JPWO2019058526A1 - カラ撃ち防止機能停止装置 - Google Patents

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Abstract

要約課題使用者に任意の要望によりカラ撃ちを防止する機能を停止することができるカラ撃ち防止機能停止装置を提供することを目的とする。解決手段マガジンスプリングに付勢され弾丸を排出するための通路となる弾丸配置部に移動可能に配置されたフォロワー部が具備する検知係合部が、前記弾丸配置部における所定の位置に移動したときに前記検知係合部と係合して突出する動作をする検知移動部のその動作を阻止するための機能停止係合部と、を有し、前記機能停止係合部が、前記検知移動部と係合したときに、当該検知移動部の動作を阻止することで、前記検知移動部の突出する動作を阻止するカラ撃ち防止機能停止装置である。選択図 図1

Description

本発明は、電動ガンにおいて、カラ撃ちを防止する機能を停止することができるカラ撃ち防止機能停止装置に関するものである。
いわゆる電動ガンはモータの回転を利用して、シリンダ内のピストンを駆動し、そのピストンの駆動力によって、そのシリンダ内の空気を噴射して弾丸を発射するものであり、トリガは、モータを駆動するための電気スイッチを入れるためのものである。
従って、トリガを引き続けている間は、電気スイッチが入りの状態を継続しているためにモータが駆動しつづける。よって、ピストン運動が止まることはなく、弾倉内に弾丸が、無くなった状態であっても、シリンダ内の空気を噴射し続け、いわゆるカラ撃ちを続けるというものである。
そこで、本出願人が出願した特開2010−25501号において、電動銃における機械式通電停止装置が開示されている。上記装置は、銃腔後部の装弾部に通じる給弾経路に弾丸がないときには、弾丸を発射させる駆動部の回路を遮断して通電を停止するための装置として、給弾経路に移動可能に配置されかつ装弾部へ弾丸を送るために付勢された玉押し部材と、玉押し部材側の一部と一端部にて係合しその移動と連動するフォロワー部材と、フォロワー部材の動きに伴い通電時の位置から遮断時の位置へ移動可能でありかつ遮断時の位置への移動の過程においてタペット部材と係合し、タペット部材の移動に伴いスイッチをオフにするカットオフ部材と、駆動部のピストンの移動に伴い後退して装弾部に通じる給弾経路の給弾口を開く部分を有しかつその給弾口を閉じる方向への付勢力により上記カットオフ部材を移動させる上記のタペット部材と、カットオフ部材との係合により移動して接点が開き、リセット操作により接点を閉じる上記のスイッチとを備えて構成するというものである。
上記のとおり、弾丸がなくなったことを検知する弾丸検知装置は、電動ガンにおける機械式通電停止装置の一部として開示されている。これは、給弾経路に移動可能に配置されかつ装弾部へ弾丸を送るために付勢された玉押し部材と、玉押し部材側の一部と一端部にて係合しその移動と連動するフォロワー部材と、フォロワー部材の動きに伴い通電時の位置から遮断時の位置へ移動可能でありかつ遮断時の位置への移動の過程においてタペット部材と係合し、タペット部材の移動に伴いスイッチをオフにするカットオフ部材と、を有するものである。
さて、上記電動ガンにおいて、使用者が、弾丸がなくなった場合または、弾丸が無い状態でのいわゆるカラ撃ちを行いたいという要望がある。すなわち試射する際の感触または、リコイルショックを体感するためにこのような要望が多い。
しかしながら、従来の機械式通電停止装置を有しているものは、自動的にカラ撃ちを防止するものであり、このような使用者の要望にこたえるものではない。
特開2010−25501号公報
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、使用者に任意の要望によりカラ撃ちを防止する機能を停止することができるカラ撃ち防止機能停止装置を提供することを目的とする。
第1観点におけるカラ撃ちを防止する機能を停止することができるカラ撃ち防止機能停止装置は、マガジンスプリングに付勢され弾丸を排出するための通路となる弾丸配置部に移動可能に配置されたフォロワー部が具備する検知係合部が、弾丸配置部における所定の位置に移動したときに検知係合部と係合して突出する動作をする検知移動部のその動作を阻止するための機能停止係合部と、を有し、機能停止係合部が、前記検知移動部と係合したときに、当該検知移動部の動作を阻止することで、検知移動部の突出する動作を阻止するというものである。
第2観点におけるカラ撃ちを防止する機能を停止することができるカラ撃ち防止機能停止装置は、第1観点において、検知移動部は、前記検知係合部と係合する検知被係合部と、検知被係合部と一体となる検知押し出し部と、機能停止係合部と係合する検知突部と、を有し、検知移動部における検知突部と機能停止係合部とが係合したときに、検知移動部の動作を阻止することで、当該検知移動部の突出する動作を阻止するというものである。
第3観点におけるカラ撃ちを防止する機能を停止することができるカラ撃ち防止機能停止装置は、マガジンスプリングに付勢され弾丸を排出するための通路となる弾丸配置部に移動可能に配置されたフォロワー部が具備する検知係合部が、前記弾丸配置部における所定の位置に移動したときに前記検知係合部と係合して突出する動作をする検知移動部のその動作を阻止するための第2機能停止係合部と、を有し、前記フォロワー部は、第2検知係合部をさらに具備し、前記第2検知係合部が前記第2機能停止係合部と係合したときに、フォロワー部の動作を阻止することで、前記検知移動部の突出する動作を阻止するというものである。
