JPWO2020045669A1 - 光コネクタ用フェルール、光コネクタおよび複合ファイバ接続構造体 - Google Patents

光コネクタ用フェルール、光コネクタおよび複合ファイバ接続構造体 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2020045669A1
JPWO2020045669A1 JP2020539654A JP2020539654A JPWO2020045669A1 JP WO2020045669 A1 JPWO2020045669 A1 JP WO2020045669A1 JP 2020539654 A JP2020539654 A JP 2020539654A JP 2020539654 A JP2020539654 A JP 2020539654A JP WO2020045669 A1 JPWO2020045669 A1 JP WO2020045669A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrule
face
end surface
hole
composite fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020539654A
Other languages
English (en)
Inventor
大輔 駒田
大輔 駒田
広樹 橘
広樹 橘
広 松井
広 松井
媛元 郭
媛元 郭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku University NUC
Kyocera Corp
Original Assignee
Tohoku University NUC
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tohoku University NUC, Kyocera Corp filed Critical Tohoku University NUC
Publication of JPWO2020045669A1 publication Critical patent/JPWO2020045669A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
    • G02B6/3882Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls using rods, pins or balls to align a pair of ferrule ends
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/381Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
    • G02B6/3817Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres containing optical and electrical conductors
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
    • G02B6/3885Multicore or multichannel optical connectors, i.e. one single ferrule containing more than one fibre, e.g. ribbon type
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/05Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves 

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

本開示は、光コネクタ用フェルール、光コネクタおよび複合ファイバ接続構造体に関する。本開示の一実施形態に係る光コネクタ用フェルールは、第1貫通孔13を有する固定フェルール10と、複合ファイバ20と、第2貫通孔53を有する接続フェルール50と、を備える。複合ファイバ20は、第1光ファイバ21と、信号配線22と、を有し、固定フェルール10の第1貫通孔13内に配置されている。接続フェルール50は、導電路55を有する。固定フェルール10の第2端面12と接続フェルール50の第3端面51とが互いに対向するように位置し、第1光ファイバ21の端部と第2貫通孔53の端部とが接続し、信号配線22と導電路55とが接続している。

