JPWO2019116676A1 - 中央処理装置、制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
本願は、ケア記録を管理する中央処理装置と、中央処理装置と通信可能な端末装置と、を備え、ケア記録の作成を支援するケア支援システムの中央処理装置を開示する。中央処理装置は、ケア記録に含まれる自由記述欄への記述に使用することが可能な定型文とケア関連項目とを互いに対応付けて記憶する定型文情報記憶部と、定型文要求を端末装置から受信すると、定型文とケア関連項目とを端末装置へ送信する定型文制御部と、を備える。
Description
本発明は、被ケア者をケアするケア者を支援するケア支援システムに用いられる、中央処理装置、制御方法及びプログラムに関する。
近年、超高齢社会の突入に伴って、看護業界や介護業界等の業務を補完する技術として、被ケア者をケアするケア者を支援するケア支援システムが研究、開発されている。例えば、介護施設では、ケア内容や被ケア者の様子などが記録されたケア記録が作成されている。近年、介護記録ソフトウェアを導入し、ケア記録を従来の紙記録から電子化することにより、ケア記録の作成に要する時間を削減しようとする施設が増える傾向にある。例えば特許文献1に記載の介護記録用携帯端末では、表示画面に表示されている介護項目を表すアイコンを介護スタッフが操作すると、当該介護項目の記録事項を表す画像を表示画面に表示することによって、介護記録の作成を支援している。
ところで、ケア者が被ケア者に対してケアしたときのケア内容を表すケア記録には、一般に、自由記述欄が設けられ、ケア者が被ケア者の様子を自由に記録することが可能になっている。この場合、自由記述欄の記載量が増加すると、ケア記録の作成時間が増加することになる。しかしながら、上記特許文献1では、自由記述欄の記述に伴うケア記録作成時間の増大を抑制することについては、十分に検討されていない。
本発明は、上述の事情に鑑みて為されたものであり、自由記述欄の記述に伴うケア記録作成時間の増大を抑制することが可能な中央処理装置、制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した目的を実現するために、本発明の一側面を反映した中央処理装置は、
ケア内容が記録されたケア記録を管理する中央処理装置と、入力部を含み、前記中央処理装置と通信可能に接続される端末装置と、を備え、前記ケア記録の作成を支援するケア支援システムの前記中央処理装置であって、
任意の文字を記述可能で前記ケア記録に含まれる自由記述欄への記述に使用することが可能な定型文と、前記ケアに関連する項目であるケア関連項目と、を互いに対応付けて記憶する定型文情報記憶部と、
前記入力部を用いて生成された定型文要求を前記端末装置から受信すると、前記定型文と前記ケア関連項目とを、前記定型文情報記憶部から読み出して前記端末装置へ送信する定型文制御部と、
を備えるものである。
ケア内容が記録されたケア記録を管理する中央処理装置と、入力部を含み、前記中央処理装置と通信可能に接続される端末装置と、を備え、前記ケア記録の作成を支援するケア支援システムの前記中央処理装置であって、
任意の文字を記述可能で前記ケア記録に含まれる自由記述欄への記述に使用することが可能な定型文と、前記ケアに関連する項目であるケア関連項目と、を互いに対応付けて記憶する定型文情報記憶部と、
前記入力部を用いて生成された定型文要求を前記端末装置から受信すると、前記定型文と前記ケア関連項目とを、前記定型文情報記憶部から読み出して前記端末装置へ送信する定型文制御部と、
を備えるものである。
上述した目的を実現するために、本発明の一側面を反映した制御方法またはプログラムは、
ケア内容が記録されたケア記録を管理する中央処理装置と、表示部及び入力部を含み、前記中央処理装置と通信可能に接続される端末装置と、を備え、前記ケア記録の作成を支援するケア支援システムの前記端末装置を制御する制御方法または前記ケア支援システムの前記端末装置に用いられるプログラムであって、
任意の文字を記述可能で前記ケア記録に含まれる自由記述欄への記述に使用することが可能な定型文と、前記ケアに関連する項目であるケア関連項目と、を互いに対応付けて記憶する定型文情報記憶部を含む前記中央処理装置へ、前記入力部を用いて生成された前記定型文の要求を送信する要求送信ステップと、
前記要求送信ステップにおいて送信された前記要求に応じて前記中央処理装置から送信された前記定型文及び前記ケア関連項目を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信された前記定型文を、前記自由記述欄への記述に使用するか否かを選択可能に前記表示部に表示する表示ステップと、
前記定型文が前記自由記述欄への記述に使用すると選択されると、前記選択された定型文が前記自由記述欄への記述に使用されたことを表す使用情報を前記中央処理装置へ送信する使用情報送信ステップと、
を備えるものである。
ケア内容が記録されたケア記録を管理する中央処理装置と、表示部及び入力部を含み、前記中央処理装置と通信可能に接続される端末装置と、を備え、前記ケア記録の作成を支援するケア支援システムの前記端末装置を制御する制御方法または前記ケア支援システムの前記端末装置に用いられるプログラムであって、
任意の文字を記述可能で前記ケア記録に含まれる自由記述欄への記述に使用することが可能な定型文と、前記ケアに関連する項目であるケア関連項目と、を互いに対応付けて記憶する定型文情報記憶部を含む前記中央処理装置へ、前記入力部を用いて生成された前記定型文の要求を送信する要求送信ステップと、
前記要求送信ステップにおいて送信された前記要求に応じて前記中央処理装置から送信された前記定型文及び前記ケア関連項目を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信された前記定型文を、前記自由記述欄への記述に使用するか否かを選択可能に前記表示部に表示する表示ステップと、
前記定型文が前記自由記述欄への記述に使用すると選択されると、前記選択された定型文が前記自由記述欄への記述に使用されたことを表す使用情報を前記中央処理装置へ送信する使用情報送信ステップと、
を備えるものである。
発明の1又は複数の実施形態により与えられる利点及び特徴は以下に与えられる詳細な説明及び添付図面から十分に理解される。これら詳細な説明及び添付図面は、例としてのみ与えられるものであり本発明の限定の定義として意図されるものではない。
(本発明の基礎となった知見)
まず、本発明の基礎となった知見が説明される。上述のように、ケア記録の自由記述欄の記載量が増加すると、ケア記録の作成時間が増加する。そこで、少なくとも1つの定型文を予め記憶しておき、自由記述欄への記載の際は、記憶されている定型文を選択可能に表示し、ケア者は、表示されている定型文から自由記述欄に記載する定型文を選択することが考えられる。これによって、ケア記録の作成時間を削減することが可能になる。
まず、本発明の基礎となった知見が説明される。上述のように、ケア記録の自由記述欄の記載量が増加すると、ケア記録の作成時間が増加する。そこで、少なくとも1つの定型文を予め記憶しておき、自由記述欄への記載の際は、記憶されている定型文を選択可能に表示し、ケア者は、表示されている定型文から自由記述欄に記載する定型文を選択することが考えられる。これによって、ケア記録の作成時間を削減することが可能になる。
但し、ケア記録の内容に無関係な定型文を選択可能に表示しても、ケア者による定型文の選択が煩雑になるだけであって、ケア記録作成の効率向上に寄与しない。すなわち、ケア記録の内容を考慮して、自由記述欄への記載に使用される可能性の高い定型文を選択可能に表示することが望まれる。
以上の考察により、本発明者は、ケア記録の内容に応じて効率良く、自由記述欄への記載に使用するための定型文を選択可能に表示することが可能な発明を想到するに至った。
(実施の形態)
以下、本発明の1または複数の実施形態が、図面を参照して説明される。しかし、発明の範囲は、開示された実施形態に限定されない。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
以下、本発明の1または複数の実施形態が、図面を参照して説明される。しかし、発明の範囲は、開示された実施形態に限定されない。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
図1は、本実施形態におけるケア支援システムの構成を示す図である。図2は、ケア支援システムに含まれる管理サーバ装置の構成を示すブロック図である。図3は、管理サーバ装置に記憶されるサーバ側監視情報テーブルの構成を示す図である。図4は、管理サーバ装置に記憶される装置間情報テーブルの構成を示す図である。図4Aは、装置間情報テーブルのうちの通知先対応関係情報テーブルの構成を示し、図4Bは、装置間情報テーブルのうちの通信アドレス対応関係情報テーブルの構成を示す。図5は、管理サーバ装置に記憶されるサーバ側センサ情報テーブルの構成を示す図である。図6は、携帯端末装置に表示される食事ケア用記録書式画面の一例を示す図である。図7は、携帯端末装置に表示されるモーニングケア用記録書式画面の一例を示す図である。図8は、携帯端末装置に表示される排泄ケア用記録書式画面の一例を示す図である。図9は、管理サーバ装置に記憶されるサーバ側ケア記録情報テーブルの構成を示す図である。図10は、管理サーバ装置に記憶される定型文情報の一例を示す図である。図11は、ケア支援システムに含まれる携帯端末装置の構成を示すブロック図である。
図1に示される本実施形態のケア支援システムMSは、ケア対象である被ケア者Obをケア(看護又は介護)するケア者を支援する。なお、被ケア者Obは、監視対象である被監視者、又は見守り対象である見守り対象者ということもできる。
本実施形態におけるケア支援システムMSは、より具体的には、例えば、図1に示すように、1または複数のセンサ装置SU(SU−1〜SU−4)と、管理サーバ装置SVと、固定端末装置SPと、複数の携帯端末装置TA(TA−1、TA−2)と、構内交換機(PBX、Private branch exchange)CXとを備え、これらは、有線や無線で、LAN(Local Area Network)等のネットワークNWを介して通信可能に接続される。ネットワークNWには、通信信号を中継する例えばリピーター、ブリッジおよびルーター等の中継機が備えられても良い。
図1に示す例では、これら複数のセンサ装置SU−1〜SU−4、管理サーバ装置SV、固定端末装置SP、複数の携帯端末装置TA−1、TA−2および構内交換機CXは、L2スイッチの集線装置(HUB)LSおよびアクセスポイントAPを含む有線および無線の混在したLAN(例えばIEEE802.11規格に従ったLAN等)を含むネットワークNWによって互いに通信可能に接続されている。より詳しくは、複数のセンサ装置SU−1〜SU−4、管理サーバ装置SV、固定端末装置SPおよび構内交換機CXは、集線装置LSに接続され、複数の携帯端末装置TA−1、TA−2は、アクセスポイントAPを介して集線装置LSに接続されている。
なお、集線装置LSやアクセスポイントAPは、図1に示す例では、それぞれ1つずつ図示されているが、これらは、それぞれ、複数であって良い。そして、ネットワークNWは、TCP(Transmission control protocol)およびIP(Internet protocol)等のインターネットプロトコル群が用いられることによっていわゆるイントラネットを構成する。
ケア支援システムMSは、被ケア者Obに応じて適宜な場所に配設される。被ケア者Obは、例えば、病気や怪我等によって看護を必要とする者や、身体能力の低下等によって介護を必要とする者や、一人暮らしの独居者等である。特に、早期発見と早期対処とを可能にする観点から、被ケア者Obは、例えば異常状態等の所定の不都合なイベントがその者に生じた場合にその発見を必要としている者であることが好ましい。このため、ケア支援システムMSは、被ケア者Obの種類に応じて、病院、老人福祉施設および住戸等の建物に好適に配設される。図1に示す例では、ケア支援システムMSは、複数の被ケア者Obが入居する複数の居室RMや、ナースステーション等の複数の居室を備える介護施設の建物に配設されている。
センサ装置SUは、ネットワークNWを介して他の装置SV、SP、TAと通信する通信機能等を備え、被ケア者Obに関わる所定のイベントを検知して管理サーバ装置SVへ通知する装置である。前記所定のイベントは、好適には対処が必要な所定のイベントであり、例えば、本実施形態では、被ケア者Obにおける予め設定された所定の行動およびナースコール(NC)である。
より具体的には、センサ装置SUは、例えば、ネットワークNWを介して他の装置SV、SP、TAと通信するための通信インターフェース回路(例えばLANカード等)、被ケア者Ob等の画像を撮影して撮影画像を生成する画像センサ、前記画像センサから出力される画像に基づいて被ケア者Obにおける予め設定された所定の行動を前記所定のイベントの一例として検知して管理サーバ装置SVへ通知する行動検知処理回路、ナースコールを前記所定のイベントの他の一例として受け付けて管理サーバ装置SVへ通知するナースコール処理回路、端末装置SP、TA等との間で音声通話を行う通話処理回路、前記画像センサから出力される静止画および動画を含む画像を所定の他の装置SV、SP、TAへ送信する画像送信処理回路、これらを制御する制御回路、および、その周辺回路を備えて構成される。
前記所定の行動は、本実施形態では、例えば、被ケア者Obが起きた起床、被ケア者Obが寝具から離れた離床、被ケア者Obが寝具から落ちた転落、および、被ケア者Obが倒れた転倒の4つの行動である。前記行動検知処理回路は、例えば、前記画像センサで撮像した画像である対象画像に基づいて被ケア者Obの頭部を検出し、この検出した被ケア者Obの頭部における大きさの時間変化に基づいて被ケア者Obの起床、離床、転倒および転落を検知する。
前記所定のイベントは、第1イベント通知通信信号によってセンサ装置SUから管理サーバ装置SVへ通知される。この第1イベント通知通信信号には、自機のセンサIDおよび前記イベントの内容を表すイベント情報が収容される。前記センサID(センサ識別子)は、センサ装置SUを特定し識別するための識別子である。前記イベント情報は、本実施形態では、起床、離床、転落、転倒およびナースコールのうちの1または複数である。
第1イベント通知通信信号には、前記画像センサで撮像した画像が収容されても良い。特に、前記イベント情報が起床、離床、転落および転倒のうちのいずれかである場合には、前記所定の行動の検知に用いられた画像(前記検知が複数の画像によって実施された場合には例えば最後の画像)が収容されることが好ましい。前記画像は、静止画および動画のうちの少なくとも一方であって良く、本実施形態では、例えば、まず、静止画が通知され、ユーザの要求に応じて動画が配信される。なお、まず、動画が配信されても良く、また、静止画および動画が送信され、画面分割で静止画および動画が端末装置SP、TAに表示されても良い。
図1には、一例として、4個の第1ないし第4センサ装置SU−1〜SU−4が示されており、第1センサ装置SU−1は、被ケア者Ob−1の居室に配設され、第2センサ装置SU−2は、被ケア者Ob−2の居室に配設され、第3センサ装置SU−3は、被ケア者Ob−3の居室に配設され、そして、第4センサ装置SU−4は、被ケア者Ob−4の居室に配設されている。
管理サーバ装置SVは、ネットワークNWを介して他の装置SU、TA、SPと通信する通信機能を備え、センサ装置SUから前記所定のイベントの通知を受けると、被ケア者Obに対する監視に関する情報である監視情報を管理し、前記所定のイベントを所定の端末装置SP、TAへ通知し、クライアント(本実施形態では端末装置SP、TA等)の要求に応じたデータを前記クライアントに提供し、ケア支援システムMS全体を管理する装置である。上記監視情報は、本実施形態では例えば前記所定のイベント(本実施形態では、センサ装置SUで検知した所定の行動の種類及びセンサ装置SUで受け付けたナースコール)、被ケア者Obの静止画および動画を含む画像、および、前記通知を受けた時刻等である。
そして、本実施形態では、管理サーバ装置SVは、ケア者(ユーザ)が被ケア者Obをケアするケアの種類に応じた複数の記録書式を記憶し、端末装置SP、TAから記録書式の要求を受信すると、要求された種類の記録書式を送信元の前記端末装置SP、TAへ返信する。管理サーバ装置SVは、記録書式を用いたケア記録を受信すると、そのケア記録を記憶する。
このような管理サーバ装置SVは、例えば、図2に示すように、サーバ側通信インターフェース部(SV通信IF部)21と、サーバ側制御処理部(SV制御処理部)22と、サーバ側記憶部(SV記憶部)23とを備える。
SV通信IF部21は、SV制御処理部22に接続され、SV制御処理部22の制御に従って通信を行うための通信回路である。SV通信IF部21は、SV制御処理部22から入力された転送すべきデータを収容した通信信号を、このケア支援システムMSのネットワークNWで用いられる通信プロトコルに従って生成し、この生成した通信信号を、ネットワークNWを介して他の装置SU、SP、TAへ送信する。
SV通信IF部21は、ネットワークNWを介して他の装置SU、SP、TAから通信信号を受信し、この受信した通信信号からデータを取り出し、この取り出したデータをSV制御処理部22が処理可能な形式のデータに変換してSV制御処理部22へ出力する。SV通信IF部21は、例えば、IEEE802.11規格等に従った通信インターフェース回路を備えて構成される。
SV記憶部23は、SV制御処理部22に接続され、SV制御処理部22の制御に従って、各種の所定のプログラムおよび各種の所定のデータを記憶する回路である。前記各種の所定のプログラムには、例えば、管理サーバ装置SVの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御するSV制御プログラムや、被ケア者Obに対する監視に関する所定の情報処理を実行するSV監視処理プログラムや、端末装置SP、TAから記録書式の要求を受信すると、要求された種類の記録書式を送信元の前記端末装置SP、TAへ返信する書式配信処理プログラムや、記録書式を用いたケア記録を受信するとそのケア記録を記憶するSVケア記録処理プログラムや、携帯端末装置TAのログインを認証するログイン認証処理プログラム等の制御処理プログラムが含まれる。
前記各種の所定のデータには、自機の、管理サーバ装置SVを特定し管理サーバ装置SVを識別するためのサーバ識別子(サーバID)や、被ケア者Obの前記監視情報や、前記所定のイベントの通知先等の装置SU、SP、TA間の情報を表す装置間情報や、センサ装置SUに関するセンサ情報や、前記記録書式に関する書式情報や、ケア記録の情報であるケア記録情報等の各プログラムを実行する上で必要なデータ等が含まれる。
SV記憶部23は、例えば不揮発性の記憶素子であるROM(Read Only Memory)や書き換え可能な不揮発性の記憶素子であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等を備える。SV記憶部23は、前記所定のプログラムの実行中に生じるデータ等を記憶するいわゆるSV制御処理部22のワーキングメモリとなるRAM(Random Access Memory)等を含む。
