JPWO2019073676A1 - コンタクトレンズ - Google Patents

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Abstract

本開示の一実施形態に係るコンタクトレンズは、眼球に装着されるレンズ部と、レンズ部が眼球に装着されたときに収縮により小さくなった瞳孔と対向する円形領域内に主に設けられ、眼球に入射する光に対してレンズ部とは異なる作用を与える光学素子とを備えている。

Description

本開示は、コンタクトレンズに関する。
従来では、眼鏡を用いて、例えば、眼球に入射する光に含まれる特定の偏光成分をカットしたり、眼球に入射する光の光量を調整したりすることがなされている。
特開2016−053724号公報
しかし、眼鏡は、激しい動きによって頭部から外れて落下するおそれがある。従って、眼球に入射する光に対して所定の作用を与えつつ、激しい動きなどにも対応可能なコンタクトレンズを提供することが望ましい。
本開示の一実施形態に係る第1のコンタクトレンズは、眼球に装着されるレンズ部と、レンズ部が眼球に装着されたときに収縮により小さくなった瞳孔と対向する円形領域内に主に設けられ、眼球に入射する光に対してレンズ部とは異なる作用を与える光学素子とを備えている。
本開示の一実施形態に係る第1のコンタクトレンズでは、レンズ部が眼球に装着されたときに収縮により小さくなった瞳孔と対向する円形領域内に、眼球に入射する光に対してレンズ部とは異なる作用を与える光学素子が主に設けられている。これにより、明るい環境下で瞳孔が小さくなったときだけ、ユーザは光学素子の効果を感じる。
本開示の一実施形態に係る第2のコンタクトレンズは、眼球に装着されるレンズ部と、レンズ部が眼球に装着されたときに拡大により大きくなった瞳孔の外縁と対向する輪帯領域内に主に設けられ、眼球に入射する光に対してレンズ部とは異なる作用を与える光学素子とを備えている。
本開示の一実施形態に係る第2のコンタクトレンズでは、レンズ部が眼球に装着されたときに拡大により大きくなった瞳孔の外縁と対向する輪帯領域内に、眼球に入射する光に対してレンズ部とは異なる作用を与える光学素子が主に設けられている。これにより、暗い環境下で瞳孔が大きくなったときだけ、ユーザは光学素子の効果を感じる。
本開示の一実施形態に係る第3のコンタクトレンズは、眼球に装着されるレンズ部と、レンズ部に設けられ、視野周辺部におけるボケ量を視野中心部のボケ量よりも大きくする視野角特性を有する光学素子とを備えている。
本開示の一実施形態に係る第3のコンタクトレンズでは、レンズ部が眼球に装着されたときに、視野周辺部におけるボケ量が視野中心部のボケ量よりも大きくなる。これにより、ユーザは、視野周辺部の事象に気を取られ難くなる一方で、視野中心部の事象に気を集中させ易くなる。
本開示の一実施形態に係る第4のコンタクトレンズは、眼球に装着されるレンズ部と、外部環境の変化を検知するセンサ素子と、レンズ部に設けられ、センサ素子から出力される検知信号に基づいて、自身の作用の度合いを変化させる光学素子とを備えている。
本開示の一実施形態に係る第4のコンタクトレンズでは、レンズ部が眼球に装着されたときに、センサ素子から出力される検知信号に基づいて光学素子の作用の度合いが変化する。これにより、ユーザは、外部環境が変化したときに光学素子の効果を感じる。
本開示の一実施形態に係る第5のコンタクトレンズは、眼球に装着されるレンズ部と、レンズ部に設けられ、眼球に入射する光に対して、波長変換、波長選択、または、波長分布拡大を行う光学素子とを備えている。
本開示の一実施形態に係る第5のコンタクトレンズでは、レンズ部が眼球に装着されたときに、眼球に入射する光に対して、波長変換、波長選択、または、波長分布拡大がなされる。これにより、ユーザは、波長変換、波長選択、または、波長分布拡大といった、可視光の減衰量が少ない所定の光学的な効果を得る。
本開示の一実施形態に係る第6のコンタクトレンズは、眼球に装着されるレンズ部と、レンズ部に設けられた発光素子と、外部環境の変化を検知するセンサ素子と、センサ素子から出力される検知信号に基づいて、発光素子の発光を制御する制御部とを備えている。
本開示の一実施形態に係る第6のコンタクトレンズでは、センサ素子から出力される検知信号に基づいて、発光素子の発光が制御される。これにより、ユーザは、例えば、発光素子における発光位置から、外部環境の変化を知ることができる。
本開示の一実施形態に係る第1〜第6のコンタクトレンズによれば、眼球に入射する光に対して所定の作用を与えつつ、激しい動きなどにも対応することができる。なお、本開示の効果は、ここに記載された効果に必ずしも限定されず、本明細書中に記載されたいずれの効果であってもよい。
本開示の第1の実施形態に係るコンタクトレンズが明るい環境下で眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図1のコンタクトレンズが明るい環境下で眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図2のコンタクトレンズおよび眼球の断面構成の一例を表す断面図である。 図1のコンタクトレンズが明るい環境下から暗い環境下に移行したときに眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 本開示の第2の実施形態に係るコンタクトレンズが暗い環境下で眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図5のコンタクトレンズが暗い環境下で眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図5のコンタクトレンズおよび眼球の断面構成の一例を表す断面図である。 