JPWO2019159420A1 - 移動体運行管理システムおよび移動体 - Google Patents

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Abstract

縦横無尽にドローンが空を飛び交う場合、ドローン同士が衝突する恐れ、天候不良箇所の飛行による異常飛行、無線通信の混線などが問題となる。移動体運行管理システムは、移動体と、前記移動体と無線通信するチェックポイントと、前記チェックポイントとネットワークで接続されるデータベースと、を備える。前記データベースは前記移動体の運行管理を行うと共に、前記ネットワークと前記チェックポイントを介して前記移動体の位置を把握し、更に、前記ネットワークと前記チェックポイントを介して前記移動体に必要に応じた移動経路の指示または変更を指示する。

Description

本開示は移動体運行管理システムに関し、例えばドローン運航管理システムに適用可能である。
現在、UAV(Unmanned Aerial Vehicle)、通称ドローン(Drone)による無人飛行体による空のインフラ整備の準備が加速されている。ドローンは無人の飛行体であり、操縦者は、操縦の高度な技術を必要とせず、高度、緯度・経度の情報を入力すれば、自動的に目的地まで飛行できることがひとつの特徴である。また、ドローンは使用用途に応じて、ドローン自体の大きさ、搭載するセンサや無線通信用機能が違うことも特徴である。
将来近いうちに、ドローンは、物流、監視、インフラ点検、災害対応などでの活躍が期待され、ドローンが日常的に空を飛び交う日がくることが予想される。
特開2017−56899号公報
縦横無尽にドローンが空を飛び交う場合、ドローン同士が衝突する恐れ、天候不良箇所の飛行による異常飛行、無線通信の混線などが問題となる。 本開示の課題は、前記問題の少なくとも一つの問題を解決する移動体運行管理システムを提供することにある。
本開示のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。 すなわち、移動体運行管理システムは、移動体と、前記移動体と無線通信するチェックポイントと、前記チェックポイントとネットワークで接続されるデータベースと、を備える。前記データベースは前記移動体の運行管理を行うと共に、前記ネットワークと前記チェックポイントを介して前記移動体の位置を把握し、更に、前記ネットワークと前記チェックポイントを介して前記移動体に必要に応じた移動経路の指示または変更を指示する。
上記移動体運行管理システムによれば、移動体の安全性を向上させることができる。
ドローン運航管理システムの構成例を示す図である。 図1のドローンを説明する図である。 図2のドローンのセンサ部を説明する図である。 飛行地域の地上部分に天候情報取得装置を設置する場合を示す図である。 他のドローンが天候情報を取得するセンサを設置する場合を示す図である。 図1のチェックポイントの機能的な構成を示すブロック図である。 図6のチェックポイントのセンサ部を説明する図である。 図1のデータベースの機能的な構成を示すブロック図である。 通常運航時のドローンの飛行ルートを示す図である。 図9の飛行ルート上の天候不良により更新された飛行ルートを示す図である。 図10の更新された飛行ルート上の渋滞による飛行ルートの更新および停止を説明する図である。 図11の待機状態からの飛行ルート再更新時の状態を示す図である。
以下、実施形態について、図面を用いて説明する。ただし、以下の説明において、同一構成要素には同一符号を付し繰り返しの説明を省略することがある。
まず、移動体運行管理システムの一例であるドローン運航管理システムについて図1を用いて説明する。図1はドローン運航管理システムの構成例を示す図である。なお、移動体が飛行体である場合は運航管理という語句を用い、移動体が車両である場合および移動体が車両を含む場合は運行管理という語句を用いる。
図1に示すように、ドローン運航管理システム1は、複数の移動体であるドローン10と、複数のチェックポイント20と、データベース(DB)30とを有して構成され、ドローン10と各チェックポイント20とは無線通信で接続され、各チェックポイント20とデータベース30とは無線通信ネットワーク40を介して接続されている。ドローン10は予め定められたチェックポイントを複数経由しながら目的地点まで飛行する。以下では、五つのチェックポイントで構成する場合を例に説明しているが、チェックポイントの数は任意である。
(ドローン)
次に、ドローンについて図2、3を用いて説明する。図2は図1のドローンを説明する図である。図3は図2のドローンのセンサ部を説明する図である。
