JPWO2020100942A1 - 尿量測定器および尿量測定方法 - Google Patents

尿量測定器および尿量測定方法 Download PDF

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Abstract

可搬性が高く、患者自身または患者以外の使用者が容易に取り扱いできる尿量測定器を提供すること。被測定者の膀胱近傍の腹部の複数の位置において蓄尿量を測定することにより膀胱内の蓄尿量を測定する尿量測定器であって、複数のチャネルを有し、該複数のチャネルのそれぞれにおいて超音波を発信するとともに超音波エコーを受信するプローブと、前記プローブの前記複数のチャネルのそれぞれにおいて受信した超音波エコーに基づいて蓄尿量を算出すると共に受信したチャネルの情報であるチャネルパターンを測定する測定部と、前記測定部において測定された蓄尿量に基づいて蓄尿量が暫定最大値となる位置である最大値位置における蓄尿量とチャネルパターンとの組合せを特定する最大値位置特定部と、前記測定部において測定された蓄尿量およびチャネルパターンと、最大値位置特定部において特定された前記最大値位置における蓄尿量およびチャネルパターンとに基づいて、前記尿量測定器の位置が前記最大値位置となるように誘導するための通知を行う通知部とを備えた尿量測定器。

Description

本発明は尿量測定器に関し、詳細には超音波を用いた測定により膀胱内の蓄尿量を測定する尿量測定器に関する。
従来から、膀胱に向けて超音波を発信し、その反射波である超音波エコーを受信することにより膀胱の大きさを測定して、膀胱内の蓄尿量を測定する尿量測定器が知られている。一般に超音波を用いて内臓の状態を測定する装置としては、超音波診断装置が知られており、超音波診断装置を尿量測定器として用いることもできる。
超音波診断装置は、測定結果が2次元の画像データとして表示されるため、膀胱の状態を詳細に知ることができるといえる。超音波診断装置は、詳細な状態を知ることができる一方で、画像データをどのように見ればよいかは専門的な知識や技量が必要になるため、医療機関での使用が前提となる。
国際公開第2018/168363号
また、脳や神経、その他の病気のために膀胱内に尿が溜まったことを感じることができない(尿意がない)症状を抱える人々が、尿量測定器を自宅で簡単に使用することができれば、その生活の質を高めることができるといえる。このような背景から、可搬性が高く、患者自身または患者以外の使用者が容易に取り扱いできる尿量測定器が求められている。
このような観点から、データを測定する際に、より簡易に位置決めをすることができる超音波測定器が特許文献1に提案されている。この超音波測定器では、超音波Aモードを用いて一次元情報を取得することにより、プローブの角度を把握しながら蓄尿量を測定することができる。
本発明者らが鋭意検討した結果、超音波Aモードにより測定する場合、その測定位置が尿量測定器の測定精度に大きく影響するので、その適切な測定位置に尿量測定器を誘導することの重要性を見出し、本発明に至った。
本発明は従来の問題に鑑みなされたものであって、本発明の課題は、可搬性が高く、患者自身または患者以外の使用者が容易に取り扱いできる尿量測定器を提供することにある。
上記の課題を解決するために、実施形態に記載された尿量測定器は、被測定者の膀胱近傍の腹部の複数の位置において蓄尿量を測定することにより膀胱内の蓄尿量を測定する尿量測定器であって、複数のチャネルを有し、該複数のチャネルのそれぞれにおいて超音波を発信するとともに超音波エコーを受信するプローブと、前記プローブの前記複数のチャネルのそれぞれにおいて受信した超音波エコーに基づいて蓄尿量を算出すると共に受信したチャネルの情報であるチャネルパターンを測定する測定部と、前記測定部において測定された蓄尿量に基づいて蓄尿量が暫定最大値となる位置である最大値位置における蓄尿量とチャネルパターンとの組合せを特定する最大値位置特定部と、前記測定部において測定された蓄尿量およびチャネルパターンと、最大値位置特定部において特定された前記最大値位置における蓄尿量およびチャネルパターンとに基づいて、前記尿量測定器の位置が前記最大値位置となるように誘導するための通知を行う通知部とを備えたことを特徴とする尿量測定器である。
本実施形態の尿量測定器の外観を示す図である。 尿量測定器1の使用状態例を示す図である。 プローブ10から発信された超音波の進行方向A、B、C、Dを示す図である。 往路スキャンにおいて表示される表示例を示す図である。 復路の測定において表示される表示例を示す図である。 本実施形態の尿量測定器1のブロック図である。 本実施形態の尿量測定器1における処理を示す処理フロー図である。 微調整アルゴリズムを説明するための状態遷移図である。 微調整アルゴリズムを説明するための状態遷移図である。 微調整アルゴリズムを説明するための状態遷移図である。 微調整アルゴリズムを説明するための状態遷移図である。 微調整アルゴリズムを説明するための状態遷移図である。 微調整アルゴリズムを説明するための状態遷移図である。 微調整アルゴリズムを説明するための状態遷移図である。 微調整アルゴリズムを説明するための状態遷移図である。 微調整アルゴリズムを説明するための状態遷移図である。 微調整アルゴリズムを説明するための状態遷移図である。 レベル表示の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本実施形態の尿量測定器の外観を示す図であり、図2は尿量測定器1の使用状態例を示す図である。本実施形態の尿量測定器1は、図1に示すように、複数のプローブチャネル11a、11b、11c、11dを有するプローブ10が本体部20の一端に設けられ、本体部20には、さらにディスプレイ30とボタン40とスピーカ50と通信I/F(インタフェース)60とが設けられて構成されている。なお、説明のために、本明細書では、本体部20のディスプレイ30が設けられている側の面を「表示面」といい、その反対側の面を「裏面」という。この尿量測定器1は、超音波Aモードで測定を行うことができる。
本実施形態の尿量測定器1は、図2に示すように、ユーザ(測定者:被測定者と同一人または測定を行う介助者)によって、表示面が被測定者の顔に向かうように本体部20が把持され、被測定者が仰向けで横たわった状態(仰臥位)で恥骨部分にプローブ10が体の表面から垂直方向に押し当てられる。プローブ10が垂直方向に押し当てられた状態で膀胱の近傍部分を体の正中線に沿って尿量測定器1を往復させることで蓄尿量の測定が行われる。尿量測定器1を恥骨部分から臍方向(図2ではY1方向)に滑らせながら移動させる往路においては、蓄尿量が暫定的に最大値(暫定最大値ともいう)と特定される位置(最大値位置ともいう)のスキャンがなされる。その後、臍方向の逆方向である恥骨方向(図2ではY2方向)に滑らせながら移動させる復路においては、往路で特定した最大値位置に尿量測定器1を誘導し、その位置でさらに複数回の測定を行って詳細な演算により蓄尿量の最大値を決定する。そうすることで、最大値位置に誘導した上で、その定位置で複数回測定した値を演算して蓄尿量値の最大値を精度よく決定することができる。
