JPWO2020095383A1 - 監視システム、監視装置、監視方法、及びプログラム - Google Patents

監視システム、監視装置、監視方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

本開示の監視システムは、光ファイバを含むケーブル(20)と、ケーブル(20)に含まれる少なくとも1つの光ファイバから、監視対象(10)の状態に応じたパターンを含む光信号を受信し、受信された光信号からパターンを検出する受信部(31)と、パターンに基づいて、監視対象(10)の状態を検知する制御部(32)と、を備える。

Description

本開示は、監視システム、監視装置、監視方法、及びコンピュータ可読媒体に関する。
従来、フェンス等の監視対象の異常検出は、監視ルームにいる監視員が、複数のカメラのカメラ画像を監視することで行われていることが多い。例えば、監視員は、監視対象に不審な点があると判断すると、カメラの方向を監視対象に向け、ズームアップを行う等により、監視対象の異常を検出している。しかし、人の手によって監視対象の異常検出を行う場合、コスト・時間が多大にかかり、異常の発見や対処が遅れてしまうことがある。
そのため、最近は、監視対象の異常を、光ファイバを用いて監視するシステムが提案されている(例えば、特許文献1〜3)。
特許文献1,2に記載の技術においては、FBG(Fiber Bragg Grating)方式の光ファイバをフェンスに敷設すると共に、OTDR(Optical Time-Domain Reflectometry)方式の光ファイバをフェンスに敷設し、フェンスを乗り越えようとする侵入者については、FBG方式の侵入検知器で検知し、フェンスを破壊しようとする侵入者については、OTDR方式の侵入検知器で検知する。また、監視室に設けたITV(Industrial Television)監視システムは、侵入検知器からの侵入検知信号に含まれる検知位置情報により、ITVカメラの撮影方向を検知位置に向ける。
特許文献3に記載の技術においては、FBG方式の複数の光ファイバをフェンスに敷設し、光ファイバにて発生する反射波の反射波シフト量が一定の閾値を越えたときにパルス信号を出力するようにしておく。また、フェンスに発生する事象を、フェンスの振動数や変動量等に応じて分類し、フェンスに発生する事象と、複数の光ファイバの各々におけるパルス信号の発生時間遅れや発生頻度と、を対応させたテーブルを用意しておく。そして、複数の光ファイバの各々におけるパルス信号の発生時間遅れや発生頻度と上述のテーブルとを突き合わせて、フェンスに発生している事象を検知する。
特開2005−032224号公報 特開2006−172339号公報 特開2006−208061号公報
しかし、特許文献1〜3に記載の技術においては、FBG方式の光ファイバという特殊な光ファイバを使用する必要があるという課題がある。また、特許文献1〜2に記載の技術においては、FBG方式の光ファイバと共に、OTDR方式の光ファイバを使用する必要があるという課題がある。また、特許文献3に記載の技術においては、複数の光ファイバを敷設し、複数の光ファイバから反射波を受信する必要があるという課題がある。
そこで本開示の目的は、上述した課題を解決し、監視対象の状態を検知するための特殊構造を使用することなく、監視対象の状態を検知することができる監視システム、監視装置、監視方法、及びコンピュータ可読媒体を提供することにある。
一態様による監視システムは、
光ファイバを含むケーブルと、
前記ケーブルに含まれる少なくとも1つの光ファイバから、監視対象の状態に応じたパターンを含む光信号を受信し、受信された光信号から前記パターンを検出する受信部と、
前記パターンに基づいて、前記監視対象の状態を検知する制御部と、
を備える。
一態様による監視装置は、
ケーブルに含まれる少なくとも1つの光ファイバから、監視対象の状態に応じたパターンを含む光信号を受信し、受信された光信号から前記パターンを検出する受信部と、
前記パターンに基づいて、前記監視対象の状態を検知する制御部と、
を備える。
一態様による監視方法は、
監視装置による監視方法であって、
ケーブルに含まれる少なくとも1つの光ファイバから、監視対象の状態に応じたパターンを含む光信号を受信し、受信された光信号から前記パターンを検出し、
前記パターンに基づいて、前記監視対象の状態を検知する。
一態様による非一時的なコンピュータ可読媒体は、
コンピュータに、
