JPWO2019049702A1 - 水処理用の紫外線照射装置、及び紫外線照射を利用した水処理方法 - Google Patents

水処理用の紫外線照射装置、及び紫外線照射を利用した水処理方法 Download PDF

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Abstract

紫外線照射装置は、流入口(1)及び流出口(2)に連通する流路(5)が内部に形成された流路構造体(6)と、流路(5)内に配置された流れ制限部(30A)と、流路(5)に向かって紫外線を発する紫外線発光ダイオード(25)と、紫外線発光ダイオード(25)から発せられた紫外線を平行光線にする少なくとも1つのコリメート光学システム(27)を備える。流れ制限部(30A)は、原水の通過を許容する第1開口部(31)および第2開口部(32)を有し、第1開口部(31)は第2開口部(32)よりも紫外線発光ダイオード(25)に近い位置にあり、第2開口部(32)の面積は第1開口部(31)の面積よりも大きい。

Description

本発明は、浄水場や飲料水製造工場などで使用される水処理のための紫外線照射装置に関する。また、本発明は、紫外線照射を利用した水処理方法に関する。
紫外線発光ダイオード(UV-LED)から紫外線を水に照射して殺菌する技術が知られている。水の殺菌に必要な照射量を確保するためには水銀ランプに比べて多数の紫外線発光ダイオード素子が必要となり、紫外線発光ダイオード素子は高価であるため照射装置も高価になる。また、流入水の流れや滞留時間によって水への照射量が均一ではないため、照射不足や過照射が発生することもある。
従来における紫外線発光ダイオードを用いた紫外線殺菌装置は、以下の特許文献1および2に開示されている。
特許文献1には、複数の通孔を有する多孔部材を流路内に配置し、通孔を通過する原水に紫外線を照射する技術が開示されている。
特許文献2には、紫外線を、反射率の高い材料で形成した流路壁に所定角度で入射させることで、流路に入射した紫外線を壁面に吸収させずに、有効に殺菌に使用する技術が開示されている。
国際公開第2017/018294号公報 特開2017−64610号公報
特許文献1に開示された技術によれば、原水は多孔部材の通孔に導かれ、通孔を流れるときに紫外線が原水に照射されるので、効率的な殺菌処理が実現される。しかしながら、多孔部材の通孔が長い場合、通孔の入口と出口とでは紫外線の照射断面形状が異なり、不均一な照射となる。
特許文献2に開示された技術によれば、流路壁が紫外線の反射面になるため、流路に無照射部分ができにくい。しかしながら、反射面の汚れや劣化により、反射率が変わってしまう。特に、光源付近の反射面が汚れた場合、反射光が下流に導かれなくなるため、照射効率が著しく低下してしまう。
そこで、本発明は、原水に紫外線を均一に照射し、処理効率を向上させることができる紫外線照射装置を提供する。また、本発明は、そのような紫外線照射装置を用いて原水を処理する方法を提供する。
本発明の一態様は、原水が流入する流入口と、処理された水が流出する流出口と、前記流入口及び前記流出口に連通する流路が内部に形成された流路構造体と、前記流路内に配置された少なくとも1つの流れ制限部と、前記流路に向かって紫外線を発する少なくとも1つの紫外線発光ダイオードと、前記紫外線発光ダイオードから発せられた紫外線を平行光線にする少なくとも1つのコリメート光学システムを備え、前記流れ制限部は、前記原水の通過を許容する第1開口部および第2開口部を有し、前記第1開口部は前記第2開口部よりも前記紫外線発光ダイオードに近い位置にあり、前記第2開口部の面積は前記第1開口部の面積よりも大きいことを特徴とする紫外線照射装置である。
前記流れ制限部は、前記流路に沿って配列された複数の邪魔板であり、前記複数の邪魔板は前記第1開口部を有する第1邪魔板と、前記第2開口部を有する第2邪魔板を含むことを特徴とする。
前記複数の邪魔板は、前記第1開口部の面積よりも大きく、かつ前記第2開口部の面積よりも小さい面積の開口部を有する第3邪魔板を含み、前記第3邪魔板は前記第1邪魔板と前記第2邪魔板との間に配置されていることを特徴とする。
前記複数の邪魔板のうちの隣接する2つは互いに接触していることを特徴とする。
前記複数の邪魔板は、その表面に形成された導水溝を有することを特徴とする。
