JPWO2019187057A1 - バルブタイミング調整装置 - Google Patents

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Abstract

第一回転体(6)は、内歯ギヤ(14)を有し、クランクシャフト(4)に連動して回転する。第二回転体(12)は、出力ギヤ(121)を有し、カムシャフト(3)に連動して回転する。遊星回転体(13)は、内歯ギヤ(14)及び出力ギヤ(121)に噛合する遊星ギヤ(131)を有し、内歯ギヤ(14)及び出力ギヤ(121)に遊星ギヤ(131)が噛合して遊星運動することにより第一回転体(6)と第二回転体(12)との相対回転位置を変化させる。入力シャフト(16)は、遊星回転体(13)を遊星運動させる。第一軸受(18)は、入力シャフト(16)と第一回転体(6)との間に設けられる。遊星軸受(17)は、入力シャフト(16)と遊星回転体(13)との間、かつ、第一軸受(18)の回転軸(O)に対して垂直な同一平面上に設けられる。

Description

この発明は、エンジンの吸気バルブ又は排気バルブの開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置に関するものである。
特許文献1に記載されたバルブタイミング調整装置は、クランクシャフトと連動して回転する駆動側回転体が有する歯車部を遊星回転体の1つの歯車部に噛合させ、カムクシャフトと連動して回転する従動側回転体が有する歯車部を上記遊星回転体の別の歯車部に噛合させる構成である。
特許文献1に記載されたバルブタイミング調整装置は、従動側回転体の歯車部のラジアル荷重により遊星回転体に生じる第一モーメントよりも、駆動側回転体の歯車部のラジアル荷重により遊星回転体に生じる第二モーメントが大きいため、遊星回転体が第二モーメント方向へ回転して、正規の軸方向に対し傾こうとする。しかし、遊星回転体に接触して遊星回転体を支持する遊星キャリアの支持部から与えられる反力によって、遊星回転体の傾きが抑制される。
特開2011−80482号公報
特許文献1に記載されたバルブタイミング調整装置において、駆動側回転体と遊星キャリアとを回転可能に支持するベアリングを支点と考えると、遊星キャリアは片持ち梁の構成となっている。そのため、上記ベアリングを支点としたモーメントによって遊星キャリアが傾くと、遊星回転体も傾く。すると、互いに噛合する歯車部間にスラスト荷重が発生し、バルブタイミング調整装置の耐久性低下及び出力低下を招くという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、バルブタイミング調整装置の耐久性低下及び出力低下を防止することを目的とする。
この発明に係るバルブタイミング調整装置は、第一歯車部を有し、クランクシャフトに連動して回転する第一回転体と、第二歯車部を有し、カムシャフトに連動して回転する第二回転体と、第一歯車部及び第二歯車部に噛合する遊星歯車部を有し、第一歯車部及び第二歯車部に遊星歯車部が噛合して遊星運動することにより第一回転体と第二回転体との相対回転位置を変化させる遊星回転体と、遊星回転体を遊星運動させる入力シャフトと、入力シャフトと第一回転体との間に設けられる第一軸受と、入力シャフトと遊星回転体との間、かつ、第一軸受の回転軸に対して垂直な同一平面上に設けられる遊星軸受とを備えるものである。
この発明によれば、第一軸受及び遊星軸受が回転軸に対して垂直な同一平面上に設けられているので、遊星回転体の回転軸に対する傾きが抑制され、バルブタイミング調整装置の耐久性低下及び出力低下が防止される。
