JP7384042B2 - 飛行ルート学習装置、飛行ルート決定装置及び飛行装置 - Google Patents

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Description

本開示は、構造物の周辺に設定された複数の経由位置を経由して、無人飛行体が飛行をする飛行ルートを学習する飛行ルート学習装置、これを用いた飛行ルート決定装置及び飛行装置に関するものである。
無人飛行体には、ドローン、ラジコンヘリ、ラジコン飛行機、UAV(Unmanned Aerial Vehicle)など呼ばれるものがある(例えば、特許文献1から特許文献4参照)。このような無人飛行体は、撮影装置が搭載されているものもある。撮影装置が搭載された無人飛行体は、空撮の用途だけでなく、構造物の形状測定(写真測量)用の撮影を行う用途に使用される場合がある。このような用途を満たすために、構造物の形状測定システムとして、撮影シナリオにより設定した飛行ルートで無人飛行体を飛行させ、無人飛行体に搭載された撮影装置による構造物の形状測定を行うものがある。
従来、構造物の形状測定システムには、構造物を撮影する撮影装置と、無人飛行体と、飛行ルートを含む撮影シナリオにしたがって撮影装置と無人飛行体を制御する機上制御装置と、撮影シナリオを作成し、作成した撮影シナリオを機上制御装置に転送する遠隔制御装置とを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。さらに、従来、構造物の形状測定システムには、構造物の形状を測定する際の位置の基準として標識(ターゲット)を使用するものがある(例えば、特許文献2参照)。特許文献2では、互いに異なる識別コードを有する複数の標識が、構造物の複数の場所に設けられているものが開示されている。
また、無人飛行体の飛行ルート(予定航路)において、飛行時に受ける空気抵抗による消費電力の増大を抑制して、飛行可能な航続距離を長くする飛行制御システムがある(例えば、特許文献3参照)。詳しくは、特許文献3には、予定航路上の2地点の間の飛行が向かい風ルートとなるように、予定航路の飛行方向を決定し、決定された飛行方向に従って飛行するように予定航路をドローン200に設定する構成が開示されている。この構成によって、予定航路に従って無人飛行体を飛行させ、向かい風ルートである2地点の間では低速飛行させ、2地点の間以外では高速飛行させるように制御することで、向かい風に逆らって高速飛行する必要をなくし、消費電力の増大を抑えることができると特許文献3では述べられている。
一方、従来の無人飛行体の飛行システムにおいて、エリアと目的とに応じて、フライトプラン及び撮影プランを含むアクションプランを学習するものがある(例えば、特許文献5参照)。詳しくは、特許文献4には、情報が、実際の飛行を通じたAI(Artificial Intelligence)の学習によって適宜更新されることが好ましいことや、新たな飛行目的が追加されるごとに適宜更新されることが好ましいことが開示されている。
WO2017/73310 特開2018-185167号公報 特開2018-146350号公報 WO2018/198313
しかしながら、従来の構造物の形状測定システムは、無人飛行体に搭載された撮影装置による構造物の形状測定を、順に飛行する撮影時の無人飛行体の位置を順に結んで構成された飛行ルートを飛行して写真測量を行っているので、無人飛行体の総消費エネルギーを考慮していないという課題がある。また、従来の飛行可能な航続距離を長くする飛行制御システムは、構造物と構造物との間の飛行ルート(予定航路)における消費電力を抑制するものであり、構造物の周辺に設定された複数の経由位置を経由する無人飛行体は考慮されていないという課題がある。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、構造物の周辺に設定された複数の経由位置を経由して、無人飛行体がホバリング又は静止状態を含む飛行をする飛行ルートごとに無人飛行体が飛行することで消費する総消費エネルギーを学習する飛行ルート学習装置、これを用いた飛行ルート決定装置及び飛行装置を得ることを目的とする。
本開示に係る飛行ルート学習装置は、構造物の周辺に設定された複数の経由位置を経由して、無人飛行体がホバリング又は静止状態を含む飛行をする飛行ルートを学習する飛行ルート学習装置であって、前記無人飛行体が曝される風の風向及び風速ごとの前記無人飛行体の消費エネルギーの情報である消費エネルギー情報が入力される消費エネルギー情報入力部と、前記構造物及び前記飛行体の位置関係と風向とで変化する前記無人飛行体が曝される風の実質的な風向及び風速の情報である実質的風情報が入力される実質的風情報入力部と、前記消費エネルギー情報及び前記実質的風情報から、前記無人飛行体が複数の前記経由位置を通過する組み合わせごとに設定された複数の前記飛行ルートと当該飛行ルートごとに前記無人飛行体が飛行することで消費する総消費エネルギーとを学習する学習部とを備えたことを特徴とするものである。
