JPWO2018173573A1 - モービルマッピングシステム及び測位端末装置 - Google Patents

モービルマッピングシステム及び測位端末装置 Download PDF

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光伸 吉田
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隼人 山口
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Abstract

計測車両(100)に搭載されるモービルマッピングシステム(101)は、測位端末装置(200)、通信装置(300)、表示装置(400)、計測装置を構成する計測ユニット(110)及びオドメータ(120)を備える。通信装置(300)は、測位補強データを送信する補正情報センター装置(710)から測位補強データを受信する。測位端末装置(200)は、通信装置(300)から測位補強データを取得し、測位衛星(601)から測位信号を受信し、少なくとも測位信号を用いて位置を検出する。また、測位端末装置(200)は、測位信号と測位補強データとを用いて位置を検出するフィックス状態にある場合、フィックス状態にあることを表示装置(400)に表示する。

Description

この発明は、モービルマッピングシステム及び、モービルマッピングシステムで使用される測位端末装置に関する。
従来のMMS(Mobile Mapping System)では、電子基準点データに基づく測位補強データを取得していない。このため、GPS受信装置から測位解が得られているかどうかは有効衛星数からの予測で行っている。また、測位解が得られているだろう予測に基づいて測位位置の誤差予測を実施している(例えば、特許文献1)。
従来のMMSでは、測位解が得られているだろうという予測であるため、以下の課題があった。
(1)確実性の向上のために、MMSを搭載したMMS計測車両では、静止時間を長めに設定している。例えば、初期静止は6分、中間静止は2分としており、無用な静止時間があり得る。
(2)静止時間を長めに設定したとしても、測位位置の確実性に欠ける場合がある。つまり、従来では、後処理工程で測位補強データが取得され、この測位補強データとMMS計測車両で取得した位置情報とを用いて、測位演算において測位解が算出されるが、測位演算において測位解が得られない場合が発生する。これは電子基準点及び電離層にかかわるものであり、現状システムでは不可避である。測位演算において測位解が得られない場合、期待する位置精度が得られず、後処理が出来ない事態も発生する。この場合はMMS計測車両を用いての再測定となり、大幅な時間ロスが発生する。
さらに詳しく説明すれば以下のようである。
<現状のMMSの技術>
従来のMMS技術の場合は、MMS計測車両は衛星を最低5つ以上確保できる場所に移動し、2分間静止する事で、誤差予測にて導き出したフィックス予測状態を得る事ができる。
ここで、「フィックス予測状態」とは、フィックス状態と考えて良い状態をいう。
そして、「フィックス状態」とは、測位演算において、測位解が得られた状態をいう。
MMSの計測には、方位角検定、初期静止、初期化走行、終了走行等の手順が存在し、従来の運用では、以下の項目を実施しなければならない。
(a)衛星を5つ以上確保しづらい場所で計測している場合は、衛星を探す手間がかかる。
(b)フィックス予測状態を得るために、MMS計測車両は2分間の静止が必要となる。
(c)計測中に予測誤差が規定値を超えた場合(超えそうな場合)は、MMS計測車両は、衛星が5つ以上確保できる場所に移動し、フィックス予測状態が得られるまで静止しなければならない。
(d)計測中に誤差推定を行うが、あくまで推定であり正確な誤差ではない。この為、推定誤差より後処理後の誤差が大きく、再計測を実施しなければならない場合がある。
(e)計測中にMMS計測車両が捕捉している衛星と、後処理時に使用される電子基準点が捕捉していた衛星とが一致しない場合は、計測中はフィックス予測状態であっても、後処理結果ではフィックス状態を得られない。
つまり、MMS計測車両による従来の計測では、位置検出においては測位補強データを使用していない。このため、MMS計測車両による計測では、現実にフィックス状態にあることを提示することはできず、単に、フィックス予測状態しか提示できなかった。
特開2009−300355号公報
この発明は、MMS計測車両の車中で、実際にフィックス状態であることを示すことのできるシステムの提供を目的とする。
この発明のモービルマッピングシステムは、
通信装置と、表示装置と、測位端末装置と、計測装置とを備え、車両に搭載されるモービルマッピングシステムであって、
前記通信装置は、
測位補強データを送信する測位補強データ送信装置から、前記測位補強データを受信し、
前記測位端末装置は、
