JP2007037582A - ハンドピース - Google Patents

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文雄 菅田
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Abstract

【課題】 本発明は、治療現場での取扱い性の向上、治療効果と安全性を確保したハンドピースを提供する。
【解決手段】 ホルダー先端においてはチップ固定ネジ6を緩めてチップ固定ゴム7、先端チップ8に光ファイバ1を挿入し、先端チップの先端部から光ファイバ1が突き出す状態でチップ固定ネジをねじ込んで先端チップを押すことでチップ固定ゴム7に力を加えて変形させて光ファイバ1を出射近傍で固定することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明はレーザ光を導く光ファイバを保持するハンドピースに関し、特にハンドピースの先端近傍における光ファイバの固定のための構造の改良に関する。
一般にレーザ光を導光する光ファイバを組み込み、保持して使用するハンドピースについて図2を用いて説明する。図2は下記の特許文献1に記載された従来のハンドピースを示す図である。レーザ照射方向を定めるため光ファイバ31のガイドをする先端部32がホルダー33の先端にネジ構造などにより固定されている。光ファイバが組み込まれたレーザプローブをホルダー33に取り付けるとき、ホルダー33の固定部34を回転させて緩めてレーザプローブの構成部材である光ファイバ31、シース35をホルダー33に挿入し、光ファイバ31を先端チップ32の先端から突き出した状態で固定部34を逆回転させて締め込むことでシース35を固定する。光ファイバ31の先端部が破損又は汚れた時は、A部を切り捨て代わりにB部を先端として使用する。
特開平7−284500号公報(第1図)
しかしながら、上記従来の構成では、使用により血液などで一番汚染されやすい先端部32がホルダー33から着脱できない構造になっている。また、先端部32が曲がっているため回転させて着脱しようとした場合、光ファイバ31に捩れが加わり損傷する。また、光ファイバ31の保護をするシース35は固定部34で固定されていても光ファイバ自体が先端近傍で固定されてないため光ファイバ31の先端に照射対象物が突き当たった場合など光ファイバ31の先端が引っ込むこともあり得る。特に、歯科で根管治療など目に見えない場所に挿入して使用する場合、光ファイバ31が引っ込んだ状態で使用することは治療効果を低下させることのみならず、非常に危険でもある。なぜなら、光ファイバ31は5mm以上、バッファ36を剥いてバッファ部も合わせて先端部32の先端から突き出さなければ、クラッド37が傷ついて蒸散物など異物付着が起こるとレーザ光が漏れて融点が低いバッファ36が溶融する。
本発明は、上記従来の課題を鑑み、先端部を容易にハンドピース部に着脱でき、しかも先端部からの光ファイバの突き出し長が変化しないように光ファイバを先端近傍で固定する構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、ハンドピースにファイバ固定ゴムを内蔵させ、光ファイバを前記ファイバ固定ゴムおよび先端チップに挿入する。その後、チップ固定ネジを前記ハンドピースにねじ込むことで前記先端チップを押込み、前記ファイバ固定ゴムが押されて変形し、前記ファイバ固定ゴムを貫通している前記光ファイバを締め付けて固定する。すなわち本発明によれば、レーザ光を導光する光ファイバを保持する本体部と、前記本体部の先端に位置し、前記光ファイバを貫通させて、前記光ファイバの先端を露出させるよう保持する先端チップとを有するハンドピースにおいて、
前記先端チップが前記本体部に着脱可能であり、後端部から所定距離だけ先端部寄りの位置に他の部分より外径が大きい部分を有して段差部を形成していて、
前記ハンドピースは、弾性体からなり前記光ファイバを貫通させる貫通孔を有し前記本体部の先端近傍に内蔵されたファイバ固定部材と、前記本体部の前記先端近傍において前記本体部の外周に螺合し、前記先端チップの前記段差部に当接して前記先端チップを前記本体部方向に押圧して固定し、よって前記ファイバ固定部材を圧縮することが可能な先端チップ固定ネジを有することを特徴とするハンドピースが提供される。
この構成によれば、チップ固定ネジを外すことで容易に先端チップを着脱させることができる。また、チップ固定ネジを緩めるだけで光ファイバの先端チップからの突き出し長を容易に変えることができ、しかも締め付けることで確実に光ファイバを固定することができる。
また、ファイバ固定部材の先端がテーパー形状であることや、その一形態の円錐形状であることは本発明の好ましい態様である。
これらの構成により、先端チップ固定ネジを締め付けたとき、先端チップの後端部によりファイバ固定部材が、効果的に外周から中心に向かって圧縮され、内部の光ファイバを固定することができる。
また、ファイバ固定部材がシリコンからなることは、本発明の好ましい態様である。
この構成により、高温と薬品に対する耐久性を有し、滅菌・消毒処理を施すことが可能となる。
また、本体部の先端近傍におけるファイバ固定部材を収納する部分の内径が、収納する部分寄り先端側の内径より大きく、かつファイバ固定部材の少なくとも一部の外径と略等しいことは、本発明の好ましい態様である。
この構成により、ファイバ固定部材が本体部に確実に保持され、よって本体部からの脱落を効果的に防止することができる。
以上のように本発明によれば、ハンドピース先端の先端チップの着脱や光ファイバの固定が非常に簡単な構成で達成でき、医療現場での取扱い性の向上や医療事故の低減につながるという多大な効果を奏する。
<実施の形態1>
以下、本発明の実施の形態1について、図1を用いて説明する。
レーザプローブの出射部においては、光ファイバ1とその保護を目的としたシース2から成っている。レーザプローブをホルダー3に接続する場合、ホルダー固定ネジ4を緩め、光ファイバ1とシース2をホルダー固定ゴム5に挿入する。そして、ホルダー先端においてはチップ固定ネジ6を緩めてチップ固定ゴム7、先端チップ8に光ファイバを挿入し、先端チップ8の先端部から光ファイバ1が突き出す状態でチップ固定ネジ6をねじ込んで先端チップ8を押すことでチップ固定ゴム7に力を加えて変形させて光ファイバ1を出射近傍で固定することができる。光ファイバ1の固定状態については、バッファ9を所定距離c(例えば5mm以上)にわたって剥いで、クラッド1を露出させて、バッファ9の一部も併せて先端チップ8の先端から突き出す必要がある。クラッド10が先端チップ8の先端エッジで傷つくと蒸散物など異物付着でレーザ光が漏れて融点が低いバッファ9が溶融する。また、ホルダー固定ネジをねじ込んでホルダー固定ゴム5に力を加えて変形させ、シース2を固定する。ホルダー3から先端チップ8までの全体でハンドピースを構成している。
なお、チップ固定ゴム7はホルダー3に挿入された状態でオートクレーブ滅菌やアルコール消毒などの滅菌・消毒処理を施すことがあるためチップ固定ゴム7の材質は高温に対する耐久性、薬品への耐久性があるシリコンなどの材質が望ましい。
また、チップ固定ゴム7の形状は外径がホルダー入口径aより大きく、収納位置では略同等であることが望ましい。チップ固定ゴム7の脱落を防ぎ、チップ固定ネジ6をねじ込んだ時、ゴムの変形の逃げが少ないため光ファイバ1の固定が効果的になる。さらに、チップ固定ゴム7と先端チップ8の接触部bは円錐形状などのテーパー形状をしていることが望ましい。
以上の構成により、実際の治療の際に血液などで一番汚染され易い先端チップを容易に着脱でき、新たな先端チップと交換もできる。先端チップの着脱の場合、光ファイバに捩れなど応力が加わらないため、光ファイバをホルダーから外す必要がなく治療現場での取扱い性が向上する。さらに、先端近傍で光ファイバを固定できるため障害物に突き当たっても先端チップからの突き出し長が変化せず、根管内照射など目視できない状況での照射でも安全にしかも安定した治療効果を得ることができる。目視できない状況で照射対象物に達する前に障害物に突き当たって光ファイバの突き出し長が変化すれば、照射対象物への治療効果が減少したり、クラッドに傷が入って光ファイバが損傷する危険性が高まり医療事故につながる恐れもある。
本発明のハンドピースは、先端チップの着脱を容易にし、治療現場での取扱い性を向上させることができ、また、先端近傍で光ファイバを確実に固定することができるため安全で安定した治療ができるので医療を目的にしたレーザ用ハンドピースなどに有用である。
本発明のハンドピースの実施の形態1における断面図 従来のハンドピースの外観図
符号の説明
1、31 光ファイバ
2、35 シース
3 ホルダー
4 ホルダー固定ネジ
5 ホルダー固定ゴム
6 チップ固定ネジ
7 チップ固定ゴム
8 先端チップ
9、36 バッファ
10、37 クラッド
32 先端部
33 ホルダー
34 固定部

