JPWO2018158795A1 - 数値制御装置 - Google Patents

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Abstract

数値制御装置(100)は、加工プログラム(1)を逆方向に順次実行する制御部を備え、制御部は、表示部(101)に実行中の加工プログラム(1)と実行中のブロックとを表示し、実行中の加工ブロックを一時停止した後、進む先の加工ブロックである行き先ブロックが表示部(101)への加工プログラム(1)の表示箇所への操作で指定され、加工プログラム(1)の一時停止したブロックと行き先ブロックの加工プログラム(1)の表示箇所とがなぞられた距離、速度及び方向によって、加工プログラム(1)に記述される複数のブロックを加工プログラム(1)による自動運転と同様の順序で実行する正行制御、または、複数のブロックを当該順序とは逆の順序で実行する逆行制御を行う。

Description

本発明は、加工プログラムに従ってワークである被加工物を加工するための駆動指令を生成して加工装置を制御する数値制御装置に関する。
数値制御装置が加工プログラムを実行することにより、加工装置に搭載されるモータを駆動するための駆動指令が生成され、当該駆動指令がモータのドライブユニットに送信されることにより、加工装置では被加工物に対し複雑な加工を行うことができる。
特許文献1に開示される数値制御装置は機械式のダイヤルとパルス信号発生器とを備え、ジョグ送りと呼ばれる任意の動作を加工装置に行わせることができる。具体的には、人がダイヤルを操作することにより、パルス信号発生器ではダイヤルの回転した量に応じたパルス信号が生成され、数値制御装置は、パルス信号のパルス数に対応する回転した量を示す信号とダイヤルが回転する方向に対応する信号とを駆動指令として生成することにより、加工装置では当該駆動指令によりモータの回転量および回転方向が決定される。このように特許文献1に開示される数値制御装置では、ダイヤルが時計周りまたは反時計回りの方向に操作されることにより、加工プログラムによる自動運転と同様の順序で、加工プログラムに記述される複数のブロックを実行することができると共に、上記の順序とは逆の順序で加工プログラムに記述される複数のブロックを実行することができる。
特開2000−137513号公報
しかしながら特許文献1に開示される数値制御装置では機械式のダイヤルが必要であり、ダイヤルを設置するためには数値制御装置を構成する表示器および操作ボタンといったインターフェースの配置の自由度が制約されるという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、インターフェースの配置の自由度を向上させることができる数値制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の数値制御装置は、加工プログラムを表示する表示部と加工プログラムを逆方向に順次実行する制御部とを備えた数値制御装置であって、制御部は、表示部に実行中の加工プログラムと実行中のブロックとを表示し、実行中の加工ブロックを一時停止した後、進む先の加工ブロックである行き先ブロックが表示部への加工プログラムの表示箇所への操作で指定され、加工プログラムの一時停止したブロックと行き先ブロックの加工プログラムの表示箇所とがなぞられた距離、速度及び方向によって、加工プログラムに記述される複数のブロックを加工プログラムによる自動運転と同様の順序で実行する正行制御、または、複数のブロックを当該順序とは逆の順序で実行する逆行制御を行う。
本発明に係る数値制御装置は、インターフェースの配置の自由度を向上させることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る数値制御装置と数値制御装置により駆動される加工装置と被加工物を示す図 図1に示す加工装置の外観図 本発明の実施の形態に係る数値制御装置に対する比較例による動作概要を説明するための図 本発明の実施の形態に係る数値制御装置の動作概要を説明するための図 本発明の実施の形態に係る数値制御装置の動作を説明するフローチャート 表示部の現在のブロックから行き先ブロックまでの加工プログラム表示箇所を上になぞることによって、正行制御で複数のブロックを実行するときの状態を示す図 表示部の現在のブロックから行き先ブロックまでの加工プログラム表示箇所を下になぞることによって、逆行制御で複数のブロックを実行するときの状態を示す図 表示部の行き先ブロックを指定した後、送り速度の倍率を選択し、加工プログラムで指令した送り速度と、前記選択した送り速度の倍率とから算出した値により、正行制御で複数のブロックを実行するときの状態を示す図 表示部の行き先ブロックを指定した後、送り速度の倍率を選択し、加工プログラムで指令した送り速度と、前記選択した送り速度の倍率とから算出した値により、逆行制御で複数のブロックを実行するときの状態を示す図 本発明の実施の形態に係る数値制御装置を実現するハードウェアの構成例を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る数値制御装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は本発明の実施の形態に係る数値制御装置と数値制御装置により駆動される加工装置と被加工物を示す図である。