前記通信装置から前記測位補強データを取得し、測位信号を送信する測位衛星から前記測位信号を受信し、少なくとも前記測位信号を用いて位置を検出するとともに、前記測位信号と前記測位補強データとを用いて前記位置を検出するフィックス状態にある場合、前記フィックス状態にあることを前記表示装置に表示する。
この発明により、MMS計測車両において、実際にフィックス状態にあることを示すことのできるシステムを提供できる。
また、実際にフィックス状態にあることを車両内で確認できることにより、必要以上に測位解を得るために時間待ちをしなくても良くなり、計測の効率が向上する。また、実際にフィックス状態にあることを車両内で確認できることにより、結果的に測位解が得られなかったというような予測誤りが無くなるので、計測の失敗がなくなり、再計測などの二度手間を防ぐことができる。
実施の形態1の図で、計測システム1000の構成を示す図。 実施の形態1の図で、計測車両100に搭載される装置を示す図。 実施の形態1の図で、測位端末装置200のハードウェア構成を示す図。 実施の形態1の図で、計測システム1000の動作を示すフローチャート。 実施の形態1の図で、表示装置400でのFixインジケータ401とスカイプロット402との表示態様を示す図。 実施の形態1の図で、3次元計測データにフィックス状態情報を反映した状態を模式的に示す図。 実施の形態1の図で、変形例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。
実施の形態1.
***構成の説明***
まず、フィックス状態を定義しておく。
「フィックス状態」とは、背景技術でも述べたが、測位演算において、測位解が得られた状態をいう。別の定義をすれば、「フィックス状態」とは、規定数以上の測位衛星について、それぞれの信号の波数が決定している状態をいう。
図1〜図7を参照して実施の形態1の計測システム1000を説明する。計測システム1000の主な特徴は、以下のようである。従来ではMMS計測車両は位置の検出においては測位補強データを使用していない。このため、MMS計測車両では現実にフィックス状態にあることを提示することはできず、単にフィックス状態にあるであろうという予測しか提示できなかった。これに対して、本実施の形態の計測システム1000では、車両に搭載された、通信装置300あるいは衛星信号受信装置150が測位補強データを受信し、測位端末装置200が測位補強データを用いて位置を検出する。従って、MMS計測車両において、現実にフィックス状態にあることを表示装置400に表示できる。つまり、計測システム1000では、後述のように、MMS計測車両に搭載された各種の装置は、補正情報センター装置710あるいは準天頂衛星602と通信を行う事により、MMS計測車両の中で、測位補強データを取得し、測位解演算を実施できる。これにより予測ではない、結果としての測位解が得られる。そのため、効果として、フィックス状態になった時点でMMS計測車両は次の走行を開始できるので、不要に静止時間を無駄にすることが無くなる。
図1は計測システム1000を示す。計測システム1000は、MMSを搭載した計測車両100、補正情報センター700、後処理装置800を備えている。計測車両100はMMS計測車両である。計測車両100は、測位端末装置200と通信装置300等を備えている。通信装置300はインターネット900を介して補正情報センター700の補正情報センター装置710と通信可能である。通信装置300は補正情報センター装置710から測位補強データを受信し、測位端末装置200へ測位補強データを出力する。補正情報センター700は補正情報センター装置710を備えている。
測位端末装置200は、測位衛星601の送信する測位信号を受信して、位置を検出する。本実施の形態では測位補強データが使用可能な場合、測位端末装置200はRTK(Real Time Kinematic)による測位を行う。計測車両100で計測されたRTK測位結果と3次元計測データとは、後処理装置800の後処理演算部810で後処理され、後処理の結果が、出力データ820として出力される。
図2は、計測車両100に搭載される装置を示す。計測車両100に搭載されるMMSは、計測ユニット110、オドメータ120、測位端末装置200、通信装置300、表示装置400、計測された3次元計測データを格納する3次元計測データ記憶装置500を備える。計測ユニット110は、カメラ111A〜111F、レーザスキャナ112A〜112D、GPSアンテナ113A〜113C、IMU(航法慣性装置)114を備える。モービルマッピングシステム101は、通信装置300と、表示装置400と、測位端末装置200と、計測装置である計測ユニット110及びオドメータ120とを備える。モービルマッピングシステム101は、計測車両100に搭載される。
