JPWO2019178570A5

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Publication number: JPWO2019178570A5
Application number: JP2020573093A
Authority: JP
Publication date: 2022-03-10
Anticipated expiration: 2039-03-15

Claims

骨盤臓器脱、尿失禁、便失禁、又はその組合せに関連付けられた症状を改善、管理、治療、防止、及び／又は排除するための膣挿入デバイスであって、
ベースと、内壁と、外壁とを有する円錐形本体を有する上側部分と、
骨盤臓器脱、尿失禁、便失禁、又はその組合せに関連付けられた症状を改善、管理、治療、防止、及び／又は排除するために臓器壁に圧力を印加するように構成されて前記円錐形本体内にあるリブと、
を含むことを特徴とする膣挿入デバイス。
前記上側部分の上端で前記外壁から突出するリムを更に含むことを特徴とする請求項１に記載の膣挿入デバイス。
前記リブは、前記リムの近くから前記ベースまで前記円錐形本体内で下向きに延び、
前記リブとリムとは共に前記臓器壁に圧力を印加する、
ことを特徴とする請求項２に記載の膣挿入デバイス。
前記外壁から外向きに突出する１又は２以上のリッジを更に含むことを特徴とする請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記ベースから下向きに延びるステムを更に含み、
前記ステムは、該ステムの外面から外向きに突出する１又は２以上のリッジを有する、
ことを特徴とする請求項１から請求項４のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記ステムは、円錐形、外向きに先細、三角形、十字形、実質的に平坦、又はその組合せであることを特徴とする請求項５に記載の膣挿入デバイス。
前記リブは、前記臓器壁との該リブの位置合わせに基づいて該臓器壁に圧力を選択的に又は調節可能に印加するように構成されることを特徴とする請求項１から請求項６のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記リブは、前記円錐形本体の前記内壁から半径方向内向きにかつ該円錐形本体の上部に近い場所から長手方向下向きに延びる部材を含むことを特徴とする請求項１から請求項７のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記部材は、前記円錐形本体の前記内壁の円周の周りに等距離で離間した２又は３以上の部材を含み、該２又は３以上の部材は、該円錐形本体の中心点で合わさることを特徴とする請求項８に記載の膣挿入デバイス。
前記リブは、前記円錐形本体の長手軸に対して横断方向に延びる部材を含むことを特徴とする請求項１から請求項９のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記部材は、前記内壁上の正反対の点の間を延びて該正反対の点で該内壁に接続されることを特徴とする請求項１０に記載の膣挿入デバイス。
前記部材は、前記円錐形本体の上部に近い場所と前記ベースの間を長手方向に延びることを特徴とする請求項１１に記載の膣挿入デバイス。
平面図では、前記リブは、十字形、「Ｔ字」形、「Ｘ字」形、「Ｙ字」形、「Ｋ字」形、「Ｖ字」形、星形、三角形、又は五角形であることを特徴とする請求項１から請求項１２のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記臓器壁は、尿道括約筋、膀胱頚部、直腸壁、子宮壁、又はその組合せのうちの１つであることを特徴とする請求項１から請求項１３のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記リブと前記円錐形本体は、同じ材料で一体形成されることを特徴とする請求項１から請求項１４のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
エクササイズ中に前記臓器壁を支持するように構成されることを特徴とする請求項１から請求項１５のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
流体を保持し、かつ膣挿入デバイスが膣の中に挿入された時に該膣に該流体を分泌するように構成されることを特徴とする請求項１から請求項１６のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記流体は、医薬、ホルモン、又は薬物であることを特徴とする請求項１７に記載の膣挿入デバイス。