実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置の構成例を示す断面図である。 実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置を図1のI−I線に沿って切断した断面図である。 実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置を図1のII−II線に沿って切断した断面図である。 実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置におけるギヤ噛合部分周辺の拡大図である。 実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置を搭載したエンジンの概略図である。 実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置を図1の矢印III方向から見た矢視図である。 実施の形態2に係るバルブタイミング調整装置の構成例を示す断面図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置1の構成例を示す断面図である。図2は、実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置1を、図1のI−I線に沿って切断した断面図である。図3は、実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置1を、図1のII−II線に沿って切断した断面図である。バルブタイミング調整装置1は、第一回転体6、第二回転体12、遊星回転体13、入力シャフト16、遊星軸受17、及び第一軸受18を含む。第一回転体6は、ケース11、内歯ギヤ14、及びカバー15を含む。内歯ギヤ14は、第一歯車部に相当する。第二回転体12は、第二歯車部に相当する出力ギヤ121を含む。遊星回転体13は、遊星歯車部に相当する遊星ギヤ131を含む。
図1に示されるように、モータ2の出力軸とカムシャフト3とは、同一の回転軸O上に配置され、回転軸Oを中心にして回転する。入力シャフト16は、モータ2の出力軸が嵌合する嵌合部161を有し、モータ2のトルクを受けて回転軸Oの周りを回転する。この入力シャフト16は、回転軸Oを中心とする位置で第一軸受18を保持する第一軸受保持部162と、回転軸Oに対して偏心距離dだけ径方向に偏心した偏心軸Eを中心とする位置で遊星軸受17を保持する遊星軸受保持部163とを有する。
遊星軸受17は、遊星軸受保持部163と遊星回転体13との間に設けられ、入力シャフト16と遊星回転体13とを相対回転させる。この遊星軸受17は、例えば、内輪171、外輪172、及び複数の転動体173を有する単列式の転がり軸受である。内輪171は、入力シャフト16の遊星軸受保持部163に固定され、外輪172は遊星回転体13に固定される。
第一軸受18は、第一軸受保持部162とカバー15との間に設けられ、入力シャフト16と第一回転体6とを相対回転させる。この第一軸受18は、例えば、内輪181、外輪182、及び複数の転動体183を有する単列式の転がり軸受である。内輪181は、入力シャフト16の第一軸受保持部162に固定され、外輪182はカバー15に固定される。
内歯ギヤ14は、ケース11の一端面に圧入固定される。また、ケース11と内歯ギヤ14とカバー15とは、ボルト19により共締めされることによって一体となり、第一回転体6を構成する。内歯ギヤ14は、遊星回転体13の遊星ギヤ131におけるモータ2側に噛合する。遊星回転体13の遊星ギヤ131におけるカムシャフト3側には、出力ギヤ121が噛合する。即ち、内歯ギヤ14と出力ギヤ121とは、回転軸Oの方向に並んだ状態である。出力ギヤ121が形成された第二回転体12は、ケース11の内周面に形成された滑り軸受部111により支持されており、ケース11に対して相対的に回転する。
実施の形態1では、出力ギヤ121、遊星ギヤ131、及び内歯ギヤ14が2K−H型不思議遊星歯車機構として機能する。即ち、回転軸Oに対して垂直な平面上において、遊星ギヤ131の回転中心から内歯ギヤ14の回転中心までの距離が偏心距離dと等しくなると共に、遊星ギヤ131の回転中心から出力ギヤ121の回転中心までの距離も偏心距離dと等しくなるように、出力ギヤ121、遊星ギヤ131、及び内歯ギヤ14の歯数及び転位量が調整される。なお、バルブタイミング調整装置1に用いられる減速機は、2K−H型不思議遊星歯車機構に限定されるものではなく、ハイポサイクロイド減速機等であってもよい。