図2の模式的な斜視図に示すように、ドローン10は、例えば4枚のロータ(回転翼)が一平面上に存在し、各ロータ101a〜101dがバッテリにより駆動するモータによって回転することによって飛行するクアッドロータ型の小型無人ヘリコプタである。ここで、図の矢印の方向が前方向である。クアッドロータ型のヘリコプタでは、前後・左右で異なる方向に回転するロータ101a〜101dを用いることで反トルクの相殺を行っている。そして、例えば、機体をヨー方向に回転させたいときは、前後のロータ101a,101cと左右ロータ101b,101dの回転数に差を与える。このように、各ロータ101a〜101dの回転数を制御することにより、様々な機体の移動や姿勢の調節を行うことができる。
図2の機能的なブロック図に示すように、ドローン10は記憶部11とセンサ部12と天候情報収集部13と測位部14と移動体情報通知部15と移動経路取得部16と第1通信部17と移動制御部18と制御部19とを有して構成されている。
記憶部11はメモリ等の一般的な記憶装置から構成され、ドローン10に関する様々なデータを記憶する。図2の記憶部が記憶するデータの例に示すように、記憶部11はドローン情報111とチェックポイント情報112と測位情報113と移動経路情報114と気象情報115とを記憶する。
ドローン情報111は、ドローン10のID等、ドローン10に関する情報である。ドローン情報111は、本システムの起動前にあらかじめ記憶されている。
チェックポイント情報112は、目的地点まで飛行する際に経由するチェックポイント20に関する情報である。チェックポイント情報112は、チェックポイントを識別するためのチェックポイントIDと、そのチェックポイントの位置と、が対応付けて記憶されている。チェックポイント情報112は、本システムの起動前にあらかじめ記憶されている。
測位情報113は、ドローン10が測位した自装置の位置を示す情報である。測位情報113は、ドローンIDと、そのドローン10が測位した自装置の現在位置と、現在位置を測位したときの現在時刻とが対応付けて記憶されている。測位情報113は、測位部14によって随時更新される。
移動経路情報114は、ドローン10の現在位置から目的地点(または次のチェックポイント)までの飛行ルートを示す情報である。移動経路情報114は、上記現在位置である移動経路の始点位置と、目的地点の位置である移動経路の終点位置と、始点位置から終点位置までの間を経由するチェックポイントのIDが記憶されている。移動経路情報114は、移動経路取得部16によって設定される。
図3に示すように、センサ部12は、温度計、湿度計、気圧計、風力計、雨量計など周囲の天候情報を取得するためのセンサ等であり、自律飛行の安定性を損なう要因を検知するためのセンサである。
天候情報収集部13はセンサ部12が取得した天候情報を気象情報115に記録する。
ここで、ドローン10にセンサ部12を設置することなく、天候情報を取得する方法について図4、5を用いて説明する。図4は飛行地域の地上部分に天候情報取得装置を設置する場合を示す図である。図5は他のドローンが天候情報を取得するセンサを設置する場合を示す図である。
図4に示すように、飛行地域の地上部分に設置された天候情報取得装置50のセンサ51が天候情報を取得し、ドローン10が天候情報取得装置50と無線通信することで、天候情報収集部13が天候情報を収集して気象情報115に記録してもよい。また、図5に示すように、周囲を飛行するドローン10aのセンサ部12が天候情報を取得し、ドローン10がドローン10aと無線通信することで、天候情報収集部13が天候情報を収集して気象情報115に記録してもよい。なお、気象情報115には天候情報と共にその天候情報を取得したセンサの位置情報も含まれている。
測位部14は、例えば、GPS(Global Positioning System)モジュールであり、ドローン10の現在位置を測位し、その結果を測位情報113に記録する。
移動体情報通知部15は、チェックポイント20に到着した際、自身のID(ドローン情報111)、測位情報113、出発地点、目的地点等の移動体情報をチェックポイント20に通知する。また、移動体情報通知部15は、気象情報115をチェックポイント20に通知する。
移動経路取得部16は、チェックポイント20を介してデータベース30から移動経路情報114を取得し、現在位置において次のチェックポイントが位置する方向を決定する処理部である。なお、移動経路取得部16は、出発地点においてはチェックポイント情報112から最も近いチェックポイントを探索し次のチェックポイントとする。
天候情報収集部13が特定の条件を上回る(悪い)天候情報を収集した際(例えば、急激な豪雨や雷、雪などの悪天候を読み取った場合)には、移動経路取得部16は移動経路情報114から取得した次のチェックポイントへの進行方向を回避する方向のチェックポイント(前のチェックポイントや、近接する他のチェックポイント)を次のチェックポイントとする。また、ドローン10と次のチェックポイントとの間の無線通信が悪天候またはチェックポイント自体の故障により途切れてしまう場合も、同様に、移動経路取得部16は次のチェックポイントを変更する。