本開示に係る飛行ルート決定装置は、構造物の周辺に設定された複数の経由位置を経由して、無人飛行体がホバリング又は静止状態を含む飛行をする飛行ルートを学習する飛行ルート学習装置であって、前記無人飛行体が曝される風の風向及び風速ごとの前記無人飛行体の消費エネルギーの情報である消費エネルギー情報が入力される消費エネルギー情報入力部と、前記構造物及び前記飛行体の位置関係と風向とで変化する前記無人飛行体が曝される風の実質的な風向及び風速の情報である実質的風情報が入力される実質的風情報入力部と、前記消費エネルギー情報及び前記実質的風情報から、前記無人飛行体が複数の前記経由位置を通過する組み合わせごとに設定された複数の前記飛行ルートと当該飛行ルートごとに前記無人飛行体が飛行することで消費する総消費エネルギーとを学習する学習部とを備えた飛行ルート学習装置の前記学習部の学習結果を用いた飛行ルート決定装置であって、複数の新たな前記経由位置が入力される経由位置入力部と、風向及び風速の情報である風情報が入力される風情報入力部と、前記学習結果を用いて、前記経由位置入力部に入力された複数の新たな前記経由位置及び前記風情報入力部に入力された前記風情報から前記飛行ルートを決定する飛行ルート決定部とを備えたことを特徴とするものである。
本開示に係る飛行装置は、構造物の周辺に設定された複数の経由位置を経由して、無人飛行体がホバリング又は静止状態を含む飛行をする飛行ルートを学習する飛行ルート学習装置であって、前記無人飛行体が曝される風の風向及び風速ごとの前記無人飛行体の消費エネルギーの情報である消費エネルギー情報が入力される消費エネルギー情報入力部と、前記構造物及び前記飛行体の位置関係と風向とで変化する前記無人飛行体が曝される風の実質的な風向及び風速の情報である実質的風情報が入力される実質的風情報入力部と、前記消費エネルギー情報及び前記実質的風情報から、前記無人飛行体が複数の前記経由位置を通過する組み合わせごとに設定された複数の前記飛行ルートと当該飛行ルートごとに前記無人飛行体が飛行することで消費する総消費エネルギーとを学習する学習部とを備えた飛行ルート学習装置の前記学習部の学習結果を用いた飛行ルート決定装置であって、複数の新たな前記経由位置が入力される経由位置入力部と、風向及び風速の情報である風情報が入力される風情報入力部と、前記学習結果を用いて、前記経由位置入力部に入力された複数の新たな前記経由位置及び前記風情報入力部に入力された前記風情報から前記飛行ルートを決定する飛行ルート決定部とを備えた飛行ルート決定装置が決定した前記飛行ルートを用いて飛行する前記無人飛行体である、又は、前記飛行ルートを用いて飛行する前記無人飛行体を制御するである飛行装置であって、前記飛行ルート決定部が決定した前記飛行ルートが入力される飛行ルート入力部と、前記飛行ルート入力部に入力された前記飛行ルートに従って前記無人飛行体を制御して飛行させる飛行制御部とを備えたことを特徴とするものである。
本開示によれば、無人飛行体が飛行することで消費する総消費エネルギーを構造物の影響を考慮して学習する飛行ルート学習装置、これを用いた飛行ルート決定装置及び飛行装置を得ることができる。
実施の形態1に係る飛行ルート決定装置(飛行ルート決定方法)によって決定された飛行ルートで撮影又は写真測量又を行う構造物の形状測定システムの説明図である。 実施の形態1に係る飛行ルート決定装置(飛行ルート決定方法)によって決定された飛行ルートで撮影又は写真測量又を行う構造物の形状測定システムで使用する無人飛行体の外観図である。 実施の形態1に係る飛行ルート学習装置の機能ブロック図である。 実施の形態1に係る飛行ルート学習装置の動作(飛行ルート学習方法)を説明するフローチャートである。 実施の形態1に係る飛行ルート学習装置及び飛行ルート決定装置の機能ブロック図である。 実施の形態1に係る飛行ルート決定装置の動作(飛行ルート決定方法)を説明するフローチャートである。 実施の形態1に係る飛行ルート学習装置及び飛行ルート決定装置の機能ブロック図である。 実施の形態1に係る飛行ルート決定装置の動作(飛行ルート決定方法)を説明するフローチャートである。 実施の形態1に係る飛行ルート学習装置、飛行ルート決定装置及び飛行装置の機能ブロック図である。 実施の形態1に係る飛行ルート学習装置、飛行ルート決定装置及び飛行装置の機能ブロック図である。 実施の形態1に係る飛行装置(無人飛行体)の飛行状態を示すイメージ図である。 実施の形態1に係る飛行装置(無人飛行体)の飛行状態を示すイメージ図である。
実施の形態1.
