JPWO2019230072A1 - 内視鏡および内視鏡の挿入部 - Google Patents

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Abstract

内視鏡10は、外表面24SAに貫通孔H24の開口を有する枠体24と、貫通孔H24に挿入され、先端面21SAが外表面24SAから突出して配置されるレンズ21と、貫通孔H24の壁面24SSとレンズ21の側面21SSとの間に配設されている第1の樹脂40と、第1の樹脂40の表面40SA、および、枠体24の開口の周囲、および、レンズ21の先端面21SAの外周部の全周に配設されており、前記光学部材の前記先端面から突出する凸部を構成する第2の樹脂50と、を具備し、第2の樹脂50は、遮光粒子を含み、第1の樹脂40よりも、破壊靭性値Kが大きい。

Description

本発明は、挿入部の先端部に配設されている枠体に、光学部材が樹脂によって固定されている内視鏡に関する。
外部から観察できない被検体の体内に細長い挿入部を挿入して、先端部に配設された撮像部により体内を観察したり、先端部から突出させた処置具を用いて処置をしたりする内視鏡が広く用いられている。使用後の内視鏡は、患者間感染を防止するため、クリーニング、消毒、および殺菌を含むリプロセス処理が行われる。
日本国特開2013−13712号公報には、照明光学系のレンズ133および撮像光学系のカバーガラス135、すなわち光学部材を、挿入部の先端131に接着剤137によって固定し、さらに、光学部材の外周縁に、フレア防止用として環状の凸部139が設けられた内視鏡が開示されている。接着剤137には、エポキシ接着材またはシリコン接着材が用いられ、凸部139には、黒色化したエポキシ接着材が用いられている。
しかし、上記内視鏡では、クリーニングを行うときの、ブラシ洗浄またはガーゼによる拭き取りによって、凸部139が削られることによって、不要光のカットが不十分となったり、削れた部位から水分が光学系に進入したりして光学特性が劣化するおそれがある。
また、光学部材をレンズ枠から突出するように配置すると、両者の間には段差が生じる。段差を、またぐように硬化性樹脂を配設すると、樹脂のレンズ枠を覆っている部分は、膜厚が厚くなるため、硬化時の収縮が大きく、剥離が生じやすい。
特開2013−13712号公報
本発明の実施形態は、信頼性が高く、光学特性の良い内視鏡を提供することを目的とする。
実施形態の内視鏡は、挿入部の先端部に配設され、外表面に貫通孔の開口を有する枠体と、前記貫通孔に挿入され、先端面が前記外表面から突出して配置される光学部材と、前記貫通孔の壁面と前記光学部材の側面との間に配設される第1の樹脂と、前記第1の樹脂の表面、および、前記枠体の前記開口の周囲、および、前記光学部材の前記先端面の外周部の全周に配設されており、前記光学部材の前記先端面から突出する凸部を構成する第2の樹脂と、を具備し、前記第2の樹脂は、遮光粒子を含み、前記第1の樹脂よりも、破壊靭性値が大きい。
本発明の実施形態によれば、信頼性が高く、光学特性の良い内視鏡を提供できる。
第1実施形態の内視鏡を含む内視鏡システムの構成図である。 第1実施形態の内視鏡の照射光学ユニットの斜視分解図である。 第1実施形態の内視鏡の照射光学ユニットの最前面の平面図である。 第1実施形態の内視鏡の照射光学ユニットの図3のIV−IV線に沿った断面図である。 クラックのあるビッカース圧痕の模式図である。 第2実施形態の内視鏡の照射光学ユニットの断面図である。 第3実施形態の内視鏡の照射光学ユニットの断面図である。
<第1実施形態>
図1に示すように、本実施形態の内視鏡10は、画像信号を処理するプロセッサ2と、モニタ3と、使用条件等を設定するための入力部4と、光源装置5と、共に内視鏡システム1を構成する。
なお、以下の説明において、各実施形態に基づく図面は、模式的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、夫々の部分の厚みの比率および相対角度などは現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また一部の構成要素の図示および符号の付与を省略する場合がある。また、被写体の方向を、前方向という。
