JPWO2020069027A5 - - Google Patents

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JPWO2020069027A5
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Claims (30)

  1. 追加的性櫛様1(ASXL1)融合遺伝子、ASXL1遺伝子中の突然変異、FLT3依存性、KIT依存性、モノソミー7、またはそれらの組み合わせを示す被験体の血液悪性腫瘍を処置する方法で使用するための、メニン阻害剤を含む医薬組成物であって、前記方法が前記医薬組成物を前記被験体に投与する工程を含む、医薬組成物。
  2. 前記被験体は、急性骨髄性白血病1/8-20-1(AML1-ETO)融合遺伝子;NRAS遺伝子中の突然変異;KRAS遺伝子中の突然変異;SETドメイン含有2(SETD2)遺伝子中の突然変異;単一のCCAAT/エンハンサー結合タンパク質α(CEBPα)対立遺伝子のみにおける突然変異;tetメチルシトシンジオキシゲナーゼ2(TET2)遺伝子中の突然変異;wilms腫瘍タンパク質(WT1)遺伝子中の突然変異;腫瘍タンパク質53(TP53)遺伝子中の突然変異、複雑な細胞遺伝学、およびホメオボックスタンパク質A9(HOXA9)遺伝子の過剰発現;前骨髄性白血病/レチノイン酸受容体α(PML-RARA)融合遺伝子;Runt関連転写因子1(RUNX1)融合遺伝子;RUNX1遺伝子中の突然変異;inv(16)融合遺伝子;inv(3)融合遺伝子;ヤヌスキナーゼ2(JAK2)遺伝子中の突然変異;転座t(6;9)、転座t(1;22)、転座t(8;16);トリソミー8;または、それらの組み合わせを示さない、請求項1に記載の医薬組成物。
  3. 前記被験体は、ヌクレオフォスミン(NPM1)遺伝子中の突然変異、核膜孔複合体タンパク質Nup98-Nup96(NUP98)融合、DNA(シトシン-5)-メチルトランスフェラーゼ3A(DNMT3A)遺伝子中の突然変異、イソクエン酸デヒドロゲナーゼ1(IDH1)遺伝子中の突然変異、イソクエン酸デヒドロゲナーゼ2(IDH2)遺伝子中の突然変異、FMS様チロシンキナーゼ-3(FLT3)遺伝子中の突然変異、両方のCCAAT/エンハンサー結合タンパク質α(CEBPα)対立遺伝子中の突然変異(「2対立遺伝子の」CEBPα突然変異)、およびEZH2遺伝子中の突然変異から選択される1つ以上の突然変異をさらに示す、請求項1または2のいずれか1つに記載の医薬組成物。
  4. 前記血液悪性腫瘍は、MLL再構成またはMLL部分縦列重複を含む、請求項1-3のいずれか1つに記載の医薬組成物。
  5. 前記被験体はASXL1融合遺伝子を示す、請求項1-4のいずれか1つに記載の医薬組成物。
  6. 前記被験体はASXL1遺伝子中の突然変異を示す、請求項1-4のいずれか1つに記載の医薬組成物。
  7. 前記被験体はモノソミー7を示す、請求項1-4のいずれか1つに記載の医薬組成物。
  8. 前記被験体は、NRAS遺伝子中の突然変異、KRAS遺伝子中の突然変異、SETD2遺伝子中の突然変異、または、TP53遺伝子中の突然変異、複雑な細胞遺伝学、およびHOXA9遺伝子の過剰発現を示さない、請求項1-7のいずれか1つに記載の医薬組成物。
  9. 前記被験体は、PML-RARA融合遺伝子、RUNX1融合遺伝子、RUNX1遺伝子中の突然変異、inv(16)融合遺伝子、inv(3)融合遺伝子、またはJAK2遺伝子中の突然変異を示さない、請求項1-8のいずれか1つに記載の医薬組成物。
  10. 前記血液悪性腫瘍は急性骨髄性白血病である、請求項1-9のいずれか1つに記載の医薬組成物。
  11. 前記方法は、第2の薬剤と組み合わせてメニン阻害剤を、それを必要とする被験体に投与する工程をさらに含み、ここで、前記第2の薬剤は、脱メチル化剤、DOT1L阻害剤、IDH1阻害剤、IDH2阻害剤、LSD1阻害剤、XPO1阻害剤、およびダサチニブから選択される、請求項1-10のいずれか1つに記載の医薬組成物。
  12. 前記メニン阻害剤は、
    (a)式(I-A)の化合物:
    Figure 2020069027000001
    またはその薬学的に許容可能な塩あるいはプロドラッグ、
    (b)式(I-B)の化合物:
    Figure 2020069027000002
    またはその薬学的に許容可能な塩、
    (c)式(II)の化合物:
    Figure 2020069027000003
    またはその薬学的に許容可能な塩あるいはプロドラッグ、
    (d)式(III)の化合物:
    Figure 2020069027000004
    またはその薬学的に許容可能な塩あるいはプロドラッグ、
    (e)式(IV)の化合物:
    Figure 2020069027000005
    またはその薬学的に許容可能な塩あるいはプロドラッグ、あるいは、
    (f)式(VI)の化合物:
    Figure 2020069027000006
    またはその薬学的に許容可能な塩あるいはプロドラッグ
    であり、
    式(I-A)において、
    Hは、各々が1つ以上のR 50 で随意に置換される、C 5-12 炭素環および5~12員の複素環から選択され;
    Aは、単結合、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;
    Bは、C 3-12 炭素環および3~12員の複素環から選択され;
    Cは、3-12員の複素環であり;
    、L 、およびL はそれぞれ、単結合、-O-、-S-、-N(R 51 )-、-N(R 51 )CH -、-C(O)-、-C(O)O-、-OC(O)-、-OC(O)O-、-C(O)N(R 51 )-、-C(O)N(R 51 )C(O)-、-C(O)N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)-、-N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)O-、-OC(O)N(R 51 )-、-C(NR 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )-、-C(NR 51 )N(R 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )N(R 51 )-、-S(O) -、-OS(O)-、-S(O)O-、-S(O)-、-OS(O) -、-S(O) O-、-N(R 51 )S(O) -、-S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)-、-S(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)N(R 51 )-;各々が1つ以上のR 50 で随意に置換される、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、ヘテロアルキレン、ヘテロアルケニレン、およびヘテロアルキニレンから独立して選択され、ここで、L 、L 、またはL のいずれか1つの同じ原子あるいは異なる原子に結合された2つのR 50 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    、R 、およびR はそれぞれ独立して、各出現時にR 50 から選択されるか、あるいは同じ原子または異なる原子に結合された2つのR 基、2つのR 基、または2つのR 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    m、n、およびpはそれぞれ独立して、0~6の整数であり;
    50 は独立して、各出現時に、
    ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 -P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 、P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 );
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、およびC 2-10 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環、
    から選択され、
    ここで、R 50 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    51 は独立して、各出現時に、
    水素、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-6 アルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環、
    から選択され、
    ここで、R 51 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    52 は独立して、各出現時に、水素;ならびに、各々がハロゲン、-CN、-NO 、-NH 、-NHCH 、-NHCH CH 、=O、-OH、-OCH 、-OCH CH 、C 3-12 炭素環、または3~6員の複素環によって随意に置換される、C 1-20 アルキル、C 2-20 アルケニル、C 2-20 アルキニル、1~6員のヘテロアルキル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;