2K−H型不思議遊星歯車機構において、入力シャフト16が時計回りに回転した場合、遊星回転体13は、偏心軸Eに対して自転をしながら回転軸Oの周りを反時計回りに公転する、遊星運動を行う。一方、出力ギヤ121は、第一回転体6に対して回転自在に支持されているため、遊星回転体13の公転運動の反力を受けて時計回りに回転する。この出力ギヤ121は、出力ギヤ121と内歯ギヤ14との歯数の差分に相当する角度だけ、時計回りに回転することにより、入力シャフト16に入力されたトルクを増幅して出力する。
具体的には、遊星ギヤ131の歯数をZA、出力ギヤ121の歯数をZB、内歯ギヤ14の歯数をZCとすると、出力ギヤ121は、入力シャフト16の回転数に対して、(1−ZC/ZB)倍で減速回転する。そして、出力ギヤ121は、入力シャフト16に入力されたトルクに対して、1/(1−ZC/ZB)倍増幅したトルクを出力する。即ち、出力ギヤ121の歯数ZBと内歯ギヤ14の歯数ZCとの差分が小さいほど、同じ入力トルクでも、より大きな出力トルクが得られる。したがって、モータ2の小型化が可能である。図2及び図3では、出力ギヤ121の歯数ZBと内歯ギヤ14の歯数ZCとが同数になっているが、実際は、2K−H型不思議遊星歯車機構を減速機として機能させるために、出力ギヤ121の歯数ZBより内歯ギヤ14の歯数ZCが少ない。
出力ギヤ121、遊星ギヤ131、及び内歯ギヤ14が噛合した状態で第一回転体6と第二回転体12とが相対回転する際、出力ギヤ121と遊星ギヤ131との噛合部分、及び内歯ギヤ14と遊星ギヤ131との噛合部分において、ラジアル方向の荷重が発生する。ラジアル方向の荷重が遊星回転体13に作用すると、上記特許文献1に係る発明のように遊星回転体13等が回転軸Oに対して傾いてしまう。これに対し、実施の形態1では、以下の構成により、ラジアル方向の荷重による遊星回転体13等の傾きを抑制する。
図4は、実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置1におけるギヤ噛合部分周辺の拡大図である。図4において、直線L1は、出力ギヤ121と遊星ギヤ131とが噛合する噛合部分の回転軸Oの方向における中心位置を通る直線である。直線L2は、内歯ギヤ14と遊星ギヤ131とが噛合する噛合部分の回転軸Oの方向における中心位置を通る直線である。直線L0は、回転軸Oの方向において、直線L1と直線L2との間の中間位置を通る直線である。
遊星軸受17は、回転軸Oの方向における遊星軸受17の中心位置が、直線L0を通るように配置される。遊星軸受17の中心位置が直線L0上に配置されることにより、遊星軸受保持部163を支点とした、出力ギヤ121と遊星ギヤ131との噛合部分で発生するラジアル荷重のモーメントと、内歯ギヤ14と遊星ギヤ131との噛合部分で発生するラジアル荷重のモーメントとが釣り合う。その結果、遊星回転体13の傾きが抑制される。
また、第一軸受18も、回転軸Oの方向における第一軸受18の中心位置が、直線L0を通るように配置される。第一軸受18の中心位置が直線L0上に配置される。第一軸受18の中心位置が直線L0上に配置されることにより、第一軸受保持部162を支点とした、出力ギヤ121と遊星ギヤ131との噛合部分で発生するラジアル荷重のモーメントと、内歯ギヤ14と遊星ギヤ131との噛合部分で発生するラジアル荷重のモーメントとが釣り合う。その結果、入力シャフト16の傾きが抑制されると共に、入力シャフト16の傾きに伴って発生する遊星回転体13の傾きも抑制される。
遊星軸受17の中心位置と第一軸受18の中心位置とが直線L0上に配置されることにより、遊星軸受17と第一軸受18とが回転軸Oに対して垂直な同一平面上に配置されることになる。なお、遊星軸受17と第一軸受18とは、厳密に同一の平面上に配置されている必要はなく、公差等に起因したずれがあってもよい。
また、図4において、遊星回転体13の第二回転体12に対向する面には、第二回転体12の方向へ突出する凸部132が形成されてもよい。なお、凸部132と第二回転体12との間には、回転軸Oの方向の隙間133が形成されているため、遊星回転体13と第二回転体12との相対回転時、凸部132は第二回転体12に接触しない。万が一、遊星回転体13が回転軸Oに対して傾いた場合、凸部132が第二回転体12に当接することで、遊星回転体13のこれ以上の傾きを防止する。なお、凸部132が第二回転体12に当接することによる、凸部132及び第二回転体12の摩耗及び破損を抑制するために、凸部132は、R形状等の曲面であることが望ましい。