第4観点におけるカラ撃ちを防止する機能を停止することができるカラ撃ち防止機能停止装置は、第1観点において、検知移動部は、上下方向に移動するフォロワーリンク部と、フォロワーリンク部に、機能停止係合部と係合する第3検知突部と、を有し、機能停止係合部が、第3検知突部と係合したときに、フォロワーリンク部の上方向の移動を阻止することで、当該フォロワーリンク部の突出する動作を阻止するというものである。
第5観点における弾倉部は、第1観点から第4観点におけるカラ撃ちを防止する機能を停止することができるカラ撃ち防止機能停止装置を有するものである。
第6観点における電動ガンは、第1観点から第4観点におけるカラ撃ちを防止する機能を停止することができるカラ撃ち防止機能停止装置を有するものである。
第7観点における電動ガンは、第5観点に置ける弾倉部を有するものである。
本発明によれば、使用者に任意の要望によりカラ撃ちを防止する機能を停止することができるカラ撃ち防止機能停止装置を提供することができる。
銃口を左に向けた状態の電動ガンの側面図である。 銃口を右に向けた状態の電動ガンの側面図である。 弾倉内に複数の弾丸を有する場合の弾倉部の左側面図である。 弾倉内において弾丸が、カラになった状態の弾倉部の左側面図である。 弾倉内において弾丸がカラになり、カラ打ち防止機能停止装置を、−x方向に移動した状態の弾倉部の左側面図である。 図5Aの右側面図である。 弾倉内において弾丸が、カラになった状態の弾倉部の左側面図である。 弾倉内において弾丸が、カラになり、第2カラ撃ち防止機能停止装置を-x方向に移動した状態の弾倉部の左側面図である。 弾倉内において弾丸が、カラになった状態の弾倉部の左側面図である。 弾倉内において弾丸が、カラになり、カラ撃ち防止機能停止装置を-x方向に移動した弾倉部の左側面図である。 弾倉内において弾丸が、カラになった状態の弾倉部の右側面図である。 弾倉内において弾丸が、カラになり、カラ撃ち防止機能停止装置を-x方向に移動した弾倉部の右側面図である。 銃口を左に向けた状態の電動ガンの側面図である。 図12の拡大図である。 図13Aの概念図である。 図12の拡大底面図である。 図14Aの概念図である。 銃口を右に向けた状態の電動ガンの拡大側面図である。 モータへの通電が阻止された状態における銃口を左に向けた電動ガンの拡大底面図である。 図16Aの概念図である。 モータへの通電が阻止された状態における銃口を右に向けた電動ガンの側面図である。 モータへ、再び通電された状態における銃口を右に向けた電動ガンの側面図である。 モータへ、再び通電された状態における銃口を左に向けた電動ガンの拡大底面図である。
本実施例における弾丸検知装置300は、後述する電動ガン10に配置したカラ撃ち防止装置200に好適なものであり、その弾丸検知装置300を説明する前に、カラ撃ち防止装置200を有する電動ガン10について説明する。電動ガン10は、後述するトリガ20を引いたときに接触して通電する第1接点21とは別に、後述するメカボックスにおける筐体16の外部にスイッチ201を設け、弾倉部500内の弾丸Gが空になったときに、いわゆるカラ撃ちを防止するために、通電停止部202を配置し、この通電停止部202が、このスイッチ201を切断するというものである(図1、2参照)。
この第1接点21とスイッチ201は、配線Sによって直列に接続されており、これらの第1接点21とスイッチ201のいずれも通電したときに、弾丸Gが発射され、弾丸Gが無くなった場合にこの通電停止部202がスイッチ201の通電を絶つか、引いていたトリガ20を戻すかのいずれか一方または双方により、カラ撃ちを防止することができるというものである(図1、2参照)。
まず、電動ガン10における弾丸Gを発射するための機関部15の構造について説明する。機関部15は、筐体16内に配置されている。また、機関部15は、トリガ20と、第1接点21と、モータ22と、モータギア23とベベルギア24と、ギア25とセクタギア26と、ピストン30と、そのピストン30が有するラック部31と、そのピストン30を-x方向に付勢するスプリング32を有する。ここで、機関部15を有する筐体16をメカボックスということがある。
図示しない使用者が、トリガ20を引くと、第1接点21が接し、バッテリー100からの電気がモータ22に流れ、それによってモータ22が回転する。その回転によってそのモータ22の出力軸に配置されたモータギア23が回転し、そのモータギア23とかみ合うベベルギア24が回転し、そのべべルギア24とかみ合うギア25が回転し、そのギア25とかみ合うセクタギア26が回転する。
セクタギア26は、ピストン30におけるラック部31とかみ合うことでそのピストン30は、+x方向に移動する。それに伴い、そのピストン30は、スプリング32を圧縮する。
セクタギア26は、歯車の歯を一部に有しない無歯部を有しているために、そのセクタギア26における無歯部が、ラック部31と対向する位置に回転すると、そのラック部31と、セクタギア26との係合がはずれ、スプリング32が自然長に回復する力によってシリンダ40内に配置されたピストン30が急速に-x方向に移動し、シリンダ40内の空気を、ノズル33の先端にあらかじめ配置されている弾丸Gに噴射して、その空気でその弾丸Gを発射するというものである。