本実施形態の尿量測定器1では、測定位置によって測定できる蓄尿量が異なることを前提として、その正しい測定位置を特定してその位置で測定を行うことを意図しており、本来測定すべきなのは最大の値を示す蓄尿量である。したがって、被測定者に対して尿量測定器1を移動させて蓄尿量を測定し、その測定した値が暫定最大値となる位置を正しい測定位置として特定して、その特定した位置で改めて測定を行うことができる。すなわち、最適位置を探りながら測定位置を見つけるのではなく、全体をスキャンして最適位置を特定してその位置に導くことにより高精度の測定をすることができる。これにより、本実施形態の尿量測定器では、正しい測定位置で測定を行うことができ、専門的な知識がなくても正確な蓄尿量値の測定が可能であり、患者自身または患者以外の使用者が容易に取り扱いできる。
なお、暫定最大値は、復路における蓄尿量の最大値の詳細な演算により更新されることがある。
プローブ10は、複数のプローブチャネル11a、11b、11c、11dごとに、超音波の送受信を行なって、受信した超音波エコーに応じた受信信号を本体部20に供給する。すなわち、それぞれのプローブチャネル11a、11b、11c、11dが超音波を発信し、かつそれぞれのプローブチャネル11a、11b、11c、11dが反射波である超音波エコーを受信する。複数のプローブチャネル11a、11b、11c、11dについては、臍側から第1のチャネル11a、第2のチャネル11b、第3のチャネル11c、第4のチャネル11dとして説明する。
ここで、膀胱は、骨盤内にあるので、その解剖構造に基づいて特徴的な拡張をする。膀胱底部は骨盤底部の組織に密着して動きが束縛されており、尿の蓄積に伴う膀胱拡張は、比較的可動性のある小腸を押し退けながら、主として図2のY1方向に拡がっていくものであることがMRI測定により確認されている。本発明における尿量測定器1では、この拡張方向に沿って4つのプローブチャネル11a、11b、11c、11dが一定間隔に配列されている。
図3はプローブ10から発信された超音波の進行方向A、B、C、Dを示す図である。図3に示すように、本実施形態の尿量測定器1では、プローブ10から発信される超音波の一部の進行方向は傾いている。ディスプレイ30から離れるに従いその傾き角度が大きくなる。具体的には、ディスプレイ30に近い第1のチャネル11aから発信された超音波の進行方向Aは、プローブ10の端面10aに対して垂直であるが、第2のチャネル11b、第3のチャネル11cから発信された超音波の進行方向B、Cは図3に示すように表示面に対する角度が徐々に大きくなり、表示面から一番遠い第4のチャネル11dから発信された超音波の進行方向Dが表示面に対する角度が最も大きくなる。このように超音波の進行方向が傾いているのは、恥骨の裏側にある膀胱の壁を正確にとらえるためである。これにより、球面状の膀胱の底面に対して垂直に超音波が入射することによって膀胱の壁を正確にとらえることができる。
ディスプレイ30は、往路において膀胱の全体像のスキャン(往路スキャン)が完了するまでは、スキャンの進行状況、すなわち、あとどのくらいスキャンする必要があるかを示す表示や、復路において最大値位置に誘導させるための表示を行う。往路スキャンは、膀胱の全体像をスキャンし、その結果、最大値位置を特定するものであり、その進行状況としては、例えば、(第1段階)膀胱の端をとらえた段階、(第2段階)膀胱の端をとらえてから測定した蓄尿量が増加している段階、(第3段階)蓄尿量の最大値を検出した段階、(第4段階)測定した蓄尿量が最大値の6割であることを検出した段階、(第5段階)測定した蓄尿量が最大値の4割であることを検出した段階などの5つの段階で進行状況を定義することができる。第3段階において蓄尿量の最大値を検出するのは、実際には、最大値位置を少し通過した時である。すなわち、蓄尿量が最大であることは測定値が増加から減少に転じ、過去の測定値の例えば8割となる測定値を検出した時にその過去の測定値が最大値であることが判断できる。なお、進行状況は、蓄尿量の最大値を検出した位置をユーザに知らせるためのものであり、その段階も5段階に限定されず、各段階の意味する内容も適宜定義することができる。蓄尿量の最大値の検出は修正されることもあり、修正される場合に第3段階から再び第2段階に戻ったりすることもある。例えば、測定値が増加から減少に転じ、過去の測定値の8割となる測定値を一旦検出したが、再び測定値が増加に転じ、最大と判断された測定値を超えたような場合は、修正がなされる。
ここでディスプレイ30における表示について説明する。図4は往路スキャンにおいて表示される表示例を示す図であり、図5は復路の測定において表示される表示例を示す図である。図4において、(a)は上記第1段階であることを示し、(b)は上記第2段階であることを示し、(c)は上記第3段階であることを示し、(d)は上記第4段階であることを示し、(e)は上記第5段階であることを示している。図5において、(a)は現在の測定位置が最大値位置であることを示し、(b)は現在の測定位置が最大値位置から臍方向にずれていることを示し、(c)は現在の測定位置が最大値位置から恥骨方向にずれていることを示している。
ディスプレイ30は、往路においては、例えば図4に示すように、5つの異なる表示のいずれかを表示することにより、往路スキャンが進行状況のどの段階であるのかをユーザに示すことができる。ディスプレイ30は、復路においては、例えば図5に示すように、3つの異なる表示のいずれかを表示することにより、現在の測定位置が臍側と恥骨側のどちら方向にずれているのかをユーザに示すことができる。図5では矢印によって示される測定位置が、最大値位置よりも臍側にずれている(図5(b))か最大値位置よりも恥骨側にずれている(図5(c))かを示すのみであるが、矢印の位置が図5(b)よりもさらに中心から臍側により離れた態様と、図5(c)よりも恥骨側により離れた態様との2つ以上の態様を追加するなどして、現在の測定位置をより詳細に示してもよい。
図1において、ボタン40は、尿量測定器1の電源をON/OFFしたり、尿量測定器1による測定を開始することを入力するためのボタンである。スピーカ50は、各種音声による通知を行う。
通信I/F(インタフェース)60は、必要に応じて、パソコンや携帯型端末と通信するためのインタフェースであり、例えば、USBポートや無線ポートを採用することができる。この通信I/F(インタフェース)60を介して、第2の記憶手段に記憶されている測定データをこれらの機器に送信することができる。
図6は、本実施形態の尿量測定器1のブロック図である。図6に示すように、尿量測定器1は、プローブ10と、ディスプレイ30と、ボタン40と、スピーカ50と、通信I/F60と、これらに接続された制御部100とを備えて構成されている。
制御部100は、超音波制御部110と、A/D変換部120と、演算部130と、記憶部140と、表示処理部150と、音声処理部160と、通信処理部170と、入力制御手部180とを、を備えている。演算部130は、測定部131と判定部135とを有しており、測定部131は、蓄尿量算出部132とチャネルパターン取得部133とを有し、判定部135は、スキャン判定部136と最大値判定部137と蓄尿量レベル判定部138とを有する。なお、本実施形態では、「スキャン判定部136」が、測定部131において測定された蓄尿量に基づいて蓄尿量が暫定最大値となる位置である最大値位置における蓄尿量とチャネルパターンとの組合せを特定する最大値位置特定部の機能を実行する。
