JPWO2018142587A1 - チケット管理システムおよびチケット管理方法 - Google Patents

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Abstract

チケットの管理を効果的に行う。処理装置と、記憶装置と、入力および出力のためのインタフェースを備えるチケット管理システムである。このシステムでは、記憶装置は、チケット毎にユーザのいずれがチケットを所有したかを時系列に示すチケット所有者変更履歴を格納する。処理装置は、チケット所有者変更履歴を反映したポイントをユーザ毎に算出する。記憶装置は、ポイントをユーザと対応付けて記録する。処理装置は、インタフェースを介して受信する要求に対し、ポイントに基づいて、(1)特定の条件を満たすポイントに対応するユーザの、チケットの購入および移転の少なくとも一つの制限、および、(2)特定の条件を満たすポイントに対応するユーザが所有した、チケットの利用の制限、の少なくとも一つを行う。

Description

本発明は、チケットを管理するシステムに関し、特にチケット所有者変更履歴に基づくチケット管理システムに関する。
オンラインのチケット予約システムにより、ユーザは時間や場所を問わずチケット購入が可能となり、近年は電子チケットの利用機会も増加している。インターネットの普及により、チケットを大量に購入し、利益目的で転売する不正転売が容易になっている。不正転売目的でのチケット購入者に対する現行の対策の多くは、現地で本人認証を行うものであり、チケットが対象とするイベント当日の、多大なコストと時間を要しているのが現状である。
チケットの不当転売や偽造を防止する技術として、特開2006-201997号公報(特許文献1)には、認証コードを電子透かしとして電子チケットに埋め込むことにより、チケット購入者と利用者の同一性を確保し、不正転売を防止することが開示されている。
特開2006-201997号公報
特許文献1の方式は、購入者自身の顔写真に所定の認証コードを電子透かしとして埋め込んだ画像を有するチケットを発行し、チケットの利用時に、顔写真の照合および顔写真に埋め込まれた認証コードを読み出すことにより、当該チケットが真正のものであることを確認することができる。また、発券履歴記録部に記録されている発券履歴を参照することでチケットのキャンセルや再発行を容易に行うことが開示されている。
しかし、特許文献1では、発券履歴記録部において、チケット所有者変更履歴とチケット所有者(あるいは購入者)の生体情報を記録し、キャンセルした乙の情報を、キャンセル待ちの甲の情報に書き換えるため、すべての変更履歴を活用することは出来ない。
効果的な転売抑止のためには、購入時と当日の情報だけではなく、チケットがユーザに所有されている期間の情報も、有効化判断等のチケットの管理に利用することが有効である。
本発明の一側面は、処理装置と、記憶装置と、入力および出力のためのインタフェースを備えるチケット管理システムである。このシステムでは、記憶装置は、チケット毎にユーザのいずれがチケットを所有したかを時系列に示すチケット所有者変更履歴を格納する。処理装置は、チケット所有者変更履歴を反映したポイントをユーザ毎に算出する。記憶装置は、ポイントをユーザと対応付けて記録する。処理装置は、インタフェースを介して受信する要求に対し、ポイントに基づいて、(1)特定の条件を満たすポイントに対応するユーザの、チケットの購入および移転の少なくとも一つの制限、および、(2)特定の条件を満たすポイントに対応するユーザが所有した、チケットの利用の制限、の少なくとも一つを行う。
本発明の他の一側面は、処理装置と、記憶装置と、入力および出力のためのインタフェースを備えたサーバを用いたチケット管理方法である。この方法は、記憶装置が、チケット毎にユーザのいずれがチケットを所有したかを時系列に示すチケット所有者変更履歴を格納する第1のステップ、処理装置が、チケット所有者変更履歴を反映したポイントをユーザ毎に算出する第2のステップ、記憶装置が、ポイントをユーザと対応付けて記録する第3のステップ、インタフェースが、ユーザとチケットを特定してなされる所定の要求を受け付ける第4のステップ、処理装置が、第4のステップで特定されたユーザに対応するポイントを参照し、所定の要求を許可するかどうかを判定する第5のステップ、を実行する。
本発明によれば、チケットの管理を効果的に行うことができる。
チケット予約システム1000の一例の構成ブロック図。 新規登録処理部1121が行う処理の一例のフロー図。 購入者情報テーブル1141の一例の表図。 チケット購入処理部1122が行う処理の一例のフロー図。 チケット情報テーブル1142の一例の表図。 チケット所有者変更履歴テーブル1143の一例の表図。 チケット所有者変更判断部1123が行う処理の一例のフロー図。 チケット有効化判断部1124が行う処理の一例のフロー図。 チケット所有者変更履歴ポイント(P)の(nP)への更新処理の一例のフロー図。 チケット所有者変更履歴ポイント加算の原理を示す概念図。 実施例1のポイント加算の計算経過を示す表図。 実施例2のチケット所有者変更履歴ポイント(nP)の計算処理の一例のフロー図。 実施例2のポイント加算の計算経過を示す表図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。本実施形態は本発明を実現するための一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
以下の実施例では、ユーザがチケットを所有している期間の所有者変更履歴を収集し、チケットの有効化判断に用いるための技術を説明する。特に、すべての所有者変更履歴をもとにした転売状況のポイント化により、チケットの有効化を判断するための技術的なロジックが開示される。
本実施例の代表的な構成例は、電子チケットを対象としたオンラインチケット予約システムにおいて、チケット所有者変更履歴に基づいてチケットの有効化判断を行うチケット予約サーバであって、ユーザの会員登録処理を行うための新規登録処理部と、ユーザのチケット購入処理を行うためのチケット購入処理部と、チケットの所有者が変更されたときに履歴を書き込むためのチケット所有者変更判断部と、チケットの有効化判断を最終的に実施するチケット有効化判断部と、を含むものである。
以下において、チケット予約サーバを転売抑止に向けて機能させるための手法を説明する。本実施例の対象は、例えばコンサートなどのイベントの電子チケットである。
<1.システム構成>
図1に本実施例のチケット予約システムの一例を示す。チケット予約システム1000は、チケット予約サーバ1100と、チケット購入者が用いる端末1200と、これらの間で通信が可能なように接続する有線あるいは無線で構成されたネットワーク1300で構成される。