内視鏡10は、体内に挿入される細長い軟性の挿入部11と、挿入部11から操作部(不図示)を経由することによって延設されたユニバーサルコード17と、を具備する、いわゆる軟性鏡である。ライトガイド12が挿通されている挿入部11は、先端部11Aに撮像部13を有する。撮像部13は、撮像光学ユニット30(以下「光学ユニット30」という)と、CCD等の撮像素子13Aと、を有する。ユニバーサルコード17は基端部側に、光源装置5と接続されるライトガイドコネクタ15とプロセッサ2と接続される電子コネクタ16とを有する。
光源装置5が発生した光は、ライトガイドコネクタ15およびライトガイド12を経由することによって先端部11Aまで導光され、照射光学ユニット20(以下、「光学ユニット20」という。)によって照射光として被写体に向けて出射される。照明光は被写体表面において反射し、その反射光が、光学ユニット30によって撮像素子13Aに集光されて被写体画像として撮像される。画像はプロセッサ2によって信号処理され、モニタ3の画面に表示される。撮像素子13Aに撮像信号を1次処理する電子部品が配設されている配線板が接合されていてもよい。
先端部11Aの最前面には、光学ユニット20の光学部材であるレンズ21と、光学ユニット30の光学部材であるレンズ31と、が配設されている。
光学ユニット20は、レンズ21と、レンズ21を保持する枠体であるレンズ枠24とを有する。一方、光学ユニット30は、レンズ31、31A、31Bと、レンズ31等を保持する枠体であるレンズ枠34とを有する。
なお、複数の光学部材の種類、厚さ、数および積層順序は適宜、変更可能である。また、内視鏡10では、光学ユニット20のレンズ枠24と光学ユニット30のレンズ枠34とは別であるが、レンズ21とレンズ31とが共通のレンズ枠に固定されていてもよい。
レンズ21等は、ガラス、石英、サファイア、安定化ジルコニア(YSZ)、またはイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)などの透明な光学部材である。
レンズ21は照明光を広範囲に照射するために、そしてレンズ31は広視野を得るために、いずれも負のパワーを有する平凹レンズである。しかし、レンズ21、31は光学ユニット20、30の構成によっては平凸レンズでもよい。但し、光学ユニット20、30の最前面を構成するレンズ21、31の前面は、付着防止および衝撃による破損防止のため、平面であることが好ましい。
また、平行平板のカバーガラスが光学ユニットの最前部に配設されている場合には、先端部11Aの最前面に露出している光学部材は、レンズではなく、平板のカバーガラスである。
後述するように、例えば、光学ユニット20のレンズ21は、第1の樹脂40によってレンズ枠24に固定されており、第1の樹脂40の表面は、リング状の凸部を構成している第2の樹脂50に覆われている。
<光学ユニットの構成>
次に、光学ユニットの構成について、照射光学ユニット20を例に説明する。
図2から図4に示すように、挿入部11の先端部11Aに配設されている光学ユニット20のレンズ枠24は、外表面24SAに貫通孔H24の開口を有する。外表面24SAは、被写体に最も近接している前面であり、外部に露出している。レンズ枠24は、金属、例えばステンレス鋼からなる。レンズ21は、レンズ枠24の貫通孔H24に挿入され、先端面21SAがレンズ枠24の外表面24SAから突出して配置されている。
なお、先端面21SAの外表面24SAからの突出量Dは、10μm以上150μm以下が好ましい。突出量Dが、前記範囲未満または突出していない場合には、先端面21SAの外周に異物が付着しやすく、また、異物を除去するのが容易ではない。突出量Dが、前記範囲超の場合には、後述する第2の樹脂50を配設すること、および、第2の樹脂50の配設によって段差を解消することが容易ではなくなる。
