JPWO2019146384A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 使用者の口腔内に挿入され、当該使用者の歯に磨き部材を当てながら動かす歯磨き動作を行うための歯磨き動作部を歯磨き動作可能に駆動させる駆動ユニットを備え、前記使用者が前記歯磨き動作部を前記口腔内に挿入した状態で装置全体を保持しながら前記歯磨き動作を可能にする自動歯磨き装置において、
   前記駆動ユニットには、前記歯磨き動作部の上下の動作を規制することなく、前記使用者の口腔内の所定部分を支持点として装置全体を保持可能な装置保持手段が設けられていることを特徴とする自動歯磨き装置。
2. 請求項１記載の自動歯磨き装置であって、
   前記口腔内に挿入された際に上下両側の前歯で噛まれることで当該前歯を前記支持点とした前記装置保持手段として機能する咥え保持部を備える。
3. 請求項２記載の自動歯磨き装置であって、
   前記駆動ユニットは、前記歯磨き動作部を上下左右方向に移動させるように作動し、
   前記歯磨き動作部は、前記駆動ユニットの作動により、前記使用者の歯に前記磨き部材が当接した状態で、当該磨き部材が周期的に上下動する縦方向の運動と、前記磨き部材が歯列に沿って並進する横方向の運動とを可能に構成されている。
4. 請求項３記載の自動歯磨き装置であって、
   前記咥え保持部は、前記歯磨き動作部による前記歯磨き動作時に所定の開口度合いを維持するように、前記各前歯で噛んで保持される上下一対の前歯保持部材を含む。
5. 請求項３又は４記載の自動歯磨き装置であって、
   前記歯磨き動作部をさらに備え、
   前記歯磨き動作部は、前記磨き部材がそれぞれ取り付けられた複数の磨き部材ホルダーと、当該磨き部材ホルダー同士を連結する連結部材とからなり、
   前記磨き部材ホルダーは、前記連結部材に連なるホルダー本体と、当該ホルダー本体の上下両側にそれぞれ連なり、前記磨き部材が取り付けられる磨き部材取付部とからなり、
   前記連結部材は、前記各磨き部材ホルダーを水平方向に揺動可能に連結し、
   前記ホルダー本体は、前記使用者の上下両側の歯を前記磨き部材が当接した状態で装着可能な形状に設けられるとともに、当該磨き部材の当接状態を維持したまま前記使用者の歯をレールとして歯列に沿って移動可能な構造をなす。
6. 請求項２記載の自動歯磨き装置であって、
   前記装置保持手段は、前記咥え保持部を前記使用者の前歯で噛んだ際に、前記口腔内の上顎部分に当接して前記支持点とする上顎保持部材を更に備える。
7. 請求項１記載の自動歯磨き装置であって、
   前記駆動ユニットには、前記口腔外の所定部位を前記支持点として自動歯磨き装置を保持する口腔外保持体が設けられており、
   前記口腔外保持体は、前記歯磨き動作部を前記口腔内に挿入した際に前記使用者の下顎部分に当接する下顎支持部と、前記使用者の鼻部分に装着可能な形状をなす鼻ホルダーと、前記使用者の左右両耳若しくは後頭部に装着可能な形状をなすバンドとの少なくとも１つにより構成されている。
8. 請求項１記載の自動歯磨き装置であって、
   前記駆動ユニットには、前記口腔外の所定部位を前記支持点として自動歯磨き装置を保持する口腔外保持体が設けられており、
   前記口腔外保持体は、前記駆動ユニットとともに所定の台座の表面に設置され、前記使用者の顎が載せられる顎載置部、及び／又は、前記歯磨き動作部前記口腔内に挿入した際に前記使用者の下顎部分に装着される下顎装着部により構成されている。
9. 請求項１記載の自動歯磨き装置であって、
   前記駆動ユニットには、前記利用者の手によって支持される自動歯磨き装置を保持するための口腔外保持体がさらに設けられている。