JPWO2019217387A5

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Publication number: JPWO2019217387A5
Application number: JP2020562712A
Authority: JP
Publication date: 2022-05-16

Description

本発明のさらなる実施形態は、被験体におけるメラニン濃度を調節するための方法である。該方法は、本明細書に開示されている組成物のいずれかと被験体を接触させることを含む。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
（項目１）
以下の式：

の構造を有する、皮膚をブライトニングするための化合物あるいはその化学的類縁体、結晶形、水和物または薬学的にもしくは美容的に許容され得る塩。
（項目２）
以下の式：

の構造を有する、メラニン形成細胞のアポトーシスを誘導するための化合物あるいはその化学的類縁体、結晶形、水和物または薬学的にもしくは美容的に許容され得る塩。
（項目３）
以下の式：

の構造を有する、アリール炭化水素受容体（ＡｈＲ）活性を調節するための化合物あるいはその化学的類縁体、結晶形、水和物または薬学的にもしくは美容的に許容され得る塩。
（項目４）
以下の式：

の構造を有する、メラニン形成を調節するための化合物あるいはその化学的類縁体、結晶形、水和物または薬学的にもしくは美容的に許容され得る塩。
（項目５）
以下の式：

の構造を有する、メラニン濃度を調節するための化合物あるいはその化学的類縁体、結晶形、水和物または薬学的にもしくは美容的に許容され得る塩。
（項目６）
以下の式：

の構造を有する化合物あるいはその化学的類縁体、結晶形、水和物または薬学的にもしくは美容的に許容され得る塩を含む組成物。
（項目７）
被験体における皮膚をブライトニングするための方法であって、前記被験体を、以下の式：

の構造を有する化合物あるいはその化学的類縁体、結晶形、水和物または薬学的にもしくは美容的に許容され得る塩と接触させることを含む、方法。
（項目８）
被験体におけるメラニン形成細胞のアポトーシスを誘導するための方法であって、前記被験体を、以下の式：

の構造を有する化合物あるいはその化学的類縁体、結晶形、水和物または薬学的にもしくは美容的に許容され得る塩と接触させることを含む、方法。
（項目９）
被験体におけるアリール炭化水素受容体（ＡｈＲ）活性を調節するための方法であって、前記被験体を、以下の式：

の構造を有する化合物あるいはその化学的類縁体、結晶形、水和物または薬学的にもしくは美容的に許容され得る塩と接触させることを含む、方法。
（項目１０）
被験体におけるメラニン形成を調節するための方法であって、前記被験体を、以下の式：

の構造を有する化合物あるいはその化学的類縁体、結晶形、水和物または薬学的にもしくは美容的に許容され得る塩と接触させることを含む、方法。
（項目１１）
被験体におけるメラニン濃度を調節するための方法であって、前記被験体を、以下の式：