第1通信部17は、ドローン10が各チェックポイント20との間、他のドローンとの間および天候情報取得装置50との間で、所定の規格に準拠して無線通信する処理部である。
移動制御部18は、移動経路取得部16が取得した次のチェックポイント方向または最後のチェックポイントから目的地点の方向にドローン10が飛行するように、ドローン10の飛行状態を制御する。なお、移動制御部18は、例えば、各ロータの回転数を制御することにより、ドローン10の移動や姿勢を調節する等、これらの各部の動作を制御することにより、ドローン10の飛行を制御する。
制御部19は、ドローン10を構成する上記各部の動作を制御する。
(チェックポイント)
続いて、チェックポイントについて図6、7を用いて説明する。図6は図1のチェックポイントの機能的な構成を示すブロック図である。図7は図6のチェックポイントのセンサ部を説明する図である。
図6に示すように、チェックポイント20のそれぞれは、記憶部21とセンサ部22と気象情報収集部23と移動体情報取得部24とチェックポイント情報通知部25と移動経路情報取得通知部26と第1通信部27と第2通信部28と制御部29とを有して構成されている。
記憶部21はメモリ等の一般的な記憶装置から構成され、チェックポイント情報211、移動体情報212、移動経路情報213、気象情報214等様々なデータを記憶する。
チェックポイント情報211は、チェックポイント20のID等、チェックポイント20に関する情報である。本システムの起動前にあらかじめ記憶されている。
移動体情報212はドローン10からのドローン情報111、測位情報113、出発地点および目標地点である。
移動経路情報213はデータベース30からの移動経路情報314である。
気象情報214はドローン10からの気象情報115およびセンサ部22から取得した天候情報である。なお、気象情報214には天候情報と共にその天候情報を取得したセンサの位置情報またはチェックポイントIDも含まれている。
図7に示すように、センサ部22は、センサ部12と同様の周囲の天候情報を取得するためのセンサ等、自律飛行の安定性を損なう要因を検知するためのセンサである。
気象情報収集部23は、移動体情報通知部15から通知された気象情報115とセンサ部22で取得した天候情報を収集し、記憶部21の気象情報214に記録する。
移動体情報取得部24は、移動体情報通知部15から通知されたドローン情報111を取得し、記憶部21の移動体情報212に記録する。
チェックポイント情報通知部25は、移動体情報212および気象情報214をデータベース30に通知する。
移動経路情報取得通知部26は、データベース30から移動経路情報を取得し、記憶部21の移動経路情報213に記録し、ドローン10に移動経路情報213を通知する。
第1通信部27は、チェックポイント20がドローン10との間で、所定の規格に準拠して無線通信する処理部である。
第2通信部28は、チェックポイント20がデータベース30との間で、所定の規格に準拠してネットワーク無線通信する処理部である。
制御部29は、チェックポイント20のそれぞれを構成する上記各部の動作を制御する。
(データベース)
続いて、データベースについて図8を用いて説明する。図8は図1のデータベースの機能的な構成を示すブロック図である。
データベース30はドローン10の運航を管理する装置であり、一般的なコンピュータから構成される。図8に示すように、データベース30は記憶部31とチェックポイント情報取得部32と探索部33と移動経路通知部34と第2通信部35と制御部36とを有して構成されている。
記憶部31はメモリ等の一般的な記憶装置から構成され、移動体情報311、チェックポイント情報312、環境情報313、移動経路情報314に関する様々な情報を記憶する。
移動体情報311は、チェックポイント20のチェックポイント情報通知部25からの移動体情報212、すなわち、ドローン情報111、測位情報113、出発地点および目標地点である。
チェックポイント情報312は、各チェックポイント20のチェックポイント情報、すなわち、チェックポイントIDおよび位置情報である。本システムの起動前にあらかじめ記憶されている。
環境情報313は、ドレーン10およびチェックポイント20等が取得した天候情報およびその位置情報を含む気象情報と、ドローンの渋滞情報と、を記録している。
移動経路情報314は、ドローンごとの飛行ルート(出発地点、目標地点、経由するチェックポイント)を記録している。
チェックポイント情報取得部32は、チェックポイント情報通知部25から通知された移動体情報212および気象情報214を取得し、記憶部31の移動体情報311および環境情報313に記録する。
探索部33は各ドローンの現在地から目的地点までの飛行経路(経由するチェックポイント)を探索し、移動経路情報314に記録する。