そして、これら監視情報、装置間情報、センサ情報、書式情報およびケア記録情報それぞれを記憶するために、SV記憶部23は、サーバ側監視情報記憶部(SV監視情報記憶部)231、装置間情報記憶部232、サーバ側センサ情報記憶部(SVセンサ情報記憶部)233、書式情報記憶部234、ケア記録情報記憶部235を機能的に備える。SV記憶部23は、さらに、後述されるユーザ情報記憶部236、定型文情報記憶部237を機能的に備える。
SV監視情報記憶部231は、各装置SU、SP、TAそれぞれとの間で送受信した被ケア者Obの監視情報を記憶するものである。より具体的には、SV監視情報記憶部231には、本実施形態では、前記監視情報として、第1イベント通知通信信号等の通信信号に収容された各情報に基づいて、センサID、イベント情報(本実施形態では起床、離床、転落、転倒およびナースコール)、受信時刻、画像センサで撮像した画像である静止画および動画を含む対象画像および対処の有無が互いに対応付けて記憶される。
この監視情報は、本実施形態では、テーブル形式でSV監視情報記憶部231に記憶されている。この監視情報を登録するサーバ側監視情報テーブル(SV監視情報テーブル)MT−SVは、例えば、図3に示すように、各装置SU、SP、TAから受信した通信信号に収容されたセンサIDを登録するセンサIDフィールド2311と、前記受信した通信信号に収容されたイベント情報を登録するイベントフィールド2312と、前記受信した通信信号の受信時刻を登録する受信時刻フィールド2313と、前記受信した通信信号に収容された前記静止画を登録する静止画フィールド2314と、ライブ動画の取得先として、前記受信した通信信号に収容されたセンサIDに対応するセンサ装置SUの通信アドレス(例えばIPアドレス等)を登録する動画フィールド2315と、前記受信した通信信号に収容されたイベント情報に対する対応の受付の有無を登録する対応フィールド2316とを備え、前記受信した通信信号ごとに、つまり各イベントごとに、レコードを備える。静止画フィールド2314には、例えば、静止画の画像データが登録されて良く、また例えば、静止画の画像データのファイル名が登録されて良い。
対応フィールド2316には、後述するように、前記受信した通信信号に収容されイベントフィールド2312に登録されたイベント情報に対して対処する意思がある旨を端末装置SP、TAで受け付けたか否かを表すフラグである対応フラグが登録される。例えば、本実施形態では、対応フィールド2316には、前記受信した通信信号に収容されイベントフィールド2312に登録されたイベント情報に対処する意思がある旨を端末装置SP、TAで受け付けたことを意味する対応フラグ「1」、あるいは、前記受信した通信信号に収容されイベントフィールド2312に登録されたイベント情報に対処する意思がある旨を端末装置SP、TAで受け付けていないことを意味する対応フラグ「0」が登録される。なお、デフォルトでは、対応フィールド2316には、未受付を意味する対応フラグ「0」が登録される。
なお、第1イベント通知通信信号に、前記所定の行動を検知した検知時刻または前記ナースコールを受け付けたナースコール受付時刻が収容されている場合には、受信時刻フィールド2313には、受信時刻に代え、前記検知時刻または前記ナースコール受付時刻が登録されても良い。
装置間情報記憶部232は、前記装置間情報として、本実施形態では、センサ装置SUから送信された第1イベント通知通信信号等の通知先を示す、送信元であるセンサIDと通知先である端末IDとの対応関係である通知先対応関係、および、装置SUのセンサID、装置SP、TAの端末IDとその通信アドレスとの対応関係である通信アドレス対応関係等を記憶するものである。端末IDは、端末装置SP、TAを特定し端末装置SP、TAを識別するための端末識別子である。
これら通知先対応関係および通信アドレス対応関係は、それぞれ、本実施形態では、テーブル形式で装置間情報記憶部232に記憶されている。この通知先対応関係を登録する通知先対応関係情報テーブルATは、例えば、図4Aに示すように、送信元のセンサ装置SUのセンサIDを登録する送信元フィールド2321と、送信元フィールド2321に登録されたセンサIDに対応するセンサ装置SUから通知された通信信号を送信する送信先の端末装置SP、TAの端末IDを登録する通知先フィールド2322とを備え、センサID(つまりセンサ装置SU)ごとにレコードを備える。
前記通信アドレス対応関係を登録する通信アドレス対応関係情報テーブルDTは、例えば、図4Bに示すように、端末装置SP、TAの端末IDを登録する端末IDフィールド2323と、端末IDフィールド2323に登録された端末IDに対応する端末装置SP、TAの通信アドレスを登録する通信アドレスフィールド2324とを備え、端末ID(つまり端末装置SP、TA)ごとにレコードを備える。
なお、センサID、サーバIDおよび端末IDそれぞれは、例えば所定の記号列から成るシリアル番号等であって良く、また例えば通信アドレスであって良い。センサID、サーバIDおよび端末IDそれぞれが通信アドレスである場合には、通信アドレス対応関係は省略できる。また、通知先対応関係は、1個の端末装置SP、TAに対して複数のセンサ装置SUが対応付けられても良い。
SVセンサ情報記憶部233は、前記センサ情報を記憶するものである。本実施形態では、前記センサ情報は、センサ装置SUに関する情報であり、センサ装置SUのセンサIDと被ケア者Obの氏名とを互いに対応付けた情報である。
このようなセンサ情報は、本実施形態では、テーブル形式でSVセンサ情報記憶部233に記憶される。より具体的には、センサ情報を登録するサーバ側センサ情報テーブル(SVセンサ情報テーブル)ST−SVは、例えば、図5に示すように、センサIDを登録するセンサIDフィールド2331と、前記センサIDフィールド2331に登録されているセンサIDを持つセンサ装置SUの配設場所を登録する配設場所フィールド2332と、前記センサIDフィールド2331に登録されているセンサIDを持つセンサ装置SUによって監視される被ケア者Ob(すなわち、前記センサIDフィールド2331に登録されているセンサIDを持つセンサ装置SUの配設場所に居る被ケア者Ob)の氏名を登録する被ケア者名フィールド2333と、前記センサIDフィールド2331に登録されているセンサIDを持つセンサ装置SU、その配設場所およびその被ケア者Obに関する備考を登録する備考フィールド2334とを備え、センサID(すなわち、センサ装置SU)ごとにレコードを持つ。
書式情報記憶部234は、前記書式情報を記憶するものである。前記書式情報は、実施したケアの内容をケア記録として入力するための記録書式に関する情報であり、前記記録書式は、予め規定された所定の様式(フォーマット、入力フォーム)として、ケアの種類に応じて複数、予め用意されている。
前記ケアの種類は、看護の実務や介護の実務等のケアの実務に応じて種々であり、任意である。例えば、前記ケアの種類として、定期性を有するケア、および、場所に依存するケア等が挙げられる。より具体的には、定期性を有するケアとして、日々実施される、モーニングケア(着替え、洗面および義歯装着等)、食事ケア(朝食ケア、昼食ケア、夕食ケア)、間食ケア、服薬ケア、歯磨きケア、水分補給ケア、バイタルチェック、イブニングケア(着替え、歯磨き、義歯外し、ベッド移乗等)、巡回、および、体位交換等、ならびに、曜日ごとや日にちごとに実施される、入浴ケア、リハビリ、レクリエーション、往診、身体清拭および体重測定等が挙げられる。場所に依存するケアとして、排泄ケア等が挙げられる。
これらケアは、例えばリビング、居室RM、トイレ、浴場およびナースステーション等の場所に依存したり、また例えば、看護師や介護士等、あるいは、当該ケアの担当者等のケア者に依存したりする。記録書式は、このようなケアの内容に応じて予め用意されており、例えば、モーニングケア用の記録書式、食事ケア用の記録書式、間食ケア用の記録書式、服薬ケア用の記録書式、歯磨きケア用の記録書式、および、水分補給ケア用の記録書式等がある。
食事ケア用記録書式画面64aは、食事ケア用の記録書式を表示する画面であって、実施した食事ケアの内容をケア記録として入力するための画面である。前記食事ケア用記録書式画面64aは、例えば、図6に示すように、メニューバー領域511と、対象者名を表示する対象者名表示領域631と、ケアの内容として入力すべき入力項目を表示して前記入力項目に応じたケアの内容をケア記録として入力するケア記録入力領域641aと、このケア記録を電子伝言板に転記するか否かの設定を入力する伝言板/特記チェックボックス(□)642と、「送信する」ボタン643とを備える。
食事ケア用の記録書式では、例えば、本実施形態では、前記入力項目として主食の摂取量、副食の摂取量、メモおよびケア実施時間であり、これらを入力するために、ケア記録入力領域641aは、主食量を入力するための主食量入力領域641a−1と、副食量を入力するための副食量入力領域641a−2と、メモを入力するための自由記述入力領域641a−3と、被ケア者Obがケアされた時刻を入力するためのケア実施時間入力領域641a−4とを備える。自由記述入力領域641a−3(自由記述欄の一例)には、定型文ボタン644(後述)が設けられている。
伝言板/特記チェックボックス642では、チェックの入力操作を受け付けると、伝言板/特記チェックボックス642内に「レ」が表示され、記録書式画面64(図6に示す例では食事ケア用記録書式画面64a)に入力された内容を電子伝言板に転記する指示が入力される。一方、チェックの入力操作を受け付けないと、伝言板/特記チェックボックス642内は、空欄で表示され、記録書式画面64(図6に示す例では食事ケア用記録書式画面64a)に入力された内容を電子伝言板に転記しないように設定する指示が入力される。
「送信する」ボタン643は、記録書式画面64(図6に示す例では当該食事ケア用記録書式画面64a)に入力された内容(図6に示す例では食事ケアの内容)を管理サーバ装置SVへ送信する指示を入力するためのボタンである。
図7のモーニングケア用記録書式画面64bは、モーニングケア用の記録書式を表示する画面であって、実施したモーニングケアの内容をケア記録として入力するための画面である。前記モーニングケア用記録書式画面64bは、例えば、図7に示すように、メニューバー領域511と、対象者名表示領域631と、ケアの内容として入力すべき入力項目を表示して前記入力項目に応じたケアの内容をケア記録として入力するケア記録入力領域641bと、伝言板/特記チェックボックス642と、「送信する」ボタン643とを備える。
モーニングケア用の記録書式では、例えば、本実施形態では、前記入力項目として更衣、整容、整髪、口腔ケア、洗面、離床、清拭およびその他の各項目、メモならびにケア実施時間であり、これらを入力するために、ケア記録入力領域641bは、更衣の有無を入力するための更衣入力チェックボックス(□)、整容の有無を入力するための整容入力チェックボックス(□)、整髪の有無を入力するための整髪入力チェックボックス(□)、口腔ケアの有無を入力するための口腔ケア入力チェックボックス(□)、洗面の有無を入力するための洗面入力チェックボックス(□)、離床の有無を入力するための離床入力チェックボックス(□)、清拭の有無を入力するための清拭入力チェックボックス(□)およびその他の有無を入力するためのその他入力チェックボックス(□)を備える項目領域641b−1と、メモを入力するための自由記述入力領域641b−2と、被ケア者Obがケアされた時刻を入力するためのケア実施時間入力領域641b−3とを備える。自由記述入力領域641b−2(自由記述欄の一例)には、定型文ボタン644(後述)が設けられている。
図7に示すモーニングケア用記録書式画面64bのケア記録入力領域641bにおける各領域641b−2、641b−3を入力操作(例えばタップ)すると、食事ケア用記録書式画面64aと同様に、当該領域641b−2、641b−3に入力すべきデータの属性(例えばテキストデータや時間データ等)に応じた、データの入力のためのサブウィンドウが当該モーニングケア用記録書式画面64bに重ねられて開くようになっている。
図8の排泄ケア用記録書式画面64cは、排泄用の記録書式を表示する画面であって、実施した排泄ケアの内容をケア記録として入力するための画面である。前記排泄ケア用記録書式画面64cは、例えば、図8に示すように、メニューバー領域511と、対象者名表示領域631と、ケアの内容として入力すべき入力項目を表示して前記入力項目に応じたケアの内容をケア記録として入力するケア記録入力領域641cと、伝言板/特記チェックボックス642と、「送信する」ボタン643とを備える。
排泄ケア用の記録書式では、例えば、本実施形態では、前記入力項目として排尿、便量、便質、メモならびにケア実施時間であり、これらを入力するために、ケア記録入力領域641cは、排尿の有無を入力するための排尿入力領域641c−1と、便量を入力するための便量入力領域641c−2と、便質を入力するための便質入力領域641c−3と、メモを入力するための自由記述入力領域641c−4と、被ケア者Obがケアされた時刻を入力するためのケア実施時間入力領域641c−5とを備える。自由記述入力領域641c−4(自由記述欄の一例)には、定型文ボタン644(後述)が設けられている。
図8に示す排泄ケア用記録書式画面64cのケア記録入力領域641cにおける各領域641c−1〜641c−5を入力操作(例えばタップ)すると、食事ケア用記録書式画面64aと同様に、当該領域641c−1〜641c−5に入力すべきデータの属性(例えばテキストデータや時間データ等)に応じた、データの入力のためのサブウィンドウが当該排泄ケア用記録書式画面64cに重ねられて開くようになっている。
ケア記録情報記憶部235は、前記ケア記録情報を記憶するものである。ケアの対象者である被ケア者名と、前記ケア記録の内容と、携帯端末装置TAの撮影機能によりケアに関連して撮影された画像を含む場合には当該画像と、が互いに関連付けられて前記ケア記録情報としてケア記録情報記憶部235に記憶される。このケア記録情報は、本実施形態ではテーブル形式でケア記録情報記憶部235に記憶されている。
このケア記録情報を登録するサーバ側ケア記録情報テーブル(SVケア記録情報テーブル)NR−SVは、例えば、図9に示されるように、被ケア者名を登録する被ケア者名フィールド2341と、ケアの内容を登録するケア内容フィールド2342と、画像が撮影された時刻を登録する撮影時刻フィールド2343と、撮影された画像が静止画の場合に静止画を登録する静止画フィールド2344と、撮影された画像が動画の場合に動画を登録する動画フィールド2345とを備え、ケアごとにレコードを備える。
ケア内容フィールド2342には、例えば、ケアの内容が記入された記録書式画面64(図6に示す例では食事ケア用記録書式画面64a)のファイル名、対応したイベント名等が登録されている。静止画フィールド2344、動画フィールド2345には、例えば、静止画、動画の画像データが登録されてもよく、また例えば、静止画、動画の画像データのファイル名が登録されてもよい。
図2に戻って、ユーザ情報記憶部236は、ユーザ情報を記憶するものである。本実施形態では、ユーザ情報は、携帯端末装置TAを保持するそれぞれのケア者(ユーザ)の情報である。このようなユーザ情報は、本実施形態では、テーブル形式でユーザ情報記憶部236に記憶される。このユーザ情報から、後述されるユーザリスト選択画面1500(図14)が生成される。
定型文情報記憶部237は、予め作成された定型文情報1000を記憶する。定型文情報1000は、本実施形態では、例えば、図10に示されるように、ケア項目欄1001と、登録定型文欄1002と、を含む。ケア項目欄1001は、ケアの種類を表す。登録定型文欄1002は、ケア項目欄1001のケアの種類に適合するように作成された定型文を含む。図10の例では、定型文情報1000は、ケア項目欄1001の「食事」に対応付けて、登録定型文欄1002に3種類の登録定型文を含み、ケア項目欄1001の「排泄」に対応付けて、登録定型文欄1002に3種類の登録定型文を含んでいる。
図2に戻って、SV制御処理部22は、管理サーバ装置SVの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、センサ装置SUから前記所定のイベントの通知を受けると、被ケア者Obに対する監視に関する監視情報を管理し、前記所定のイベントを所定の端末装置SP、TAへ通知し、クライアント(端末装置SP、TA)の要求に応じたデータを前記クライアントに提供し、ケア支援システムMS全体を管理するための回路である。
そして、本実施形態では、SV制御処理部22は、端末装置SP、TAから記録書式の要求を受信すると、要求された内容の記録書式を送信元の前記端末装置SP、TAへ返信する。SV制御処理部22は、記録書式を用いたケア記録を受信するとそのケア記録をSV記憶部23に保存する。SV制御処理部22は、例えば、CPU(Central Processing Unit)およびその周辺回路を備えて構成される。
SV制御処理部22は、前記制御処理プログラムが実行されることによって、サーバ側制御部(SV制御部)221、サーバ側監視処理部(SV監視処理部)222、書式配信処理部223、サーバ側ケア記録処理部(SVケア記録処理部)224、およびログイン認証処理部225を機能的に備える。ログイン認証処理部225については後述される。
SV制御部221は、管理サーバ装置SVの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、管理サーバ装置SVの全体制御を司るものである。
SV監視処理部222は、センサ装置SUから前記所定のイベントの通知を受信すると被ケア者Obに対する監視に関する監視情報を管理し、前記所定のイベントを所定の端末装置SP、TAへ報知するものである。より具体的には、SV監視処理部222は、センサ装置SUから前記第1イベント通知通信信号を受信すると、この受信した第1イベント通知通信信号に収容された、被ケア者Obに対する監視に関する監視情報をSV監視情報記憶部231に記憶する。
そして、SV監視処理部222は、この受信した第1イベント通知通信信号を送信したセンサ装置SUに対応する通知先を装置間情報記憶部232に記憶された前記通知先対応関係から選定し、この選定した端末装置SP、TAへ第2イベント通知通信信号を送信する。この選定処理は、前記受信した第1イベント通知通信信号を送信したセンサ装置SUに対応するセンサIDに基づいて実施される。
前記第2イベント通知通信信号には、前記第1イベント通知通信信号に収容されたイベント情報が前記所定の行動(起床、離床、転落および転倒のうちの1または複数)である場合には、第1イベント通知通信信号に収容されたセンサID、イベント情報および対象画像、ならびに、動画のダウンロード先として、第1イベント通知通信信号に収容されたセンサIDを持つセンサ装置SUに対応する通信アドレスが収容される。この通信アドレスは、前記受信した第1イベント通知通信信号を送信したセンサ装置SUに対応するセンサIDに基づいて通信アドレス対応関係から選定される。前記第1イベント通知通信信号に収容されたイベント情報が前記ナースコールである場合には、前記第2イベント通知通信信号には、第1イベント通知通信信号に収容されたセンサIDおよびイベント情報(ナースコール)が収容される。
書式配信処理部223は、端末装置SP、TAから記録書式の要求を受信すると、要求された内容の記録書式を送信元の前記端末装置SP、TAへ返信するものである。そして、本実施形態では、書式配信処理部223は、年月日時を計時する。