チケット予約サーバ1100は、処理装置であるCPU(Central Processing Unit)1110、半導体記憶装置等で構成されるメモリ1120、入力および出力のためのインタフェース1130、磁気ディスク装置等で構成される記憶装置1140を備える。メモリ1120と記憶装置1140は、物理的に同一の記憶装置の異なる領域を用いても良い。チケット予約サーバ1100は、一般的なコンピュータ(サーバ)で構成することができる。図には示さないが、モニタ等の出力装置やキーボード等の入力装置等、サーバが当然備える入出力装置は、インタフェース1130経由で接続することができる。なお入力および出力のためのインタフェース1130は、入出力両機能を備えるもののみを意味するのではなく、入力機能のみを備えるインタフェース、出力機能のみを備えるインタフェース、さらには入出力の両方の機能を備えるインタフェースのいずれをも意味するものとする。
本実施例では計算や制御等の機能は、記憶装置1140に格納されたプログラムがメモリ1120に転送され、CPU1110によって実行されることで、定められた処理を他のハードウェアと協働して実現される。CPU1110が実行するプログラム、その機能、あるいはその機能を実現する手段を、「機能」、「手段」、「部」、「ユニット」等と呼ぶ場合がある。もっとも、ソフトウェアを用いずに、ハードウェアで同等の機能を実現することも可能である。
ソフトウェアで実現する場合には、メモリ1120には、本実施例の各機能を実現するためのプログラムが格納される。新規登録処理部1121は、チケット予約システムのユーザを新たに登録処理する機能をもつ。チケット購入処理部1122は、チケットの購入を処理する機能をもつ。チケット所有者変更判断部1123は、チケットの所有者の変更を判断する機能をもつ。チケット有効化判断部1124は、チケットの有効無効を判断する機能をもつ。
記憶装置1140には、データベースとして、購入者情報テーブル1141、チケット情報テーブル1142、チケット所有者変更履歴テーブル1143等が格納される。
チケット購入者が用いる端末1200は、各ユーザ個人の所有する携帯端末等でも良いし、チケット販売店等に設置されている共用の据え置き型の端末でも良い。本明細書では特に区別することなく、単に端末1200と称する。
<2.ユーザ新規登録処理>
図2は、チケット予約システムにおいて、ユーザが新規登録する際の処理フローチャートである。ここでは、ユーザAがチケット予約システム1000に新規登録して会員となるときに、チケット予約サーバ1100の新規登録処理部1121が行う処理を例として説明する。当該処理は、例えばユーザAが端末1200から送信する、登録申請コマンドの受信により開始する。
ユーザ情報受信処理S201では、チケット予約サーバ1100は、ユーザAの情報として、端末1200から入力され、ネットワーク1300経由で送信されるユーザ情報をインタフェース1130を介して受信する。
購入者情報テーブル更新処理S202では、新規登録処理部1121は、受信したユーザ情報として、例えばユーザAの「氏名」、「住所」、「生年月日」、「電話番号」、「生体情報」等を、購入者情報テーブル1141に書き込み、新たなユーザとして登録する。なお、図中の実線の矢印を処理の流れを示すものとし、破線の矢印をデータの流れを示すものとする(以下同様)。
図3は、記憶装置1140に格納される購入者情報テーブル1141の一例である。各ユーザ毎に1組のデータセットが格納されている。各データセットは、例えばユーザの「氏名」3001、「住所」3002、「生年月日」3003、「電話番号」3004、「生体情報」3005を含む。生体情報は例えばユーザの指紋や指静脈のパターンである。以上は例示であって、全ての情報が必須ではないし、他の情報が追加されても良い。
ユーザID、パスワード割り当て処理S203では、新規登録処理部1121は、購入者情報テーブル1141の「ユーザID」3006と「パスワード」3007に、ユーザAの「生体情報」3005と紐付く値を一意に割り振って書き込み、確定させた「ユーザID」3006と「パスワード」3007を、ユーザAの端末1200に送る。重要データの送受信には、既知の暗号化技術等を用いてもよい。
購入者情報テーブル1141には、ユーザ毎に他の項目として、チケット所有者変更履歴ポイント(P)3008がある。チケット所有者変更履歴ポイント(P)3008は、ユーザの新規登録時に初期値0に設定される。チケット所有者変更履歴ポイント(P)3008は、各ユーザに対して、各ユーザが所有した過去のチケットの履歴を反映したポイントが付加される。当該ポイントは、当該ユーザに対する、チケットの購入の可否を判定するために用いられる。また、転売あるいは譲渡等(以下「移転」という)の可否を判定するために用いられる。チケット所有者変更履歴ポイント(P)3008については、後に詳しく説明する。以上でユーザの新規登録処理は終了である。
<3.チケット新規購入処理>
図4により、ユーザがチケットを新規購入するときに、チケット予約サーバ1100が行う処理について説明する。ここでは、図3の購入者情報テーブル1141に登録されているユーザAが、チケット予約システム1000にアクセスして、チケットを5枚購入しようとするときに、チケット予約サーバ1100のチケット購入処理部1122が行う処理として説明する。
ログイン処理S401では、チケット予約サーバ1100は、ユーザがログイン画面で入力した「生体情報」、「ユーザID」、「パスワード」を、端末1200を介して受信する。購入者情報テーブル1141に書き込まれているユーザAの、「生体情報」3005、「ユーザID」3006、「パスワード」3007と照合し、正しい情報が入力された場合、チケット予約サーバ1100はユーザをユーザAとして識別し、ログインを許可する。
処理S402では、チケット予約サーバ1100は、ユーザAが購入を希望しているチケットの情報として、「公演名」「公演日」「枚数」等、対象チケットを特定するための情報を、端末1200を介して受信する。なお、ユーザはチケットを特定する情報、例えば「公演名」と「枚数」だけ入力し、「公演日」その他の情報は、チケット予約サーバ1100側で、チケットを特定する情報に紐づけられたデータから取得しても良い。
処理S403では、チケット購入処理部1122は、購入者情報テーブル1141を参照し、ユーザAのチケット所有者変更履歴ポイント(P)3008を読み出す。なお、ログインが特定のチケット購入に関するものであることがあらかじめわかっているような場合には、希望チケット情報受信処理S402をスキップして、チケット所有者変更履歴ポイント参照処理S403以降を実行しても良い。
処理S404では、ユーザAのチケット所有者変更履歴ポイント(P)3008が、所定の閾値S1以上かどうかを判定する。所定の閾値S1以上の場合には、購入を拒否する処理S405に進む。所定の閾値S1未満であれば、チケットを発券する処理S406以降に進む。