また、探索部33は、第2通信部35が各チェックポイント20から受信したドローン10のドローン情報111、測位情報113、気象情報115および各チェックポイント20の気象情報より気象マップおよび渋滞マップを作成し、それらのマップに基づき、記憶部31に記憶されている移動経路情報を更新する。なお、チェックポイント20の気象情報だけでもある程度の気象マップが作成可能であるが、特定の距離を移動するごとに気象情報を収集しながらドローン10が航行すれば、より詳細は気象マップを作成することができる。
移動経路通知部34は、移動経路情報314に基づいて、チェックポイント経由でドローンに飛行経路(全飛行経路または次のチェックポイント)を通知する。
第2通信部35は、第2通信部28と同様、各チェックポイント20との間で上記各種情報を送受信する。
制御部36は、データベース30を構成する上記各部の動作を制御する。
データベース30は運航管理を行うと共にネットワーク40とチェックポイント20を介してドローン10の位置を把握し、更に、ネットワーク40とチェックポイント20を介してドローン10に必要に応じた運航経路の指示または変更の指示が可能である。データベース30は運航管理を行うと共にドローン10または他のチェックポイント20より気象情報を入手し、入手した気象情報より気象マップを生成し、それを基に運航経路を構築することが可能で、チェックポイント20を介して、該当するドローンに必要に応じた運航経路の指示または変更の指示が可能である。
ドローン10、チェックポイント20、データベース30で行われる各処理は、実際には、ドローン10、チェックポイント20、データベース30にインストールされたプログラムをCPUが実行することにより実現される。上記プログラムは、ROM等の不揮発性メモリに予め組み込まれて提供されたり、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで記録媒体に記録して提供したり、配布してもよい。
(飛行ルート)
次に、通常運航時の飛行ルートの例について図9を用いて説明する。図9は通常運航時のドローンの飛行ルートを示す図である。
図9に示すように、ドローン10の出発地点(START)から目的地点(DESTINATION)までの飛行ルートFR1には、第一チェックポイントC1〜第五チェックポイントC5の五つが存在する。通常時運航時においては、例えば、ドローン10は出発地点から目的地点への飛行ルートとして第二チェックポイントC2、第三チェックポイントC3、第五チェックポイントC5の三つのチェックポイントを通過した後、目的地点へ飛行する。
操縦者がドローン10に目的地点の緯度・経度を設定すると、ドローン10は出発地点から最初のチェックポイント20(第二チェックポイントC2)までの移動を行う。
ドローン10はチェックポイント20に到達する毎に自身のIDを通知すると共に、次チェックポイントの登録情報(ドローン10が次チェックポイントまでの航路のみを記憶してチェックポイント通過ごとに次チェックポイントの情報を取得する場合)または飛行ルートの更新情報(ドローン10が目的地点までの航路を記憶しており変更が必要になった場合に航路が更新指示される場合)をチェックポイント20より無線通信により取得し、当該情報を基に次チェックポイントまでの移動を行う。
ドローン10は最後のチェックポイント20(第五チェックポイントC5)に到達し自身のIDを通知すると共に、最後のチェックポイントであることをチェックポイント20より無線通信により取得し、当該情報を基に目的地点までの移動を行う。
次に、飛行ルート上の天候不良による飛行ルートの更新の例について図10を用いて説明する。図10は図9の飛行ルート上が天候不良により更新された飛行ルートを示す図である。
データベース30は、ドローン10以外のドローンおよび第五チェックポイントC5からの気象情報に基づいて第五チェックポイントC5付近の天候が不良(図では天候不良域を雨雲イメージRCで示している)であることを情報として捉え、第五チェックポイントC5は通過困難であるとし、第三チェックポイントC3に更新された飛行ルートを知らせる。ドローン10は、第三チェックポイントC3の通過時に、通過するチェックポイントの飛行ルートを更新し、第四チェックポイントC4を経由して、目的地点へ飛行するよう、新規飛行ルートFR2が形成される。
次に、飛行ルート上のドローンの渋滞による飛行ルートの更新および停止の例について図11を用いて説明する。図11は図10の更新された飛行ルート上の渋滞による飛行ルートの更新および停止を説明する図である。
第四チェックポイントC4付近では、多数のドローン10a〜10eを含むドローン群DGが飛行しており、ドローン10を通過させると、衝突の危険性、無線通信の混線などの影響による安全な運航を確保できないことを、データベース30で判断し、第三チェックポイントC3を介して第三チェックポイントC3付近で待機することをドローン10に通知する。