また、この電動ガン10は、実銃において発生する弾丸発射時における反作用によって生じる衝撃を擬似的に再現するためのいわゆるリコイルショックを発生させるためにリコイルショック発生機構50を具備している。よって、これについても説明する。リコイルショック発生機構50は、ピストン30におけるピストン係合部51と、そのピストン係合部51と係合するリコイルウエイト52とを有し、リコイルウエイト52はリコイルスプリング53によって、−x方向に付勢されている。なお、リコイルウエイト52は衝撃を擬似的に再現するために所定の質量を有することが好ましい。
上記のとおり、シリンダ40内に配置されたピストン30が急速に-x方向に移動し、シリンダ40内の空気を、ノズル33の先端にあらかじめ配置されている弾丸Gに噴射して、その空気でその弾丸Gを発射する。そのときに、ピストン30におけるピストン係合部51とそのピストン係合部51と係合するリコイルウエイト52が、蓄圧されたリコイルスプリング53が自然長に回復する力によって、ピストン30と同様に急速に-x方向に移動し、そのリコイルウエイト52が先端部54と衝突して衝撃を発生させ、いわゆるリコイルショックを得る。
その後再びピストン30が、+x方向に移動するのに伴い、そのピストン30におけるピストン係合部51と係合するリコイルウエイト52も+x方向に移動し、リコイルスプリング53を蓄圧する。
その後再び、上記と同様にシリンダ40内に配置されたピストン30が急速に-x方向に移動し、蓄圧されたリコイルスプリング53が自然長に回復する力によって再びリコイルショックを得る。このように、トリガ20を引いたときに、弾丸Gを発射するたびにいわゆるリコイルショックを得る。また、そのリコイルウエイト52に連結されているリコイルバー60を有する。また、電動ガン10はこのリコイルウエイト52と、リコイルバー60とそのリコイルバー60に連結されているリコイルプレート61とを有し、それら、リコイルウエイト52と、リコイルバー60とリコイルプレート61と、をピストン連動部250と称することがある。ピストン連動部250は文字通りピストン30の動きに連動するものであり、弾丸Gの発射に応じて、−x方向及び+x方向に往復運動をするものである。
上記のとおり、カラ撃ち防止装置200は、第1接点21と配線Sによって直列に接続されているその第1接点21とは別のスイッチ201を上記のとおりメカボックスにおける筐体16の外部に有し、弾丸Gが撃ち終わり、弾倉部500に弾丸Gがなくなったことを、本実施例における弾丸検知装置300が検知し、通電停止部202におけるスイッチ切断部270によって、スイッチ201を切断することでモータ22の通電を遮断するというものであり、スイッチ切断部270は、ピストン30の動きによって駆動するピストン連動部250によって切断されるというものである。従って、上記のとおり、トリガ20を引いて、第1接点21が接したままであっても、その第1接点21と直列に接続されているスイッチ201が切断されることで、カラ撃ちが防止できるというものである。
そこで、弾倉部500に弾丸Gがなくなったことを検知する本実施例における弾丸検知装置300について説明する。弾丸検知装置300は弾倉部500に配置することが好ましい。そこで、まず弾倉部500の構成について説明し、その上で弾丸検知装置300について説明する。
弾倉部500は、弾倉本体部501を有し、それは、いわゆる弾丸Gを電動ガン10に供給するマガジンとしての外郭を構成するものである。また、弾丸配置部502は、複数の弾丸Gを配置し、電動ガン10の内部にその弾丸Gを送り込むための通路となるものであって、弾丸Gの幅にその弾丸配置部502の幅が設定されている。弾丸配置部502においては、複数の弾丸Gを開口部503方向(+y方向)へ押し上げるためのマガジンスプリング505と、そのマガジンスプリング505に付勢されたフォロワー部510と、を有する。
従って、フォロワー部510は、マガジンスプリング505に付勢された第1フォロワー511と、その第1フォロワー511に付勢された第2フォロワー512と、その第2フォロワー512に付勢された第3フォロワー513と、を有し、上述のとおり弾丸Gは常に開口部503の方向(+y方向)に付勢されている。すなわち、マガジンスプリング505は、フォロワー部510における第1フォロワー511を押圧している。また、第2フォロワー512と、第1フォロワー511とは、いずれかに軸部を有し、他方に軸受け部を有しそれらが嵌合して接続されている。従って、弾丸配置部502が、仮に曲線状であった場合にその曲線状に追従できるように、折り曲げ可能にその第2フォロワー512と、第1フォロワー511と、が接続されている。また、第3フォロワー513は、第2フォロワー512に接することで、その第2フォロワー512によって、押圧されている。
なお、マガジンスプリング505の下端部505aは、弾丸配置部502の端部502aに配置され、マガジンスプリング505のスプリング上端部505bは、フォロワー部510における第1フォロワー511に接続されている。また、電動ガン10から弾倉部500を外した際に(図示せず)、弾丸Gの飛び出しを防止するために、弾丸係止部515が配置され、弾丸係止スプリング516によって、+x方向に付勢されている。
