JPWO2018139566A1 - 成形用金型 - Google Patents

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Abstract

成形用金型(10)は、固定型(14)、可動型(16)及び入れ子(18)を備える。入れ子(18)は、固定型(14)との間に成形材料が流入されるキャビティ(20)を形成可能である。また、入れ子(18)は、膨張状態で、可動型(16)に当接する当接部(58a)と、可動型(16)との間で隙間(60)を形成して非当接となる非当接部(58b)とを有する。さらに、入れ子(18)は、キャビティ(20)が形成される反対側の端面(64a)からキャビティ(20)付近まで延在し、且つキャビティ(20)に非連通の中空部(70)を備える。

Description

本発明は、入れ子を内部に収容して、射出成形により成形品を製造する成形用金型に関する。
成形用金型は、成形品の成形不良を抑制するために、射出成形時に金型自体の温度を適切に管理する必要がある。そのため例えば、特許第4503351号公報に開示の成形用金型は、固定側金型及び可動側金型のキャビティの背面側に、複数の空洞と、各空洞に連通する貫通路とを備え、複数の空洞及び貫通路を通して熱媒体(高温水、低温水)を流動させる構成となっている。すなわち、成形用金型は、熱媒体を流動することによって温度を調整することができる。
また、この種の射出成形においては、成形用金型内に入れ子を収容固定しておき、この入れ子によって温度を部分的(又は全体的)に調整する構成としてもよい。例えば、入れ子の内部に熱媒体を流動させる流路を設けることで、温度調整が可能となる。
ところで、車両(自動二輪車等)のカウル等のように比較的大型の成形品を射出成形する場合には、入れ子も必然的に大型化し、また複雑な形状となる。このため、入れ子内に設けられる熱媒体の流路も長大化する。従って、成形品の射出成形時に入れ子で温度調整を行うとしても、結局大きなエネルギー(昇温エネルギーや冷却エネルギー)が必要になり、製造コストが増加する要因となっていた。
本発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであって、簡単な構成によって、入れ子の温度を素早く調整又は維持可能とすることで、射出成形時のエネルギーの省力化を図って製造コストを低減することができる成形用金型を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る成形用金型は、型締めが行われる第1金型及び第2金型と、前記第1金型に配置された入れ子と、を備え、前記入れ子は、前記第2金型との間に成形材料が流入されるキャビティを形成可能であり、さらに、昇温による膨張状態で、前記第1金型に当接する当接部と、前記膨張状態で、前記第1金型との間で隙間を形成して非当接となる非当接部と、前記キャビティが形成される反対側の端面から前記キャビティ付近まで延在し、且つ前記キャビティに非連通の中空部と、を有することを特徴とする。
上記によれば、成形用金型は、入れ子の当接部によって、第1金型と入れ子の位置決めを良好に行い、キャビティを精度よく形成することができる。また膨張状態で、入れ子の非当接部により第1金型との間に隙間を形成することで、隙間の断熱効果によって、入れ子と第1金型との間における熱の伝導が良好に抑制される。さらに、入れ子が中空部を備えることで、中空部も断熱効果を持つことになる。従って、簡単な構成により入れ子の温度を維持することができ、射出成形時に、入れ子の温度を調整する際のエネルギーを省力化させることが可能となる。その結果、成形品を製造する際の製造コストが低減される。
また、前記入れ子は、壁部を挟んで前記中空部を複数備えることが好ましい。
成形用金型は、複数の中空部を備えることで、入れ子の形状を維持しつつ、入れ子の断熱効果をより高めることができる。
さらに、前記第1金型は、前記入れ子を収容する収容空間を有し、前記隙間は、前記当接部よりも前記収容空間の奥側で、且つ前記収容空間を構成する内周面の周方向全周にわたって形成されるとよい。
成形用金型は、当接部が収容空間の開口近くに配置されることで、キャビティの形状をより高精度に維持することができる。また、隙間が、第1金型の内周面の周方向全周にわたって形成されるので、入れ子の温度調整にかかるエネルギーを大幅に少なくすることができる。