図3は、測位端末装置200のハードウェア構成を示している。測位端末装置200はコンピュータである。測位端末装置200はハードウェアとして、プロセッサ210、主記憶装置220、補助記憶装置230、入出力インタフェース装置240及び衛星信号受信装置250を備えている。プロセッサ210は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
プロセッサ210は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ210は、具体例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
主記憶装置220は、読み書きが可能な揮発性の記憶装置である。主記憶装置220の具体例としては、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
補助記憶装置230は、読み書きが可能な不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置230には、測位端末装置200の機能を実現するためのプログラムや他のデータが記憶される。補助記憶装置230は、具体例としては、磁気ディスク装置(Hard Disk Drive)である。また、補助記憶装置230は、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)といった可搬記憶媒体を使用する記憶装置であってもよい。
入出力インタフェース装置240は、プロセッサ210が衛星信号受信装置250、通信装置300、表示装置400及び3次元計測データ記憶装置500と通信するためのインタフェース装置である。
衛星信号受信装置250は、測位衛星601の送信する測位信号を受信し、入出力インタフェース装置240を介して測位信号をプロセッサ210に送る。
測位端末装置200は、機能要素として、測位補強データ取得部211、測位部212、フィックス状態検出部213、衛星決定部214を備える。測位補強データ取得部211、測位部212、フィックス状態検出部213、衛星決定部214の機能は、プログラムにより実現される。補助記憶装置230には、測位補強データ取得部211、測位部212、フィックス状態検出部213、衛星決定部214の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、プロセッサ210により読み込まれ実行される。これにより、測位補強データ取得部211、測位部212、フィックス状態検出部213、衛星決定部214の機能が実現される。
なお、測位補強データ取得部211、測位部212、フィックス状態検出部213、衛星決定部214の機能を実現するプログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に格納されて提供されてもよいし、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
図3では、プロセッサ210は、1つだけ示されている。しかし、測位端末装置200は、プロセッサ210を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。これら複数のプロセッサは、測位補強データ取得部211、測位部212、フィックス状態検出部213、衛星決定部214のプログラムの実行を分担する。それぞれのプロセッサは、プロセッサ210と同じように、演算処理を行うICである。
なお、プロセッサ210及びプロセッサ210を代替する複数のプロセッサは、プロセッシングサーキットリとも呼ばれる。
***動作の説明***
図4は、計測システム1000の動作を示すフローチャートである。図4を参照して計測システム1000の動作を説明する。
ステップS11において、通信装置300は、補正情報センター装置710と通信を行い、リアルタイムに電子基準点iの測位補強データを取得する。なお、測位部212は、測位信号を送信する測位衛星601から測位信号を受信し、少なくとも測位信号を用いて位置を検出する。この場合、通信装置300は測位補強データを取得するに際し、まず、測位補強データを使用することなく測位衛星601の送信する測位信号から測位部212が計算した概略位置を、測位端末装置200から取得し、補正情報センター装置710に送信する。補正情報センター装置710は、複数の電子基準点の中で概略位置により近い電子基準点iに関する測位補強データを、通信装置300に送信する。
ステップS12において、通信装置300は測位補強データを測位端末装置200へ出力する。
ステップS13において、測位端末装置200の測位補強データ取得部211が、通信装置300から送られた測位補強データを取得する。
ステップS14において、測位部212が、測位補強データ及び測位信号を用いて測位を実施する。