すなわち、上記構成のこのような弾倉部500に弾丸Gを複数詰め込めると、その複数の弾丸Gによって、マガジンスプリング505が圧縮され、弾丸係止スプリング516によって、+x方向に付勢されている弾丸係止部515によって、複数の弾丸Gの最も上方に配置されている弾丸Gの飛び出しが防止され、それら複数の弾丸Gがその弾倉部500内に配置される。また、弾丸係止部515は、弾倉500を電動ガン10にセットした際に、チャンバー34(図1参照)によって、その弾丸係止部515が、−x方向に押圧され、その弾丸係止部515と、弾丸Gとの係合が解除される。これにより弾丸Gが、電動ガン10に装填される。なお、図3、4、5Aにおいて弾丸係止部515は、弾丸Gとの係合が解除された状態である。
本実施例において、弾丸検知装置300は弾倉部500に配置され、フォロワー部510における第1フォロワー511に配置されている検知係合部301と、その検知係合部301の上昇を受けて弾丸が無くなったことを検知するために突出する検知移動部310を有する。また、検知係合部301と検知移動部310と、が係合すると、検知移動部310が、移動して突出する動作をするというものである。
すなわち検知移動部310は、検知被係合部311と、その検知被係合部311と所定の角度すなわち本実施例においてはほぼ90度の角度で配置された、検知押し出し部312と、検知軸部313と、その検知押し出し部312と検知軸部313との間に配置された薄板状で三角形状の第1本体部330を有する。従って、検知被係合部311と、検知押し出し部312と、検知軸部313と、第1本体部330と、は一体であり、それらは検知移動部310を構成している。また、検知移動部310は、検知軸部313を軸として揺動するように回転する(図3参照)。
弾倉部500内に配置された弾丸Gがすべて撃ち終わると、弾倉部500内に配置された弾丸Gが無くなり、マガジンスプリング505が、その弾丸配置部502の長さより十分に長い自然長に回復しようとして、フォロワー部510における第1フォロワー511を開口部503方向に押し上げる。
それと共に、マガジンスプリング505のスプリング上端部505bに接続されている第1フォロワー511が所定の位置に上昇し、第1フォロワー511に配置されている検知係合部301が、検知移動部310における検知被係合部311を反時計回りに回転させ、その検知被係合部311と一体の検知押し出し部312を反時計回りに回転させ、弾倉部500内から飛び出すように突出させる。このように弾倉部500内に配置された弾丸Gがすべて撃ち出されると、検知押し出し部312を弾倉部500内から突出させることで弾丸Gがカラになったことを検知するものである(図4参照)。その場合に開口部503から、第3フォロワー513の上端部513aが突出する状態である。本実施例においては、検知押し出し部312を弾倉部500内から飛び出すように突出させようとする位置は、メカボックスにおける筐体16とは弾丸配置部502に対し、反対の位置(−x方向である)である(図1参照)。すなわち、メカボックスにおける筐体16の位置は、弾丸配置部502に対しトリガ20の方向(+x方向である)に、配置したものである。一方で、弾丸検知装置300における検知押し出し部312は、その筐体16の外部に配置したスイッチ201を切断するために、弾丸の有無を検知しようとするものであるので、その検知押し出し部312は、弾丸配置部502に対し、トリガ20の位置とは反対の位置(−x方向である)に配置されている。なお、上記の所定の位置とは、弾丸配置部502に弾丸Gが無くなったときに、マガジンスプリング505の付勢力によってフォロワー部510が移動し、そのフォロワー部510における第1フォロワー511に配置されている検知係合部301と、検知移動部310における検知被係合部311と、が係合する位置である。従って、本実施例においては、フォロワー部510は、上記のとおり、第1フォロワー511と、第2フォロワー512と、第3フォロワー513と、を有し、検知係合部301は、第1フォロワー511に配置されているが、その検知係合部301を、たとえば第2フォロワー512または、第3フォロワー513に配置することも可能である。
なお、弾丸検知装置300の機能を停止させるために、カラ撃ち防止機能停止装置360を有している。これは、検知移動部310における検知被係合部311に配置された検知突部350と、カラ撃ち防止機能停止装置360における機能停止係合部361と係合して、検知移動部310における検知押し出し部312を、弾倉部500の外部にあまり突出させる動作をすることなく、その弾倉部500内にほぼ留めておくというものである。これにより後述のカラ撃ち防止装置200の機能を停止することができるので、弾丸Gが、その弾丸配置部502から無くなってカラとなった状態であっても、いわゆるカラ撃ちをすることができる。これは、特にリコイルショックを具備する電動ガンの動作確認を、弾丸Gが弾倉部500に充填されていない状態で行うことができるので安全に資するとともに、リコイルショックのみを体験したい使用者にとって好適である。