またさらに、前記入れ子と前記第1金型との間には、断熱部材が設けられるとよい。
成形用金型は、断熱部材によって、第1金型への熱の伝導をより一層抑制することが可能となる。
ここで、前記入れ子は、該入れ子自体の温度を調整するための熱媒体を流通する流通路を備え、前記流通路は、必要に応じて熱媒体を抜くことが可能であるとよい。
入れ子は、流通路によって、入れ子自体の温度を素早く調整することができる。また流通路は、熱媒体を抜くことで、中空部と同様に、断熱効果を発揮することが可能となる。
前記流通路は、前記中空部よりも前記第2金型側で前記キャビティを構成する成形肉部に少なくとも設けられることが好ましい。
入れ子の成形肉部は、熱媒体によって温度がスムーズに調整されることで、キャビティに射出された成形材料に対し適切な温度を付与することができる。
前記流通路は、さらに前記隙間及び前記中空部の間を延在するように形成され、前記成形肉部に設けられる流通路に連通しているとよい。
流通路は、隙間及び中空部の間を延在していることで、その周囲に断熱効果を発揮して、温度変化を抑制して熱媒体を良好に流動させることができる。
また、前記熱媒体は、冷媒を含み、前記流通路は、射出成形時に、前記入れ子を冷却する冷却機構として構成されているとよい。
成形用金型は、冷媒を流通路に流動させる冷却機構によって、入れ子を簡単に冷却することが可能となり、成形材料の固化を良好に促進することができる。
前記流通路は、前記入れ子の部位毎にグループ化されており、前記熱媒体を前記部位毎に流通可能としている。
成形用金型は、流通路が入れ子の部位毎にグループ化されていることで、成形品の部位に応じて詳細な温度調整を行うことができる。
前記第1金型には、前記隙間を部分的に閉塞すると共に、前記入れ子と別部材且つ変位自在に構成された従動入れ子が設けられ、前記従動入れ子は、前記隙間の閉塞を継続しつつ前記入れ子の熱膨張及び熱収縮を許容することが好ましい。
成形用金型は、従動入れ子を有することで、入れ子の熱膨張を許容しつつ、隙間への成形材料の侵入を良好に防ぐことが可能となる。
本発明によれば、成形用金型は、簡単な構成によって、入れ子の温度を素早く調整又は維持可能とすることで、射出成形時のエネルギーの省力化を図って製造コストを低減することができる。
本発明の一実施形態に係る成形用金型及び射出成形装置を概略的に示す説明図である。 図1の入れ子の全体構成を示す斜視図である。 図1の可動型及び入れ子を拡大して示す説明図である。
以下、本発明に係る成形用金型について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係る成形用金型10は、車両のカウル(成形品)を射出成形するための成形型であり、図1に示すように、射出成形装置12に設けられる。なお、以下の説明では、必要に応じて図1中の矢印X、Y、Z方向に基づき方向を示すものとする。具体的には、矢印X方向は図1中の左右方向であり、矢印Y方向は図1中の紙面前後方向であり、矢印Z方向は図1中の上下方向である。
成形用金型10は、主要な構成部品として、固定型14(第2金型)、可動型16(第1金型)、及び入れ子18を有する。入れ子18は、入れ子18自体の温度調整機能を有すると共に、可動型16に取り付けられて、可動型16の移動に伴い固定型14との間にキャビティ20を構築する。このキャビティ20に成形材料が射出されることで成形品が成形される。
成形品であるカウルは、車両の前後方向(矢印Z方向)及び幅方向(矢印Y方向)に所定長さを有すると共に、高さ方向(矢印X方向)にも充分な長さを有する3次元形状に形成される。そのため、成形用金型10も矢印X方向に充分な長さを有している。なお、成形用金型10が製造する成形品は、カウルに限定されないことは勿論である。成形型のキャビティ20の形状は、成形品の形状に応じて適宜設計されればよい。
射出成形装置12は、成形用金型10を型締めする型締め機構22を有し、この型締め機構22は、固定型14を固定盤24によって支持する一方で、可動型16を可動盤26によって支持する。固定盤24は、射出成形装置12に設けられた図示しない支持体に強固に固定されることで、固定型14を可動型16に対向配置させる。