ケーブルに含まれる少なくとも1つの光ファイバから、監視対象の状態に応じたパターンを含む光信号を受信し、受信された光信号から前記パターンを検出する手順と、
前記パターンに基づいて、前記監視対象の状態を検知する手順と、
を実行させるためのプログラムが格納される。
上述の態様によれば、上述した課題を解決し、監視対象の状態を検知するための特殊構造を使用することなく、監視対象の状態を検知することができるという効果が得られる。
実施の形態に係る監視システムの構成の一例を示す図である。 実施の形態に係るフェンス位置情報の一例を示す図である。 実施の形態に係る光ファイバ検知部により生成される振動データの一例を示す図である。 実施の形態に係る制御部による機械学習の一例を示す図である。 実施の形態に係るフェンス事象情報の一例を示す図である。 実施の形態の変形例に係る監視システムの構成の一例を示す図である。 実施の形態に係るカメラ情報の一例を示す図である。 実施の形態の変形例に係る監視システムの構成の他の例を示す図である。 実施の形態に係る監視装置を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態に係る監視システムの動作フローの一例を示すフロー図である。
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。なお、以下で説明する実施の形態では、一例として、監視を行う監視対象がフェンスであるものとして説明するが、監視対象はフェンスに限定されるものではない。
<実施の形態>
<実施の形態の構成>
まず、図1を参照して、本実施の形態に係る監視システムの構成について説明する。
図1に示されるように、本実施の形態に係る監視システムは、フェンス10及びその周辺を監視するものであり、光ファイバケーブル20、監視装置30、及びカメラ40を備えている。また、監視装置30は、光ファイバ検知部31及び制御部32を備えている。なお、フェンス10は、1つのフェンス10で構成されても良いが、本実施の形態では、複数のフェンス10が接続されて構成されているものとする。また、光ファイバ検知部31は、受信部の一例である。
光ファイバケーブル20は、1以上の光ファイバを被覆して構成されるケーブルであり、フェンス10に敷設されると共に、フェンス10に沿って地中に埋設されている。詳細には、光ファイバケーブル20は、光ファイバ検知部31からフェンス10に沿って延び、折り返し点で折り返されて、光ファイバ検知部31に戻ってくる。このうち、光ファイバ検知部31と折り返し点との間の一方がフェンス10に敷設され、他方がフェンス10に沿って地中に埋設されている。ただし、図1に示される光ファイバケーブル20の敷設・埋設方法は、一例であって、これに限定されるものではない。
カメラ40は、フェンス10が設置されたエリアを撮影するカメラであり、例えば、固定カメラ、PTZ(Pan Tilt Zoom)カメラ等で実現される。
本実施の形態に係る監視システムは、光ファイバをセンサとして用いる光ファイバセンシング技術を利用して、フェンス10及びその周辺を監視する。
具体的には、光ファイバ検知部31は、光ファイバケーブル20に含まれる少なくとも1つの光ファイバにパルス光を入射する。すると、パルス光がフェンス10の方向に光ファイバを伝送されることに伴い、伝送距離毎に後方散乱光が発生する。この後方散乱光は、同じ光ファイバを経由して光ファイバ検知部31に戻ってくる。
このとき、光ファイバ検知部31は、時計回りの方向にパルス光を入射し、時計回りの方向から、このパルス光に対する後方散乱光を受信すると共に、反時計回りの方向にパルス光を入射し、反時計回りの方向から、このパルス光に対する後方散乱光を受信する。そのため、光ファイバ検知部31は、2方向から後方散乱光を受信することになる。
ここで、フェンス10は、人がフェンス10を掴んで揺らす等の事象が発生すると振動し、フェンス10の振動は、光ファイバに伝達される。また、光ファイバに伝達されるフェンス10の振動の振動パターンは、動的に変動する変動パターンとなっており、フェンス10及びその周辺に発生している事象の種類に応じて異なってくる。本実施の形態1では、フェンス10及びその周辺に発生する所定の事象として、例えば、以下のような事象を想定する。
(1)人がフェンス10を掴んで揺らす
(2)人がフェンス10を叩く
(3)人がフェンス10をよじ登る
(4)人がフェンス10に梯子を掛けて、梯子を登る。
(5)人や動物がフェンス10周辺をうろつく。
(6)人がフェンス10周辺を掘る