ステップS15において、フィックス状態検出部213は、測位部212で計算されたRTK測位結果である測位解をリアルタイムに取得する。
並行してフィックス状態検出部213は、以下の(1)−(3)を行う。
(1)フィックス状態にあるかどうかを判断する。
(2)フィックス状態かどうかを表示装置400に表示する。
(3)フィックス状態かどうかを示す情報を3次元計測データに反映する。
上記(2)では、フィックス状態検出部213は、測位部212が測位補強データと測位信号とを用いて位置を検出したフィックス状態にある場合、フィックス状態にあることを、計測車両100に搭載された表示装置400に表示する。
図5は表示装置400のFixインジケータ401とスカイプロット402との表示態様を示している。図5のように、表示装置400のFixインジケータ401に、フィックス状態が表示される。
上記(3)では、フィックス状態検出部213は、計測装置(計測ユニット110、オドメータ120)の計測により得られた3次元計測データにフィックス状態を示すフィックス状態情報を反映する。3次元計測データは3次元計測データ記憶装置500に格納されている。
図6は、3次元計測データにフィックス状態情報を反映した状態を模式的に示す図である。図6の「Fix」及び「NON−Fix」がフィックス状態情報であり、「Fix」はフィックス状態であることを示し、「NON−Fix」はフィックス状態にないことを示す。
「フィックス状態にない」とは、測位解が得られていないことを示す。
ステップS16において、衛星決定部214は、取得した、電子基準点iに関する測位補強データを解析する。
また、衛星決定部214は、電子基準点iが捕捉している測位衛星601を決定し、かつ、現在、測位端末装置200が、受信している測位信号によって捕捉している測位衛星601を決定する。
そして、衛星決定部214は、両者の測位衛星601を表示装置400に表示する。図5のように、捕捉されている測位衛星を示すスカイプロット402が表示される。このように、衛星決定部214は、測位補強データから、測位補強データの生成のために捕捉された測位衛星601を決定する。また衛星決定部214は、測位部212が受信した測位信号から位置検出のために捕捉された測位衛星601を決定する。
衛星決定部214は、測位補強データの生成に関わる複数の測位衛星601のうち、位置の検出に関わる複数の測位衛星601と一致しない測位衛星601を、位置の検出に関わる測位衛星601と一致する測位衛星601と異なる態様で表示する。
図5では黒丸403が位置の検出に関わる測位衛星601を示し、白丸404が一致しない測位衛星601を示す。
ステップS17において、測位補強データ取得部211は、一定間隔で、補正情報センター装置710に、測位部212が計算した自己位置を通信装置300を介して送信する。補正情報センター装置710は、自己位置に一番近い場所の電子基準点iの測位補強データを通信装置300に送信する。通信装置300は、測位補強データを送信する測位補強データ送信装置である補正情報センター装置710から測位補強データを受信する装置であって、計測車両100に搭載された装置である。測位補強データ取得部211は、通信装置300を介して測位補強データを取得するとともに、測位部212が測位した位置を、通信装置300を介して補正情報センター装置710に送信する。これにより測位補強データ取得部211は、送信した位置に適合する測位補強データを、補正情報センター装置710から通信装置300を介して取得する。
図4による処理が終了した場合、3次元計測データ510とRTK測位結果260とは後処理装置800に送られ、後処理演算部810で処理され、この処理結果が出力データ820として出力される。
***実施の形態1の効果***
現状のMMSは計測データの後処理を前提としたシステムであり、後処理後でないと最終結果が得られない。その為、フィックス予測状態をもとにした現状のMMSの計測では、必要な位置精度を得ていない状態で3次元計測を行ってしまい、後処理後に再計測となる場合があった。しかし、実施の形態1では、MMSの計測車両100に測位端末装置200及び通信装置300を搭載し、通信装置300が補正情報センター装置710から測位補強データを取得する。このため実施の形態1では、測位端末装置200は測位補強データと測位信号とからRTK測位結果をリアルタイムに取得する事が可能となる。よって、計測車両100において現実のフィックス状態にあるかどうかを提示することができる。これにより、後処理後にフィックス状態が得られない課題や、フィックス予測状態を得る為に必要な2分間静止等の手間がかかるという課題を解消できる。
<変形例>