すなわち、図4の状態からカラ撃ち防止機能停止装置360を−x方向にスライド移動させる。カラ撃ち防止機能停止装置360を−x方向にスライド移動させた状態が図5A、Bである。この状態において、カラ撃ち防止機能停止装置360における位置係合部365が、弾倉部500における第1溝部551との係合から脱し、第2溝部552と係合する。このときにカラ撃ち防止機能停止装置360における機能停止係合部361が、検知移動部310における検知被係合部311に配置された検知突部350と係合する。上記のとおり、検知移動部310は、カラ撃ち防止機能停止装置360によって、図5Aのxy平面上において、時計回りに押し下げられ、その検知被係合部311と一体の検知押し出し部312は、弾倉本体部501の外部にあまり突出させることなく留まっている状態である。
このような状態において、弾丸Gを打ちつくし、弾丸配置部502から弾丸Gがなくなった場合に、上述のとおり、フォロワー部510が上昇し、そのフォロワー部510における第1フォロワー511に配置されている検知係合部301が、検知移動部310における検知被係合部311と係合するものの、その検知移動部310における上記回転(図5Aにおいては反時計回りの回転)が、カラ撃ち防止機能停止装置360によって阻止され、検知移動部310における検知押し出し部312を、弾倉部500の外部にあまり突出させることなく、その弾倉部500における弾倉本体部501内にほぼ留めておくというものである。この場合において、開口部503から、第3フォロワー513の上端部513aが突出せず、その開口部503内にその上端部513aが留まっている状態である。
また、図5A、Bの状態からカラ撃ち防止機能停止装置360を+x方向にスライド移動させる。カラ撃ち防止機能停止装置360を+x方向にスライド移動させると、カラ撃ち防止機能停止装置360における位置係合部365が、弾倉部500における第2溝部552から外れて第1溝部551と係合する。このときにカラ撃ち防止機能停止装置360における機能停止係合部361が、検知移動部310における検知被係合部311に配置された検知突部350との係合を脱する。このように、カラ撃ち防止機能停止装置360を移動させることで、カラ撃ち防止機能停止装置360における機能停止係合部361が、検知移動部310における検知被係合部311と係脱可能に配置されているのである。また、カラ撃ち防止機能停止装置360は、溝部366を有する。これにより、位置係合部365が復元可能に弾性変形するために、その位置係合部365が第1溝部551および、第2溝部552と係合すること、または、それらから脱するのに好適である(図4参照)。
なお、図5Bにおいて、検知突部350は、図面手前側に突出する構成であり、カラ撃ち防止機能停止装置360における位置係合部365が、弾倉部500における第1溝部551と係合したときは、弾丸検知装置300の機能を停止することがなく、第2溝部552と係合したときは、弾丸検知装置300の機能を停止するものである(図4、5A、B参照)。また、本実施例において、弾丸検知装置300は弾倉部500に配置されているが、たとえば、上記弾倉部500の各構成を電動ガン10に配置すれば、それに弾丸検知装置300を配置することも可能である。このように従来のメカボックスを変更することなく弾丸Gがカラになった場合にモータの回転を停止することができる後述するカラ撃ち防止装置200に好適な、弾丸Gがなくなったことを検知する弾丸検知装置300を提供することができる。
また、第2実施例における第2弾丸検知装置300Aについて、弾丸検知装置300との相違点のみ説明する。なお、共通する部分については符号のみ付しその説明は省略する。第2弾丸検知装置300Aは、フォロワー部510における第1フォロワー511に第2検知係合部302が配置されている点が異なる。また、第2検知移動部310Aは検知移動部310と対比して検知突部350を有していない点が異なる。さらに第2カラ撃ち防止機能停止装置360Aは、第2検知係合部302と係合するための、第2機能停止係合部367を有する点で異なる(図6参照)。
上記第2検知係合部302は、第1フォロワー511において、水平に張り出すように配置され、第1フォロワー511を挟むように検知係合部301の反対側に配置されている。また、第1フォロワー511と検知係合部301と第2検知係合部302とは、一体をなすように構成されている。
また、第2カラ撃ち防止機能停止装置360Aに配置した、第2機能停止係合部367は、第2検知係合部302と係合するためのものであり、下方に突出するほぼ台形状を呈しその下端部は、第2機能停止係合端部367aを有し、上記第2検知係合部302と係合する。
すなわち、弾丸Gを撃ちつくし、弾丸配置部502から弾丸Gがなくなった場合に、上述のとおり、フォロワー部510が上昇し、そのフォロワー部510における第1フォロワー511に配置されている検知係合部301が、第2検知移動部310Aにおける検知被係合部311と係合しようとする。このとき、あらかじめ第2カラ撃ち防止機能停止装置360Aを−x方向にスライド移動させる。この状態において、第2カラ撃ち防止機能停止装置360Aにおける位置係合部365が、弾倉部500における第1溝部551との係合から脱し、第2溝部552と係合する。