A/D変換部120と、演算部130と、記憶部140と、表示処理部150と、音声処理部160と、通信処理部170とは、CPUで構成することができる。超音波制御部110は超音波制御回路で構成することができるし、CPUで構成することもできる。
超音波制御部110は、プローブ10を制御して超音波を発信するとともに、その超音波エコーを受信する。受信した超音波エコーは、チャネルごとにA/D変換部120を介して演算部130に送られる。
演算部130に送られたチャネルごとに受信した超音波エコーに基づいて、測定部131において、蓄尿量が算出されるともに、どのチャネルで検出がされたのかを特定する。蓄尿量算出部132は、受信した超音波エコーから膀胱の奥行を推定し、推定した膀胱の奥行に基づいて蓄尿量を算出する。具体的には、i番目のチャネルにて受信した波形のうち、後壁からの超音波エコーのピーク強度をPi、前壁及び後壁からの超音波エコーの強度のピーク間距離をDiとすると、膀胱内の蓄尿量EUは、以下の式(1)、(2)に基づいて算出することができる。
PD=ΣPi×Di・・・(1)
EU=PD×R・・・・・(2)
ここで、Pi、Diのiは複数のチャネル11a〜11dに付された番号を意味しており、ここでは1から4までの整数となっている。また、PDは、各チャネル11a〜11dで受信される超音波エコーの強度Piとピーク間の距離Diとの積をi=1〜4につき加算することにより得られる平均指標値、EUは算出される蓄尿量、Rは解剖構造に基づく個人差や測定中の姿勢に対応して定められる係数を示す。したがって、この平均指標値PD及び蓄尿量EUは、複数のチャネル11a〜11dで超音波の送受信をする毎に算出される。
チャネルパターン取得部133は、蓄尿量算出部132で算出された蓄尿量がどのチャネルパターンで受信した超音波エコーであるのかの情報を取得する。チャネルパターンとは、プローブ10の複数のプローブチャネル11a、11b、11c、11dのうちでどのチャネルで超音波エコーを受信したのかを示す情報である。具体的には、例えば、臍に一番近いチャネルである第1のチャネル11aのみで受信した場合に、第1のチャネル11aであるという情報であり、恥骨に一番近いチャネルとその隣のチャネルである第4のチャネルおよび第3のチャネルで受信した場合に、第4のチャネルおよび第3のチャネルであるという情報である。
測定部131は、測定ごとに算出された蓄尿量とその蓄尿量を測定したときのチャネルパターンとを紐づけて測定データとして判定部135に渡すと共に記憶部140に記憶する。
ここで本実施形態の尿量測定器1では、往路スキャンおよび復路の測定はユーザが尿量測定器1を移動させることによって行うために、尿量測定器1自体では測定位置の制御をすることができない。したがって、スキャン判定部136は、測定部131で測定された蓄尿量とそのときの超音波エコーを受信したチャネルの情報(チャネルパターン)とにより尿量測定器1が測定している位置(測定位置)を判断している。具体的には、スキャン判定部136が、図2のY1方向に尿量測定器1を移動させながら行われる往路スキャンにおいて取得した測定データ(蓄尿量とチャネルパターン)を一時的に測定データとして記憶部140に記憶しておくことによって、Y1方向の各位置の測定データが記憶されることになる。スキャン判定部136は特に、最大値位置と特定された位置(最大値位置の前後の位置を含む)において取得した測定データを記憶部140に記憶しておく。復路において、最大値判定部137は、この記憶された測定データに基づいて尿量測定器1の位置と最大値位置との相対位置を判断することができる。
スキャン判定部136は、往路スキャンにおいて進行状況がどの段階にあるかと、往路スキャンが完了したことを判定する。往路スキャンにおいては、図4に示すように最大値位置の蓄尿量を基準として進行状況を複数の段階に分けている。例えば、増加傾向にあった蓄尿量が減少に転じた場合に、最大値となった位置を最大値位置とすることができ、第3段階とすることができる。しかしながら、ノイズなどの影響で最大値でない位置でこのようなことが起こることがあり、いったん減少に転じた後に再び増加に転じることがあり、その場合は、第3段階から第2段階に戻ることがある。
往路スキャンにおいては、例えば、検出した最大値位置における蓄尿量の4割の蓄尿量であるという測定が、最大値位置を検出した後において所定回数連続して発生した場合(すなわち、図4で説明した例では第5段階となったと判断した場合)に、往路スキャンの完了と判定することができる。
スキャン判定部136は、往路スキャンの進行状況の変化や往路スキャンが完了したことを判定すると、その旨をユーザに知らせるために、表示処理部150や音声処理部160によりその旨の表示や通知を行う。
最大値判定部137は、復路の測定位置と最大値位置との相対関係の変化や復路での測定が完了したことを判定すると、その旨をユーザに知らせるために、表示処理部150や音声処理部160によりその旨の表示や通知を行う。本実施形態の尿量測定器1自体では測定位置の制御をすることができないので、最大値位置は、暫定最大値であると判定された蓄尿量とそれに紐づけられたチャネルパターンで特定する。最大値判定部137は、復路の測定において測定部131でその都度測定された測定データと、記憶部140に記憶された最大値位置の測定データとを元に、復路の測定位置と最大値位置との相対関係の変化を判定することができる。
最大値判定部137は、最大値位置において測定された複数回の測定データから蓄尿量の最大値を演算して、蓄尿量を特定する。例えば、最大値位置で複数回測定し、最大値付近で複数の測定値を取り、その平均値を最大値とする。所定の基準を満たしている蓄尿量の最大値を蓄尿量の正確な値として特定し、復路の測定が完了したと判定することができる。蓄尿量が所定の基準を満たしていると判断するのは、例えば、最大値位置における複数回の測定により、最大値付近で複数の測定値が得られ、蓄尿量の正確な値が決定した場合である。
最大値判定部137は、蓄尿量の最大値の正確な値が測定できたと判定すると、蓄尿量レベル判定部138に蓄尿量の値を渡す。
蓄尿量レベル判定部138は、記憶部140の予め記憶された蓄尿量レベルと蓄尿量の最大値との対応付けしたテーブルを用いて、最大値判定部137から渡された蓄尿量の最大値の蓄尿量レベルを判定する。蓄尿量レベル判定部138は、判定した蓄尿量レベルを表示処理部150によりディスプレイ30に表示させる。蓄尿量レベル判定部138は、音声処理部160でスピーカ50によって判定した蓄尿量レベルを通知させてもよい。ユーザは通知された蓄尿量レベルにより排尿するかどうかを判断することができる。
記憶部140は、測定部131において測定された最大値位置付近の蓄尿量とチャネルパターン(測定データ)とを各測定ごとに互いに紐づけて記憶する。また、蓄尿量レベルと蓄尿量の最大値との対応付けしたテーブルも記憶している。
表示処理部150は、演算部130において演算された結果に基づいて表示する表示内容を生成してディスプレイ30に表示する。
音声処理部160は、演算部130において演算された結果に基づいて音声通知する通知内容を生成してスピーカ50で通知する。