以下、実施の形態1に係る飛行ルート学習装置、これを用いた飛行ルート決定装置及び飛行装置について、図1から図12を用いて説明する。図1及び図2が飛行ルート決定装置(飛行ルート決定方法)によって決定された飛行ルートで撮影又は写真測量又を行う構造物の形状測定システムについての説明図である。図3、図4、図5、図7、図9、図10が飛行ルート学習装置(飛行ルート学習方法)についての説明図である。図5から図10が飛行ルート決定装置(飛行ルート決定方法)についての説明図である。図5(B)、図7、図9、図10が飛行装置(飛行方法)についての説明図である。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。
図1及び図22は、実施の形態1に係る飛行ルート学習装置、これを用いた飛行ルート決定装置及び飛行装置を利用したシステムの好ましい一例の説明図である。その一例が、飛行ルート決定装置7(飛行ルート決定方法)によって決定された飛行ルートで空撮又は写真測量を行う構造物1の形状測定システムである。なお、実施の形態1に係る飛行ルート学習装置は、構造物1の周辺に設定された複数の経由位置を経由して、無人飛行体6がホバリング又は静止状態を含む飛行をする飛行ルートを学習するものである。よって、実施の形態1に係る飛行ルート学習装置、これを用いた飛行ルート決定装置及び飛行装置が利用できるシステムは、図1に示すような構造物1の周辺に設定された複数の経由位置を経由して、無人飛行体6がホバリング又は静止状態を含む飛行をするものであれば適用できる。
図1において、構造物1は、図示するように、大型のアンテナ装置や電波/光学望遠鏡が例示できるがこれに限るものではない。構造物1の形状測定システムの場合、構造物1は空撮や形状測定(写真測量)を行う対象であればよい。ここからは、構造物1の形状測定システムを例に説明を進める。この形状測定システムは、無人飛行体6に搭載された撮影装置6Cによる構造物1の形状測定(写真測量)を、順に飛行する撮影時の無人飛行体6の位置(経由位置)を順に結んで構成された飛行ルートを飛行して行うものである。
図2は、無人飛行体6の外観図である。無人飛行体6は、ドローン、ラジコンヘリ、ラジコン飛行機、UAVなど呼ばれるものが例示できる。無人飛行体6には、形状測定(写真測量)用の撮影を行う撮影装置6Cが搭載されている。換言すると、実施の形態1に係る飛行装置は、無人飛行体6に搭載された撮影装置6Cをさらに備え、撮影装置6Cは、構造物1の形状測定を経由位置ごとに行うものであるといえる。構造物1の形状測定システムでは、経由位置ごとに無人飛行体6の飛行条件と撮影装置6Cの撮影条件が予め決められている。
詳しくは、構造物1の撮影箇所(経由位置)ごとの、撮影時の無人飛行体6の位置、速度(飛行速度)、向きの飛行条件と、撮影時の撮影装置6Cの撮影条件とである。飛行条件と撮影条件とを合わせて飛行・撮影条件と称してもよい。飛行・撮影条件のうち、無人飛行体6の位置は緯度、経度、高度が好適である。飛行・撮影条件のうち、撮影装置6Cの撮影条件は光量、シャッタースピード、カメラ角度、カメラ向き、カメラ焦点の少なくとも一つが好適である。飛行・撮影条件のうち、撮影条件を撮影装置6Cの撮影条件は1画像当たりに写り込ませるターゲット数としてもよい。ターゲットは、構造物1に設けられている。この場合は、構造物1を撮影した撮影データである画像同士を合成する際に、ターゲットの位置関係から特徴点を抽出する方法やターゲットのIDを判別して特徴点とIDを用いて合成する方法に必要なターゲット数を設定することになる。
図3及び図5において、実施の形態1に係る飛行ルート学習装置(飛行ルート学習装置2)は、消費エネルギー情報入力部3、実質的風情報入力部4、学習部5を有している。飛行ルート学習装置2は、構造物1の周辺に設定された複数の経由位置を経由して、無人飛行体6がホバリング又は静止状態を含む飛行をする飛行ルートを学習するものである。消費エネルギー情報入力部3は、無人飛行体6が曝される風の風向及び風速ごとの無人飛行体6の消費エネルギーの情報である消費エネルギー情報が入力されるものである。実質的風情報入力部4は、構造物1及び無人飛行体6の位置関係と風向とで変化する無人飛行体6が曝される風の実質的な風向及び風速の情報である実質的風情報が入力されるものである。好適には、消費エネルギー情報入力部3は、無人飛行体6の向き(又は飛行方向)や飛行速度ごとに設定された消費エネルギー情報が入力されるようにしてもよい。また、消費エネルギー情報入力部3は、無人飛行体6の機種ごとに設定された消費エネルギー情報が入力されるようにしてもよい。