処理S405では、チケットを購入できない旨をユーザAの端末1200に送信して処理を終了する。
処理S406では、チケット購入処理部1122は、チケット情報テーブル1142の「チケットID」に、希望チケット情報受信処理S402で受信した「枚数」分のチケットに対応する一意の「チケットID」を登録する。
図5は、記憶装置1140に格納されるチケット情報テーブル1142の一例である。チケットID割り当て処理S406により、ユーザの希望するチケットの枚数分、一意に定められたチケットID501が新たに生成され、チケット情報テーブル1142に追加される。図5の例では、ユーザAが購入した5枚のチケットに対応するIDである、「MNO1」、「MNO2」、「MNO3」、「MNO4」、「MNP1」のデータが生成されている。
処理S407では、チケット情報テーブル1142の各チケットID501に対応して、チケットに対応する「公演名」502、「公演日」503等の情報を書き込む。なお情報はこれに限るものではない。
処理S408では、チケット購入処理部1122はチケット所有者変更履歴テーブル1143の更新を行う。
図6は、記憶装置1140に格納されるチケット所有者変更履歴テーブル1143の一例である。チケット所有者変更履歴テーブル1143は、チケット毎に、そのチケットの所有者変更の履歴を保存している。
チケット購入処理部1122は、チケット所有者変更履歴テーブル1143の「チケットID」601に、購入されたチケットのIDとして、チケット情報テーブル1142の「チケットID」501とクロスリファレンス可能な「MNO1」、「MNO2」、「MNO3」、「MNO4」、「MNP1」を登録する。なお、チケット所有者変更履歴テーブル1143は、チケット情報テーブル1142と合体して一つのテーブルとしても良いのは勿論である。
今回の処理は、5枚のチケットの新規発行であるため、各チケットの所有者は1人目である。よって、上記5枚の「チケットID」501に対応する「チケット所有者変更履歴:1人目」602(1)としてユーザAのユーザID「1111」を書き込み、「チケット購入時間」603(1)にチケットが購入された時間を書き込む。この処理により、5つのチケットについて、ユーザAが最初の所有者として登録されたことになる。
処理S409では、ユーザAの端末1200に仮状態の電子チケットを送付する。電子チケットとしては、公知の例えば特許文献1に記載のようなものでよい。簡単な例としては、電子チケットはネットワークで送受信が可能な電子データの形態であり、例えばチケットIDと所有者のユーザIDのデータを含むQRコード(商標)である。使用時には、QRコードを読み取り、生体認証情報を入力する。チケット予約サーバ1100は、購入者情報テーブル1141とチケット所有者変更履歴テーブル1143の情報に基づいて、適正な所有者がチケットを所有していることを確認することができる。
後に説明するようにチケットはチケット予約サーバ1100側で有効化することで使用可能になる。有効化しないか、あるいは無効化すると使用できなくなる。このため、チケット所有者変更履歴テーブル1143には、チケット毎に「チケット有効化/無効化フラグ」604の項目がある。これについては、後に詳説する。
<4.チケット所有者変更処理>
図7は、チケット所有者変更時のフローチャートである。図3の購入者情報テーブル1141に登録されているユーザA(ユーザID「1111」)からユーザE(ユーザID「1115」)に、チケットID「MNO1」の電子チケットが移転された場合を例に説明する。電子チケットの移転は、例えばチケットIDのデータが、ユーザAからユーザEに転送されることで行われる。
ここでは、電子チケットを譲り受けたユーザEが、チケット予約システム1000にアクセスしてチケットの所有者変更処理(移転処理)をしようとするときに、チケット予約サーバ1100のチケット所有者変更判断部1123が行う処理として説明する。
ログイン処理S701では、チケット予約サーバ1100は、ユーザAがユーザEにチケットを送った後、ユーザEがログイン画面で入力した「生体情報」、「ユーザID」、「パスワード」、「チケットID」を、ユーザEの端末1200を介して受信する。基本的に図4のログイン処理S401と同様に、購入者情報テーブル1141を参照し、ユーザEが会員登録されている場合はログインを許可する。会員登録されていない場合はユーザEに会員登録画面を送り、入力された情報を購入者情報テーブル1141へ新規登録する。新規登録処理の手順は図2で説明したものと同様である。
処理S702では、チケット所有者変更判断部1123は、ユーザEから入力された生体情報を、端末1200を介して受信する。そして、チケット所有者変更判断部1123は、入力された生体情報をもとに、購入者情報テーブル1141からユーザEの「チケット所有者変更履歴ポイント(P)」3008を参照する。
処理S703では、チケット所有者変更履歴ポイント(P)が、所定の閾値S2以上であった場合、処理S704に進み、所定の閾値S2未満であった場合処理S705以降のチケット移転処理に進む。なお、閾値S2は、図4の閾値S1と同じであってもよい。
処理S704では、チケットを移転できない旨をユーザEの端末1200に送信して処理を終了する。
処理S705では、チケットの移転が許可された場合に、チケット所有者変更判断部1123は、ログイン処理S701で受信したユーザEのユーザID「1115」とチケットID「MNO1」に基づいて、チケット所有者変更履歴テーブル1143の更新を行う。
なお、元の所有者ユーザAとは異なるユーザEが移転を受けたことを確認するために、チケット所有者変更履歴テーブル更新処理S705を行う前に確認処理を行っても良い。確認処理では、チケット所有者変更履歴テーブル1143の最終の所有者のユーザIDを参照し、購入者情報テーブル1141の当該ユーザの生体情報3005を取得する。購入者情報テーブル1141の生体情報3005と、ログイン処理S701で取得した「生体情報」とを比較し、同じであったら同一ユーザによる重複手続きであるとして処理を終了する。異なるものであった場合のみ、チケット移転があったものとしてチケット所有者変更履歴テーブル更新処理S705以降を行う。
図6を再度参照して、チケット所有者変更履歴テーブル更新処理S705を説明する。今回の処理は、受信したチケットIDに対応するチケットのユーザAからの移転、すなわち1回目の移転であるため、チケットの所有者は2人目である。よって、チケットID「MNO1」の、「チケット所有者変更履歴:2人目」602(2)としてユーザEのユーザID「1115」を書き込み、「チケット所有者変更時間:2人目」603(2)にチケットが移転された時間を書き込む。この処理により、チケットID「MNO1」について、ユーザEが2番目の所有者としてチケット予約サーバ1100に登録されたことになる。なお、「チケット所有者変更時間」としては、チケット所有者変更履歴テーブル1143が更新された時刻を用いてよい。