貫通孔H24の壁面24SSとレンズ21の側面21SSとの間には第1の樹脂40が配設されている。第1の樹脂40は、レンズ21をレンズ枠24に固定している接着剤である。
そして、光学ユニット20は、第1の樹脂40の表面40SA、すなわち、壁面24SSまたは側面21SSと接していない表面40SAを覆っている、リング状の凸部を構成している第2の樹脂50を具備する。第2の樹脂50は、第1の樹脂40の表面40SAを完全に覆うために、レンズ枠24の開口の周囲、および、レンズ21の先端面21SAの外周部(外周縁)の全周にも配設されている。
内視鏡10は、先端面21SAが外表面24SAから突出しているが、段差が第2の樹脂50によって覆われているため、光学特性が良く、洗浄等が容易である。
内視鏡10では、第1の樹脂40は、熱硬化性エポキシ樹脂(ビッカース硬度:Hv40=110、ヤング率:E=5GPa、破壊靭性値:K=0.4MPa・m1/2)である。一方、第2の樹脂50は、第1の樹脂40を母材とし、直径が0.1μmのカーボン短繊維を5重量%含んでいる繊維強化樹脂(破壊靭性値:K=2.5MPa・m1/2)である。
第1の樹脂40は、レンズ21をレンズ枠24に強固に固定するために硬い材料であることが好ましい。例えば、第1の樹脂40は、ビッカース硬度Hv40が、例えば、40以上であることが好ましく、100以上が特に好ましい。また、例えば、ヤング率E40が、2GPa以上であることが好ましく、4GPa以上が特に好ましい。硬度Hv40およびヤング率E40が前記範囲未満では、外部から衝撃を受けた場合にレンズ21が、レンズ枠24の貫通孔H24の中において移動することによって、光学特性が劣化するおそれがある。硬度Hv40の上限、ヤング率E40の上限は、特に限定されないが、例えば、それぞれ、250、10GPaである。
硬度Hvは、JIS Z2244に準じて、ビッカース硬度計を用いて、25℃、荷重1kg、押し込み時間15秒の条件で試料に挿入し発生した圧痕から測定した。ヤング率Eは、所定の測定形状の樹脂を引っ張り試験することにより測定した。
第1の樹脂40としては、熱硬化性樹脂が好ましく、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、または、メラニン樹脂等である。中でも第1の樹脂40としては、ビッカース硬度Hv40が大きく、レンズ枠24との接着力が強いため、熱硬化性のエポキシ樹脂が特に好ましい。
これに対して、第2の樹脂50は、外部から衝撃を受けても破損しないために、破壊靭性値K(以下、「靭性値K」という。)が、大きい。
靭性値Kは、Indentation Fracture法(IF法)を用いて測定した。例えば、JIS(日本工業規格) R1607 (ファインセラミックスの破壊靭性試験方法)に準じてビッカース硬度Hvを測定した圧痕のクラック長さcを、電子顕微鏡を用いて測定した(図5参照)。すなわち、靭性値Kは、以下の(式1)を用いて算出された。
(式1)
Figure 2019230072
Kは靭性値(MPa・m1/2)であり、Eはヤング率(GPa)であり、Hはビッカース硬度(Hv=−0.1891P(2a))であり、cはクラック長の半分(m)であり、Pは圧子挿入荷重(N)である。
なお、靭性値Kは、Single Edge V−Notch Beam法(SEVNB)法を用いて測定することもできるが、本実施形態における靭性値KはIF法により測定された値である。
第2の樹脂50の靭性値K50は、例えば、1MPa・m1/2以上であることが好ましく、1.5MPa・m1/2以上であることが特に好ましい。弾性率E50が、前記範囲以上であれば、第2の樹脂50は、衝撃を受けても破損しにくい。
ここで、樹脂は靭性値Kが大きくなると、接着強度が低下する傾向がある。このため、靭性値K50の上限は、例えば5MPa・m1/2である。
すでに説明したように、第1の樹脂40は、レンズ21をレンズ枠24に固定している接着剤である。このため、第1の樹脂40は、接着強度が低下することは好ましくない。また、第1の樹脂40は、第2の樹脂50のように靭性値Kが大きい必要はない。このため、第1の樹脂40は第2の樹脂40よりも、靭性値Kが小さい。例えば、第1の樹脂40は、靭性値K40が、例えば、0.3MPa・m1/2以上以下であることが好ましい。