前記第1開口部と前記第2開口部とは通孔で接続され、前記通孔の断面積は、前記第1開口部からの距離に従って徐々に大きくなることを特徴とする。
前記第1開口部および前記第2開口部は、前記紫外線の照射断面形状に相似した形状を有することを特徴とする。
前記紫外線照射装置は、前記少なくとも1つの紫外線発光ダイオードは、前記流路の入口に対向して配置された第1の紫外線発光ダイオードと、前記流路の出口に対向して配置された第2の紫外線発光ダイオードを含むことを特徴とする。
前記紫外線照射装置は、前記第1の紫外線発光ダイオードまたは前記第2の紫外線発光ダイオードに隣接して配置された紫外線強度センサをさらに備えたことを特徴とする。
前記少なくとも1つの流れ制限部は、前記流路の中央に関して対称に配置された2つの流れ制限部であることを特徴とする。
前記少なくとも1つのコリメート光学システムは、前記第1の紫外線発光ダイオードから発せられた紫外線を平行光線にする第1のコリメート光学システムと、前記第2の紫外線発光ダイオードから発せられた紫外線を平行光線にする第2のコリメート光学システムを含むことを特徴とする。
前記流路構造体を包囲し、かつ前記流入口および前記流出口が固定されたハウジングをさらに備え、前記流路構造体には前記流路が複数形成されており、前記ハウジングの内面と前記流路構造体の外面との間には整流板が配置されていることを特徴とする。
前記整流板は多孔板であることを特徴とする。
前記紫外線照射装置は、前記流路の出口に対向する反射板をさらに備えたことを特徴とする。
前記紫外線照射装置は、前記反射板の表面をクリーニングするクリーニング装置をさらに備えたことを特徴とする。
前記クリーニング装置は、ワイパー装置または超音波洗浄機であることを特徴とする。
前記紫外線照射装置は、前記流路と前記コリメート光学システムとの間に配置された透明な保護板と、前記保護板の表面をクリーニングするクリーニング装置をさらに備えたことを特徴とする。
前記クリーニング装置は、ワイパー装置または超音波洗浄機であることを特徴とする。
本発明の一態様は、紫外線発光ダイオードから発せられた紫外線を平行光線にし、流路内に配置された流れ制限部で原水の流れを制限しながら、前記紫外線を前記流路を流れる原水に照射する工程を含み、前記流れ制限部は、前記原水の通過を許容する第1開口部および第2開口部を有し、前記第1開口部は前記第2開口部よりも前記紫外線発光ダイオードに近い位置にあり、前記第2開口部の面積は前記第1開口部の面積よりも大きいことを特徴とする水処理方法である。
本発明によれば、第1開口部および第2開口部によって流れが制限された原水に紫外線が照射される。よって、流路が長い場合であっても、流路内の照射強度のばらつきが低減され、原水の全体を均一に処理できる。
本発明に係る紫外線照射装置の一実施形態を示す断面図である。 LEDモジュールを示す拡大図である。 図3Aは、図1に示す第1開口部を通過するときの紫外線の照射断面形状を示す図である。 図3Bは、図1に示す第3開口部を通過するときの紫外線の照射断面形状を示す図である。 図3Cは、図1に示す第2開口部を通過するときの紫外線の照射断面形状を示す図である。 図4Aは、第1開口部を有する第1邪魔板を示す図である。 図4Bは、第3開口部を有する第3邪魔板を示す図である。 図4Cは、第2開口部を有する第2邪魔板を示す図である。 図5Aは複数の導水溝を有する第1邪魔板を示す図である。 図5Bは複数の導水溝を有する第3邪魔板を示す図である。 図5Cは複数の導水溝を有する第2邪魔板を示す図である。 本発明に係る紫外線照射装置の他の実施形態を示す断面図である。 図6に示す第1のLEDモジュールの拡大図である。 本発明に係る紫外線照射装置のさらに他の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る紫外線照射装置のさらに他の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る紫外線照射装置のさらに他の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る紫外線照射装置のさらに他の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る紫外線照射装置のさらに他の実施形態を示す断面図である。 図13Aは図12のA−A線断面図である。 図13Bは図12のB−B線断面図である。 