チケット移転処理S706では、チケット所有者変更履歴テーブル1143が更新された後、チケット予約サーバ1100は、必要に応じてユーザEの端末1200に例えばQRコードにより仮状態の電子チケットを送付する。
図6では、2人目の所有者のデータまでしか示していないが、3人目以降の所有者についても、上記と同様の処理を行う。所有者のデータは、チケットID601毎に追加されていくことになる。以上のような処理により、チケット所有者変更履歴テーブル1143には、各チケットについての所有者の変遷が履歴として格納される。
<5.チケット有効化判断処理>
図8は、チケット予約システム1000において、チケットの有効無効判定を行う処理のフローである。ここでは、チケット予約サーバ1100のチケット有効化判断部1124が行う処理として説明する。
チケット有効化判断は、任意のタイミングで任意の回数行うことができる。しかし、効率を考えると、チケットの規定の有効期限の直前に1回行うことが望ましい。例えば、「チケットの対象となるイベントの開始日時の72時間(3日)前」などのタイミングである。処理はチケット毎に、当該タイミングになったことを条件に開始するが、一般的に、一つのイベントに対して多数のチケットが発行され、それらのチケットは同一の有効期限を持っているので、チケット有効化判断は、ある時点において複数の対象チケットに対して纏めて行われる処理と考えてよい。すなわち、予め定められた時間情報に対応付けられた複数の対象チケットに対するバッチ処理である。対象チケットの抽出は、チケット情報テーブル1142を、公演名502と公演日503のand条件で絞り込み検索することで可能となる。以下の実施例では、このような処理を前提として説明する。
処理S801では、チケット有効化判断部1124は、対象チケットに関連したユーザごとの、チケット所有者更新履歴ポイント(P)の新チケット所有者更新履歴ポイント(nP)への更新処理を行う。ここで(P)と(nP)は同じパラメータであるが、更新前後を区別するために、異なる記号を用いている。対象チケットは複数あり、関連したユーザも複数いるので、これらの情報に基づいて、(P)を(nP)に更新する。
図9は処理S801の詳細を示すフロー図である。このフローはその時点に処理される複数の対象チケットのそれぞれについて行われる。
処理S901では、チケット有効化判断部1124は、チケット所有者変更履歴テーブル1143を参照して、対象チケットが経由した各ユーザを特定する。
処理S902では、チケット有効化判断部1124は、購入者情報テーブル1141を参照して、特定された各所有者について、チケット所有者変更履歴ポイント(P)3008を呼び出す。
処理S903では、対象チケットが経由した各所有者ごとに、加算ポイント(AP)を算出する。
図10に、加算ポイント(AP)の算出ルールの一例の概念を示す。図10では対象チケットが、チケットの購入者であるユーザW1001、中間所有者であるユーザX1002、中間所有者であるユーザY1003、チケットの最終利用者であるユーザZ1004の4人を経由した例を示している。ここでは、算出ルールは以下の2つのルールに基づくものとした。
ルール1:最終ユーザ(チケット利用者)以外は、「そのユーザを起点としたときに、その後N人の人を経由した場合は、Nポイントを付与する」というルールに基づき、加算ポイント(AP)が決定する。すなわち、対象ユーザには、そのユーザ以降、1人経由するごとに1ポイントが加算される。
ルール2:最終利用者は、最初の購入者と同じポイント数とする。
このルールに基づくと、ユーザWはルール1により、その後ユーザX,Y,Zの3人経由しているため、加算ポイント(AP)は3となる。ユーザXはルール1により、その後ユーザY,Zの2人経由しているため、加算ポイント(AP)は2となる。ユーザYはルール1により、その後ユーザZの1人経由しているため、加算ポイント(AP)は1となる。またユーザZはルール2により、ユーザWと同じく加算ポイント(AP)は3となる。
ルール1によれば、移転回数の多いチケットに多く関与したユーザの加算ポイント(AP)が大きくなる。通常自分で購入したチケットを自分で使用すれば、加算ポイント(AP)は0である。しかし、転売目的で大量にチケットを購入した者(1次転売者)が、他の者(2次転売者)に小分けして転売し、2次転売者が最終ユーザに売るような場合を考えると、大量のチケットに関与し、各チケットが転売されている1次転売者の加算ポイント(AP)は非常に大きくなる。また、ルール2によると、転売されたチケットを使用する者も加算ポイントが大きくなる。なお、ここでは、単純に一人経由すると1ポイント加算するルールとしたが、経由する回数に重み付けをしてもよい。たとえば、2回目の移転に2ポイント、3回目の移転に3ポイントのごとくである。
図9に戻って、処理S904では、処理S902で呼び出した各ユーザのチケット所有者変更履歴ポイント(P)3008と、各ユーザについて算出した加算ポイント(AP)を加算し、各ユーザの新しいチケット所有者変更履歴ポイント(nP)を計算する。計算したチケット所有者変更履歴ポイント(nP)により、チケット有効化判断部1124は、購入者情報テーブル1141のチケット所有者変更履歴ポイント(P)3008を、過去データ(P)から新データ(nP)に更新する。
以上の処理を対象チケット分実行し、処理S802に進む。
図8に戻り、処理S802では、対象チケットが経由した各ユーザの所有者変更履歴ポイント(nP)に基づいて、チケットを有効にするか無効にするかを判定する。この処理も対象チケット分繰り返し行う。
判定の一つの例では、所有者変更履歴ポイント(nP)が閾値S3未満のユーザのみを経由しているか、(nP)が閾値S3以上のユーザを1人でも経由したかで判断する。S3はS1,S2と同じでも良いし、別のものにしても良い。
処理S803では、(nP)が閾値S3以上のユーザを1人でも経由した場合に、対象チケットを無効化する。
処理S804では、(nP)が閾値S3以上のユーザを1人も経由しなかった場合に、対象チケットを有効化する。
処理S805では、処理S803と処理S804の結果に基づいて、チケット有効化/無効化フラグ604を、チケット所有者変更履歴テーブル1143に記録する。チケット予約サーバ1100は、チケットが無効になった場合には、適切なタイミングでユーザの端末1200に、チケットが無効化されたことを通知することが望ましい。
[事例1:ユーザAからユーザE,F,G,H,Iへの移転]