通信処理部170は、有線または無線のネットワークを経由して外部機器と通信するデータを通信I/F60を介して入出力する。例えば、図示しない第2の記憶手段に測定した蓄尿量レベルをその測定の日時と紐づけて記憶しておき、通信処理部170は、この記憶されたデータを通信I/F60を介して入出力することにより、パソコンやスマホなどの外部機器のアプリ(ソフトウェア)で測定データを用いて排尿管理をすることができる。なお、第2の記憶手段は、flashメモリ、EEPROMなどにより構成することもできる。
次に、本実施形態の尿量測定器1を用いた測定について説明する。まず、ユーザは、本実施形態の尿量測定器1の表示面が臍に向かうように本体部20を把持し、仰向けに横たわった状態でプローブ10を恥骨部分の体の表面から垂直方向に押し当てる。ユーザがボタン40を押下すると、測定処理が開始される。測定処理では、ユーザが体の正中線に沿って恥骨から臍に向かう方向に尿量測定器1を移動させるときに往路スキャンがなされ、往路スキャンとは逆方向に向かって尿量測定器1を移動させるときに復路の測定がなされる。往路スキャンにより、時系列の測定データを取得するとともにどの測定データが最大値位置に対応しているのかを特定する。本実施形態の尿量測定器1では、さらに、復路の測定において測定位置の微調整を可能とする微調整アルゴリズムによりユーザによる微調整を可能とし、これにより専門的な知識が無くても精度の高い測定を容易に行えるようにしている。
本実施形態の尿量測定器1では、往路スキャンの開始に先立って、ユーザに対し、尿量測定器1を恥骨から臍に向かう方向に尿量測定器1を移動させる旨の通知を行う。例えば、スキャン判定部136がスピーカ50やディスプレイ30により通知することができる。
[往路スキャン]
図7は本実施形態の尿量測定器1における処理を示す処理フロー図である。往路スキャンが開始すると、測定部131によって測定データの取得がなされる(S1)。具体的には、蓄尿量算出部132が蓄尿量を算出し、チャネルパターン取得部133が蓄尿量の検出に使用されたプローブ10のチャネルパターンを取得する。蓄尿量とチャネルパターンとは互いに紐づけられて記憶部140に記憶されるとともに判定部135に渡される。
往路スキャンは、最大値位置(その時の尿量およびチャネルパターンの組合せ)を特定するためのスキャン処理であり、その進行状況に応じて、ディスプレイ30には、図4のいずれかの表示がなされる。具体的には、スキャン開始して膀胱の端をとらえたときには図4(a)が表示され、その後順調に進行状況が進めば図4(b)、図4(c)、図4(d)、図4(e)が表示されることになる。
判定部135のスキャン判定部136は、今回の測定が往路スキャンのどの段階にあるかに基づいて進行状況の変化があるか否かを判定する(S2)。S2において、スキャン判定部136は、例えば、測定部131においてその都度測定された蓄尿量と記憶部140に記憶されているその都度より前(直前およびその前の所定数回)に測定された蓄尿量とを用いて値を比較して、上述した第1の段階から第5の段階のうちのどの段階にあるのかを判定し、段階が変化したか否かを判定する。
スキャン判定部136は、進行状況の変化があると判定した場合(S2:Yes)は、表示処理部150によりディスプレイ30における表示を切り替えさせる(S3)。具体的には、図4(a)から(e)の表示のいずれかに切り替えさせる。S2またはS3の後、スキャン判定部136は、さらに、往路スキャンが完了したか否かを判定する(S4)。
スキャン判定部136は、進行状況の変化がないと判定した場合(S2:No)および往路スキャンが完了していない場合(S4:No)は、再び測定部131による測定(S1)に戻る。
往路スキャンが完了した場合(S4:Yes)は、スキャン判定部136は、復路の測定に切り替える旨の通知をする(S5)。復路の測定に切り替える旨の通知は、例えば「スキャン方向を切り換えてください」などの音声アナウンスを音声処理部160により生成してスピーカ50により通知させたり、ディスプレイ30の表示を図4に示す往路スキャンの表示から図5に示す復路の測定の表示に切り替えるように、表示処理部150が表示内容を生成してディスプレイ30に表示する。
[復路の測定]
復路の測定は、臍付近から始まって往路スキャンで特定された最大値位置に戻すための処理を行うための測定、及び蓄尿量の最大値を測定する処理である。尿量測定器1を最大値位置に戻すため、その都度の測定位置と最大値位置との相対関係に応じて、ディスプレイ30には、図5のいずれかの表示がなされる。具体的には、復路の測定開始時にはその測定位置は臍付近であるので図5(b)が表示され、その後測定位置が恥骨方向に進んで最大値位置にちょうど合えば図5(a)が表示され、行き過ぎると図5(c)が表示されることになる。
図7のS5の後、測定部131は、往路スキャンと同様に、測定データの取得を行ない(S6)、測定データを記憶部140に記憶すると共に判定部135に渡す。
判定部135の最大値判定部137は、測定データを受け取ると、その都度の測定データが最大値位置の測定データと一致しているかおよびズレがあるか否かに基づいて、その都度の測定位置と最大値位置との相対関係に変化があるのか否かを判定する(S7)。
最大値判定部137は、相対関係に変化があった場合(S7:Yes)は、通知を切り替える処理を実行する指示を行う(S8)。通知を切り替える処理は、ディスプレイ30の表示を図5の(a)から(c)のうちで変化した相対関係を表す表示に切り替えるように表示処理部150は表示を生成し、必要に応じて音声処理部160はスピーカ50による音声通知を切り替えることによって実行する。例えば、その都度の測定位置が最大値位置よりも臍側であった状態から最大値位置と一致した状態に変化した場合は、図5(b)から図5(a)に表示が切り替わる。このとき、スピーカ50により移動を止める旨の指示のアナウンスがなされる。ユーザはこの指示にしたがって、正しい最大値位置において測定を行うべく、尿量測定器1を固定することができる。
相対関係の変化を判定し(S7)、必要な通知の切り替えがなされた後(S8)、最大値判定部137は、その都度の測定位置が最大値位置と一致すると判定されたか否かに基づいて、最大値の演算をするか否かを判定する(S9)。その都度の測定位置が最大値位置と一致すると判定された場合に、最大値の演算をすると判定し(S9:Yes)、最大値の演算を実行する(S10)。最大値の演算は、その最大値位置において測定部131による測定を複数回繰り返し、1回の蓄尿量レベルの判定に用いる蓄尿量の最大値を特定する処理である。1つの蓄尿量に対して複数回の測定を行うことによって得られた測定値から蓄尿量を特定することで、より正確な蓄尿量を求めることができるといえる。
最大値判定部137は、最大値の演算をすると、最大値の演算が完了した(復路の測定が完了した)か否かを判定する(S11)。例えば、S10の処理において最大値の演算として、最大値付近で複数の測定値を取り、その平均値を最大値とする処理を行う。S11の処理では、その最大値を正確な蓄尿量として特定し、最大値の演算が完了したと判定する。
最大値判定部137は、最大値の演算が完了したと判定された場合(S11:Yes)に、特定した蓄尿量を蓄尿量レベル判定部138に渡し、蓄尿量レベル判定部138は、受け取った蓄尿量がどの蓄尿量レベルに該当するかを判定し、判定した蓄尿量レベルをディスプレイ30に表示させる(S12)。