    53 とR 54 は、それらが結合する窒素原子と一体となって、1つ以上のR 50 で随意に置換される複素環を形成し;
    57 は、
    ハロゲン、-NO 、-CN、-SR 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 58 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)NH(C 1-6 アルキル)、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=S、=N(R 52 );ならびに、
    各々が各出現時に独立して、-NO 、-CN、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=S、および=N(R 52 )から選択される1つ以上の置換基で置換される、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、およびC 2-10 アルキニル;
    から選択され、ならびに、
    58 は、水素;および、各々がハロゲン、-CN、-NO 、-NH 、-NHCH 、-NHCH CH 、=O、-OH、-OCH 、-OCH CH 、C 3-12 炭素環、または3~6員の複素環によって随意に置換される、C 1-20 アルキル、C 3-20 アルケニル、C 2-20 アルキニル、1~6員のヘテロアルキル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され、
    ここで、式(I-A)の化合物または塩について、Cがアゼチジニレン、ピペリジニレン、またはピペラジニレンであり、および、R 57 が、-S(=O) 58 、-S(=O) N(R 52 、または-NR 52 S(=O) 52 であるとき:
    pは、1~6の整数であり;および/または、
    は1つ以上のR 50 で置換され、ここで、L は-CH CH(OH)-ではなく;
    式(I-B)において、
    Hは、各々が1つ以上のR 50 で随意に置換されるC 5-12 炭素環および5~12員の複素環から選択され;
    A、B、およびCはそれぞれ独立して、C 3-12 炭素環および3~12員の複素環から選択され;
    およびL はそれぞれ独立して、単結合、-O-、-S-、-N(R 51 )-、-N(R 51 )CH -、-C(O)-、-C(O)O-、-OC(O)-、-OC(O)O-、-C(O)N(R 51 )-、-C(O)N(R 51 )C(O)-、-C(O)N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)-、-N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)O-、-OC(O)N(R 51 )-、-C(NR 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )-、-C(NR 51 )N(R 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )N(R 51 )-、-S(O) -、-OS(O)-、-S(O)O-、-S(O)-、-OS(O) -、-S(O) O-、-N(R 51 )S(O) -、-S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)-、-S(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)N(R 51 )-;各々が1つ以上のR 50 で随意に置換される、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、ヘテロアルキレン、ヘテロアルケニレン、およびヘテロアルキニレンから選択され;
    は、各々が、1つ以上のR 56 で置換され、随意にさらに1つ以上のR 50 で置換される、アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレンから選択され;
    、R 、およびR はそれぞれ独立して、各出現時にR 50 から選択されるか、あるいは同じ原子または異なる原子に結合された2つのR 基、2つのR 基、または2つのR 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    m、n、およびpはそれぞれ独立して、0~6の整数であり;
    50 は独立して、各出現時に、
    ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 );
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、およびC 2-10 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 50 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    51 は独立して、各出現時に、
    水素、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-6 アルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 51 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    52 は独立して、各出現時に、水素;ならびに、各々がハロゲン、-CN、-NO 、-NH 、-NHCH 、-NHCH CH 、=O、-OH、-OCH 、-OCH CH 、C 3-12 炭素環、または3~6員の複素環によって随意に置換される、C 1-20 アルキル、C 2-20 アルケニル、C 2-20 アルキニル、1~6員のヘテロアルキル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;
    53 とR 54 は、それらが結合する窒素原子と一体となって、1つ以上のR 50 で随意に置換される複素環を形成し;
    56 は独立して、各出現時に、
    -NO 、-OR 59 、-SR 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、C 2-10 アルキニル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され、
    ここで、R 56 における各C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、およびC 2-10 アルキニルは各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 59 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;ならびに、
    ここで、R 56 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    さらに、ここで、R 56 は、環Cへの単結合を随意に形成し;ならびに、
    59 は独立して、C 1-20 アルキル、C 2-20 アルケニル、C 2-20 アルキニル、1~6員のヘテロアルキル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から各出現に選択され、それらの各々は、ハロゲン、-CN、-NO 、-NH 、-NHCH 、-NHCH CH 、=O、-OH、-OCH 、-OCH CH 、C 3-12 炭素環、または3~6員の複素環によって随意に置換され、
    ここで、式(I-B)の化合物または塩について、R 56 が-CH であるとき、L は、-OH、-NH 、または-CNでさらに置換されず、
    式(II)において、
    Hは、各々が1つ以上のR 50 で随意に置換されるC 5-12 炭素環および5~12員の複素環から選択され;
    Aは、単結合、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;
    Bは、C 3-12 炭素環および3~12員の複素環から選択され;
    、L 、およびL はそれぞれ、単結合、-O-、-S-、-N(R 51 )-、-N(R 51 )CH -、-C(O)-、-C(O)O-、-OC(O)-、-OC(O)O-、-C(O)N(R 51 )-、-C(O)N(R 51 )C(O)-、-C(O)N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)-、-N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)O-、-OC(O)N(R 51 )-、-C(NR 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )-、-C(NR 51 )N(R 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )N(R 51 )-、-S(O) -、-OS(O)-、-S(O)O-、-S(O)-、-OS(O) -、-S(O) O-、-N(R 51 )S(O) -、-S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)-、-S(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)N(R 51 )-;各々が1つ以上のR 50 で随意に置換される、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、ヘテロアルキレン、ヘテロアルケニレン、およびヘテロアルキニレンから選択され;