消費エネルギー情報入力部3において、入力される消費エネルギー情報とは、無人飛行体6が無風状態のときのホバリング状態の消費エネルギーや飛行時の消費エネルギーを基準として、無人飛行体6の飛行方向(三次元的方向)に加え、無人飛行体6が曝される風の風向及び風速ごとに変化する情報をあらかじめ準備したものである。もちろん、ホバリング状態の場合は、無人飛行体6の飛行方向(三次元的方向)はなく、無人飛行体6が曝される風の風向及び風速ごとに変化する情報となる。つまり、無人飛行体6の移動方向に対して向かい風であれば風速が高ければ高いほど消費エネルギーが高くなる。無人飛行体6の移動方向に対して追い風であれば風速が高ければ高いほど消費エネルギーが低くなる。無人飛行体6がホバリング状態であれば、姿勢を維持すため、風速が高ければ高いほど消費エネルギーが高くなり、風速が低ければ低いほど消費エネルギーが低くなり、徐々に無風状態の消費エネルギーとなる。もちろん、ホバリングを含む飛行時間の経過によるエネルギーの消費(消費エネルギー)も考慮されている。なお、無人飛行体6の動力システムによって、消費エネルギーは、電力や、化石燃料/バイオ燃料による動力などが選択される。
実質的風情報入力部4において、入力される実質的風情報とは、例えば、構造物1の周辺の風向及び風速は、無人飛行体6が構造物1の周辺から離れた位置であれば、純粋に直接的に無人飛行体6に当たる風の風向及び風速と同等と考えてもよいが、空撮や写真測量を行う程度の距離に構造物1に近づいた構造物1の撮影箇所(経由位置)では、構造物1による風向及び風速への影響は無視できない。例えば、図1に示す無人飛行体6のうち、風上に対して、構造物1よりも風下に位置するものの場合は、実際の風速が風上よりも低くなったり、風向が風上とは違う向きに変わったりすることが考えられる。よって、実質的風情報とは、このようなことを構造物1及び無人飛行体6の位置関係と風向とで変化することを考慮した実質的な風向及び風速の情報である。もちろん、実質的風情報入力部4は、構造物1の種類及び無人飛行体6の機種の組み合わせごとに設定された実質的風情報が入力されるようにしてもよい。なお、構造物1の周辺の風向及び風速は、例えば、光波を使ったライダー装置などの風速計で得ることができる。構造物1の撮影箇所(経由位置)の風向及び風速、つまり、実質的風情報を直接ライダー装置で得てもよい。
図3及び図5において、学習部5は、消費エネルギー情報及び実質的風情報から、無人飛行体6が複数の経由位置を通過する組み合わせごとに設定された複数の飛行ルートと当該飛行ルートごとに無人飛行体6が飛行することで消費する総消費エネルギーとを学習するものである。詳しくは、学習部5は、消費エネルギー情報入力部3に入力された消費エネルギー情報と、実質的風情報入力部4に入力された実質的風情報とを学習する(関連付ける)。なお、学習部5は、予め設定された値の総消費エネルギーを上限として、複数の飛行ルートと総消費エネルギーとを学習してもよい。また、学習部5は、構造物1と無人飛行体6とが接触する場合を除き、図1に示すように、経由位置同士を直線で結んだ飛行ルートを学習してもよい。学習部5(飛行ルート学習装置2)には、AIなどの機械学習を適用すればよい。学習部5(飛行ルート学習装置2)は学習モデルを構築して蓄積している。
好ましくは、学習部5が、無人飛行体6の経由位置間の飛行時間や、経由位置での滞在時間(静止時間(経由位置が地面や着陸できる場所の場合)、ホバリング時間)も考慮して、総消費エネルギーを学習する。この際に、無人飛行体6の移動速度ごとに総消費エネルギーを学習してよい。この場合、消費エネルギー情報入力部3に入力される消費エネルギー情報は、無人飛行体6の移動速度ごとに準備しておく必要がある。学習部5の学習が進むと、無人飛行体6が経由位置間の飛行の際に移動速度を変えたり、風向及び風速に関係なく一定速度に保ったりする場合の飛行ルートも学習できる。もちろん、風向及び風速に関係なく同じ出力で飛行し続ける場合の飛行ルートも学習できる。
これらのようにするため、学習部5は、無人飛行体6がホバリングする時間及び静止する時間の少なくとも一方を加味して、複数の飛行ルートと総消費エネルギーとを学習する。学習部5は、予め定められた時間ごとに無人飛行体6が曝される風の風向及び風速が変化することを考慮して、複数の飛行ルートと総消費エネルギーとを学習する。学習部5は、予め定められた時間ごとの複数の飛行ルートと総消費エネルギーとを学習する。
なお、予め定められた時間とは、次のようなものである。学習部5は、予め定められた時間ごとの無人飛行体6が曝される風の風向及び風速の変化が、単位時間当たりの平均値が変わった場合を、予め定められた時間ごとに無人飛行体6が曝される風の風向及び風速が変化したとして、複数の飛行ルートと総消費エネルギーとを学習する。単位時間当たりの平均値の設定の仕方は任意であり、構造物1の種類ごと、無人飛行体6の機種ごと、構造物1の種類及び無人飛行体6の機種の組み合わせごとなどで設定を変えてもよい。
さらに、学習部5は、無人飛行体6が曝される風の風向及び風速が変化して、実質的風情報が、無人飛行体6が飛行できない風速の場合は、無人飛行体6が曝される風の風向及び風速が変化して、実質的風情報が、無人飛行体6が飛行できる風速になるまで、無人飛行体6を静止させる飛行ルートを学習させてもよい。無人飛行体6を静止させるとは、経由位置が地面や着陸できる場所の場合、経由位置で静止させればよい。そうでない場合は、経由位置以外の地面や着陸できる場所に静止させればよい。