前記上側部分は、開放上端を有することを特徴とする請求項１から請求項１８のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記上側部分は、閉鎖上端を有することを特徴とする請求項１から請求項１９のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
骨盤臓器脱、尿失禁、便失禁、又はその組合せに関連付けられた症状を改善、管理、治療、防止、及び／又は排除するための膣挿入デバイスであって、
臓器壁上に圧力を印加するように構成された円錐形本体と、
前記臓器壁に印加される前記圧力を調節するように構成されたステムと、
を含むことを特徴とする膣挿入デバイス。
前記円錐形本体の内部内を延びる部材を更に含み、
前記部材は、前記臓器壁に前記圧力を印加するように構成される、
ことを特徴とする請求項２１に記載の膣挿入デバイス。
前記ステムは、前記部材と相関され、それによって該ステムの回転は、前記臓器壁に該部材によって印加される前記圧力を調節するように構成されることを特徴とする請求項２２に記載の膣挿入デバイス。
第１の位置では、前記部材は、前記臓器壁と位置合わせされ、第１の圧力が、該臓器壁に印加され、第２の位置では、該部材は、該臓器壁と位置合わせされず、第２の圧力が、該臓器壁に印加され、該第１の圧力は、該第２の圧力よりも高いことを特徴とする請求項２２又は請求項２３に記載の膣挿入デバイス。
前記部材は、前記円錐形本体の内壁から半径方向内向きにかつ該円錐形本体の上部に近い場所から長手方向下向きに延びるリブであることを特徴とする請求項２２から請求項２４のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記リブは、平面図では十字形であり、前記ステムは、実質的に平坦であり、かつ平面を生成し、
前記リブの前記十字形と前記平面は、前記ステムの位置が前記臓器壁に対する該リブの位置と相関するように位置合わせされる、
ことを特徴とする請求項２５に記載の膣挿入デバイス。
平面図では、前記部材は、４つの端部を有する十字形リブであり、
前記４つの端部の各々が、前記円錐形本体の内壁と合わさる、
ことを特徴とする請求項２２から請求項２６のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記円錐形本体は、骨盤臓器脱、尿失禁、便失禁、又はその組合せに関連付けられた症状を改善、管理、治療、防止、及び／又は排除するように構成された力に対応する調節可能な加療力を前記臓器壁に印加するように構成されることを特徴とする請求項２１から請求項２７のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記臓器壁は、尿道括約筋、膀胱頚部、直腸壁、子宮壁、又はその組合せのうちの１つであることを特徴とする請求項２８に記載の膣挿入デバイス。
骨盤臓器脱、尿失禁、便失禁、又はその組合せに関連付けられた症状を改善、管理、治療、防止、及び／又は排除するための膣挿入デバイスであって、
ベースと内壁と外壁とを有する円錐形本体を有する上側部分と、
前記上側部分から下向きに延びて実質的に平坦な形状を有するステムと、
を含むことを特徴とする膣挿入デバイス。
前記ステムは、該ステムの外面から延びる複数のリッジを更に含むことを特徴とする請求項３０に記載の膣挿入デバイス。
前記複数のリッジは、前記ステムの下端から均一に離間されることを特徴とする請求項３１に記載の膣挿入デバイス。
前記複数のリッジの各々が、同じ厚みを有することを特徴とする請求項３１又は請求項３２に記載の膣挿入デバイス。
前記複数のリッジの各々が、前記ステムの周囲の周りに延びることを特徴とする請求項３１から請求項３３のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記ステムは、臓器壁上に膣挿入デバイスによって印加される圧力を調節するように構成されることを特徴とする請求項３０から請求項３４のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記ステムと前記上側部分は、同じ材料で一体形成されることを特徴とする請求項３０から請求項３５のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記ステムは、膣内で膣挿入デバイスを挿入、取り出し若しくは位置決め、又はその組合せを行うためにユーザによって把持されるように構成されることを特徴とする請求項３０から請求項３６のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記ステムは、膣挿入デバイスが膣の中に挿入された状態で膣挿入デバイスの位置決め、回転、又はその両方を可能にするように構成されることを特徴とする請求項３０から請求項３７のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
臓器壁に圧力を印加するように構成されて前記円錐形本体内に位置付けられたリブを更に含み、