    、R 、およびR はそれぞれ独立して、各出現時にR 50 から選択されるか、あるいは同じ原子または異なる原子に結合された2つのR 基または2つのR 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    mとnはそれぞれ独立して、0~6の整数であり;
    は、1つ以上のR 50 で随意に置換されたC 1-4 アルキレンであり;
    は、単結合;および、1つ以上のR 50 で随意に置換されたC 1-4 アルキレンから選択され;
    は、存在しない;および、1つ以上のR 50 で随意に置換されたC 1-4 アルキレンから選択され;
    50 は独立して、各出現時に、
    ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、=O、=S、=N(R 52 );
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、およびC 2-10 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 50 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    51 は独立して、各出現時に、
    水素、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-6 アルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 51 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    52 は独立して、各出現時に、水素;および、各々がハロゲン、-CN、-NO 、-NH 、-NHCH 、-NHCH CH 、=O、-OH、-OCH 、-OCH CH 、C 3-12 炭素環、または3~6員の複素環によって随意に置換される、C 1-20 アルキル、C 2-20 アルケニル、C 2-20 アルキニル、2~6員のヘテロアルキル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;ならびに、
    53 とR 54 は、それらが結合する窒素原子と一体となって、1つ以上のR 50 で随意に置換される複素環を形成し、
    ここで、式(II)の化合物または塩について、W が存在しないとき:
    はC アルキレンであり、W は単結合であり、およびL は単結合ではなく;
    はC 2-4 アルキレンであり、W は単結合であり;あるいは、
    とW はそれぞれC アルキレンであり、L は単結合ではなく、ここで、C アルキレンはそれぞれ独立して、1つ以上のR 50 で随意に置換され、
    式(III)において、
    Hは、各々が1つ以上のR 50 で随意に置換されるC 3-12 炭素環および3~12員の複素環から選択され;
    Aは、
    Figure 2020069027000007
    であり;
    、Z 、Z 、およびZ の各々は独立して、-C(R A1 )(R A2 )-、-C(R A1 )(R A2 )-C(R A1 )(R A2 )-、-C(O)-、および-C(R A1 )(R A2 )-C(O)-から選択され、ここで、Z 、Z 、Z 、およびZ の1つのみが、-C(O)-または-C(R A1 )(R A2 )-C(O)-であり;
    Bは、単結合、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;
    Cは、単結合、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;
    、L 、およびL はそれぞれ、単結合、-O-、-S-、-N(R 51 )-、-N(R 51 )CH -、-C(O)-、-C(O)O-、-OC(O)-、-OC(O)O-、-C(O)N(R 51 )-、-C(O)N(R 51 )C(O)-、-C(O)N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)-、-N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)O-、-OC(O)N(R 51 )-、-C(NR 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )-、-C(NR 51 )N(R 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )N(R 51 )-、-S(O) -、-OS(O)-、-S(O)O-、-S(O)-、-OS(O) -、-S(O) O-、-N(R 51 )S(O) -、-S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)-、-S(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)N(R 51 )-;各々が1つ以上のR 50 で随意に置換される、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、ヘテロアルキレン、ヘテロアルケニレン、およびヘテロアルキニレンから独立して選択され、ここで、L 、L 、またはL のいずれか1つの同じ原子あるいは異なる原子に結合された2つのR 50 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    は独立して、各出現時にR 50 から選択されるか、あるいは同じ原子または異なる原子に結合された2つのR 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    は独立して、各出現時に水素およびR 50 から選択されるか、あるいは、同じ原子または異なる原子に結合された2つのR 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    A1 とR A2 はそれぞれ独立して、各出現時に水素およびR 50 から選択され;
    nは、0~6の整数であり;
    pは、1~6の整数であり;
    50 は独立して、各出現時に、
    ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 );
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、およびC 2-10 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 50 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    51 は独立して、各出現時に、
    水素、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-6 アルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 51 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    52 は独立して、各出現時に、水素;ならびに、各々がハロゲン、-CN、-NO 、-NH 、-NHCH 、-NHCH CH 、=O、-OH、-OCH 、-OCH CH 、C 3-12 炭素環、または3~6員の複素環によって随意に置換される、C 1-20 アルキル、C 2-20 アルケニル、C 2-20 アルキニル、1~6員のヘテロアルキル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;ならびに、
    53 とR 54 は、それらが結合する窒素原子と一体となって、1つ以上のR 50 で随意に置換される複素環を形成し、
    式(IV)において、
    Figure 2020069027000008
    は、縮合チエニル基あるいは縮合フェニル基であり;
    は、各々が-E -R 4a で置換され、随意に1つ以上のR 50 でさらに置換される、C 3-12 炭素環および3~12員の複素環から選択され;
    2a は、水素、アルキル、アルケニル、随意に置換されたシクロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクロ、随意に置換されたヘテロアリール、およびアラルキルから選択され;
    3a とR 3b はそれぞれ独立して、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシから選択され;