図5のコンタクトレンズが暗い環境下から明るい環境下に移行したときに眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 本開示の第3の実施形態に係るコンタクトレンズが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 本開示の第4の実施形態に係るコンタクトレンズが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 本開示の第5の実施形態に係るコンタクトレンズが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図10のコンタクトレンズが眼球に装着されているときの視野の一例を表す図である。 図12の視野のボケ量の一例を表す図である。 図10のコンタクトレンズが眼球に装着されているときの視野の一例を表す図である。 図14の視野の遮断光量の一例を表す図である。 本開示の第6の実施形態に係るコンタクトレンズが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 本開示の第7の実施形態に係るコンタクトレンズが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図17のコンタクトレンズの一変形例を表す正面図である。 図2、図6、図9、図10、図11、図16、図17のコンタクトレンズの断面構成の一変形例を表す断面図である。 図2、図6、図9、図10、図11、図16、図17のコンタクトレンズの断面構成の一変形例を表す断面図である。
以下、本開示を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。

1.第1の実施の形態
レンズ部の中央に光学素子を設けた例(図1〜図4)
2.第2の実施の形態
レンズ部の外縁に光学素子を設けた例(図5〜図8)
3.第3の実施の形態
レンズ部の中央および外縁のそれぞれに光学素子を
設けた例(図9)
4.第4の実施の形態
レンズ部の広範囲に光学素子を設けた例(図10)
5.第5の実施の形態
光学素子を制御する制御部とセンサ素子とを
設けた例(図11〜図15)
6.第6の実施の形態
センサ出力で光学素子を制御する例(図16)
7.第7の実施の形態
複数のセンサ素子を備えた例(図17、図18)
8.変形例
レンズ部の表面または裏面に光学素子を
設けた例(図19,図20)
<1.第1の実施の形態>
[構成]
本開示の第1の実施の形態に係るコンタクトレンズ1について説明する。図1、図2、図4は、コンタクトレンズ1が眼球100に装着されている様子の一例を表したものである。図3は、コンタクトレンズ1および眼球100の断面構成の一例を表したものである。眼球100は、例えば、虹彩110および瞳孔120を有している。図1、図2には、明るい環境下で瞳孔120が収縮し、瞳孔120(または瞳孔120に対向する円形領域)の直径がD1となっている様子が例示されている。図2には、コンタクトレンズ1の構成要素が例示されている。図4には、明るい環境下から暗い環境下に移行したときに瞳孔120が拡大し、瞳孔120(または瞳孔120に対向する円形領域)の直径がD2となっている様子が例示されている。
コンタクトレンズ1は、眼球100に装着されるレンズ部10と、レンズ部10に設けられた光学素子20とを備えている。レンズ部10は、眼球の表面形状に倣った曲面形状となっている。レンズ部10は、正面から見たときには、例えば、円形状となっている。レンズ部10の直径は、瞳孔120の外縁の直径D1よりも大きな値となっている。レンズ部10は、近視、遠視、乱視などを補正するための視力補正機能を持ったレンズであってもよいし、そのような視力補正機能を持たない光透過性基材であってもよい。レンズ部10は、例えば、光透過性の樹脂によって構成されており、光学素子20を支持する支持基材としての役割を有している。
光学素子20は、例えば、レンズ部10の中央に形成されている。光学素子20は、例えば、レンズ部10が眼球100に装着されたときに明るい環境下で収縮により小さくなった瞳孔120と対向する円形領域120A内に主に設けられている。つまり、光学素子20は、例えば、明るい環境下で瞳孔120が収縮し、瞳孔120の直径がD1となったときに、その瞳孔120と対向する領域を概ね覆う位置に配置されている。光学素子20は、例えば、レンズ部10の内部に設けられている。光学素子20は、例えば、正面から見たときに円形状となっている。なお、光学素子20は、円形状以外の形状となっていてもよく、例えば、楕円形状、または、多角形状となっていてもよい。
光学素子20は、眼球100に入射する光に対してレンズ部10とは異なる作用を与える素子である。光学素子20は、例えば、偏光分離、光量減衰、波長変換、波長選択、または、波長分布拡大を行う。
光学素子20が偏光分離の機能を持っている場合、光学素子20は、例えば、光学素子20に入射した光から、地表や水面での反射光を選択的に減衰させる偏光レンズによって構成されている。
光学素子20が光量減衰の機能を持っている場合、光学素子20は、例えば、光学素子20に入射した光を吸収するND(Neutral Density)フィルタによって構成されている。
光学素子20が波長変換の機能を持っている場合、光学素子20は、例えば、光学素子20に入射した光に含まれる紫外線を可視光(例えば青色光)に変換する波長変換フィルム、または、光学素子20に入射した光に含まれる赤外線を可視光(例えば赤色光)に変換する波長変換フィルムによって構成されている。光学素子20が波長変換の機能を持っている場合、光学素子20は、例えば、光学素子20に入射した光に含まれる光を、可視領域内の所定の波長域(例えば、色弱者が視認できる波長域)に変換する波長変換フィルムによって構成されている。