下方に突出する第2機能停止係合端部367aは、−x方向に移動しているときに下方に突出する第2機能停止係合端部367aと、上記第2検知係合部302と、が係合する。これによって、マガジンスプリング505の付勢力によって上昇しようとするフォロワー部510の移動が阻止される。フォロワー部510の移動が阻止されることにより、フォロワー部510における第1フォロワー511に配置されている検知係合部301が、第2検知移動部310Aにおける検知被係合部311と係合することなく、第2弾丸検知装置300Aにおける第2検知移動部310Aが突出しない状態が維持される。それにより、その第2検知移動部310Aの突出する動作が阻止される(図7参照)。なお、第2実施例における第2弾丸検知装置300Aおよび第2カラ撃ち防止機能停止装置360Aを弾倉部500に配置できることは言うまでもなく、またその弾倉部500を電動ガン10に配置できることも言うまでもない。さらに、第2実施例における第2弾丸検知装置300Aおよび第2カラ撃ち防止機能停止装置360Aを、直接電動ガン10に配置できることも言うまでもない。
また、第3実施例における第3弾丸検知装置300Bについて説明する。第3弾丸検知装置300Bは、検知係合部301と第3検知移動部310Bを有する。検知係合部301については上述の通りであり、本実施例における弾丸検知装置300における検知係合部301と機能の上では変わることはない(図8参照)。従って、大きさ、長さ、寸法、形状は変更されうる。
第3検知移動部310Bは、斜め上下方向に移動するフォロワーリンク部351と、そのフォロワーリンク部351が上下動する軌道を規定するフォロワーリンク配置部352と、を有する。フォロワーリンク配置部352は、図9において図面手前側に突出する細長い突状に構成されたものであり、図示しない細長い溝部に摺動可能に嵌合し、その図9において+yを上方とすると、左斜め上方に移動する軌道を規定するものである。また、フォロワーリンク部351の下端部付近に第3検知突部350Bを有している。
すなわち、弾丸Gを打ちつくし、弾丸配置部502から弾丸Gがなくなった場合に、上述のとおり、フォロワー部510が上昇し、そのフォロワー部510における第1フォロワー511に配置されている検知係合部301が、フォロワーリンク部351をフォロワーリンク配置部352に沿って斜め上方に押し上げる。これによってフォロワーリンク部351が移動し、フォロワーリンク部351の先端部が弾倉部500から突出する(図8参照)。
なお、第3弾丸検知装置300Bの機能を停止させるために、カラ撃ち防止機能停止装置360を有している。すなわち、カラ撃ち防止機能停止装置360を−x方向にスライド移動させる(図9参照)。この状態において、カラ撃ち防止機能停止装置360における位置係合部365が、弾倉部500における第1溝部551との係合から脱し、第2溝部552と係合する。このときにカラ撃ち防止機能停止装置360における機能停止係合部361が、フォロワーリンク部351における第3検知突部350Bと係合する。これにより、フォロワーリンク部351が、弾倉部500の内部から外部にあまり突出させる動作をすることなく、その弾倉部500内にそのフォロワーリンク部351を、ほぼ留めておくことができるというものである(図9、10、11参照)。なお、フォロワーリンク部351が、弾倉部500の内部から外部に突出させる動作をすることなく、その弾倉部500内にそのフォロワーリンク部351を、完全にとどめておいても良い。また、第3実施例における第3弾丸検知装置300Bおよびカラ撃ち防止機能停止装置360を弾倉部500に配置できることは言うまでもなく、またその弾倉部500を電動ガン10に配置できることも言うまでもない。さらに、第3実施例における第3弾丸検知装置300Bおよびカラ撃ち防止機能停止装置360を、直接電動ガン10に配置できることもいうまでもない。
次に電動ガン10におけるカラ撃ち防止装置200について説明する。カラ撃ち防止装置200は、上記のとおり、筐体16の外部にスイッチ201を設け、弾倉部500の弾丸Gがカラになったときに、いわゆるカラ撃ちを防止するために、後述する通電停止部202が、このスイッチ201の接触を切断するという構成である。従って、上述の検知押し出し部312が突出したことを受けて、通電停止部202を作動させてこのスイッチ201の接触を切断するという構成である。
通電停止部202は、検知押し出し部312が、弾倉部500から突出した動作を受けるための、検知受け部210と、ピストン30の動きに連動するピストン連動部250と、スイッチ201の接点を引き離すためのスイッチ切断部270とを有するものである(図12参照)。検知受け部210は、第1検知受け部211と第2検知受け部212とを有し、検知押し出し部312の−x方向に移動する動作を受けるものであり、第1検知受け部211は、検知押し出し部312の−x方向に移動する動作を受けて、−x方向に移動する(図12、13A、B参照)。
第2検知受け部212は、回転可能に軸部213によって軸止されている。第2検知受け部212における突起部212aは、検知押し出し部312の先端部312aの押圧を受けた第1検知受け部211の先端部分211aによってさらに押圧される。底面図である図14A、Bによれば、その第2検知受け部212はxz平面上において、時計回りに回転する。これにより、第2検知受け部212における他端部212bもxz平面上に時計回りに回転することで、その他端部212bが、−x方向から+x方向に往復運動するリコイルプレート61の軌道に突出する。すなわち、ピストン30が−x方向から+x方向に往復運動することで、これと連動するピストン連動部250におけるリコイルプレート61も−x方向から+X方向に往復運動する。また上記のとおり、その他端部212bがその軌道に突出する。すなわち、図14A、Bにおいて第1検知受け部211に押圧されることで、第2検知受け部212は、他端部212bを図面上方にした、いわゆる屹立した状態を呈しており、その他端部212bがリコイルプレート61の往復運動(−x方向と+x方向)する軌道に突出している。
