JPWO2018070465A1 - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

PDCP/RLCレイヤにおける効率的な並列処理を実現するための技術が開示される。本発明の一態様は、PDCPレイヤにおける処理を実行するPDCP処理部と、RLCレイヤにおける処理を実行するRLC処理部と、MACレイヤにおける処理を実行するMAC処理部とを有する無線通信装置であって、前記RLC処理部は複数のRLCエンティティを有し、前記MAC処理部は単一のMACエンティティを有する無線通信装置に関する。

Description

本発明は、無線通信システムに関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、LTE(Long Term Evolution)システム及びLTE−Advancedシステムの次世代の無線通信システムとして、第5世代(5G)システム又はNR(New Radio Access Technology)システムが議論されている。5Gシステム又はNRシステムでは、下り20Gbps及び上り10Gbpsのピークレートを実現するための要求条件が規定されている(3GPP TR38.913 V13.0.0)。
物理(PHY)レイヤの通信速度の高速化に対して、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)及び/又はRLC(Radio Link Control)レイヤにおける処理が追従できなくなり、上位レイヤがボトルネックとなってピークレートを達成できない可能性がある。このため、PHYレイヤの通信速度の高速化に対処するため、PDCP及び/又はRLCレイヤにおける処理の並列化が検討されている。
3GPP TR38.913 V13.0.0(2015−12) 3GPP TR36.842 V12.0.0(2013−12) 3GPP TS36.214 V14.0.0(2016−09)
LTEにおいて規定されたデュアルコネクティビティのスプリットベアラを同一基地局内に適用し、図1に示されるように、RLCレイヤにおいて複数のRLCエンティティを設定することによって、RLCレイヤにおける並列処理を実現することができると考えられる。一方、図示されるように、デュアルコネクティビティのスプリットベアラをそのまま適用した場合、設定された複数のRLCエンティティに対応して複数のMAC(Medium Access Control)エンティティがMACレイヤにおいて設定されることになり、また、PHYレイヤにおける処理もMACエンティティ毎に独立に実行されることになる。
例えば、アップリンク送信において、ユーザ装置(UE)は、同一の基地局(gNB)に接続しているにもかかわらず、複数のMACエンティティに対応してバッファステータスレポート(BSR)、パワーヘッドルームレポーティングなどの複数のMAC処理を実行することになり、冗長な処理が実行されることになる。さらに、基地局もまた、複数のMACエンティティに対応して、PHYレイヤにおいてPDCCH(Physical Downlink Control Channel)を個別に送信することになり、オーバヘッドが増加する。また、MACエンティティとRLCエンティティとは一対一に関連付けされているため、各MACエンティティは、関連するRLCエンティティと異なるRLCエンティティからのRLC PDU(Packet Data Unit)と、関連するRLCエンティティからのRLC PDUとを多重化することはできない。
また、図2に示されるように、PDCPレイヤの上位のアンカリングレイヤにおいてU−planeデータを分配する仕組みがRel−12において検討されており(3GPP TR36.842 V12.0.0)、これを同一基地局内に設定することも考えられる。しかしながら、この場合でも、上述した問題点が生じうる。
上述した問題点を鑑み、本発明の課題は、PDCP及び/又はRLCレイヤにおける効率的な並列処理を実現するための技術を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、PDCPレイヤにおける処理を実行するPDCP処理部と、RLCレイヤにおける処理を実行するRLC処理部と、MACレイヤにおける処理を実行するMAC処理部とを有する無線通信装置であって、前記RLC処理部は複数のRLCエンティティを有し、前記MAC処理部は単一のMACエンティティを有する無線通信装置に関する。
本発明によると、PDCP及び/又はRLCレイヤにおける効率的な並列処理を実現することができる。