可動盤26は、可動アクチュエータ28に連結固定されている。可動アクチュエータ28は、射出成形装置12の制御部30の制御に基づき動作して、可動盤26及び可動型16を矢印X方向に往復動させる。可動型16が固定型14と相対的に矢印X1方向に移動することで、可動型16と固定型14が近接及び接触(型締め)する。逆に、可動型16が固定型14と相対的に矢印X2方向に移動することで、可動型16と固定型14の型締めが解除され、固定型14から可動型16が離間する。
また、射出成形装置12は、キャビティ20に向けて成形材料を射出する射出機構32を有している。射出機構32は、固定盤24内に貫通挿入され、固定型14のスプール40に連通する射出ノズル34を備える。さらに、射出機構32には、図示しないホッパ、ヒータ、スクリュー等が設けられている。この射出機構32は、制御部30の制御下に、ホッパから射出ノズル34に成形材料を供給して、ヒータにより成形材料を加熱溶融させつつ、射出ノズル34内のスクリューの回転駆動下に移動させる。これにより、射出ノズル34は先端から成形材料を射出する。なお、射出機構32は他の構成を採用してもよい。
成形用金型10の固定型14は、上述したようにキャビティ20の一方面を構成する。この固定型14は、固定盤24に連結される基部36と、基部36に連なると共に基部36から可動型16に向かって(矢印X2方向に)突出する凸部38とを含む。
基部36は、所定の肉厚を有するブロック状に形成され、可動型16側から見た正面視で、凸部38よりも外側方向(矢印Y−Z方向)に広がっている。基部36内の可動型16に対向する面(凸部38の周囲の面)は、成形用金型10の境界基準であるパーテーション面36aを構成している。
基部36のパーテーション面36aには、後記のガイドピン56と協働して、成形用金型10の型締めをガイド及び位置決めするガイドピンブッシュ36bが設けられている。また、基部36の内部には、キャビティ20と射出ノズル34の間を連通し、成形材料の溶湯を供給させるスプール40、ランナー42、ゲート44が設けられている。
固定型14の凸部38は、成形品の形状に応じて突出形成されたものであり、可動型16に収容された入れ子18に対向する。すなわち、凸部38の表面(パーテーション面36aから突出している部分)には、成形品の一方面を形作る型形状が形成されている。
また、図示は省略するものの、固定型14は、射出成形した成形品を固定型14から取り出すエジェクタ機構を有している。なお、エジェクタ機構は、可動型16や入れ子18に設けられていてもよい。
一方、成形用金型10の可動型16は、入れ子18を収容する収容空間16aを有する凹形状に形成されている。具体的に、可動型16は、可動盤26に固定される底壁46と、底壁46の4辺から矢印X1方向に向かって突出する側壁48とを含み、全体的に箱状を呈している。また、可動型16には、入れ子18とは別部材に構成され、入れ子18の膨張に基づき動作する従動入れ子50が設けられている。
可動型16の底壁46には、入れ子18を固定するボルト等の固定部材52が設けられる。また、底壁46の収容空間16aを臨む面には、断熱プレート54(断熱部材)が設けられている。一方、側壁48は、収容空間16aを周回しており、その突出端(底壁46と反対側の端部)の端面が固定型14のパーテーション面36aに対向するパーテーション面48aを構成している。さらに、側壁48は、パーテーション面48aから矢印X1方向に突出するガイドピン56が複数設けられている。
固定部材52は、可動型16の底壁46及び断熱プレート54を貫通して、入れ子18を連結保持する。ここで、成形用金型10は、射出成形時の加熱による入れ子18の膨張度が加味されており、固定部材52は、入れ子18の膨張時における基点として機能する。
断熱プレート54は、可動型16(底壁46)と入れ子18の間に配置及び固定されることで、底壁46と入れ子18の間の熱伝導を抑制する。断熱プレート54は、平坦状に形成され、その板面には固定部材52及び後記の流通路68、74を通すための孔が適所に設けられている。断熱プレート54の材料は、特に限定されず、例えば、気泡を有するセラミック(多孔質体)や熱伝導率が低い材料等によって構成されているとよい。