次に、図4を用いて実施の形態1に係る飛行ルート学習装置の動作(実施の形態1に係る飛行ルート学習方法)を説明する。図4において、ステップ1は、消費エネルギー情報入力部3に、無人飛行体6が曝される風の風向及び風速ごとの無人飛行体6の消費エネルギーの情報である消費エネルギー情報が入力される処理ステップである。ステップ2は、実質的風情報入力部4に、構造物1及び無人飛行体6の位置関係と風向とで変化する無人飛行体6が曝される風の実質的な風向及び風速の情報である実質的風情報が入力される処理ステップである。ステップ1及びステップ2は、処理の順序は問わない。同時でもよい。
図4において、ステップ3は、消費エネルギー情報入力部3に入力された消費エネルギー情報と、実質的風情報入力部4に入力された実質的風情報とに基づいて、学習部5に、無人飛行体6が複数の経由位置を通過する組み合わせごとに設定された複数の飛行ルートと当該飛行ルートごとに無人飛行体6が飛行することで消費する総消費エネルギーとを学習させる処理ステップである。詳しくは、ステップ3は、学習部5に、消費エネルギー情報入力部3に入力された消費エネルギー情報と、実質的風情報入力部4に入力された実質的風情報とを学習させる(関連付けさせる)。前述のとおり、学習部5(飛行ルート学習装置2)には、AIなどの機械学習を適用すればよい。学習部5(飛行ルート学習装置2)は学習モデルを構築して蓄積している。その他の学習部5の動作は、実施の形態1に係る飛行ルート学習装置(飛行ルート学習装置2)で行った説明と同様である。
図5(A)及び図5(B)において、実施の形態1に係る飛行ルート決定装置(飛行ルート決定装置7)は、図3及び図5に示す飛行ルート学習装置2の学習結果(学習モデル)を用いたものである。飛行ルート決定装置7は、入力部8(経由位置入力部、風情報入力部)、飛行ルート決定部9を有している。入力部8は、複数の新たな経由位置が入力される経由位置入力部と、風向及び風速の情報である風情報が入力される風情報入力部とを有している。飛行ルート決定部9は、学習部5の学習結果を用いて、経由位置入力部(入力部8)に入力された複数の新たな経由位置及び風情報入力部(入力部8)に入力された風情報から飛行ルートを決定するものである。
なお、風情報入力部(入力部8)は、予め定められた時間ごとに無人飛行体が曝される風の風向及び風速が変化するごとに、学習部5へ風情報を入力するようにしてもよい。予め定められた時間の定義は、実施の形態1に係る飛行ルート学習装置(実施の形態1に係る飛行ルート学習方法)で説明したとおりである。すなわち、予め定められた時間ごとの無人飛行体6が曝される風の風向及び風速の変化が、単位時間当たりの平均値が変わった場合を、予め定められた時間ごとに無人飛行体6が曝される風の風向及び風速の変化とする。単位時間当たりの平均値の設定の仕方は任意であり、構造物1の種類ごと、無人飛行体6の機種ごと、構造物1の種類及び無人飛行体6の機種の組み合わせごとなどで設定を変えてもよい。
図6を用いて実施の形態1に係る飛行ルート決定装置の動作(実施の形態1に係る飛行ルート決定方法)を説明する。図6において、ステップ11は、入力部8(経由位置入力部、風情報入力部)に、複数の新たな経由位置及び風向及び風速の情報である風情報が入力される処理ステップである。ステップ12は、飛行ルート決定部9が、学習部5の学習結果(学習モデル)を使用する処理ステップである。ステップ13は、飛行ルート決定部9が、学習部5の学習結果を用いて、学習部5の学習結果を用いて、経由位置入力部(入力部8)に入力された複数の新たな経由位置及び風情報入力部(入力部8)に入力された風情報から飛行ルートを決定する処理ステップである。
図7(A)及び図7(B)において、実施の形態1に係る飛行ルート決定装置(飛行ルート決定装置7)は、図3及び図5に示す飛行ルート学習装置2の学習結果(学習モデル)を用いたものである。飛行ルート決定装置7は、入力部8(経由位置入力部、風情報入力部、機種情報入力部)、飛行ルート決定部9を有している。図5(A)及び図5(B)との違いは、入力部8が機種情報入力部をさらに備えていることである。飛行ルート決定部9は、学習部5の学習結果を用いて、経由位置入力部(入力部8)に入力された複数の新たな経由位置、風情報入力部(入力部8)に入力された風情報、機種情報入力部(入力部8)に入力された機種情報から無人飛行体6の機種に応じた飛行ルートを決定するものである。