図1は、デュアルコネクティビティにおけるスプリットベアラを利用した一例となるPDCP/RLC並列処理を示す概略図である。 図2は、デュアルコネクティビティにおけるスプリットベアラを利用した一例となるPDCP/RLC並列処理を示す概略図である。 図3は、本発明の一実施例による無線通信システムを示す概略図である。 図4は、本発明の一実施例による無線通信装置の機能構成を示すブロック図である。 図5は、本発明の一実施例によるPDCP/RLC並列処理を示す概略図である。 図6は、本発明の一実施例によるPDCP/RLC並列処理を示す概略図である。 図7は、本発明の一実施例によるPDCPレイヤにおけるRLCエンティティへの振り分けタイミングを示す概略図である。 図8は、本発明の一実施例によるPDCP/RLC並列処理を示す概略図である。 図9は、本発明の一実施例による無線通信装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
以下の実施例では、PDCP及び/又はRLC並列処理を実現するための無線通信装置が開示される。後述される実施例を概略すると、同一基地局内で伝送されるベアラに対して、RLCレイヤにおける並列処理を実現するため、複数のRLCエンティティが設定される一方、冗長なMAC処理を回避するため、複数のRLCエンティティに対して1つのMACエンティティが設定される。
まず、図3を参照して、本発明の一実施例による無線通信システムを説明する。図3は、本発明の一実施例による無線通信システムを示す概略図である。
図3に示されるように、無線通信システム10は、ユーザ装置(UE)101及び基地局(gNB)102(以降、無線通信装置100として総称される)を有する。以下の実施例では、無線通信システム10は、3GPPのRel−14以降の規格に準拠した無線通信システム(例えば、5Gシステム、NRシステムなど)であるが、本発明はこれに限定されるものでなく、PDCPレイヤ、RLCレイヤ及びMACレイヤを含むレイヤ構造に基づき無線通信を実現する他の何れかの無線通信システムであってもよい。
ユーザ装置101は、スマートフォン、携帯電話、タブレット、ウェアラブル端末、M2M(Machine−to−Machine)用通信モジュールなどの無線通信機能を備えた何れか適切な情報処理装置であり、基地局102に無線接続し、無線通信システム10により提供される各種通信サービスを利用する。
基地局102は、1つ以上のセルを提供し、当該セルを介しユーザ装置101と無線通信する。図示された実施例では、1つの基地局102しか示されていないが、一般には、無線通信システム10のサービスエリアをカバーするよう多数の基地局102が配置される。
ユーザ装置101及び基地局102は、PDCPレイヤ、RLCレイヤ、MACレイヤ及びPHYレイヤを有し、これらのレイヤがデータに対して各自の処理を実行することによって、ユーザ装置101と基地局102との間で無線信号が送受信される。後述されるように、PDCPレイヤ、RLCレイヤ及びMACレイヤにおける各処理はそれぞれ、PDCPエンティティ、RLCエンティティ及びMACエンティティによって実行される。
次に、図4〜8に示されるように、本発明の一実施例による無線通信装置を説明する。本実施例では、ユーザ装置101及び基地局102は、無線通信装置100として総称され、PDCPレイヤ、RLCレイヤ及びMACレイヤについて対称的なレイヤ構造を有する。ダウンリンク通信では、基地局102は送信側の無線通信装置100として機能し、ユーザ装置101は受信側の無線通信装置100として機能する。他方、アップリンク通信では、ユーザ装置101は送信側の無線通信装置100として機能し、基地局102は受信側の無線通信装置100として機能する。
図4は、本発明の一実施例による無線通信装置の機能構成を示すブロック図である。図4に示されるように、無線通信装置100は、PDCP処理部110、RLC処理部120及びMAC処理部130を有する。
PDCP処理部110は、PDCPレイヤにおける処理を実行する。後述されるように、PDCP処理部110は、1つ以上のPDCPエンティティを有し、各PDCPエンティティは、RLC処理部120及び上位レイヤから受信したデータに対してリオーダリング処理、秘匿処理、セキュリティ処理などのPDCP処理を実行する。
RLC処理部120は、RLCレイヤにおける処理を実行する。本実施例では、RLC処理部120は、複数のRLCエンティティを有し、各RLCエンティティは、MAC処理部130及びPDCP処理部110から受信したデータに対して再送処理(ARQ(Automatic Repeat reQuest)など)、リオーダリング処理などのRLC処理を実行する。
MAC処理部130は、MACレイヤにおける処理を実行する。本実施例では、MAC処理部130は、単一のMACエンティティを有し、当該MACエンティティは、PHYレイヤ及び複数のRLCエンティティから受信したデータに対して再送及び誤り訂正処理(HARQ(Hybrid ARQ)など)、論理チャネルの多重処理などのMAC処理を実行する。
このように、本実施例では、複数のRLCエンティティを設定することによって、RLC並列処理が実現される一方、MAC処理は単一のMACエンティティによって実現される。これにより、冗長なMAC処理の実行を回避しながら、RLC処理を高速化することが可能になる。