    -Y は、-N(R 52 )-C(=O)-、-C(=O)-O-、-C(=O)-N(R 52 )-、-CH N(R 52 )-CH -、-C(=O)N(R 52 )-CH -、-CH CH -N(R 52 )-、-CH N(R 52 )-C(=O)-、および-CH O-CH -から選択され;あるいは、
    とY は化学結合を形成せず、ここで、
    は、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシから選択され;および、
    は、シアノ、ヒドロキシ、および-CH 50 から選択され;
    は、存在しない、-C(=O)-、-C(=O)N(R 52 )-、-[C(R 14a 1-5 O-、-[C(R 14a 1-5 NR 52 -、-[C(R 14a 1-5 -、-CH (=O)-、および、-S(=O) -から選択され;
    4a は、水素、アルキル、随意に置換されたアルケニル、随意に置換されたアルキニル、随意に置換されたシクロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクロ、随意に置換されたヘテロアリール、アラルキル、(ヘテロシクロ)アルキル、および(ヘテロアリール)アルキルから選択され;
    14a は、水素およびアルキルから選択され;
    50 は独立して、各出現時に、
    ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 );
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、およびC 2-10 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 50 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    52 は独立して、各出現時に、水素;ならびに、各々がハロゲン、-CN、-NO 、-NH 、-NHCH 、-NHCH CH 、=O、-OH、-OCH 、-OCH CH 、C 3-12 炭素環、または3~6員の複素環によって随意に置換される、C 1-20 アルキル、C 2-20 アルケニル、C 2-20 アルキニル、1~6員のヘテロアルキル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;ならびに、
    53 とR 54 は、それらが結合する窒素原子と一体となって、1つ以上のR 50 で随意に置換される複素環を形成し、
    式(VI)において、
    は、C 3-12 炭素環および3~12員の複素環から選択され;
    Hは、各々が1つ以上のR 50 で随意に置換される、C 3-12 炭素環および3~12員の複素環から選択され;
    Aは、
    Figure 2020069027000009
    であり;
    、Z 、Z 、およびZ の各々は独立して、-C(R A1 )(R A2 )-、-C(R A1 )(R A2 )-C(R A1 )(R A2 )-、-O-、-C(R A1 )(R A2 )-O-、-C(R A1 )(R A2 )-N(R 51 )-、-C(O)-、-C(R A1 )(R A2 )-C(O)-、および-N=C(NH )-から選択され、ここで、Z 、Z 、Z 、およびZ の1つのみが、-O-、-C(R A1 )(R A2 )-O-、-C(R A1 )(R A2 )-N(R 51 )-、-C(O)-、-C(R A1 )(R A2 )-C(O)-、または-N=C(NH )-であり;
    とZ は独立して、-C(R A3 )-および-N-から選択され;
    Bは、単結合、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;
    、L 、およびL はそれぞれ独立して、単結合、-O-、-S-、-N(R 51 )-、-N(R 51 )CH -、-C(O)-、-C(O)O-、-OC(O)-、-OC(O)O-、-C(O)N(R 51 )-、-C(O)N(R 51 )C(O)-、-C(O)N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)-、-N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)O-、-OC(O)N(R 51 )-、-C(NR 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )-、-C(NR 51 )N(R 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )N(R 51 )-、-S(O) -、-OS(O)-、-S(O)O-、-S(O)-、-OS(O) -、-S(O) O-、-N(R 51 )S(O) -、-S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)-、-S(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)N(R 51 )-;1つ以上のR 50 で随意に置換される、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、ヘテロアルキレン、ヘテロアルケニレン、およびヘテロアルキニレンから選択され、ここで、L 、L 、またはL のいずれか1つの同じ原子または異なる原子に結合された2つのR 50 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    は独立して、各出現時に水素およびR 50 から選択されるか、あるいは、同じ原子または異なる原子に結合された2つのR 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    H2 は独立して、各出現時にR 50 から選択されるか、あるいは、同じ原子または異なる原子に結合された2つのR H2 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    A1 、R A2 、およびR A3 はそれぞれ独立して、各出現時に水素およびR 50 から選択され;
    nは、0~6の整数であり;
    rは1~6の整数であり;
    50 は独立して、各出現時に、
    ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 );
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、およびC 2-10 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 50 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    51 は独立して、各出現時に、
    水素、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-6 アルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 51 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    52 は独立して、各出現時に、水素;ならびに、各々がハロゲン、-CN、-NO 、-NH 、-NHCH 、-NHCH CH 、=O、-OH、-OCH 、-OCH CH 、C 3-12 炭素環、または3~6員の複素環によって随意に置換される、C 1-20 アルキル、C 2-20 アルケニル、C 2-20 アルキニル、1~6員のヘテロアルキル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;ならびに、
    53 とR 54 は、それらが結合する窒素原子と一体となって、1つ以上のR 50 で随意に置換される複素環を形成する、請求項1-11のいずれか1つに記載の医薬組成物。
  13. 前記化合物は表1-7から選択される、請求項1-11のいずれか1つに記載の医薬組成物。
  14. 前記被験体は、ASXL1融合遺伝子、ASXL1遺伝子中の突然変異、FLT3依存性、KIT依存性、モノソミー7、またはそれらの組み合わせの存在について試験されている、請求項1-13のいずれか1つに記載の医薬組成物。
  15. 前記方法が、ASXL1融合遺伝子、ASXL1遺伝子中の突然変異、FLT3依存性、KIT依存性、モノソミー7、またはそれらの組み合わせの存在について、前記被験体を試験する工程をさらに含む、請求項1-14のいずれか1つに記載の医薬組成物。
  16. 追加的性櫛様1(ASXL1)融合遺伝子、ASXL1遺伝子中の突然変異、FLT3依存性、KIT依存性、モノソミー7、またはそれらの組み合わせを示す被験体の血液悪性腫瘍の処置のための薬剤の製造における、メニン阻害剤の使用であって、前記処置は前記メニン阻害剤を前記被験体に投与することを含む、使用。