図13Cは図12のC−C線断面図である。 本発明に係る紫外線照射装置のさらに他の実施形態を示す断面図である。 クリーニング装置の一実施形態を示す模式図である。 クリーニング装置の他の実施形態を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る紫外線照射装置の一実施形態を示す断面図である。図1に示すように、紫外線照射装置は、原水が流入する流入口1と、処理された水が流出する流出口2と、流入口1及び流出口2に連通する流路5が内部に形成された流路構造体6と、流路構造体6を包囲するハウジング9を備えている。流入口1および流出口2は、ハウジング9に固定されている。ハウジング9の内面と流路構造体6の外面との間には仕切り壁12が配置されている。ハウジング9の内面と流路構造体6の外面との間に形成された内部空間は仕切り壁12により、流入側室13と流出側室14とに分けられる。流入口1は流入側室13に連通し、流出口2は流出側室14に連通する。
本実施形態では、流路構造体6はその内部に複数の流路5を有している。原水(被処理水)は、流入口1を通って流入側室13に流入し、流路構造体6の流路5を通過して、流出側室14に流れ、さらに流出口2を通ってハウジング9の外部に流出する。複数の流路5は並列に並んでいる。一実施形態では、流路構造体6は1つの流路5のみを備えてもよい。
紫外線照射装置は、流路5に向かって紫外線を発する複数のLEDモジュール20をさらに備えている。LEDモジュール20は流路5と一直線上に配列されており、流路5の長手方向に紫外線を発する。ハウジング9の端壁には、透明な保護板22が取り付けられている。LEDモジュール20は、保護板22に対向しており、LEDモジュール20から発せられた紫外線は、保護板22を通過して流路5に導かれる。保護板22は、流路5とLEDモジュール20との間に配置され、紫外線がLEDモジュール20から流路5に進行することを許容しつつ、原水がLEDモジュール20に接触することを防止している。
図2は、LEDモジュール20を示す拡大図である。図2に示すように、LEDモジュール20は、複数の紫外線発光ダイオード25と、紫外線発光ダイオード25から発せられた紫外線を平行光線にする複数のコリメート光学システム27を備えている。一実施形態では、LEDモジュール20は1つの紫外線発光ダイオード25と、1つのコリメート光学システム27を備えてもよい。紫外線発光ダイオード25は照射板26上に配置されている。照射板26は、複数の紫外線発光ダイオード25を配列して設置するためのものである。紫外線発光ダイオード25は電源(図示せず)に接続されており、この電源から紫外線発光ダイオード25に紫外線を発するための電力が供給される。紫外線発光ダイオード25には、砲弾型、表面実装型のいずれも用いることが可能である。
本実施形態では、LEDモジュール20は9つの紫外線発光ダイオード25を備える(図2では3つの紫外線発光ダイオード25のみが描かれている)が、本発明はこの実施形態に限らず、LEDモジュール20は1つの紫外線発光ダイオードのみを備えてもよいし、または9つよりも少ない、または多い紫外線発光ダイオードを備えてもよい。
コリメート光学システム27は、紫外線発光ダイオード25と保護板22との間に配置されている。保護板22は、コリメート光学システム27と流路5(図1参照)との間に配置されている。コリメート光学システム27は、紫外線発光ダイオード25に近接して配置された凹レンズ27aと、凹レンズ27aに近接して配置された凸レンズ27bを備えている。紫外線発光ダイオード25、凹レンズ27a、および凸レンズ27bは、一直線上に配列されており、凹レンズ27aは、紫外線発光ダイオード25と凸レンズ27bとの間に配置されている。紫外線発光ダイオード25から発せられた紫外線は、凹レンズ27aおよび凸レンズ27bをこの順に通過し、平行光線となって、図1に示す流路5を通過し、流路5内を流れる原水を照射する。
本実施形態によれば、紫外線は平行光線として流路5を進行するので、流路5の壁面には紫外線は当たらないか、または拡散した弱い光線のみが壁面に当たる。したがって、平行光線からなる紫外線は原水を効率的に処理することができる。さらに、本実施形態によれば、図1に示すように、流路5内を進む原水が必ず紫外線に照射されるように、流路5内には原水の流れを制限する流れ制限部30が配置されている。流れ制限部30は、原水の通過を許容する第1開口部31および第2開口部32を有している。流路構造体6によって構成される流路5の入口も、同様に、原水の流れを制限する機能を有する。この流路5の入口は、流れ制限部30の一部を構成してもよく、この場合は、流路5の入口を第1開口部としてもよい。