ガイドピン56は、可動型16のパーテーション面48aから短く突出して、固定型14と可動型16の型閉め時に、固定型14側のガイドピンブッシュ36bに挿入される。これにより、固定型14と可動型16の矢印Y−Z方向のずれが防止され、成形品が精度よく成形される。
また、成形用金型10の入れ子18は、収容空間16aに挿入及び固定されることで、固定型14の凸部38の対向位置に配置及び固定される。この入れ子18は、上述したように所定高さの成形品を成形するために、底壁46から固定型14に向かって充分な厚みを持っている。
入れ子18の厚みは、可動型16(側壁48)の突出長に対応しており、側壁48に近い周辺部58が底壁46からパーテーション面48aに一致するまで突出している。その一方で、周辺部58よりも内側の部分は、固定型14の凸部38の形状に対応してパーテーション面62aから底壁46側に凹んでいる。
入れ子18の周辺部58は、可動型16の開口部付近(矢印X1方向側)に、入れ子18の昇温による膨張状態で、側壁48の内周面に密着(当接)する当接部58aを有する。さらに、入れ子18の周辺部58は、当接部58aよりも収容空間16aの奥側に、入れ子18の昇温による膨張状態でも側壁48の内周面に非接触となる非当接部58bを有する。すなわち入れ子18の一部は、可動型16に対して隙間60を形成している。
より詳細には、入れ子18は、その厚み方向(矢印X方向)に沿って、成形肉部62と、肉抜き部64とに機能的に分けられる。
成形肉部62は、底壁46から離れた位置で、固定型14に直接対向する部位である。この成形肉部62は、射出成形時にキャビティ20を維持し得る充分な肉厚を有すると共に、この肉厚を維持したまま厚み方向と直交する略矢印Y−Z方向に一連に連続している。そして、成形肉部62の矢印Y−Z方向外側部分が当接部58aを構成して、側壁48の内周面に接触固定されている。また、成形肉部62は、固定型14を臨む面で当接部58a付近にパーテーション面62aを備える。成形肉部62は、パーテーション面62aから内側に向かって矢印X2方向に窪むことで固定型14の凸部38が入り込む凹状空間63を形成する。
成形肉部62は、可動型16と固定型14の型締め時に、その一部が固定型14に接触する。詳細には、パーテーション面62aが固定型14の基部36のパーテーション面36aに接触することで、その内側にキャビティ20を形成する。つまり成形肉部62のパーテーション面62aより内側で固定型14に対向する面が、キャビティ20の一方面を構成する。また、本実施形態に係る成形肉部62は、パーテーション面62a以外にも略中央箇所に設定された当接予定部62bが固定型14の凸部38表面に接触して、キャビティ20の形状を維持し合う。
ここで、成形肉部62の内部には、温度調整機構66(冷却機構を含む)として、熱媒体を流動させる複数の流通路68が設けられている。複数の流通路68は、後記の肉抜き部64に設けられた流通路74に連通して、熱媒体が供給及び排出される。熱媒体としては、温度調整された水やオイル等があげられる。また、各流通路68は、熱媒体が回収されることで、真空状態(又は流動停止した空気が存在する状態)にもなる。
複数の流通路68は、成形肉部62内において矢印Y−Z方向に延在しており、成形肉部62(特に、キャビティ20寄り)の温度を集中的に調整可能となっている。また、複数の流通路68は、成形肉部62の部位毎にグループ化されて、熱媒体が部位毎に供給及び排出されるようになっている。これにより成形肉部62は、特に冷却したい又は加熱したい箇所(例えば、当接予定部62b等)を狙って温度調整を行うことができる。さらに、複数の流通路68は、高温の熱媒体(熱媒)を流動させる高温用流通路と、低温の熱媒体(冷媒)を流動させる低温用流通路とに分けて設けられてもよい。
一方、図1及び図2に示すように、入れ子18の肉抜き部64は、成形肉部62と底壁46の間に設けられ、入れ子18自体の肉が抜かれた複数の中空部70を有する。すなわち入れ子18の肉抜き部64とは、矢印X方向において中空部70を有する部分にあたり、逆に成形肉部62とは中空部70がない部分にあたる。
また、肉抜き部64の矢印Y−Z方向の外周部は、成形肉部62の矢印Y−Z方向の外周部(当接部58a)よりも内側に切り欠かれている。つまり肉抜き部64の外周部が、可動型16の収容状態で、側壁48に対し非当接となる非当接部58bを構成している。肉抜き部64の切り欠き(非当接部58b)は、側壁48の内周面の周方向全周にわたって設けられている。勿論、肉抜き部64は、その一部分が側壁48に接触していてもよい。