言い替えれば、第2の樹脂50は、第1の樹脂40よりも、靭性値Kが大きい。特に、第2の樹脂50の靭性値K50が、第1の樹脂40の靭性値K40の2倍以上であることが好ましい。靭性値K50が靭性値K40の前記範囲以上であれば、第1の樹脂40によるレンズ21の接着強度が大きく低下することなく、第2の樹脂50の破損が防止できる。
第2の樹脂50は、大きな靭性値K50とするために、熱硬化性の繊維強化樹脂であることが好ましい。繊維強化樹脂は、アラミド繊維または炭素繊維などの繊維を樹脂の中に入れて強度を向上させた複合材料である。
繊維強化樹脂では長繊維を特定方向に配置することにより非常に強い靭性値Kが得られる。しかし、第2の樹脂50に印加される衝撃は、特定方向から印加されるものではなく、かつ、第2の樹脂50の体積は非常に小さい。このため、第2の樹脂50に含まれる繊維は、最大長が50μm以下、好ましくは10μm以下の短繊維であり、かつ、均一に混合されている。第2の樹脂50の含まれる繊維の量は、靭性値K50と接着強度とのバランスを考慮して決定されるが、例えば、1重量wt%以上20重量%以下が好ましく、3重量%以上10重量%以下が特に好ましい。
第2の樹脂50の含まれる繊維には、公知の繊維強化樹脂に用いられている各種の繊維を用いることができる。しかし、特に医療用内視鏡では生体適合性の観点から、無機材料からなる繊維およびカーボンナノファイバーは好ましくない。これに対して、有機材料繊維または直径が0.05μm以上の炭素繊維は生体適合性に優れている。さらに、炭素繊維は後述するように第2の樹脂50が遮光性となるため、第2の樹脂50として、好ましく用いることができる。
そして、第2の樹脂50は、第1の樹脂50との接着性が良いことから、第1の樹脂50と同じ樹脂を母材とすることが好ましい。すなわち、第1の樹脂50として熱硬化性のエポキシ樹脂が最も好ましいため、第2の樹脂50は、短繊維が分散された熱硬化性のエポキシ樹脂が最も好ましい。
内視鏡10は、先端面21SAが外表面24SAから突出しているが、段差が第2の樹脂50で覆われているため、洗浄等が容易である。さらに、内視鏡10は、第1の樹脂40によりレンズ21の固定が担保され、さらに、凸状の第2の樹脂50が破損しにくいため、信頼性が高い。
第2の樹脂50は、フレアを防止するために、遮光粒子を含む遮光性樹脂であり、レンズ21の先端面21SAを囲む、リング状の凸部を構成している。凸部は、先端面21SAから、突出量H50が、1μm以上100μm以下であることが好ましい突出量H50が、前記範囲未満では、フレア防止効果が十分ではなく、前記範囲超では、照明光の照射範囲が狭くなったり、破損されやすくなったりする。
第2の樹脂50が、遮光粒子を0.01重量%以上5重量%以下含んでいれば、遮光性能が担保される。第2の樹脂50が含む遮光粒子は、第2の樹脂50よりも光透過率が低い材料によって構成される。遮光粒子は、有機物粒子、金属粒子、または無機物粒子である。遮光粒子として材料の異なる二種類以上の粒子を組み合わせて用いてもよい。また、遮光粒子の形状は、球でもよいし、楕円体状、板状、針状などの任意の形状のものを用いてもよいし、形状の異なる二種類以上の粒子を組み合わせてもよい。遮光粒子の大きさ(粒径)は、例えば、50nm〜20μmである。遮光粒子の大きさは第2の樹脂50の全体にわたって均一であってもよいし、ばらつきがあってもよい。
遮光粒子としては、価格、遮光性能および樹脂への分散性の観点から、炭素繊維、カーボンブラックおよびチタンブラックの少なくともいずれかが好ましい。そして、すでに説明したように、靭性値Kを大きくする効果のある炭素繊維が特に好ましい。すなわち、第2の樹脂50は遮光粒子として炭素繊維を含む繊維強化樹脂であることが特に好ましい。なお、第2の樹脂50は、カーボンブラックおよびチタンブラックの少なくともいずれかに加えて炭素繊維を含んでいてもよい。