遊星回転体13が回転軸Oに対して傾いた場合、遊星回転体13に固定されている遊星軸受17の外輪172も傾き、内輪171の傾斜度と外輪172の傾斜度とに差が生じる。遊星軸受17の内輪171及び外輪172の傾斜度が許容傾斜度を超えると、遊星軸受17の製品寿命低下を招き、遊星軸受17の耐久性が低下する。許容傾斜度は、遊星軸受17を構成する材料及び遊星軸受17の内部の隙間等に依存する、予め定められた値である。そこで、遊星回転体13が回転軸Oに対して傾いた場合でも、遊星軸受17の内輪171及び外輪172の傾斜度が許容傾斜度を超えないように、隙間133の大きさを調整することが望ましい。これにより、遊星回転体13が傾いた場合、遊星軸受17の内輪171及び外輪172の傾斜度が許容傾斜度を超えるより前に、凸部132が第二回転体12に当接し、遊星軸受17の内輪171及び外輪172のこれ以上の傾きを防止する。
なお、遊星回転体13に凸部132が形成されていない場合、回転軸Oの方向における遊星回転体13と第二回転体12との隙間は、遊星回転体13が傾いたとしても遊星軸受17の内輪171及び外輪172の傾斜度が許容傾斜度を超えない大きさに調整されることが望ましい。
次に、エンジンに搭載されたバルブタイミング調整装置1の動作を説明する。
図5は、実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置1を搭載したエンジンの概略図である。図1に示されるように、第二回転体12に設けられた挿入孔122に、センタボルト20が挿入され、第二回転体12がカムシャフト3に締結される。また、図5に示されるように、ケース11の外周面に形成されたスプロケット112及びクランクシャフト4の外周面には、環状のチェーン5が巻き掛けられる。
クランクシャフト4の回転運動は、チェーン5を介してバルブタイミング調整装置1の第一回転体6に伝達され、第一回転体6を回転させる。第二回転体12は、第一回転体6に対して相対回転位置を保ちつつ回転する。カムシャフト3は、第二回転体12と一体に回転する。
モータ2は、図示しない制御装置により回転制御されることによって、モータ2の出力軸に嵌合した入力シャフト16を回転させる。モータ2による入力シャフト16の回転に応じて、第一回転体6と第二回転体12との相対回転位置が調整される。
モータ2は、バルブタイミング調整装置1に進角動作をさせる場合、第一回転体6の回転数より大きな回転数で入力シャフト16を回転させる。このとき、上記2K−H型不思議遊星歯車機構の動作原理により、第二回転体12が第一回転体6に対して相対的に進角方向へ回転移動する。
モータ2は、バルブタイミング調整装置1に遅角動作をさせる場合、第一回転体6の回転数より小さい回転数で、又は第一回転体6の回転方向とは逆方向に、入力シャフト16を回転させる。このとき、上記2K−H型不思議遊星歯車機構の動作原理により、第二回転体12が第一回転体6に対して相対的に遅角方向へ回転移動する。
なお、モータ2が、第一回転体6の回転数と同じ回転数で入力シャフト16を回転させた場合、第二回転体12と第一回転体6との相対回転位置が保たれる。
図6は、実施の形態1に係るバルブタイミング調整装置1を、図1の矢印III方向から見た矢視図である。バルブタイミング調整装置1を、図1の矢印III方向、即ちカムシャフト3側から見た場合、時計回りの方向が遅角方向であり、反時計回りの方向が進角方向である。図6の例では、第一回転体6と第二回転体12との相対回転位置は、最遅角位置に規制されている。
ケース11のカムシャフト3に対向する面には、径方向の内側に突出する形状のストッパ凸部113が形成される。ストッパ凸部113の周方向の一方の端部は遅角側ストッパ114であり、もう一方の端部は進角側ストッパ115である。第二回転体12のカムシャフト3に対向する面には、径方向の内側に凹む形状のストッパ凹部123が形成される。ストッパ凹部123の周方向の一方の端部は遅角側ストッパ124であり、もう一方の端部は進角側ストッパ125である。