図5(B)及び図7(B)において、アンテナ部10は、電波などの無線技術を使って、飛行ルート決定部9(飛行ルート決定装置7)が決定した飛行ルートを無人飛行体6へ送る送信アンテナである。飛行ルートを送る先は、無人飛行体6を制御する後述の飛行装置11でもよい。なお、無人飛行体6は、飛行ルート学習装置2、飛行ルート決定装置7、飛行装置11の少なくとも一つの機能を内蔵していてもよい。よって、飛行ルートを送る先との情報の授受の手段は、無線に限らず有線であってもよい。さらに、アンテナ部10は、飛行ルートに沿って、撮影箇所(経由位置)で無人飛行体6がホバリング又は静止して、撮像装置6Cによる形状測定(写真測量)を行うために、指示する信号も送信してよい。無人飛行体6には、アンテナ部10からの電波を受信する受信アンテナが設けられている。無人飛行体6の外部に飛行装置11がある場合は、アンテナ部10からの信号は飛行装置11経由で得ればよい。
図8を用いて実施の形態1に係る飛行ルート決定装置の動作(実施の形態1に係る飛行ルート決定方法)を説明する。図8において、ステップ11は、入力部8(経由位置入力部、風情報入力部、機種情報入力部)に、複数の新たな経由位置、風向及び風速の情報である風情報、無人飛行体6の機種の情報である機種情報が入力される処理ステップである。ステップ12は、飛行ルート決定部9が、学習部5の学習結果(学習モデル)を使用する処理ステップである。ステップ13は、飛行ルート決定部9が、学習部5の学習結果を用いて、学習部5の学習結果を用いて、経由位置入力部(入力部8)に入力された複数の新たな経由位置及び風情報入力部(入力部8)に入力された風情報から無人飛行体6の機種に応じた飛行ルートを決定する処理ステップである。
図9及び図10において、実施の形態1に係る飛行装置の動作(実施の形態1に係る飛行方法)は、図3及び図7に示す飛行ルート学習装置2の学習結果(学習モデル)及び飛行ルート決定装置7が決定した飛行ルートを用いたものである。詳しくは、飛行ルート決定装置7が決定した飛行ルートを用いて飛行する無人飛行体6である飛行装置11(図9)、又は、飛行ルート決定装置7が決定した飛行ルートを用いて飛行する無人飛行体6を制御する飛行装置11(図10)である。つまり、図9に示す飛行装置11は無人飛行体6と一体の場合であり、図10に示す飛行装置11は無人飛行体6と別体の場合である。
図1、図9、図10において、アンテナ部12は、アンテナ部10からの電波を受信する受信アンテナであり、飛行ルート決定装置7が決定した飛行ルートを得ることができる。飛行ルートの授受の手段は、無線に限らず有線であってもよい。飛行ルート入力部13は、アンテナ部12を介して得た、飛行ルート決定部7が決定した飛行ルートが入力されるものである。飛行制御部14は、飛行ルート入力部13に入力された飛行ルートに則り無人飛行体6を制御して飛行させるものである。
図10において、アンテナ部15は、電波などの無線技術を使って、飛行ルート入力部13に入力された飛行ルートに則り無人飛行体6を制御する信号を無人飛行体6へ送る送信アンテナである。制御する信号を送る先との情報の授受の手段は、無線に限らず有線であってもよい。さらに、アンテナ部15は、飛行ルート決定部9が決定した飛行ルートに沿って、撮影箇所(経由位置)で無人飛行体6がホバリング又は静止して、撮像装置6Cによる形状測定(写真測量)を行うために、指示する制御信号も送信してよい。もちろん、図9及ぶ図10に示す制御部14が、飛行ルート決定部9が決定した飛行ルートに沿って、撮影箇所(経由位置)で無人飛行体6がホバリング又は静止して、撮像装置6Cによる形状測定(写真測量)を行うために、指示する制御信号を生成してもよい。
実施の形態1に係る飛行方法は、無人飛行体6を制御する信号を受け取る処理ステップ(制御ステップ)と、無人飛行体6がそれに基づいて飛行ルートを飛行する処理ステップ(飛行ステップ)である。もちろん、前述のとおり、実施の形態1に係る飛行装置は、無人飛行体6に搭載された撮影装置6Cをさらに備え、撮影装置6Cは、構造物1の形状測定を経由位置ごとに行うものであれば、制御ステップと飛行ステップは次の処理が追加される。つまり、構造物1の形状測定システムでは、経由位置ごとに無人飛行体6の飛行条件と撮影装置6Cの撮影条件が予め決められているので、制御ステップでは飛行・撮影条件による無人飛行体6の制御も行われる。また、飛行ステップでは飛行・撮影条件による飛行と撮影装置6Cを使った空撮又は写真測量が行われる。
実施の形態1に係る飛行装置及び実施の形態1に係る飛行方法において、風の影響(実質的な風の影響)から、無人飛行体6が順に飛行する経由位置(撮影位置)の順番を入れ替えたとき、総消費エネルギーが変化する場合がある。そのため、図11(A)及び図11(B)に示すように、学習部5は複数の飛行ルートを学習している。図11(A)に示す飛行ルートの飛行順は、点線矢印が示す位置A、位置B、位置Cの順である。図11(B)に示す飛行ルートの飛行順は、点線矢印が示す位置B、位置C、位置Aの順である。
また、実施の形態1に係る飛行装置及び実施の形態1に係る飛行方法において、風の影響(実質的な風の影響)から、無人飛行体6が順に飛行する経由位置(撮影位置)の順番を入れ替えたとき、遠回りになっても総消費エネルギーが下がる場合がある。例えば、学習部5が、構造物1の風下の領域又は構造物1により風が遮られる領域を経由して、構造物1の風上にある二つの経由位置の間を無人飛行体6が飛行する飛行ルートを学習しておけば可能である。図12はこれを示した図である。