SVケア記録処理部224(定型文制御部の一例)は、端末装置SP、TAから記録書式を用いたケア記録を受信すると、そのケア記録をケア記録情報記憶部235に記憶するものである。
なお、管理サーバ装置SVは、図2に破線で示すように、必要に応じて、さらに、SV制御処理部22に接続され例えば各種コマンドや各種データ等を入力するサーバ側入力部(SV入力部)24、SV入力部24で入力された各種コマンドや各種データおよび被ケア者Obに対する監視に関する監視情報等を出力するサーバ側出力部(SV出力部)25、および、外部機器との間でデータの入出力を行うサーバ側インターフェース部(SVIF部)26等を備えても良い。このような管理サーバ装置SVは、例えば、通信機能付きのコンピュータによって構成可能である。
固定端末装置SP、携帯端末装置TAは、端末装置の一例に相当する。固定端末装置SPは、携帯端末装置TAと同様に動作するが、本実施形態では、主に携帯端末装置TAについて説明される。
固定端末装置SPは、本実施形態では、ナースステーションSTに配設され、ナースステーションSTのスタッフによって使用される。固定端末装置SPは、ネットワークNWを介して他の装置SU、SV、TAと通信する通信機能、所定の情報を表示する表示機能、および、所定の指示やデータを入力する入力機能等を備え、管理サーバ装置SVや携帯端末装置TAに与える所定の指示やデータを入力したり、センサ装置SUで得られた監視情報を表示したり等することによって、ケア支援システムMSのユーザインターフェース(UI)として機能する機器である。このような固定端末装置SPは、例えば、通信機能付きのコンピュータによって構成可能である。
携帯端末装置TAは、ネットワークNWを介して他の装置SV、SP、SUと通信する通信機能、所定の情報を表示する表示機能、所定の指示やデータを入力する入力機能、および、音声通話を行う通話機能等を備え、管理サーバ装置SVやセンサ装置SUに与える所定の指示やデータを入力したり、管理サーバ装置SVからの通知によってセンサ装置SUで得られた前記監視情報を表示したり、センサ装置SUとの間で音声通話によってナースコールの応答や声かけしたり等するための機器である。携帯端末装置TAは、施設のスタッフである、例えば看護師や介護士等のケア者(ユーザ)によって携行される。
このような携帯端末装置TAは、本実施形態では、例えば、図11に示すように、端末側通信インターフェース部(TA通信IF部)31と、端末側制御処理部(TA制御処理部)32と、端末側記憶部(TA記憶部)33と、端末側音入出力部(TA音入出力部)34と、端末側入力部(TA入力部)35と、端末側表示部(TA表示部)36と、端末側インターフェース部(TAIF部)37と、カメラ38とを備える。
TA音入出力部34は、TA制御処理部32に接続され、外部の音を取得して携帯端末装置TAに入力するための回路であって、TA制御処理部32の制御に従って音を表す電気信号に応じた音を生成して出力するための回路である。TA音入出力部34は、例えば、音の電気信号(音データ)を音の機械振動信号(音響信号)に変換するスピーカ等と、可聴領域の音の機械振動信号を電気信号に変換するマイクロフォン等とを備えて構成される。TA音入出力部34は、外部の音を表す電気信号をTA制御処理部32へ出力し、また、TA制御処理部32から入力された電気信号を音の機械振動信号に変換して出力する。
TA入力部35(入力部の一例に相当)は、TA制御処理部32に接続され、例えば、所定の操作を受け付け、携帯端末装置TAに入力する回路であり、例えば、所定の機能を割り付けられた複数の入力スイッチ等である。前記所定の操作には、例えば、ログインするためのユーザ名及び暗証番号の入力操作や、音声通話の要求操作およびその終了操作や、ライブでの動画の要求操作およびその終了操作や、前記通知されたイベントに関わる被ケア者Obに対する例えば救命、看護、介護および介助等の対応を実行する意思がある旨(“対応する”)の入力操作や、所定の記録書式を用いたケア記録の入力操作等の、監視する上で必要な各種操作等が含まれる。カメラ38は、撮像素子、シャッター等を含み、静止画又は動画を撮影する機能を有する。
TA表示部36(表示部の一例に相当)は、TA制御処理部32に接続され、TA制御処理部32の制御に従って、TA入力部35から入力された所定の操作内容や、ケア支援システムMSによって監視されている被ケア者Obに対する監視に関する前記監視情報や、ケア記録を入力するための記録書式や、カメラ38によって撮影された画像等を表示する回路であり、例えば液晶ディスプレイ(LCD)又は有機ELディスプレイ等の表示装置である。上記監視情報は、上述のように、例えば前記所定のイベント(センサ装置SUで検知した所定の行動の種類やナースコール装置NCで受け付けたナースコール)を表すイベント情報、被ケア者Obの画像(静止画および動画)、および、前記通知を受けた時刻等を含む。
そして、本実施形態では、TA入力部35およびTA表示部36からタッチパネルが構成されている。この場合において、TA入力部35は、例えば抵抗膜方式や静電容量方式等の操作位置を検出して入力する位置入力デバイスである。このタッチパネルでは、TA表示部36の表示面上に位置入力デバイスが設けられ、TA表示部36に入力可能な1または複数の入力内容の候補が表示され、例えば看護師や介護士等のユーザ(監視者)が、入力したい入力内容を表示した表示位置を触れると、位置入力デバイスによってその位置が検出され、検出された位置に表示された表示内容がユーザの操作入力内容として携帯端末装置TAに入力される。
TAIF部37は、TA制御処理部32に接続され、TA制御処理部32の制御に従って、外部機器との間でデータの入出力を行う回路であり、例えば、Bluetooth(登録商標)規格を用いたインターフェース回路、IrDA規格等の赤外線通信を行うインターフェース回路、および、USB規格を用いたインターフェース回路等である。
TA通信IF部31は、TA制御処理部32に接続され、TA制御処理部32の制御に従って通信を行うための通信回路である。TA通信IF部31は、例えば、IEEE802.11規格等のSV通信IF部21と同じ規格に従った通信インターフェース回路を備えて構成される。
TA記憶部33は、TA制御処理部32に接続され、TA制御処理部32の制御に従って、各種の所定のプログラムおよび各種の所定のデータを記憶する回路である。前記各種の所定のプログラムには、例えば、携帯端末装置TAの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御するTA制御プログラムや、被ケア者Obに対する監視に関する所定の情報処理を実行するTA監視処理プログラムや、TA音入出力部34等を用いることでセンサ装置SUとの間で音声通話を行う通話処理プログラムや、センサ装置SUから動画の配信を受け、前記配信を受けた動画をストリーミング再生でTA表示部36に表示するTAストリーミング処理プログラムや、所定の記録書式を用いたケア記録の入力処理を実行するTAケア記録処理プログラムや、ログイン処理を実行するログイン処理プログラムや、カメラ38を用いた撮影処理を実行する撮影処理プログラム等の制御処理プログラムが含まれる。
前記各種の所定のデータでは、自機の端末ID、被ケア者Obの前記監視情報、センサ装置SUに関するセンサ情報、および、TA表示部36に表示される画面情報等の各プログラムを実行する上で必要なデータ等が含まれる。TA記憶部33は、例えばROMやEEPROM等を備える。TA記憶部33は、前記所定のプログラムの実行中に生じるデータ等を記憶する、TA制御処理部32のワーキングメモリとなるRAM等を含む。
これら監視情報、センサ情報および画面情報それぞれを記憶するために、TA記憶部33は、端末側監視情報記憶部(TA監視情報記憶部)331、端末側センサ情報記憶部(TAセンサ情報記憶部)332および画面情報記憶部333を機能的に備える。また、TA記憶部33は、管理サーバ装置SVから送信された定型文情報1000を保存する定型文情報記憶部334を機能的に備える。
TA監視情報記憶部331は、前記監視情報を記憶するものである。本実施形態では、TA監視情報記憶部331は、前記監視情報として、管理サーバ装置SVから受信した第2イベント通知通信信号に収容されたセンサID、イベント情報(本実施形態では起床、離床、転落、転倒およびナースコール)、画像および動画のダウンロード先のセンサ装置SUの通信アドレス、ならびに、当該第2イベント通知通信信号の受信時刻および対処の有無等を互いに対応付けて記憶する。より具体的には、TA監視情報記憶部331は、図3に示すように、SV監視情報テーブルMT−SVと同様な端末側監視情報テーブル(TA監視情報テーブル)MT−TAに前記監視情報を記憶する。
TAセンサ情報記憶部332は、前記センサ情報を記憶するものである。TAセンサ情報記憶部332は、センサID、配設場所、被ケア者名および備考を互いに対応付けて記憶する。より具体的には、TAセンサ情報記憶部332は、図5に示すように、SVセンサ情報テーブルST−SVと同様な端末側センサ情報テーブル(TAセンサ情報テーブル)ST−TAに前記センサ情報を記憶する。
画面情報記憶部333は、前記画面情報を記憶するものである。画面情報記憶部333は、比較的多用する、例えば後述のログイン画面1400、待受け画面51、定型文選択画面2500等の電子ファイルを予め記憶したり、管理サーバ装置SVから受信した所定の記録書式画面64等の電子ファイルを記憶したりする。
TA制御処理部32は、携帯端末装置TAの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、被ケア者Obの前記監視情報を受けて表示し、ナースコールの応答や声かけするための回路である。そして、本実施形態では、TA制御処理部32は、所定の記録書式を用いたケア記録の入力処理を実行する。TA制御処理部32は、例えば、CPUおよびその周辺回路を備えて構成される。
TA制御処理部32は、制御処理プログラムが実行されることによって、端末側制御部(TA制御部)321、端末側監視処理部(TA監視処理部)322、通話処理部323、端末側ストリーミング処理部(TAストリーミング処理部)324、端末側ケア記録処理部(TAケア記録処理部)325、ログイン処理部326を機能的に備える。ログイン処理部326については後述される。
TA制御部321は、携帯端末装置TAの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、携帯端末装置TAの全体制御を司るものである。
TA監視処理部322は、被ケア者Obに対する監視に関する所定の情報処理を実行するものである。より具体的には、TA監視処理部322は、センサ装置SUによって送信された第1イベント通知通信信号、に起因して管理サーバ装置SVによって送信された第2イベント通知通信信号を受信した場合に、この受信した第2イベント通知通信信号に収容された各情報(各データ)に基づき、被ケア者Obの監視情報をTA監視情報記憶部331に記憶する。TA監視処理部322は、この受信した第2イベント通知通信信号に収容された各情報に応じた画面をTA表示部36に表示する。そして、TA監視処理部322は、TA入力部35から所定の入力操作を受け付けると、その入力操作に応じた所定の処理を実行する。
通話処理部323は、TA音入出力部34等を用いることでセンサ装置SUとの間で音声通話を行うものである。より具体的には、例えば、通話処理部323は、TA音入出力部34等を用い、第2イベント通知通信信号の送信の原因となった第1イベント通知通信信号を管理サーバ装置SVへ送信した送信元のセンサ装置SUとの間で例えばVoIP(Voice over Internet Protocol)によって音声通話を行う。
TAストリーミング処理部324は、センサ装置SUから動画(例えばライブの動画)の配信を受け、前記配信を受けた動画をストリーミング再生でTA表示部36に表示するものである。
TAケア記録処理部325は、所定の記録書式を用いたケア記録の入力処理を実行するものである。より具体的には、TAケア記録処理部325は、ケア記録の対象者を選択する対象者選択処理、記録書式を選択する書式選択処理、記録書式を管理サーバ装置SVに要求してTA表示部36に表示する書式要求表示処理、および、記録書式を用いたケア記録の入力をTA入力部35で受け付けて管理サーバ装置SVへ送信する記録処理の各処理を順次に実行する。このような携帯端末装置TAは、例えば、いわゆるタブレット型コンピュータやスマートフォンや携帯電話機等の、持ち運び可能な通信端末装置によって構成可能である。
(動作)
次に、本実施形態の動作について説明する。上記構成のケア支援システムMSでは、各装置SU、SV、SP、TAは、電源が投入されると、必要な各部の初期化を実行し、その稼働を始める。管理サーバ装置SVでは、その制御処理プログラムの実行によって、SV制御処理部22には、SV制御部221、SV監視処理部222、書式配信処理部223、SVケア記録処理部224、及びログイン認証処理部225が機能的に構成される。携帯端末装置TAでは、その制御処理プログラムの実行によって、TA制御処理部32には、TA制御部321、TA監視処理部322、通話処理部323、TAストリーミング処理部324、TAケア記録処理部325、ログイン処理部326が機能的に構成される。
次に、本実施形態の動作について説明する。上記構成のケア支援システムMSでは、各装置SU、SV、SP、TAは、電源が投入されると、必要な各部の初期化を実行し、その稼働を始める。管理サーバ装置SVでは、その制御処理プログラムの実行によって、SV制御処理部22には、SV制御部221、SV監視処理部222、書式配信処理部223、SVケア記録処理部224、及びログイン認証処理部225が機能的に構成される。携帯端末装置TAでは、その制御処理プログラムの実行によって、TA制御処理部32には、TA制御部321、TA監視処理部322、通話処理部323、TAストリーミング処理部324、TAケア記録処理部325、ログイン処理部326が機能的に構成される。
(ログイン)
図12は、携帯端末装置TAのログイン動作の一例を示すシーケンス図である。図13は、携帯端末装置TAに表示されるログイン画面の一例を示す図である。図14は、携帯端末装置TAに表示されるユーザリスト選択画面の一例を示す図である。図15は、携帯端末装置TAに表示される暗証番号入力画面の一例を示す図である。図16は、携帯端末装置TAに表示される待受け画面の一例を示す図である。図12〜図16を用いて、携帯端末装置TAのログイン動作が説明される。
図12は、携帯端末装置TAのログイン動作の一例を示すシーケンス図である。図13は、携帯端末装置TAに表示されるログイン画面の一例を示す図である。図14は、携帯端末装置TAに表示されるユーザリスト選択画面の一例を示す図である。図15は、携帯端末装置TAに表示される暗証番号入力画面の一例を示す図である。図16は、携帯端末装置TAに表示される待受け画面の一例を示す図である。図12〜図16を用いて、携帯端末装置TAのログイン動作が説明される。
携帯端末装置TAの電源が投入されると、オペレーティングシステムの起動後、携帯端末装置TAがケア支援システムMSの構成要素として動作する支援アプリケーションが自動的に起動する。そして、図12のステップS1200において、ログイン処理部326は、ログイン画面1400(図13)をTA表示部36に表示する。なお、携帯端末装置TAは、オペレーティングシステムの起動後の画面に表示されるケア支援システムMS用のアイコンを入力操作(タップ)することにより、支援アプリケーションが起動してログイン画面1400が表示されるように構成されていてもよい。ログイン画面1400は、図13に示されるように、「ログインユーザ選択」と表示されたユーザ選択欄1401と、暗証番号入力欄1402と、テンキー1403と、消去ボタン1404と、改行ボタン1405とを含む。
ユーザ選択欄1401が入力操作(タップ)されると、ログイン処理部326は、TA通信IF部31により、ユーザリストの送信依頼と携帯端末装置TAを特定する端末IDとを含む要求信号を管理サーバ装置SVに送信する。管理サーバ装置SVのSV通信IF部21が上記要求信号を受信すると、ログイン認証処理部225は、ユーザ情報記憶部236のユーザ情報を読み出す。ログイン認証処理部225は、読み出したユーザ情報を含む応答信号を、SV通信IF部21により、端末IDで特定される携帯端末装置TAに送信する。携帯端末装置TAのログイン処理部326は、TA通信IF部31により受信した応答信号から、ケア者(ユーザ)のリストを抽出する。そして、図12のステップS1205において、ログイン処理部326は、ユーザリスト選択画面1500(図14)を生成して、TA表示部36に表示する。ユーザリスト選択画面1500には、図14に示されるように、管理サーバ装置SVに登録されている携帯端末装置TAを保持するケア者(ユーザ)が列挙されている。
次に、図12のステップS1210において、ログイン処理部326は、TA入力部35を用いた、ユーザ情報、暗証番号の入力を受け付ける。すなわち、ユーザリスト選択画面1500において、自分の名前に対して入力操作(タップ)すると、図13のログイン画面1400において、ユーザ選択欄1401には、「ログインユーザ選択」に代えて自分の名前が入った状態になる。この状態で、テンキー1403を用いて、図15に示されるように、暗証番号が入力され、改行ボタン1405が入力操作(タップ)される。
すると、図12のステップS1215(要求送信ステップの一例)において、ログイン処理部326は、TA通信IF部31により、暗証番号と選択された自分の名前とを含む問合せ信号を管理サーバ装置SVに送信して、暗証番号が正しいか否かを問い合わせる。管理サーバ装置SVのSV通信IF部21が上記暗証番号を受信すると、ステップS1220において、ログイン認証処理部225は、受信した暗証番号と、予め登録されている名前と暗証番号とが対応付けられた登録情報とを照合する。ログイン認証処理部225は、照合結果が一致しているときは、ログインの認証が正常に終了したと判断する。
ログインの認証が正常に終了したと判断されると、ステップS1225において、管理サーバ装置SVのSV監視処理部222は、上記端末IDとケア者の氏名とを互いに対応付けてSV記憶部23に記憶する。ステップS1230において、ログイン認証処理部225は、ログインの認証が正常に終了したことを表す信号を含む応答信号を作成し、SV通信IF部21を介して、作成した応答信号をログインされた携帯端末装置TAに送信する。
ステップS1235において、管理サーバ装置SVのSVケア記録処理部224は、定型文情報記憶部237に保存されている定型文情報1000(図10)を読み出す。ステップS1240において、SVケア記録処理部224は、SV通信IF部21を介して、読み出した定型文情報1000をログインされた携帯端末装置TAに送信する。
ステップS1245(受信ステップの一例)において、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325は、送信された定型文情報1000を受信し、受信した定型文情報1000を定型文情報記憶部334に保存する。ステップS1250において、携帯端末装置TAのTA監視処理部322は、自機宛の通信信号を待ち受ける待受け画面51(図16)をTA表示部36に表示する。