Claims (5)

  1. レーザ光を導光する光ファイバを保持する本体部と、前記本体部の先端に位置し、前記光ファイバを貫通させて、前記光ファイバの先端を露出させるよう保持する先端チップとを有するハンドピースにおいて、
    前記先端チップが前記本体部に着脱可能であり、後端部から所定距離だけ先端部寄りの位置に他の部分より外径が大きい部分を有して段差部を形成していて、
    前記ハンドピースは、弾性体からなり前記光ファイバを貫通させる貫通孔を有し前記本体部の先端近傍に内蔵されたファイバ固定部材と、前記本体部の前記先端近傍において前記本体部の外周に螺合し、前記先端チップの前記段差部に当接して前記先端チップを前記本体部方向に押圧して固定し、よって前記ファイバ固定部材を圧縮することが可能な先端チップ固定ネジを有することを特徴とするハンドピース。
  2. 前記ファイバ固定部材の先端がテーパー形状であることを特徴とする請求項1に記載のハンドピース。
  3. 前記ファイバ固定部材の先端が円錐形状であることを特徴とする請求項1に記載のハンドピース。
  4. 前記ファイバ固定部材がシリコンからなることを特徴とする請求項1に記載のハンドピース。
  5. 前記本体部の前記先端近傍における前記ファイバ固定部材を収納する部分の内径が、前記収納する部分寄り先端側の内径より大きく、かつ前記ファイバ固定部材の少なくとも一部の外径と略等しいことを特徴とする請求項1に記載のハンドピース。
JP2005222012A 2005-07-29 2005-07-29 ハンドピース Withdrawn JP2007037582A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101010969B1 (ko) 2010-03-22 2011-01-26 주식회사 루트로닉 화이버 콜릿이 일체화된 캐뉼라 및 핸드피스 구조
KR101127789B1 (ko) * 2009-07-31 2012-03-23 주식회사 루트로닉 의료용 레이저 핸드피스의 광화이버 고정구조
CN103954808B (zh) * 2014-04-22 2016-08-17 上海理工大学 示波器探头

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