具体的には、風に逆らって近い距離を移動するよりも、構造物1の風下の領域かつ構造物1により風が遮られる領域を経由した方が、総消費エネルギーが下がる場合である。
図12において、白抜きのバツ(クロス)で示した無人飛行体6の経路が風に逆らって近い距離を移動するものである。図12において、紙面手前側が造物1の風下の領域かつ構造物1により風が遮られる領域を移動するものである。
以上、実施の形態1に係る飛行ルート学習装置、飛行ルート決定装置及び飛行装置は、構造物1及び無人飛行体6の位置関係と風向とで変化する無人飛行体6が曝される風の実質的な風向及び風速を考慮して、無人飛行体6が複数の経由位置を通過する組み合わせごとに設定された複数の飛行ルートと当該飛行ルートごとに無人飛行体6が飛行することで消費する総消費エネルギーとを学習、又は、その学習結果を利用することで、構造物1の周辺に設定された複数の経由位置を経由して、無人飛行体6がホバリング又は静止状態を含む飛行をする飛行ルートにおける風の影響を考慮した適切な処置ができるものである。
1 構造物、2 飛行ルート学習装置、3 消費エネルギー情報入力部、
4 実質的風情報入力部、5 学習部、6 無人飛行体、6C 撮影装置、
7 飛行ルート決定装置、
8 入力部(経由位置入力部、風情報入力部、機種情報入力部)、
9 飛行ルート決定部、10 アンテナ部、11 飛行装置、12 アンテナ部、
13 飛行ルート入力部、14 制御部、15 アンテナ部。

Claims (19)

  1. 構造物の周辺に設定された複数の経由位置を経由して、無人飛行体がホバリング又は静止状態を含む飛行をする飛行ルートを学習する飛行ルート学習装置であって、
    前記無人飛行体が曝される風の風向及び風速ごとの前記無人飛行体の消費エネルギーの情報である消費エネルギー情報が入力される消費エネルギー情報入力部と、
    前記構造物及び前記無人飛行体の位置関係と風向とで変化する前記無人飛行体が曝される風の実質的な風向及び風速の情報である実質的風情報が入力される実質的風情報入力部と、
    前記消費エネルギー情報及び前記実質的風情報から、前記無人飛行体が複数の前記経由位置を通過する組み合わせごとに設定された複数の前記飛行ルートと当該飛行ルートごとに前記無人飛行体が飛行することで消費する総消費エネルギーとを学習する学習部とを備えたことを特徴とする飛行ルート学習装置。
  2. 前記消費エネルギー情報入力部は、前記無人飛行体の飛行速度ごとに設定された前記消費エネルギー情報が入力されることを特徴とする請求項1に記載の飛行ルート学習装置。
  3. 前記学習部は、予め設定された値の前記総消費エネルギーを上限として、複数の前記飛行ルートと前記総消費エネルギーとを学習することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の飛行ルート学習装置。
  4. 前記学習部は、前記構造物と前記無人飛行体とが接触する場合を除き、前記経由位置同士を直線で結んだ前記飛行ルートを学習することを特徴とする請求項1から請求項3のいずか1項に記載の飛行ルート学習装置。
  5. 前記学習部は、前記構造物の風下の領域又は前記構造物により風が遮られる領域を経由して、前記構造物の風上にある二つの前記経由位置の間を前記無人飛行体が飛行する前記飛行ルートを学習することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の飛行ルート学習装置。
  6. 前記学習部は、前記無人飛行体がホバリングする時間及び静止する時間の少なくとも一方を加味して、複数の前記飛行ルートと前記総消費エネルギーとを学習することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の飛行ルート学習装置。
  7. 前記学習部は、予め定められた時間ごとに前記無人飛行体が曝される風の風向及び風速が変化することを考慮して、複数の前記飛行ルートと前記総消費エネルギーとを学習することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の飛行ルート学習装置。
  8. 前記学習部は、前記無人飛行体が曝される風の風向及び風速が変化して、前記実質的風情報が、前記無人飛行体が飛行できない風速の場合は、前記無人飛行体が曝される風の風向及び風速が変化して、前記実質的風情報が、前記無人飛行体が飛行できる風速になるまで、前記無人飛行体を静止させる前記飛行ルートを学習することを特徴とする請求項7に記載の飛行ルート学習装置。
  9. 前記学習部は、前記予め定められた時間ごとの複数の前記飛行ルートと前記総消費エネルギーとを学習することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の飛行ルート学習装置。