バルブタイミング調整装置1の進角動作時及び遅角動作時、ストッパ凸部113は、ストッパ凹部123の内部を周方向に移動する。ストッパ凸部113の遅角側ストッパ114と、ストッパ凹部123の遅角側ストッパ124とが当接することにより、第一回転体6と第二回転体12との相対回転位置が、最遅角位置に規制される。一方、ストッパ凸部113の進角側ストッパ115と、ストッパ凹部123の進角側ストッパ125とが当接することにより、第一回転体6と第二回転体12との相対回転位置が、最進角位置に規制される。
以上のように、実施の形態1によれば、第一回転体6は、内歯ギヤ14を有し、クランクシャフト4に連動して回転する。第二回転体12は、出力ギヤ121を有し、カムシャフト3に連動して回転する。遊星回転体13は、内歯ギヤ14及び出力ギヤ121に噛合する遊星ギヤ131を有し、内歯ギヤ14及び出力ギヤ121に遊星ギヤ131が噛合して遊星運動することにより第一回転体6と第二回転体12との相対回転位置を変化させる。入力シャフト16は、遊星回転体13を遊星運動させる。第一軸受18は、入力シャフト16と第一回転体6との間に設けられる。遊星軸受17は、入力シャフト16と遊星回転体13との間、かつ、第一軸受18の回転軸Oに対して垂直な同一平面上に設けられる。第一軸受18と遊星軸受17とが同一平面上に配置されるため、入力シャフト16の回転軸Oに対する傾きが抑制されると共に、入力シャフト16の回転軸Oに対する傾きに伴い発生する遊星回転体13の傾きも抑制される。また、実施の形態1では、入力シャフト16及び遊星回転体13の傾きが抑制されるため、内歯ギヤ14及び出力ギヤ121と遊星ギヤ131とが噛合する噛合部分でのスラスト荷重の発生が防止され、バルブタイミング調整装置1の耐久性低下及び出力低下が防止される。
また、上記特許文献1に係る発明では、2つの軸受を回転軸Oの方向に並べて配置する構成であった。これに対し、実施の形態1では、第一軸受18と遊星軸受17とが回転軸Oに対して垂直な同一平面上に配置されるため、回転軸Oの方向の厚みが薄いバルブタイミング調整装置1が実現可能となる。また、上記特許文献1に係る発明では、遊星回転体等の傾きを抑制するために、回転軸Oの方向の厚みが厚い複列式の転がり軸受を用いて、遊星回転体等を支持する必要があった。これに対し、実施の形態1では、遊星回転体13及び入力シャフト16の傾きが抑制されるので、第一軸受18及び遊星軸受17として、回転軸Oの方向の厚みが薄い単列式の転がり軸受を用いることができ、バルブタイミング調整装置1の更なる薄型化が可能である。
また、実施の形態1の第一軸受18及び遊星軸受17は、内歯ギヤ14と遊星ギヤ131とが噛合する噛合部分の回転軸Oの方向における中心位置(つまり直線L2)までの距離と、出力ギヤ121と遊星ギヤ131とが噛合する噛合部分の回転軸Oの方向における中心位置(つまり直線L1)までの距離とが等しい位置(つまり直線L0)に配置されている。これにより、内歯ギヤ14と遊星ギヤ131との噛合部分におけるモーメントと、出力ギヤ121と遊星ギヤ131との噛合部分におけるモーメントとが釣り合い、遊星回転体13及び入力シャフト16の回転軸Oに対する傾きが抑制される。
また、実施の形態1の遊星回転体13は、第二回転体12に対向する面に、凸部132を有する。凸部132が第二回転体12に当接することによって遊星回転体13の過大な傾きを防止する。
なお、遊星回転体13の第一回転体6に対向する面、即ち遊星回転体13のカバー15に対向する面にも、凸部132が形成されてもよい。
また、実施の形態1の凸部132は、曲面であることが望ましい。凸部132が曲面であることにより、遊星回転体13及び第二回転体12の摩耗及び破損が抑制される。