  17. 前記被験体は、急性骨髄性白血病1/8-20-1(AML1-ETO)融合遺伝子;NRAS遺伝子中の突然変異;KRAS遺伝子中の突然変異;SETドメイン含有2(SETD2)遺伝子中の突然変異;単一のCCAAT/エンハンサー結合タンパク質α(CEBPα)対立遺伝子のみにおける突然変異;tetメチルシトシンジオキシゲナーゼ2(TET2)遺伝子中の突然変異;wilms腫瘍タンパク質(WT1)遺伝子中の突然変異;腫瘍タンパク質53(TP53)遺伝子中の突然変異、複雑な細胞遺伝学、およびホメオボックスタンパク質A9(HOXA9)遺伝子の過剰発現;前骨髄性白血病/レチノイン酸受容体α(PML-RARA)融合遺伝子;Runt関連転写因子1(RUNX1)融合遺伝子;RUNX1遺伝子中の突然変異;inv(16)融合遺伝子;inv(3)融合遺伝子;ヤヌスキナーゼ2(JAK2)遺伝子中の突然変異;転座t(6;9)、転座t(1;22)、転座t(8;16);トリソミー8;または、それらの組み合わせを示さない、請求項16に記載の使用。
  18. 前記被験体は、ヌクレオフォスミン(NPM1)遺伝子中の突然変異、核膜孔複合体タンパク質Nup98-Nup96(NUP98)融合、DNA(シトシン-5)-メチルトランスフェラーゼ3A(DNMT3A)遺伝子中の突然変異、イソクエン酸デヒドロゲナーゼ1(IDH1)遺伝子中の突然変異、イソクエン酸デヒドロゲナーゼ2(IDH2)遺伝子中の突然変異、FMS様チロシンキナーゼ-3(FLT3)遺伝子中の突然変異、両方のCCAAT/エンハンサー結合タンパク質α(CEBPα)対立遺伝子中の突然変異(「2対立遺伝子の」CEBPα突然変異)、およびEZH2遺伝子中の突然変異から選択される1つ以上の突然変異をさらに示す、請求項16または17のいずれか1つに記載の使用。
  19. 前記血液悪性腫瘍は、MLL再構成またはMLL部分縦列重複を含む、請求項16-18のいずれか1つに記載の使用。
  20. 前記被験体はASXL1融合遺伝子を示す、請求項16-19のいずれか1つに記載の使用。
  21. 前記被験体はASXL1遺伝子中の突然変異を示す、請求項16-19のいずれか1つに記載の使用。
  22. 前記被験体はモノソミー7を示す、請求項16-19のいずれか1つに記載の使用。
  23. 前記被験体は、NRAS遺伝子中の突然変異、KRAS遺伝子中の突然変異、SETD2遺伝子中の突然変異、または、TP53遺伝子中の突然変異、複雑な細胞遺伝学、およびHOXA9遺伝子の過剰発現を示さない、請求項16-22のいずれか1つに記載の使用。
  24. 前記被験体は、PML-RARA融合遺伝子、RUNX1融合遺伝子、RUNX1遺伝子中の突然変異、inv(16)融合遺伝子、inv(3)融合遺伝子、またはJAK2遺伝子中の突然変異を示さない、請求項16-23のいずれか1つに記載の使用。
  25. 前記血液悪性腫瘍は急性骨髄性白血病である、請求項16-24のいずれか1つに記載の使用。
  26. 前記処置は、第2の薬剤と組み合わせてメニン阻害剤を、それを必要とする被験体に投与する工程をさらに含み、ここで、前記第2の薬剤は、脱メチル化剤、DOT1L阻害剤、IDH1阻害剤、IDH2阻害剤、LSD1阻害剤、XPO1阻害剤、およびダサチニブから選択される、請求項16-25のいずれか1つに記載の使用。
  27. 前記メニン阻害剤は、
    (a)式(I-A)の化合物:
    Figure 2020069027000010
    またはその薬学的に許容可能な塩あるいはプロドラッグ、
    (b)式(I-B)の化合物:
    Figure 2020069027000011
    またはその薬学的に許容可能な塩、
    (c)式(II)の化合物:
    Figure 2020069027000012
    またはその薬学的に許容可能な塩あるいはプロドラッグ、
    (d)式(III)の化合物:
    Figure 2020069027000013
    またはその薬学的に許容可能な塩あるいはプロドラッグ、
    (e)式(IV)の化合物:
    Figure 2020069027000014
    またはその薬学的に許容可能な塩あるいはプロドラッグ、あるいは、
    (f)式(VI)の化合物:
    Figure 2020069027000015
    またはその薬学的に許容可能な塩あるいはプロドラッグ
    であり、
    式(I-A)において、
    Hは、各々が1つ以上のR 50 で随意に置換される、C 5-12 炭素環および5~12員の複素環から選択され;
    Aは、単結合、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;
    Bは、C 3-12 炭素環および3~12員の複素環から選択され;
    Cは、3-12員の複素環であり;
    、L 、およびL はそれぞれ、単結合、-O-、-S-、-N(R 51 )-、-N(R 51 )CH -、-C(O)-、-C(O)O-、-OC(O)-、-OC(O)O-、-C(O)N(R 51 )-、-C(O)N(R 51 )C(O)-、-C(O)N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)-、-N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)O-、-OC(O)N(R 51 )-、-C(NR 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )-、-C(NR 51 )N(R 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )N(R 51 )-、-S(O) -、-OS(O)-、-S(O)O-、-S(O)-、-OS(O) -、-S(O) O-、-N(R 51 )S(O) -、-S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)-、-S(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)N(R 51 )-;各々が1つ以上のR 50 で随意に置換される、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、ヘテロアルキレン、ヘテロアルケニレン、およびヘテロアルキニレンから独立して選択され、ここで、L 、L 、またはL のいずれか1つの同じ原子あるいは異なる原子に結合された2つのR 50 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    、R 、およびR はそれぞれ独立して、各出現時にR 50 から選択されるか、あるいは同じ原子または異なる原子に結合された2つのR 基、2つのR 基、または2つのR 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    m、n、およびpはそれぞれ独立して、0~6の整数であり;
    50 は独立して、各出現時に、
    ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 -P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 、P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 );
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、およびC 2-10 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環、
    から選択され、
    ここで、R 50 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    51 は独立して、各出現時に、
    水素、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-6 アルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環、
    から選択され、
    ここで、R 51 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    52 は独立して、各出現時に、水素;ならびに、各々がハロゲン、-CN、-NO 、-NH 、-NHCH 、-NHCH CH 、=O、-OH、-OCH 、-OCH CH 、C 3-12 炭素環、または3~6員の複素環によって随意に置換される、C 1-20 アルキル、C 2-20 アルケニル、C 2-20 アルキニル、1~6員のヘテロアルキル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;
    53 とR 54 は、それらが結合する窒素原子と一体となって、1つ以上のR 50 で随意に置換される複素環を形成し;
    57 は、
    ハロゲン、-NO 、-CN、-SR 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 58 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)NH(C 1-6 アルキル)、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=S、=N(R 52 );ならびに、