なお、レンズ21の側面21SSにおける光の反射を防止するために、第1の樹脂40も遮光粒子を含んでいることが好ましい。第1の樹脂40が含む第1の遮光粒子は、第2の樹脂50が含む第2の遮光粒子と同じでもよいし、異なっていてもよい。なお、接着強度が低下するため、炭素繊維は第1の遮光粒子として用いることは好ましくないが、第2の樹脂50の炭素繊維含有量の10%以下であれば、炭素繊維を含んでいてもよい。
すでに説明したように、熱硬化樹脂は厚さが厚い領域ほど硬化時の収縮が大きいため、生じやすいことが知られている。第2の樹脂50は、内周部は、レンズ21の先端面21SAに配設されているのに対して、外周部はレンズ枠24の外表面24SAに配設されている。第2の樹脂50は、外周部の厚さが内周部の厚さよりも、先端面21SAの突出量Dの分だけ大きい。このため、第2の樹脂50は、外周部が剥離の起点となるおそれがある。
このため、図4に示すように、第2の樹脂50のレンズ枠24の外表面24SAに対する接触角度θが、45度以下であることが好ましい。
レンズ枠24の壁面24SSには反射防止のため、光吸収膜、例えば、黒色のクロムめっき膜が成膜されていることが好ましい。内視鏡10では、光吸収膜が、レンズ枠24の外表面24SAにも成膜されていることが好ましい。
外表面24SAが鏡面であると接触角度θを、45度以下とすることは容易ではない。しかし、黒色のクロムめっき膜等の光吸収膜は、表面粗さが大きいために、第2の樹脂50の接触角度θを小さくし、接着強度を向上することが容易である。
なお、以上の説明では、照射光学ユニット20を例に説明したが、撮像光学ユニット30においても、照射光学ユニット20と同じ構成とすることで、照射光学ユニット20と同じ効果を有することは言うまでも無い。
また、撮像光学ユニット30だけが上記構成を有していてもよい。すなわち、上記説明の光学部材(レンズ)は、照明光学系および撮像光学系の少なくともいずれかの先端部材であればよい。さらに、先端部11Aに、複数の照射光学ユニット20、または、複数の撮像光学ユニット30が配設されていてもよい。
<第2実施形態>
第2実施形態の内視鏡10Aは、内視鏡10と類似しているので、同じ機能の構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
図6に示すように、内視鏡10Aの光学ユニット20Aのレンズ21Aは、先端面21SAの外周部に切り欠きC21がある。言い替えれば、レンズ21の先端面21SAと側面21SSとが交差する稜線が面取り加工されている。
面取り加工は、稜線を平面状態に切り欠く加工だけでなく、曲面状態に切り欠く、いわゆる角R加工でもよい。また、面取り加工は、加工を施した場合と同様の形状に成形する場合も含み、加工または成形する方法は特定の方法に限定されない。
切り欠きC21のあるレンズ21Aは、衝撃を受けても、先端面21SAの外周部に、欠けが生じにくい。なお、レンズ21Aは、先端面21SAと対向する裏面21SBにも切り欠きがある。
そして、内視鏡10Aでは、第2の樹脂50は、先端面21SAのうち、光路領域には配設されておらず、切り欠きC21にだけ配設されている。すなわち、切り欠きC21は、第2の樹脂50が先端面21SAの光路領域に広がることを、防止している。さらに、切り欠きC21に配設された第2の樹脂50は、平坦部に配設された場合よりも、接着力が強いため、内視鏡10Aは内視鏡10よりも信頼性が高い。
なお、光学ユニット20Aでは、レンズ21Aは、先端面21SAと側面21SSの中央がレンズ枠の外表面から10μm以上150μm以下突出しており、第2の樹脂の凸部が、先端面21SAと側面21SSの中央から、1μm以上100μm以下突出している。
内視鏡10Aは、内視鏡10の効果を有し、さらに、レンズに欠けが生じにくいだけでなく、第2の樹脂50を、光路領域の周囲だけに配設することが容易である。
<第3実施形態>
第3実施形態の内視鏡10Bは、内視鏡10、10Aと類似しているので、同じ機能の構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