図1に示す数値制御装置100には加工装置200が接続され、加工装置200が備える駆動機構26には被加工物300を加工するための工具31が設けられる。数値制御装置100は、タッチパネル式の表示部101と、加工プログラム1を表示部101に表示させる表示制御部102と、制御部である駆動指令出力部103とを備える。
駆動指令出力部103は、移動量算出部103aおよび通信部103bを備える。移動量算出部103aは、算出した画素数と数値制御装置100の記憶部2に設定されているスケールの値とにより、工具31の移動距離を算出する。また移動量算出部103aは、表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞる速さと、記憶部2に設定されているスケールの値とにより、工具31の移動速度を求める。同時に、移動量算出部103aは、なぞる向きから、加工プログラム1に記述されるブロックを自動運転と同様の順序で実行する正行制御を行い、または、実行を終えたブロックを順に遡って実行する逆行制御を行う。
移動量算出部103aで算出された工具31の移動距離と、工具31の移動速度と、加工プログラム1の逆行制御と、加工プログラムの正行制御とは、通信部103bを介して、駆動指令100aとして駆動機構26に伝達される。駆動指令100aを受信した駆動機構26は、工具31で被加工物300への加工を実行する。このように数値制御装置100は、加工プログラム1に従って被加工物300を加工するための駆動指令100aを生成して加工装置200を制御する機能を有する。
図2は図1に示す加工装置の外観図である。図2に示す加工装置200は直交3軸の立型工作機械の一例であり、加工装置200は、架台21と、架台21上に設置されy軸方向に駆動されるサドル22と、サドル22上に設置されるワークテーブル23と、架台21に固定され架台21の上方へ延びるコラム24とを備える。コラム24にはラム25が取付けられ、ワークテーブル23上には被加工物300が設置される。
また図2に示す加工装置200は、サドル22に取付けられワークテーブル23をx軸方向に駆動するアクチュエータであるx軸駆動機構26xと、架台21に取付けられサドル22をy軸方向に駆動するアクチュエータであるy軸駆動機構26yと、コラム24に取付けられラム25をz軸方向に駆動するアクチュエータであるz軸駆動機構26zとを備える。x軸駆動機構26x、y軸駆動機構26yおよびz軸駆動機構26zは、それぞれが図1に示す駆動機構26に対応する。
x軸駆動機構26xは、x軸モータ27xと、x軸モータ27xにより駆動される送り軸28xと、送り軸28xの回転角度を検出する回転角検出器29xとを備える。y軸駆動機構26yは、y軸モータ27yと、y軸モータ27yにより駆動される送り軸28yと、送り軸28yの回転角度を検出する回転角検出器29yとを備える。z軸駆動機構26zは、z軸モータ27zと、z軸モータ27zにより駆動される送り軸28zと、送り軸28zの回転角度を検出する回転角検出器29zとを備える。
x軸駆動機構26xによりワークテーブル23が駆動され、y軸駆動機構26yによりサドル22とその上部に設置されたx軸駆動機構26xとが駆動される。ラム25および主軸30は、コラム24に取付けられたz軸駆動機構26zにより駆動され、被加工物300は、主軸30の先端に取付けられた工具31により加工される。結果として、被加工物300のxy平面内の2自由度運動と、工具31のz軸方向の1自由度の運動とを組み合わせて、xyzの3次元空間内、すなわち3自由度において、工具31と被加工物300とが干渉した部分である被加工物300の表面の材料が除去される。これにより3次元形状が創成される。
以下では、図1に示される数値制御装置100の動作を説明する。実行中の加工ブロックを一時停止した後、表示部101上の加工プログラム1の表示箇所へのユーザによるタッチ操作により、進む先の加工ブロックである行き先ブロックが指定される。そして表示部101の一時停止したブロックと、行き先ブロックの加工プログラム1の表示箇所とがなぞられることによって、移動量算出部103aは、なぞる長さと単位長さ当たりの画素数とにより、表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞられた画素数を算出する。そして、移動量算出部103aは、算出した画素数と数値制御装置100の記憶部2に設定されているスケールの値とにより、工具31の移動距離と移動速度とを算出する。