待機指示を受け取ったドローン10は、第三チェックポイントC3付近の待機場所SPで、飛行ルートの再更新がされるまで待機する。
次に、飛行ルート上のドローンの渋滞解消による飛行ルートの再更新について図12を用いて説明する。図12は図11の待機状態からの飛行ルート再更新時の状態を示す図である。
ドローン群DGの運航が進み、第三チェックポイントC3と第四チェックポイントC4間のドローンの渋滞が解消されると、第三チェックポイントC3で待機していたドローン10は、第四チェックポイントC4経由で目的地点へ向かう飛行ルートをデータベース30から第三チェックポイントC3を介して受信し、停止状態から運航状態へ移行する。
もし、第五チェックポイントC5の天候が良好になれば、渋滞している第四チェックポイントC4経由ではなく、第五チェックポイントC5経由を選択することも可能である。
実施形態では、ドローンの飛行ルートを、通過するチェックポイントで形成し、チェックポイント付近の情報(天候、渋滞など)によって、飛行ルートの適時更新を実施することで、ドローン同士の衝突回避、天候不良ルートの回避、ドローンの渋滞解消による無線通信の混線回避が可能となり、ドローンを、出発地点から目的地点まで、安全に飛行させることが可能となる。
また、悪天候などでドローンの飛行が困難な場合、自律的にその地域を避けることで安定した飛行が可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、実施形態では、移動体としてドローン(無人飛行体)の例について説明したが、これに限定されるものではなく、移動体は無人走行車両であってもよい。無人走行車両であれば、気象情報の他、渋滞情報を環境情報として管理すれば同様に移動経路等の運行管理を実現することができる。
また、実施形態では、ネットワークとして無線通信ネットワークを例に説明したが、これに限定されるものではなく、有線通信ネットワークであってもよい。
また、実施形態では、データベースで運航管理を行う例を説明したが、これに限定されるものではなく、チェックポイントで運航管理を行ってもよい。チェックポイントは、通過するドローンの情報および通過予測時刻を計算する機能を持ち、また、周辺の天候の情報として、風量、雨量を収集し、ドローンの飛行に影響がないか判断する機能を持ち、これらの情報を点在するチェックポイント同士で共有する機能を持つ。上記情報を基に、チェックポイントは、ドローンの安全飛行を考慮し、チェックポイントからドローンへ通過するチェックポイントを更新し、飛行ルートを更新させ、または、飛行を一時停止させる。
また、データベースに表示装置を設け、図9〜12に示した飛行ルート、天候情報、渋滞情報等を表示するようにしてもよい。
1:ドローン運航管理システム10:ドローン20:チェックポイント30:データベース40:ネットワーク

Claims (6)

  1. 移動体と、
    前記移動体と無線通信するチェックポイントと、
    前記チェックポイントとネットワークで接続されるデータベースと、を備え、
    前記データベースは前記移動体の運行管理を行うと共に、前記ネットワークと前記チェックポイントを介して前記移動体の位置を把握し、更に、前記ネットワークと前記チェックポイントを介して前記移動体に必要に応じた移動経路の指示または変更を指示する移動体運行管理システム。
  2. 請求項1において、
    前記データベースは前記移動体または前記チェックポイントより環境情報を入手し、入手した前記環境情報より環境マップを生成し、前記環境マップを基に移動経路を構築し、前記チェックポイントを介して、該当する移動体に必要に応じた移動経路の指示または変更を指示する移動体運行管理システム。
  3. 予め定められたチェックポイントを複数経由しながら目的地域まで移動する移動体であって、
    前記チェックポイントに到達する時に自身のIDを通知する第一手段と、次チェックポイントの登録情報または移動経路更新情報を前記チェックポイントより無線通信により取得する第二手段と、前記次チェックポイントの登録情報または前記移動経路更新情報を基に前記次チェックポイントまでの移動を行う第三手段と、を備える移動体。
  4. 請求項3において、さらに、
    気象情報を収集する第四手段と、前記チェックポイントを通過する時に収集した前記気象情報を無線通信により前記チェックポイントに伝達する第五手段と、を備える移動体。
  5. 請求項4において、
    前記第四手段は、当該移動体のセンサ部または他の移動体のセンサ部または前記チェックポイントのセンサ部により前記気象情報を収集する移動体。
  6. 請求項4において、
    前記第四手段が収集した前記気象情報が特定の条件を上回る場合には、前記第三手段は自動的に進行方向を回避する移動体。
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