図18は蓄尿量レベルの表示の例を示す図である。蓄尿量レベル判定部138が蓄尿量レベルを判定すると、表示処理部150は判定した蓄尿量レベルの表示を生成しディスプレイ30に例えば図18に示すようなレベル表示を表示させる(S12)。蓄尿量のレベルは、例えば4つのレベルで示すことができる。図18では第3のレベル、すなわち、膀胱許容量の半分以上であるが、限界ではないことを示している。
[微調整アルゴリズム]
図8から図17は復路の測定における微調整アルゴリズムを説明するための状態遷移図である。微調整アルゴリズムは、復路の測定において現在の測定位置と最大値位置との相対関係が変化したと判断された場合(図7のS7においてYes)に、S8でどのように通知を切り替えるのかのアルゴリズムである。それぞれの図には、尿量測定器1から発信された超音波と恥骨Tおよび膀胱Sとの関係と、チャネルパターン(図示上から第1のチャネル、第2のチャネル、第3のチャネル、第4のチャネルが示されている。)と、ディスプレイ30における表示状態とが尿量測定器1の移動に伴って遷移することが示されている。復路の測定は、最大値位置におけるチャネルパターンによって処理が異なる。最大値位置における反応センサが4つのチャネルのうちのいずれか1つのチャネルであるチャネルパターン(図8〜11)と、最大値位置における反応センサが4つのチャネルのうちのいずれか2つのチャネルであるチャネルパターン(図12〜14)と、最大値位置における反応センサが4つのチャネルのうちのいずれか3つのチャネルであるチャネルパターン(図15、16)と、最大値位置における反応センサが4つのチャネル全部であるチャネルパターン(図17)とのいずれかである。
(最大値位置において第4のチャネルのみが反応する場合)
この場合、図8(a)に示す状態が最大値位置にあるときのものである。この状態では、プローブ10の第4のチャネルから発信された超音波のみが膀胱に入射し、チャネルパターンは第4のチャネルのみが受信状態にある。この最大値位置は、往路の測定において推定されたものであり、このチャネルパターンに合わせるように尿量測定器1を誘導する。ディスプレイ30における表示は、復路の測定において表示されるものであり、最大値位置であることを示す図5(a)が表示されることになる。
第1に、復路の測定が開始されて、尿量測定器1が臍付近にあり、まだ膀胱をとらえていない場合は、図8(b)に示す状態となる。
第2に、尿量測定器1を下げていって(恥骨側に移動させて)プローブチャネル11dの超音波のみ膀胱に当たった場合に、図8(a)に示す状態となる。この状態は、最大値位置とチャネルパターンが一致しているため、ディスプレイ30には図5(a)に示す表示がなされる。ユーザはこの表示を確認することにより、現在の測定位置が最大値位置であることを判断することができるので、ここで動きを止めることができる。
本来は、ここでユーザは尿量測定器1の移動を止めるべきだが、説明の為に更に尿量測定器1を下(恥骨側)に移動させてしまったことを想定して以下に説明する。
第3に、尿量測定器1を最大値位置から更に恥骨側に移動させてしまってプローブチャネル11dから発信した超音波は恥骨に当たり、プローブチャネル11cから発信した超音波のみ膀胱に当たった場合は、図8(c)に示す状態となる。
第4に、尿量測定器1を最大値位置から更に恥骨側に移動させてしまってプローブチャネル11d、11cから発信した超音波は恥骨に当たり、プローブチャネル11bから発信した超音波のみ膀胱に当たった場合は、図8(d)に示す状態となる。
第5に、尿量測定器1を最大値位置から更に恥骨側に移動させてしまってプローブチャネル11d、11c、11bから発信した超音波は恥骨に当たり、プローブチャネル11aから発信した超音波のみ膀胱に当たった場合は、図8(e)に示す状態となる。
さらに、ユーザが第5の状態(図8(d)の状態)から尿量測定器1を臍側に移動させた場合について説明する。
第6に、尿量測定器1を第5の状態から少し臍側に移動させて、プローブチャネル11d、11cから発信した超音波は恥骨に当たり、プローブチャネル11bから発信した超音波のみ膀胱に当たった場合は、図8(d)に示す状態となる。つまり、上記第4と同じ状態となる。
第7に、尿量測定器1を更に少し臍側に移動させて、プローブチャネル11dから発信した超音波は恥骨に当たり、プローブチャネル11cから発信した超音波のみ膀胱に当たった場合は、図8(c)に示す状態となる。つまり、上記第3と同じ状態となる。
第8に、尿量測定器1を更に更に臍側に移動させて、プローブチャネル11dから発信した超音波のみ膀胱に当たった場合は、図8(a)に示す状態となる。つまり、上記第2と同じ状態となる。この位置は最大値位置なので、尿量測定器1をそこに止めて正確な尿量値を測定することができる。
最大値判定部137は、往路において、最大値位置となる蓄尿量とチャネルパターンの組み合わせを基準として最大値位置に近づくように誘導する。誘導はスピーカ50やディスプレイ30における通知によって行うことができる。
図8(b)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも臍側にずれているので、恥骨側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(b)が表示されることとなる。
図8(c)、(d)、(e)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも恥骨側にずれているので、臍側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(c)が表示されることとなる。
(最大値位置において第3のチャネルのみが反応する場合)
この場合、図9(a)に示す状態が最大値位置にあるときのものである。この状態では、プローブ10の第3のチャネルから発信された超音波のみが膀胱に入射し、チャネルパターンは第3のチャネルのみが受信状態にある。ディスプレイ30における表示は、最大値位置であることを示す図5(a)が表示されることになる。
最大値位置におけるチャネルパターンが図9(a)に示すチャネルパターンである場合は、復路の測定は、臍付近から開始して、図9(b)に示す状態であり、尿量測定器1を恥骨側に近づけていくと、図9(c)に示す状態となり、測定位置が最大値位置と一致すると、図9(a)に示す状態となる。
一旦、最大値位置に到達しチャネルパターンが図9(a)に示す状態となった後に、尿量測定器1を更に恥骨側に近づけていくと、図9(d)に示す状態となり、さらに図9(e)に示す状態となる。図9(d)、図9(e)に示す状態となった場合は、最大値判定部137は、尿量測定器1を臍側に移動させるように、ユーザに通知することができる。
最大値判定部137は、往路において、最大値位置となる蓄尿量とチャネルパターンの組み合わせを基準として最大値位置に近づくように誘導する。誘導はスピーカ50やディスプレイ30における通知によって行うことができる。
図9(b)、(c)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも臍側にずれているので、恥骨側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(b)が表示されることとなる。