の構造を有する化合物あるいはその化学的類縁体、結晶形、水和物または薬学的にもしくは美容的に許容され得る塩と接触させることを含む、方法。

Claims

ａ．以下の式：

の構造を有する、皮膚ブライトニング剤またはその薬学的に許容され得るもしくは美容的に許容され得る塩、および
ｂ．美容的に許容され得るビヒクル、希釈剤または担体
を含む組成物。
前記組成物が、香料、エストロゲン、ビタミンＡ、ビタミンＣ、ビタミンＥ、ピルビン酸、乳酸、グリコール酸、ラノリン、バセリン、アロエベラ、メチルパラベン、プロピルパラベン、および色素からなる群から選択される１つまたは複数の成分をさらに含む、請求項１に記載の組成物。
前記美容的に許容され得るビヒクル、希釈剤または担体が、ラクトース、スクロース、マンニトール、ソルビトール、デンプン、リン酸カルシウム、クエン酸ナトリウム、エチルアルコール、プロピルアルコール、ベンジルアルコール、ポリオール、トリグリセリド、生分解性ポリマー、エラストマーマトリックス、リポソーム、小球体、トウモロコシ油、胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油、ゴマ油、綿実油、落花生油、ココアバター、蝋、パラフィン、シリコーン、タルク、およびシリシレートからなる群から選択される１つまたは複数の成分を含む、請求項１に記載の組成物。
前記組成物が、
（ｉ）デンプン、ラクトース、スクロース、グルコース、マンニトール、ケイ酸；
（ｉｉ）カルボキシメチルセルロース、アルギネート、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、スクロース、アラビアゴム；
（ｉｉｉ）グリセロール；
（ｉｖ）セチルアルコール、モノステアリン酸グリセロール；
（ｖ）カオリン、ベントナイト粘土；
（ｖｉ）タルク、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、固体ポリエチレングリコール、ラウリル硫酸ナトリウム；
（ｖｉｉ）エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビトールおよびソルビタンエステル、微結晶性セルロース、アルミニウムメタヒドロキシド、ベントナイト、寒天、トラガカント；
（ｖｉｉｉ）ラクトース、乳糖、ポリエチレングリコール、動物脂肪、植物脂肪、油、蝋、パラフィン、ココアバター、デンプン、セルロース誘導体、ポリエチレングリコール、シリコーン、ベントナイト、ケイ酸、タルク、サリチレート、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、ケイ酸カルシウム、ポリアミド粉末；
（ｉｘ）防腐剤；
（ｘ）界面活性剤；
（ｘｉ）ヒドロキシプロピルメチルセルロース、リポソーム、小球体、モノステアリン酸アルミニウム、ゼラチン、蝋；
（ｘｉｉ）湿潤剤；
（ｘｉｉｉ）エチルアルコール、イソプロピルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、１，３－ブチレングリコール、綿実油、落花生油、トウモロコシ油、胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油、ゴマ油、グリセロール、テトラヒドロフリルアルコール、ポリエチレングリコール、ソルビタンの脂肪酸エステル；および
（ｘｉｖ）レシチン
からなる群から選択される１つまたは複数の美容的に許容され得る化合物、成分および／または材料をさらに含む、請求項１に記載の組成物。
前記組成物が美容的に許容され得る担体を含み、前記担体が、美容的にもしくは薬学的に許容され得るクリーム、油、ローション、軟膏、ゲルおよび固体からなる群から選択される、請求項１に記載の組成物。
前記組成物が、粉末、スプレー、軟膏、ペースト、クリーム、ローション、ゲル、パッチ、エマルジョン、エアロゾルおよび吸入剤からなる群から選択される局所または経皮組成物である、請求項１に記載の組成物。
ヒト被験体における皮膚をブライトニングするための請求項１に記載の組成物であって、前記組成物は前記被験体と接触させられることを特徴とする、組成物。
ヒト被験体における皮膚をブライトニングするための方法であって、前記被験体を、請求項１に記載の組成物と接触させることを含む、方法（医療行為を除く）。
ヒト被験体における皮膚をブライトニングするための請求項２に記載の組成物であって、前記組成物は前記被験体と接触させられることを特徴とする、組成物。
ヒト被験体における皮膚をブライトニングするための方法であって、前記被験体を、請求項２に記載の組成物と接触させることを含む、方法（医療行為を除く）。
ヒト被験体における皮膚をブライトニングするための請求項３に記載の組成物であって、前記組成物は前記被験体と接触させられることを特徴とする、組成物。
ヒト被験体における皮膚をブライトニングするための方法であって、前記被験体を、請求項３に記載の組成物と接触させることを含む、方法（医療行為を除く）。
ヒト被験体における皮膚をブライトニングするための請求項４に記載の組成物であって、前記組成物は前記被験体と接触させられることを特徴とする、組成物。
ヒト被験体における皮膚をブライトニングするための方法であって、前記被験体を、請求項４に記載の組成物と接触させることを含む、方法（医療行為を除く）。
ヒト被験体における皮膚をブライトニングするための請求項５に記載の組成物であって、前記組成物は前記被験体と接触させられることを特徴とする、組成物。
ヒト被験体における皮膚をブライトニングするための方法であって、前記被験体を、請求項５に記載の組成物と接触させることを含む、方法（医療行為を除く）。
ヒト被験体における皮膚をブライトニングするための請求項６に記載の組成物であって、前記組成物は前記被験体と接触させられることを特徴とする、組成物。
ヒト被験体における皮膚をブライトニングするための方法であって、前記被験体を、請求項６に記載の組成物と接触させることを含む、方法（医療行為を除く）。