図5は、本発明の一実施例によるPDCP/RLC並列処理を示す概略図である。図5に示される実施例では、PDCP処理部110は、論理チャネル(又は無線ベアラ)毎に1つのPDCPエンティティを有し、RLC処理部120は、PDCPエンティティ毎に複数のRLCエンティティを有する。
具体的には、図5に示されるように、送信側の無線通信装置100(ダウンリンク通信では基地局102であり、アップリンク通信ではユーザ装置101である)では、論理チャネル又は無線ベアラ#1,#2のそれぞれについて、PDCPエンティティが設定される。各PDCPエンティティは、上位レイヤから受信したPDCP SDU(Service Data Unit)に対してPDCP処理を実行することによってPDCP PDUを生成し、生成したPDCP PDUを適切なRLCエンティティにルーティングする。各RLCエンティティは、PDCPエンティティから受信したPDCP PDU又はRLC SDUに対して、ARQなどのRLC処理を実行することによってRLC PDUを生成し、生成したRLC PDUを単一のMACエンティティにおける対応するHARQプロセスに送信する。MACエンティティは、RLCエンティティから受信したRLC PDU又はMAC SDUに対してHARQなどのMAC処理を実行することによってMAC PDUを生成し、生成したMAC PDUをPHYレイヤに送信する。PHYレイヤは、受信したMAC PDU又はトランスポートブロックをスケジューリングされた無線リソースにマッピングすることによって、無線信号を受信側の無線通信装置100に送信する。
受信側の無線通信装置100(ダウンリンク通信ではユーザ装置101であり、アップリンク通信では基地局102である)では、PHYレイヤは、受信した無線信号からトランスポートブロックを生成し、生成したトランスポートブロックをMACエンティティに送信する。MACエンティティは、PHYレイヤから受信したトランスポートブロック又はMAC PDUに対してHARQなどのMAC処理を実行することによってMAC SDUを生成し、生成したMAC SDUを対応するRLCエンティティに送信する。各RLCエンティティは、MACエンティティから受信したMAC SDU又はRLC PDUに対してリオーダリング処理などのRLC処理を実行することによってRLC SDUを生成し、生成したRLC SDUを対応するPDCPエンティティに送信する。PDCPエンティティは、RLCエンティティから受信したRLC SDU又はPDCP PDUに対してリオーダリング処理などのPDCP処理を実行することによってPDCP SDUを生成し、生成したPDCP SDUを対応する上位レイヤに送信する。
このように、送信側のMACエンティティでは、異なる論理チャネル#1,#2のデータが多重されうるため、受信側のMACエンティティにおいては、RLC処理部120に転送されるMAC SDU又はRLC PDUが何れのRLCエンティティに提供されるべきか判別できる必要がある。このため、一実施例では、送信側のMAC処理部130は、RLC PDUに受信側の宛先となるRLCエンティティの識別子を含めてもよい。例えば、各RLCエンティティは番号付けされ、送信側のMACエンティティは、データパケットだけでなく制御データメッセージも含めた全てのRLC PDUのヘッダに当該RLC PDUの宛先となる受信側のRLCエンティティの識別子を示してもよい。送信側の無線通信装置100と受信側の無線通信装置とは対称的なレイヤ構造を有するため、受信側のMACエンティティは、受信したRLC PDUに示されるRLCエンティティの識別子に基づき、当該RLC PDUを適切なRLCエンティティに振り分けることができる。
また、送信側のMAC処理部130は、論理チャネル(又は無線ベアラ)毎に論理チャネル優先制御により割り当てられた無線リソースの総数をRLCエンティティの個数によって等分し、等分された無線リソースを受信側に通知してもよい。例えば、当該通知は、total size of the RLC PDU(s) to be transmitted in the transmission opportunityとして受信側に送信されてもよい。
図6は、本発明の一実施例によるPDCP/RLC並列処理を示す概略図である。図6に示される実施例では、PDCP処理部110は、1つ以上の論理チャネルに対応する単一のPDCPエンティティを有し、RLC処理部120は、各論理チャネルに対応する複数のRLCエンティティを有する。