そのため、光ファイバ検知部31にて光ファイバから受信される後方散乱光には、フェンス10及びその周辺の状態に応じたパターン、すなわち、フェンス10及びその周辺に発生している事象に応じたパターンが含まれる。そこで、本実施の形態では、フェンス10及びその周辺の状態に応じたパターンが後方散乱光に含まれることを利用して、以下に示す方法で、フェンス10及びその周辺の状態を検知する。具体的には、フェンス10及びその周辺に所定の事象が発生しているか検知する。
光ファイバ検知部31は、光ファイバにパルス光を入射した時刻と、同じ光ファイバから後方散乱光が受信された時刻と、の時間差に基づいて、その後方散乱光が発生したフェンス10の位置を特定できる。また、本実施の形態では、上述のように、フェンス10は、複数のフェンス10が接続されて構成されている。そのため、図2に示されるように、光ファイバ検知部31は、複数のフェンス10の各々の設置位置(ここでは、光ファイバ検知部31からの距離)や設置エリア等を示す位置情報を保持しておくことで、複数のフェンス10の中から、その後方散乱光が発生したフェンス10も特定できる。また、光ファイバ検知部31は、受信された後方散乱光を分散型振動センサ(Distributed Vibration Sensor)にて検出することで、特定されたフェンス10の振動の強度を検出できる。
そのため、光ファイバ検知部31は、例えば、図3に示されるような振動データを、センシングデータとして生成できる。なお、図3において、横軸は、位置(光ファイバ検知部31からの距離)、縦軸は、時間経過を示している。
図3に示される例では、光ファイバ検知部31から約400m離れた位置に振動が発生している。光ファイバ検知部31は、この振動の強弱、振動位置、振動数の変動の推移等を検出することによって、この振動の動的な固有パターンを定義することが可能となる。また、光ファイバ検知部31は、音や温度の動的な変動パターンも共に検出することによって、フェンス10及びその周辺の複合的な固有パターンを検出し、さらに高感度且つ複雑な動作や状態を検出することが可能となる。
そこで本実施の形態では、制御部32は、フェンス10及びその周辺に所定の事象が発生しているときの振動パターンを機械学習(例えば、深層学習等)し、機械学習の学習結果(初期学習モデル)を用いて、フェンス10及びその周辺に所定の事象が発生しているか検知する。
まず、図4を参照して、機械学習の方法について説明する。
図4に示されるように、フェンス10及びその周辺に所定の事象が発生しているときの振動パターンを複数準備する。制御部32は、複数の振動パターンと、その振動パターンであるときにフェンス10及びその周辺に発生している所定の事象を示すフェンス事象情報である教師データと、を入力する(ステップS1,S2)。図5に、教師データとなるフェンス事象情報の一例を示す。なお、フェンス事象情報は、制御部32が保持する。
続いて、制御部32は、両者のマッチング及び分類を行って(ステップS3)、教師あり学習を行う(ステップS4)。これにより、初期学習モデルが得られる(ステップS5)。この初期学習モデルは、フェンス10及びその周辺に発生している事象に応じた振動パターンを入力すると、その事象が所定の事象のいずれかに該当する可能性があれば、該当する可能性がある所定の事象が出力されるモデルとなる。又は、この初期学習モデルは、該当する可能性がある所定の事象と共にその所定の事象が発生している信頼度(confidence)が出力されるモデルであっても良い。
続いて、フェンス10及びその周辺に所定の事象が発生しているか検知する方法について説明する。
この場合、制御部32は、まず、フェンス10及びその周辺に発生している事象に応じた振動パターンを光ファイバ検知部31から取得する。続いて、制御部32は、その振動パターンを初期学習モデルに入力する。これにより、制御部32は、初期学習モデルの出力結果として、該当する可能性がある所定の事象が得られるため、所定の事象が発生していると検知する。また、制御部32は、初期学習モデルの出力結果として、該当する可能性がある所定の事象と共に信頼度が得られた場合には、信頼度が閾値以上であれば、所定の事象が発生していると検知すれば良い。
上述のように、本実施の形態では、フェンス10及びその周辺に所定の事象が発生しているときの振動パターンを機械学習し、機械学習の学習結果を用いて、フェンス10及びその周辺に発生している所定の事象を検知する。
データからフェンス10及びその周辺に発生している事象を検知するための特徴を抽出することが、人間による解析では困難な場合がある。本実施の形態では、大量のパターンから学習モデルを構築することにより、人間での解析では困難であった場合でも、フェンス10及びその周辺に発生している所定の事象を高精度に検知することができる。