この待受け画面51は、例えば、図16に示すように、メニューバーを表示するメニューバー領域511と、待ち受け中であることを表すメッセージ(例えば「通知はありません」)およびアイコンを表示する待受けメイン領域512と、現在時刻を表示する時刻領域513と、今日の年月日曜日を表示する年月日曜日領域514と、今、当該携帯端末装置TAにログインしているユーザ名を表示するユーザ名領域515とを備える。メニューバー領域511は、サブメニューボタン5111〜5114を含む。
(ケア記録動作の第1例)
図17〜図19は、ケア記録動作の第1例を示すシーケンス図である。図20は、携帯端末装置TAに表示される対象者選択画面の一例を示す図である。図21は、携帯端末装置TAに表示されるサブメニュー画面の一例を示す図である。図22は、携帯端末装置TAに表示される書式選択画面の一例を示す図である。図23は、携帯端末装置TAに表示される食事量選択画面の一例を示す図である。図24は、携帯端末装置TAに表示される数値入力画面の一例を示す図である。図25は、携帯端末装置TAに表示される定型文選択画面の一例を示す図である。図26は、定型文が記入された食事ケア用記録書式画面の一例を示す図である。図27は、定型文選択画面の別の例を示す図である。図28は、定型文が記入された排泄ケア用記録書式画面の一例を示す図である。図29は、携帯端末装置TAに表示されるテキスト入力画面の一例を示す図である。図2、図6、図8、図11、図17〜図29等を用いて、ケア記録動作の第1例が説明される。
図17〜図19は、ケア記録動作の第1例を示すシーケンス図である。図20は、携帯端末装置TAに表示される対象者選択画面の一例を示す図である。図21は、携帯端末装置TAに表示されるサブメニュー画面の一例を示す図である。図22は、携帯端末装置TAに表示される書式選択画面の一例を示す図である。図23は、携帯端末装置TAに表示される食事量選択画面の一例を示す図である。図24は、携帯端末装置TAに表示される数値入力画面の一例を示す図である。図25は、携帯端末装置TAに表示される定型文選択画面の一例を示す図である。図26は、定型文が記入された食事ケア用記録書式画面の一例を示す図である。図27は、定型文選択画面の別の例を示す図である。図28は、定型文が記入された排泄ケア用記録書式画面の一例を示す図である。図29は、携帯端末装置TAに表示されるテキスト入力画面の一例を示す図である。図2、図6、図8、図11、図17〜図29等を用いて、ケア記録動作の第1例が説明される。
図17のステップS1700において、携帯端末装置TAのTA表示部36には、待受け画面51(図16)が表示されている。待受け画面51において、TA入力部35を用いて、サブメニューボタン5112をケア者(ユーザ)が選択すると、ステップS1705において、TAケア記録処理部325は、そのサブメニューボタン5112の選択を受け付ける。ステップS1710において、TAケア記録処理部325は、TA通信IF部31を介して、サブメニューの選択情報としてサブメニューボタン5112が選択された情報を含む送信信号を、管理サーバ装置SVに送信する。
この送信信号を受信すると、ステップS1715において、管理サーバ装置SVのSVケア記録処理部224は、対象者選択画面62を作成する。ステップS1720において、SVケア記録処理部224は、SV通信IF部21を介して、作成した対象者選択画面62を携帯端末装置TAに送信する。ステップS1725において、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325は、管理サーバ装置SVから送信された対象者選択画面62をTA表示部36に表示する。
この対象者選択画面62は、選択可能な対象者を表示し、ケア記録の対象者を選択するための画面である。対象者選択画面62は、例えば、図20に示すように、メニューバー領域511と、選択可能な1または複数の対象者を一覧で表示する対象者表示領域622(622−1〜622−5)とを備える。対象者選択画面62は、管理サーバ装置SVのSVケア記録処理部224により、以下のようにして作成される。
対象者表示領域622に、選択可能な対象者を一覧で表示するために、SVセンサ情報記憶部233に記憶されたSVセンサ情報テーブルST−SV(図5)における被ケア者名フィールド2333および配設場所フィールド2332に登録されている被ケア者名および配設場所が各レコードから取り出される。そして、配設場所および被ケア者名がセットで、対象者表示領域622に、対象者選択画面62を正面視した場合に上から下へ順に所定の基準でソートされて一覧表示で表示される。ソートの基準は、任意であり、例えば、被ケア者名の50音順又はアルファベット順や、配設場所の部屋番号順等である。図20に示す例では、配設場所および被ケア者名の各セットは、配設場所の部屋番号順でソートされている。
なお、TA表示部36の表示領域より、対象者表示領域622が広く、配設場所および被ケア者名の各セットが全てTA表示部36の表示領域に表示できない場合には、例えばフリック(flick input)によってTA表示部36の表示領域に表示される対象者表示領域622の領域部分が変更され、TA表示部36の表示領域に表示されていない配設場所および被ケア者名のセットが表示できるようになっている。そして、この配設場所および被ケア者名の各セットを表示する個々の領域622−1〜622−5は、ケア者(携帯端末装置TAのユーザ)によって選択された対象者を、当該携帯端末装置TAに入力するための対象者選択ボタンでもある。
図17に戻って、対象者選択画面62がTA表示部36に表示された状態で、ステップS1730において、TA入力部35を用いた、配設場所および被ケア者名のセットを表示する領域622(つまり対象者選択ボタン)の入力操作が行われると、TAケア記録処理部325は、対象者の選択を受け付ける。TAケア記録処理部325は、この選択された対象者(被ケア者名)を、ケア記録の対象者としてTA記憶部33に保存する。そして、ステップS1735において、TAケア記録処理部325は、TA通信IF部31を介して、選択された対象者の情報を含む送信信号を管理サーバ装置SVに送信する。この送信信号を受信すると、ステップS1740において、管理サーバ装置SVのSVケア記録処理部224は、携帯端末装置TAから送信された、選択された対象者の情報を、ケア記録情報記憶部235に保存する。
一方、携帯端末装置TAでは、ステップS1745において、TAケア記録処理部325は、サブメニュー画面61を画面情報記憶部333から読み出して、TA表示部36に表示する。
サブメニュー画面61は、選択可能なサブメニューを表示し、サブメニューを選択するための画面である。サブメニュー画面61は、例えば図21に示すように、メニューバー領域511と、対象者表示領域610と、を含む。サブメニュー画面61は、さらに、サブメニューとして、「ケア実施入力」ボタン611と、「一時OFF状態変更」ボタン612と、「話す」ボタン613と、「戻る」ボタン614とを備える。
「ケア実施入力」ボタン611は、携帯端末装置TAからケア者によってケア記録を管理サーバ装置SVに記録する指示を、当該携帯端末装置TAに入力するためのボタンである。「一時OFF状態変更」ボタン612は、センサ装置SUによる監視を一時的に停止させる指示を、当該携帯端末装置TAに入力するためのボタンである。「話す」ボタン613は、対象者表示領域610に表示されている対象者と話をするために、携帯端末装置TAの電話機能を起動させる指示を、当該携帯端末装置TAに入力するためのボタンである。「戻る」ボタン614は、TA表示部36に表示されている画面を直前の画面(図21では、対象者選択画面62)に戻す指示を、当該携帯端末装置TAに入力するためのボタンである。
サブメニュー画面61(図21)がTA表示部36に表示された状態で、図18のステップS1800において、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325は、例えば、TA入力部35を用いた「ケア実施入力」ボタン611の選択を受け付ける。すると、ステップS1805において、TAケア記録処理部325は、TA通信IF部31により、「ケア実施入力」ボタン611が選択されたことを表す選択ボタン情報を含む送信信号を、管理サーバ装置SVに送信する。
この選択ボタン情報を受信すると、ステップS1810において、管理サーバ装置SVの書式配信処理部223は、書式情報記憶部234から、書式選択画面63(図22)を読み出す。ステップS1815において、書式配信処理部223は、SV通信IF部21を介して、読み出した書式選択画面63(図22)を含む送信信号を携帯端末装置TAに送信する。ステップS1820において、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325は、管理サーバ装置SVからの送信信号に含まれる書式選択画面63を、TA表示部36に表示する。
この書式選択画面63は、ケアの種類に応じて予め用意され選択可能な記録書式を表示し、記録書式を選択するための画面である。書式選択画面63は、例えば、図22に示すように、メニューバー領域511と、対象者選択画面62で選択された対象者名を表示する対象者名表示領域631と、選択可能な1または複数のケア項目の記録書式をそのケア項目の名称によりリスト形式で表示する書式表示領域632(632−1〜632−4)とを備える。
図22には、図20の対象者選択画面62において「101 NAME1」を表示する領域(対象者選択ボタン)622−1が入力操作された例が示されており、対象者名表示領域631には、「101 NAME1」が表示されている。
なお、この対象者名表示領域631は、対象者選択画面62を表示する指示を、当該携帯端末装置TAに入力するためのボタンでもある。したがって、対象者名表示領域631を入力操作することで、対象者選択画面62から対象者を変更できる。また、TA表示部36の表示領域より、書式表示領域632が広く、記録書式名が全てTA表示部36の表示領域に表示できない場合には、例えばフリック(flick input)によってTA表示部36の表示領域に表示される書式表示領域632の領域部分が変更され、TA表示部36の表示領域に表示されていない記録書式名が表示できるようになっている。
この記録書式名を表示する個々の書式表示領域632−1〜632−4は、ケア者によって選択された記録書式を、当該携帯端末装置TAに入力するための書式選択ボタンでもある。図22に示す例では、書式表示領域632は、食事ケア用の記録書式名として「食事」を表示する「食事」領域632−1と、水分補給ケア用の記録書式名として「水分」を表示する「水分」領域632−2と、排泄ケア用の記録書式名として「排泄」を表示する「排泄」領域632−3と、バイタルチェック用の記録書式名として「バイタル」を表示する「バイタル」領域632−4とを備える。
そして、前記「食事」領域632−1は、食事ケア用の記録書式の選択を、当該携帯端末装置TAに入力するためのボタンであり、前記「水分」領域632−2は、水分補給ケア用の記録書式の選択を、当該携帯端末装置TAに入力するためのボタンであり、前記「排泄」領域632−3は、排泄ケア用の記録書式の選択を、当該携帯端末装置TAに入力するためのボタンであり、前記「バイタル」領域632−4は、バイタルチェック用の記録書式の選択を、当該携帯端末装置TAに入力するためのボタンである。さらに、図22に示す例では、記録書式名を表示する個々の書式表示領域632−1〜632−4には、ケア記録の内容も表示されている。例えば、本日および前回におけるケア記録の各内容が表示されている。但し、書式選択画面63では、ケア記録の内容を表示しなくてもよい。なお、書式選択画面63にケア記録の内容を表示する場合には、TAケア記録処理部325は、必要な情報を管理サーバ装置SVに要求し、管理サーバ装置SVから受け取った情報を書式選択画面63に表示すればよい。
図18に戻って、書式選択画面63がTA表示部36に表示された状態で、ステップS1825において、TAケア記録処理部325は、TA入力部35を用いて、記録書式名を表示する書式表示領域632(書式選択ボタン)が入力操作されると、記録書式名の選択を受け付ける。ステップS1830において、TAケア記録処理部325は、自機の端末ID、選択された記録書式名を含む記録書式の要求信号を、TA通信IF部31を介して、管理サーバ装置SVへ送信する。
この要求信号を受信すると、ステップS1835において、管理サーバ装置SVの書式配信処理部223は、この要求信号に含まれる記録書式名に対応する記録書式の電子ファイルを、書式情報記憶部234から読み出す。ステップS1840において、書式配信処理部223は、読み出した記録書式の電子ファイルを含む返信信号を、要求信号の送信元の携帯端末装置TAへ、SV通信IF部21を介して送信する。ステップS1845において、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325は、管理サーバ装置SVから受信した返信信号に含まれる記録書式の電子ファイルを取り出し、この取り出した記録書式の電子ファイルを用いて、記録書式画面64をTA表示部36に表示する。
例えば、ステップS1825において、書式選択画面63の「食事」を表示する領域(書式選択ボタン)632−1が入力操作されると、ステップS1830において、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325は、食事ケア用の記録書式を要求する要求信号を管理サーバ装置SVへ送信する。ステップS1835において、管理サーバ装置SVの書式配信処理部223は、食事ケア用の記録書式の電子ファイルを書式情報記憶部234から読み出す。ステップS1840において、書式配信処理部223は、食事ケア用の記録書式の電子ファイルを含む返信信号を携帯端末装置TAに送信する。ステップS1845において、TAケア記録処理部325は、返信信号に含まれる食事ケア用記録書式の電子ファイルを取り出し、この取り出した記録書式の電子ファイルを用いて、食事ケア用記録書式画面64a(図6)をTA表示部36に表示する。
図19のステップS1900において、ケア者(ユーザ)が、TA表示部36に表示された記録書式画面64を参照し、TA入力部35を用いて、この記録書式画面64の入力項目に応じたケアの内容を入力すると、TAケア記録処理部325は、この入力を受け付ける。
上述のような、TA表示部36に食事ケア用記録書式画面64aが表示されている例では、ケア者(ユーザ)は、TA表示部36に表示された食事ケア用記録書式画面64aを参照し、この食事ケア用記録書式画面64aのケア記録入力領域641aにおける各領域641a−1〜641a−4に、TA入力部35を用いて食事ケアの内容を入力し、必要に応じて、伝言板/特記チェックボックス(□)642を入力操作する。
より詳しくは、本実施形態では、図6に示す食事ケア用記録書式画面64aのケア記録入力領域641aにおける各領域641a−1〜641a−4を入力操作(例えばタップ)すると、当該領域641a−1〜641a−4に入力すべきデータの属性(例えばテキストデータや数値データ等)に応じた、データの入力のためのサブウィンドウが当該食事ケア用記録書式画面64aに重ねられて開くようになっている。
例えば、主食量入力領域641a−1や副食量入力領域641a−2が入力操作されると、例えば図23に示す食事量選択画面71が当該食事ケア用記録書式画面64aに重ねられてTA表示部36に表示される。この食事量選択画面71は、食事の全体量(主食の全体量や副食の全体量)に対する被ケア者Obの摂取割合を、当該携帯端末装置TAに選択入力するための画面である。前記食事量選択画面71は、例えば図23に示すように、選択入力可能な互いに異なる複数の摂取割合を表示する摂取割合選択領域711と、「戻る」ボタン712とを備える。摂取割合選択領域711における各摂取割合を表示する各領域それぞれには、前記複数の摂取割合の中から1個の摂取割合を指定して入力するためのラジオボタン(○)が備えられている。図23に示す例では、0割のラジオボタンがチェックされており、0割が指定されて携帯端末装置TAに入力される。「戻る」ボタン712は、このサブウィンドウ(図23に示す例では食事量選択画面71)を閉じる指示を携帯端末装置TAに入力するためのボタンである。
また例えば、ケア実施時間入力領域641a−4が入力操作されると、例えば図24に示す数値入力画面73が当該食事ケア用記録書式画面64aに重ねられてTA表示部36に表示される。この数値入力画面73は、数値を、当該携帯端末装置TAに入力するための画面である。数値入力画面73は、例えば、図24に示すように、選択入力可能な互いに異なる複数の数値ボタン等を備える数値入力キーボード画面731を備える。
ケア者(ユーザ)は、食事量選択画面71において、TA入力部35を用いて、主食の摂取量を主食量入力領域641a−1に入力し、食事量選択画面71において、TA入力部35を用いて、副食の摂取量を副食量入力領域641a−2に入力し、数値入力画面73において、TA入力部35を用いて、ケアを実施した時刻をケア実施時間入力領域641a−4に入力し、必要に応じて、伝言板/特記チェックボックス(□)642を入力操作する。
図19に戻って、ステップS1905において、ケア者(ユーザ)が、TA入力部35を用いて、TA表示部36に表示されている記録書式画面64の定型文ボタン644を入力操作(例えばタップ)すると、TAケア記録処理部325は、この入力操作を受け付ける。ステップS1910において、TAケア記録処理部325は、定型文情報記憶部334に保存されている定型文情報1000(図10)から、TA表示部36に表示中の記録書式画面64に対応する定型文を読み出す。
ステップS1915(表示ステップの一例)において、TAケア記録処理部325は、読み出した定型文を用いて、定型文選択画面2500(図25)を作成し、作成した定型文選択画面2500(図25)をサブウィンドウとして、食事ケア用記録書式画面64aに重ねてTA表示部36に表示する。
例えば、TA表示部36に食事ケア用記録書式画面64a(図6)が表示されている場合に、定型文ボタン644が入力操作されると(ステップS1905)、TAケア記録処理部325は、定型文情報記憶部334に保存されている定型文情報1000(図10)から、ケア項目欄1001の「食事」に対応付けられている、登録定型文欄1002の3つの定型文を読み出す(ステップS1910)。
定型文選択画面2500は、例えば、図25に示されるように、メッセージ欄2501と、定型文表示欄2502と、「戻る」ボタン2503と、を含む。メッセージ欄2501には、「定型文を選択してください」という定型文の選択を促すメッセージが表示されている。定型文表示欄2502には、図25に示される例では、定型文情報1000(図10)のケア項目欄1001の「食事」に対応付けられている、登録定型文欄1002の3つの定型文が、表示されている。「戻る」ボタン2503は、TA表示部36に表示されているサブウィンドウ(定型文選択画面2500)を閉じる指示を、当該携帯端末装置TAに入力するためのボタンである。
図19に戻って、ステップS1920において、ケア者(ユーザ)が、TA入力部35を用いて、定型文選択画面2500(図25)の定型文表示欄2502に表示されている定型文の一つを入力操作(例えばタップ)すると、TAケア記録処理部325は、この入力操作を受け付ける。この入力操作を受け付けると、ステップS1925において、TAケア記録処理部325は、TA表示部36に表示する画面を、定型文選択画面2500(図25)から記録書式画面64に遷移させて、選択された定型文を、記録書式画面64の自由記述入力領域641a−3に表示する。