光学素子20が波長選択の機能を持っている場合、光学素子20は、例えば、光学素子20に入射した光に含まれる所定の波長域の光を、選択的に透過する波長選択フィルタによって構成されていてもよい。波長選択フィルタとしては、例えば、紫外光を減衰させるフィルタ、赤外光を減衰させるフィルタ、可視光のうち所定の波長域の光を減衰させるフィルタなどが挙げられる。
光学素子20が波長分布拡大の機能を持っている場合、光学素子20は、例えば、光学素子20に入射した光に含まれる波長分布の帯域を拡大して、光学素子20に入射した光の微小な色の違いを分別できるようにする光学部品によって構成されている。
[効果]
次に、本実施の形態のコンタクトレンズ1の効果について説明する。
従来では、眼鏡を用いて、例えば、眼球に入射する光に含まれる特定の偏光成分をカットしたり、眼球に入射する光の光量を調整したりすることがなされている。しかし、眼鏡は、激しい動きによって頭部から外れて落下するおそれがある。
一方、本実施の形態では、眼鏡に適用される機能が、コンタクトレンズ1に設けられている。これにより、眼球100に入射する光に対して所定の作用を与えつつ、激しい動きなどにも対応することが可能である。
さらに、本実施の形態では、レンズ部10が眼球100に装着されたときに収縮により小さくなった瞳孔120と対向する円形領域120A内に、眼球100に入射する光に対してレンズ部10とは異なる作用を与える光学素子20が主に設けられている。これにより、明るい環境下で瞳孔120が小さくなったときだけ、ユーザは光学素子20の効果を感じる。その結果、例えば、明るい環境下で必要となる光学的な効果を、明るい環境のときにユーザに感じさせ、それ以外の環境(例えば、暗い環境)下ではむしろ必要ない光学的な効果をユーザに感じさせないようにすることができる。このように、本実施の形態では、眼鏡では環境とは無関係に発現してしまう光学的な効果を、必要なときにユーザに感じさせることができる。
また、本実施の形態では、レンズ部10に設けた光学素子20によって、例えば、偏光分離、光量減衰、波長変換、波長選択、または、波長分布拡大の機能が発現する。これにより、眼鏡では環境とは無関係に発現してしまう光学的な効果を、必要なとき(明るい環境下)にユーザに感じさせることができる。
また、本実施の形態では、光学素子20がレンズ部10の内部に設けられている。これにより、光学素子20の存在によってレンズ部10の表面に凹凸が生じさせないようにすることができるので、ユーザによるコンタクトレンズ1の使用感が、光学素子20の存在によって悪化するのを避けることができる。
<2.第2の実施の形態>
次に、本開示の第2の実施の形態に係るコンタクトレンズ2について説明する。図5、図6、図8は、コンタクトレンズ2が眼球100に装着されている様子の一例を表したものである。図7は、コンタクトレンズ2および眼球100の断面構成の一例を表したものである。図5、図6には、暗い環境下で瞳孔120が収縮し、瞳孔120の直径がD2(D2<D1)となっている様子が例示されている。図7には、コンタクトレンズ2の構成要素が例示されている。図8には、暗い環境下から明るい環境下に移行したときに瞳孔120が縮小し、瞳孔120(または瞳孔120に対向する円形領域)の直径がD1となっている様子が例示されている。
コンタクトレンズ2は、眼球100に装着されるレンズ部10と、レンズ部10に設けられた光学素子30とを備えている。レンズ部10の直径は、瞳孔120の外縁の直径D2よりも大きな値となっている。レンズ部10は、例えば、光透過性の樹脂によって構成されており、光学素子30を支持する支持基材としての役割を有している。
光学素子30は、例えば、レンズ部10の中央を避けて形成されている。光学素子30は、例えば、レンズ部10が眼球100に装着されたときに暗い環境下で拡大により大きくなった瞳孔120の外縁領域と対向する輪帯領域120C内に主に設けられている。輪帯領域120Cは、瞳孔120の直径がD2となっているときの円形領域120Bの外縁と、瞳孔120の直径がD1となっているときの円形領域120Aの外縁との間の帯状の領域である。つまり、光学素子30は、例えば、暗い環境下で瞳孔120が収縮し、瞳孔120の直径がD2となったときに、その瞳孔120の外縁領域を概ね覆う位置に配置されている。また、光学素子30は、例えば、明るい環境下で瞳孔120が拡大し、瞳孔120の直径がD1となったときに、その瞳孔120を避けて配置されている。光学素子30は、例えば、レンズ部10の内部に設けられている。光学素子30は、例えば、正面から見たときに円環形状となっている。なお、光学素子30は、円環形状以外の形状となっていてもよく、例えば、楕円環形状、または、多角環形状となっていてもよい。
光学素子30は、眼球100に入射する光に対してレンズ部10とは異なる作用を与える素子である。光学素子30は、例えば、光量増幅、コントラスト強調、波長変換、波長選択、または、波長分布拡大を行う。
光学素子30が光量増幅の機能を持っている場合、光学素子30は、例えば、光学素子30に入射した光に含まれる、可視光成分を増幅する素子によって構成されている。
光学素子30がコントラスト強調の機能を持っている場合、光学素子30は、例えば、光学素子30に入射した光に含まれる高輝度な部分と低輝度な部分とのコントラスト差を強調する素子によって構成されている。
光学素子30が波長変換の機能を持っている場合、光学素子30は、例えば、光学素子30に入射した光に含まれる紫外線を可視光(例えば青色光)に変換する波長変換フィルム、または、光学素子30に入射した光に含まれる赤外線を可視光(例えば赤色光)に変換する波長変換フィルムによって構成されている。光学素子30が波長変換の機能を持っている場合、光学素子30は、例えば、光学素子30に入射した光に含まれる光を、可視領域内の所定の波長域(例えば、色弱者が視認できる波長域)に変換する波長変換フィルムによって構成されている。