なお、本実施の形態における機械学習においては、初期状態では、2つ以上の教師データに基づいて、学習モデルを生成すれば良い。また、この学習モデルには、新たに検出されたパターンを、新たに学習させても良い。その際、新たな学習モデルから、フェンス10及びその周辺に発生している所定の事象を検知する詳細条件を調整しても良い。
また、本実施の形態に係る監視システムは、図6に示されるように、カメラ40を複数備えると共に(図6では、3つのカメラ40A〜40C)、フェンス10が設置されたエリア全体を監視する監視ルーム等に設置される表示部50を備えていても良い。なお、カメラ40は、フェンス10が設置されたエリア全体を撮影できるよう複数設置すれば良く、設置台数や設置間隔に特に制限はない。例えば、最長撮影距離が長い高性能なカメラ40を使用する場合、設置台数を少なくすることができると共に、設置間隔を長くすることができる。
制御部32は、図7に示されるように、複数のカメラ40の各々の設置位置(光ファイバ検知部31からの距離)、撮影可能エリア等を示すカメラ情報を保持する。また、制御部32は、光ファイバ検知部31から、図2に示されるような複数のフェンス10の各々の位置情報を取得可能である。そのため、制御部32は、上述のようにして、フェンス10及びその周辺に発生している所定の事象を検知すると、上述のカメラ情報やフェンス10の位置情報に基づいて、複数のカメラ40のうち、所定の事象が検知されたフェンス10を含むエリアを撮影するカメラ40を特定し、特定したカメラ40を制御する。例えば、制御部32は、カメラ40の角度(方位角、仰角)、ズーム倍率等を制御する。また、制御部32は、検知された状態のパターンに応じてカメラ40の制御を変更しても良い。例えば、制御部32は、より緊急度の高い動作等(例えば、周辺を掘る、乗り越える等)については、複数のカメラ40で追跡したり、より詳細に顔、人物を特定するようにズーム等でカメラ40を制御したりしても良い。
また、制御部32は、複数のカメラ40のうち、所定の事象が検知されたフェンス10を含むエリアを撮影する2つ以上のカメラ40を制御しても良い。この場合、カメラ40毎に機能を分けても良い。例えば、2つ以上のカメラ40のうち少なくとも1つのカメラ40は、上述のエリアに存在する人の顔を撮影することで、撮影された顔画像を顔認証に活用し、2つ以上のカメラ40のうち少なくとも1つのカメラ40は、上述のエリア全体を撮影することで、撮影された画像を、上述のエリアに存在する人や動物の行動監視に活用しても良い。また、2つ以上のカメラ40同士は、アングルを変えてエリアを撮影しても良い。また、2つ以上のカメラ40のうち少なくとも1つのカメラ40は、別のカメラ40の撮影を補完するための撮影を行っても良い。例えば、カメラ40は、上述のエリア内に別のカメラ40では撮影できない死角がある場合に、その死角を撮影しても良い。また、制御部32は、夜間において、暗いエリアが存在する場合に、そのエリアを撮影するカメラ40の代わりに、赤外線カメラ等の暗視機能付きのカメラ40を追加で制御したり、カメラ40を暗視モードに切り替えたりしても良い。また、制御部32は、図8に示されるように、スポットライト70を制御することとし、例えば、カメラ40Aで撮影するエリアに所定の事象が検知された場合、そのエリアにスポットライト70の光をあてるように制御しても良い。
また、制御部32は、光ファイバ検知部31により生成されたセンシングデータを示すセンシングデータ画像や、センシングデータに基づいて所定の事象が検知されたフェンス10を含むエリアを撮影しているカメラ40のカメラ画像等を、表示部50に表示させても良い。ただし、表示内容に限定は無い。
続いて以下では、図9を参照して、監視装置30を実現するコンピュータ60のハードウェア構成について説明する。
図9に示されるように、コンピュータ60は、プロセッサ601、メモリ602、ストレージ603、入出力インタフェース(入出力I/F)604、及び通信インタフェース(通信I/F)605などを備える。プロセッサ601、メモリ602、ストレージ603、入出力インタフェース604、及び通信インタフェース605は、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路で接続されている。
