒子が、レーザー回折法により体積基準50%粒子径(D50)70μm以下であり、
(2)該錠剤を水に懸濁した際に生じる粒子が、レーザー回折法により体積基準90%粒子径(D90)130μm以下であり、かつ
(3)該錠剤は、日本薬局方一般試験法崩壊試験法における水懸濁時の崩壊時間が10秒以下である、錠剤。 - 錠剤が、崩壊剤1及び崩壊剤2を含み、崩壊剤1として、クロスカルメロースナトリウム0.5〜3.5重量%、及び崩壊剤2として、不溶性ポリビニルピロリドン0.5〜3.5重量%を含み、クロスカルメロースナトリウムと不溶性ポリビニルピロリドンの重量比が0.1〜5:1である請求項1に記載の錠剤。
- 崩壊剤2としての不溶性ポリビニルピロリドンは、レーザー回折法により測定した体積基準50%粒子径(D50)が15μm以下である請求項1または2に記載の錠剤。
- 錠剤が、酸化マグネシウムを80〜96重量%含有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の錠剤。
- 酸化マグネシウムを一錠あたり50〜250mg含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の錠剤。
- 小児用である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の錠剤。
- 小児の経管投与に用いる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の錠剤。
- (1)レーザー回折法により測定した体積基準50%粒子径(D50)が0.5〜10μmの酸化マグネシウム、結合剤としての結晶セルロース、崩壊剤1としてのクロスカロメロースナトリウム、及び崩壊剤2としての不溶性ポリビニルピロリドンを混合後、乾式造粒して酸化マグネシウム顆粒を作製する工程、
(2)次いで得られた酸化マグネシウム顆粒に、結合剤としての結晶セルロース及び滑沢剤を配合する工程、及び
(3)得られた顆粒を打錠する工程
を含む酸化マグネシウムを主成分とする緩下用錠剤の製造方法。 - (1)レーザー回折法により測定した体積基準50%粒子径(D50)が0.5〜10μmの酸化マグネシウム、結合剤としての結晶セルロース、及び崩壊剤2としての不溶性ポリビニルピロリドンを混合後、乾式造粒して酸化マグネシウム顆粒を作製する工程、
(2)次いで得られた酸化マグネシウム顆粒に、崩壊剤1としてのクロスカロメロースナトリウム、結合剤としての結晶セルロース及び滑沢剤を配合する工程、及び
(3)得られた顆粒を打錠する工程
を含む酸化マグネシウムを主成分とする緩下用錠剤の製造方法。 - 下記の(1A)と(2A)とを含む製錠顆粒の打錠製剤である、請求項1に記載の錠剤;
(1A)レーザー回折法により測定した体積基準50%粒子径(D50)が0.5〜10μmの酸化マグネシウム、結合剤としての結晶セルロース、崩壊剤1としてのクロスカロメロースナトリウム、及び崩壊剤2としての不溶性ポリビニルピロリドンよりなる乾式造粒顆粒、
(2A)前記乾式造粒顆粒と混合された状態で存在する、結合剤としての結晶セルロース及び滑沢剤。 - 下記の(1B)と(2B)とを含む製錠顆粒の打錠製剤である、請求項1に記載の錠剤;
(1B)レーザー回折法により測定した体積基準50%粒子径(D50)が0.5〜10μmの酸化マグネシウム、結合剤としての結晶セルロース、及び崩壊剤2としての不溶性ポリビニルピロリドンよりなる乾式造粒顆粒、
(2B)前記乾式造粒顆粒と混合された状態で存在する、崩壊剤1としてのクロスカロメロースナトリウム、結合剤としての結晶セルロース及び滑沢剤。
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