図1に示すように、第1開口部31は記第2開口部32よりも紫外線発光ダイオード25に近い位置にあり、第2開口部32の面積は第1開口部31の面積よりも大きい。これは、平行光線は、完全な平行にはならず長い流路5内を進行するにつれて徐々に広がっていくからである。第2開口部32の面積は第1開口部31の面積よりも大きいので、紫外線は、第1開口部31および第2開口部32に僅かに当たり、徐々に広がりながら流路5内を進行する。流路5内の原水の流れは、第1開口部31および第2開口部32によって制限され、第1開口部31および第2開口部32を通過するときの原水は紫外線に照射される。よって、流路5内の照射強度のばらつきが低減され、原水の全体を均一に処理できる。
本実施形態では、流れ制限部30は複数の邪魔板から構成されている。より具体的には、流れ制限部30は、第1開口部31を有する第1邪魔板35と、第2開口部32を有する第2邪魔板36と、第3開口部37を有する第3邪魔板38を含む。一実施形態では、流れ制限部30は、第1開口部31を有する第1邪魔板35と、第2開口部32を有する第2邪魔板36のみを含んでもよい。第1邪魔板35は第2邪魔板36よりも紫外線発光ダイオード25に近い位置にあり、第3邪魔板38は第1邪魔板35と第2邪魔板36との間に配置されている。第3邪魔板38の第3開口部37の面積は、第1開口部31の面積よりも大きく、かつ第2開口部32の面積よりも小さい。紫外線発光ダイオード25、第1開口部31、第3開口部37、および第2開口部32は、一直線上に配列されている。
紫外線は、第1開口部31、第3開口部37、および第2開口部32のそれぞれの縁にわずかに当たり、徐々に広がりながら流路5内を進行する。流路5内の原水の流れは、第1開口部31、第3開口部37、および第2開口部32によって制限され、第1開口部31、第3開口部37、および第2開口部32を通過する原水は紫外線に照射される。
各流路5は長尺孔であり、流路5の長さは流路5の幅よりも大きい。典型的には、流路5は円形断面を有し、流路5の直径は、80mm〜150mmである。流路5の長さは、500mm〜1000mmであり、好ましくは600mmである。紫外線が原水を透過するときの減衰率を1cm当たり5%とすると、完全な平行光線であっても原水中を600mm進むと、紫外線は5%以下にまで減衰するので、流路5を1000mmよりも長くしても、紫外線が原水に届かない。また、流路5が短すぎる場合、紫外線があまり減衰せずに流路5を通過するので、効率が低下する。
本実施形態の紫外線は平行光線であるが、紫外線の照射断面形状は紫外線発光ダイオード25からの距離に従って少しずつ変化する。図3Aは、図1に示す第1開口部31を通過するときの紫外線の照射断面形状を示す図であり、図3Bは、図1に示す第3開口部37を通過するときの紫外線の照射断面形状を示す図であり、図3Cは、図1に示す第2開口部32を通過するときの紫外線の照射断面形状を示す図である。図3A乃至図3Cに示すように、紫外線発光ダイオード25から発せられた紫外線は、コリメート光学システム27によって平行光線とされるが、平行光線は進行しながら僅かながら徐々に広がる。
図4Aは、第1開口部31を有する第1邪魔板35を示す図であり、図4Bは、第3開口部37を有する第3邪魔板38を示す図であり、図4Cは、第2開口部32を有する第2邪魔板36を示す図である。図4A乃至図4Cに示すように、第1開口部31、第2開口部32、および第3開口部37は、紫外線の照射断面形状に相似した形状を有する。すなわち、第1開口部31は、図3Aに示す紫外線の照射断面形状に相似し、第3開口部37は、図3Bに示す紫外線の照射断面形状に相似し、第2開口部32は、図3Cに示す紫外線の照射断面形状に相似する。
図3A乃至図3Cと、図4A乃至図4Cとの対比から分かるように、第1開口部31、第2開口部32、および第3開口部37は、紫外線の照射断面形状に相似した形状を有するので、これらの開口部31,32,37を通過する原水の全体に紫外線を照射することができる。