図9(d)、(e)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも恥骨側にずれているので、臍側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(c)が表示されることとなる。
(最大値位置において第2のチャネルのみが反応する場合)
この場合、図10(a)に示す状態が最大値位置にあるときのものである。この状態では、プローブ10の第2のチャネルから発信された超音波のみが膀胱に入射し、チャネルパターンは第2のチャネルのみが受信状態にある。ディスプレイ30における表示は、最大値位置であることを示す図5(a)が表示されることになる。
最大値位置におけるチャネルパターンが図10(a)に示すチャネルパターンである場合は、復路の測定は、臍付近から開始して、図10(b)に示す状態であり、尿量測定器1を恥骨側に近づけていくと、図10(c)に示す状態となった後、図10(d)に示す状態となり、測定位置が最大値位置と一致すると、図10(a)に示す状態となる。
一旦、最大値位置に到達しチャネルパターンが図10(a)に示す状態となった後に、尿量測定器1を更に恥骨側に近づけていくと、図10(e)に示す状態となり、さらに図10(f)に示す状態となる。図10(d)、図10(e)に示す状態となった場合は、最大値判定部137は、尿量測定器1を臍側に移動させるように、ユーザに通知することができる。
最大値判定部137は、往路において、最大値位置となる蓄尿量とチャネルパターンの組み合わせを基準として最大値位置に近づくように誘導する。誘導はスピーカ50やディスプレイ30における通知によって行うことができる。
図10(b)、(c)、(d)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも臍側にずれているので、恥骨側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(b)が表示されることとなる。
図10(e)、(f)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも恥骨側にずれているので、臍側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(c)が表示されることとなる。
(最大値位置において第1のチャネルのみが反応する場合)
この場合、図11(a)に示す状態が最大値位置にあるときのものである。この状態では、プローブ10の第1のチャネルから発信された超音波のみが膀胱に入射し、チャネルパターンは第1のチャネルのみが受信状態にある。ディスプレイ30における表示は、最大値位置であることを示す図5(a)が表示されることになる。
最大値位置におけるチャネルパターンが図11(a)に示すチャネルパターンである場合は、復路の測定は、臍付近から開始して、図11(b)に示す状態であり、尿量測定器1を恥骨側に近づけていくと、図11(c)に示す状態となった後、図11(d)に示す状態となり、測定位置が最大値位置と一致すると、図11(a)に示す状態となる。
一旦、最大値位置に到達しチャネルパターンが図11(a)に示す状態となった後に、尿量測定器1を更に恥骨側に近づけていくと、図11(e)に示す状態となる。図11(e)に示す状態となった場合は、最大値判定部137は、尿量測定器1を臍側に移動させるように、ユーザに通知することができる。
最大値判定部137は、往路において、最大値位置となる蓄尿量とチャネルパターンの組み合わせを基準として最大値位置に近づくように誘導する。誘導はスピーカ50やディスプレイ30における通知によって行うことができる。
図11(b)、(c)、(d)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも臍側にずれているので、恥骨側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(b)が表示されることとなる。
図11(e)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも恥骨側にずれているので、臍側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(c)が表示されることとなる。
(最大値位置において第4のチャネルおよび第3のチャネルが反応する場合)
この場合、図12(a)に示す状態が最大値位置にあるときのものである。この状態では、プローブ10の第3のチャネルおよび第4のチャネルから発信された超音波のみが膀胱に入射し、チャネルパターンは第3のチャネルおよび第4のチャネルのみが受信状態にある。ディスプレイ30における表示は、最大値位置であることを示す図5(a)が表示されることになる。
最大値位置におけるチャネルパターンが図12(a)に示すチャネルパターンである場合は、復路の測定は、臍付近から開始して、図12(b)に示す状態であり、尿量測定器1を恥骨側に近づけていくと、図12(c)に示す状態となり、測定位置が最大値位置と一致すると、図12(a)に示す状態となる。
一旦、最大値位置に到達しチャネルパターンが図12(a)に示す状態となった後に、尿量測定器1を更に恥骨側に近づけていくと、図12(d)に示す状態となった後、図12(e)に示す状態となる。図12(d)に示す状態および図12(e)に示す状態となった場合は、最大値判定部137は、尿量測定器1を臍側に移動させるように、ユーザに通知することができる。
最大値判定部137は、往路において、最大値位置となる蓄尿量とチャネルパターンの組み合わせを基準として最大値位置に近づくように誘導する。誘導はスピーカ50やディスプレイ30における通知によって行うことができる。
図12(b)、(c)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも臍側にずれているので、恥骨側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(b)が表示されることとなる。
図12(d)、(e)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも恥骨側にずれているので、臍側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(c)が表示されることとなる。
(最大値位置において第3のチャネルおよび第2のチャネルが反応する場合)
この場合、図13(a)に示す状態が最大値位置にあるときのものである。この状態では、プローブ10の第2のチャネルおよび第3のチャネルから発信された超音波のみが膀胱に入射し、チャネルパターンは第2のチャネルおよび第3のチャネルのみが受信状態にある。ディスプレイ30における表示は、最大値位置であることを示す図5(a)が表示されることになる。
最大値位置におけるチャネルパターンが図13(a)に示すチャネルパターンである場合は、復路の測定は、臍付近から開始して、図13(b)に示す状態であり、尿量測定器1を恥骨側に近づけていくと、図13(c)に示す状態となり、測定位置が最大値位置と一致すると、図13(a)に示す状態となる。