プロセッサ601は、例えばCPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ602は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。ストレージ603は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、またはメモリカードなどの記憶装置である。また、ストレージ603は、RAMやROM等のメモリであっても良い。
ストレージ603は、監視装置30が備える光ファイバ検知部31及び制御部32の機能を実現するプログラムを記憶している。プロセッサ601は、これら各プログラムを実行することで、光ファイバ検知部31及び制御部32の機能をそれぞれ実現する。ここで、プロセッサ601は、上記各プログラムを実行する際、これらのプログラムをメモリ602上に読み出してから実行しても良いし、メモリ602上に読み出さずに実行しても良い。また、メモリ602やストレージ603は、光ファイバ検知部31及び制御部32が保持する情報やデータを記憶する役割も果たす。
また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータ(コンピュータ60を含む)に供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、CD−R(CD-Recordable)、CD−R/W(CD-ReWritable)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されても良い。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
入出力インタフェース604は、表示装置6041や入力装置6042などと接続される。表示装置6041は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイのような、プロセッサ601により処理された描画データに対応する画面を表示する装置である。入力装置6042は、オペレータの操作入力を受け付ける装置であり、例えば、キーボード、マウス、及びタッチセンサなどである。表示装置6041及び入力装置6042は一体化され、タッチパネルとして実現されていても良い。なお、コンピュータ60は、分散型振動センサを含む不図示のセンサなども備え、このセンサを入出力インタフェース604に接続した構成であっても良い。なお、表示部50は、入出力インタフェース604に接続すれば良い。
通信インタフェース605は、外部の装置との間でデータを送受信する。例えば、通信インタフェース605は、有線通信路または無線通信路を介して外部装置と通信する。
<実施の形態の動作>
以下、本実施の形態に係る監視システムの動作について説明する。ここでは、図10を参照して、本実施の形態に係る監視システムの動作フローについて説明する。
図10に示されるように、まず、光ファイバ検知部31は、光ファイバケーブル20に含まれる少なくとも1つの光ファイバにパルス光を入射する(ステップS11)。
続いて、光ファイバ検知部31は、パルス光を入射した光ファイバと同じ光ファイバから、フェンス10及びその周辺の状態に応じたパターンを含む後方散乱光を受信し、受信された後方散乱光から、フェンス10及びその周辺の状態に応じたパターンを検出する(ステップS12)。具体的には、フェンス10及びその周辺に発生している事象に応じたパターンを検出する。このとき、光ファイバ検知部31は、上述のように、フェンス10及びその周辺に発生している事象により生じた振動の強弱、振動位置、振動数の変動の推移等を検出することによって、フェンス10及びその周辺の動的な変動パターンを検出する。又は、光ファイバ検知部31は、音や温度の動的な変動パターンをさらに検出することによって、フェンス10及びその周辺の複合的な固有パターンを検出しても良い。
その後、制御部32は、光ファイバ検知部31により検出されたパターンに基づいて、フェンス10及びその周辺の状態を検知する(ステップS13)。具体的には、フェンス10及びその周辺に所定の事象が発生しているか検知する。このとき、制御部32は、上述した機械学習による方法で、フェンス10及びその周辺に所定の事象が発生しているか検知すれば良い。
<実施の形態の効果>