    各々が各出現時に独立して、-NO 、-CN、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=S、および=N(R 52 )から選択される1つ以上の置換基で置換される、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、およびC 2-10 アルキニル;
    から選択され、ならびに、
    58 は、水素;および、各々がハロゲン、-CN、-NO 、-NH 、-NHCH 、-NHCH CH 、=O、-OH、-OCH 、-OCH CH 、C 3-12 炭素環、または3~6員の複素環によって随意に置換される、C 1-20 アルキル、C 3-20 アルケニル、C 2-20 アルキニル、1~6員のヘテロアルキル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され、
    ここで、式(I-A)の化合物または塩について、Cがアゼチジニレン、ピペリジニレン、またはピペラジニレンであり、および、R 57 が、-S(=O) 58 、-S(=O) N(R 52 、または-NR 52 S(=O) 52 であるとき:
    pは、1~6の整数であり;および/または、
    は1つ以上のR 50 で置換され、ここで、L は-CH CH(OH)-ではなく;
    式(I-B)において、
    Hは、各々が1つ以上のR 50 で随意に置換されるC 5-12 炭素環および5~12員の複素環から選択され;
    A、B、およびCはそれぞれ独立して、C 3-12 炭素環および3~12員の複素環から選択され;
    およびL はそれぞれ独立して、単結合、-O-、-S-、-N(R 51 )-、-N(R 51 )CH -、-C(O)-、-C(O)O-、-OC(O)-、-OC(O)O-、-C(O)N(R 51 )-、-C(O)N(R 51 )C(O)-、-C(O)N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)-、-N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)O-、-OC(O)N(R 51 )-、-C(NR 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )-、-C(NR 51 )N(R 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )N(R 51 )-、-S(O) -、-OS(O)-、-S(O)O-、-S(O)-、-OS(O) -、-S(O) O-、-N(R 51 )S(O) -、-S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)-、-S(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)N(R 51 )-;各々が1つ以上のR 50 で随意に置換される、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、ヘテロアルキレン、ヘテロアルケニレン、およびヘテロアルキニレンから選択され;
    は、各々が、1つ以上のR 56 で置換され、随意にさらに1つ以上のR 50 で置換される、アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレンから選択され;
    、R 、およびR はそれぞれ独立して、各出現時にR 50 から選択されるか、あるいは同じ原子または異なる原子に結合された2つのR 基、2つのR 基、または2つのR 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    m、n、およびpはそれぞれ独立して、0~6の整数であり;
    50 は独立して、各出現時に、
    ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 );
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、およびC 2-10 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 50 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    51 は独立して、各出現時に、
    水素、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-6 アルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 51 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    52 は独立して、各出現時に、水素;ならびに、各々がハロゲン、-CN、-NO 、-NH 、-NHCH 、-NHCH CH 、=O、-OH、-OCH 、-OCH CH 、C 3-12 炭素環、または3~6員の複素環によって随意に置換される、C 1-20 アルキル、C 2-20 アルケニル、C 2-20 アルキニル、1~6員のヘテロアルキル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;
    53 とR 54 は、それらが結合する窒素原子と一体となって、1つ以上のR 50 で随意に置換される複素環を形成し;
    56 は独立して、各出現時に、
    -NO 、-OR 59 、-SR 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、C 2-10 アルキニル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され、
    ここで、R 56 における各C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、およびC 2-10 アルキニルは各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 59 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;ならびに、
    ここで、R 56 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    さらに、ここで、R 56 は、環Cへの単結合を随意に形成し;ならびに、
    59 は独立して、C 1-20 アルキル、C 2-20 アルケニル、C 2-20 アルキニル、1~6員のヘテロアルキル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から各出現に選択され、それらの各々は、ハロゲン、-CN、-NO 、-NH 、-NHCH 、-NHCH CH 、=O、-OH、-OCH 、-OCH CH 、C 3-12 炭素環、または3~6員の複素環によって随意に置換され、
    ここで、式(I-B)の化合物または塩について、R 56 が-CH であるとき、L は、-OH、-NH 、または-CNでさらに置換されず、
    式(II)において、
    Hは、各々が1つ以上のR 50 で随意に置換されるC 5-12 炭素環および5~12員の複素環から選択され;
    Aは、単結合、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;
    Bは、C 3-12 炭素環および3~12員の複素環から選択され;
    、L 、およびL はそれぞれ、単結合、-O-、-S-、-N(R 51 )-、-N(R 51 )CH -、-C(O)-、-C(O)O-、-OC(O)-、-OC(O)O-、-C(O)N(R 51 )-、-C(O)N(R 51 )C(O)-、-C(O)N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)-、-N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)O-、-OC(O)N(R 51 )-、-C(NR 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )-、-C(NR 51 )N(R 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )N(R 51 )-、-S(O) -、-OS(O)-、-S(O)O-、-S(O)-、-OS(O) -、-S(O) O-、-N(R 51 )S(O) -、-S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)-、-S(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)N(R 51 )-;各々が1つ以上のR 50 で随意に置換される、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、ヘテロアルキレン、ヘテロアルケニレン、およびヘテロアルキニレンから選択され;
    、R 、およびR はそれぞれ独立して、各出現時にR 50 から選択されるか、あるいは同じ原子または異なる原子に結合された2つのR 基または2つのR 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    mとnはそれぞれ独立して、0~6の整数であり;