一旦、最大値位置に到達しチャネルパターンが図13(a)に示す状態となった後に、尿量測定器1を更に恥骨側に近づけていくと、図13(d)に示す状態となった後、図13(e)に示す状態となる。図13(d)に示す状態および図13(e)に示す状態となった場合は、最大値判定部137は、尿量測定器1を臍側に移動させるように、ユーザに通知することができる。
最大値判定部137は、往路において、最大値位置となる蓄尿量とチャネルパターンの組み合わせを基準として最大値位置に近づくように誘導する。誘導はスピーカ50やディスプレイ30における通知によって行うことができる。
図13(b)、(c)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも臍側にずれているので、恥骨側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(b)が表示されることとなる。
図13(d)、(e)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも恥骨側にずれているので、臍側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(c)が表示されることとなる。
(最大値位置において第2のチャネルおよび第1のチャネルが反応する場合)
この場合、図14(a)に示す状態が最大値位置にあるときのものである。この状態では、プローブ10の第1のチャネルおよび第2のチャネルから発信された超音波のみが膀胱に入射し、チャネルパターンは第1のチャネルおよび第2のチャネルのみが受信状態にある。ディスプレイ30における表示は、最大値位置であることを示す図5(a)が表示されることになる。
最大値位置におけるチャネルパターンが図14(a)に示すチャネルパターンである場合は、復路の測定は、臍付近から開始して、図14(b)に示す状態であり、尿量測定器1を恥骨側に近づけていくと、図14(c)に示す状態となった後、図14(d)に示す状態となり、測定位置が最大値位置と一致すると、図14(a)に示す状態となる。
一旦、最大値位置に到達しチャネルパターンが図14(a)に示す状態となった後に、尿量測定器1を更に恥骨側に近づけていくと、図14(e)に示す状態となった後、図14(f)に示す状態となる。図14(e)に示す状態および図14(f)に示す状態となった場合は、最大値判定部137は、尿量測定器1を臍側に移動させるように、ユーザに通知することができる。
最大値判定部137は、往路において、最大値位置となる蓄尿量とチャネルパターンの組み合わせを基準として最大値位置に近づくように誘導する。誘導はスピーカ50やディスプレイ30における通知によって行うことができる。
図14(b)、(c)、(d)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも臍側にずれているので、恥骨側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(b)が表示されることとなる。
図14(e)、(f)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも恥骨側にずれているので、臍側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(c)が表示されることとなる。
(最大値位置において第4のチャネル、第3のチャネルおよび第2のチャネルが反応する場合)
この場合、図15(a)に示す状態が最大値位置にあるときのものである。この状態では、プローブ10の第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルから発信された超音波のみが膀胱に入射し、チャネルパターンは第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルのみが受信状態にある。ディスプレイ30における表示は、最大値位置であることを示す図5(a)が表示されることになる。
最大値位置におけるチャネルパターンが図15(a)に示すチャネルパターンである場合は、復路の測定は、臍付近から開始して、図15(b)に示す状態であり、尿量測定器1を恥骨側に近づけていくと、図15(c)に示す状態となり、測定位置が最大値位置と一致すると、図15(a)に示す状態となる。
一旦、最大値位置に到達しチャネルパターンが図15(a)に示す状態となった後に、尿量測定器1を更に恥骨側に近づけていくと、図15(d)に示す状態となり、図15(e)に示す状態となった後、図15(f)に示す状態となる。図15(d)、図15(e)に示す状態および図15(f)に示す状態となった場合は、最大値判定部137は、尿量測定器1を臍側に移動させるように、ユーザに通知することができる。
最大値判定部137は、往路において、最大値位置となる蓄尿量とチャネルパターンの組み合わせを基準として最大値位置に近づくように誘導する。誘導はスピーカ50やディスプレイ30における通知によって行うことができる。
図15(b)、(c)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも臍側にずれているので、恥骨側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(b)が表示されることとなる。
図15(d)、(e)、(f)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも恥骨側にずれているので、臍側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(c)が表示されることとなる。
(最大値位置において第3のチャネル、第2のチャネルおよび第1のチャネルが反応する場合)
この場合、図16(a)に示す状態が最大値位置にあるときのものである。この状態では、プローブ10の第1のチャネル、第2のチャネルおよび第3のチャネルから発信された超音波のみが膀胱に入射し、チャネルパターンは第1のチャネル、第2のチャネルおよび第3のチャネルのみが受信状態にある。ディスプレイ30における表示は、最大値位置であることを示す図5(a)が表示されることになる。
最大値位置におけるチャネルパターンが図16(a)に示すチャネルパターンである場合は、復路の測定は、臍付近から開始して、図16(b)に示す状態であり、尿量測定器1を恥骨側に近づけていくと、図16(c)に示す状態となった後、図16(d)に示す状態となり、測定位置が最大値位置と一致すると、図16(a)に示す状態となる。
一旦、最大値位置に到達しチャネルパターンが図16(a)に示す状態となった後に、尿量測定器1を更に恥骨側に近づけていくと、図16(e)に示す状態となった後、図16(f)に示す状態となる。図16(e)に示す状態および図16(f)に示す状態となった場合は、最大値判定部137は、尿量測定器1を臍側に移動させるように、ユーザに通知することができる。
最大値判定部137は、往路において、最大値位置となる蓄尿量とチャネルパターンの組み合わせを基準として最大値位置に近づくように誘導する。誘導はスピーカ50やディスプレイ30における通知によって行うことができる。