Description

本開示は、光コネクタ用フェルール、光コネクタおよび複合ファイバ接続構造体に関する。
従来から、たとえばマウスやラットなどの齧(げっ)歯類およびマーモセットなどの小動物の脳から神経活動の情報を電気信号として一定期間にわたって記録するために、小動物の生体脳にワイヤ電極などを刺入して固定させる場合がある。さらなる情報取得のために、生体脳に光を照射して光刺激を与えたり、生体脳に薬剤を与えたりして、その反応を電気信号として記録することが考えられる。さらに、生体脳表面の状態を反射光による画像として記録することが考えられる。これらを考慮して、ワイヤ電極のみならず、光の照射または受光のための光路および薬剤などを注入するための流路を一本にまとめた多機能ファイバが開発されている(たとえば、非特許文献1参照)。
本開示の光コネクタ用フェルールは、第1フェルールと、複合ファイバと、第2フェルールと、を備える。第1フェルールは、筒状であり、第1端面と、前記第1端面と反対側の第2端面と、前記第1端面から前記第2端面にかけて貫通する第1貫通孔と、を有している。複合ファイバは、第1光ファイバと、前記第1光ファイバに沿って位置する貫通部と、を有し、一端部が前記第2端面にまで延びて前記第1貫通孔内に配置されている。第2フェルールは、第3端面と、前記第3端面と反対側の第4端面と、前記第3端面から前記第4端面にかけて貫通する第2貫通孔と、を有する柱状のフェルール本体、および前記第3端面から前記第2貫通孔に沿って位置する線状部を含む。前記第2端面と前記第3端面とが互いに対向するように位置し、前記貫通部と前記線状部とが接続している。
本開示の光コネクタは、上記の光コネクタ用フェルールと、前記第2端面と前記第3端面が対向する領域を外囲するスリーブと、を備える。
本開示の複合ファイバ接続構造体は、上記の光コネクタと、前記第2貫通孔内に配置され、前記第1光ファイバの前記第1端部と前記フェルール本体の前記第3端面側に位置する第3端部との間で光結合する第2光ファイバと、を備える。
本開示の接続フェルールは、第3端面と、前記第3端面と反対側の第4端面と、前記第3端面から前記第4端面にかけて貫通する第2貫通孔と、を有する柱状のフェルール本体、および前記第2貫通孔に沿って位置し、前記第3端面に一部が露出する線状部と、を含む。
本開示の第1実施形態の複合ファイバ接続構造体を示す断面図である。 第1実施形態の接続フェルールおよび外部光ファイバの斜視図である。 第1実施形態の固定フェルールおよび複合ファイバの斜視図である。 第1実施形態の接続フェルールの端面図である。 第1実施形態の固定フェルールの端面図である。 第1実施形態の複合ファイバ接続構造体の部分拡大断面図である。 第2実施形態の接続フェルールおよび外部光ファイバの斜視図である。 第2実施形態の固定フェルールおよび複合ファイバの斜視図である。 第2実施形態の接続フェルールの端面図である。 第2実施形態の固定フェルールの端面図である。 第2実施形態の複合ファイバ接続構造体の部分拡大断面図である。 第3実施形態の接続フェルールの端面図である。 第3実施形態のシール材の端面図である。 第3実施形態の複合ファイバ接続構造体の部分拡大断面図である。 生体実験用複合インターフェイス装置の構成を示す模式図である。
以下、本開示に係る複合ファイバ接続構造体の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は本開示の第1実施形態の複合ファイバ接続構造体を示す断面図である。本実施形態の複合ファイバ接続構造体100は、例えば、齧(げっ)歯類やマーモセットなどの実験用小動物の脳から神経活動の情報を得ること、電気信号または薬液に応じた脳細胞を観察すること等に用いられる。図1では、光ファイバと信号配線とを含む複合ファイバが脳内部に留置された例を示している。複合ファイバ接続構造体100は、上記脳に固定された他の部品との間で光信号、電気信号および薬液等の送受が行なわれるものでもよい。また、複合ファイバ接続構造体100は、脳等に固定されずに用いられてもよい。複合ファイバ接続構造体100を固定しない場合には、マニピュレータを用いて、固定フェルール(後述)を保持し、測定毎にマニピュレータを使って、複合ファイバ接続構造体100が脳内に入る深さを深く、または浅くして、測定することもできる。
複合ファイバを実際に使用するには、光路である光ファイバを受発光装置などに接続し、電極線を電気信号の送受信装置などに接続し、流路を、チューブなどを介して薬液タンクや送液装置などに接続する。従来の複合ファイバは、直径が200〜500μm程度であるので、顕微鏡下で手作業によって前記の外部装置と接続する必要があり、多大な作業時間を要するとともに、熟練した作業者でなければ接続作業を実施することが困難である。そこで、本開示では、短時間で簡単に複合ファイバを外部装置に接続することが可能な光コネクタ用フェルール、光コネクタおよび複合ファイバ接続構造体を提供することを目的としている。