図7に示すように、内視鏡10Bの光学ユニット20Bでは、第1の樹脂40とレンズ21の側面21SSとの間に隙間Gが形成されている。そして、第2の樹脂50は、隙間Gにも配設されている。
例えば、内視鏡は、使用中の衝撃等によって、第1の樹脂40とレンズ21の側面21SSとの間に、経年劣化によって、隙間Gが生じることがある。すなわち、弾性率が大きい第1の樹脂40の接着面に剥離が生じることがある。また、第1の樹脂40を覆っている第2の樹脂50が破損して第1の樹脂40の表面が露出することもある。さらに、製品仕様として、第2の樹脂50が配設されていない内視鏡もある。
隙間Gは、部分的に生じており、間隔が1μmと小さく、かつ、深さが浅くても、水分の浸入経路となり内視鏡の信頼性を低下させるおそれがある。
内視鏡10Bは、例えば、経年劣化によって、隙間Gが生じた内視鏡を補修することによって作製される。すなわち、補修の際に、隙間Gだけに第1の樹脂40を注入するのではなく、リング状の凸部の第2の樹脂50が配設される。このとき、隙間Gにも第2の樹脂50が配設される。
第2の樹脂50は隙間Gにも配設されているため、アンカー効果によって特に接着強度が強い。内視鏡10Bは、内視鏡10A、10Bは、もちろん、隙間Gに第1の樹脂40を配設することにより補修された内視鏡よりも、信頼性が高い。
なお、製造時に第2の樹脂50が配設されていない内視鏡を補修することによって製造された内視鏡10Bは、新たにフレア防止効果が付与されている。
なお、第1の樹脂40と貫通孔H40の壁面40SSとの間に第2の樹脂50が配設されている隙間Gがあってもよいし、第1の樹脂40とレンズ21の側面21SSとの間および第1の樹脂40と貫通孔H40の壁面40SSとの間に、それぞれ第2の樹脂50が配設されている隙間Gがあってもよい。すなわち、第1の樹脂40と貫通孔H40の壁面40SSとの間、および、第1の樹脂40とレンズ21の側面21SSとの間の少なくともいずれかに第2の樹脂50が配設されている隙間Gがあればよい。
また、以上の説明では、照射光学ユニット20、20A、20Bを例に説明したが、撮像光学ユニット30においても、照射光学ユニット20、20A、20Bと同じ構成とすることで、照射光学ユニット20、20A、20Bと同じ効果を有することは言うまでも無い。
また、内視鏡の撮像光学ユニット30だけが上記構成を有していてもよい。すなわち、内視鏡の光学部材(レンズ)は、照射光学ユニット20および撮像光学ユニット30の少なくともいずれかの先端部材であればよい。さらに、先端部11Aに、複数の照射光学ユニット20、または、複数の撮像光学ユニット30が配設されていてもよい。
また、医療用の軟性内視鏡10、10A、10Bを例に説明したが、本発明の実施形態の内視鏡は、工業用でもよいし、硬性鏡でもよいし、ユニバーサルコードのないコードレス内視鏡でもよい。
本発明は上述した実施形態等に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、組み合わせ、および改変等ができる。
本出願は、2018年5月31日に日本国に出願された特願2018−105111号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲に引用されるものとする。
1…内視鏡システム
2…プロセッサ
3…モニタ
4…入力部
5…光源装置
10、10A、10B…内視鏡
11…挿入部
11A…先端部
12…ライトガイド
13…撮像部
20…照射光学ユニット
21…レンズ
21SA…先端面
21SS…側面
24…レンズ枠
24SA…外表面
24SS…壁面
30…撮像光学ユニット
31…レンズ
34…レンズ枠
40…第1の樹脂
50…第2の樹脂
本発明は、挿入部の先端部に配設されている枠体に、光学部材が樹脂によって固定されている内視鏡および前記内視鏡の挿入部に関する。