図16(b)、(c)、(d)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも臍側にずれているので、恥骨側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(b)が表示されることとなる。
図16(e)、(f)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも恥骨側にずれているので、臍側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(c)が表示されることとなる。
(最大値位置においてすべてのチャネルが反応する場合)
この場合、図17(a)に示す状態が最大値位置にあるときのものである。この状態では、プローブ10の第1から第4の全てのチャネルから発信された超音波が膀胱に入射し、チャネルパターンは第1から第4の全てのチャネルが受信状態にある。ディスプレイ30における表示は、最大値位置であることを示す図5(a)が表示されることになる。
最大値位置におけるチャネルパターンが図17(a)に示すチャネルパターンである場合は、復路の測定は、臍付近から開始して、図17(b)に示す状態であり、尿量測定器1を恥骨側に近づけていくと、図17(c)に示す状態となった後、図17(d)に示す状態となり、測定位置が最大値位置と一致すると、図17(a)に示す状態となる。
一旦、最大値位置に到達しチャネルパターンが図17(a)に示す状態となった後に、尿量測定器1を更に恥骨側に近づけていくと、図17(e)に示す状態となり、図17(f)に示す状態となった後、図17(g)に示す状態となる。図17(e)、図17(f)に示す状態および図17(g)に示す状態となった場合は、最大値判定部137は、尿量測定器1を臍側に移動させるように、ユーザに通知することができる。
最大値判定部137は、往路において、最大値位置となる蓄尿量とチャネルパターンの組み合わせを基準として最大値位置に近づくように誘導する。誘導はスピーカ50やディスプレイ30における通知によって行うことができる。
図17(b)、(c)、(d)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも臍側にずれているので、恥骨側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(b)が表示されることとなる。
図17(e)、(f)、(g)の場合は、尿量測定器1の測定位置が最大値位置よりも恥骨側にずれているので、臍側に誘導するべく、ディスプレイ30には図5(c)が表示されることとなる。
以上の実施形態では、往路スキャンにおいて最大値位置が定まると更新がされないが、復路の測定における最大値の正確な値の測定において、往路スキャンの最大値位置が正確でないと判定された場合は、その最大値位置が更新されてもよい。
以上の実施形態では、プローブの複数のチャネルが4つである場合を例に挙げて説明したが、チャネルの数は4つに限定されない。
1 尿量測定器
10 プローブ
11a、11b、11c、11d プローブチャネル
20 本体部
30 ディスプレイ
40 ボタン
50 スピーカ
60 通信I/F(インタフェース)
100 制御部
110 超音波制御部
120 A/D変換部
130 演算部
131 測定部
132 蓄尿量算出部
133 チャネルパターン取得部
135 判定部
136 スキャン判定部
137 最大値判定部
138 蓄尿量レベル判定部
140 記憶部
150 表示処理部
160 音声処理部
170 通信処理部

Claims (8)

  1. 被測定者の膀胱近傍の腹部の複数の位置において蓄尿量を測定することにより膀胱内の蓄尿量を測定する尿量測定器であって、
    複数のチャネルを有し、該複数のチャネルのそれぞれにおいて超音波を発信するとともに超音波エコーを受信するプローブと、
    前記プローブの前記複数のチャネルのそれぞれにおいて受信した超音波エコーに基づいて蓄尿量を算出すると共に受信したチャネルの情報であるチャネルパターンを測定する測定部と、
    前記測定部において測定された蓄尿量に基づいて蓄尿量が暫定最大値となる位置である最大値位置における蓄尿量とチャネルパターンとの組合せを特定する最大値位置特定部と、
    前記測定部において測定された蓄尿量およびチャネルパターンと、最大値位置特定部において特定された前記最大値位置における蓄尿量およびチャネルパターンとに基づいて、前記尿量測定器の位置が前記最大値位置となるように誘導するための通知を行う通知部とを備えたことを特徴とする尿量測定器。
  2. 前記プローブの複数のチャネルのチャネル配置が一列に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の尿量測定器。
  3. 前記受信したチャネルの情報は、チャネル配置においてどのチャネルが超音波エコーを受信したかを示す情報を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の尿量測定器。
  4. 前記最大値位置において前記測定部で蓄尿量の測定を複数回行なって得られた複数の蓄尿量の値を用いて蓄尿量の最大値の演算を行う演算部をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の尿量測定器。
  5. 被測定者の膀胱近傍の腹部の複数の位置において、プローブの複数のチャネルのそれぞれにおいて超音波を発信するとともに超音波エコーを受信することによって膀胱内の蓄尿量を測定する尿量測定器による尿量測定方法であって、
    被測定者の膀胱近傍の腹部において恥骨から臍に向かって前記尿量測定器を移動させる旨の通知をする第1の通知工程と、
    前記尿量測定器の移動の際に、前記最大値位置を特定する最大値位置特定工程と、
    前記最大値位置が特定されると、被測定者の膀胱近傍の腹部において臍から恥骨に向かって前記尿量測定器を移動させる旨の通知をする第2の通知工程と、
    前記特定された最大値位置に誘導する通知をする第3の通知工程とを含むことを特徴とする尿量測定方法。
  6. 前記最大値位置特定工程は、蓄尿量と前記超音波エコーを受信したチャネルの情報であるチャネルパターンとによって前記最大値位置を特定し、該特定した前記最大値位置に対応する前記蓄尿量とチャネルパターンとを記憶することを含むことを特徴とする請求項5に記載の尿量測定方法。
  7. 前記第3通知工程は、前記記憶された蓄尿量とチャネルパターンに基づいて、尿量測定器を前記最大値位置に誘導することを含むことを特徴とする請求項6に記載の尿量測定方法。
  8. 前記第3の通知工程の通知にしたがって誘導された前記最大値位置において、前記尿量測定器が、蓄尿量の測定を複数回行なって得られた複数の蓄尿量の値を用いて蓄尿量の最大値の演算を行う演算工程とをさらに含むことを特徴とする、請求項5から7のいずれか1項に記載の尿量測定方法。
JP2020556138A 2018-11-14 2019-11-13 尿量測定器および尿量測定方法 Pending JPWO2020100942A1 (ja)

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