JPWO2018087827A1 - 燃料噴射弁および噴射流量の調整方法 - Google Patents
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Abstract
この発明に係る燃料噴射弁は、噴孔プレートの上面に形成された複数の旋回室は、旋回部が燃料導入部を介して弁座開口部に連通している第1旋回室と、上記旋回部が上記弁座開口部に連通していない第2旋回室と、からなり、上記第1旋回室の上記旋回部には、燃料を噴射するための噴孔が形成されている。
Description
また、噴射に寄与しない第2旋回室は、旋回部が弁座開口部に連通していないので、燃料が第2旋回室に入り込むことがない。そこで、燃料のデッドボリュームが少なくなるので、噴射開始直後に、十分に整流化および加速なされた燃料が噴射され、噴射初期の燃料噴霧の微粒化が促進される。
図1はこの発明の実施の形態1に係る燃料噴射弁の構成を説明する縦断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る燃料噴射弁の弁座周りを示す図であり、図2の(a)はその縦断面図、図2の(b)は図2の(a)のA−A矢視断面図である。図3はこの発明の実施の形態1に係る燃料噴射弁の旋回室における燃料の流れを説明する図、図4はこの発明の実施の形態1に係る燃料噴射弁の噴射流量を増加する態様を示す断面図である。なお、図4は図2の(b)に相当する位置における断面図である。また、縦断面図とは、燃料噴射弁の中心軸A0を含む平面における断面を示す図である。
図5はこの発明の実施の形態2に係る燃料噴射弁の弁座周りを示す図であり、図5の(a)はその縦断面図、図5の(b)は図5の(a)のB−B矢視断面図である。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
したがって、実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
図6はこの発明の実施の形態3に係る燃料噴射弁の弁座周りを示す図であり、図6の(a)はその縦断面図、図6の(b)は図6の(a)のC−C矢視断面図である。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
したがって、実施の形態3においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
図7はこの発明の実施の形態4に係る燃料噴射弁の弁座周りを示す図であり、図7の(a)はその縦断面図、図7の(b)は図7の(a)のD−D矢視断面図である。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
したがって、実施の形態4においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
図8はこの発明の実施の形態5に係る燃料噴射弁の弁座周りを示す図であり、図8の(a)はその縦断面図、図8の(b)は図8の(a)のE−E矢視断面図である。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
したがって、実施の形態5においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
この実施の形態5によれば、中間プレート30を取り外し、噴孔14を追加工するだけで、噴孔14の個数を変えることができるので、弁座12を変える必要がなく、低コスト化が図られる。
図9はこの発明の実施の形態6に係る燃料噴射弁の弁座周りを示す図であり、図9の(a)はその縦断面図、図9の(b)は図9の(a)のF−F矢視断面図である。
ここで、弁座開口部12bの半径R1、中間開口部30aの半径R2、中間開口部30aと連通する第1旋回室17aと中心軸A0との間の距離L1、中間開口部30aと連通していない第2旋回室17bと中心軸A0との間の距離L2が、L1<R2<L2<R1の関係となっている。
なお、他の構成は上記実施の形態3と同様に構成されている。
したがって、実施の形態6においても、上記実施の形態3と同様の効果が得られる。
この実施の形態6によれば、中間プレート30を取り外し、噴孔14を追加工するだけで、噴孔14の個数を変えることができるので、弁座12を変える必要がなく、低コスト化が図られる。
図10はこの発明の実施の形態7に係る燃料噴射弁の弁座周りを示す図であり、図10の(a)はその縦断面図、図10の(b)は図10の(a)のG−G矢視断面図である。
ここで、弁座開口部12bの半径R1、中間開口部30aの半径R2、中間開口部30aと連通していない第2旋回室17bと中心軸A0との間の距離L2が、R2<L2<R1の関係となっている。
なお、他の構成は上記実施の形態4と同様に構成されている。
したがって、実施の形態7においても、上記実施の形態4と同様の効果が得られる。
図11はこの発明の実施の形態8に係る燃料噴射弁において小噴射流量の場合の弁座周りを示す図であり、図11の(a)はその縦断面図、図11の(b)は図11の(a)のH−H矢視断面図である。図12はこの発明の実施の形態8に係る燃料噴射弁において大噴射流量の場合の弁座周りを示す図であり、図12の(a)はその縦断面図、図12の(b)は図12の(a)のI−I矢視断面図である。