複数の中空部70は、矢印Y−Z方向に対し、概ねマトリクス状に設けられ、キャビティ20に対しては非連通となっている。本実施形態では、矢印Y方向に3行、矢印Z方向に3列で合計9つの中空部70を有する。また、各中空部70は、成形肉部62とは反対側の端面64aから成形肉部62の形状に応じて(成形肉部62の肉厚を確保するように)、矢印X方向に各々異なる深さを有する。より詳細には、中空部70は、キャビティ20の形状に基づき入れ子18全体の肉厚がX方向に長い場合に、深底且つ矢印Y−Z方向に大きく形成される。その一方で、入れ子18全体の肉厚がX方向に短い場合に、中空部70は、浅底且つ矢印Y−Z方向に小さく形成される。
複数の中空部70を仕切る肉抜き部64のブロック壁部72は、複数の中空部70があっても、入れ子18の矢印X方向の強度を充分に得ることが可能な形状に設計されている。ブロック壁部72は、中空部70が浅い箇所(矢印Y−Z方向の中央部付近)において矢印Y−Z方向に幅広に形成され、中空部70が深い箇所(矢印Y−Z方向の外周部寄り)において矢印Y−Z方向に幅狭に形成されている。
また、ブロック壁部72には、温度調整機構66として、熱媒体を流動させる複数の流通路74が設けられている。複数の流通路74は、肉抜き部64の端面64aから矢印X方向に延在して成形肉部62の適宜の(例えば、グループ単位の)流通路68にそれぞれ連通している。成形肉部62及びブロック壁部72の流通路68、74は、熱媒体を循環させる循環回路を構成しており、熱媒体が流通路68、74から抜かれた場合(真空状態、空気が停滞している状態)には、断熱機能の役割を果たす。複数の流通路74は、隙間60及び中空部70の間をそれぞれ延在している。従って各流通路74は、周囲に断熱効果を発揮して温度変化を抑制して熱媒体を流動させる。
ブロック壁部72の流通路74は、断熱プレート54の孔を介して、可動型16の連通路76に連通している。連通路76は、可動型16の外部に設けられた熱媒体源80に連通する配管78に接続されている。熱媒体源80は、制御部30の制御下に、適宜の温度の熱媒体(熱媒、冷媒)を流通路68、74に供給し、また流通路68、74に存在する熱媒体を回収する機能を有している。
さらに図2に示すように、入れ子18(成形肉部62及び肉抜き部64)は、中空部70以外にも、中空部70より小さな穴82を複数備えている。複数の穴82は、入れ子18の断熱性をより高めることができる。穴82の形成箇所や形成数、形状等は、入れ子18の形状や強度に応じて任意に設計されるとよい。
また図1に示すように、可動型16の側壁48及び入れ子18の成形肉部62の一部には、従動入れ子50を配置するためのテーパ部84が設けられている。従動入れ子50は、入れ子18の熱膨張に伴い変位して該熱膨張を許容することで、入れ子18の損傷を抑制する機能を有する。なお、図1中において従動入れ子50は、矢印Z方向の可動型16と入れ子18の間に配置された状態のみを図示しているが、従動入れ子50は、矢印Y方向の可動型16と入れ子18の間にも配置されることが好ましい。
テーパ部84と従動入れ子50は、相互に形成された傾斜面同士が接触している。そして、従動入れ子50の先細り側の端部が、可動型16の段差部に弾性部材86を介して接続される一方で、従動入れ子50の先太り側の端部が、固定型14のランナー42に対向している。従動入れ子50は、入れ子18や可動型16の熱伝導率よりも低いステンレス鋼のような材料で形成されている。
これにより、側壁48と肉抜き部64(非当接部58b)の間に存在する隙間60とランナー42との間が常に閉塞するように構成される。すなわち、入れ子18が矢印Y−Z方向に熱膨張した場合に、従動入れ子50が傾斜面に沿って摺動しランナー42側に押し出される。よって、入れ子18の熱膨張を許容しつつ、隙間60とランナー42の間を閉塞し続ける。一方、入れ子18が冷却されて収縮した場合には、弾性部材86の復元力によって、従動入れ子50が傾斜面に沿って摺動して弾性部材86側に引き戻される。この際も、従動入れ子50は、可動型16及び入れ子18に接触して、隙間60とランナー42との間を閉塞し続ける。
