JPWO2019181055A1 - 移動型放射線撮影装置 - Google Patents

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Abstract

走行用ハンドル(20)は、一対の支持板(22)と、この支持板(22)間に架け渡された把持バー(21)とを備える。一対の支持板(22)は、溝状の形状を有し、本体に配設されたスライダー(25)を係合することにより、水平方向から傾斜したその長手方向に往復移動可能に案内されるとともに、その往復移動方向の各終端を規制される。そして、スライダー(25)には、走行用ハンドル(20)における支持板(22)の溝部側面と当接する制動ローラと、この制動ローラによる走行用ハンドル(20)の傾斜した方向への昇降動作に対する制動力を、走行用ハンドル(20)が下降する時には大きく、走行用ハンドル(20)が上昇する時には小さく制御する制動制御機構(26)とが配設されている。

Description

この発明は、移動型放射線撮影装置に関する。
このような移動型放射線撮影装置の一種である移動型X線撮影装置は、回診用X線撮影装置とも呼称され、病室間を移動してX線撮影を行うものである。この移動型X線撮影装置は、前輪および後輪を有する本体と、本体に立設された支柱と、X線管およびコリメータよりなるX線照射部を支持した状態で支柱に沿って昇降する昇降部材と、X線照射部から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出器と、本体内部に配設されたバッテリと、を備えている。
このような移動型X線撮影装置を移動させるときには、操作者が本体に付設された走行用ハンドルを把持して、任意の方向に装置を移動させる。この時、このような移動型X線撮影装置の走行用ハンドルは、平均的な体格の操作者に適した位置に固定されている。このため、比較的身長が高い操作者にとっては走行用ハンドルの位置が低く背中を曲げた姿勢で移動操作を行う必要があり、また、比較的身長が低い操作者にとっては走行用ハンドルの位置が高く操作しづらいという問題があった。
このため、走行用ハンドルをレールに沿って移動可能な構成とし、操作者の身長に合わせて走行用ハンドルを操作に適した高さ位置に固定するようにした回診用X線撮影装置も提案されている(特許文献1および特許文献2参照)。
特開2008−173256号公報 特開2011−212497号公報
このように走行用ハンドルを昇降させてその高さ位置を変更する構成を採用する場合、例えば、走行用ハンドルをレール上に構成し、この走行用ハンドルを本体に配設したスライダーに沿って移動させる構成とすることができる。この時、走行用ハンドルは、例えば、3Kg程度の重量を備えることから、走行用ハンドルを下降させるときには、走行用ハンドルの自重を保持することで、走行用ハンドルを徐々に下降させることができ、走行用ハンドルを上昇させるときには、走行用ハンドルの自重以外の負荷が生じないような構成とすることが好ましい。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、所定の重量を有する走行用ハンドルを適正な力で上昇および下降させることが可能な移動型放射線撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、車輪を有する本体と、前記本体に立設された支柱と、前記支柱に支持された放射線照射部と、前記本体を走行させる時に使用される走行用ハンドルと、を備えた移動型放射線撮影装置において、前記本体に配設され、前記走行用ハンドルを昇降可能に支持する案内部材と、前記本体に配設され、前記走行用ハンドルと当接する制動ローラと、前記制動ローラによる前記走行用ハンドルの昇降動作に対する制動力を、前記走行用ハンドルが下降する時には大きく、前記走行用ハンドルが上昇する時には小さく制御する制動制御機構と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制動ローラは、前記走行用ハンドルと当接する外周領域が弾性部材から構成され、前記制動制御機構は、前記制動ローラの回転に対して負荷を付与する負荷機構と、前記制動ローラを、当該制動ローラと前記走行用ハンドルとの当接領域より下方に位置する揺動中心を中心として揺動可能に支持する揺動支持機構と、を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記揺動支持機構は、前記本体に対して、前記制動ローラと前記走行用ハンドルとの当接領域より下方に位置する回転中心を中心として回転可能に配設され、その回転中心から偏心した位置に前記制動ローラを回転可能に支持する軸を備えた偏心部材から構成されるとともに、前記負荷機構は、前記制動ローラを前記偏心部材との間で制動力をもって挟持する挟持部材から構成される。