図15は、図14A、Bの状態において電動ガン10の銃口を右方に向けた状態の拡大側面図である。この状態において後述するスイッチ切断部270におけるストッププレート280は、スイッチレバー290と係合していない状態である。
その状態において、いまだピストン30は往復運動しているので、図14A、Bにおいて屹立した状態の第2検知受け部212における他端部212bは、その後図16A、Bにおいて、ピストン連動部250におけるリコイルプレート61と係合する。上記のとおりそのリコイルプレート61は、−x方向から+x方向に往復運動しているので、第2検知受け部212は、そのリコイルプレート61と係合し、第2検知受け部212における他端部212bは、さらにxz平面上において、時計回りに回転するように作動する。すなわちいまだ通電が切断されていないために、モータ22が回転し、ピストン30が往復運動を続けている状態であるが、そのピストン30の往復運動に追従するピストン連動部250によって、第2検知受け部212における他端部212bが、さらにxz平面上において、時計回りに回転する。なお、バネ214は、第2検知受け部212を反時計回りに付勢している(図16A、B参照)。
これによって、第2検知受け部212における一端部212cもさらに、xz平面上において、時計回りに回転する。さらに時計回りに回転した検知受け部210における第2検知受け部212の一端部212cは、スイッチ切断部270と係合してそのスイッチ切断部270を作動させる。また、そのスイッチ切断部270の作動により、そのスイッチ切断部270が、スイッチ201の接触を断つ、すなわち、スイッチ201を切断するものである(図14A、図15、16A、B、図17参照)。
これをさらに説明すると、まず、スイッチ切断部270は、ラッチ271とストッププレート280と、スイッチレバー290を有するものである。また、ラッチバネ272は、ラッチ271を時計回りに付勢している。このような構成で、第2検知受け部212における一端部212cは、スイッチ切断部270におけるラッチ271と係合し、その一端部212cは、ラッチバネ272の時計回りの付勢力に反して、ラッチ271を反時計回りに回転させる(図14A、図15、図16A、B、図17参照)。
ラッチ271はラッチ凸部271aを有し、そのラッチ凸部271aと係合しているストッププレート280は、ストッププレートバネ281によって、-x方向に付勢されている。よって、ラッチ271を反時計回りに回転させたことで、そのラッチ271におけるラッチ凸部271aとの係合が解かれたストッププレート280は、-x方向に移動する。図17は、図16A、Bの状態において、電動ガン10の銃口を右方に向けた状態の側面図である。図15と図17とを対比することによって、ストッププレート280は、-x方向に移動していることが理解できる。
ストッププレート280が、−x方向に移動することによって、スイッチレバー290におけるスイッチレバー一端部291を押し下げ、スイッチレバー他端部292を、スイッチレバー軸部293を軸にして+y方向に引き上げる。そのときに、スイッチレバー軸部293に取り付けられた凸部294が回転し、スイッチ201における第1接点部201aを持ち上げ、スイッチ201における第2接点部201bとの接触を断つ。これにより、モータ22への通電が阻止され、カラ撃ちを防止することができる(図17参照)。すなわち、検知受け部210が、スイッチ切断部270を作動させて、そのスイッチ切断部270がスイッチ201を切断するというものである。なお、スイッチレバー290は、スイッチレバー一端部291と、スイッチレバー他端部292とを有しそれらの挟角である頂角が鈍角のほぼ2等辺三角形状を呈している。なお、スイッチレバーバネ290aは、スイッチレバー290を図17において反時計回りに付勢している。これにより、弾丸Gが弾倉部500内に配置されている状態または、カラ撃ち防止機能停止装置360が機能している場合において、そのスイッチ201における第1接点部201aを押し下げ、スイッチ201における第2接点部201bとの接触を確実なものとしている。
このように従来であれば専用の電動ガンにおける機械式通電停止装置を設置したメカボックスを使う必要があったが、カラ撃ち防止装置をいわゆるメカボックスから独立したものとして設置することができるので、電動ガンの外形を問わずスペースのある部分にこの装置を設置することで既存のメカボックスを使用することができる。よって、弾丸Gが撃ち終わって、弾倉内の弾丸Gが、カラになった状態において、使用者がトリガ20を引き続けていたとしても、いわゆるカラ撃ちを防止する効果を奏することができる。なお、弾倉部を有しない電動ガンにおいては、その電動ガンの本体に、弾丸検知装置と同様の構成を有することで、カラ撃ちを防止する効果を奏することができる。