複合ファイバ接続構造体100は、実験用小動物の脳に固定される側と、これに外部から接続する側とのふたつの構成を含んでいる。固定される側は、固定フェルール10と複合ファイバ20とを含み、接続する側は、接続フェルール50と第2光ファイバ60とを含む。それぞれの構成について以下に説明する。
図2Aは、第1実施形態の接続フェルールおよび外部光ファイバの斜視図であり、図2Bは、第1実施形態の固定フェルールおよび複合ファイバの斜視図である。図3Aは、第1実施形態の接続フェルールの端面図であり、図3Bは、第1実施形態の固定フェルールの端面図である。固定フェルール10は、第1端面11と、第1端面11と反対側の第2端面12と、第1端面11から第2端面12にかけて貫通する第1貫通孔13と、を有する筒状の第1フェルールである。本実施形態の固定フェルール10は、円筒状であるが、筒状であれば特に限定されない。本実施形態の第1貫通孔13は、孔内に配置される複合ファイバ20の外形寸法に応じた内径を有している。複合ファイバ20は、第1光ファイバ21と、第1光ファイバ21に沿って位置する信号配線22(貫通部)と、を有し、第2端面12に一端部24が位置するように第1貫通孔13内に配置されている。複合ファイバ20は、固定フェルール10の第1端面11からさらに軸線方向外方に突出している。固定フェルール10は、生体である、たとえば実験用小動物の頭部の頭皮30および頭骨31を貫通し、第1端面11が脳34側であり、第2端面12が外部側となるように固定される。このような固定フェルール10の頭部への固定作業は、術者がマニュピュレータを用いて固定フェルール10を把持し、脳34の測定対象部位に装着される。固定フェルール10は、歯科用セメントから成る接合材37によって、頭骨31にしっかりと固定される。複数種類の接合材37を層状に重ねて固定フェルール10を固定してもよい。
頭部の所定の測定対象部位に装着された固定フェルール10の第1貫通孔13に、複合ファイバ20が挿入されている。前述のように、複合ファイバ20は、光を脳細胞に出射するまたは脳細胞からの光が入射する第1光ファイバ21と、第1光ファイバ21の周囲にあって、第1光ファイバ21に沿って延びる信号配線22とを含んでいる。第1光ファイバ21は、単一の光ファイバで構成されていてもよく、複数の光ファイバを束ねたファイバ束であってもよい。ファイバ束の場合、測定部位からの反射光を各ファイバで受光することにより、各ファイバで受光した光を画素とする画像データを取得することができる。なお、脳細胞からの光は、例えば、脳細胞自体の発光または蛍光である。蛍光の場合には、外部から脳細胞に励起光を照射して、蛍光を発光させる。
信号配線22は、第1光ファイバ21の周囲を被覆する樹脂内に導電性部材が配線状に埋設されている。導電性部材は、たとえば、炭素(カーボンナノファイバ)やBi−Sn系合金などを用いることができる。信号配線22は、外部から電気信号を入力して脳細胞に電気刺激を付与したり、脳細胞で生じた電気信号を出力したりすることができる。信号配線22は、1または複数設けられる。実験内容によって、一部の信号配線22を使用するようにしてもよく、全ての信号配線22を使用するようにしてもよい。複合ファイバ20の他端部25が、脳34内に位置しており、この他端部25において、光の入出力および電気信号の入出力が行われる。
接続フェルール50は、第3端面51と、第3端面51と反対側の第4端面52と、第3端面51から第4端面52にかけて貫通する第2貫通孔53と、を有する筒状のフェルール本体54および第2貫通孔53に沿って位置し、第3端面51に一部が露出する導電路55と、を含む第2フェルールである。本実施形態では、フェルール本体54には、第2貫通孔53と、その周囲に、軸線方向に延びる溝54aが形成されており、導電路55は、この溝54a内に設けられる。導電路55は、複合ファイバ20の信号配線22に対応しており、信号配線22の配線数に合わせて1または複数位置する。
導電路55は、線状部であって、例えば、導電性材料を含む導電性ペーストなどによって溝54a内が埋められたものであってもよく、金属細線などの導電線が溝54a内に配置され固定されたものであってもよく、導電線が導電性ペーストで埋設されたものであってもよい。本実施形態では、導電路55は、第3端面51から第2貫通孔53に沿って位置している。後述のように、複合ファイバ20の信号配線22と電気的に接続するために、導電路55の一部は、第3端面51に露出しており、第4端面52には、必ずしも露出する必要は無い。導電路55は、外部装置と電気的に接続するために、第3端面51以外のいずれかの位置で一部が露出し、その部分を介して外部装置に接続するように構成されていればよい。たとえば、前述のように、導電路55が導電線を含んでいれば、長尺の導電線を使用することで、導電線をリード線などとして外部装置と直接接続するように構成することもできる。