本実施形態に係る成形用金型10は、基本的には以上のように構成され、以下その作用効果について説明する。
成形用金型10を有する射出成形装置12は、成形品の射出成形前において、可動型16と固定型14を離間した位置に配置している。この状態で、制御部30は、入れ子18の流通路68に所定温度(成形材料の溶融温度以上)の熱媒を供給して入れ子18を加熱する。この加熱により入れ子18は熱膨張するが、成形肉部62の当接部58aが可動型16の側壁48に接触固定されつつ、従動入れ子50がランナー42側に進出することで、熱膨張の応力が抑制される。
その後、制御部30は、可動アクチュエータ28の駆動を制御して、可動型16を固定型14に向けて移動して型締めを行う。この型締めにより、固定型14のパーテーション面36aに、可動型16及び入れ子18のパーテーション面48a、62aが接触してその内側にキャビティ20が形成される。この状態で、入れ子18は、固定型14と可動型16との間で押圧力を受けるものの、肉抜き部64が適度の強度を有して成形肉部62を支持することで、キャビティ20の形状を良好に保つことができる。
また図3に示すように、入れ子18は、成形肉部62の当接部58aのみが可動型16の側壁48に接触し、肉抜き部64の非当接部58bと可動型16の側壁48との間には、隙間60が介在して断熱されている。さらに、肉抜き部64の端面64aと可動型16の底壁46との間には、断熱プレート54が設けられているので、入れ子18からの放熱が抑制される。これに加えて、中空部70及び穴82も入れ子18の断熱性を高める。従って、温度調整機構66による加熱を抑制又は停止しても、入れ子18は、目的の温度を良好に維持することができる。
型締め後、射出成形装置12は、射出機構32の射出ノズル34から、スプール40、ランナー42、ゲート44を介してキャビティ20に溶融した成形材料を射出する。この射出後又は射出時に、制御部30は、入れ子18の流通路68に所定温度以下の冷媒を供給して入れ子18を冷却する。これにより、入れ子18の温度が降下して収縮する。
この際、ブロック壁部72内の流通路74は、その周囲に設けられた中空部70や穴82により断熱がなされている。よって、冷媒は、成形肉部62の流通路68においても温度上昇が抑制されて供給されることになり、入れ子18の冷却を効果的に行うことができる。
成形肉部62の温度が低下すると、射出された成形材料が固化して、成形品が成形される。そして、入れ子18の温度が所定温度に到達したら流通路68、74から冷媒が回収され、さらに、可動型16を矢印X2方向に移動させることで型開きを行う。その後は、エジェクタ機構によって成形品を取り出し、また射出成形を再び行う場合には、上記と同様の動作を繰り返す。
以上のように、本実施形態に係る成形用金型10によれば、入れ子18の当接部58aによって、可動型16と入れ子18の位置決めを良好に行い、キャビティ20を精度よく形成することができる。また、入れ子18の非当接部58bにより、膨張状態で可動型16との間に隙間60を形成することで、隙間60の断熱効果によって、入れ子18と可動型16との間における熱の伝導を良好に抑制することが可能となる。さらに、入れ子18が中空部70を備えることで、中空部70も断熱効果を持つことになる。従って、入れ子18の温度変化を抑制することができ、射出成形時に、入れ子18の温度を調整する際のエネルギーを省力化させる。その結果、成形品を製造する際の製造コストを低減することができる。
この場合、成形用金型10は、複数の中空部70を備えることで、入れ子18の断熱効果をより高めることができる。さらに、成形用金型10は、当接部58aが収容空間16aの開口近くに配置されることで、キャビティ20の形状をより高精度に維持することができる。また、隙間60が、可動型16(側壁48)の内周面の周方向全周にわたって形成されるので、断熱効果が増して、入れ子18の温度調整にかかるエネルギーを大幅に少なくすることができる。またさらに、成形用金型10は、断熱プレート54によって、可動型16への熱の伝導をより一層抑制することが可能となる。