移動量算出部103aの動作を以下の記号を用いて詳細に説明する。
Lt:表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞる長さ。
Vt:表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞる速さ。
L:工具31の移動距離。
V:工具31の移動速度。
Sl:記憶部2に設定されている移動距離のスケール。
Sv:記憶部2に設定されている移動速度のスケール。
Pt:表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞった画素数。
Pul:単位長さ当たりの表示部101の画素数。
Figure 2018158795
移動量算出部103aは、長さLtと画素数Pulとにより画素数Ptを算出する。移動量算出部103aは、算出した画素数Ptと記憶部2に設定されている移動距離のスケールSlとにより、工具31の移動距離Lを算出する。また移動量算出部103aは、速さVtと、記憶部2に設定されているスケールSvとにより、工具31の移動速度Vを算出する。
移動量算出部103aは、ユーザによる表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞる向きから、加工プログラム1の逆行制御または正行制御を定め、逆行制御または正行制御に対応する指令を駆動指令100aとして加工装置200へ出力する。
表示制御部102は、表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞる長さと速さとに応じて、画面表示を更新し、表示部101に表示される加工プログラム1をスクロールさせる。
図3は本発明の実施の形態に係る数値制御装置に対する比較例による動作概要を説明するための図である。図4は本発明の実施の形態に係る数値制御装置の動作概要を説明するための図である。
図3に示すように、加工プログラム1には複数のブロック番号「N1」、「N2」および「N3」と、複数のブロック番号のそれぞれに対応する指令とが記述されている。比較例に係る数値制御装置100Aは、機械式のダイヤル40とパルス信号発生器41とを備え、人がダイヤル40を操作することにより、パルス信号発生器41ではダイヤル40の回転した量に応じたパルス信号が生成される。数値制御装置100Aは、パルス信号のパルス数に対応する回転した量を示す信号とダイヤル40が回転する方向に対応する信号とを、加工プログラム1に沿った駆動指令として生成することにより、加工装置200では当該駆動指令により工具31の移動量および移動方向が決定される。
このように比較例の数値制御装置100Aでは、ダイヤル40が時計周りまたは反時計回りの方向に操作されることにより、加工プログラム1による自動運転と同様の順序で、加工プログラム1に記述される複数のブロックを実行することができると共に、上記の順序とは逆の順序で加工プログラム1に記述される複数のブロックを実行することができる。なお図3では、ダイヤル40が時計周りに回転されたときを「正行制御」とし、ダイヤル40が反時計回りに回転されたときを「逆行制御」としている。正行制御とは、加工プログラム1による自動運転と同様の順序で加工プログラム1に記述される複数のブロックを実行することを示し、逆行制御とは、当該順序とは逆の順序で加工プログラム1に記述される複数のブロックを実行することを示す。図3の紙面下側に示されるように、「正行制御」の場合、ブロック番号「N1」、「N2」および「N3」の順で各ブロックに対応する指令が実行され、「逆行制御」の場合、ブロック番号「N3」、「N2」および「N1」の順で各ブロックに対応する指令が実行される。
しかしながら比較例の数値制御装置100Aでは、機械式のダイヤル40が必要であり、ダイヤル40を設置するためには数値制御装置100Aを構成する図示しない表示器および操作ボタンといったインターフェースの配置の自由度が制約される。また加工プログラム1に記述されるブロック数が数万行にも及ぶ場合、比較例の数値制御装置100Aでは、数千行から数万行前のブロックまで遡るためにはダイヤル40を多く回す手間がかかり、加工装置200の送り動作に多くの時間がかかる。
