JPWO2020017962A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 対象における抗腫瘍免疫応答の誘発、における使用のための組合せ製品であって、該組合せ製品が、
   免疫原性の第１組成物であって、それを患者へ投与することを含むワクチン接種工程において使用され、および非腫瘍抗原または非腫瘍抗原をコードする核酸を含む、第１組成物；ならびに
   第２組成物であって、それを腫瘍部位において患者に投与することを含む腫瘍マーキング工程において使用され、および該非腫瘍抗原または該非腫瘍抗原をコードする核酸を含む、第２組成物、
   を含み、ここでワクチン接種工程および腫瘍マーキング工程間の時間は１日から９０日の間である、組み合わせ製品。
2. ワクチン接種工程および腫瘍マーキング工程間の時間が５日から４０日の間である、請求項１に記載の組合せ製品。
3. 前記使用が、該免疫原性の組成物を用いたプライムブーストワクチン接種をさらに含み、任意にはここで該プライムブーストワクチン接種が腫瘍マーキング工程の前に行われる、請求項１に記載の組合せ製品。
4. 腫瘍マーキング工程が、該第２組成物を腫瘍またはその直接環境に投与する事を含む、請求項１に記載の組合せ製品
5. ワクチン接種工程が非経腸投与を含む、請求項１に記載の組合せ製品。
6. 腫瘍マーキング工程がワクチン接種工程に続いて行われ、任意にはここでワクチン接種工程および腫瘍マーキング工程間の時間が、ワクチン接種工程の結果として免疫応答が形成されるために十分である、請求項１に記載の組合せ製品。
7. 腫瘍が固形腫瘍である、請求項１に記載の組合せ製品。
8. 第２組成物が腫瘍内投与のために調製され、および任意には腫瘍標的化成分を含み、ここで：
   該腫瘍標的化成分が腫瘍特異的ウイルスであり、任意にはここで該腫瘍特異的ウイルスは該非腫瘍抗原または該非腫瘍抗原をコードする核酸を含み、および任意にはここで該腫瘍特異的ウイルスは腫瘍溶解性ウイルスである；または
   該腫瘍標的化成分が腫瘍特異的ナノ粒子であり、任意にはここで該腫瘍特異的ナノ粒子は該非腫瘍抗原または該非腫瘍抗原をコードする核酸を含む、
   請求項１に記載の組合せ製品。
9. 第１および第２組成物がそれぞれ、非腫瘍抗原および非腫瘍抗原をコードする核酸を含む樹状細胞を含み、任意にはここで該樹状細胞はＤＣＯｎｅに由来する、請求項１に記載の組合せ製品。
10. 対象が非腫瘍抗原にナイーブな対象である；または
    対象が以前に非腫瘍抗原に曝露された事があり、任意にはここで対象が以前に非腫瘍抗原に対する免疫応答を形成した事がある、
    請求項１に記載の組合せ製品。
11. 第１組成物が非腫瘍リコール抗原または非腫瘍リコール抗原をコードする核酸を含み、および第２組成物が該非腫瘍リコール抗原または該非腫瘍リコール抗原をコードする核酸を含み、
    任意にはここで腫瘍マーキング工程が、ワクチン接種工程に続いて行われ、および／または該第２組成物を腫瘍またはその直接環境に投与する事を含み；
    任意にはここで前記使用が該免疫原性の組成物を用いたプライムブーストワクチン接種をさらに含み、任意にはここで該プライムブーストワクチン接種が腫瘍マーキング工程の前に行われる、
    請求項１に記載の組合せ製品。
12. 腫瘍が固形腫瘍である、請求項１１に記載の組合せ製品。
13. 第１および第２組成物がそれぞれ、非腫瘍リコール抗原または非腫瘍リコール抗原をコードする核酸を含む樹状細胞を含み、任意にはここで該樹状細胞はＤＣＯｎｅに由来する、請求項１１に記載の組合せ製品。
14. 対象が以前に非腫瘍リコール抗原に曝露された事があり、任意にはここで対象が以前に非腫瘍リコール抗原に対する免疫応答を形成した事がある、
    請求項１１に記載の組合せ製品。
15. 対象における抗腫瘍免疫応答の発生、における使用のための非腫瘍抗原または非腫瘍抗原をコードする核酸であって、ここで前記使用は該非腫瘍抗原または非腫瘍抗原をコードする核酸を腫瘍部位において対象に投与する事を含む腫瘍マーキング工程を含み、ここで該対象は以前に該非腫瘍抗原または非腫瘍抗原をコードする核酸を用いてワクチン接種された事があり、ここでワクチン接種工程および腫瘍マーキング工程間の時間が1日から９０日の間であり、任意にはここで該非腫瘍抗原が非腫瘍リコール抗原である、非腫瘍抗原または非腫瘍抗原をコードする核酸。
16. 腫瘍マーキング工程が腫瘍内注射を含む、請求項１に記載の組合せ製品または請求項１５に記載の非腫瘍抗原もしくは非腫瘍抗原をコードする核酸。