例えば、図25に示される例では、TA入力部35を用いて、定型文表示欄2502の定型文「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」が入力操作される(図19のステップS1920)。すると、図26に示されるように、食事ケア用記録書式画面64aの自由記述入力領域641a−3に、定型文「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」が表示される(図19のステップS1925)。
また、例えば、TA表示部36に排泄ケア用記録書式画面64c(図8)が表示されている場合に、図19のステップS1905において、定型文ボタン644の入力操作が受け付けられると、TAケア記録処理部325は、定型文情報記憶部334に保存されている定型文情報1000(図10)から、ケア項目欄1001の「排泄」に対応付けられている、登録定型文欄1002の3つの定型文を読み出す(ステップS1910)。そして、ステップS1915において、TAケア記録処理部325は、読み出した定型文を用いて、定型文選択画面2700(図27)を作成し、作成した定型文選択画面2700(図27)をサブウィンドウとして、排泄ケア用記録書式画面64cに重ねてTA表示部36に表示する。
例えば、図27に示される例では、TA入力部35を用いて、定型文表示欄2502の定型文「一人で歩いてトイレへ移動されました。」が入力操作される(図19のステップS1920)。すると、図28に示されるように、排泄ケア用記録書式画面64cの自由記述入力領域641c−4に、定型文「一人で歩いてトイレへ移動されました。」が表示される(図19のステップS1925)。
図19に戻って、ケア内容の入力が終了し、ステップS1930において、ケア者(ユーザ)が、TA入力部35を用いて、「送信する」ボタン643を入力操作すると、TAケア記録処理部325は、この入力操作を受け付ける。
「送信する」ボタン643の入力操作を受け付けると、ステップS1935において、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325は、自機の端末ID、選択され入力された対象者名(被ケア者名)、ならびに、記録書式画面64を用いて入力されたケア記録の内容(上述の例では食事ケア用記録書式画面64aを用いて入力された主食の摂取量、副食の摂取量、自由記述入力領域のメモ、ケア実施時間および伝言板/特記の許否)を収容する通信信号を、TA通信IF部31により、管理サーバ装置SVへ送信する。
管理サーバ装置SVは、SV通信IF部21により、この通信信号を受信すると、ステップS1940において、この受信した通信信号に収容された、対象者名(被ケア者名)とケア記録の内容(上述の例では主食の摂取量、副食の摂取量、自由記述入力領域のメモ、ケア実施時間および伝言板/特記の許否)とを互いに対応付けてケア記録情報記憶部235に記憶する。
ステップS1945において、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325は、待受け画面51(図16)をTA表示部36に表示して、ケア記録動作を終了する。
なお、図19のステップS1905において、ケア者(ユーザ)が、TA入力部35を用いて、自由記述入力領域641a−3の定型文ボタン644以外の領域を入力操作(例えばタップ)すると、TAケア記録処理部325は、この入力操作を受け付ける。そして、TAケア記録処理部325は、例えば図29に示されるように、テキスト入力画面72を食事ケア用記録書式画面64aに重ねてTA表示部36に表示する。このテキスト入力画面72は、文字を、当該携帯端末装置TAに入力するための画面である。テキスト入力画面72は、例えば、図29に示されるように、選択入力可能な互いに異なる複数の文字ボタン等を備える文字入力キーボード画面721を備える。テキスト入力画面72において、ケア者(ユーザ)は、TA入力部35を用いて、定型文と異なるメモを必要に応じて自由記述入力領域641a−3に入力することができる。
以上説明されたように、ケア記録動作の第1例では、携帯端末装置TAの定型文情報記憶部334には、管理サーバ装置SVから送信された、ケア項目欄1001、登録定型文欄1002を含む定型文情報1000(図10)が保存されている。TAケア記録処理部325は、TA表示部36に表示されている記録書式画面の種類に対応するケア項目欄1001のケア項目に対応付けられた定型文を、定型文情報1000の登録定型文欄1002から読み出し、定型文選択画面2500を作成して、TA表示部36に表示する。
このため、TA表示部36に表示されている記録書式画面の種類に適合する定型文のみが、定型文選択画面2500としてTA表示部36に表示される。したがって、自由記述入力領域にメモを記載する際に、ケア者は、TA表示部36に表示されている記録書式画面の種類に適合する定型文を容易に選択することができる。その結果、ケア記録動作の第1例は、ケア記録を作成するケア者を好適に支援することができる。
(ケア記録動作の第2例)
図30は、ケア記録動作の第2例を示すシーケンス図である。図31は、管理サーバ装置に記憶される定型文情報の一例を示す図である。図32は、自由記述入力領域にテキストが記入された例を示す図である。図33は、定型文候補が重ねて表示された例を示す図である。なお、図30の動作は、図17、図18の動作に続いて実行される。すなわち、ケア記録動作の第2例は、第1例と同様に図17、図18の動作を実行する。図30〜図33を用いて、ケア記録動作の第2例が、第1例と異なる点を中心に説明される。
図30は、ケア記録動作の第2例を示すシーケンス図である。図31は、管理サーバ装置に記憶される定型文情報の一例を示す図である。図32は、自由記述入力領域にテキストが記入された例を示す図である。図33は、定型文候補が重ねて表示された例を示す図である。なお、図30の動作は、図17、図18の動作に続いて実行される。すなわち、ケア記録動作の第2例は、第1例と同様に図17、図18の動作を実行する。図30〜図33を用いて、ケア記録動作の第2例が、第1例と異なる点を中心に説明される。
ケア記録動作の第2例では、管理サーバ装置SVの定型文情報記憶部237は、図31に示される定型文情報3100を記憶している。定型文情報3100は、例えば、図31に示されるように、見出し語欄3101と、登録定型文欄3102と、を含む。登録定型文欄3102には、定型文が登録されている。見出し語欄3101には、対応する登録定型文を構成する単語が記載されている。図31の例では、見出し語欄3101に記載された見出し語「ゆっくり」は、対応する登録定型文の文頭の単語であるが、これに限られない。見出し語は、登録定型文における文中等の文頭以外の単語でもよい。
ケア記録動作の第2例では、図12のステップS1235において、管理サーバ装置SVのSVケア記録処理部224は、定型文情報記憶部237に保存されている定型文情報3100(図31)を読み出す。図12のステップS1240において、SVケア記録処理部224は、SV通信IF部21を介して、読み出した定型文情報3100をログインされた携帯端末装置TAに送信する。図12のステップS1245において、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325は、受信した定型文情報3100を定型文情報記憶部334に保存する。
図30において、ステップS1900は図19のステップS1900と同じである。例えば食事ケア用記録書式画面64aがTA表示部36に表示された状態で、図30のステップS3000において、ケア者(ユーザ)が、TA入力部35を用いて、自由記述入力領域641a−3の定型文ボタン644以外の領域を入力操作(例えばタップ)すると、TAケア記録処理部325は、この入力操作を受け付ける。
ステップS3005において、TAケア記録処理部325は、例えば図29に示されるように、テキスト入力画面72を食事ケア用記録書式画面64aに重ねてTA表示部36に表示する。ステップS3010において、ケア者(ユーザ)が、TA入力部35を用いて、テキストを入力すると、TAケア記録処理部325は、このテキストの入力を受け付けて、例えば、図32に示されるように、自由記述入力領域641a−3に表示する。図32に示される例では、自由記述入力領域641a−3のテキスト領域645に、単語「ゆっくり」が表示されている。
図30に戻って、ステップS3015において、ケア者(ユーザ)が、TA入力部35を用いて、テキスト領域645を入力操作(例えばタップ)すると、TAケア記録処理部325は、この入力操作を受け付ける。ステップS3020において、TAケア記録処理部325は、定型文情報記憶部334に記憶されている定型文情報3100(図31)から、見出し語欄3101のうち、テキスト領域645に表示されたテキストに一致する単語に対応する登録定型文欄3102の定型文を読み出す。そして、TAケア記録処理部325は、読み出した定型文を自由記述入力領域641a−3の領域外の定型文候補表示領域646(図33)に表示する。
例えば、図32に示される例では、テキスト領域645に表示された「ゆっくり」は、定型文情報3100(図31)の見出し語欄3101の「ゆっくり」に一致している。このため、見出し語欄3101の「ゆっくり」に対応する登録定型文欄3102の「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」が、定型文情報3100(図31)から読み出される。そして、例えば、図33に示されるように、自由記述入力領域641a−3の領域外の定型文候補表示領域646に、「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」が表示される。
図30に戻って、ステップS3025において、ケア者(ユーザ)が、TA入力部35を用いて、定型文候補表示領域646に表示された定型文を入力操作(例えばタップ)すると、TAケア記録処理部325は、この入力操作を定型文の選択として受け付ける。ステップS3030において、TAケア記録処理部325は、例えば図26に示されるように、選択された定型文を自由記述入力領域641a−3に表示する。図30のステップS1930〜S1945は、図19のステップS1930〜S1945と同じである。
以上説明されたように、ケア記録動作の第2例では、携帯端末装置TAの定型文情報記憶部334には、管理サーバ装置SVから送信された、見出し語欄3101、登録定型文欄3102を含む定型文情報3100(図31)が保存されている。TAケア記録処理部325は、テキスト領域645(図32)に入力された単語に一致する定型文情報3100の見出し語欄3101の単語に対応付けられた、登録定型文欄3102の定型文を読み出す。TAケア記録処理部325は、読み出した定型文を、定型文候補表示領域646に表示する。
このため、ケア者は、定型文より少ない語数の単語をテキスト領域645(図32)に入力するだけで、所望の定型文を選択することができる。その結果、ケア記録動作の第2例は、ケア記録を作成するケア者を好適に支援することができる。
なお、上記ケア記録動作の第2例では、テキストの入力を受け付けて表示し(図30のステップS3010)、テキスト領域645への入力操作を受け付けると(図30のステップS3015)、対応する定型文を読み出して定型文候補領域646に定型文を表示しているが(図30のステップS3020)、これに限られず、ステップS3015を省略してもよい。
例えば、「ゆ」との1文字の入力操作を受け付けると(図30のステップS3015)、「ゆ」が含まれている定型文を読み出して定型文候補領域646に定型文を表示してもよい(図30のステップS3020)。例えば、「ゆっくり」との1単語の入力操作を受け付けると(図30のステップS3015)、自動的に、「ゆっくり」が含まれている定型文を読み出して定型文候補領域646に定型文を表示してもよい(図30のステップS3020)。
また、図33の例では、定型文候補領域646には、定型文が1つだけ表示されているが、定型文を2つ以上表示する場合には、図33の主食量入力領域641a−1の位置まで定型文候補領域646を広げて、定型文を並列表示できるようにしてもよい。定型文候補領域646を広げることに代えて又は加えて、例えばフリック(flick input)によって、定型文候補領域646に表示される定型文をスクロールするように構成してもよい。
(ケア記録動作の第3例)
図34は、ケア記録動作の第3例を示すシーケンス図である。図35は、管理サーバ装置に記憶される予測変換辞書の一例を示す図である。図36は、自由記述入力領域にテキストが記入された例を示す図である。図37は、予測変換文候補が重ねて表示された例を示す図である。図38は、選択された予測変換文が記入された食事ケア用記録書式画面の一例を示す図である。なお、図34の動作は、図17、図18の動作に続いて実行される。すなわち、ケア記録動作の第3例は、第1例と同様に図17、図18の動作を実行する。図34〜図38を用いて、ケア記録動作の第3例が、第1例と異なる点を中心に説明される。
図34は、ケア記録動作の第3例を示すシーケンス図である。図35は、管理サーバ装置に記憶される予測変換辞書の一例を示す図である。図36は、自由記述入力領域にテキストが記入された例を示す図である。図37は、予測変換文候補が重ねて表示された例を示す図である。図38は、選択された予測変換文が記入された食事ケア用記録書式画面の一例を示す図である。なお、図34の動作は、図17、図18の動作に続いて実行される。すなわち、ケア記録動作の第3例は、第1例と同様に図17、図18の動作を実行する。図34〜図38を用いて、ケア記録動作の第3例が、第1例と異なる点を中心に説明される。
ケア記録動作の第3例では、管理サーバ装置SVの定型文情報記憶部237は、図35に示される予測変換辞書3500を記憶している。予測変換辞書3500は、例えば、図35に示されるように、予測単語欄3501と、予測変換文欄3502と、を含む。予測単語欄3501には、変換文を予測する単語が設定されている。予測変換文欄3502には、予測単語欄3501の単語から予測される予測変換文が記載されている。図35の例では、予測単語欄3501に記載された単語「食欲」に対応して、4個の予測変換文が設定されている。
ケア記録動作の第3例では、図12のステップS1235において、管理サーバ装置SVのSVケア記録処理部224は、定型文情報記憶部237に保存されている予測変換辞書3500(図35)を読み出す。図12のステップS1240において、SVケア記録処理部224は、SV通信IF部21を介して、読み出した予測変換辞書3500をログインされた携帯端末装置TAに送信する。図12のステップS1245において、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325は、受信した予測変換辞書3500を定型文情報記憶部334に保存する。
図34において、ステップS1900は図19のステップS1900と同じである。図34のステップS3000,S3005は図30のステップS3000,S3005と同じである。ステップS3400において、ケア者(ユーザ)が、TA入力部35を用いて、テキストを入力すると、TAケア記録処理部325は、このテキストの入力を受け付け、漢字変換して、図36に示されるように、自由記述入力領域641a−3に表示する。図36に示される例では、自由記述入力領域641a−3のテキスト領域645に、単語「食欲」が表示されている。
図34に戻って、ステップS3405において、ケア者(ユーザ)が、TA入力部35を用いて、テキスト領域645を入力操作(例えばタップ)すると、TAケア記録処理部325は、この入力操作を受け付ける。ステップS3410において、TAケア記録処理部325は、定型文情報記憶部334に記憶されている予測変換辞書3500(図35)から、予測単語欄3501のうち、テキスト領域645に表示されたテキストに一致する単語に対応する予測変換文欄3502の予測変換文を読み出す。そして、TAケア記録処理部325は、読み出した予測変換文を自由記述入力領域641a−3の領域外の変換文候補表示領域647(図37)に表示する。
例えば、図36に示される例では、テキスト領域645に表示された「食欲」は、予測変換辞書3500(図35)の予測単語欄3501の「食欲」に一致している。このため、予測単語欄3501の「食欲」に対応する予測変換文欄3502に設定されている4個の予測変換文が、予測変換辞書3500(図35)から読み出される。そして、図37に示されるように、自由記述入力領域641a−3の領域外の変換文候補表示領域647に、読み出された4個の予測変換文が表示される。
なお、図37に示されるように、TA表示部36の表示領域より、変換文候補表示領域647が広く、読み出された4個の予測変換文が全てTA表示部36の表示領域に表示できない。そこで、図37の例では、例えばフリック(flick input)によってTA表示部36の表示領域に表示される変換文候補表示領域647の領域部分が変更され、TA表示部36の表示領域に表示されていない予測変換文が表示できるようになっている。
図34に戻って、ステップS3415において、ケア者(ユーザ)が、TA入力部35を用いて、変換文候補表示領域647に表示された予測変換文を入力操作(例えばタップ)すると、TAケア記録処理部325は、この入力操作を予測変換文の選択として受け付ける。ステップS3420において、TAケア記録処理部325は、例えば図38に示されるように、選択された予測変換文を自由記述入力領域641a−3に表示する。図38の例では、変換文候補表示領域647(図37)に表示された予測変換文のうち、「食欲はいつも通りでした。」との予測変換文が選択された例が示されている。図34のステップS1930〜S1945は、図19のステップS1930〜S1945と同じである。
以上説明されたように、ケア記録動作の第3例では、携帯端末装置TAの定型文情報記憶部334には、管理サーバ装置SVから送信された、予測単語欄3501、予測変換文欄3502を含む予測変換辞書3500(図35)が保存されている。TAケア記録処理部325は、テキスト領域645(図36)に入力されたテキストに一致する予測変換辞書3500の予測単語欄3501の単語に対応付けられた、予測変換文欄3502の予測変換文を読み出す。TAケア記録処理部325は、読み出した予測変換文を、変換文候補表示領域647に表示する。
このため、ケア者は、定型文より少ない語数の単語をテキスト領域645(図36)に入力するだけで、所望の予測変換文(定型文)を選択することができる。その結果、ケア記録動作の第3例は、ケア記録を作成するケア者を好適に支援することができる。
なお、予測変換辞書3500(図35)は、管理サーバ装置SVの定型文情報記憶部237に代えて、携帯端末装置TAの定型文情報記憶部334に、予め記憶されていてもよい。
(ケア記録動作の第4例)
図39は、ケア記録動作の第4例を示すシーケンス図である。図40は、管理サーバ装置に記憶される定型文情報の一例を示す図である。なお、図39の動作は、図17、図18の動作に続いて実行される。すなわち、ケア記録動作の第4例は、第1例と同様に図17、図18の動作を実行する。図39、図40を用いて、ケア記録動作の第4例が、第1例と異なる点を中心に説明される。