光学素子30が波長選択の機能を持っている場合、光学素子30は、例えば、光学素子30に入射した光に含まれる所定の波長域の光を、選択的に透過する波長選択フィルタによって構成されていてもよい。波長選択フィルタとしては、例えば、紫外光を減衰させるフィルタ、赤外光を減衰させるフィルタ、可視光のうち所定の波長域の光を減衰させるフィルタなどが挙げられる。
光学素子30が波長分布拡大の機能を持っている場合、光学素子30は、例えば、光学素子30に入射した光に含まれる波長分布の帯域を拡大して、光学素子30に入射した光の微小な色の違いを分別できるようにする光学部品によって構成されている。
[効果]
次に、本実施の形態のコンタクトレンズ2の効果について説明する。
本実施の形態では、眼鏡に適用される機能が、コンタクトレンズ2に設けられている。これにより、眼球100に入射する光に対して所定の作用を与えつつ、激しい動きなどにも対応することが可能である。
さらに、本実施の形態では、レンズ部10が眼球100に装着されたときに拡大により大きくなった瞳孔120の外縁と対向する輪帯領域120B内に、眼球100に入射する光に対してレンズ部10とは異なる作用を与える光学素子30が主に設けられている。これにより、暗い環境下で瞳孔120が大きくなったときだけ、ユーザは光学素子30の効果を感じる。その結果、例えば、暗い環境下で必要となる光学的な効果を、暗い環境のときにユーザに感じさせ、それ以外の環境(例えば、明るい環境)下ではむしろ必要ない光学的な効果をユーザに感じさせないようにすることができる。このように、本実施の形態では、眼鏡では環境とは無関係に発現してしまう光学的な効果を、必要なときにユーザに感じさせることができる。
また、本実施の形態では、レンズ部10に設けた光学素子30によって、例えば、光量増幅、コントラスト強調、波長変換、波長選択、または、波長分布拡大の機能が発現する。これにより、眼鏡では環境とは無関係に発現してしまう光学的な効果を、必要なとき(暗い環境下)にユーザに感じさせることができる。
また、本実施の形態では、光学素子30がレンズ部10の内部に設けられている。これにより、光学素子30の存在によってレンズ部10の表面に凹凸が生じさせないようにすることができるので、ユーザによるコンタクトレンズ2の使用感が、光学素子30の存在によって悪化するのを避けることができる。
<3.第3の実施の形態>
次に、本開示の第3の実施の形態に係るコンタクトレンズ3について説明する。図9は、コンタクトレンズ3が眼球100に装着されている様子の一例を表したものである。コンタクトレンズ3は、上記実施の形態の光学素子20と、上記実施の形態の光学素子30とを備えている。本実施の形態において、光学素子30は、光学素子20の周縁に設けられており、光学素子20とは異なる作用を与える。コンタクトレンズ3において、例えば、光学素子20が光量減衰を行う素子となっており、光学素子30が光量増幅を行う素子となっている。なお、コンタクトレンズ3において、例えば、光学素子20が光量減衰を行う素子となっており、光学素子30がコントラスト強調を行う素子となっていてもよい。また、コンタクトレンズ3において、例えば、光学素子20が偏光分離を行う素子となっており、光学素子30が光量増幅を行う素子となっていてもよい。また、コンタクトレンズ3において、例えば、光学素子20が偏光分離を行う素子となっており、光学素子30がコントラスト強調を行う素子となっていてもよい。
これにより、例えば、明るい環境下で必要となる光学素子20の効果を、明るい環境のときにユーザに感じさせ、それ以外の環境(例えば、暗い環境)下ではむしろ必要ない光学素子20の効果をユーザに感じさせないようにすることができる。さらに、例えば、暗い環境下で必要となる光学素子30の効果を、暗い環境のときにユーザに感じさせ、それ以外の環境(例えば、明るい環境)下ではむしろ必要ない光学素子30の効果をユーザに感じさせないようにすることができる。このように、本実施の形態では、眼鏡では環境とは無関係に発現してしまう光学的な効果を、必要なときにユーザに感じさせることができる。
また、光学素子20,30の機能が上述した組み合わせとなっていることにより、眼鏡では実現できない多機能なコンタクトレンズ3を実現することができる。
<4.第4の実施の形態>
次に、本開示の第4の実施の形態に係るコンタクトレンズ4について説明する。図10は、コンタクトレンズ4が眼球100に装着されている様子の一例を表したものである。
コンタクトレンズ4は、眼球100に装着されるレンズ部10と、レンズ部10に設けられた光学素子40とを備えている。レンズ部10の直径は、瞳孔120の外縁の直径よりも大きな値となっている。レンズ部10は、例えば、光透過性の樹脂によって構成されており、光学素子40を支持する支持基材としての役割を有している。
光学素子40は、例えば、少なくともレンズ部10の中央に形成されている。光学素子40は、例えば、レンズ部10が眼球100に装着されたときに瞳孔120と対向する領域内に主に設けられている。つまり、光学素子40は、例えば、任意の環境下での瞳孔120と対向する領域を概ね覆う位置に配置されている。光学素子40は、例えば、レンズ部10の内部に設けられている。光学素子40は、例えば、正面から見たときに円形状となっている。なお、光学素子40は、円形状以外の形状となっていてもよく、例えば、楕円形状、または、多角形状となっていてもよい。
光学素子40は、眼球100に入射する光に対してレンズ部10とは異なる作用を与える素子である。光学素子40は、可視光の減衰量が少ない所定の光学的な機能を有している。光学素子40は、例えば、波長変換、波長選択、または、波長分布拡大を行う。