図4に示すように本発明の実施の形態に係る数値制御装置100は、ユーザ50が表示部101の、行き先ブロックを選択し、表示部101の加工プログラム1の表示箇所をなぞることによって、なぞる長さとなぞる速さとから、単位時間当たりの表示部101の画素数を算出し、数値制御装置100の記憶部2に設定されているスケールの値より、加工プログラム1に沿った工具31の移動距離と移動速度とを定める。そして、表示部101のなぞる向きから、加工プログラム1の逆行制御または正行制御を決定する。算出した工具31の移動距離と、工具31の移動速度と、加工プログラム1の逆行制御と、加工プログラム1の正行制御とは、駆動指令100aとして加工装置200に出力するように構成されているため、図3に示されるダイヤル40が不要になる。
図5は本発明の実施の形態に係る数値制御装置の動作を説明するフローチャートである。S11において数値制御装置100は加工プログラム1を表示部101に表示され、加工プログラム1が実行状態である。S12において、ユーザが加工プログラム1の実行を一時停止する。S13において、ユーザが行き先ブロックを指定する。S14において、ユーザは、S12で加工プログラム1の実行を一時停止したブロックから、S13で指定した行き先ブロックまでの加工プログラム1の表示箇所をなぞるか否か選択する。
S14において、ユーザが表示箇所をなぞる場合(S14:Yes)、S16において、工具31の移動距離は表示箇所をなぞる長さに対応した、加工プログラム1のブロック途中までの移動距離が算出される。S18において、表示箇所を上下のなぞる方向に応じた加工プログラム1の逆行制御または正行制御が決定される。S21において、工具31の移動速度は、表示箇所をなぞる速さに応じて算出される。
S14において、ユーザが表示箇所をなぞらない場合(S14:No)、S15において、工具31の移動距離は、S13でユーザが選択した行き先ブロックまでとして定まる。
ユーザが送り速度の倍率を選択する場合(S17:Yes)、S20において、工具31の移動速度は、加工プログラム1で指令した送り速度と、S17で選択した倍率から算出される。
ユーザが送り速度の倍率を選択しない場合(S17:No)、S19において、工具31の移動速度は、加工プログラム1で指令した送り速度が選択される。そして、S22において、指定した条件に従い、数値制御装置100は、加工プログラム1を自動で実行する。
図6は表示部の現在のブロックから行き先ブロックまでの加工プログラム表示箇所を上になぞることによって、正行制御で複数のブロックを実行するときの状態を示す図である。図6に示すように表示部101に表示される加工プログラム1の行き先ブロック「N10」をユーザが選択し、表示部101の現在のブロックから行き先ブロックまでの加工プログラム表示箇所を上になぞり、「N3」と「N4」の間でなぞり終える。すると、工具31は、加工プログラムの表示箇所をなぞった長さに応じ、「N3」と「N4」のブロックの指令である工具31がX軸上で0mmから10mmの途中まで移動する。詳細は、下記例で説明する。
表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞる長さ:Lt=10mm。
表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞる速さ:Vt=600mm/min。
工具31の移動距離:L。
工具31の移動速度:V。
記憶部2に設定されている移動距離のスケール:Sl=1/100。
記憶部2に設定されている移動速度のスケール:Sv=1。
表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞった画素数:Pt。
単位長さ当たりの表示部101の画素数:Pul=3.37pix/mm。
現在、実行中ブロックである「N3」から「N4」までの移動距離:X=10mm。
Figure 2018158795
表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞる長さを10mm、表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞる速さを600mm/min、記憶部2に設定されている移動距離のスケールを1/100、記憶部2に設定されている移動速度のスケールを1、単位長さ当たりの画素数を3.37とすると、現在実行中のブロックである「N3」から「N4」までの移動距離が10mmのため、上記(2)式より、工具31の移動距離が3.37mm、工具31の移動速度が600mm/minと求まる。従って、工具31は、移動距離を3.37mmとし、また移動速度を600mm/minとして、X軸に沿って0mmから3.37mmまで移動する。
図7は表示部の現在のブロックから行き先ブロックまでの加工プログラム表示箇所を下になぞることによって、逆行制御で複数のブロックを実行するときの状態を示す図である。図7に示すように表示部101に表示される加工プログラム1の行き先ブロック「N0」をユーザが選択し、表示部101の現在のブロックから行き先ブロックまでの加工プログラム表示箇所を下になぞり、「N1」と「N2」の間でなぞり終える。すると、工具31は、加工プログラムの表示箇所をなぞった長さに応じ、「N1」と「N2」のブロックの指令である工具31がZ軸上で0mmから50mmの途中まで移動する。詳細は、下記例で説明する。