図39は、ケア記録動作の第4例を示すシーケンス図である。図40は、管理サーバ装置に記憶される定型文情報の一例を示す図である。なお、図39の動作は、図17、図18の動作に続いて実行される。すなわち、ケア記録動作の第4例は、第1例と同様に図17、図18の動作を実行する。図39、図40を用いて、ケア記録動作の第4例が、第1例と異なる点を中心に説明される。
ケア記録動作の第4例では、管理サーバ装置SVの定型文情報記憶部237は、図40に示される定型文情報4000を記憶している。定型文情報4000は、例えば、図40に示されるように、ケア項目欄4001と、登録定型文欄4002と、頻度欄4003と、を含む。ケア項目欄4001、登録定型文欄4002は、それぞれ、図10のケア項目欄1001、登録定型文欄1002、と同じである。頻度欄4003は、記録書式画面64のケア記録入力領域の自由記述入力領域において、対応する定型文が現在までに使用された回数を表す。図40の頻度欄4003の例では、現在までに、登録定型文「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」が20回使用され、登録定型文「食事中ときどきむせていました。」が8回使用され、登録定型文「大声を出していました。」が2回使用されたことが表されている。
ケア記録動作の第4例では、図12のステップS1235において、管理サーバ装置SVのSVケア記録処理部224は、定型文情報記憶部237に保存されている定型文情報4000(図40)を読み出す。図12のステップS1240において、SVケア記録処理部224は、SV通信IF部21を介して、読み出した定型文情報4000をログインされた携帯端末装置TAに送信する。図12のステップS1245において、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325は、受信した定型文情報4000を定型文情報記憶部334に保存する。
図39において、ステップS1900,S1905は、それぞれ、図19のステップS1900,S1905と同じである。図39のステップS3900において、TAケア記録処理部325は、定型文情報記憶部334に保存されている定型文情報4000(図40)から、TA表示部36に表示中の記録書式画面64に対応する定型文及び頻度を読み出す。例えば、TA表示部36に食事ケア用記録書式画面64a(図6)が表示されている場合には、図40のケア項目欄4001の「食事」に対応する3種類の定型文及び頻度が読み出される。
ステップS3905(表示ステップの一例)において、TAケア記録処理部325は、読み出した定型文及び頻度を用いて、定型文選択画面を作成し、作成した定型文選択画面をサブウィンドウとして、記録書式画面64(例えば図6の食事ケア用記録書式画面64a)に重ねてTA表示部36に表示する。
図40の例では、頻度欄4003に示される回数は、多い順に、「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」、「食事中ときどきむせていました。」、「大声を出していました。」になっている。そこで、TA表示部36に表示される定型文選択画面には、この多い順に、定型文が表示される。したがって、図40の例では、ステップS3905において、図25の定型文選択画面2500と同じ画面が、TA表示部36に表示される。
図39のステップS1920〜S1930は、それぞれ、図19のステップS1920〜S1930と同じである。ステップS3910において、TAケア記録処理部325は、自由記述入力領域に定型文が使用された場合には、定型文情報記憶部334に保存されている定型文情報4000の、使用された登録定型文に対応する頻度欄4003の回数を更新する。TAケア記録処理部325は、例えば、図25、図26に示されるように、登録定型文「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」が使用された場合には、図40において、対応する頻度欄4003の「20」を「21」に更新する。
図39のステップS1935〜S1945は、それぞれ、図19のステップS1935〜S1945と同じである。なお、自由記述入力領域に定型文が使用された場合には、ステップS1935(使用情報送信ステップの一例)で送信される通信信号は、使用された定型文を表す使用情報を含む。
ステップS3915において、SVケア記録処理部224は、ステップS1935で送信された通信信号に、使用情報が含まれている場合には、定型文情報記憶部237に保存されている定型文情報4000の、使用された登録定型文に対応する頻度欄4003の回数を更新する。
以上説明されたように、ケア記録動作の第4例では、携帯端末装置TAの定型文情報記憶部334には、管理サーバ装置SVから送信された、ケア項目欄4001、登録定型文欄4002、頻度欄4003を含む定型文情報4000(図40)が保存されている。TAケア記録処理部325は、TA表示部36に表示されている記録書式画面の種類に対応するケア項目欄4001のケア項目に対応付けられた定型文が、頻度欄4003に記載の回数の多い順に並べられた定型文選択画面を作成して、TA表示部36に表示する。
このため、TA表示部36に表示されている記録書式画面の種類に適合する定型文のうち最も多く使用された定型文が、TA表示部36に表示された定型文選択画面の最上段に表示される。現在までに多く使用された定型文は、今回も使用される可能性が高いと考えられる。したがって、自由記述入力領域にメモを記載する際に、ケア者は、使用される可能性の高い定型文を容易に選択することができる。その結果、ケア記録動作の第4例は、ケア記録を作成するケア者を好適に支援することができる。
上述のように、上記ケア記録動作の第4例の定型文選択画面では、頻度欄4003の回数が多い順に、定型文が上から並べられている。したがって、頻度欄4003の回数によって、定型文の優先順位が決められていると言うこともできる。
なお、上記ケア記録動作の第4例では、ケア項目欄4001(図40)のケア項目(ケアの種類)ごとに、頻度欄4003において定型文の使用回数が数えられているが、これに限られない。代替的に、ケア項目ごとに代えて又は加えて、被ケア者ごとに、定型文の使用回数が数えられてもよい。さらに代替的に、ケア項目ごとに代えて又は加えて、ケア者ごとに、定型文の使用回数が数えられてもよい。さらに代替的に、ケア項目ごとに、かつ被ケア者ごとに、かつケア者ごとに、定型文の使用回数が数えられてもよい。さらに代替的に、ケア項目等に関係なく、管理サーバ装置SVが管理する範囲の全体で、定型文の使用回数が数えられてもよい。
(ケア記録動作の第5例)
図41は、ケア記録動作の第5例を示すシーケンス図である。図42は、管理サーバ装置に記憶される定型文情報の一例を示す図である。なお、図41の動作は、図17、図18の動作に続いて実行される。すなわち、ケア記録動作の第5例は、第1例と同様に図17、図18の動作を実行する。図41、図42を用いて、ケア記録動作の第5例が、第1例と異なる点を中心に説明される。
図41は、ケア記録動作の第5例を示すシーケンス図である。図42は、管理サーバ装置に記憶される定型文情報の一例を示す図である。なお、図41の動作は、図17、図18の動作に続いて実行される。すなわち、ケア記録動作の第5例は、第1例と同様に図17、図18の動作を実行する。図41、図42を用いて、ケア記録動作の第5例が、第1例と異なる点を中心に説明される。
ケア記録動作の第5例では、管理サーバ装置SVの定型文情報記憶部237は、図42に示される定型文情報4200を記憶している。定型文情報4200は、例えば、図42に示されるように、被ケア者欄4201と、登録定型文欄4202と、使用歴欄4203と、を含む。被ケア者欄4201には、被ケア者の名前が記載されている。登録定型文欄4202には、被ケア者欄4201の被ケア者毎に、定型文が登録されている。
使用歴欄4203は、記録書式画面64のケア記録入力領域の自由記述入力領域における、対応する定型文の使用歴を表す。図42の例では、例えば、被ケア者「NAME1」のケア記録において、登録定型文「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」が前回使用され、登録定型文「食事中ときどきむせていました。」が1週間前に使用され、登録定型文「大声を出していました。」は使用されたことが無いことが表されている。
ケア記録動作の第5例では、図12のステップS1235において、管理サーバ装置SVのSVケア記録処理部224は、定型文情報記憶部237に保存されている定型文情報4200(図42)を読み出す。図12のステップS1242において、SVケア記録処理部224は、SV通信IF部21を介して、読み出した定型文情報4200をログインされた携帯端末装置TAに送信する。図12のステップS1245において、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325は、受信した定型文情報4200を定型文情報記憶部334に保存する。
図41において、ステップS1900,S1905は、それぞれ、図19のステップS1900,S1905と同じである。図41のステップS4100において、TAケア記録処理部325は、定型文情報記憶部334に保存されている定型文情報4200(図42)から、TA表示部36に表示中の被ケア者に対応する定型文及び使用歴を読み出す。例えば、TA表示部36に被ケア者「NAME1」の記録書式画面64が表示されている場合には、図42の被ケア者欄4201の「NAME1」に対応する3種類の定型文及び使用歴が読み出される。
ステップS4105(表示ステップの一例)において、TAケア記録処理部325は、読み出した定型文及び使用歴を用いて、定型文選択画面を作成し、作成した定型文選択画面をサブウィンドウとして、記録書式画面64(例えば図6の食事ケア用記録書式画面64a)に重ねてTA表示部36に表示する。
図42の例では、使用歴欄4203の記載から、TA表示部36に表示される定型文選択画面には、前回使用された「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」が最初に表示され、1週間前に使用された「食事中ときどきむせていました。」が次に表示され、使用されたことが無い「大声を出していました。」が最後に表示される。したがって、図42の例では、ステップS4105において、図25の定型文選択画面2500と同じ画面が、TA表示部36に表示される。
図41のステップS1920〜S1930は、それぞれ、図19のステップS1920〜S1930と同じである。ステップS4110において、TAケア記録処理部325は、自由記述入力領域に定型文が使用された場合には、定型文情報記憶部334に保存されている定型文情報4200の、使用された登録定型文に対応する使用歴欄4203の内容を更新する。TAケア記録処理部325は、例えば、図25、図26に示されるように、登録定型文「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」が使用された場合には、図42において、対応する使用歴欄4203の「前回」を、そのまま維持する。一方、登録定型文「食事中ときどきむせていました。」が使用された場合には、TAケア記録処理部325は、「食事中ときどきむせていました。」に対応する使用歴欄4203の「1週間前」を、「前回」に更新し、「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」に対応する使用歴欄4203の「前回」を、「前々回」に更新する。
図41のステップS1935〜S1945は、それぞれ、図19のステップS1935〜S1945と同じである。なお、自由記述入力領域に定型文が使用された場合には、ステップS1935(使用情報送信ステップの一例)で送信される通信信号は、使用された定型文を表す使用情報を含む。
ステップS4115において、SVケア記録処理部224は、ステップS1935で送信された通信信号に、使用情報が含まれている場合には、定型文情報記憶部237に保存されている定型文情報4200の登録定型文に対応する使用歴欄4203の内容を更新する。
以上説明されたように、ケア記録動作の第5例では、携帯端末装置TAの定型文情報記憶部334には、管理サーバ装置SVから送信された、被ケア者欄4201、登録定型文欄4202、使用歴欄4203を含む定型文情報4200(図42)が保存されている。TAケア記録処理部325は、TA表示部36に表示されている被ケア者に対応する定型文が、使用歴欄4203に記載の使用歴の近い順に並べられた定型文選択画面を作成して、TA表示部36に表示する。
このため、最も近い過去に使用された定型文が、TA表示部36に表示された定型文選択画面の最上段に表示される。最も近い過去に使用された定型文は、今回も使用される可能性が高いと考えられる。したがって、自由記述入力領域にメモを記載する際に、ケア者は、使用される可能性の高い定型文を容易に選択することができる。その結果、ケア記録動作の第5例は、ケア記録を作成するケア者を好適に支援することができる。
なお、図42では、定型文情報4200は、被ケア者欄4201を含み、使用歴欄4203は、被ケア者の使用歴を表しているが、これに限られない。例えば、定型文情報4200は、被ケア者欄4201に代えて、ケア者欄を含み、使用歴欄4203は、ケア者の使用歴を表してもよい。
(ケア記録動作の第6例)
図43は、ケア記録動作の第6例を示すシーケンス図である。図44は、管理サーバ装置に記憶される定型文情報の一例を示す図である。図45は、携帯端末装置TAに表示される分類選択画面の一例を示す図である。図46は、携帯端末装置TAに表示される定型文選択画面の一例を示す図である。なお、図43の動作は、図17、図18の動作に続いて実行される。すなわち、ケア記録動作の第6例は、第1例と同様に図17、図18の動作を実行する。図43〜図46を用いて、ケア記録動作の第6例が、第1例と異なる点を中心に説明される。
図43は、ケア記録動作の第6例を示すシーケンス図である。図44は、管理サーバ装置に記憶される定型文情報の一例を示す図である。図45は、携帯端末装置TAに表示される分類選択画面の一例を示す図である。図46は、携帯端末装置TAに表示される定型文選択画面の一例を示す図である。なお、図43の動作は、図17、図18の動作に続いて実行される。すなわち、ケア記録動作の第6例は、第1例と同様に図17、図18の動作を実行する。図43〜図46を用いて、ケア記録動作の第6例が、第1例と異なる点を中心に説明される。
ケア記録動作の第6例では、管理サーバ装置SVの定型文情報記憶部237は、図44に示される定型文情報4400を記憶している。定型文情報4400は、例えば、図44に示されるように、ケア項目欄4401と、分類欄4402と、登録定型文欄4403と、を含む。ケア項目欄4401には、ケアの種類が記載されている。分類欄4402には、定型文の内容ごとに設定された分類が記載されている。登録定型文欄4403には、分類欄4402の分類ごとに、予め定められた定型文が登録されている。
ケア記録動作の第6例では、図12のステップS1235において、管理サーバ装置SVのSVケア記録処理部224は、定型文情報記憶部237に保存されている定型文情報4400(図44)を読み出す。図12のステップS1244において、SVケア記録処理部224は、SV通信IF部21を介して、読み出した定型文情報4400をログインされた携帯端末装置TAに送信する。図12のステップS1245において、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325は、受信した定型文情報4400を定型文情報記憶部334に保存する。
図43において、ステップS1900,S1905は、それぞれ、図19のステップS1900,S1905と同じである。図43のステップS4300において、TAケア記録処理部325は、定型文情報記憶部334に保存されている定型文情報4400(図44)の分類欄4402を読み出し、読み出した分類欄4402の内容を用いて、分類選択画面4500(図45)を作成し、作成した分類選択画面4500をサブウィンドウとして、記録書式画面64(例えば図6の食事ケア用記録書式画面64a)に重ねてTA表示部36に表示する。
分類選択画面4500は、例えば、図45に示されるように、メッセージ欄4501と、分類表示欄4502と、「戻る」ボタン4503と、を含む。メッセージ欄4501には、「分類を選択してください」という分類の選択を促すメッセージが表示されている。分類表示欄4502には、図45に示される例では、「ケアの内容」、「被ケア者の様子」、「被ケア者の行動」の3つの分類が表示されている。「戻る」ボタン4503は、TA表示部36に表示されているサブウィンドウ(分類選択画面4500)を閉じる指示を、当該携帯端末装置TAに入力するためのボタンである。
図43に戻って、ステップS4305において、ケア者(ユーザ)が、TA入力部35を用いて、分類選択画面4500(図45)の分類表示欄4502に表示されている分類の一つを入力操作(例えばタップ)すると、TAケア記録処理部325は、この入力操作を、分類の選択として受け付ける。
この入力操作を受け付けると、ステップS4310(表示ステップの一例)において、TAケア記録処理部325は、選択された分類に属する定型文を定型文情報4400(図44)から読み出す。TAケア記録処理部325は、読み出した定型文を用いて定型文選択画面4600(図46)を作成し、作成した定型文選択画面4600をサブウィンドウとして、記録書式画面64(例えば図6の食事ケア用記録書式画面64a)に重ねてTA表示部36に表示する。
定型文選択画面4600は、例えば、図46に示されるように、定型文選択画面2500(図25)と同様に、メッセージ欄2501と、定型文表示欄2502と、「戻る」ボタン2503と、を含む。
図45の例では、分類選択画面4500のサブウィンドウが、食事ケア用記録書式画面64aに重ねてTA表示部36に表示されている。図45に示されるように、ステップS4305において、TA入力部35を用いて、例えば、分類表示欄4502の「被ケア者の様子」が選択される。「被ケア者の様子」が選択されると、TAケア記録処理部325は、定型文情報4400(図44)の、ケア項目欄4401が「食事」で、分類欄4402が「被ケア者の様子」に対応する定型文「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」を登録定型文欄4403から読み出す。そして、TAケア記録処理部325は、図46に示されるように、読み出した定型文「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」を、定型文選択画面4600の定型文表示欄2502に表示する。図43のステップS1920〜S1945は、それぞれ、図19のステップS1920〜S1945と同じである。
以上説明されたように、ケア記録動作の第6例では、携帯端末装置TAの定型文情報記憶部334には、管理サーバ装置SVから送信された、ケア項目欄4401、分類欄4402、登録定型文欄4403を含む定型文情報4400(図44)が保存されている。TAケア記録処理部325は、まず、分類欄4402に設定された分類を選択するための分類選択画面4500(図45)をTA表示部36に表示する。分類選択画面4500において分類が選択されると、TAケア記録処理部325は、TA表示部36に表示されている記録書式画面の種類に対応するケア項目欄4401のケアの種類と、分類選択画面4500において選択された分類と、に対応する定型文が並べられた定型文選択画面を作成して、TA表示部36に表示する。