以上説明した実施例1を用いて、図3の購入者情報テーブル1141に登録されたユーザAが、新規購入した5枚のチケットを移転する場合の例を説明する。本事例では、ユーザAが購入した2016年1月1日が利用日となっている対象チケットに対し、チケット予約サーバ1100が機能を有効に作用させる例を示す。本事例では、閾値S1とS2とS3を30とし、チケット有効化判断を行う一定の時間帯を、チケット利用日当日である2016年1月1日の0時とする。ユーザA、ユーザE、ユーザF、ユーザG、ユーザH、ユーザIは、図に示したチケット以外のチケット購入、チケット所有者変更には、関わっていないものとする。
事例1は、最初の所有者ユーザAが所持しているチケット全5枚を所有者変更したために、ポイント加算が行われ、その結果ユーザAの合計ポイントが一定数を超えて全てのチケットが無効化されるパターンである。
[事例1−1:チケットの新規購入時]
まず、ユーザAがチケットを5枚購入する際には、図4のフローに基づいて、購入者情報テーブル1141に記録された、ユーザAのチケット所有者変更履歴ポイント(P)がチェックされ、購入可否が判断される。図3の購入者情報テーブル1141の例では、ユーザAのポイント(P)は27であり、S1=30未満なので、処理S404の判断で購入は許可され、チケット情報テーブル1142とチケット所有者変更履歴テーブル1143に当該5枚のチケットのデータが登録される。
[事例1−2:チケットの移転時]
図6のチケット所有者変更履歴テーブル1143に示すように、ユーザA(ユーザID「1111」)が一人目の所有者となっているチケットは、チケットID「MNO1」、「MNO2」、「MNO3」、「MNO4」、「MNP1」である。以下、チケット所有者変更判断部1123の働きについて説明する。
ユーザAが、上記のチケット有効化判断前に、チケットID「MNO1」のチケットをユーザE(ユーザID「1115」)に移転する場合、図7のフローの処理S702,S703に従い、チケット所有者変更判断部1123は、図3の購入者情報テーブル1141を参照し、移転を受けるユーザのチケット所有者変更履歴ポイント(P)3008をチェックする。ユーザEのチケット所有者変更履歴ポイント(P)は4であり、S2=30未満なので、移転は許可される。
同様に、「MNO2」のチケットについては、ユーザF(ユーザID「1116」)の(P)は7であるため、ユーザAからユーザFへのチケット所有者変更は許可される。同様に、「MNO3」のチケットについては、ユーザG(ユーザID「1117」)の(P)は2であるため、ユーザAからユーザGへのチケット所有者変更は許可される。同様に、「MNO4」のチケットは、ポイント(P)が1のユーザH(ユーザID「1118」)へのチケット所有者変更が許可され、「MNP1」のチケットについても、ポイント(P)が6のユーザI(ユーザID「1119」)へのチケット所有者変更が許可される。
許可されたチケット「MNO1」、「MNO2」、「MNO3」、「MNO4」、「MNP1」の新しい所有者であるユーザE,F,G,H,IのユーザID「1115」、「1116」、「1117」、「1118」、「1119」は、図6のチケット所有者変更履歴テーブル1143に「チケット所有者変更履歴:2人目」602(2)として、「チケット所有者変更時間:2人目」603(2)と共に登録される。
[事例1−3:チケットの有効化判断時]
以下では、以上の処理の後に行われる、チケット有効化判断時の処理の例について説明する。チケット予約サーバ1100のチケット有効化判断部1124は、チケット情報テーブルの「公演日」に基づき、チケット利用日である2016年1月1日の0時を迎えたチケットの「チケットID」をチケット所有者変更履歴テーブル1143から参照する。ユーザAの購入チケットのうち、対象となる時間帯を迎えたチケットの「チケットID」は、「MNO1」、「MNO2」、「MNO3」、「MNO4」、「MNP1」である。チケット予約サーバ1100は、対象チケットを外部に送ることができないようロックする。
図9のフローに基づいて、チケット予約サーバ1100は、処理S901でチケット所有者変更履歴テーブル1143から、チケットID「MNO1」に対応する「チケット所有者変更履歴:2人目」を参照し、「MNO1」がユーザEに所有者変更され、現所有者がユーザEであると判断する。
同様にして、チケット予約サーバ1100は、「MNO2」のチケットについては、ユーザFに所有者変更されていると判断し、「MNO3」のチケットについては、ユーザGに所有者変更されていると判断し、「MNO4」のチケットについては、ユーザHに所有者変更されていると判断し、「MNP1」のチケットについては、ユーザIに所有者変更されていると判断する。
次に、チケット予約サーバ1100は、チケット「MNO1」、「MNO2」、「MNO3」、「MNO4」、「MNP1」について、図10に説明したアルゴリズムに基づいて、各ユーザの加算ポイント(AP)を算出する。最終利用者は、1人目のチケット所有者である購入者と対象チケットについて同じポイントを付与する。
図11には、加算ポイント(AP)算出のための算出テーブル11000の例を示す。このテーブルは実施例の処理内容を説明するために示したものであり、実際のシステムとしてはあえてテーブル化する必要は無い。
図6のチケット所有者変更履歴テーブル1143に基づく対象チケットの所有者変更履歴から、氏名1101で示すユーザAには5枚のチケットが各1回移転されたことにより5ポイントが加算ポイント(AP)とされる。ユーザAからチケットの移転を受けたユーザは、移転を受けたチケットについてユーザAと同じ加算ポイントになるため、ユーザEには1ポイント、ユーザFには1ポイント、ユーザGには1ポイント、ユーザHには1ポイント、ユーザIには1ポイントが加算ポイント(AP)1103とされる。
図9の処理S904により、加算ポイント(AP)1103は、各ユーザのチケット所有者変更履歴ポイント(P)に加算され、新しいチケット所有者変更履歴ポイント(nP)1104が算出される。図11に示すように、新しいチケット所有者変更履歴ポイント(nP)1104は、ユーザAは32ポイント、ユーザEは5ポイント、ユーザFは8ポイント、ユーザGは3ポイント、ユーザHは2ポイント、ユーザIは7ポイントと算出される。新しいチケット所有者変更履歴ポイント(nP)1104は、図3の購入者情報テーブル1141の各ユーザのチケット所有者変更履歴ポイント(P)3008に、上書きされることになる。
図8の処理S802では、チケット予約サーバ1100は、新しいチケット所有者変更履歴ポイント(nP)が閾値S3=30以上のユーザの有無を判定する。該当するユーザが一人でもいた場合には、処理S803でチケットは無効化される。なお、以上の例では、購入者情報テーブル1141のチケット所有者変更履歴ポイント(P)を更新してから、チケットの有効化および無効化をしているが、図11に示したような暫定的なテーブルを用いて、有効化および無効化判断の後に、購入者情報テーブル1141のチケット所有者変更履歴ポイント(P)を更新してもよい。