第2光ファイバ60は、その一端部(第3端部)が、接続フェルール50の第3端面51側に位置しており、複合ファイバ20の第1光ファイバ21と光結合するように構成されていればよい。第1光ファイバ21のファイバ径(コア径)と、第2光ファイバ60のファイバ径(コア径)とが、必ずしも同一である必要はなく、異なっていてもよい。本実施形態では、第1光ファイバ21は、複数の光ファイバで構成されたファイバ束であり、第2光ファイバ60も、第1光ファイバ21と同一構成のファイバ束である。ただし、第2光ファイバ60は、単一の光ファイバでもよい。また、第2光ファイバ60の他端部は、接続フェルール50からさらに延びた先で外部装置と接続する。第2光ファイバ60がファイバ束である場合に、第2光ファイバ60のファイバ数が、第1光ファイバ21のファイバ数よりも多くてもよい。第2光ファイバ60の各ファイバのコア径を、第1光ファイバ21の各ファイバのコア径より小さくしてもよい。この場合には、光の出射側がより高精細になり、画像精度(解像度)の向上に有利である。
図4は、第1実施形態の複合ファイバ接続構造体の部分拡大断面図である。固定フェルール10と接続フェルール50とは、固定フェルール10の第2端面12と接続フェルール50の第3端面51とが互いに対向するように位置する。本実施形態では、第2端面12と第3端面51とが対向し、かつ第2端面12と第3端面51とが当接している。第1光ファイバ21の第2端面12側に位置する端部(第1端部)と第2貫通孔53の第3端面51側に位置する端部(第2端部)とが接続する。第2貫通孔53内には、第2光ファイバ60が配置されており、第3端面51側の端部には、第2光ファイバ60の一端部が位置している。すなわち、第1光ファイバ21の第2端面12側に位置する端部と、第2光ファイバ60の第3端面51側に位置する端部とが、光結合によって接続される。また、複合ファイバ20の貫通部である信号配線22と、導電路55とが電気的に接続される。
予め固定フェルール10の第1貫通孔13内に複合ファイバ20を配置させ、頭骨31に固定させておく。一方で、接続フェルール50の第2貫通孔53内に第2光ファイバ60を配置させておく。接続作業は、接続フェルール50の第3端面51を、固定されている固定フェルール10の第2端面12に当接させるだけである。接続フェルール50は、外部装置と接続可能となっているので、短時間で簡単に複合ファイバを外部装置に接続することが可能となる。接続作業をさらに容易にするために、本実施形態では、スリーブ80を用いている。スリーブ80は、固定フェルール10および接続フェルール50の両方に外嵌する筒状部材である。スリーブ80の軸線と、固定フェルール10の軸線と、接続フェルール50の軸線とは一致する。固定フェルール10の第2端面12の周囲をスリーブ80によって外囲しておく。スリーブ80の一部を第2端面12から外方に突出するようにしておき、スリーブ80の内周面と第2端面12で囲まれる空間を設ける。接続フェルール50をスリーブ80に嵌入すると、軸合わせが成され、接続フェルール50を固定フェルール10まで突き当てれば、固定フェルール10の第2端面12と接続フェルール50の第3端面51とが当接する。スリーブ80は、長さ方向に沿ってスリットを有する割りスリーブでもよい。
固定フェルール10および接続フェルール50のフェルール本体54は、いずれもセラミック材料で構成されている。セラミック材料としては、アルミナ(Al)、ジルコニア(ZrO)、チッ化アルミ(AlN)、炭化ケイ素(SiC)、チッ化ケイ素(Si)、フォルステライト(2MgO・SiO)、サイアロン(SiAlON)、チタン酸バリウム(BaTiO)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、フェライトおよびムライトなどであれば使用可能である。これらの中でも、特に生体適合性に優れている点で、ジルコニアが好ましい。セラミック材料がジルコニアであるときに、添加剤を含んでいてもよい。添加剤としては、たとえばイットリア等の安定化剤が挙げられる。
固定フェルール10およびフェルール本体54は、たとえば以下の各工程により作製することができる。まず、ジルコニア等のセラミック原料の粉末をバインダとともに混練して混合材料を作製する。バインダは、適宜設定して用いることができ、例えば、熱可塑性ポリマーでもよく、親水性ポリマーでもよい。次に、この混合材料を、固定フェルール10およびフェルール本体54の所定形状(空間部分)を有する金型内を用いて加圧成形し、生成形体を作製する。その後、この生成形体を約1300〜1400℃の温度で焼成する。以上の工程で、ジルコニアを含むセラミックスからなる固定フェルール10およびフェルール本体54を作製することができる。