このように、定型文情報4400(図44)は、ケア項目欄4401及び分類欄4402により定型文を階層的に備えるため、所望の定型文に容易に到達して選択することができる。その結果、ケア記録動作の第6例は、ケア記録を作成するケア者を好適に支援することができる。
(ケア記録動作の第7例)
図47は、ケア記録動作の第7例を示すシーケンス図である。図48は、管理サーバ装置に記憶される定型文情報の一例を示す図である。図49、図50は、それぞれ、携帯端末装置TAに表示される定型文選択画面の一例を示す図である。なお、図47の動作は、図17、図18の動作に続いて実行される。すなわち、ケア記録動作の第7例は、第1例と同様に図17、図18の動作を実行する。図47〜図50を用いて、ケア記録動作の第7例が、第1例と異なる点を中心に説明される。
図47は、ケア記録動作の第7例を示すシーケンス図である。図48は、管理サーバ装置に記憶される定型文情報の一例を示す図である。図49、図50は、それぞれ、携帯端末装置TAに表示される定型文選択画面の一例を示す図である。なお、図47の動作は、図17、図18の動作に続いて実行される。すなわち、ケア記録動作の第7例は、第1例と同様に図17、図18の動作を実行する。図47〜図50を用いて、ケア記録動作の第7例が、第1例と異なる点を中心に説明される。
ケア記録動作の第7例では、管理サーバ装置SVの定型文情報記憶部237は、図48に示される定型文情報4800を記憶している。定型文情報4800は、例えば、図48に示されるように、ケア項目欄4801と、登録定型文欄4802と、優先順位欄4803と、を含む。ケア項目欄4801は、ケアの種類を表す。優先順位欄4803は、対応する登録定型文欄4802の定型文の優先順位を表す。
ケア記録動作の第7例では、図12のステップS1235において、管理サーバ装置SVのSVケア記録処理部224は、定型文情報記憶部237に保存されている定型文情報4800(図48)を読み出す。図12のステップS1248において、SVケア記録処理部224は、SV通信IF部21を介して、読み出した定型文情報4800をログインされた携帯端末装置TAに送信する。図12のステップS1245において、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325は、受信した定型文情報4800を定型文情報記憶部334に保存する。
図47において、ステップS1900,S1905は、それぞれ、図19のステップS1900,S1905と同じである。図47のステップS4700において、TAケア記録処理部325は、定型文情報記憶部334に保存されている定型文情報4800(図48)から、TA表示部36に表示されている記録書式画面に対応する、登録定型文欄4802に設定されている定型文と、優先順位欄4803の優先順位とを読み出す。
ステップS4705(表示ステップの一例)において、TAケア記録処理部325は、読み出した優先順位の順に、読み出した定型文が並べられた定型文選択画面を作成し、作成した定型文選択画面をサブウィンドウとして、記録書式画面64に重ねてTA表示部36に表示する。
例えば、TA表示部36に、食事ケア用記録書式画面64a(図6)が表示されている場合には、TAケア記録処理部325は、ステップS4700において、「食事」ケアに対応する、登録定型文欄4802に登録されている定型文と、優先順位欄4803の優先順位と、を読み出す。そして、ステップS4705において、TAケア記録処理部325は、読み出した優先順位の順に、読み出した定型文が並べられた定型文選択画面4900(図49)を作成し、作成した定型文選択画面4900をサブウィンドウとして、食事ケア用記録書式画面64aに重ねてTA表示部36に表示する。
定型文選択画面4900は、例えば、図49に示されるように、定型文選択画面2500(図25)と同様に、メッセージ欄2501と、定型文表示欄2502と、「戻る」ボタン2503と、を含む。図49に示されるように、定型文選択画面4900の定型文表示欄2502には、定型文情報4800(図48)の「食事」ケアに対応する、登録定型文欄4802に登録された定型文が、優先順位欄4803の優先順位の順に、表示されている。
また、例えば、TA表示部36に、バイタルチェック用記録書式画面が表示されている場合には、TAケア記録処理部325は、ステップS4700において、「バイタル」チェックに対応する、登録定型文欄4802に登録されている定型文と、優先順位欄4803の優先順位と、を読み出す。そして、ステップS4705において、TAケア記録処理部325は、読み出した優先順位の順に、読み出した定型文が並べられた定型文選択画面5000(図50)を作成し、作成した定型文選択画面5000をTA表示部36に表示する。
定型文選択画面5000は、例えば、図50に示されるように、定型文選択画面2500(図25)と同様に、メッセージ欄2501と、定型文表示欄2502と、「戻る」ボタン2503と、を含む。図50に示されるように、定型文選択画面5000の定型文表示欄2502には、定型文情報4800(図48)の「バイタル」チェックに対応する、登録定型文欄4802に登録された定型文が、優先順位欄4803の優先順位の順に、表示されている。図47のステップS1920〜S1945は、それぞれ、図19のステップS1920〜S1945と同じである。
以上説明されたように、ケア記録動作の第7例では、携帯端末装置TAの定型文情報記憶部334には、管理サーバ装置SVから送信された、ケア項目欄4801、登録定型文欄4802、優先順位欄4803を含む定型文情報4800(図48)が保存されている。優先順位欄4803の優先順位は、ケア項目欄4801のケアの種類毎に定められている。TAケア記録処理部325は、TA表示部36に表示されている記録書式画面の種類に対応する定型文が、優先順位の順に並べられた定型文選択画面を作成して、TA表示部36に表示する。
定型文は、優先順位の順に使用される可能性が高いと考えられる。したがって、自由記述入力領域にメモを記載する際に、ケア者は、使用される可能性の高い定型文を容易に選択することができる。その結果、ケア記録動作の第7例は、ケア記録を作成するケア者を好適に支援することができる。
(ケア記録動作の第8例)
図51は、ケア記録動作の第8例を示すシーケンス図である。図52は、管理サーバ装置に記憶される定型文情報の一例を示す図である。図53は、携帯端末装置TAに表示される食事ケア用記録書式画面の一例を示す図である。図54は、携帯端末装置TAに表示される定型文選択画面の一例を示す図である。図55は、選択された定型文が記入された食事ケア用記録書式画面の一例を示す図である。図56は、管理サーバ装置に記憶される定型文情報の別の例を示す図である。なお、図51の動作は、図17、図18の動作に続いて実行される。すなわち、ケア記録動作の第8例は、第1例と同様に図17、図18の動作を実行する。図51〜図56を用いて、ケア記録動作の第8例が、第1例と異なる点を中心に説明される。
図51は、ケア記録動作の第8例を示すシーケンス図である。図52は、管理サーバ装置に記憶される定型文情報の一例を示す図である。図53は、携帯端末装置TAに表示される食事ケア用記録書式画面の一例を示す図である。図54は、携帯端末装置TAに表示される定型文選択画面の一例を示す図である。図55は、選択された定型文が記入された食事ケア用記録書式画面の一例を示す図である。図56は、管理サーバ装置に記憶される定型文情報の別の例を示す図である。なお、図51の動作は、図17、図18の動作に続いて実行される。すなわち、ケア記録動作の第8例は、第1例と同様に図17、図18の動作を実行する。図51〜図56を用いて、ケア記録動作の第8例が、第1例と異なる点を中心に説明される。
ケア記録動作の第8例では、管理サーバ装置SVの定型文情報記憶部237は、図52に示される定型文情報5200を記憶している。定型文情報5200は、例えば、図52に示されるように、被ケア者欄5201と、登録定型文欄5202と、を含む。被ケア者欄5201は、被ケア者名を表す。図52の例では、被ケア者名「NAME1」及び「NAME2」が示されている。登録定型文欄5202には、被ケア者欄5201の被ケア者名に対応付けられた定型文が登録されている。図52の例では、登録定型文欄5202は、被ケア者欄5201の被ケア者名「NAME1」及び「NAME2」に対応付けて、それぞれ、3個の定型文が登録されている。
ケア記録動作の第8例では、図12のステップS1235において、管理サーバ装置SVのSVケア記録処理部224は、定型文情報記憶部237に保存されている定型文情報5200(図52)を読み出す。図12のステップS1252において、SVケア記録処理部224は、SV通信IF部21を介して、読み出した定型文情報5200をログインされた携帯端末装置TAに送信する。図12のステップS1245において、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325は、受信した定型文情報5200を定型文情報記憶部334に保存する。
図51において、ステップS1900,S1905は、それぞれ、図19のステップS1900,S1905と同じである。図51のステップS5100において、TAケア記録処理部325は、定型文情報記憶部334に保存されている定型文情報5200(図52)から、TA表示部36に表示されている被ケア者名に対応する定型文を読み出す。図51のステップS1915〜S1945は、それぞれ、図19のステップS1915〜S1945と同じである。
図6に示される被ケア者名「NAME1」の食事ケア用記録書式画面64aがTA表示部36に表示されている場合には、ステップS5100において、TAケア記録処理部325は、定型文情報5200(図52)から、被ケア者名「NAME1」に対応する定型文「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」、「食事中ときどきむせていました。」、「大声を出していました。」を読み出す。
TAケア記録処理部325は、ステップS1915において、定型文選択画面2500(図25)をサブウィンドウとして、被ケア者名「NAME1」の食事ケア用記録書式画面64aに重ねてTA表示部36に表示する。ステップS1920において、定型文「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」が選択されると、TAケア記録処理部325は、ステップS1925において、図26に示されるように、定型文「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」を自由記述入力領域641a−3に表示する。
一方、図53に示される被ケア者名「NAME2」の食事ケア用記録書式画面64aがTA表示部36に表示されている場合には、ステップS5100において、TAケア記録処理部325は、定型文情報5200(図52)から、被ケア者名「NAME2」に対応する定型文「お一人で召し上がりました。」、「スタッフの全介助で召し上がりました。」、「ご家族と一緒に召し上がりました。」を読み出す。
TAケア記録処理部325は、ステップS1915において、定型文選択画面5400(図54)をサブウィンドウとして、被ケア者名「NAME2」の食事ケア用記録書式画面64aに重ねてTA表示部36に表示する。ステップS1920において、定型文「お一人で召し上がりました。」が選択されると、TAケア記録処理部325は、ステップS1925において、図55に示されるように、定型文「お一人で召し上がりました。」を自由記述入力領域641a−3に表示する。
以上説明されたように、ケア記録動作の第8例では、携帯端末装置TAの定型文情報記憶部334には、管理サーバ装置SVから送信された、被ケア者欄5201、登録定型文欄5202を含む定型文情報5200(図52)が保存されている。TAケア記録処理部325は、TA表示部36に表示されている被ケア者に対応する定型文を読み出して定型文選択画面を作成し、TA表示部36に表示する。
同じ被ケア者であれば、同じ定型文が使用される可能性が高いと考えられる。したがって、自由記述入力領域にメモを記載する際に、ケア者は、使用される可能性の高い定型文を容易に選択することができる。その結果、ケア記録動作の第8例は、ケア記録を作成するケア者を好適に支援することができる。
なお、図52では、定型文情報5200は、被ケア者欄5201を含み、登録定型文欄5202は、被ケア者欄5201の被ケア者名に対応付けられた定型文を含んでいるが、これに限られない。例えば、図56に示されるように、定型文情報5600は、ケア者欄5601と、登録定型文欄5602と、を含んでもよい。登録定型文欄5602は、ケア者欄5601のケア者名に対応付けられた定型文を含んでもよい。
この場合、例えば、待受け画面51(図16)のユーザ名領域515に示されるように携帯端末装置TAにログインしているユーザ名が「スタッフNA」のときは、TAケア記録処理部325は、ステップS5100(図51)において、定型文情報5600(図56)から、被ケア者名「NA」に対応する定型文「ゆっくりおいしそうに召し上がりました。」、「食事中ときどきむせていました。」、「大声を出していました。」を読み出してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、定型文情報記憶部に記憶されている定型文を用いて、自由記述欄の記述を容易に行うことができる。
(変形された実施形態)
(1)上記実施形態では、図12のステップS1240において、管理サーバ装置SVから携帯端末装置TAに定型文情報が送信されている。但し、図12のシーケンス図では省略されているが、その後も、例えば0.5秒ごとに、管理サーバ装置SVと携帯端末装置TAとの間で通信が行われ、常に、定型文情報が管理サーバ装置SVから携帯端末装置TAに送信されている。このため、管理サーバ装置SVにおいて定型文情報が更新された場合でも、携帯端末装置TAは、常に最新の定型文情報を記憶することができる。
(1)上記実施形態では、図12のステップS1240において、管理サーバ装置SVから携帯端末装置TAに定型文情報が送信されている。但し、図12のシーケンス図では省略されているが、その後も、例えば0.5秒ごとに、管理サーバ装置SVと携帯端末装置TAとの間で通信が行われ、常に、定型文情報が管理サーバ装置SVから携帯端末装置TAに送信されている。このため、管理サーバ装置SVにおいて定型文情報が更新された場合でも、携帯端末装置TAは、常に最新の定型文情報を記憶することができる。
なお、図12のステップS1240においてのみ、管理サーバ装置SVから携帯端末装置TAに定型文情報が送信され、その後は、管理サーバ装置SVから携帯端末装置TAに定型文情報が送信されない構成でもよい。
(2)上記実施形態では、図12のステップS1240において、管理サーバ装置SVから携帯端末装置TAに定型文情報が送信され、その後、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325が、定型文に関する制御を実行しているが、これに限られず、管理サーバ装置SVから携帯端末装置TAに定型文情報を送信しなくてもよい。例えば0.5秒ごとに、管理サーバ装置SVと携帯端末装置TAとの間で通信を行って、管理サーバ装置SVのSVケア記録処理部224が、定型文に関する必要な情報をリアルタイムで携帯端末装置TAに送信し、SVケア記録処理部224が定型文に関する制御を実行してもよい。この場合、携帯端末装置TAのTAケア記録処理部325は、管理サーバ装置SVから送信された情報をTA表示部36に表示する制御のみを行えばよい。
本明細書は、上記のように様々な態様の技術を開示しているが、そのうち主な技術を以下に纏める。
第1態様に係る、
ケア内容が記録されたケア記録を管理する中央処理装置と、入力部を含み、前記中央処理装置と通信可能に接続される端末装置と、を備え、前記ケア記録の作成を支援するケア支援システムの前記中央処理装置は、
任意の文字を記述可能で前記ケア記録に含まれる自由記述欄への記述に使用することが可能な定型文と、前記ケアに関連する項目であるケア関連項目と、を互いに対応付けて記憶する定型文情報記憶部と、
前記入力部を用いて生成された定型文要求を前記端末装置から受信すると、前記定型文と前記ケア関連項目とを、前記定型文情報記憶部から読み出して前記端末装置へ送信する定型文制御部と、
を備えるものである。
ケア内容が記録されたケア記録を管理する中央処理装置と、入力部を含み、前記中央処理装置と通信可能に接続される端末装置と、を備え、前記ケア記録の作成を支援するケア支援システムの前記中央処理装置は、
任意の文字を記述可能で前記ケア記録に含まれる自由記述欄への記述に使用することが可能な定型文と、前記ケアに関連する項目であるケア関連項目と、を互いに対応付けて記憶する定型文情報記憶部と、
前記入力部を用いて生成された定型文要求を前記端末装置から受信すると、前記定型文と前記ケア関連項目とを、前記定型文情報記憶部から読み出して前記端末装置へ送信する定型文制御部と、
を備えるものである。
この第1態様では、任意の文字を記述可能でケア記録に含まれる自由記述欄への記述に使用することが可能な定型文と、ケアに関連する項目であるケア関連項目と、が互いに対応付けて定型文情報記憶部に記憶されている。入力部を用いて生成された定型文要求を端末装置から受信すると、定型文とケア関連項目とが、定型文情報記憶部から読み出されて端末装置へ送信される。このため、第1態様によれば、端末装置のユーザは、ケア関連項目に適合する定型文を用いて、自由記述欄の記述を容易に行うことができる。
上記第1態様において、前記定型文制御部は、前記端末装置からのログイン認証の要求を前記定型文要求として受信してもよく、前記ログイン認証が正常に終了すると、前記定型文と前記ケア関連項目とを、前記ログイン認証が正常に終了した前記端末装置へ送信してもよい。
上記第1態様において、例えば、前記定型文情報記憶部は、前記ケアの種類、被ケア者、及びケア者のうちの少なくとも一つを、前記ケア関連項目として、前記定型文に対応付けて記憶してもよい。
この態様では、例えば、ケアの種類が、定型文に対応付けて記憶されているときは、端末装置のユーザは、ケアの種類に適合する定型文を用いて、自由記述欄の記述を容易に行うことができる。また、例えば、被ケア者が、定型文に対応付けて記憶されているときは、端末装置のユーザは、被ケア者に適合する定型文を用いて、自由記述欄の記述を容易に行うことができる。また、例えば、ケア者が、定型文に対応付けて記憶されているときは、端末装置のユーザは、ケア者に適合する定型文を用いて、自由記述欄の記述を容易に行うことができる。
上記第1態様において、例えば、前記定型文情報記憶部は、さらに、前記自由記述欄への記述に使用された頻度を表す使用頻度情報を、前記定型文に対応付けて記憶してもよい。前記定型文制御部は、前記定型文及び前記ケア関連項目に加えて、前記定型文に対応付けて記憶された前記使用頻度情報を前記端末装置へ送信し、かつ、前記端末装置へ送信した前記定型文が前記自由記述欄への記述に使用されたことを表す使用情報を前記端末情報から受信すると、前記使用された定型文に対応付けられて前記定型文情報記憶部に記憶されている前記使用頻度情報を更新してもよい。