一実施形態では、図5A,図5B,図5Cに示すように、第1邪魔板35、第3邪魔板38、および第2邪魔板36は、その表面に形成された複数の導水溝40を有してもよい。これら導水溝40は半径方向に延びている。導水溝40は、原水が第1邪魔板35、第3邪魔板38、および第2邪魔板36の表面で滞留することを防ぎ、紫外線の均一な照射を確実とすることができる。
図1に示す実施形態では、流路5内を流れる原水の進行方向は、紫外線の進行方向と同じである。一実施形態では、流路5内を流れる原水の進行方向は、紫外線の進行方向と反対であってもよい。具体的には、図1に示す流出口2を流入口1に変え、図1に示す流入口1を流出口2に変えてもよい。
一実施形態では、第3邪魔板38に加えて、1またはそれよりも多い邪魔板を第1邪魔板35と第2邪魔板36との間に配置してもよい。この場合でも図1に示す実施形態と同じように、第1邪魔板35と第2邪魔板36を含む複数の邪魔板の開口部の面積は、紫外線発光ダイオード25からの距離に従って徐々に大きくなるように形成される。
図6は、本発明に係る紫外線照射装置の他の実施形態を示す断面図である。特に説明しない本実施形態の構成は、図1乃至図5Cを参照して説明した上記実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。
図6に示すように、紫外線照射装置は、流路5の両側に配置された第1のLEDモジュール20Aおよび第2のLEDモジュール20Bを備えている。第1のLEDモジュール20Aは、流路5の入口に対向して配置された第1の紫外線発光ダイオード25Aと、第1の紫外線発光ダイオード25Aから発せられた紫外線を平行光線にする第1のコリメート光学システム27Aを備えている。第1の紫外線発光ダイオード25Aは、図1に示す発光ダイオード25に相当し、第1のコリメート光学システム27Aは、図1に示すコリメート光学システム27に相当する。第2のLEDモジュール20Bは、流路5の出口に対向して配置された第2の紫外線発光ダイオード25Bと、第2の紫外線発光ダイオード25Bから発せられた紫外線を平行光線にする第2のコリメート光学システム27Bを備えている。
紫外線照射装置は、流路5の中央に関して対称に配置された2つの流れ制限部30A,30Bを備えている。流れ制限部30A,30Bのそれぞれは、第1開口部31を有する第1邪魔板35と、第2開口部32を有する第2邪魔板36を含む。第1邪魔板35と第2邪魔板36との間に、1またはそれよりも多い邪魔板を配置してもよい。
本実施形態によれば、流路5の両側に第1の紫外線発光ダイオード25Aおよび第2の紫外線発光ダイオード25Bが配置され、流路5を流れる原水には第1の紫外線発光ダイオード25Aおよび第2の紫外線発光ダイオード25Bから発せられた紫外線が照射されるので、省スペースで原水の処理量を増加させることができる。
図7は、図6に示す第1のLEDモジュール20Aの拡大図である。特に説明しない本実施形態の構成は、図2に示す実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。第1のLEDモジュール20Aは、紫外線の強度を測定する紫外線強度センサ42を備えている。この紫外線強度センサ42は、第1の紫外線発光ダイオード25Aに隣接して配置されている。この位置に配置された紫外線強度センサ42は、第1の紫外線発光ダイオード25Aから発せられた紫外線の影響を受けることなく、第2の紫外線発光ダイオード25Bから発せられた紫外線の強度を正確に測定することができる。
第1の紫外線発光ダイオード25Aに隣接する上記紫外線強度センサ42に代えて、または上記紫外線強度センサ42に加えて、第2の紫外線発光ダイオード25Bに隣接する紫外線強度センサを設けてもよい。
図8は、本発明に係る紫外線照射装置のさらに他の実施形態を示す断面図である。特に説明しない本実施形態の構成は、図1乃至図5Cを参照して説明した上記実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態では、第1邪魔板35、第2邪魔板36、および第3邪魔板38は、図1に示す邪魔板35,36,38よりも厚く、かつ隣接する2つの邪魔板は互いに接触している。すなわち、図8に示すように、第1邪魔板35と第3邪魔板38は互いに接触し、第2邪魔板36と第3邪魔板38は互いに接触している。このような配置によれば、第1邪魔板35と第3邪魔板38との間、および第2邪魔板36と第3邪魔板38との間には原水が進入する領域が形成されないので、紫外線の照射量をさらに向上させることができる。