実施形態の内視鏡は、挿入部の先端部に配設され、外表面に貫通孔の開口を有する枠体と、前記貫通孔に挿入され、先端面が前記外表面から突出して配置される光学部材と、前記貫通孔の壁面と前記光学部材の側面との間に配設される第1の樹脂と、前記第1の樹脂の表面、および、前記枠体の前記開口の周囲、および、前記光学部材の前記先端面の外周部の全周に配設されており、前記光学部材の前記先端面から突出する凸部を構成する第2の樹脂と、を具備し、前記第2の樹脂は、遮光粒子を含み、前記第1の樹脂よりも、破壊靭性値が大きい。
別の実施形態の内視鏡の挿入部は、先端部に配設され、外表面に貫通孔の開口を有する枠体と、前記貫通孔に挿入され、先端面が前記外表面から突出して配置される光学部材と、前記貫通孔の壁面と前記光学部材の側面との間に配設される第1の樹脂と、前記第1の樹脂の表面、および、前記枠体の前記開口の周囲、および、前記光学部材の前記先端面の外周部の全周に配設されており、前記光学部材の前記先端面から突出する凸部を構成する第2の樹脂と、を具備し、前記第2の樹脂は、遮光粒子を含み、前記第1の樹脂よりも、破壊靭性値が大きい。

Claims (11)

  1. 挿入部の先端部に配設され、外表面に貫通孔の開口を有する枠体と、
    前記貫通孔に挿入され、先端面が前記外表面から突出して配置される光学部材と、
    前記貫通孔の壁面と前記光学部材の側面との間に配設される第1の樹脂と、
    前記第1の樹脂の表面、および、前記枠体の前記開口の周囲、および、前記光学部材の前記先端面の外周部の全周に配設されており、前記光学部材の前記先端面から突出する凸部を構成する第2の樹脂と、を具備し、
    前記第2の樹脂は、遮光粒子を含み、前記第1の樹脂よりも、破壊靭性値が大きいことを特徴とする内視鏡。
  2. 前記光学部材は、前記先端面の前記外周部に切り欠きを有し、前記切り欠きにだけ前記第2の樹脂が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記第2の樹脂の破壊靭性値が、前記第1の樹脂の破壊靭性値の2倍以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記第2の樹脂は、有機材料繊維または炭素繊維を含む繊維強化樹脂であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の内視鏡。
  5. 前記第2の樹脂は、前記第1の樹脂と同じ熱硬化性樹脂を母材とすることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。
  6. 前記母材がエポキシ樹脂であることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡。
  7. 前記第2の樹脂が、最大長が50μm以下の短繊維を含むことを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の内視鏡。
  8. 前記第2の樹脂が、前記遮光粒子として炭素繊維を含むことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の内視鏡。
  9. 前記第1の樹脂と前記貫通孔の前記壁面との間、および、前記第1の樹脂と前記光学部材の前記側面との間の、少なくともいずれかに、隙間が形成され、
    前記第2の樹脂は、前記隙間にも配設されていることを特徴とすること請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の内視鏡。
  10. 前記光学部材は、照明光学系および撮像光学系の少なくともいずれかの先端部材であることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の内視鏡。
  11. 前記光学部材の前記先端面が、前記枠体の前記外表面から、10μm以上150μm以下、突出しており、
    前記第2の樹脂の前記凸部が、前記先端面から、1μm以上100μm以下、突出していることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の内視鏡。
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