したがって、実施の形態8においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
さらに、予め噴孔14を第1旋回室17aと第2旋回室17bに形成しておけば、単一の噴孔プレート13で、異なる噴射流量の2つの仕様に対応することができる。
Claims (9)
- 下流側に向かって径が縮小する切頭円錐形のシート面、および上記シート面の下流側に上記シート面と同軸に形成されている円筒形の弁座開口部を有し、上記シート面と上記弁座開口部の軸心を中心軸とする弁座と、
上記シート面に着座して上記弁座開口部からの燃料の流出を阻止し、上記シート面から離座して上記弁座開口部からの燃料の流出を許容する弁部材と、
平坦な上面を上流側に向けて上記弁座の下流側に配設され、それぞれ、上記燃料に旋回力を付与する旋回部および上記旋回部に上記燃料を導入する燃料導入部を有する複数の旋回室が、上記上面に形成された噴孔プレートと、を備える燃料噴射弁において、
複数の上記旋回室は、上記旋回部が上記燃料導入部を介して上記弁座開口部に連通している第1旋回室と、上記旋回部が上記弁座開口部に連通していない第2旋回室と、からなり、
上記第1旋回室の上記旋回部には、上記燃料を噴射するための噴孔が形成されている燃料噴射弁。 - 上記噴孔が、上記第2旋回室の上記旋回部にも形成されている請求項1記載の燃料噴射弁。
- 上記第1旋回室と上記第2旋回室のそれぞれは、1本の燃料導入部と、上記1本の燃料導入部の上記中心軸と反対側の端部に連結された1つの旋回部と、を有し、
上記第1旋回室と上記中心軸との間の距離をL1、上記第2旋回室と上記中心軸との間の距離をL2、上記弁座開口部の半径をR1としたときに、L1,L2およびR1は、L1<R1<L2を満足している請求項1又は請求項2記載の燃料噴射弁。 - 上記第1旋回室は、上記中心軸を挟んで離間して配設された2つの旋回部と、上記中心軸を通って上記2つの旋回室を連結する1本の燃料導入部と、を有し、
上記第2旋回室は、1本の燃料導入部と、上記1本の燃料導入部の上記中心軸と反対側の端部に連結された1つの旋回部と、を有し、
上記弁座開口部の半径をR1、上記第2旋回室と上記中心軸との間の距離をL2としたときに、R1およびL2は、R1<L2を満足している請求項1又は請求項2記載の燃料噴射弁。 - 中間開口部を有する中間プレートが、上記弁座と上記噴孔プレートとの間に配設されている請求項1又は請求項2記載の燃料噴射弁。
- 上記第1旋回室と上記第2旋回室のそれぞれは、1本の燃料導入部と、上記1本の燃料導入部の上記中心軸と反対側の端部に連結された1つの旋回部と、を有し、
上記第1旋回室と上記中心軸との間の距離をL1、上記第2旋回室と上記中心軸との間の距離をL2、上記弁座開口部の半径をR1、上記中間開口部の半径をR2としたときに、L1,L2、R1およびR2は、L1<R2<L2<R1を満足している請求項5記載の燃料噴射弁。 - 上記第1旋回室は、上記中心軸を挟んで離間して配設された2つの旋回部と、上記中心軸を通って上記2つの旋回室を連結する1本の燃料導入部と、を有し、
上記第2旋回室は、1本の燃料導入部と、上記1本の燃料導入部の上記中心軸と反対側の端部に連結された1つの旋回部と、を有し、
上記弁座開口部の半径をR1、上記中間開口部の半径をR2、上記第2旋回室と上記中心軸との間の距離をL2としたときに、L1およびL2は、R2<L2<R1を満足している請求項5記載の燃料噴射弁。 - 下流側に向かって径が縮小する切頭円錐形のシート面、および上記シート面の下流側に上記シート面と同軸に形成されている円筒形の弁座開口部を有し、上記シート面と上記弁座開口部の軸心を中心軸とする弁座と、
上記シート面に着座して上記弁座開口部からの燃料の流出を阻止し、上記シート面から離座して上記弁座開口部から燃料の流出を許容する弁部材と、
平坦な上面を上流側に向けて上記弁座の下流側に配設され、それぞれ、上記燃料に旋回力を付与する旋回部および上記旋回部に上記燃料を導入する燃料導入部を有する複数の旋回室が、上記上面に形成された噴孔プレートと、を備える燃料噴射弁の噴射燃料の調整方法において、
上記弁座の上記弁座開口部の口径を変えて、上記複数の旋回室の中から、上記旋回部が上記燃料導入部を介して上記弁座開口部に連通する旋回室の個数を調整する燃料噴射弁の噴射燃料の調整方法。 - 下流側に向かって径が縮小する切頭円錐形のシート面、および上記シート面の下流側に上記シート面と同軸に形成されている円筒形の弁座開口部を有し、上記シート面と上記弁座開口部の軸心を中心軸とする弁座と、
上記シート面に着座して上記弁座開口部からの燃料の流出を阻止し、上記シート面から離座して上記弁座開口部から燃料の流出を許容する弁部材と、
平坦な上面を上流側に向けて上記弁座の下流側に配設され、それぞれ、上記燃料に旋回力を付与する旋回部および上記旋回部に上記燃料を導入する燃料導入部を有する複数の旋回室が、上記上面に形成された噴孔プレートと、
上記弁座と上記噴孔プレートとの間に配設され、中間開口部を有する中間プレートと、を備える燃料噴射弁の噴射燃料の調整方法において、
上記中間プレートの上記中間開口部の口径を変えて、上記複数の旋回室の中から、上記旋回部が上記燃料導入部を介して上記弁座開口部に連通する旋回室の個数を調整する燃料噴射弁の噴射燃料の調整方法。
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