  10. 前記学習部は、前記予め定められた時間ごとの前記無人飛行体が曝される風の風向及び風速の変化が、単位時間当たりの平均値が変わった場合を、前記予め定められた時間ごとに前記無人飛行体が曝される風の風向及び風速が変化したとして、複数の前記飛行ルートと前記総消費エネルギーとを学習することを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の飛行ルート学習装置。
  11. 前記消費エネルギー情報入力部は、前記無人飛行体の機種ごとに設定された前記消費エネルギー情報が入力されることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の飛行ルート学習装置。
  12. 前記実質的風情報入力部は、前記構造物の種類及び前記無人飛行体の機種の組み合わせごとに設定された前記実質的風情報が入力されることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の飛行ルート学習装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の飛行ルート学習装置の前記学習部の学習結果を用いた飛行ルート決定装置であって、
    複数の新たな前記経由位置が入力される経由位置入力部と、
    風向及び風速の情報である風情報が入力される風情報入力部と、
    前記学習結果を用いて、前記経由位置入力部に入力された複数の新たな前記経由位置及び前記風情報入力部に入力された前記風情報から前記飛行ルートを決定する飛行ルート決定部とを備えたことを特徴とする飛行ルート決定装置。
  14. 請求項7から請求項10のいずれか1項に記載の飛行ルート学習装置
    複数の新たな前記経由位置が入力される経由位置入力部と、
    風向及び風速の情報である風情報が入力される風情報入力部と、
    前記学習部の学習結果を用いて、前記経由位置入力部に入力された複数の新たな前記経由位置及び前記風情報入力部に入力された前記風情報から前記飛行ルートを決定する飛行ルート決定部とを備え、
    前記風情報入力部は、前記予め定められた時間ごとに前記無人飛行体が曝される風の風向及び風速が変化するごとに、前記学習部へ前記風情報を入力することを特徴とする飛行ルート決定装置。
  15. 請求項11又は請求項12に記載の飛行ルート学習装置の前記学習部の学習結果を用いた飛行ルート決定装置であって、
    複数の新たな前記経由位置が入力される経由位置入力部と、
    風向及び風速の情報である風情報が入力される風情報入力部と、
    前記無人飛行体の機種の情報である機種情報が入力される機種情報入力部と、
    前記学習結果を用いて、前記経由位置入力部に入力された複数の新たな前記経由位置及び前記風情報入力部に入力された前記風情報並びに前記機種情報入力部に入力された前記機種情報から前記飛行ルートを決定する飛行ルート決定部とを備えたことを特徴とする飛行ルート決定装置。
  16. 請求項7から請求項10のいずれか1項を引用する、請求項11又は請求項12に記載の飛行ルート学習装置と、
    複数の新たな前記経由位置が入力される経由位置入力部と、
    風向及び風速の情報である風情報が入力される風情報入力部と、
    前記無人飛行体の機種の情報である機種情報が入力される機種情報入力部と、
    前記学習部の学習結果を用いて、前記経由位置入力部に入力された複数の新たな前記経由位置及び前記風情報入力部に入力された前記風情報並びに前記機種情報入力部に入力された前記機種情報から前記飛行ルートを決定する飛行ルート決定部とを備え、
    前記風情報入力部は、前記予め定められた時間ごとに前記無人飛行体が曝される風の風向及び風速が変化するごとに、前記学習部へ前記風情報を入力することを特徴とする飛行ルート決定装置。
  17. 請求項13から請求項16のいずれか1項に記載の飛行ルート決定装置が決定した前記飛行ルートを用いて飛行する前記無人飛行体を制御する飛行装置であって、
    前記飛行ルート決定部が決定した前記飛行ルートが入力される飛行ルート入力部と、
    前記飛行ルート入力部に入力された前記飛行ルートに従って前記無人飛行体を制御して飛行させる飛行制御部とを備えたことを特徴とする飛行装置。
  18. 請求項13から請求項16のいずれか1項に記載の飛行ルート決定装置と、
    前記飛行ルート決定部が決定した前記飛行ルートが入力される飛行ルート入力部と、
    前記飛行ルート入力部に入力された前記飛行ルートに従って前記無人飛行体を制御して飛行させる飛行制御部とを備えたことを特徴とする飛行装置。
  19. 前記無人飛行体に搭載された撮影装置をさらに備え、前記撮影装置は、前記構造物の形状測定を前記経由位置ごとに行うことを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の飛行装置。
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