表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞる長さ:Lt=5mm。
表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞる速さ:Vt=300mm/min。
工具31の移動距離:L。
工具31の移動速度:V。
記憶部2に設定されている移動距離のスケール:Sl=1/100。
記憶部2に設定されている移動速度のスケール:Sv=1。
表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞった画素数:Pt。
単位長さ当たりの表示部101の画素数:Pul=3.37pix/mm。
現在、実行中ブロックである「N1」から「N2」までの移動距離:Z=50mm。
Figure 2018158795
表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞる長さを5mm、表示部101の加工プログラム1の表示箇所のなぞる速さを300mm/min、記憶部2に設定されている移動距離のスケールを1/100、記憶部2に設定されている移動速度のスケールを1、単位長さ当たりの画素数を3.37とすると、現在実行中のブロックである「N1」から「N2」までの移動距離が50mmのため、上記(3)式より、工具31の移動距離が8.43mm、工具31の移動速度が300mm/minと求まる。従って、工具31は、移動距離を8.43mmとし、また移動速度を300mm/minとして、Z軸に沿って0mmから8.43mmまで移動する。
図8は表示部の行き先ブロックを指定した後、送り速度の倍率を選択し、加工プログラムで指令した送り速度と、前記選択した送り速度の倍率とから算出した値により、正行制御で複数のブロックを実行するときの状態を示す図である。図8に示すように表示部101に表示される加工プログラム1の行き先ブロック「N4」と、送り速度の倍率とがユーザにより選択されたとき、加工プログラム1で指令された送り速度と、前記選択された送り速度の倍率とで算出された値により、工具31の移動速度が定まり、ブロック「N1」から「N4」まで順に加工プログラム1が実行される。なお、送り速度の倍率が選択されない場合、移動速度は加工プログラム1で指令した送り速度で定まり、ブロック「N1」から「N4」まで順に加工プログラム1が実行される。
図9は表示部の行き先ブロックを指定した後、送り速度の倍率を選択し、加工プログラムで指令した送り速度と、前記選択した送り速度の倍率とから算出した値により、逆行制御で複数のブロックを実行するときの状態を示す図である。図9に示すように表示部101に表示される加工プログラム1の行き先ブロック「N1」と、送り速度の倍率とがユーザにより選択されたとき、加工プログラム1で指令された送り速度と、前記選択した送り速度の倍率とで算出された値により、工具31の移動速度が定まり、ブロック「N3」から「N1」まで、実行を終えたブロックを順に遡って加工プログラム1が実行される。なお、送り速度の倍率が選択されない場合、移動速度は加工プログラム1で指令した送り速度で定まり、ブロック「N3」から「N1」まで、実行を終えたブロックを順に遡って加工プログラム1が実行される。
図10は本発明の実施の形態に係る数値制御装置を実現するハードウェアの構成例を示す図である。数値制御装置100は、表示部60、メモリ61、プロセッサ62および入出力部63を備える。プロセッサ62は受信したデータを用いてソフトウェアによる演算および制御を行い、メモリ61は受信したデータまたはプロセッサ62が演算および制御を行うに際して必要なデータおよびソフトウェアの記憶を行う。入出力部63には前述した座標移動量が入力され、また入出力部63は加工装置200に対する駆動指令100aの出力を行う。表示部60は図1に示す表示部101に相当する。図1に示す表示制御部102および駆動指令出力部103を実現する場合、表示制御部102および駆動指令出力部103用のプログラムをメモリ61に格納しておき、このプログラムをプロセッサ62が実行することにより、表示制御部102および駆動指令出力部103が実現される。
なお本実施の形態では、タッチパネル式の表示部101が用いられているが、ユーザの操作を受け付けることができる入力機器であればよく、タッチパネル式以外の入力機器を用いてもよい。タッチパネル式以外の入力機器としては、マウス、タッチパッド、またはトラックパッドを例示できる。これらの汎用の入力機器を用いることにより、タッチパネル式ではない表示部101を備えた数値制御装置100においても機械式のダイヤル40を利用することなく正行制御および逆行制御を行うことができる。