上述したように本実施の形態によれば、光ファイバケーブル20に含まれる少なくとも1つの光ファイバから、フェンス10及びその周辺の状態に応じたパターンを含む後方散乱光(光信号)を受信し、受信された後方散乱光からパターンを検出し、検出されたパターンに基づいて、フェンス10及びその周辺の状態を検知する。このように、後方散乱光に含まれるパターンに基づいて、フェンス10及びその周辺の状態を検知するため、特許文献1〜3のように、FBG方式の光ファイバという特殊な光ファイバを使用したり、特許文献1〜2のように、FBG方式の光ファイバと共に、OTDR方式の光ファイバを使用したり、特許文献3のように、複数の光ファイバを敷設したりする必要がない。よって、フェンス10及びその周辺の状態を検知するための特殊構造を使用することなく、フェンス10及びその周辺の状態を検知することができる。また、特殊構造を必要としないため、監視システムを安価に構築することができる。
また、本実施の形態によれば、後方散乱光に含まれる、フェンス10及びその周辺の状態に応じたパターンに基づいて、フェンス10及びその周辺の状態を検知する。すなわち、本実施の形態は、例えば、引用文献3のように、振動の強弱や振動数の大小で状態を切り分ける(例えば、振動が大、振動数が高で、状態を特定する)のではなく、それらの変化を動的に(例えば、振動の強弱の変化の推移等)パターン分析することで、フェンス10及びその周辺の状態を検知する。そのため、フェンス10及びその周辺の状態を高精度に検知することが可能である。
また、本実施の形態によれば、後方散乱光に含まれる、フェンス10及びその周辺の状態に応じたパターンに基づいて、フェンス10及びその周辺の状態を検知するため、フェンス10へのコンタクトを伴わない、フェンス10周辺の事象のような、微弱な変化についても、動的なパターン変動の検知により、風等の他のノイズ成分から明確に切り分け、その事象が発生している状態を高精度に検知することが可能である。
また、特許文献1〜3で用いるFBG方式の光ファイバは、一定間隔でグレーティング部を設けた構造であり、グレーティング部を設けた「点」で侵入者の検知を行うものである。これに対して、本実施の形態は、図4の振動パターンのような動的な変動パターンを「線」として捉えてフェンス10の状態の検知を行うため、特許文献1〜3と比較して、分解能や感度が高くなり、検知精度が高くなる。
また、本実施の形態によれば、光ファイバをセンサとして用いる光ファイバセンシング技術を利用する。そのため、電磁ノイズの影響を受けない、センサへの給電が不要になる、環境耐性に優れる、メンテナンスが容易になる等の利点が得られる。
<他の実施の形態>
なお、上述の実施の形態では、監視対象がフェンス10(及びその周辺)である例について説明したが、監視対象は、フェンス10(及びその周辺)に限定されない。まず、監視対象の設置先は、空港、港、プラント、介護施設、社屋、国境、保育所、自宅等であっても良い。また、監視対象は、フェンス以外に、壁、パイプライン、電柱、土木構造物等であっても良い。また、監視対象を監視する際の光ファイバケーブル20の敷設先又は埋設先は、フェンス、地中以外に、壁、パイプライン、電柱、土木構造物、床等であっても良い。例えば、介護施設に設置されたフェンス10を監視する場合、フェンス10に発生する所定の事象としては、人がフェンス10を叩く、人がけが等のためにフェンス10によりかかる、人が脱走等のためにフェンス10をよじ登る等が考えられる。
また、上述の実施の形態では、フェンス10は、所定の事象が発生すると振動すると説明したが、これらの事象が発生すると、フェンス10には、音、温度、及び歪み・応力等の変化も生じ、これらの変化も光ファイバに伝達される。また、音、温度、及び歪み・応力等のパターンも、動的に変動する変動パターンとなっており、フェンス10に発生している事象の種類に応じて異なる。そのため、光ファイバ検知部31は、分散型振動センサの他、分散型音響センサ(Distributed Acoustic Sensor)及び分散型温度センサ(Distributed Temperature Sensor)等を用いて、振動、音、温度、及び歪み・応力等の変化を検出して、センシングデータを生成し、制御部32は、振動、音、温度、及び歪み・応力等の変化が反映されたセンシングデータに基づいて、フェンス10に発生している事象を検知しても良い。これにより、検知精度のさらなる向上を図れる。
また、上述の実施の形態では、制御部32は、フェンス10に所定の事象が発生していると、そのフェンス10を含むエリアを撮影するカメラ40の角度、ズーム倍率等を制御することとしたが、所定の事象が発生した後も制御を継続しても良い。例えば、制御部32は、上述のエリアに存在する人、動物、車等を追跡するようカメラ40を制御しても良い。また、制御部32は、フェンス10周辺をうろついていた人が不審物等の物を置いて立ち去った場合、あるカメラ40については、その物を撮影するよう制御し、その他のカメラ40については、その人を追跡するよう制御しても良い。