    は、1つ以上のR 50 で随意に置換されたC 1-4 アルキレンであり;
    は、単結合;および、1つ以上のR 50 で随意に置換されたC 1-4 アルキレンから選択され;
    は、存在しない;および、1つ以上のR 50 で随意に置換されたC 1-4 アルキレンから選択され;
    50 は独立して、各出現時に、
    ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、=O、=S、=N(R 52 );
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、およびC 2-10 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 50 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    51 は独立して、各出現時に、
    水素、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-6 アルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 51 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    52 は独立して、各出現時に、水素;および、各々がハロゲン、-CN、-NO 、-NH 、-NHCH 、-NHCH CH 、=O、-OH、-OCH 、-OCH CH 、C 3-12 炭素環、または3~6員の複素環によって随意に置換される、C 1-20 アルキル、C 2-20 アルケニル、C 2-20 アルキニル、2~6員のヘテロアルキル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;ならびに、
    53 とR 54 は、それらが結合する窒素原子と一体となって、1つ以上のR 50 で随意に置換される複素環を形成し、
    ここで、式(II)の化合物または塩について、W が存在しないとき:
    はC アルキレンであり、W は単結合であり、およびL は単結合ではなく;
    はC 2-4 アルキレンであり、W は単結合であり;あるいは、
    とW はそれぞれC アルキレンであり、L は単結合ではなく、ここで、C アルキレンはそれぞれ独立して、1つ以上のR 50 で随意に置換され、
    式(III)において、
    Hは、各々が1つ以上のR 50 で随意に置換されるC 3-12 炭素環および3~12員の複素環から選択され;
    Aは、
    Figure 2020069027000016
    であり;
    、Z 、Z 、およびZ の各々は独立して、-C(R A1 )(R A2 )-、-C(R A1 )(R A2 )-C(R A1 )(R A2 )-、-C(O)-、および-C(R A1 )(R A2 )-C(O)-から選択され、ここで、Z 、Z 、Z 、およびZ の1つのみが、-C(O)-または-C(R A1 )(R A2 )-C(O)-であり;
    Bは、単結合、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;
    Cは、単結合、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;
    、L 、およびL はそれぞれ、単結合、-O-、-S-、-N(R 51 )-、-N(R 51 )CH -、-C(O)-、-C(O)O-、-OC(O)-、-OC(O)O-、-C(O)N(R 51 )-、-C(O)N(R 51 )C(O)-、-C(O)N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)-、-N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)O-、-OC(O)N(R 51 )-、-C(NR 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )-、-C(NR 51 )N(R 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )N(R 51 )-、-S(O) -、-OS(O)-、-S(O)O-、-S(O)-、-OS(O) -、-S(O) O-、-N(R 51 )S(O) -、-S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)-、-S(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)N(R 51 )-;各々が1つ以上のR 50 で随意に置換される、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、ヘテロアルキレン、ヘテロアルケニレン、およびヘテロアルキニレンから独立して選択され、ここで、L 、L 、またはL のいずれか1つの同じ原子あるいは異なる原子に結合された2つのR 50 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    は独立して、各出現時にR 50 から選択されるか、あるいは同じ原子または異なる原子に結合された2つのR 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    は独立して、各出現時に水素およびR 50 から選択されるか、あるいは、同じ原子または異なる原子に結合された2つのR 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    A1 とR A2 はそれぞれ独立して、各出現時に水素およびR 50 から選択され;
    nは、0~6の整数であり;
    pは、1~6の整数であり;
    50 は独立して、各出現時に、
    ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 );
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、およびC 2-10 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 50 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    51 は独立して、各出現時に、
    水素、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-6 アルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 51 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    52 は独立して、各出現時に、水素;ならびに、各々がハロゲン、-CN、-NO 、-NH 、-NHCH 、-NHCH CH 、=O、-OH、-OCH 、-OCH CH 、C 3-12 炭素環、または3~6員の複素環によって随意に置換される、C 1-20 アルキル、C 2-20 アルケニル、C 2-20 アルキニル、1~6員のヘテロアルキル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;ならびに、
    53 とR 54 は、それらが結合する窒素原子と一体となって、1つ以上のR 50 で随意に置換される複素環を形成し、
    式(IV)において、
    Figure 2020069027000017
    は、縮合チエニル基あるいは縮合フェニル基であり;
    は、各々が-E -R 4a で置換され、随意に1つ以上のR 50 でさらに置換される、C 3-12 炭素環および3~12員の複素環から選択され;
    2a は、水素、アルキル、アルケニル、随意に置換されたシクロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクロ、随意に置換されたヘテロアリール、およびアラルキルから選択され;
    3a とR 3b はそれぞれ独立して、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシから選択され;
    -Y は、-N(R 52 )-C(=O)-、-C(=O)-O-、-C(=O)-N(R 52 )-、-CH N(R 52 )-CH -、-C(=O)N(R 52 )-CH -、-CH CH -N(R 52 )-、-CH N(R 52 )-C(=O)-、および-CH O-CH -から選択され;あるいは、
    とY は化学結合を形成せず、ここで、
    は、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ハロアルキル、アルコキシ、およびハロアルコキシから選択され;および、
    は、シアノ、ヒドロキシ、および-CH 50 から選択され;
    は、存在しない、-C(=O)-、-C(=O)N(R 52 )-、-[C(R 14a 1-5 O-、-[C(R 14a 1-5 NR 52 -、-[C(R 14a 1-5 -、-CH (=O)-、および、-S(=O) -から選択され;
