JPWO2019012355A5

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Publication number: JPWO2019012355A5
Application number: JP2020500876A
Authority: JP
Publication date: 2022-07-06
Anticipated expiration: 2038-06-25

Description

構造上、スタンプ上部およびスタンプ下部が、それらの円周壁に配置されたスタンプ下部および下部カバー部の上部底部の通過のための相補的なスリット部を備え、実質的にそれらの高さ全体にわたって延在する、本発明の設計が成功することが証明された。スタンプ下部と上部のスリット部と縦の網はつめのように互いにかみ合い、２つのスタンプ部分の安定した非回転配列が得られ、ロック機構を解除し、つぎにマッサージの長軸方向に起こるスタンプ部分を押し合わせると、適合した形で誘導される。この実施形態では、好ましくはスタンプ上部およびスタンプ下部の各々が少なくとも２つのスリット部（および数および寸法が適合された多数の長手方向ウェブ）を有することが提供される。

例示的な実施形態ではロック機構２１が実質的に、スタンプ上部１９とスタンプ下部２０との間に作用する磁気保持装置２２によって形成され、その磁気保持力Ｍは所定の圧縮力Ｋ_maxに対応する。この配置はこの場合、スタンプ上部１９が上部底部２３を有し、スタンプ下部２０が下部カバー２４を有するようになされる。これは、マッサージスタンプ１７の上部底部２３の上方に配置されている。磁気保持装置２２は２つの保持磁石２５、２６を有し、その一方は上部底部２３の上側２７に埋め込まれ、他方は下部カバー２４の下側２８に同軸に埋め込まれ、互いに引き寄せ合うようになっている。したがって、磁気保持装置２２の形態のロック機構２１は上側部分底部２３と下側部分カバー２４との間に係合し、第１の位置、すなわち延長された作業長さＬにおける保持磁石２５、２６の間で有効な磁気保持力Ｍで２つのスタンプ部分１９、２０を互いに対してしっかりと引っ張る。図面（図４および図５）において、スタンプ上部１９およびスタンプ下部２０はそれらの円周壁３１、３２に、スタンプ部１９、２０の実質的に全高にわたって延在する相互に相補的なスリット部２９、３０を備えることが容易に分かる。これらのスリット部２９、３０は一方ではスタンプ下部２０の上部底部２３の半径方向外側の保持部分３３のための通路を形成し、他方では、スタンプ上部１９の下部カバー２４の対応する保持部分３４のための通路を形成する。このようにして、２つのスタンプ部分１９、２０は心臓マッサージ中に、第１の作業位置における磁気保持力に対応する最大圧縮力に達し、次いでロック機構を解放すると、方向１８に互いに変位することができる。スタンプ下部２０は底部に圧力面Ｄを備えており、それによって患者の胸部１２上に載置され（図１）、ロック機構２１を解放すると、保持磁石によって行われる上側のスタンプ部１９との固定接続を失い、駆動装置によってさらに下方に移動されると、患者の胸部１２にそれ以上の力を加えることなく、上側のスタンプ部１９内に押し込む。２つのスリット部２９の間に位置するスタンプ上部１９の壁ウェブ３５はそれによってスタンプ下部１９のスリット部３０に押し込まれ、一方、スタンプ下部２０の壁ウェブ３６は２つのスタンプ部１９、２０がより短い長さｌを有する第２の短縮位置に一緒に押されるまで、スタンプ上部１９の対応するスリット部２９にぴったりと摺動する。この場合、マッサージスタンプ１７はもはや患者の胸部１２に圧迫力を及ぼすことができず、したがって、例示的な実施形態において磁気保持装置によって伝達されなければならない圧迫力に達するか、またはそれを超えるとすぐに、心臓マッサージは自動的に中断される。

１０装置
１１患者
１２胸部
１３背面
１４アバットメントボード
１５門脈の支持
１６カンチレバーアーム
１７マッサージスタンプ
１８作動方向
１９スタンプ上部
２０スタンプ下部
２１ロック機構
２２磁気保持装置
２３上部底部
２４下部カバー
２５第１の保持磁石
２６第２の保持磁石
２７２３の上側
２８２４の下側
２９１９のスリット部
３０２０のスリット部
３１１９の周囲の壁
３２２０の周囲の壁
３３２３の保持部
３４２４の保持部
３５１９枚のウォールウェブ
３６２０枚のウォールウェブ
３７固定機構
３８２４の上側
３９保持磁石の固定
４０１９の上端
４１対向面