この例では、ユーザAのポイントが32であり30以上であるため、ユーザAを経由している「MNO1」、「MNO2」、「MNO3」、「MNO4」、「MNP1」をすべて無効化し、図6のチケット所有者変更履歴テーブル1143の「チケット有効化/無効化フラグ」604に無効化と書き込む。
以上の説明からわかるように、本実施例では、転売されるチケットに多く関与し、不正な転売者である可能性の高いユーザAを判別すると、ユーザAが関与したチケットは全て無効となる。このため、転売者から購入した者のチケットも使えなくなるため、不正な転売を抑止する効果が期待できる。
また、実施例1における、他のユーザB,C,D,J,K,Lの加算ポイント(AP)と新しいチケット所有者変更履歴ポイント(nP)も図11の算出テーブル11000に示すとおりである。
[事例1−4:その後のチケット新規購入、移転時]
その後、各ユーザが新規にチケットを購入する場合には、「事例1−3」の結果により、ユーザAのチケット所有者の変更履歴ポイント(P)は32になり、S1=S2=30以上となっているため、図4、図7のフローに従い、新規購入、移転も禁止されることになる。一方、転売を受けたユーザE、ユーザF、ユーザG、ユーザH、ユーザIについては、図11のとおり、新しいチケット所有者変更履歴ポイント(nP)は30未満のため、ユーザAから移転を受けたチケットは使えないものの、新規購入や正当な移転は可能となっている。
[事例2:ユーザCからユーザK,Lへの移転]
事例2では、図3の購入者情報テーブル1141中に示されるユーザC(ユーザID「1113」)が、購入したチケット(チケットID「MNO5」「MNO6」)をユーザK(ユーザID「1121)とユーザL(ユーザID「1122」)に移転する例を説明する。
本実例では、ユーザCが購入した2016年1月1日が利用日となっている対象チケットに対し、チケット予約サーバが機能を有効に作用させる例を示す。本実施例では、一定数S1,S2,S3を30とし、チケット有効化判断を行う一定の時間帯を、チケット利用日当日である2016年1月1日の0時とする。ユーザC、ユーザK、ユーザLは、本事例で対象となるチケット以外のチケット購入、チケット所有者変更には、関わっていないものとする。
本事例では、ユーザCは、チケット「MNO5」と「MNO6」の2枚を購入し、友人と2人でコンサートへ行く予定であった。しかし、2人とも都合が悪くなったため、ユーザCは、一枚をユーザKに、他の一枚をユーザLに移転する例を考える。以下では、チケット予約サーバ1100のチケット有効化判断部1124が行う処理として説明する。
事例2は、最初の所有者ユーザCが所持しているチケット2枚をユーザKとユーザLに1枚ずつ所有者変更したために、ポイント加算が行われ、その結果ユーザLの合計ポイントが一定数を超えて、ユーザLが受け取ったチケットのみが無効化されるパターンである。
[事例2−1:チケットの新規購入時]
ユーザCの新規チケット購入時には、図4で説明した処理に従い、チケット予約サーバ1100は、図3の購入者情報テーブル1141からユーザCの「チケット所有者変更履歴ポイント(P)」3008を参照し、ポイント(P)が15で30未満であるため、ユーザCのチケット購入を許可する。購入されたチケットは、チケット情報テーブル1142とチケット所有者変更履歴テーブル1143に、新規データ(チケットID「MNO5」「MNO6」)として追加される。
[事例2−2:チケットの移転時]
ユーザC(ユーザID「1113」)は、この2枚のチケット「MNO5」「MNO6」のうち、「MNO5」のチケットを友人であるユーザK(ユーザID「1121」)に移転し、もう一枚のチケットを、転売の常習者であるユーザL(ユーザID「1122」)に移転している。
ユーザCからユーザKとユーザLへの移転時には、図7のフローに基づいて、ユーザKとユーザLの「チケット所有者変更履歴ポイント(P)」3008を参照する。図3の購入者情報テーブル1141の例では、ポイント(P)はそれぞれ、2と29であり、いずれもS2=30未満のため、移転は許可される。その結果、処理S705により、ユーザKとユーザLは2人目の所有者として、チケット所有者変更履歴テーブル1143に記録される。
[2−3:チケットの有効化判断時]
図8と図9のフローに基づいて、チケットの有効化判断が行われる。処理S901により、「MNO5」のチケットはユーザKに移転されており、「MNO6」のチケットはユーザLに移転されていることがわかる。そこで、図10のアルゴリズムによれば、図11のようにユーザKとユーザLは各1ずつ加算ポイント(AP)が加算される。ユーザCは加算ポイント(AP)が2加算される。
その結果、図11に示すように、ユーザKの新しいチケット所有者変更履歴ポイント(nP)は3となり、通常から転売を行っているユーザLは30となる。そのため、図8の処理S802では、(nP)がS3=30以上であるユーザLを経由したチケット「MNO6」は処理S803で無効となり、図6のチケット所有者変更履歴テーブル1143において、チケット「MNO6」のチケット有効化/無効化フラグ604は「無効化」にセットされる。一方、ユーザKを経由したチケット「MNO5」のチケット有効化/無効化フラグ604は「有効化」にセットされる。
以上の事例により、実施例1ではチケットの移転元(ユーザC)が適正な移転を行っていても、チケットの移転先のユーザ(ユーザL)が不適正な転売を行っている場合には、不適正な転売を行っているユーザを経由したチケットを無効化することができることがわかる。また、適正なユーザ(ユーザK)が移転を受けた場合には、チケットは有効化される。
[事例2−4:その後のチケット新規購入、移転時]
ユーザLについては、購入者情報テーブル1141のチケット所有者変更履歴ポイント(P)が30以上になったため、ユーザAと同様に、チケットの新規購入や移転ができなくなる。ユーザC,Kについては、チケット所有者変更履歴ポイント(P)が30未満なので、特段の制限は無い。
[事例3:移転が無い場合]
事例3は、最初の所有者ユーザDが所持しているチケット2枚を誰にも所有者変更しなかったために、問題なく全てのチケットが有効化されるパターンである。
ユーザD(ユーザID「1114」)については、図6のチケット所有者変更履歴テーブル1143に示すようにチケットID「MNP2」「MNQ3」の2つを購入しているが、だれにも移転していない。この場合には、図8〜図10のフローにより、チケット所有者変更履歴ポイント(P)には変化が無い。
実施例1では、チケットの移転が行われた場合には、チケットが経由したユーザには原則加算ポイント(AP)が付与される。しかし、移転には当然正当な理由がある場合もある。これらにも加算ポイント(AP)が付与されると、加算ポイントは蓄積されるため、配慮が望ましい場合がある。
実施例2でのチケットの有効無効判定を行う処理は、基本的に実施例1の図8と図9の処理フローを踏襲する。ただし、ユーザごとの加算ポイント(AP)を算出する処理S903に機能を追加する。よって、以下では実施例1と異なる追加機能部分のみを説明することにする。