光学素子40が波長変換の機能を持っている場合、光学素子40は、例えば、光学素子40に入射した光に含まれる紫外線を可視光(例えば青色光)に変換する波長変換フィルム、または、光学素子40に入射した光に含まれる赤外線を可視光(例えば赤色光)に変換する波長変換フィルムによって構成されている。光学素子40が波長変換の機能を持っている場合、光学素子40は、例えば、光学素子40に入射した光に含まれる光を、可視領域内の所定の波長域(例えば、色弱者が視認できる波長域)に変換する波長変換フィルムによって構成されている。
光学素子40が波長選択の機能を持っている場合、光学素子40は、例えば、光学素子20に入射した光に含まれる所定の波長域の光を、選択的に透過する波長選択フィルタによって構成されていてもよい。波長選択フィルタとしては、例えば、紫外光を減衰させるフィルタ、赤外光を減衰させるフィルタなどが挙げられる。
光学素子40が波長分布拡大の機能を持っている場合、光学素子40は、例えば、光学素子40に入射した光に含まれる波長分布の帯域を拡大して、光学素子40に入射した光の微小な色の違いを分別できるようにする光学部品によって構成されている。
[効果]
次に、本実施の形態のコンタクトレンズ4の効果について説明する。
本実施の形態では、眼鏡に適用される機能が、コンタクトレンズ4に設けられている。これにより、眼球100に入射する光に対して所定の作用を与えつつ、激しい動きなどにも対応することが可能である。
また、本実施の形態では、レンズ部10に設けた光学素子20によって、例えば、波長変換、波長選択、または、波長分布拡大といった、可視光の減衰量が少ない所定の光学的な機能が発現する。これにより、視認性にそれほどの影響を与えずに、ユーザにとって有益な光学的な効果を与えることができる。
<5.第5の実施の形態>
次に、本開示の第5の実施の形態に係るコンタクトレンズ5について説明する。図11は、コンタクトレンズ5が眼球100に装着されている様子の一例を表したものである。
コンタクトレンズ5は、眼球100に装着されるレンズ部10と、レンズ部10に設けられた光学素子50と、外部環境の変化を検知するセンサ素子70と、制御部60とを備えている。レンズ部10の直径は、瞳孔120の外縁の直径よりも大きな値となっている。レンズ部10は、例えば、光透過性の樹脂によって構成されており、光学素子50を支持する支持基材としての役割を有している。
制御部60は、例えば、センサ素子70から出力される検知信号に基づいて、光学素子50の作用の度合い(光学特性(視野角特性))を制御する。センサ素子70は、例えば、眼球100における瞳孔120の位置を検知する素子、または、瞬きを検知する素子である。センサ素子70が眼球100における瞳孔120の位置を検知する素子である場合、制御部60は、例えば、センサ素子70から入力される検出信号(眼球100における瞳孔120の位置についての情報)に基づいて、視線の向きもしくは動きを導出し、導出した視線の向きもしくは動きに応じて、光学素子50の光学特性(視野角特性)を制御する。センサ素子70が瞬きを検知する素子である場合、制御部60は、例えば、センサ素子70から入力される検出信号(瞬きについての情報)に基づいて、瞬きの回数もしくは頻度を導出し、導出した瞬きの回数もしくは頻度に応じて、光学素子50の光学特性(視野角特性)を制御する。
光学素子50は、例えば、少なくともレンズ部10の中央に形成されている。光学素子50は、例えば、レンズ部10が眼球100に装着されたときに瞳孔120と対向する領域内に主に設けられている。つまり、光学素子50は、例えば、任意の環境下での瞳孔120と対向する領域を概ね覆う位置に配置されている。光学素子50は、例えば、レンズ部10の内部に設けられている。光学素子50は、例えば、正面から見たときに円形状となっている。なお、光学素子50は、円形状以外の形状となっていてもよく、例えば、楕円形状、または、多角形状となっていてもよい。
光学素子50は、眼球100に入射する光に対してレンズ部10とは異なる作用を与える素子である。光学素子50は、例えば、制御部60による制御により、視野周辺部におけるボケ量を視野中心部のボケ量よりも大きくする視野角特性を発現する。図12は、コンタクトレンズ5が眼球100に装着されているときのユーザの視野の一例を表したものである。図12から、ユーザは光学素子50を介して外部環境を眺めたときに、視野の中心が相対的にボケの少ない明瞭領域220となっており、視野の周囲が相対的にボケの多いボケ領域210となっている。光学素子50は、例えば、図13に示したように、正面から入射する光に対してはボケ量0%(ボケなし)の素子として機能し、視野角が所定の値を超えるとボケ量が徐々に増加する素子として機能する。
ユーザにそのような視野を提供することの可能な光学素子40としては、例えば、光の入射角に応じて収差またはヘイズが異なる特性を有する光学素子が挙げられる。そのような光学素子は、例えば、視野角に依存した透過特性を有する光学素子である。視野角に依存した透過特性を有する光学素子は、例えば、視野角特性を有する液晶層や、透過回折光に対して入射角特性を有する素子(例えば、ホログラム素子、または、ホログラフィックPDLC(Polymer Dispersed Liquid Crystal;高分子分散型液晶))などによって構成されている。
光学素子50は、例えば、制御部60による制御により、視野周辺部における遮断光量を視野中心部の遮断光量よりも大きくする視野角特性を発現するようになっていてもよい。図14は、コンタクトレンズ5が眼球100に装着されているときのユーザの視野の一例を表したものである。図14から、ユーザは光学素子50を介して外部環境を眺めたときに、視野の中心が相対的に遮断光量の少ない明瞭領域220となっており、視野の周囲が相対的に遮断光量の多いボケ領域210となっている。光学素子50は、例えば、図15に示したように、正面から入射する光に対しては遮断光量0%(ボケなし)の素子として機能し、視野角が所定の値を超えると遮断光量が徐々に増加する素子として機能する。
[効果]