接続フェルール50の導電路55は、例えば銅、銀または金等の金属材料からなる。金属材料は、線材でもよくペースト(ペーストが固化されたもの)でもよい。一例として、導電路55は銅線である。導電路55が銅線である場合には、樹脂接着剤等でフェルール本体54に固定することができる。また、Bi−Sn系合金等を導電路55として使うこともできる。
次に、第2実施形態について説明する。図5Aは、第2実施形態の接続フェルールおよび外部光ファイバの斜視図であり、図5Bは、第2実施形態の固定フェルールおよび複合ファイバの斜視図である。図6Aは、第2実施形態の接続フェルールの端面図であり、図6Bは、第2実施形態の固定フェルールの端面図である。図7は、第2実施形態の複合ファイバ接続構造体の部分拡大断面図である。第2実施形態は、複合ファイバ20Aが、さらに管状路23を有する点、接続フェルール50Aが、導電路55Aおよび流体流路56を有する点で第1実施形態と異なっており、その他の構成は同じであるので、同じ構成には同じ参照符号を付して説明は省略する。
複合ファイバ20Aは、第1光ファイバ21および信号配線22に加え、さらに管状路23を有している。管状路23は、信号配線22と同様の貫通部である。管状路23内は、空洞であり、この中を流体が流れることができる。接続フェルール50Aは、第1実施形態の溝54aの代わりに、第2貫通孔53に沿って位置する複数の貫通孔を有している。貫通孔は、第2貫通孔53と同様に、第3端面51から第4端面52にわたって設けられている。複数の貫通孔のうち一部は、そのまま流体流路56であり、残りの一部は、孔内に導電材が埋められるなどして導電路55Aとなる。本実施形態の導電路55Aは、第1実施形態の導電路55と同様に、導電性材料を含む導電性ペーストなどによって貫通孔内が埋められたものであってもよく、金属細線などの導電線が貫通孔内に配置され固定されたものであってもよく、導電線が導電性ペーストで埋設されたものであってもよい。
固定フェルール10と接続フェルール50Aとは、固定フェルール10の第2端面12と接続フェルール50の第3端面51とが互いに対向するように位置する。本実施形態では、第2端面12と第3端面51とが対向し、かつ第2端面12と第3端面51とが当接している。第1光ファイバ21の第2端面12側に位置する端部と、第2光ファイバ60の第3端面51側に位置する端部とが、光結合によって接続される。複合ファイバ20の信号配線22と導電路55Aとが電気的に接続される。複合ファイバ20の管状路23と流体流路56とが連通する。これにより、外部装置から実験に使用する薬液などの液体、各種のガスなどの流体を脳細胞に供給することができる。
次に、第3実施形態について説明する。図8Aは、第3実施形態の接続フェルールの端面図であり、図8Bは、第3実施形態のシール材の端面図である。図9は、第3実施形態の複合ファイバ接続構造体の部分拡大断面図である。第3実施形態は、固定フェルール10と接続フェルール50Aとの間にさらにシール部材70を備える点で第2実施形態と異なっており、その他の構成は同じであるので、同じ構成には同じ参照符号を付して説明は省略する。接続フェルール50Aにおいて、たとえば、外部装置との接続などを理由に、導電路55Aおよび流体流路56のサイズや位置などが制限され、複合ファイバの信号配線22および管状路23と直接接続できない場合もある。そのような場合、固定フェルール10の第2端面12と接続フェルール50の第3端面51との間にシール部材70を配置して、これらを接続する。
シール部材70には、信号配線22と導電路55Aとを電気的に接続するための導電部71と、管状路23と流体流路56のそれぞれに連通する第3貫通孔72と、第1光ファイバ21と第2光ファイバ60とが光結合するためのギャップとなる貫通孔73と、が位置している。シール部材70は、実験で使用される薬液などの流体に対する耐性を有し、気密性および水密性を有するような材料で構成されていればよく、たとえば、シリコン樹脂等の比較的低弾性の樹脂材料で構成されている。導電部71は、たとえば、導電性樹脂材料で構成される。導電部71は、シール部材70と同じ程度の弾性率のものとして、弾性率の差による応力を低減するようにしてもよい。また、導電部71は、シール部材70よりも弾性率が大きいものとして、通電の信頼性を向上させるようにしてもよい。
管状路23と流体流路56を利用して脳細胞に供給する薬液は、たとえば、ウイルスを含む液または毒素を含む液等である。この場合、ウイルスを脳に投入し、遺伝子発現を行ったり、TTX(テトロドトキシン)のふぐ毒などを投与して、神経の機能を停止させたりする。つまり、薬液(薬物)またはウイルス等に対する脳細胞の活動または変化等を観察することができる。