この態様では、定型文及びケア関連項目に加えて、定型文に対応付けて記憶された、自由記述欄への記述に使用された頻度を表す使用頻度情報が、端末装置へ送信される。したがって、この態様によれば、使用頻度情報を用いて、端末装置における、定型文の例えば表示態様を変更することができる。また、端末装置へ送信した定型文が自由記述欄への記述に使用されたことを表す使用情報を端末情報から受信すると、使用された定型文に対応付けられて定型文情報記憶部に記憶されている使用頻度情報が更新される。このため、定型文情報記憶部は、常に正確な使用頻度情報を記憶することができる。
上記第1態様において、例えば、前記定型文情報記憶部は、さらに、前記自由記述欄への記述に使用された時期を表す使用歴情報を、前記定型文に対応付けて記憶してもよい。前記定型文制御部は、前記定型文及び前記ケア関連項目に加えて、前記定型文に対応付けて記憶された前記使用歴情報を前記端末装置へ送信し、かつ、前記端末装置へ送信した前記定型文が前記自由記述欄への記述に使用されたことを表す使用情報を前記端末装置から受信すると、前記使用された定型文に対応付けられて前記定型文情報記憶部に記憶されている前記使用歴情報を更新してもよい。
この態様では、定型文及びケア関連項目に加えて、定型文に対応付けて記憶された、自由記述欄への記述に使用された時期を表す使用歴情報が、端末装置へ送信される。したがって、この態様によれば、使用歴情報を用いて、端末装置における、定型文の例えば表示態様を変更することができる。また、端末装置へ送信した定型文が自由記述欄への記述に使用されたことを表す使用情報を端末情報から受信すると、使用された定型文に対応付けられて定型文情報記憶部に記憶されている使用歴情報が更新される。このため、定型文情報記憶部は、常に正確な使用歴情報を記憶することができる。
上記第1態様において、例えば、前記定型文情報記憶部は、複数の前記定型文を記憶し、前記ケア関連項目として前記ケアの種類を前記複数の定型文にそれぞれ対応付けて記憶し、かつ、前記複数の定型文を前記ケアの種類ごとに更に複数の分類項目に分類して記憶してもよい。
この態様では、ケア関連項目としてケアの種類が複数の定型文にそれぞれ対応付けて記憶され、かつ、複数の定型文が、ケアの種類ごとに更に複数の分類項目に分類して記憶されている。したがって、この態様によれば、複数の定型文を階層的に記憶することができる。
上記第1態様において、例えば、前記定型文情報記憶部は、複数の前記定型文を記憶し、かつ、前記ケア関連項目として前記ケアの種類ごとに予め設定された優先順位を、前記複数の定型文にそれぞれ対応付けて記憶してもよい。前記定型文制御部は、前記複数の定型文と、前記複数の定型文に対応付けて記憶された前記ケアの種類ごとに予め設定された優先順位と、を前記端末装置へ送信してもよい。
この態様では、ケア関連項目としてケアの種類ごとに予め設定された優先順位が、複数の定型文にそれぞれ対応付けて記憶されている。複数の定型文と、複数の定型文に対応付けて記憶されたケアの種類ごとに予め設定された優先順位と、が端末装置へ送信される。したがって、この態様によれば、優先順位を用いて、ケアの種類ごとに、端末装置における、複数の定型文の例えば表示順を変更することができる。
第2態様に係る、
ケア内容が記録されたケア記録を管理する中央処理装置と、表示部及び入力部を含み、前記中央処理装置と通信可能に接続される端末装置と、を備え、前記ケア記録の作成を支援するケア支援システムの前記端末装置を制御する制御方法は、
任意の文字を記述可能で前記ケア記録に含まれる自由記述欄への記述に使用することが可能な定型文と、前記ケアに関連する項目であるケア関連項目と、を互いに対応付けて記憶する定型文情報記憶部を含む前記中央処理装置へ、前記入力部を用いて生成された前記定型文の要求を送信する要求送信ステップと、
前記要求送信ステップにおいて送信された前記要求に応じて前記中央処理装置から送信された前記定型文及び前記ケア関連項目を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信された前記定型文を、前記自由記述欄への記述に使用するか否かを選択可能に前記表示部に表示する表示ステップと、
前記定型文が前記自由記述欄への記述に使用すると選択されると、前記選択された定型文が前記自由記述欄への記述に使用されたことを表す使用情報を前記中央処理装置へ送信する使用情報送信ステップと、
を備えるものである。
ケア内容が記録されたケア記録を管理する中央処理装置と、表示部及び入力部を含み、前記中央処理装置と通信可能に接続される端末装置と、を備え、前記ケア記録の作成を支援するケア支援システムの前記端末装置を制御する制御方法は、
任意の文字を記述可能で前記ケア記録に含まれる自由記述欄への記述に使用することが可能な定型文と、前記ケアに関連する項目であるケア関連項目と、を互いに対応付けて記憶する定型文情報記憶部を含む前記中央処理装置へ、前記入力部を用いて生成された前記定型文の要求を送信する要求送信ステップと、
前記要求送信ステップにおいて送信された前記要求に応じて前記中央処理装置から送信された前記定型文及び前記ケア関連項目を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信された前記定型文を、前記自由記述欄への記述に使用するか否かを選択可能に前記表示部に表示する表示ステップと、
前記定型文が前記自由記述欄への記述に使用すると選択されると、前記選択された定型文が前記自由記述欄への記述に使用されたことを表す使用情報を前記中央処理装置へ送信する使用情報送信ステップと、
を備えるものである。
第3態様に係る、
ケア内容が記録されたケア記録を管理する中央処理装置と、表示部及び入力部を含み、前記中央処理装置と通信可能に接続された端末装置と、を備え、前記ケア記録の作成を支援するケア支援システムの前記端末装置に用いられるプログラムは、
前記端末装置のコンピュータに、
任意の文字を記述可能で前記ケア記録に含まれる自由記述欄への記述に使用することが可能な定型文と、前記ケアに関連する項目であるケア関連項目と、を互いに対応付けて記憶する定型文情報記憶部を含む前記中央処理装置へ、前記入力部を用いて生成された前記定型文の要求を送信する要求送信ステップと、
前記要求送信ステップにおいて送信された前記要求に応じて前記中央処理装置から送信された前記定型文及び前記ケア関連項目を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信された前記定型文を、前記自由記述欄への記述に使用するか否かを選択可能に前記表示部に表示する表示ステップと、
前記定型文が前記自由記述欄への記述に使用すると選択されると、前記選択された定型文が前記自由記述欄への記述に使用されたことを表す使用情報を前記中央処理装置へ送信する使用情報送信ステップと、
を実行させるものである。
ケア内容が記録されたケア記録を管理する中央処理装置と、表示部及び入力部を含み、前記中央処理装置と通信可能に接続された端末装置と、を備え、前記ケア記録の作成を支援するケア支援システムの前記端末装置に用いられるプログラムは、
前記端末装置のコンピュータに、
任意の文字を記述可能で前記ケア記録に含まれる自由記述欄への記述に使用することが可能な定型文と、前記ケアに関連する項目であるケア関連項目と、を互いに対応付けて記憶する定型文情報記憶部を含む前記中央処理装置へ、前記入力部を用いて生成された前記定型文の要求を送信する要求送信ステップと、
前記要求送信ステップにおいて送信された前記要求に応じて前記中央処理装置から送信された前記定型文及び前記ケア関連項目を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信された前記定型文を、前記自由記述欄への記述に使用するか否かを選択可能に前記表示部に表示する表示ステップと、
前記定型文が前記自由記述欄への記述に使用すると選択されると、前記選択された定型文が前記自由記述欄への記述に使用されたことを表す使用情報を前記中央処理装置へ送信する使用情報送信ステップと、
を実行させるものである。
この第2態様又は第3態様によれば、中央処理装置から送信された定型文が、自由記述欄への記述に使用するか否かを選択可能に表示部に表示される。このため、定型文を自由記述欄への記述に使用すると選択するだけで、自由記述欄への記述を容易に行うことができる。また、この第2態様又は第3態様によれば、定型文が自由記述欄への記述に使用すると選択されると、選択された定型文が自由記述欄への記述に使用されたことを表す使用情報が中央処理装置へ送信される。このため、中央処理装置は、定型文情報記憶部に記憶されている、定型文の使用状況を管理することができる。
上記第3態様において、例えば、前記定型文情報記憶部は、さらに、前記自由記述欄への記述に使用された頻度を表す使用頻度情報を、前記定型文に対応付けて記憶してもよい。前記受信ステップは、前記定型文及び前記ケア関連項目に加えて、前記定型文に対応付けて記憶された前記使用頻度情報を受信し、前記表示ステップは、前記受信ステップにおいて受信された前記定型文を、前記受信ステップにおいて受信された前記使用頻度情報に基づき、使用頻度の多い順に前記表示部に表示してもよい。
この態様では、定型文及びケア関連項目に加えて、定型文に対応付けて記憶された、自由記述欄への記述に使用された頻度を表す使用頻度情報が、受信される。受信された定型文が、受信された使用頻度情報に基づき、使用頻度の多い順に表示部に表示される。したがって、この態様によれば、使用されることの多い定型文が優先して表示されるため、定型文の選択を容易に行うことができる。
上記第3態様において、例えば、前記定型文情報記憶部は、さらに、前記自由記述欄への記述に使用された時期を表す使用歴情報を、前記定型文に対応付けて記憶してもよい。前記受信ステップは、前記定型文及び前記ケア関連項目に加えて、前記定型文に対応付けて記憶された前記使用歴情報を受信してもよい。前記表示ステップは、前記受信ステップにおいて受信された前記定型文を、前記受信ステップにおいて受信された前記使用歴情報に基づき、使用後の経過時間の短い順に前記表示部に表示してもよい。
この態様では、定型文及びケア関連項目に加えて、定型文に対応付けて記憶された、自由記述欄への記述に使用された時期を表す使用歴情報が、受信される。受信された定型文が、受信された使用歴情報に基づき、使用後の経過時間の短い順に表示部に表示される。したがって、この態様によれば、最近使用された定型文が優先して表示されるため、定型文の選択を容易に行うことができる。
上記第3態様において、例えば、前記定型文情報記憶部は、複数の前記定型文を記憶し、かつ、前記ケア関連項目として前記ケアの種類ごとに予め設定された優先順位を、前記複数の定型文にそれぞれ対応付けて記憶してもよい。前記受信ステップは、前記要求送信ステップにおいて送信された前記要求に応じて前記中央処理装置から送信された前記複数の定型文と、前記複数の定型文に対応付けて記憶された前記優先順位と、を受信してもよい。前記表示ステップは、前記ケア記録を作成するための記録書式画面を前記表示部に表示し、かつ、前記受信ステップにおいて受信された前記複数の定型文を、前記表示部に表示されている前記記録書式画面の前記ケアの種類に対応付けられた前記優先順位の順に、前記表示部に表示してもよい。
この態様では、複数の定型文にそれぞれ対応付けて記憶された、ケア関連項目としてケアの種類ごとに予め設定された優先順位が、受信される。受信された複数の定型文が、表示部に表示されている記録書式画面のケアの種類に対応付けられた優先順位の順に、表示部に表示される。したがって、この態様によれば、ケアの種類に適合した定型文を、容易に選択することができる。
本発明の実施形態が詳細に図示され、かつ、説明されたが、それは単なる図例及び実例であって限定ではない。本発明の範囲は、添付されたクレームの文言によって解釈されるべきである。
2017年12月12日に提出された日本国特許出願番号2017−237972の全体の開示は、その全体において参照によりここに組み込まれる。
本開示の中央処理装置、制御方法およびプログラムは、被ケア者をケアするケア者を支援するケア支援システムに用いられる。
Claims (11)
- ケア内容が記録されたケア記録を管理する中央処理装置と、入力部を含み、前記中央処理装置と通信可能に接続される端末装置と、を備え、前記ケア記録の作成を支援するケア支援システムの前記中央処理装置であって、
任意の文字を記述可能で前記ケア記録に含まれる自由記述欄への記述に使用することが可能な定型文と、前記ケアに関連する項目であるケア関連項目と、を互いに対応付けて記憶する定型文情報記憶部と、
前記入力部を用いて生成された定型文要求を前記端末装置から受信すると、前記定型文と前記ケア関連項目とを、前記定型文情報記憶部から読み出して前記端末装置へ送信する定型文制御部と、
を備える中央処理装置。 - 前記定型文情報記憶部は、前記ケアの種類、被ケア者、及びケア者のうちの少なくとも一つを、前記ケア関連項目として、前記定型文に対応付けて記憶する、
請求項1に記載の中央処理装置。 - 前記定型文情報記憶部は、さらに、前記自由記述欄への記述に使用された頻度を表す使用頻度情報を、前記定型文に対応付けて記憶し、
前記定型文制御部は、
前記定型文及び前記ケア関連項目に加えて、前記定型文に対応付けて記憶された前記使用頻度情報を前記端末装置へ送信し、かつ、
前記端末装置へ送信した前記定型文が前記自由記述欄への記述に使用されたことを表す使用情報を前記端末情報から受信すると、前記使用された定型文に対応付けられて前記定型文情報記憶部に記憶されている前記使用頻度情報を更新する、
請求項1に記載の中央処理装置。 - 前記定型文情報記憶部は、さらに、前記自由記述欄への記述に使用された時期を表す使用歴情報を、前記定型文に対応付けて記憶し、
前記定型文制御部は、
前記定型文及び前記ケア関連項目に加えて、前記定型文に対応付けて記憶された前記使用歴情報を前記端末装置へ送信し、かつ、
前記端末装置へ送信した前記定型文が前記自由記述欄への記述に使用されたことを表す使用情報を前記端末装置から受信すると、前記使用された定型文に対応付けられて前記定型文情報記憶部に記憶されている前記使用歴情報を更新する、
請求項1に記載の中央処理装置。 - 前記定型文情報記憶部は、複数の前記定型文を記憶し、前記ケア関連項目として前記ケアの種類を前記複数の定型文にそれぞれ対応付けて記憶し、かつ、前記複数の定型文を前記ケアの種類ごとに更に複数の分類項目に分類して記憶する、
請求項1に記載の中央処理装置。 - 前記定型文情報記憶部は、複数の前記定型文を記憶し、かつ、前記ケア関連項目として前記ケアの種類ごとに予め設定された優先順位を、前記複数の定型文にそれぞれ対応付けて記憶し、
前記定型文制御部は、前記複数の定型文と、前記複数の定型文に対応付けて記憶された前記ケアの種類ごとに予め設定された優先順位と、を前記端末装置へ送信する、
請求項1に記載の中央処理装置。 - ケア内容が記録されたケア記録を管理する中央処理装置と、表示部及び入力部を含み、前記中央処理装置と通信可能に接続される端末装置と、を備え、前記ケア記録の作成を支援するケア支援システムの前記端末装置を制御する制御方法であって、
任意の文字を記述可能で前記ケア記録に含まれる自由記述欄への記述に使用することが可能な定型文と、前記ケアに関連する項目であるケア関連項目と、を互いに対応付けて記憶する定型文情報記憶部を含む前記中央処理装置へ、前記入力部を用いて生成された前記定型文の要求を送信する要求送信ステップと、
前記要求送信ステップにおいて送信された前記要求に応じて前記中央処理装置から送信された前記定型文及び前記ケア関連項目を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信された前記定型文を、前記自由記述欄への記述に使用するか否かを選択可能に前記表示部に表示する表示ステップと、
前記定型文が前記自由記述欄への記述に使用すると選択されると、前記選択された定型文が前記自由記述欄への記述に使用されたことを表す使用情報を前記中央処理装置へ送信する使用情報送信ステップと、
を備える制御方法。 - ケア内容が記録されたケア記録を管理する中央処理装置と、表示部及び入力部を含み、前記中央処理装置と通信可能に接続された端末装置と、を備え、前記ケア記録の作成を支援するケア支援システムの前記端末装置に用いられるプログラムであって、
前記端末装置のコンピュータに、
任意の文字を記述可能で前記ケア記録に含まれる自由記述欄への記述に使用することが可能な定型文と、前記ケアに関連する項目であるケア関連項目と、を互いに対応付けて記憶する定型文情報記憶部を含む前記中央処理装置へ、前記入力部を用いて生成された前記定型文の要求を送信する要求送信ステップと、
前記要求送信ステップにおいて送信された前記要求に応じて前記中央処理装置から送信された前記定型文及び前記ケア関連項目を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信された前記定型文を、前記自由記述欄への記述に使用するか否かを選択可能に前記表示部に表示する表示ステップと、
前記定型文が前記自由記述欄への記述に使用すると選択されると、前記選択された定型文が前記自由記述欄への記述に使用されたことを表す使用情報を前記中央処理装置へ送信する使用情報送信ステップと、
を実行させるためのプログラム。 - 前記定型文情報記憶部は、さらに、前記自由記述欄への記述に使用された頻度を表す使用頻度情報を、前記定型文に対応付けて記憶し、
前記受信ステップは、前記定型文及び前記ケア関連項目に加えて、前記定型文に対応付けて記憶された前記使用頻度情報を受信し、
前記表示ステップは、前記受信ステップにおいて受信された前記定型文を、前記受信ステップにおいて受信された前記使用頻度情報に基づき、使用頻度の多い順に前記表示部に表示する、
請求項8に記載のプログラム。 - 前記定型文情報記憶部は、さらに、前記自由記述欄への記述に使用された時期を表す使用歴情報を、前記定型文に対応付けて記憶し、
前記受信ステップは、前記定型文及び前記ケア関連項目に加えて、前記定型文に対応付けて記憶された前記使用歴情報を受信し、
前記表示ステップは、前記受信ステップにおいて受信された前記定型文を、前記受信ステップにおいて受信された前記使用歴情報に基づき、使用後の経過時間の短い順に前記表示部に表示する、
請求項8に記載のプログラム。 - 前記定型文情報記憶部は、複数の前記定型文を記憶し、かつ、前記ケア関連項目として前記ケアの種類ごとに予め設定された優先順位を、前記複数の定型文にそれぞれ対応付けて記憶し、
前記受信ステップは、前記要求送信ステップにおいて送信された前記要求に応じて前記中央処理装置から送信された前記複数の定型文と、前記複数の定型文に対応付けて記憶された前記優先順位と、を受信し、
前記表示ステップは、
前記ケア記録を作成するための記録書式画面を前記表示部に表示し、かつ、
前記受信ステップにおいて受信された前記複数の定型文を、前記表示部に表示されている前記記録書式画面の前記ケアの種類に対応付けられた前記優先順位の順に、前記表示部に表示する、
請求項8に記載のプログラム。
Priority Applications (1)
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- 2023-06-01 JP JP2023091138A patent/JP2023101767A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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