請求項1に記載の発明によれば、制動ローラによる走行用ハンドルの昇降動作に対する制動力を、ハンドルが下降する時には大きくハンドルが上昇する時には小さく制御することから、走行用ハンドルを徐々に下降させる、あるいは、走行用ハンドルを小さな負荷で上昇させることができ、所定の重量を有する走行用ハンドルを適正な力で上昇および下降させることが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、走行用ハンドルの下降時には、走行用ハンドルに当接した制動ローラの弾性領域が変形して回転時に摩擦力を生じるとともに、負荷機構によりその回転に対して負荷が付与されることから所定の制動力を生じ、走行用ハンドルの上昇時には制動ローラが揺動してその摩擦力が小さくなり制動力が解消されることから、所定の重量を有する走行用ハンドルを適正な力で上昇および下降させることが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、偏心部材により制動ローラの揺動と制動ローラへの負荷とを小さなスペースで実現することが可能となる。
この発明に係る移動型X線撮影装置の側面概要図である。 この発明の第1実施形態に係る走行用ハンドル20の斜視図である。 この発明に係る制動制御機構26の斜視図である。 この発明に係る制動制御機構26の断面図である。 制動ローラ54と走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面との当接領域Cと、制動ローラ54の揺動中心Aおよび回転中心Bとの配置関係を説明する説明図である。 この発明の第2実施形態に係る走行用ハンドル20の要部を示す概要図である。 この発明の第3実施形態に係る走行用ハンドル20の要部を示す概要図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係る移動型放射線撮影装置としての移動型X線撮影装置の側面概要図である。
この移動型X線撮影装置は、回診用X線撮影装置とも呼称され、操作者Mの操作により病室間を順次移動してX線撮影を行うものである。この移動型X線撮影装置における本体40の進行方向の前方側には、方向変更用の車輪である左右一対の前輪11が配設されている。また、この移動型X線撮影装置における本体40の進行方向の後方側には、駆動用の車輪である左右一対の後輪12が配設されている。
本体40の進行方向の前方側には、支柱41が立設されており、この支柱41には、第1昇降部材42および第2昇降部材43が、昇降可能な状態で配設されている。第2昇降部材43は、側面視において略L字状の形状を有し、その先端には、X線管44とコリメータ45からなるX線照射部が配設されている。X線管44およびコリメータ45は、第1昇降部材42および第2昇降部材43の昇降動作に伴って昇降する。また、支柱41は鉛直軸周りに回動可能に支持されており、X線管44およびコリメータ45は、支柱41の回動に伴って、第2昇降部材43とともに旋回する。
本体40には、本体40の進行方向を操作するための把持バー21および支持板22を備えた走行用ハンドル20(図2参照)と、X線管44から照射され被検者を通過したX線を検出するためのフラットパネルディテクタ等のX線検出器24を収納するための収納部23とが配設されている。走行用ハンドル20における支持板22は、本体40に配設されたスライダー25にそって往復移動可能となっている。
図2は、この発明の第1実施形態に係る走行用ハンドル20の斜視図である。図3は、この発明に係る制動制御機構26の斜視図である。図4は、この発明に係る制動制御機構26の断面図である。図5は、制動ローラ54と走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面との当接領域Cと、制動ローラ54の揺動中心Aおよび回転中心Bとの配置関係を説明する説明図である。
この走行用ハンドル20は、一対の支持板22と、この支持板22間に架け渡された把持バー21とを備える。一対の支持板22は、溝状の形状を有し、本体40に配設されたスライダー25と係合することにより、水平方向から傾斜したその長手方向(図1において矢印で示す方向)に往復移動可能に案内されるとともに、その往復移動方向の各終端を規制される。そして、スライダー25には、走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面と当接する制動ローラ54と、この制動ローラ54による走行用ハンドル20の傾斜した方向への昇降動作に対する制動力を、走行用ハンドル20が下降する時には大きく、走行用ハンドル20が上昇する時には小さく制御する制動制御機構26とが配設されている。
制動制御機構26は、制動ローラ54の回転に対して負荷を付与する負荷機構と、制動ローラ54を、この制動ローラ54と走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面との当接領域Cより下方に位置する揺動中心A(図5参照)を中心として揺動可能に支持する揺動支持機構とを備える。
そして、揺動支持機構は、本体40に対して、制動ローラ54と走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面との当接領域Cより下方に位置する回転中心(すなわち揺動中心)Aを中心として回転可能に配設され、その回転中心Aから偏心した位置Bに制動ローラ54を回転可能に支持する軸63を備えた偏心部材60を備える。また、負荷機構は、制動ローラ54を偏心部材60のフランジ部62との間で所定の制動力をもって挟持する挟持部材を備える。