図9は、本発明に係る紫外線照射装置の他の実施形態を示す断面図である。特に説明しない本実施形態の構成は、図6および図8を参照して説明した上記実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。
図9に示すように、紫外線照射装置は、流路5の両側に配置された第1のLEDモジュール20Aおよび第2のLEDモジュール20Bと、流路5の中央に関して対称に配置された2つの流れ制限部30A,30Bを備えている。流れ制限部30A,30Bのそれぞれは、第1邪魔板35、第2邪魔板36、および第3邪魔板38を含む。第3邪魔板38に加えて、1またはそれよりも多い邪魔板を第1邪魔板35と第2邪魔板36との間に配置してもよい。
図10は、本発明に係る紫外線照射装置のさらに他の実施形態を示す断面図である。特に説明しない本実施形態の構成は、図1乃至図5Cを参照して説明した上記実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。
図10に示すように、流れ制限部30は、第1開口部31と第2開口部32を両端に有する単一の部材から構成されている。第1開口部31と第2開口部32とは通孔45で接続されており、通孔45の断面積は、第1開口部31からの距離に従って徐々に大きくなっている。本実施形態によれば、流路5内の原水の流れは、第1開口部31、通孔45、および第2開口部32によって制限され、第1開口部31、通孔45、および第2開口部32を通過する原水は紫外線に照射される。よって、流路5内の照射強度のばらつきが低減され、原水の全体を均一に処理できる。
図11は、本発明に係る紫外線照射装置のさらに他の実施形態を示す断面図である。特に説明しない本実施形態の構成は、図6および図10を参照して説明した上記実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。図11に示すように、紫外線照射装置は、流路5の両側に配置された第1のLEDモジュール20Aおよび第2のLEDモジュール20Bと、流路5の中央に関して対称に配置された2つの流れ制限部30A,30Bを備えている。
図9および図11に示す実施形態において、図7に示す紫外線強度センサ42を第1の紫外線発光ダイオード25Aに隣接して設けてもよい。第1の紫外線発光ダイオード25Aに隣接する上記紫外線強度センサ42に代えて、または上記紫外線強度センサ42に加えて、第2の紫外線発光ダイオード25Bに隣接する紫外線強度センサを設けてもよい。
図12は、本発明に係る紫外線照射装置のさらに他の実施形態を示す断面図である。図13Aは図12のA−A線断面図であり、図13Bは図12のB−B線断面図であり、図13Cは図12のC−C線断面図である。特に説明しない本実施形態の構成は、図1乃至図5Cを参照して説明した上記実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。
本実施形態では、流路構造体6には複数(図13A,図13B,図13Cでは4つ)の流路5が並列に形成されている。これら複数の流路5に原水を均一に流入させるために、ハウジング9の内面と流路構造体6の外面との間には整流板50が配置されている。整流板50は、流入側室13内に配置されている。より具体的には、整流板50は、流入口1と流路5の入口との間に位置している。整流板50は、流路構造体6の全周を囲む多孔板であり、この多孔板は流路構造体6の全周に亘って均一に分布する通水穴51を有する。
流入口1を通じて流入側室13に流入した原水は、整流板50の通水穴51を通過することによって、その流れが均一となる。原水は実質的に同じ流量でそれぞれの流路5に流入し、流路5内で紫外線に照射される。このような整流板50を備えた本実施形態によれば、均一に原水を処理することが可能である。図12および図13Bに示す整流板50は、先に説明した各実施形態に適用してもよい。通水穴51の形状は特に限定されず、例えば、丸形状、スリット形状であってもよい。また、通水穴51は整流板50の全幅に亘って延びてもよい。