また、監視装置30の光ファイバ検知部31及び制御部32を互いに分離して設けても良い。例えば、光ファイバ検知部31を通信キャリア局舎に設け、制御部32を含む監視装置30を、通信キャリア局舎の外部に設けても良い。
また、上述の実施の形態では、光ファイバ検知部31は、1つのみ設けられ、また、光ファイバケーブル20を占有しているが、これには限定されない。
例えば、光ファイバ検知部31を通信キャリア局舎に設け、通信キャリア局舎の内部に設けられている既存の通信設備と光ファイバ検知部31との間で、光ファイバケーブル20を共有しても良い。
また、複数の通信キャリア局舎の各々に、光ファイバ検知部31を1つずつ設け、複数の通信キャリア局舎の各々に設けられた複数の光ファイバ検知部31の間で、光ファイバケーブル20を共有しても良い。
また、1つの通信キャリア局舎に、複数の光ファイバ検知部31を設け、これら複数の光ファイバ検知部31の間で、光ファイバケーブル20を共有しても良い。
以上、実施の形態を参照して本開示を説明したが、本開示は上述の実施の形態に限定されるものではない。本開示の構成や詳細には、本開示のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
上記の実施の形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
光ファイバを含むケーブルと、
前記ケーブルに含まれる少なくとも1つの光ファイバから、監視対象の状態に応じたパターンを含む光信号を受信し、受信された光信号から前記パターンを検出する受信部と、
前記パターンに基づいて、前記監視対象の状態を検知する制御部と、
を備える監視システム。
(付記2)
前記制御部は、
前記監視対象の状態に応じたパターンを学習し、学習結果と前記受信部により受信された前記光信号に含まれる前記パターンに基づいて、前記監視対象の状態を検知する、
付記1に記載の監視システム。
(付記3)
複数のカメラをさらに備え、
前記制御部は、
前記複数のカメラのうち、前記監視対象を含むエリアを撮影するカメラを制御する、
付記1又は2に記載の監視システム。
(付記4)
前記制御部は、
前記複数のカメラのうち、前記監視対象を含むエリアを撮影する2つ以上のカメラを制御する、
付記3に記載の監視システム。
(付記5)
前記制御部は、
前記2つ以上のカメラのうち少なくとも1つのカメラは、前記エリアに存在する人の顔を撮影し、前記2つ以上のカメラのうち少なくとも1つのカメラは、前記エリア全体を撮影するよう制御する、
付記4に記載の監視システム。
(付記6)
前記パターンは、動的に変動する変動パターンである、
付記1から5のいずれか1項に記載の監視システム。
(付記7)
ケーブルに含まれる少なくとも1つの光ファイバから、監視対象の状態に応じたパターンを含む光信号を受信し、受信された光信号から前記パターンを検出する受信部と、
前記パターンに基づいて、前記監視対象の状態を検知する制御部と、
を備える監視装置。
(付記8)
前記制御部は、
前記監視対象の状態に応じたパターンを学習し、学習結果と前記受信部により受信された前記光信号に含まれる前記パターンに基づいて、前記監視対象の状態を検知する、
付記7に記載の監視装置。
(付記9)
前記制御部は、
複数のカメラのうち、前記監視対象を含むエリアを撮影するカメラを制御する、
付記7又は8に記載の監視装置。
(付記10)
前記制御部は、
前記複数のカメラのうち、前記監視対象を含むエリアを撮影する2つ以上のカメラを制御する、
付記9に記載の監視装置。
(付記11)
前記制御部は、
前記2つ以上のカメラのうち少なくとも1つのカメラは、前記エリアに存在する人の顔を撮影し、前記2つ以上のカメラのうち少なくとも1つのカメラは、前記エリア全体を撮影するよう制御する、
付記10に記載の監視装置。
(付記12)
前記パターンは、動的に変動する変動パターンである、
付記7から11のいずれか1項に記載の監視装置。
(付記13)
監視装置による監視方法であって、
ケーブルに含まれる少なくとも1つの光ファイバから、監視対象の状態に応じたパターンを含む光信号を受信し、受信された光信号から前記パターンを検出し、
前記パターンに基づいて、前記監視対象の状態を検知する、
監視方法。
(付記14)
コンピュータに、