Ｌ第１位置の長さ１７（長い）
Ｌ第２位置の長さ１７（短い）

Ｋ圧縮力
Ｍ磁気保持力
Ｄ圧力面

Claims

駆動装置によって作動方向（１８）に可逆的に駆動され得るマッサージスタンプ（１７）を有する心肺マッサージおよび蘇生の少なくとも一方のための装置であって、マッサージスタンプは患者（１１）の胸部（１２）上に配置され得る圧力面（Ｄ）を有する、心肺マッサージおよび蘇生の少なくとも一方のための装置であって、
前記マッサージスタンプ（１７）は、スタンプ上部（１９）と、前記スタンプ上部に動作可能に接続されたスタンプ下部（２０）とを有し、
前記スタンプ上部（１９）および前記スタンプ下部（２０）は、少なくとも作業長さ（Ｌ）を規定する第１の位置と、前記マッサージスタンプ（１７）の有効長さ（ｌ）が作業長さ（Ｌ）と比較して短くなる第２の位置との間で、互いに対して作動方向（１８）に調整可能であり、
前記第１の位置では前記スタンプ上部（１９）が、ロック解除可能なロック機構（２１）によって前記スタンプ下部（２０）にロックされ、前記ロック機構（２１）は前記マッサージスタンプ（１７）から伝達される所定の圧迫力（Ｋ_max）に達するかまたは超えるとロックが解除され、
前記ロック機構（２１）は、前記スタンプ上部（１９）と前記スタンプ下部（２０）との間に作用する磁気保持装置（２２）によって形成され、磁気保持力（Ｍ）は所定の圧迫力（Ｋ _max ）に対応し、
有底筒状の前記スタンプ上部（１９）および有底筒状の前記スタンプ下部（２０）が、互いに同軸に整列され、互いに入れ子式に案内され、
前記スタンプ上部（１９）が、前記スタンプ上部（１９）の底面部分である上部底部（２３）を有し、
前記スタンプ下部（２０）が、前記スタンプ下部（２０）の上面部分である下部カバー（２４）であって、前記上部底部（２３）の上方の前記スタンプ上部（１９）内に位置する下部カバー（２４）を有し、
前記ロック機構（２１）が、前記上部底部（２３）と前記下部カバー（２４）との間に係合するか、前記上部底部（２３）と前記下部カバー（２４）とにより形成されるか、または、前記上部底部（２３）と前記下部カバー（２４）との間に係合しかつ前記上部底部（２３）と前記下部カバー（２４）とにより形成される、
装置。
前記ロック機構（２１）は、前記上部底部（２３）および前記下部カバー（２４）の少なくとも一方に配置されるか、または前記上部底部（２３）および前記下部カバー（２４）の少なくとも一方によって形成されている、少なくとも１つの保持磁石（２５、２６）を備える前記磁気保持装置（２２）により形成されることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
前記磁気保持装置（２２）は、少なくとも１つの交換可能な保持磁石（２５、２６）を有することを特徴とする、請求項２に記載の装置。
前記スタンプ上部（１９）および前記スタンプ下部（２０）は、各々の側壁（３１、３２）に配置され、各々の高さ全体にわたって延在するスリット部（２９、３０）であって、前記スタンプ下部（２０）における上部底部（２３）の通過と前記スタンプ上部（１９）における下部カバー（２４）の通過のための相補的なスリット部（２９、３０）を備えることを特徴とする、請求項１～３のいずれか一項に記載の装置。
前記スタンプ上部（１９）および前記スタンプ下部（２０）は、それぞれ少なくとも２つの前記スリット部（２９、３０）を有することを特徴とする、請求項４に記載の装置。
駆動装置に迅速に接続するために、前記スタンプ上部（１９）の上端（４０）に配置された接続アダプタを有することを特徴とする、請求項１～５のいずれか一項に記載の装置。
前記スタンプ下部（２０）の下端の圧力面（Ｄ）が交換可能に配置されていることを特徴とする、請求項１～６のいずれか一項に記載の装置。
前記ロック機構（２１）のロックを解除し、前記スタンプ上部（１９）に対して前記スタンプ下部（２０）を前記第２の位置まで移動させた後、前記スタンプ上部（１９）と前記スタンプ下部（２０）との位置を互いに対して前記第２の位置に保持する固定機構（３７）を有することを特徴とする、請求項１に記載の装置。
前記固定機構（３７）は、前記下部カバー（２４）内に配置された保持磁石（２６）と、前記スタンプ上部（１９）の上端（４０）に形成され、前記下部カバー（２４）の上面（３８）と対向する強磁性の対向面（４１）との間の協働によって形成されることを特徴とする、請求項８に記載の装置。