    4a は、水素、アルキル、随意に置換されたアルケニル、随意に置換されたアルキニル、随意に置換されたシクロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクロ、随意に置換されたヘテロアリール、アラルキル、(ヘテロシクロ)アルキル、および(ヘテロアリール)アルキルから選択され;
    14a は、水素およびアルキルから選択され;
    50 は独立して、各出現時に、
    ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 );
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、およびC 2-10 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 50 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    52 は独立して、各出現時に、水素;ならびに、各々がハロゲン、-CN、-NO 、-NH 、-NHCH 、-NHCH CH 、=O、-OH、-OCH 、-OCH CH 、C 3-12 炭素環、または3~6員の複素環によって随意に置換される、C 1-20 アルキル、C 2-20 アルケニル、C 2-20 アルキニル、1~6員のヘテロアルキル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;ならびに、
    53 とR 54 は、それらが結合する窒素原子と一体となって、1つ以上のR 50 で随意に置換される複素環を形成し、
    式(VI)において、
    は、C 3-12 炭素環および3~12員の複素環から選択され;
    Hは、各々が1つ以上のR 50 で随意に置換される、C 3-12 炭素環および3~12員の複素環から選択され;
    Aは、
    Figure 2020069027000018
    であり;
    、Z 、Z 、およびZ の各々は独立して、-C(R A1 )(R A2 )-、-C(R A1 )(R A2 )-C(R A1 )(R A2 )-、-O-、-C(R A1 )(R A2 )-O-、-C(R A1 )(R A2 )-N(R 51 )-、-C(O)-、-C(R A1 )(R A2 )-C(O)-、および-N=C(NH )-から選択され、ここで、Z 、Z 、Z 、およびZ の1つのみが、-O-、-C(R A1 )(R A2 )-O-、-C(R A1 )(R A2 )-N(R 51 )-、-C(O)-、-C(R A1 )(R A2 )-C(O)-、または-N=C(NH )-であり;
    とZ は独立して、-C(R A3 )-および-N-から選択され;
    Bは、単結合、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;
    、L 、およびL はそれぞれ独立して、単結合、-O-、-S-、-N(R 51 )-、-N(R 51 )CH -、-C(O)-、-C(O)O-、-OC(O)-、-OC(O)O-、-C(O)N(R 51 )-、-C(O)N(R 51 )C(O)-、-C(O)N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)-、-N(R 51 )C(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )C(O)O-、-OC(O)N(R 51 )-、-C(NR 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )-、-C(NR 51 )N(R 51 )-、-N(R 51 )C(NR 51 )N(R 51 )-、-S(O) -、-OS(O)-、-S(O)O-、-S(O)-、-OS(O) -、-S(O) O-、-N(R 51 )S(O) -、-S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)-、-S(O)N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O) N(R 51 )-、-N(R 51 )S(O)N(R 51 )-;1つ以上のR 50 で随意に置換される、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、ヘテロアルキレン、ヘテロアルケニレン、およびヘテロアルキニレンから選択され、ここで、L 、L 、またはL のいずれか1つの同じ原子または異なる原子に結合された2つのR 50 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    は独立して、各出現時に水素およびR 50 から選択されるか、あるいは、同じ原子または異なる原子に結合された2つのR 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    H2 は独立して、各出現時にR 50 から選択されるか、あるいは、同じ原子または異なる原子に結合された2つのR H2 基は一体となって、架橋または環を随意に形成することができ;
    A1 、R A2 、およびR A3 はそれぞれ独立して、各出現時に水素およびR 50 から選択され;
    nは、0~6の整数であり;
    rは1~6の整数であり;
    50 は独立して、各出現時に、
    ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 );
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-10 アルキル、C 2-10 アルケニル、およびC 2-10 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 50 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    51 は独立して、各出現時に、
    水素、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54
    各々が各出現時に独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択される1つ以上の置換基で随意に置換される、C 1-6 アルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニル;ならびに、
    3-12 炭素環および3~12員の複素環
    から選択され、
    ここで、R 51 におけるそれぞれのC 3-12 炭素環および3~12員の複素環は独立して、ハロゲン、-NO 、-CN、-OR 52 、-SR 52 、-N(R 52 、-NR 53 54 、-S(=O)R 52 、-S(=O) 52 、-S(=O) N(R 52 、-S(=O) NR 53 54 、-NR 52 S(=O) 52 、-NR 52 S(=O) N(R 52 、-NR 52 S(=O) NR 53 54 、-C(O)R 52 、-C(O)OR 52 、-OC(O)R 52 、-OC(O)OR 52 、-OC(O)N(R 52 、-OC(O)NR 53 54 、-NR 52 C(O)R 52 、-NR 52 C(O)OR 52 、-NR 52 C(O)N(R 52 、-NR 52 C(O)NR 53 54 、-C(O)N(R 52 、-C(O)NR 53 54 、-P(O)(OR 52 、-P(O)(R 52 、-P(O)(OR 52 )(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(R 52 )、-NR 52 P(O)(R 52 )、-P(O)(NR 52 )(OR 52 )、-P(O)(NR 52 、=O、=S、=N(R 52 )、C 1-6 アルキル、C 1-6 ハロアルキル、C 2-6 アルケニル、およびC 2-6 アルキニルから選択される1つ以上の置換基で随意に置換され;
    52 は独立して、各出現時に、水素;ならびに、各々がハロゲン、-CN、-NO 、-NH 、-NHCH 、-NHCH CH 、=O、-OH、-OCH 、-OCH CH 、C 3-12 炭素環、または3~6員の複素環によって随意に置換される、C 1-20 アルキル、C 2-20 アルケニル、C 2-20 アルキニル、1~6員のヘテロアルキル、C 3-12 炭素環、および3~12員の複素環から選択され;ならびに、
    53 とR 54 は、それらが結合する窒素原子と一体となって、1つ以上のR 50 で随意に置換される複素環を形成する、請求項16-26のいずれか1つに記載の使用。
  28. 前記化合物は表1-7から選択される、請求項16-26のいずれか1つに記載の使用。
  29. 前記被験体は、ASXL1融合遺伝子、ASXL1遺伝子中の突然変異、FLT3依存性、KIT依存性、モノソミー7、またはそれらの組み合わせの存在について試験されている、請求項16-28のいずれか1つに記載の使用。
  30. 前記処置が、ASXL1融合遺伝子、ASXL1遺伝子中の突然変異、FLT3依存性、KIT依存性、モノソミー7、またはそれらの組み合わせの存在について、前記被験体を試験する工程をさらに含む、請求項16-29のいずれか1つに記載の使用。
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