図7は実施の形態1の変形例を示す図である。図7は図1に対して、測位補強データを準天頂衛星602から配信する構成を示す。図7には4基の測位衛星601と1基の準天頂衛星602を示している。準天頂衛星602は測位補強データと測位信号を送信する。準天頂衛星602は、測位補強データを送信する測位補強データ送信装置である。図1との相違は、図7では、通信装置300及び補正情報センター700が不要であることである。準天頂衛星602は、日本領域を複数のブロックに分けた各ブロックの測位補強データを順番に送信する。この<変形例>の動作は図4とほぼ同様であるが、ステップS11が異なり、ステップS17は不要となる。つまり、測位端末装置200は、概略位置をもとに準天頂衛星602から送信される各ブロックの測位補強データのなかから、概略位置に近い測位補強データを選択する。よって、ステップS17は不要となる。なお、衛星信号受信装置250が、測位信号に加え準天頂衛星602から測位補強データを受信し、入出力インタフェース装置240を介してプロセッサ210に送る。
この<変形例>によれば、上記で述べた実施の形態1の効果に加え、補正情報センター装置710との通信が不要となる効果がある。
100 計測車両、110 計測ユニット、111A〜111F カメラ、112A〜112D レーザスキャナ、113A〜111C GPSアンテナ、114 IMU、120 オドメータ、200 測位端末装置、210 プロセッサ、211 測位補強データ取得部、212 測位部、213 フィックス状態検出部、214 衛星決定部、220 主記憶装置、230 補助記憶装置、240 入出力インタフェース装置、250 衛星信号受信装置、260 RTK測位結果、300 通信装置、400 表示装置、500 3次元計測データ記憶装置、510 3次元計測データ、601 測位衛星、602 準天頂衛星、700 補正情報センター、710 補正情報センター装置、800 後処理装置、810 後処理演算部、820 出力データ、900 インターネット、1000 計測システム。

Claims (6)

  1. 通信装置と、表示装置と、測位端末装置と、計測装置とを備え、車両に搭載されるモービルマッピングシステムであって、
    前記通信装置は、
    測位補強データを送信する測位補強データ送信装置から、前記測位補強データを受信し、
    前記測位端末装置は、
    前記通信装置から前記測位補強データを取得し、測位信号を送信する測位衛星から前記測位信号を受信し、少なくとも前記測位信号を用いて位置を検出するとともに、前記測位信号と前記測位補強データとを用いて前記位置を検出するフィックス状態にある場合、前記フィックス状態にあることを前記表示装置に表示する、
    モービルマッピングシステム。
  2. 前記測位端末装置は、
    前記計測装置が計測した計測データに前記フィックス状態を示すフィックス状態情報を反映する請求項1に記載のモービルマッピングシステム。
  3. 車両に搭載されたモービルマッピングピングシステムの備える測位端末装置において、
    測位補強データを取得する測位補強データ取得部と、
    測位信号を送信する測位衛星から前記測位信号を受信し、少なくとも前記測位信号を用いて位置を検出する測位部と、
    前記測位部が前記測位補強データと前記測位信号とを用いて前記位置を検出するフィックス状態にある場合、前記フィックス状態にあることを、前記車両に搭載された表示装置に表示するフィックス状態検出部と
    を備える測位端末装置。
  4. 前記測位端末装置は、さらに、
    前記測位補強データから、前記測位補強データの生成のために捕捉された前記測位衛星を決定し、前記測位部が受信した前記測位信号から、前記位置の検出のために捕捉された前記測位衛星を決定し、前記測位補強データの生成に関わる前記測位衛星のうち前記位置の検出に関わる前記測位衛星と一致しない測位衛星を、前記位置の検出に関わる前記測位衛星と一致する前記測位衛星と異なる態様で前記表示装置に表示する請求項3に記載の測位端末装置。
  5. 前記測位補強データ取得部は、
    前記測位補強データを送信する測位補強データ送信装置から前記測位補強データを受信する装置であって前記車両に搭載された装置である通信装置を介して前記測位補強データを取得するとともに、前記測位部が測位した前記位置を、前記通信装置を介して前記測位補強データ送信装置に送信することにより、送信した前記位置に適合する前記測位補強データを、前記測位補強データ送信装置から前記通信装置を介して取得する請求項3または請求項4に記載の測位端末装置。
  6. 前記測位補強データ取得部は、
    前記測位補強データを送信する準天頂衛星から前記測位補強データを受信する装置であって、前記車両に搭載された装置である通信装置を介して前記測位補強データを取得する請求項3または請求項4に記載の測位端末装置。
JP2019507443A 2017-03-23 2018-02-16 モービルマッピングシステム及び測位端末装置 Pending JPWO2018173573A1 (ja)

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