ケーブルに含まれる少なくとも1つの光ファイバから、監視対象の状態に応じたパターンを含む光信号を受信し、受信された光信号から前記パターンを検出する手順と、
前記パターンに基づいて、前記監視対象の状態を検知する手順と、
を実行させるためのプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
10 フェンス
20 光ファイバケーブル
30 監視装置
31 光ファイバ検知部
32 制御部
40,40A〜40C カメラ
50 表示部
60 コンピュータ
601 プロセッサ
602 メモリ
603 ストレージ
604 入出力インタフェース
6041 表示装置
6042 入力装置
605 通信インタフェース
70 スポットライト

Claims (14)

  1. 光ファイバを含むケーブルと、
    前記ケーブルに含まれる少なくとも1つの光ファイバから、監視対象の状態に応じたパターンを含む光信号を受信し、受信された光信号から前記パターンを検出する受信部と、
    前記パターンに基づいて、前記監視対象の状態を検知する制御部と、
    を備える監視システム。
  2. 前記制御部は、
    前記監視対象の状態に応じたパターンを学習し、学習結果と前記受信部により受信された前記光信号に含まれる前記パターンに基づいて、前記監視対象の状態を検知する、
    請求項1に記載の監視システム。
  3. 複数のカメラをさらに備え、
    前記制御部は、
    前記複数のカメラのうち、前記監視対象を含むエリアを撮影するカメラを制御する、
    請求項1又は2に記載の監視システム。
  4. 前記制御部は、
    前記複数のカメラのうち、前記監視対象を含むエリアを撮影する2つ以上のカメラを制御する、
    請求項3に記載の監視システム。
  5. 前記制御部は、
    前記2つ以上のカメラのうち少なくとも1つのカメラは、前記エリアに存在する人の顔を撮影し、前記2つ以上のカメラのうち少なくとも1つのカメラは、前記エリア全体を撮影するよう制御する、
    請求項4に記載の監視システム。
  6. 前記パターンは、動的に変動する変動パターンである、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の監視システム。
  7. ケーブルに含まれる少なくとも1つの光ファイバから、監視対象の状態に応じたパターンを含む光信号を受信し、受信された光信号から前記パターンを検出する受信部と、
    前記パターンに基づいて、前記監視対象の状態を検知する制御部と、
    を備える監視装置。
  8. 前記制御部は、
    前記監視対象の状態に応じたパターンを学習し、学習結果と前記受信部により受信された前記光信号に含まれる前記パターンに基づいて、前記監視対象の状態を検知する、
    請求項7に記載の監視装置。
  9. 前記制御部は、
    複数のカメラのうち、前記監視対象を含むエリアを撮影するカメラを制御する、
    請求項7又は8に記載の監視装置。
  10. 前記制御部は、
    前記複数のカメラのうち、前記監視対象を含むエリアを撮影する2つ以上のカメラを制御する、
    請求項9に記載の監視装置。
  11. 前記制御部は、
    前記2つ以上のカメラのうち少なくとも1つのカメラは、前記エリアに存在する人の顔を撮影し、前記2つ以上のカメラのうち少なくとも1つのカメラは、前記エリア全体を撮影するよう制御する、
    請求項10に記載の監視装置。
  12. 前記パターンは、動的に変動する変動パターンである、
    請求項7から11のいずれか1項に記載の監視装置。
  13. 監視装置による監視方法であって、
    ケーブルに含まれる少なくとも1つの光ファイバから、監視対象の状態に応じたパターンを含む光信号を受信し、受信された光信号から前記パターンを検出し、
    前記パターンに基づいて、前記監視対象の状態を検知する、
    監視方法。
  14. コンピュータに、
    ケーブルに含まれる少なくとも1つの光ファイバから、監視対象の状態に応じたパターンを含む光信号を受信し、受信された光信号から前記パターンを検出する手順と、
    前記パターンに基づいて、前記監視対象の状態を検知する手順と、
    を実行させるためのプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
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