次に、本実施の形態のコンタクトレンズ5の効果について説明する。
本実施の形態では、制御部60による制御により視野角特性の変化する光学素子50がコンタクトレンズ5に設けられている。これにより、眼球100に入射する光に対して所定の作用を与えつつ、激しい動きなどにも対応することが可能である。
さらに、本実施の形態では、視野周辺部(ボケ領域210)におけるボケ量が視野中心部(明瞭領域220)のボケ量よりも大きくなる視野角特性を発現する光学素子50が、レンズ部10に設けられている。これにより、例えば、視野周辺部における不要な情報がユーザに入力されるのを防ぎ、視野中心部における必要な情報にユーザの気持ちを集中させることができる。
また、本実施の形態では、光学素子50がレンズ部10の内部に設けられている。これにより、光学素子50の存在によってレンズ部10の表面に凹凸が生じさせないようにすることができるので、ユーザによるコンタクトレンズ5の使用感が、光学素子50の存在によって悪化するのを避けることができる。
<6.第6の実施の形態>
次に、本開示の第6の実施の形態に係るコンタクトレンズ6について説明する。図16は、コンタクトレンズ6が眼球100に装着されている様子の一例を表したものである。
コンタクトレンズ6は、眼球100に装着されるレンズ部10と、レンズ部10に設けられたセンサ素子70および光学素子80とを備えている。光学素子80は、センサ素子70から出力される検知信号に基づいて、自身(光学素子80)の作用の度合い(光学特性)を変化させる。光学素子80は、例えば、上記実施の形態に係る光学素子20,30,50と共通の機能を有している。
光学素子80は、例えば、少なくともレンズ部10の中央に形成されている。光学素子80は、例えば、レンズ部10が眼球100に装着されたときに瞳孔120と対向する領域内に主に設けられている。つまり、光学素子80は、例えば、任意の環境下での瞳孔120と対向する領域を概ね覆う位置に配置されている。光学素子80は、例えば、レンズ部10の内部に設けられている。光学素子80は、例えば、正面から見たときに円形状となっている。なお、光学素子80は、円形状以外の形状となっていてもよく、例えば、楕円形状、または、多角形状となっていてもよい。
[効果]
次に、本実施の形態のコンタクトレンズ6の効果について説明する。
本実施の形態では、光学素子80がコンタクトレンズ6に設けられている。これにより、眼球100に入射する光に対して所定の作用を与えつつ、激しい動きなどにも対応することが可能である。
さらに、本実施の形態では、センサ素子70から出力される検知信号に基づいて、光学素子80の作用の度合い(光学特性)を変化させる光学素子80が、レンズ部10に設けられている。これにより、例えば、外部環境の変化に応じて光学素子80の作用の度合い(光学特性)変化させることができる。その結果、外部環境の変化に応じた機能をユーザに提供することができる。
<7.第7の実施の形態>
次に、本開示の第7の実施の形態に係るコンタクトレンズ7について説明する。図17は、コンタクトレンズ7が眼球100に装着されている様子の一例を表したものである。
コンタクトレンズ7は、眼球100に装着されるレンズ部10と、レンズ部10に設けられた制御部60、複数のセンサ素子70および光学素子90とを備えている。光学素子90は、制御部60による制御によって、光学素子90の作用の度合い(光学特性)を変化させる。光学素子90は、例えば、上記実施の形態に係る光学素子20,30,50と共通の機能を有している。
制御部60は、例えば、各センサ素子70から出力される検知信号に基づいて、光学素子90の作用の度合い(光学特性)を制御する。各センサ素子70は、例えば、音圧または熱量を検知する素子である。センサ素子90が音圧を検知する素子である場合、制御部60は、例えば、各センサ素子70から入力される検出信号に基づいて、音圧のより強い方角を導出し、導出した方角に応じて、光学素子90の作用の度合い(光学特性)を制御する。センサ素子90が熱量を検知する素子である場合、制御部60は、例えば、各センサ素子7から入力される検出信号に基づいて、熱量のより大きな方角を導出し、導出した方角に応じて、光学素子90の作用の度合い(光学特性)を制御する。
光学素子90は、例えば、少なくともレンズ部10の中央に形成されている。光学素子90は、例えば、レンズ部10が眼球100に装着されたときに瞳孔120と対向する領域内に主に設けられている。つまり、光学素子90は、例えば、任意の環境下での瞳孔120と対向する領域を概ね覆う位置に配置されている。光学素子90は、例えば、レンズ部10の内部に設けられている。光学素子90は、例えば、正面から見たときに円形状となっている。なお、光学素子90は、円形状以外の形状となっていてもよく、例えば、楕円形状、または、多角形状となっていてもよい。
[効果]
次に、本実施の形態のコンタクトレンズ7の効果について説明する。
本実施の形態では、光学素子90がコンタクトレンズ7に設けられている。これにより、眼球100に入射する光に対して所定の作用を与えつつ、激しい動きなどにも対応することが可能である。
さらに、本実施の形態では、各センサ素子70から出力される検知信号に基づいて、光学素子90の作用の度合い(光学特性)を変化させる光学素子90が、レンズ部10に設けられている。これにより、外部環境の変化(例えば、音圧または熱量の変化)に応じて光学素子90の作用の度合い(光学特性)変化させることができる。その結果、外部環境の変化(例えば、音圧または熱量の変化)をユーザに知らせることができる。
なお、光学素子90が、例えば、上記実施の形態に係る光学素子20、または、上記実施の形態に係る光学素子30であってもよい。このようにした場合であっても、外部環境の変化(例えば、音圧または熱量の変化)をユーザに知らせることができる。