図14は、本発明に係る紫外線照射装置のさらに他の実施形態を示す断面図である。特に説明しない本実施形態の構成は、図1乃至図5Cを参照して説明した上記実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。本実施形態では、流路5の出口に対向して配置された反射板60を備えている。反射板60は、流路5の長手方向に垂直に配置されている。
上述したように、紫外線の減衰率が5%程度である場合は、流路5の長さは約600mmが好ましい。一方、流路5の長さが約600mmであって、かつ紫外線の減衰率が2〜3%である場合は、紫外線はあまり減衰することなく流路5を通過する。本実施形態によれば、流路5を通過した紫外線は、反射板60で反射し、流路5に戻る。流路5を流れる原水は、反射した紫外線に照射されるので、原水の処理効率が向上される。
図15は、上述した各実施形態に適用可能な保護板22のクリーニング装置の一実施形態を示す模式図である。図15に示す実施形態では、LEDモジュール20(20A,20B)に対向する保護板22のクリーニング装置として、ワイパー装置63が設けられている。このワイパー装置63は、保護板22の表面(流路5を向いた面)に接触するワイパー64と、ワイパー64を揺動させる揺動モータ65を備えている。揺動モータ65が動作すると、ワイパー64は保護板22の表面上を移動し、保護板22の表面をクリーニングすることができる。結果として、紫外線による原水の処理効率を向上させることができる。
図16は、クリーニング装置の他の実施形態を示す模式図である。本実施形態では、クリーニング装置は、超音波洗浄機67から構成されている。この超音波洗浄機67は、保護板22の表面に接触する原水に超音波を発する超音波振動子68を備えている。超音波振動子68は、保護板22の表面(流路5を向いた面)に近接して配置されている。超音波振動子68が超音波を原水中に発すると、原水が振動し、保護板22の表面をクリーニングすることができる。結果として、紫外線による原水の処理効率を向上させることができる。
図15および図16に示すクリーニング装置は、各実施形態のLEDモジュール20,20A,20Bに対向して配置された保護板22をクリーニングすることができる。一実施形態では、図15および図16に示すクリーニング装置は、図14に示す反射板60の表面(流路5に対向する面)のクリーニングに使用してもよい。具体的には、図15に示すワイパー装置63または図16に示す超音波洗浄機67を、反射板60に隣接して設けてもよい。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
本発明は、浄水場や飲料水製造工場などで使用される水処理のための紫外線照射装置に利用可能である。また、本発明は、紫外線照射を利用した水処理方法に利用可能である。
1 流入口
2 流出口
5 流路
6 流路構造体
9 ハウジング
12 仕切り壁
13 流入側室
14 流出側室
20,20A,20B LEDモジュール
22 保護板
25,25A,25B 紫外線発光ダイオード
26 照射板
27,27A,27B コリメート光学システム
27a 凹レンズ
27b 凸レンズ
30,30A,30B 流れ制限部
31 第1開口部
32 第2開口部
35 第1邪魔板
36 第2邪魔板
37 第3開口部
38 第3邪魔板
40 導水溝
42 紫外線強度センサ
50 整流板
51 通水穴
60 反射板
63 ワイパー装置
64 ワイパー
65 揺動モータ
67 超音波洗浄機
68 超音波振動子

Claims (19)

  1. 原水が流入する流入口と、
    処理された水が流出する流出口と、
    前記流入口及び前記流出口に連通する流路が内部に形成された流路構造体と、
    前記流路内に配置された少なくとも1つの流れ制限部と、
    前記流路に向かって紫外線を発する少なくとも1つの紫外線発光ダイオードと、
    前記紫外線発光ダイオードから発せられた紫外線を平行光線にする少なくとも1つのコリメート光学システムを備え、
    前記流れ制限部は、前記原水の通過を許容する第1開口部および第2開口部を有し、前記第1開口部は前記第2開口部よりも前記紫外線発光ダイオードに近い位置にあり、前記第2開口部の面積は前記第1開口部の面積よりも大きいことを特徴とする紫外線照射装置。
  2. 前記流れ制限部は、前記流路に沿って配列された複数の邪魔板であり、前記複数の邪魔板は前記第1開口部を有する第1邪魔板と、前記第2開口部を有する第2邪魔板を含むことを特徴とする請求項1に記載の紫外線照射装置。