固定フェルール10と接続フェルール50Aとは、固定フェルール10の第2端面12と接続フェルール50の第3端面51とが互いに対向するように位置する。本実施形態では、第2端面12と第3端面51とが対向し、これらの間にシール部材70が位置している。固定フェルール10の第2端面12と接続フェルール50の第3端面51とは、シール部材70に当接している。第1光ファイバ21の第2端面12側に位置する端部と、第2光ファイバ60の第3端面51側に位置する端部とが、シール部材70の貫通孔73を介して光結合によって接続される。複合ファイバ20の信号配線22と導電路55Aとは、シール部材70の導電部71を介して電気的に接続される。複合ファイバ20の管状路23と流体流路56とは、シール部材70の貫通孔72を介して連通する。
外部装置としては、たとえば脳波計測(Electroencephalogram;略称EEG)装置があり、脳組織の活動情報を複合ファイバ接続構造体100によって、電気信号として取り出すことができる。また、外部装置は、画像認識装置、撮像装置または発光装置等の、光信号の送受を行うものでもよい。この場合には、脳細胞の変化等を画像により目視確認することができる。また、撮像を容易にするための照明を行うこともできる。また脳細胞に光刺激を与えて、その結果を電気信号または画像として確認することもできる。
より具体的には、次のとおりである。電気信号を測定する装置として、脳波計測器が挙げられる。電気を流す装置としては、アイソレータが挙げられる。これにより、神経細胞の働きでどのような電気信号が発せられているかを測定することができる。光を測定する装置としては、フォトディテクタや光電子倍増管、映像として見るまたは記録する場合は、対物レンズを介して、カメラで映像を見ることもでき、撮影することもできる。光刺激源としては、レーザーダイオードやLED等が挙げられる。刺激に用いる光は、例えば可視光である。流体に関しては、シリンジポンプによる薬液等の送液ができる。チューブ94としては、ポリエチレン等の樹脂製のチューブを用いることができる。このチューブ介して、流体の吐出や吸引が出来る。
図10は、生体実験用複合インターフェイス装置の構成を示す模式図である。生体実験用複合インターフェイス装置は、接続フェルール50および第2光ファイバ60に、さらに導電路55Aに電気的に接続されたリード線90、リード線90と外部装置と接続するための接続端子91、第2光ファイバ60に光接続された第3光ファイバ92、第3光ファイバと外部装置とを接続するための接続端子93、流体流路56に接続されたチューブ94、チューブ94と外部装置とを接続するために接続端子95を備える。接続フェルール50および第2光ファイバ60を、実験用生体脳に予め固定された固定フェルール10および複合ファイバ20に接続することで、実験用生体脳と外部装置とを接続することができる。
前述の実施形態では、対象部位として、頭皮30、頭骨31、硬膜32、脳34について述べたが、本開示の他の実施形態では、たとえば、生体であって上記接合材37と同様の接合部材で固定できる部位に用いられてもよい。また、必ずしも生体に対して動かないように固定される必要はなく、前述の実施形態の複合ファイバ接続構造体が例えば血管または消化器官内の観察に用いられてもよい。さらに、固定フェルールおよび接続フェルールのフェルール本体は、その中心軸線に垂直な断面が、円形、四角形、三角形、五角形などの多角形であってもよい。また、固定フェルールおよびフェルール本体の上記断面は、基本的に円形であって円周の一部または軸対称に直線状であるもの、すなわち軸直角断面がD字状または略長円状等であって、周面の一部または軸対称部位に平面部分が設けられてもよい。このような平面部分があれば、ピンセット等で持ちやすいので、取り扱いがより容易になる。
本開示は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施できる。したがって、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は特許請求の範囲に示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲に属する変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。
10 固定フェルール
11 第1端面
12 第2端面
13 第1貫通孔
20 複合ファイバ
20A 複合ファイバ
21 第1光ファイバ
22 信号配線
23 管状路
24 一端部
25 他端部
30 頭皮
31 頭骨
32 硬膜
34 脳
37 接合材
50 接続フェルール
50A 接続フェルール
51 第3端面
52 第4端面
53 第2貫通孔
54 フェルール本体
54a 溝
55 導電路
55A 導電路
56 流体流路
60 第2光ファイバ
70 シール部材
71 導電部
72 貫通孔
73 貫通孔
80 スリーブ
90 リード線
91 接続端子
92 第3光ファイバ
93 接続端子
94 チューブ
95 接続端子
100 複合ファイバ接続構造体