前記リブと前記ステムは位置合わせされ、それによって該ステムの回転は、前記臓器壁上に該リブによって印加される前記圧力を調節するように構成される、
ことを特徴とする請求項３０から請求項３８のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
膣挿入デバイスであって、
開放上端、壁及びこの壁内の中空内部を有する本体と、この本体の前記中空内部内の部材と、を含み、
前記部材は、前記壁を通して膣内壁の上に圧力を印加するように構成され、
前記圧力は、骨盤臓器脱、尿失禁、便失禁、又はその組合せに関連付けられた症状を改善、管理、治療、防止、及び／又は排除するように構成される、
ことを特徴とする膣挿入デバイス。
前記壁は、前記開放上端から前記本体のベースまで徐々に減少する内径を有することを特徴とする請求項４０に記載の膣挿入デバイス。
前記部材は、前記壁の内部側面に接続され、かつ前記開放上端から前記ベースまで延びることを特徴とする請求項４１に記載の膣挿入デバイス。
前記部材は、前記開放上端に隣接する前記壁の内部側面に接続されることを特徴とする請求項４０又は請求項４１に記載の膣挿入デバイス。
前記部材は、ベースに接続されないことを特徴とする請求項４３に記載の膣挿入デバイス。
前記部材は、前記壁の正反対の側面の間を延びることを特徴とする請求項４０から請求項４４のいずれかに１項に記載の膣挿入デバイス。
前記壁の正反対の側面の間を延びる第２の部材を更に含み、
前記部材と前記第２の部材は、十字形が平面図で形成されるように垂直である、
ことを特徴とする請求項４５に記載の膣挿入デバイス。
前記本体は、前記開放上端からベースまで減少する直径を有する円錐形本体であることを特徴とする請求項４０から請求項４６のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
膣挿入デバイスであって、
ベースと内壁と外壁とを有する円錐形本体と長手軸とを有する上側部分と、
前記長手軸に位置合わせされた部材平面を有して前記円錐形本体の前記内壁内にある部材と、
前記長手軸に位置合わせされたステム平面を有するステムと、
を含み、
前記部材平面と前記ステム平面は、互いに位置合わせされる、
ことを特徴とする膣挿入デバイス。
前記部材平面と前記ステム平面は、互いに平行に又は共面で配置されることを特徴とする請求項４８に記載の膣挿入デバイス。
前記部材平面と前記ステム平面は、互いに垂直に配置される又は角度が付けられることを特徴とする請求項４８に記載の膣挿入デバイス。
前記上側部分の上端で前記外壁から突出するリムを更に含むことを特徴とする請求項４８から請求項５０のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記部材は、前記リムの近くから前記ベースまで前記円錐形本体内で下向きに延び、
前記部材とリムとは共に臓器壁に圧力を印加する、
ことを特徴とする請求項５１に記載の膣挿入デバイス。
前記外壁から外向きに突出する１又は２以上のリッジを更に含むことを特徴とする請求項４８から請求項５２のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記ステムは、該ステムの外面から外向きに突出する１又は２以上のリッジを含むことを特徴とする請求項４８から請求項５３のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記ステムは、２次元又は平坦であることを特徴とする請求項４８から請求項５４のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記ステムは、矩形であることを特徴とする請求項４８から請求項５５のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記部材は、前記円錐形本体の前記内壁から半径方向内向きにかつ該円錐形本体の上部に近い場所から長手方向下向きに延びることを特徴とする請求項４８から請求項５６のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記部材は、前記円錐形本体の前記内壁の円周の周りに等距離で離間されて該円錐形本体の中心点で合わさる２又は３以上の部材を含むことを特徴とする請求項４８から請求項５７のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記部材は、前記円錐形本体の長手軸に対して横断方向に延びる部材を含むことを特徴とする請求項４８から請求項５８のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記部材は、前記内壁上の正反対の点の間を延びて該正反対の点で該内壁に接続されることを特徴とする請求項４８から請求項５９のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