また、実施の形態1の遊星軸受17が内輪171、外輪172、及び転動体173を有する転がり軸受である場合、回転軸Oの方向における遊星回転体13と第二回転体12との隙間は、遊星回転体13が回転軸Oに対して傾いた場合に遊星軸受17の内輪171及び外輪172の傾斜度が許容傾斜度を超えない大きさである。なお、遊星回転体13に凸部132が形成されている場合は、回転軸Oの方向における凸部132と第二回転体12との隙間133が、遊星回転体13が回転軸Oに対して傾いた場合に遊星軸受17の内輪171及び外輪172の傾斜度が許容傾斜度を超えない大きさであるものとする。この構成により、遊星軸受17の耐久性低下が防止される。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2に係るバルブタイミング調整装置1aの構成例を示す断面図である。図7において図1〜図6と同一又は相当する部分は、同一の符号を付し説明を省略する。実施の形態2に係るバルブタイミング調整装置1aは、第二軸受21が追加された構成であり、入力シャフト16が第一軸受18及び第二軸受21の2つの軸受によって支持される。
実施の形態2の入力シャフト16は、実施の形態1と同様に、回転軸Oを中心とする位置で第一軸受18を保持する第一軸受保持部162と、回転軸Oに対して偏心距離dだけ径方向に偏心した偏心軸Eを中心とする位置で遊星軸受17を保持する遊星軸受保持部163とを有する。さらに、実施の形態2の入力シャフト16は、回転軸Oを中心とする位置で第二軸受21を保持する第二軸受保持部164を有する。
第二軸受21は、第二軸受保持部164と第二回転体12との間に設けられ、入力シャフト16と第二回転体12とを相対回転させる。この第二軸受21は、例えば、内輪、外輪、及び複数の転動体を有する単列式の転がり軸受である。入力シャフト16のモータ2側の端部に第一軸受18が配置され、入力シャフト16のカムシャフト3側の端部に第二軸受21が配置されることにより、入力シャフト16は第一軸受18と第二軸受21との両持ち構造で支持される。
以上のように、実施の形態2によれば、第一回転体6は、内歯ギヤ14を有し、クランクシャフト4に連動して回転する。第二回転体12は、出力ギヤ121を有し、カムシャフト3に連動して回転する。遊星回転体13は、内歯ギヤ14及び出力ギヤ121に噛合する遊星ギヤ131を有し、内歯ギヤ14及び出力ギヤ121に遊星ギヤ131が噛合して遊星運動することにより第一回転体6と第二回転体12との相対回転位置を変化させる。入力シャフト16は、遊星回転体13を遊星運動させる。第一軸受18は、入力シャフト16と第一回転体6との間に設けられる。遊星軸受17は、入力シャフト16と遊星回転体13との間に設けられる。第二軸受21は、入力シャフト16と第二回転体12との間に設けられる。入力シャフト16は、第一軸受18と第二軸受21とにより支持されるため、回転軸Oに対する傾きが抑制される。また、入力シャフト16の回転軸Oに対する傾きに伴い発生する遊星回転体13の傾きも抑制される。よって、内歯ギヤ14及び出力ギヤ121と遊星ギヤ131とが噛合する噛合部分でのスラスト荷重の発生が防止され、バルブタイミング調整装置1の耐久性低下及び出力低下が防止される。
なお、実施の形態2の遊星軸受17は、実施の形態1と同様に、内歯ギヤ14と遊星ギヤ131とが噛合する噛合部分の回転軸Oの方向における中心位置(つまり図4の直線L2)までの距離と、出力ギヤ121と遊星ギヤ131とが噛合する噛合部分の回転軸Oの方向における中心位置(つまり図4の直線L1)までの距離とが等しい位置(つまり図4の直線L0)に配置されることが望ましい。
また、実施の形態2の遊星回転体13は、実施の形態1と同様に、第二回転体12に対向する面に凸部132が形成されると共に、第一回転体6のカバー15に対向する面にも凸部132が形成されることが望ましい。この凸部132は、遊星回転体13の第二回転体12に対向する面又はカバー15に対向する面のいずれか一方に形成されてもよい。また、凸部132は、R形状等の曲面であることが望ましい。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、又は各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係るバルブタイミング調整装置は、遊星回転体の傾きを抑制することにより耐久性低下及び出力低下を防止するようにしたので、エンジンの吸気バルブ又は排気バルブの開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置に用いるのに適している。