Claims (8)

  1. 第1端面と、前記第1端面と反対側の第2端面と、前記第1端面から前記第2端面にかけて貫通する第1貫通孔と、を有する筒状の第1フェルールと、
    第1光ファイバと、前記第1光ファイバに沿って位置する貫通部と、を有し、一端部が前記第2端面にまで延びて前記第1貫通孔内に配置された複合ファイバと、
    第3端面と、前記第3端面と反対側の第4端面と、前記第3端面から前記第4端面にかけて貫通する第2貫通孔と、を有する筒状のフェルール本体、および前記第3端面から前記第2貫通孔に沿って位置する線状部、を含む第2フェルールと、を備え、
    前記第2端面と前記第3端面とが互いに対向するように位置しており、
    前記貫通部と前記線状部とが接続している、光コネクタ用フェルール。
  2. 前記貫通部は、導電部材で構成された信号配線であり、
    前記線状部は、前記信号配線と電気的に接続する導電路である、請求項1記載の光コネクタ用フェルール。
  3. 前記貫通部は、管状路であり、
    前記線状部は、前記管状路と連通する流路である、請求項1記載の光コネクタ用フェルール。
  4. 前記第2端面と前記第3端面との間に位置するシール部材を更に備えており、
    該シール部材は、前記管状路と前記流路のそれぞれに連通する第3貫通孔を有している、請求項3記載の光コネクタ用フェルール。
  5. 前記第1フェルールおよび前記フェルール本体の少なくとも一方がジルコニアからなる、請求項1〜4のいずれか1つに記載の光コネクタ用フェルール。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の光コネクタ用フェルールと、
    前記第2端面と前記第3端面が対向する領域を外囲するスリーブと、を備える光コネクタ。
  7. 請求項6記載の光コネクタと、
    前記第2貫通孔内に配置され、前記第1光ファイバの前記第1端部と前記フェルール本体の前記第3端面側に位置する第3端部との間で光結合する第2光ファイバと、を備える複合ファイバ接続構造体。
  8. 第3端面と、前記第3端面と反対側の第4端面と、前記第3端面から前記第4端面にかけて貫通する第2貫通孔と、を有する筒状のフェルール本体、および前記第3端面から前記第2貫通孔に沿って位置する線状部を含む接続フェルール。
JP2020539654A 2018-08-31 2019-08-30 光コネクタ用フェルール、光コネクタおよび複合ファイバ接続構造体 Pending JPWO2020045669A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018163950 2018-08-31
JP2018163950 2018-08-31
PCT/JP2019/034287 WO2020045669A1 (ja) 2018-08-31 2019-08-30 光コネクタ用フェルール、光コネクタおよび複合ファイバ接続構造体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2020045669A1 true JPWO2020045669A1 (ja) 2021-08-26