そして、入れ子18は、流通路68、74によって、入れ子18自体の温度を容易に変化させることができ、また流通路68、74は熱媒体を抜くことで、中空部70と同様に、断熱効果を発揮することが可能となる。特に、入れ子18の成形肉部62は、温度変化の少ない熱媒体によって温度がスムーズに調整されることで、キャビティ20に射出された成形材料に対し適切な温度を付与することができる。温度調整機構66は、熱媒体として冷媒を流通路68に流動させることで、入れ子18を簡単に冷却することが可能となり、成形材料の固化を良好に促進することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されず、発明の要旨に沿って種々の改変が可能である。例えば、入れ子18は、可動型16に設けられる構成だけでなく、固定型14に設けられてもよい。

Claims (10)

  1. 型締めが行われる第1金型(16)及び第2金型(14)と、
    前記第1金型(16)に配置された入れ子(18)と、を備え、
    前記入れ子(18)は、
    前記第2金型(14)との間に成形材料が流入されるキャビティ(20)を形成可能であり、
    さらに、昇温による膨張状態で、前記第1金型(16)に当接する当接部(58a)と、
    前記膨張状態で、前記第1金型(16)との間で隙間(60)を形成して非当接となる非当接部(58b)と、
    前記キャビティ(20)が形成される反対側の端面(64a)から前記キャビティ(20)付近まで延在し、且つ前記キャビティ(20)に非連通の中空部(70)と、を有する
    ことを特徴とする成形用金型(10)。
  2. 請求項1記載の成形用金型(10)において、
    前記入れ子(18)は、壁部を挟んで前記中空部(70)を複数備える
    ことを特徴とする成形用金型(10)。
  3. 請求項1記載の成形用金型(10)において、
    前記第1金型(16)は、前記入れ子(18)を収容する収容空間(16a)を有し、
    前記隙間(60)は、前記当接部(58a)よりも前記収容空間(16a)の奥側で、且つ前記収容空間(16a)を構成する内周面の周方向全周にわたって形成される
    ことを特徴とする成形用金型(10)。
  4. 請求項1記載の成形用金型(10)において、
    前記入れ子(18)と前記第1金型(16)との間には、断熱部材(54)が設けられる
    ことを特徴とする成形用金型(10)。
  5. 請求項1記載の成形用金型(10)において、
    前記入れ子(18)は、該入れ子(18)自体の温度を調整するための熱媒体を流通する流通路(68、74)を備え、
    前記流通路(68、74)は、必要に応じて熱媒体を抜くことが可能である
    ことを特徴とする成形用金型(10)。
  6. 請求項5記載の成形用金型(10)において、
    前記流通路(68)は、前記中空部(70)よりも前記第2金型(14)側で前記キャビティ(20)を構成する成形肉部(62)に少なくとも設けられる
    ことを特徴とする成形用金型(10)。
  7. 請求項6記載の成形用金型(10)において、
    前記流通路(74)は、さらに前記隙間(60)及び前記中空部(70)の間を延在するように形成され、前記成形肉部(62)に設けられる流通路(68)に連通している
    ことを特徴とする成形用金型(10)。
  8. 請求項5記載の成形用金型(10)において、
    前記熱媒体は、冷媒を含み、
    前記流通路(68、74)は、射出成形時に、前記入れ子(18)を冷却する冷却機構(66)として構成されている
    ことを特徴とする成形用金型(10)。
  9. 請求項5記載の成形用金型(10)において、
    前記流通路(68、74)は、前記入れ子(18)の部位毎にグループ化されており、前記熱媒体を前記部位毎に流通可能としている
    ことを特徴とする成形用金型(10)。
  10. 請求項1記載の成形用金型(10)において、
    前記第1金型(16)には、前記隙間(60)を部分的に閉塞すると共に、前記入れ子(18)と別部材且つ変位自在に構成された従動入れ子(50)が設けられ、
    前記従動入れ子(50)は、前記隙間(60)の閉塞を継続しつつ前記入れ子(18)の熱膨張及び熱収縮を許容する
    ことを特徴とする成形用金型(10)。
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