以上に説明したように本発明の実施の形態に係る数値制御装置100は、実行中の加工ブロックを一時停止した後、表示部101上の加工プログラム1の表示箇所へのユーザによるタッチ操作により、進む先の加工ブロックである行き先ブロックが指定され、表示部101の一時停止したブロックと、行き先ブロックの加工プログラム1の表示箇所とがなぞられることによって、加工プログラム1に沿った工具31の移動距離と移動速度とを算出する。算出された工具31の移動距離と、工具31の移動速度と、加工プログラム1の逆行制御と、加工プログラムの正行制御とが駆動機構26に伝達され、駆動機構26の工具31で被加工物300の加工が実行される。この構成により、数値制御装置100では、比較例の数値制御装置100Aに設けられる機械式のダイヤル40が不要であり、図示しない表示器および操作ボタンといったインターフェースの配置の自由度が向上する。また加工プログラム1に記述されるブロック数が数万行にも及ぶ場合でも、数千行から数万行前のブロックまで遡ることがタッチ操作で容易に行うことができ、加工装置200の送り動作に係る時間を短縮することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 加工プログラム、2 記憶部、3 直交、21 架台、22 サドル、23 ワークテーブル、24 コラム、25 ラム、26 駆動機構、26x x軸駆動機構、26y y軸駆動機構、26z z軸駆動機構、27x x軸モータ、27y y軸モータ、27z z軸モータ、28x,28y,28z 送り軸、29x,29y,29z 回転角検出器、30 主軸、31 工具、40 ダイヤル、41 パルス信号発生器、50 ユーザ、60,101 表示部、61 メモリ、62 プロセッサ、63 入出力部、100,100A 数値制御装置、100a 駆動指令、102 表示制御部、103 駆動指令出力部、103a 移動量算出部、103b 通信部、200 加工装置、300 被加工物。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の数値制御装置は、加工プログラムを表示する表示部と加工プログラムに記述される複数のブロックを順次実行する制御部とを備えた数値制御装置であって、制御部は、表示部に実行中の加工プログラムと実行中のブロックとを表示し、実行中の加工ブロックを一時停止した後、進む先の加工ブロックである行き先ブロックが表示部への加工プログラムの表示箇所への操作で指定され、加工プログラムの一時停止したブロックと行き先ブロックの加工プログラムの表示箇所とがなぞられた方、加工プログラムに記述される複数のブロックを順次実行する

Claims (4)

  1. 加工プログラムを表示する表示部と前記加工プログラムを逆方向に順次実行する制御部とを備えた数値制御装置であって、
    前記制御部は、前記表示部に実行中の加工プログラムと実行中のブロックとを表示し、実行中の加工ブロックを一時停止した後、進む先の加工ブロックである行き先ブロックが前記表示部への前記加工プログラムの表示箇所への操作で指定され、前記加工プログラムの一時停止したブロックと前記行き先ブロックの前記加工プログラムの表示箇所とがなぞられた距離、速度及び方向によって、前記加工プログラムに記述される複数のブロックを前記加工プログラムによる自動運転と同様の順序で実行する正行制御、または、前記複数のブロックを当該順序とは逆の順序で実行する逆行制御を行うことを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記制御部は、前記実行中の加工ブロックを一時停止した後、逆行または正行で進む先の加工ブロックである行き先ブロックが前記表示部の加工プログラム表示箇所への操作で指定され、前記加工プログラムで指令した送り速度で前記正行制御または前記逆行制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  3. 前記制御部は、前記加工プログラムで指定した送り速度と、前記表示部で選択された送り速度の倍率とに応じて、前記正行制御または前記逆行制御を行う際の移動速度を変更することを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  4. 前記表示部は、タッチパネル式の入力機器であり、またはタッチパネル式以外の入力機器であることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の数値制御装置。
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