Family

ID=69643880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020539654A Pending JPWO2020045669A1 (ja) 2018-08-31 2019-08-30 光コネクタ用フェルール、光コネクタおよび複合ファイバ接続構造体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11675141B2 (ja)
JP (1) JPWO2020045669A1 (ja)
WO (1) WO2020045669A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06222236A (ja) * 1993-01-27 1994-08-12 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ通信ライン
US20040218872A1 (en) * 2003-04-29 2004-11-04 Low Alvin H.S. Optical fiber receptacle, an optical fiber ferrule and an optical fiber receptacle and ferrule interconnection system
US20110224554A1 (en) * 2010-03-12 2011-09-15 Optomak Inc. Optogenetic Fiber Optic Cannula and Adapted Fiber Optic Connector

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004325783A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Sony Corp 光電複合コネクタ、それを用いた光電複合ケーブルおよびネットワーク機器
US7572063B2 (en) * 2005-09-12 2009-08-11 Stratos International, Inc. Opto-electric connector
JP5330149B2 (ja) * 2009-08-07 2013-10-30 富士通コンポーネント株式会社 光電気複合型コネクタ及び電気複合型コネクタの製造方法
JP5582849B2 (ja) * 2010-04-02 2014-09-03 日本航空電子工業株式会社 光電気複合接続機構
JP5969840B2 (ja) * 2012-06-29 2016-08-17 オリンパス株式会社 光電気複合コネクタ
US10016136B2 (en) * 2014-06-20 2018-07-10 Optomak, Inc. Image relaying cannula with detachable self-aligning connector

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06222236A (ja) * 1993-01-27 1994-08-12 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ通信ライン
US20040218872A1 (en) * 2003-04-29 2004-11-04 Low Alvin H.S. Optical fiber receptacle, an optical fiber ferrule and an optical fiber receptacle and ferrule interconnection system
US20110224554A1 (en) * 2010-03-12 2011-09-15 Optomak Inc. Optogenetic Fiber Optic Cannula and Adapted Fiber Optic Connector

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CANALES, ANDRES, ET AL.: "Multifunctional fibers for simultaneous optical, electrical and chemical interrogation of neural cir", NATURE BIOTECHNOLOGY, vol. 33, no. 3, JPN6022008739, March 2015 (2015-03-01), pages 277 - 284, XP055637057, ISSN: 0004722571, DOI: 10.1038/nbt.3093 *

Also Published As

Publication number Publication date
US20210181434A1 (en) 2021-06-17
US11675141B2 (en) 2023-06-13
WO2020045669A1 (ja) 2020-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080312537A1 (en) Composite piezoelectric material, ultrasonic probe, ultrasonic endoscope, and ultrasonic diagnostic apparatus
US9517052B2 (en) Ultrasound endoscope
EP2736407A2 (en) Integrated optical neural probe
CN107205726B (zh) 超声波探头
CN103826523A (zh) 内窥镜和内窥镜装置
US20130023769A1 (en) Tissue Penetration Device Coupled with Ultrasound Scanner
JP2013192825A (ja) 光走査型内視鏡
JPWO2017187756A1 (ja) 超音波振動子ユニット
CN105828689A (zh) 摄像装置和内窥镜装置
JP5617057B2 (ja) 内視鏡装置
JPWO2020045669A1 (ja) 光コネクタ用フェルール、光コネクタおよび複合ファイバ接続構造体
US10869649B2 (en) Ultrasound transducer module and ultrasound endoscope
KR101935970B1 (ko) 삼차원 공초점 스캐닝 니들 프로브
CN109561884B (zh) 超声波振子组件的制造方法及超声波内窥镜
CN109475348B (zh) 超声波振子组件、超声波内窥镜以及超声波振子组件的制造方法
US11944456B2 (en) Ceramic guide, ceramic guide device, and cermic guide module
JP2008228866A (ja) 計測デバイス
JP7489072B2 (ja) 生体用チューブおよび生体測定装置
CN111093524B (zh) 超声波振子和超声波内窥镜
JP5792422B6 (ja) 超音波内視鏡
US20230023211A1 (en) Ultrasound transducer, ultrasound endoscope, and method of manufacturing ultrasound transducer
CN109475347B (zh) 超声波振子组件及超声波内窥镜
CN111656799A (zh) 超声波探头
DE102012214737A1 (de) Sensorinstrument
US20160184863A1 (en) Method for manufacturing ultrasound transducer

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210326

AA64 Notification of invalidation of claim of internal priority (with term)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764

Effective date: 20210518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220506

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221026

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20221026

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20221115

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20221122

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20221216

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20221220