1,1a バルブタイミング調整装置、2 モータ、3 カムシャフト、4 クランクシャフト、5 チェーン、6 第一回転体、11 ケース、111 滑り軸受部、112 スプロケット、113 ストッパ凸部、114 遅角側ストッパ、115 進角側ストッパ、12 第二回転体、121 出力ギヤ(第二歯車部)、122 挿入孔、123 ストッパ凹部、124 遅角側ストッパ、125 進角側ストッパ、13 遊星回転体、131 遊星ギヤ(遊星歯車部)、132 凸部、133 隙間、14 内歯ギヤ(第一歯車部)、15 カバー、16 入力シャフト、161 嵌合部、162 第一軸受保持部、163 遊星軸受保持部、164 第二軸受保持部、17 遊星軸受、171,181 内輪、172,182 外輪、173,183 転動体、18 第一軸受、19 ボルト、20 センタボルト、21 第二軸受、d 偏心距離、E 偏心軸、L0,L1,L2 直線、O 回転軸。

Claims (8)

  1. 第一歯車部を有し、クランクシャフトに連動して回転する第一回転体と、
    第二歯車部を有し、カムシャフトに連動して回転する第二回転体と、
    前記第一歯車部及び前記第二歯車部に噛合する遊星歯車部を有し、前記第一歯車部及び前記第二歯車部に前記遊星歯車部が噛合して遊星運動することにより前記第一回転体と前記第二回転体との相対回転位置を変化させる遊星回転体と、
    前記遊星回転体を遊星運動させる入力シャフトと、
    前記入力シャフトと前記第一回転体との間に設けられる第一軸受と、
    前記入力シャフトと前記遊星回転体との間、かつ、前記第一軸受の回転軸に対して垂直な同一平面上に設けられる遊星軸受とを備えるバルブタイミング調整装置。
  2. 前記第一軸受及び前記遊星軸受は、前記第一歯車部と前記遊星歯車部とが噛合する噛合部分の前記回転軸の方向における中心位置までの距離と、前記第二歯車部と前記遊星歯車部とが噛合する噛合部分の前記回転軸の方向における中心位置までの距離とが等しい位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載のバルブタイミング調整装置。
  3. 前記遊星回転体は、前記第一回転体に対向する面又は前記第二回転体に対向する面の少なくとも一方に、凸部を有することを特徴とする請求項1記載のバルブタイミング調整装置。
  4. 前記凸部は、曲面であることを特徴とする請求項3記載のバルブタイミング調整装置。
  5. 前記遊星軸受は、内輪、外輪、及び転動体を有する転がり軸受であり、
    前記回転軸の方向における前記遊星回転体と前記第二回転体との隙間は、前記遊星回転体が前記回転軸に対して傾いた場合に前記遊星軸受の前記内輪及び前記外輪の傾斜度が許容傾斜度を超えない大きさであることを特徴とする請求項1記載のバルブタイミング調整装置。
  6. 第一歯車部を有し、クランクシャフトに連動して回転する第一回転体と、
    第二歯車部を有し、カムシャフトに連動して回転する第二回転体と、
    前記第一歯車部及び前記第二歯車部に噛合する遊星歯車部を有し、前記第一歯車部及び前記第二歯車部に前記遊星歯車部が噛合して遊星運動することにより前記第一回転体と前記第二回転体との相対回転位置を変化させる遊星回転体と、
    前記遊星回転体を遊星運動させる入力シャフトと、
    前記入力シャフトと前記第一回転体との間に設けられる第一軸受と、
    前記入力シャフトと前記第二回転体との間に設けられる第二軸受と、
    前記入力シャフトと前記遊星回転体との間に設けられる遊星軸受とを備えるバルブタイミング調整装置。
  7. 前記遊星回転体は、前記第一回転体に対向する面又は前記第二回転体に対向する面の少なくとも一方に、凸部が形成されていることを特徴とする請求項6記載のバルブタイミング調整装置。
  8. 前記凸部は、曲面であることを特徴とする請求項7記載のバルブタイミング調整装置。
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