図12は、実施例2の処理S903の処理の詳細を示すフローである。ここでは、説明上、1つのチケットに対する処理として説明する。対象チケットが複数ある場合は、チケット毎に処理を繰り返して(AP)を算出し、あるユーザに関連するチケットが複数有る場合には、複数のチケットの(AP)の合計を処理S904で(P)に加算する。
処理S1201では、チケット有効化判断部1124が、チケット所有者変更履歴テーブル1143を参照して、対象のチケットに2人目の所有者がいるかどうかをチェックする。2人目の所有者がいなければ、処理S1202で移転なしと判定し、そのチケットに関しては、図10で説明したルールの原則どおり加算ポイント(AP)の加算は無い。
処理S1203では、チケット有効化判断部1124が、チケット所有者変更履歴テーブル1143を参照して、対象チケットが同一のユーザによって購入された複数のチケットのうちの1枚かどうかを判定する。このとき、複数のチケットの種類や購入時間帯に条件をつけても良い。複数購入のうちの一枚で無い場合は、すなわち、一枚購入した際の当該一枚である場合には、処理S1206で、図10で説明したルールに基づいて加算ポイント(AP)を算出する。
処理S1204では、チケット有効化判断部1124が、チケット所有者変更履歴テーブル1143を参照して、1人目の所有者が複数購入したうちの一枚が、まだ1人目の所有者に所有されているかどうかを判定する。チケットが1人目の所有者に一枚も残っていない場合には、処理S1206で、図10で説明したルールに基づいて加算ポイント(AP)を算出する。
処理S1205では、チケット有効化判断部1124が、チケット所有者変更履歴テーブル1143を参照して、1人目の所有者が所有している以外のチケットが、2回以上移転されているかを判定する。2回以上移転されているチケットが一枚でもある場合には、処理S1206で、図10で説明したルールに基づいて加算ポイント(AP)を算出する。
2回以上移転されているチケットが無い場合には、処理S1202で加算ポイント(AP)の加算は無い。
上記の処理によると、例えば同行者のために複数枚チケットを購入し、自分のチケットだけ手元に残し、残りを同行者に移転し、自分と同行者でチケットを使用するようなケースでは、加算ポイント(AP)が加算されない。一方、不正転売者が転売用に多数チケットを購入し、自分の転売用に一部を残し、残りを他の転売者に移転するようなケースでは、加算ポイントを加算できるようにしている。
図10や図12のアルゴリズムは判断手法の一例であるが、本実施例のようにチケット毎に記録された移転の履歴を利用し、種々の条件を組み合わせると、不適切な移転を行っているユーザを絞り込むことが可能となる。
[事例4:実施例2のユーザBとユーザJの例]
事例4では、図3の購入者情報テーブル1141中に示されるユーザB(ユーザID「1112」)が、購入したチケット(チケットID「MNQ1」「MNQ2」)のうち一枚を、ユーザJ(ユーザID「1120」)に移転する例を説明する。
本実施例では、ユーザBが購入した2016年1月1日が利用日となっている対象チケットに対し、チケット予約サーバが機能を有効に作用させる例を示す。本実施例では、一定数S1,S2,S3を30とし、チケット有効化判断を行う一定の時間帯を、チケット利用日当日である2016年1月1日の0時とする。ユーザB、ユーザJは、本事例で対象となるチケット以外のチケット購入、チケット所有者変更には、関わっていないものとする。
本事例では、ユーザBは、チケットID「MNQ1」を自分で使用し、チケットID「MNQ2」をユーザJに移転する例を考える。コンサートに一緒に行く家族や友人の分を同時に購入し、自分のチケット以外を同行者に移転するような場合である。
上記のような場合は、正統なチケット移転の典型的なパターンである。実施例1では、図11に示したように、ユーザBとユーザJにも加算ポイント(AP)が加算されてしまう。したがって、このような場合、チケットの有効無効判定を行う処理では、チケット所有者変更履歴ポイント(P)が増加しないような例外処理を行うことが好ましい。以下では、チケット予約サーバ1100のチケット有効化判断部1124が行う処理として説明する。
事例4は、最初の所有者ユーザBが所持しているチケット全2枚のうち1枚をユーザJに所有者変更したが、そのチケットは複数回所有者変更されていないため、ポイント加算なしに全てのチケットが有効化されるパターンである。
[事例4−1:チケットの新規購入時]
ユーザBの新規チケット購入時には、図4で説明した処理に従い、チケット予約サーバ1100は、図3の購入者情報テーブル1141からユーザBの「チケット所有者変更履歴ポイント(P)」3008を参照し、ポイント(P)が5であるため、ユーザBのチケット購入を許可する。購入されたチケットは、チケット情報テーブル1142とチケット所有者変更履歴テーブル1143に新規データ(チケットID「MNQ1」「MNQ2」)として追加される。
[事例4−2:チケットの移転時]
ユーザB(ユーザID「1112」)は、この2枚のチケット「MNQ1」「MNQ2」のうち、「MNQ1」のチケットを手元に残し、「MNQ2」のチケットをユーザJ(ユーザID「1120」)に移転する。ユーザBとユーザJはこのチケットで一緒にコンサートに行く予定である。
移転の判定時においては、図7のフローに基づく判定により、ユーザJのチケット所有者変更履歴ポイント(P)が参照され、図3に見られるようにユーザJの(P)は12であり30未満なので、移転は許可され、チケット所有者変更履歴テーブル1143が更新される。
[4−3:チケットの有効化判断時]
チケットの有効化判定時においては、図12のフローに基づく判定により、図6のチケット所有者変更履歴テーブル1143を参照すれば、「MNQ1」のチケットは2人目の所有者がいないので、処理S1202により加算ポイント(AP)の加算は無い。
「MNQ2」のチケットは、ユーザJに移転されているが、処理S1203の判定で複数購入のうちの1枚であることがわかり、処理S1204で判定で他の1枚がユーザBの手元に残っていることがわかり、処理S1205の判定で1回しか移転されていないことがわかるので、加算ポイント(AP)の加算は無い。
図13には、実施例2における加算ポイント(AP)算出のための算出テーブル11000(2)の例を示す。図8、図9、図12の処理により、チケット予約サーバ1100は、図中矢印で示したように、ユーザB、ユーザJには新規に加算ポイント(AP)を加算せず、新しいチケット所有者変更履歴ポイント(nP)1104は変化しない。すなわち、チケット予約サーバ1100は、購入者情報テーブル1141のユーザB、ユーザJの「チケット所有者変更履歴ポイント(P)」3008をそのままとする。