すなわち、図4に示すように、偏心部材60は、スライダー25に対して、回転中心(制動ローラ54の揺動中心)Aを中心に、回転可能に配設されている。この偏心部材60は、スライダー25側から順に、回転軸部61、フランジ部62、軸63およびネジ部64から構成されている。軸63の軸心Bは、回転軸部61の軸心Aから偏心した位置に配置されている。そして、軸63の周囲には、金属製の内周領域52と、ゴム等の弾性部材よりなる外周領域53とから構成される制動ローラ54が回転可能に配設されている。
制動ローラ54の上部には、ワッシャ55、皿バネ56が配設され、皿バネ56の上部には、偏心部材60のネジ部64に螺合するネジ57が配設されている。このネジ57および皿バネ56の作用により、制動ローラ54は、ワッシャ55と偏心部材60のフランジ部62との間に、所定の制動力をもって挟持される。これらのネジ57、皿バネ56およびワッシャ55は、制動ローラ54を偏心部材60との間で所定の制動力をもって挟持する挟持部材を構成する。
なお、図2に示すように、走行用ハンドル20の支持板22には、一定ピッチで複数の孔部27が形成されている。なお、図2においては、複数の孔部27のうちの一つを図示している。一方、スライダー25には、この孔部27と係合する状態と係合を解除する状態の間で移動可能な図示を省略したピンが配設されている。このピンと孔部27との作用により、昇降可能な走行用ハンドル20を複数の位置で固定することが可能となっている。
次に、以上のような構成を有する走行用ハンドル20を斜め下方に下降させ、あるいは、斜め上方に上昇させる昇降動作について説明する。
走行用ハンドル20を下降させるときには、操作者Mが走行用ハンドル20における把持バー21を斜め下方に押し下げようとする。これにより、制動ローラ54における弾性部材よりなる外周領域53と走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面との摩擦力により、偏心部材60が、制動ローラ54を走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面に押しつける方向に揺動する。これにより、その外周領域53が弾性部材により構成される制動ローラ54が変形することにより、走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面に対する摩擦力が増大し、走行用ハンドル20の自重を保持する。そして、操作者Mが走行用ハンドル20における把持バー21を斜め下方に向けて押し下げることで、制動ローラ54が走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面に当接した状態で回転する。このときには制動ローラ54が、ネジ57、皿バネ56およびワッシャ55によって作用する制動力に抗して回転し、走行用ハンドル20が斜め下方向に下降する。
一方、走行用ハンドル20を上昇させるときには、操作者Mが走行用ハンドル20における把持バー21を斜め上方に引き上げる。これにより、偏心部材60が、制動ローラ54を走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面から離隔させる方向に揺動する。これにより、制動ローラ54と走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面とは接触しているだけの状態となり、それらの間の摩擦力がほとんどない状態となる。そして、操作者Mが走行用ハンドル20を、その自重に抗して斜め上方に引き上げることで、走行用ハンドル20が斜め上方向に上昇する。
以上のように、この発明に係る走行用ハンドル20は、下降時には揺動支持機構と負荷機構の作用により走行用ハンドル20の自重をキャンセルする方向の負荷を発生させる状態となり、上昇時には走行用ハンドル20の自重だけが作用する状態となることから、走行用ハンドル20が所定の重量を有する場合においても、走行用ハンドル20を適正な力で上昇および下降させることが可能となる。
次に、この発明の他の実施形態について説明する。図6は、この発明の第2実施形態に係る走行用ハンドル20の要部を示す概要図である。なお、図6においては、走行用ハンドル20における支持板22の正面と断面とを示している。
この第2実施形態に係る走行用ハンドル20は、スライダー25に立設された軸71を中心に揺動する揺動アーム73の先端において、軸72を中心に回転可能に支持された制動ローラ74を備える。この制動ローラ74は、上述した実施形態に係る制動ローラ54と同様、金属製の内周領域52と、ゴム等の弾性部材よりなる外周領域53とから構成される。また、この制動ローラ74は、上述した実施形態に係る負荷機構と同様の負荷機構を備えており、回転に対して負荷が付与されている。
この第2実施形態に係る走行用ハンドル20においても、走行用ハンドル20を下降させるときには、操作者Mが走行用ハンドル20における把持バー21を斜め下方に押し下げようとする。これにより、制動ローラ74における弾性部材よりなる外周領域53と走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面との摩擦力により、揺動アーム73が、制動ローラ74を走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面に押しつける方向に揺動する。これにより、その外周領域53が弾性部材により構成される制動ローラ74が変形することにより、走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面に対する摩擦力が増大し、走行用ハンドル20の自重を保持する。そして、操作者Mが走行用ハンドル20における把持バー21を斜め下方に向けて押し下げることで、制動ローラ74が走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面に当接した状態で回転する。このときには制動ローラ74が、第1実施形態と同様の負荷機構によって作用する制動力に抗して回転し、走行用ハンドル20が斜め下方向に下降する。