なお、この状態のままでは、ストッププレート280と、スイッチレバー290との上記の作用によって、スイッチ201における第1接点部201aを持ち上げ、スイッチ201における第2接点部201bとの接触が断たれた状態である(図17参照)。従って、スイッチ201における第1接点部201aと、第2接点部201bとを再び接触させるために、ボルト部295を、+x方向に引く。図示しない使用者が、ボルト部295を引いて、一定のストロークを経てそのボルト部295はストッププレート280と係合する。ボルト部295と係合したストッププレート280は、ストッププレートバネ281によって、-x方向に付勢されているために、この付勢力に抗してボルト部295を、+x方向に引くことになる(図18参照)。
図19は、図18の状態において銃口を左方向に向けた状態の拡大底面図である。なお、あらかじめ弾丸Gを充填した弾倉部500を電動ガン10にセットし、上記のとおりボルト295を+x方向に引くと、ストッププレート280も、+x方向に移動し、再びラッチ271と係合し、ストッププレートバネ281に抗して、その位置にそのストッププレート280は、留まる。スイッチ201における第1接点部201aを押し下げ、スイッチ201における第2接点部201bと接触する(図18、19参照)。その後トリガ20を引けば、再び弾丸Gを発射することができる。なお、本実施例においては、リコイルショック発生機構50を具備するものであるが、この機構を有しない場合であっても、そのピストン30の往復運動に追従するピストン連動部250を配置するか、ピストン30そのものを、ピストン連動部250として、実施することも可能である。
10 電動ガン
15 機関部
16 筐体
20 トリガ
21 第1接点
22 モータ
23 モータギア
24 ベベルギア
25 ギア
26 セクタギア
30 ピストン
31 ラック部
32 スプリング
50 リコイルショック発生機構
51 ピストン係合部
52 リコイルウエイト
53 リコイルスプリング
54 先端部
60 リコイルバー
61 リコイルプレート
200 カラ撃ち防止装置
201 スイッチ
202 通電停止部
250 ピストン連動部
270 スイッチ切断部
300 弾丸検知装置
300A 第2弾丸検知装置
300B 第3弾丸検知装置
301 検知係合部
302 第2検知係合部
310 検知移動部
310A 第2検知移動部
310B 第3検知移動部
311 検知被係合部
312 検知押し出し部
313 検知軸部
320 検知スプリング
350 検知突部
350B 第3検知突部
351 フォロワーリンク部
352 フォロワーリンク配置部
360 カラ撃ち防止機能停止装置
360A 第2カラ撃ち防止機能停止装置
361 機能停止係合部
365 位置係合部
367 第2機能停止係合部
500 弾倉部
501 弾倉本体部
502 弾丸配置部
503 開口部
505 マガジンスプリング
510 フォロワー部
511 第1フォロワー
512 第2フォロワー
513 第3フォロワー
G 弾丸

Claims (7)

  1. マガジンスプリングに付勢され弾丸を排出するための通路となる弾丸配置部に移動可能に配置されたフォロワー部が具備する検知係合部が、前記弾丸配置部における所定の位置に移動したときに前記検知係合部と係合して突出する動作をする検知移動部のその動作を阻止するための機能停止係合部と、を有し、
    前記機能停止係合部が、前記検知移動部と係合したときに、当該検知移動部の動作を阻止することで、前記検知移動部の突出する動作を阻止するカラ撃ち防止機能停止装置。
  2. 前記検知移動部は、前記検知係合部と係合する検知被係合部と、
    前記検知被係合部と一体となる検知押し出し部と、
    前記機能停止係合部と係合する検知突部と、を有し、
    前記検知移動部における前記検知突部と前記機能停止係合部とが係合したときに、前記検知移動部の動作を阻止することで、当該検知移動部の突出する動作を阻止する請求項1記載のカラ撃ち防止機能停止装置。
  3. マガジンスプリングに付勢され弾丸を排出するための通路となる弾丸配置部に移動可能に配置されたフォロワー部が具備する検知係合部が、前記弾丸配置部における所定の位置に移動したときに前記検知係合部と係合して突出する動作をする検知移動部のその動作を阻止するための第2機能停止係合部と、を有し、
    前記フォロワー部は、第2検知係合部をさらに具備し、前記第2検知係合部が前記第2機能停止係合部と係合したときに、フォロワー部の動作を阻止することで、前記検知移動部の突出する動作を阻止するカラ撃ち防止機能停止装置。
  4. 前記検知移動部は、上下方向に移動するフォロワーリンク部と、
    前記フォロワーリンク部に、前記機能停止係合部と係合する第3検知突部と、を有し、 前記機能停止係合部が、前記第3検知突部と係合したときに、前記フォロワーリンク部の上方向の移動を阻止することで、当該フォロワーリンク部の突出する動作を阻止する請求項1記載のカラ撃ち防止機能停止装置。
  5. 前記請求項1から4のいずれか1項記載のカラ撃ち防止機能停止装置を有する弾倉部。
  6. 前記請求項1から4のいずれか1項記載のカラ撃ち防止機能停止装置を有する電動ガン。
  7. 前記請求項5記載の弾倉部を有する電動ガン。
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