なお、例えば、図18に示したように、光学素子90の代わりに、発光素子91が設けられていてもよい。発光素子91は、例えば、レンズ部10が眼球100に装着されたときに虹彩110の周縁と対向する領域内に設けられており、例えば、発光ダイオードや有機電界発光素子などによって構成された複数の発光部が円環状に配置された構成となっている。この場合、制御部60は、例えば、各センサ素子70から入力される検出信号に基づいて、発光素子91の発光を制御する。制御部60は、例えば、各センサ素子70から出力される検知信号に基づいて、発光素子91内の複数の発光部のうち所定の1または複数の発光部を発光させる。制御部60は、例えば、図18に示したように、各センサ素子70から出力される検知信号に基づいて、発光素子91の一部から光91Aを発する。これにより、発光素子91における発光位置から、外部環境の変化(例えば、音圧または熱量の変化)をユーザに知らせることができる。また、発光素子91がレンズ部10が眼球100に装着されたときに虹彩110の周縁と対向する領域内に設けられている場合には、視界を妨げることなく、外部環境の変化(例えば、音圧または熱量の変化)をユーザに知らせることができる。
<8.変形例>
次に、上記各実施の形態に係るコンタクトレンズ1〜7の変形例について説明する。
[変形例A]
上記各実施の形態において、光学素子20,30,40,50,80,90は、例えば、図19に示したように、レンズ部10のうち、レンズ部10のうち、眼球100に接する側の面(凹形状の面10B)に配置されていてもよい。また、上記各実施の形態において、光学素子20,30,40,50,80,90は、例えば、図20に示したように、レンズ部10のうち、レンズ部10のうち、眼球100に接しない側の面(凸形状の面10A)に配置されていてもよい。光学素子20,30,40がこれらのような配置となっている場合であっても、上記各実施の形態における種々の効果を得ることができる。
[変形例B]
上記各実施の形態およびその変形例において、コンタクトレンズ1〜7が、左目用と右目用とで互いに異なる機能を有する光学素子20,30,40,50,80,90を備えていてもよい。例えば、ユーザの利き目に用いるコンタクトレンズ1〜7に対して、相対的に重要な機能を有する光学素子20,30,40,50,80,90が設けられ、利き目ではない方の目に用いるコンタクトレンズ1〜7に対して、相対的に重要でない補助的な機能を有する光学素子20,30,40,50,80,90が設けられる。
なお、本明細書中に記載された効果は、あくまで例示である。本開示の効果は、本明細書中に記載された効果に限定されるものではない。本開示が、本明細書中に記載された効果以外の効果を持っていてもよい。
また、例えば、本開示は以下のような構成を取ることができる。
(1)
眼球に装着されるレンズ部と、
前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに収縮により小さくなった瞳孔と対向する円形領域内に主に設けられ、前記眼球に入射する光に対して前記レンズ部とは異なる作用を与える第1光学素子と
を備えた
コンタクトレンズ。
(2)
前記第1光学素子は、偏光分離、光量減衰、波長変換、波長選択、または、波長分布拡大を行う
(1)に記載のコンタクトレンズ。
(3)
前記第1光学素子は、音圧または熱量に応じて前記作用の度合いを変える
(1)または(2)に記載のコンタクトレンズ。
(4)
外部環境の変化を検知するセンサ素子と、
前記センサ素子から出力される検知信号に基づいて、前記第1光学素子の前記作用の度合いを制御する制御部と
を更に備えた
(1)ないし(3)のいずれか1つに記載のコンタクトレンズ。
(5)
前記第1光学素子は、前記レンズ部の内部に設けられている
(1)ないし(4)のいずれか1つに記載のコンタクトレンズ。
(6)
前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに拡大により大きくなった瞳孔の外縁と対向する輪帯領域内に主に設けられ、前記眼球に入射する光に対して前記レンズ部とは異なる作用を与える第2光学素子を更に備えた
(1)ないし(5)のいずれか1つに記載のコンタクトレンズ。
(7)
眼球に装着されるレンズ部と、
前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに拡大により大きくなった瞳孔の外縁と対向する輪帯領域内に主に設けられ、前記眼球に入射する光に対して前記レンズ部とは異なる作用を与える光学素子と
を備えた
コンタクトレンズ。
(8)
前記光学素子は、光量増幅、コントラスト強調、波長変換、波長選択、または、波長分布拡大を行う
(7)に記載のコンタクトレンズ。
(9)
前記光学素子は、音圧または熱量に応じて前記作用の度合いを変える
(8)に記載のコンタクトレンズ。
(10)
外部環境の変化を検知するセンサ素子と、
前記センサ素子から出力される検知信号に基づいて、前記光学素子の前記作用の度合いを制御する制御部と
を更に備えた
(7)ないし(9)のいずれか1つに記載のコンタクトレンズ。
(11)
前記光学素子は、前記レンズ部の内部に設けられている
(7)ないし(10)のいずれか1つに記載のコンタクトレンズ。
(12)
眼球に装着されるレンズ部と、
前記レンズ部に設けられ、視野周辺部におけるボケ量を視野中心部のボケ量よりも大きくする視野角特性を発現する光学素子と
を備えた
コンタクトレンズ。
(13)
外部環境の変化を検知するセンサ素子と、
前記センサ素子から出力される検知信号に基づいて、前記光学素子の前記作用の度合いを制御する制御部と
を更に備えた
(12)に記載のコンタクトレンズ。
(14)
前記光学素子は、前記レンズ部の内部に設けられている
(12)または(13)に記載のコンタクトレンズ。
(15)
眼球に装着されるレンズ部と、
外部環境の変化を検知するセンサ素子と、