一方、走行用ハンドル20を上昇させるときには、操作者Mが走行用ハンドル20における把持バー21を斜め上方に引き上げる。これにより、揺動アーム73が、制動ローラ74を走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面から離隔させる方向に揺動する。これにより、制動ローラ74と走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面とは接触しているだけの状態となり、それらの間の摩擦力がほとんどない状態となる。そして、操作者Mが走行用ハンドル20を、その自重に抗して斜め上方に引き上げることで、走行用ハンドル20が斜め上方向に上昇する。
次に、この発明のさらに他の実施形態について説明する。図7は、この発明の第3実施形態に係る走行用ハンドル20の要部を示す概要図である。なお、図7においては、走行用ハンドル20における支持板22の正面と断面とを示している。
この第3実施形態に係る走行用ハンドル20は、上述した実施形態に係る制動ローラ74と同様、金属製の内周領域52と、ゴム等の弾性部材よりなる外周領域53とから構成される制動ローラ81を備える。そして、この制動ローラ81は、一方の回転方向に対して回転時に抵抗を生じ、他方の回転方向に対しては自由に回転するロータリダンパ82を介してスライダー25に連結されている。
この第3実施形態に係る走行用ハンドル20においては、走行用ハンドル20を下降させるときには、操作者Mが走行用ハンドル20における把持バー21を斜め下方に押し下げようとする。この時には、ロータリダンパ82の作用により、走行用ハンドル20における支持板22の溝部側面に当接する制動ローラ81の回転に抵抗が生じることから、走行用ハンドル20が所定の抵抗を受けながら斜め下方向に下降する。
一方、走行用ハンドル20を上昇させるときには、操作者Mが走行用ハンドル20における把持バー21を斜め上方に引き上げる。この時には、制動ローラ81は抵抗を受けることなく回転する。このため、操作者Mが走行用ハンドル20を、その自重に抗して斜め上方に引き上げることで、走行用ハンドル20が斜め上方向に上昇する。
なお、上述した実施形態においては、走行用ハンドル20の傾斜する方向に昇降させる場合について説明したが、走行用ハンドル20を、鉛直方向を向けて昇降させる構成を採用してもよい。
11 前輪
12 後輪
20 走行用ハンドル
21 把持バー
22 支持板
24 X線検出器
25 スライダー
40 本体
41 支柱
44 X線管
45 コリメータ
52 内周領域
53 外周領域
54 制動ローラ
55 ワッシャ
56 皿バネ
57 ネジ
60 偏心部材
61 回転軸部
62 フランジ部
63 軸
64 ネジ部
73 揺動アーム
74 制動ローラ
81 制動ローラ
82 ロータリダンパ
M 操作者

Claims (3)

  1. 車輪を有する本体と、前記本体に立設された支柱と、前記支柱に支持された放射線照射部と、前記本体を走行させる時に使用される走行用ハンドルと、を備えた移動型放射線撮影装置において、
    前記本体に配設され、前記走行用ハンドルを昇降可能に支持する案内部材と、
    前記本体に配設され、前記走行用ハンドルと当接する制動ローラと、
    前記制動ローラによる前記走行用ハンドルの昇降動作に対する制動力を、前記走行用ハンドルが下降する時には大きく、前記走行用ハンドルが上昇する時には小さく制御する制動制御機構と、
    を備えたことを特徴とする移動型放射線撮影装置。
  2. 請求項1に記載の移動型放射線撮影装置において、
    前記制動ローラは、前記走行用ハンドルと当接する外周領域が弾性部材から構成され、
    前記制動制御機構は、
    前記制動ローラの回転に対して負荷を付与する負荷機構と、
    前記制動ローラを、当該制動ローラと前記走行用ハンドルとの当接領域より下方に位置する揺動中心を中心として揺動可能に支持する揺動支持機構と、
    を備えたことを特徴とする移動型放射線撮影装置。
  3. 請求項2に記載の移動型放射線撮影装置において、
    前記揺動支持機構は、前記本体に対して、前記制動ローラと前記走行用ハンドルとの当接領域より下方に位置する回転中心を中心として回転可能に配設され、その回転中心から偏心した位置に前記制動ローラを回転可能に支持する軸を備えた偏心部材から構成されるとともに、
    前記負荷機構は、前記制動ローラを前記偏心部材との間で制動力をもって挟持する挟持部材から構成される移動型放射線撮影装置。
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