平面図では、前記部材は、十字形、「Ｔ字」形、「Ｘ字」形、「Ｙ字」形、「Ｋ字」形、「Ｖ字」形、星形、三角形、又は五角形であることを特徴とする請求項４８から請求項６０のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記部材は、リブであることを特徴とする請求項４８から請求項６１のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記部材は、臓器壁に圧力を印加するように構成され、
前記臓器壁は、尿道括約筋、膀胱頚部、直腸壁、子宮壁、又はその組合せのうちの１つである、
ことを特徴とする請求項４８から請求項６２のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
骨盤臓器脱、尿失禁、便失禁、又はその組合せに関連付けられた症状を改善、管理、治療、防止、及び／又は排除するように構成されることを特徴とする請求項４８から請求項６３のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記部材は、骨盤臓器脱、尿失禁、便失禁、又はその組合せに関連付けられた症状を改善、管理、治療、防止、及び／又は排除するための圧力を臓器壁に印加するように構成されることを特徴とする請求項４８から請求項６４のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
前記部材と前記円錐形本体は、同じ材料で一体形成されることを特徴とする請求項４８から請求項６５のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
平面図では、前記部材は、４つの端部を有する十字形リブであり、
前記４つの端部の各々が、前記円錐形本体の前記内壁と合わさる、
ことを特徴とする請求項４８から請求項６６のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
臓器壁に圧力を印加するように構成されて前記円錐形本体内に位置付けられたリブを更に含み、
前記リブと前記ステムは位置合わせされ、それによって該ステムの回転は、前記臓器壁上に該リブによって印加される前記圧力を調節するように構成される、
ことを特徴とする請求項４８から請求項６７のいずれか１項に記載の膣挿入デバイス。
膣挿入デバイスのためのケースであって、
前記膣挿入デバイスを保持するように構成されたベースと、
前記ベースと相互作用して前記膣挿入デバイスを取り囲むように構成されたカバーと、を含むことを特徴とするケース。
前記ベースは、底面内に複数の開口部を含み、該開口部は、該底面の上方から該底面の下方に水又は液体を放出するように構成されることを特徴とする請求項６９に記載のケース。
前記ベースは、前記膣挿入デバイスのための乾燥ラックとして作動するように構成されることを特徴とする請求項６９又は請求項７０に記載のケース。
前記ベースは、前記膣挿入デバイスを該ベース上に保持するように構成されて底面から上向きに延びる複数の突起を含むことを特徴とする請求項６９から請求項７１のいずれか１項に記載のケース。
前記ベースは、前記カバー上の１又は２以上の突起と相互作用するように構成された１又は２以上の溝を含み、該カバーは、該１又は２以上の突起が該１又は２以上の溝のうちのそれぞれの１つに係合されて該カバーを該ベースにロックする第１の位置と、該カバーが該ベースからアンロックされるように該１又は２以上の突起が該１又は２以上の溝のうちの該それぞれの１つから係合解除される第２の位置とを有することを特徴とする請求項６９から請求項７２のいずれか１項に記載のケース。
前記膣挿入デバイスを前記ベース上に保持するための１又は２以上のラッチを更に含むことを特徴とする請求項６９から請求項７３のいずれか１項に記載のケース。
膣挿入デバイスは、請求項１から請求項６８のいずれか１項に記載のものであることを特徴とする請求項６９から請求項７４のいずれか１項に記載のケース。
骨盤臓器脱、尿失禁、便失禁、又はその組合せに関連付けられた症状を改善、管理、治療、防止、及び／又は排除するためのキットであって、
第１の外径を有する第１の膣挿入デバイスと、
第２の外径を有する第２の膣挿入デバイスと、
を含み、
前記第１の外径は、前記第２の外径とは異なっている、
ことを特徴とするキット。
前記第１の膣挿入デバイス及び前記第２の膣挿入デバイスは、ユーザの膣の変化する病状を受け入れるように選択されることを特徴とする請求項７６に記載のキット。
前記第１の外径と前記第２の外径とは異なる第３の外径を有する第３の膣挿入デバイスを更に含むことを特徴とする請求項７６又は請求項７７に記載のキット。
第１の膣挿入デバイス、第２の膣挿入デバイス、及び／又は第３の膣挿入デバイスが、請求項１から請求項６８のいずれか１項に記載のものであることを特徴とする請求項７６から請求項７８のいずれか１項に記載のキット。