前記レンズ部に設けられ、前記センサ素子から出力される検知信号に基づいて、自身の作用の度合いを変化させる光学素子と
を備えた
コンタクトレンズ。
(16)
眼球に装着されるレンズ部と、
前記レンズ部に設けられ、前記眼球に入射する光に対して、波長変換、波長選択、または、波長分布拡大を行う光学素子と
を備えた
コンタクトレンズ。
(17)
眼球に装着されるレンズ部と、
前記レンズ部に設けられた発光素子と、
外部環境の変化を検知するセンサ素子と、
前記センサ素子から出力される検知信号に基づいて、前記発光素子の発光を制御する制御部と
を備えた
コンタクトレンズ。
(18)
前記発光素子は、前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに虹彩の周縁と対向する領域内に設けられている
(17)に記載のコンタクトレンズ。
本出願は、日本国特許庁において2017年10月13日に出願された日本特許出願番号第2017−199360号を基礎として優先権を主張するものであり、この出願のすべての内容を参照によって本出願に援用する。
当業者であれば、設計上の要件や他の要因に応じて、種々の修正、コンビネーション、サブコンビネーション、および変更を想到し得るが、それらは添付の請求の範囲やその均等物の範囲に含まれるものであることが理解される。

Claims (18)

  1. 眼球に装着されるレンズ部と、
    前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに収縮により小さくなった瞳孔と対向する円形領域内に主に設けられ、前記眼球に入射する光に対して前記レンズ部とは異なる作用を与える第1光学素子と
    を備えた
    コンタクトレンズ。
  2. 前記第1光学素子は、偏光分離、光量減衰、波長変換、波長選択、または、波長分布拡大を行う
    請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  3. 前記第1光学素子は、音圧または熱量に応じて前記作用の度合いを変える
    請求項2に記載のコンタクトレンズ。
  4. 外部環境の変化を検知するセンサ素子と、
    前記センサ素子から出力される検知信号に基づいて、前記第1光学素子の前記作用の度合いを制御する制御部と
    を更に備えた
    請求項3に記載のコンタクトレンズ。
  5. 前記第1光学素子は、前記レンズ部の内部に設けられている
    請求項2に記載のコンタクトレンズ。
  6. 前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに拡大により大きくなった瞳孔の外縁と対向する輪帯領域内に主に設けられ、前記眼球に入射する光に対して前記レンズ部とは異なる作用を与える第2光学素子を更に備えた
    請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  7. 眼球に装着されるレンズ部と、
    前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに拡大により大きくなった瞳孔の外縁と対向する輪帯領域内に主に設けられ、前記眼球に入射する光に対して前記レンズ部とは異なる作用を与える光学素子と
    を備えた
    コンタクトレンズ。
  8. 前記光学素子は、光量増幅、コントラスト強調、波長変換、波長選択、または、波長分布拡大を行う
    請求項7に記載のコンタクトレンズ。
  9. 前記光学素子は、音圧または熱量に応じて前記作用の度合いを変える
    請求項8に記載のコンタクトレンズ。
  10. 外部環境の変化を検知するセンサ素子と、
    前記センサ素子から出力される検知信号に基づいて、前記光学素子の前記作用の度合いを制御する制御部と
    を更に備えた
    請求項9に記載のコンタクトレンズ。
  11. 前記光学素子は、前記レンズ部の内部に設けられている
    請求項7に記載のコンタクトレンズ。
  12. 眼球に装着されるレンズ部と、
    前記レンズ部に設けられ、視野周辺部におけるボケ量を視野中心部のボケ量よりも大きくする視野角特性を発現する光学素子と
    を備えた
    コンタクトレンズ。
  13. 外部環境の変化を検知するセンサ素子と、
    前記センサ素子から出力される検知信号に基づいて、前記光学素子の前記作用の度合いを制御する制御部と
    を更に備えた
    請求項12に記載のコンタクトレンズ。
  14. 前記光学素子は、前記レンズ部の内部に設けられている
    請求項12または請求項13に記載のコンタクトレンズ。
  15. 眼球に装着されるレンズ部と、
    外部環境の変化を検知するセンサ素子と、
    前記レンズ部に設けられ、前記センサ素子から出力される検知信号に基づいて、自身の作用の度合いを変化させる光学素子と
    を備えた
    コンタクトレンズ。
  16. 眼球に装着されるレンズ部と、
    前記レンズ部に設けられ、前記眼球に入射する光に対して、波長変換、波長選択、または、波長分布拡大を行う光学素子と
    を備えた
    コンタクトレンズ。
  17. 眼球に装着されるレンズ部と、
    前記レンズ部に設けられた発光素子と、
    外部環境の変化を検知するセンサ素子と、
    前記センサ素子から出力される検知信号に基づいて、前記発光素子の発光を制御する制御部と
    を備えた
    コンタクトレンズ。
  18. 前記発光素子は、前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに虹彩の周縁と対向する領域内に設けられている
    請求項17に記載のコンタクトレンズ。
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