チケットの有効化判断は、図8の処理S802に基づき、ユーザB、ユーザJのチケット所有者変更履歴ポイント(nP)を確認する。これらは、図13に示すとおりそれぞれ5と12で、S3=30未満のため、MNQ1、MNQ2をすべて有効化し、チケット所有者変更履歴テーブルの「チケット有効化/無効化フラグ」に有効化と書き込む。
[事例4−4:その後のチケット新規購入、移転時]
以上の事例4の説明からわかるように、特定の場合には、チケットの履歴を考慮して、加算ポイント(AP)の加算を行わないように構成することができる。このため、ユーザB、ユーザJは、その後のチケット新規購入、移転時に、ポイント(P)の増加による不利益を受けない。
以上の実施例では、チケット所有者変更履歴ポイント(P)が閾値S1、S2、S3を超えた場合には、購入や移転を禁止することにしたが、その代わりに警報を発する等の他の処理を行っても良い。
以上説明した実施例によれば、チケット購入時からチケット有効化時までの間、チケット所有者の変更履歴を、チケット所有者の生体情報と紐づけて、チケット所有者変更履歴ポイント(P)として管理しており、チケット有効化時に、ポイント(P)が所定の値より小さければ有効化し、ポイント(P)が所定の値より大きければ有効化しない。ポイント(P)は、一般に変更履歴が多いほど大きくなる。また、ポイント(P)は例えば生体情報によりユーザと紐づいているので、あるイベントに対するチケットのみならず、他の公演にもユーザ毎に引き継がれる。常習的に転売を繰り返している生体情報を持つユーザは、他のイベントでも「ポイント(P)が高い」ユーザとして管理されるので、不正な転売を繰り返す程、他のイベントにおいてチケットの有効化がされにくくなる。つまり、有効化されないチケットを転売あるいは使用することになるので、結果として不正な転売抑止につながる効果がある。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることが可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の実施例の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
電子計算機を用いた電子チケットの管理システム等に利用が可能である。

Claims (10)

  1. 処理装置と、記憶装置と、入力および出力のためのインタフェースを備え、
    前記記憶装置は、チケット毎にユーザのいずれがチケットを所有したかを時系列に示すチケット所有者変更履歴を格納し、
    前記処理装置は、前記チケット所有者変更履歴を反映したポイントを前記ユーザ毎に算出し、
    前記記憶装置は、前記ポイントを前記ユーザと対応付けて記録し、
    前記処理装置は、前記インタフェースを介して受信する要求に対し、前記ポイントに基づいて、
    (1)特定の条件を満たす前記ポイントに対応する前記ユーザの、前記チケットの購入および移転の少なくとも一つの制限、および、
    (2)特定の条件を満たす前記ポイントに対応する前記ユーザが所有した、前記チケットの利用の制限、
    の少なくとも一つを行う、チケット管理システム。
  2. 前記処理装置は、前記チケット所有者変更履歴を反映したポイントを前記ユーザ毎に算出する際に、前記チケット毎に、
    「最終ユーザ以外は、そのユーザを起点としたときに、その後N人の人を経由した場合は、Nポイントを付与する」、および、「最終ユーザは最初のユーザと同じポイントを付与する」というアルゴリズムに基づいて算出を行う、
    請求項1記載のチケット管理システム。
  3. 処理装置と、記憶装置と、入力および出力のためのインタフェースを備えたサーバを用いたチケット管理方法であって、
    前記記憶装置が、チケット毎にユーザのいずれがチケットを所有したかを時系列に示すチケット所有者変更履歴を格納する第1のステップ、
    前記処理装置が、前記チケット所有者変更履歴を反映したポイントを前記ユーザ毎に算出する第2のステップ、
    前記記憶装置が、前記ポイントを前記ユーザと対応付けて記録する第3のステップ、
    前記インタフェースが、前記ユーザと前記チケットを特定してなされる所定の要求を受け付ける第4のステップ、
    前記処理装置が、第4のステップで特定された前記ユーザに対応する前記ポイントを参照し、前記所定の要求を許可するかどうかを判定する第5のステップ、
    を実行する、チケット管理方法。
  4. 前記第2のステップにおいて、前記チケット毎に、
    「あるユーザに対しては、そのユーザを起点としたときに、その後N人の人を経由した場合は、Nポイントを付与する」というアルゴリズムに基づいて前記ポイントの算出を行う、
    請求項3記載のチケット管理方法。
  5. 前記第2のステップにおいて、前記チケット毎に、
    「ただし、最終ユーザは最初のユーザと同じポイントを付与する」という例外アルゴリズムを追加して算出を行う、
    請求項4記載のチケット管理方法。
  6. 前記第2のステップにおいて、前記チケット毎に、
    「ただし、当該チケットが同一ユーザに購入された複数枚のうち1枚であり、かつ、前記複数枚のうちの少なくとも1枚が前記同一ユーザの所有として残っており、かつ、前記複数枚のうちの1枚でも複数回移転されていない場合には、付与するポイントをゼロにする」という例外アルゴリズムを追加して算出を行う、
    請求項5記載のチケット管理方法。
  7. 前記第2のステップは、
    予め定められた時間情報に対応付けられた複数の前記チケットに関してバッチ処理で行われる、
    請求項3記載のチケット管理方法。
  8. 前記第4のステップは、
    所定の前記ユーザによる所定の前記チケットの購入要求の受付であり、
    前記第5のステップは、
    所定の前記ユーザに対応する前記ポイントを参照し、当該ポイントが閾値S1以上のとき、前記購入要求を拒否する、
    請求項3記載のチケット管理方法。
  9. 前記第4のステップは、
    所定の前記ユーザによる所定の前記チケットの移転要求の受付であり、
    前記第5のステップは、
    所定の前記ユーザに対応する前記ポイントを参照し、当該ポイントが閾値S2以上のとき、前記移転要求を拒否する、
    請求項3記載のチケット管理方法。
  10. 前記第4のステップは、
    所定の前記ユーザによる所定の前記チケットの使用あるいは有効化の受付であり、
    前記第5のステップは、
    前記チケットを所有した全てのユーザに対応する前記ポイントを参照し、当該ポイントの少なくとも一つが閾値S3以上のとき、前記使用あるいは有効化を拒否する、
    請求項3記載のチケット管理方法。
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