  3. 前記複数の邪魔板は、前記第1開口部の面積よりも大きく、かつ前記第2開口部の面積よりも小さい面積の開口部を有する第3邪魔板を含み、前記第3邪魔板は前記第1邪魔板と前記第2邪魔板との間に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の紫外線照射装置。
  4. 前記複数の邪魔板のうちの隣接する2つは互いに接触していることを特徴とする請求項2または3に記載の紫外線照射装置。
  5. 前記複数の邪魔板は、その表面に形成された導水溝を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の紫外線照射装置。
  6. 前記第1開口部と前記第2開口部とは通孔で接続され、前記通孔の断面積は、前記第1開口部からの距離に従って徐々に大きくなることを特徴とする請求項1に記載の紫外線照射装置。
  7. 前記第1開口部および前記第2開口部は、前記紫外線の照射断面形状に相似した形状を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の紫外線照射装置。
  8. 前記少なくとも1つの紫外線発光ダイオードは、前記流路の入口に対向して配置された第1の紫外線発光ダイオードと、前記流路の出口に対向して配置された第2の紫外線発光ダイオードを含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の紫外線照射装置。
  9. 前記第1の紫外線発光ダイオードまたは前記第2の紫外線発光ダイオードに隣接して配置された紫外線強度センサをさらに備えたことを特徴とする請求項8に記載の紫外線照射装置。
  10. 前記少なくとも1つの流れ制限部は、前記流路の中央に関して対称に配置された2つの流れ制限部であることを特徴とする請求項8または9に記載の紫外線照射装置。
  11. 前記少なくとも1つのコリメート光学システムは、前記第1の紫外線発光ダイオードから発せられた紫外線を平行光線にする第1のコリメート光学システムと、前記第2の紫外線発光ダイオードから発せられた紫外線を平行光線にする第2のコリメート光学システムを含むことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一項に記載の紫外線照射装置。
  12. 前記流路構造体を包囲し、かつ前記流入口および前記流出口が固定されたハウジングをさらに備え、
    前記流路構造体には前記流路が複数形成されており、
    前記ハウジングの内面と前記流路構造体の外面との間には整流板が配置されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の紫外線照射装置。
  13. 前記整流板は多孔板であることを特徴とする請求項12に記載の紫外線照射装置。
  14. 前記流路の出口に対向する反射板をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の紫外線照射装置。
  15. 前記反射板の表面をクリーニングするクリーニング装置をさらに備えたことを特徴とする請求項14に記載の紫外線照射装置。
  16. 前記クリーニング装置は、ワイパー装置または超音波洗浄機であることを特徴とする請求項15に記載の紫外線照射装置。
  17. 前記流路と前記コリメート光学システムとの間に配置された透明な保護板と、
    前記保護板の表面をクリーニングするクリーニング装置をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載の紫外線照射装置。
  18. 前記クリーニング装置は、ワイパー装置または超音波洗浄機であることを特徴とする請求項17に記載の紫外線照射装置。
  19. 紫外線発光ダイオードから発せられた紫外線を平行光線にし、
    流路内に配置された流れ制限部で原水の流れを制限しながら、前記紫外線を前記流路を流れる原水に照射する工程を含み、
    前記流れ制限部は、前記原水の通過を許容する第1開口部および第2開口部を有し、前記第1開口部は前記第2開口部よりも前記紫外線発光ダイオードに近い位置にあり、前記第2開口部の面積は前記第1開口部の面積よりも大きいことを特徴とする水処理方法。
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