具体的には、図6に示されるように、送信側の無線通信装置100(ダウンリンク通信では基地局102であり、アップリンク通信ではユーザ装置101である)では、異なる論理チャネル又は無線ベアラ#1,#2について、単一のPDCPエンティティが設定され、当該PDCPエンティティは、上位レイヤから受信した異なる論理チャネル又は無線ベアラのPDCP SDUに対してPDCP処理を実行することによってPDCP PDUを生成し、生成したPDCP PDUを適切なRLCエンティティにルーティングする。各RLCエンティティは、PDCPエンティティから受信したPDCP PDU又はRLC SDUに対して、ARQなどのRLC処理を実行することによってRLC PDUを生成し、生成したRLC PDUを単一のMACエンティティにおける対応するHARQプロセスに送信する。MACエンティティは、RLCエンティティから受信したRLC PDU又はMAC SDUに対してHARQなどのMAC処理を実行することによってMAC PDUを生成し、生成したMAC PDUをPHYレイヤに送信する。PHYレイヤは、受信したMAC PDU又はトランスポートブロックをスケジューリングされた無線リソースにマッピングすることによって、無線信号を受信側の無線通信装置100に送信する。
受信側の無線通信装置100(ダウンリンク通信ではユーザ装置101であり、アップリンク通信では基地局102である)では、PHYレイヤは、受信した無線信号からトランスポートブロックを生成し、生成したトランスポートブロックをMACエンティティに送信する。MACエンティティは、PHYレイヤから受信したトランスポートブロック又はMAC PDUに対してHARQなどのMAC処理を実行することによってMAC SDUを生成し、生成したMAC SDUを対応するRLCエンティティに送信する。各RLCエンティティは、MACエンティティから受信したMAC SDU又はRLC PDUに対してリオーダリング処理などのRLC処理を実行することによってRLC SDUを生成し、生成したRLC SDUを対応するPDCPエンティティに送信する。PDCPエンティティは、RLCエンティティから受信したRLC SDU又はPDCP PDUに対してリオーダリング処理などのPDCP処理を実行することによってPDCP SDUを生成し、生成したPDCP SDUを対応する上位レイヤに送信する。
上述したように、送信側のMACエンティティでは、異なる論理チャネル#1,#2のデータが多重されうるため、受信側のMACエンティティにおいて、RLC処理部120に転送されるMAC SDU又はRLC PDUが何れのRLCエンティティに提供されるべきか判別できる必要がある。しかしながら、本実施例では、1つのRLCエンティティに1つの論理チャネル又は無線ベアラが関連付けされるため、受信側のMAC処理部130は、論理チャネルの識別子に基づき、受信したMAC SDUの宛先となるRLCエンティティを特定することができる。すなわち、受信側のMACエンティティは、論理チャネルの識別子(LCID)をモニタすることによって、受信したMAC SDUを何れのRLCエンティティに提供すべきか判断できる。
なお、論理チャネルを考慮して制御されるMAC制御(論理チャネル優先制御、BSR、PBR(Prioritized Bit Rate)など)については、複数の論理チャネルが設定されたとしても、1つの論理チャネルとして制御されてもよい。また、図5,6の実施例では、RLCレイヤにおいてリオーダリングは必ずしも実施されなくてもよい。
また、送信側のPDCPエンティティは、図7に示されるように、RLCエンティティに提供するデータにシーケンス番号(SN)を付与した後、以降の何れかの手順(ヘッダ圧縮、インテグリティプロテクション、秘匿処理など)又はタイミングにおいて、当該データを何れのRLCエンティティに振り分けるか決定してもよい。例えば、PDCPエンティティは、奇数のSNを有するPDCP PDUをARQ#1に対応するRLCエンティティに提供し、偶数のSNを有するPDCP PDUをARQ#2に対応するRLCエンティティに提供してもよい。
図8は、本発明の一実施例によるPDCP/RLC並列処理を示す概略図である。図8に示される実施例では、PDCP処理部は、論理チャネル毎に複数のPDCPエンティティを有する。本実施例では、各論理チャネル又は無線ベアラに対して複数のPDCPエンティティと複数のRLCエンティティとを設定することによって、PDCP及びRLC並列処理が実現される一方、MAC処理は単一のMACエンティティによって実現される。これにより、冗長なMAC処理の実行を回避しながら、PDCP及びRLC処理を高速化することが可能になる。
図8に示されるように、送信側の無線通信装置100(ダウンリンク通信では基地局102であり、アップリンク通信ではユーザ装置101である)では、論理チャネル又は無線ベアラ#1,#2のそれぞれについて、複数のPDCPエンティティが設定され、PDCPレイヤの上位のアンカリングレイヤにおいて、送信対象の各論理チャネルのデータが各PDCPエンティティに振り分けられる。各PDCPエンティティは、上位レイヤから受信したPDCP SDU(Service Data Unit)に対してPDCP処理を実行することによってPDCP PDUを生成し、生成したPDCP PDUを適切なRLCエンティティにルーティングする。図示された実施例では、PDCPエンティティとRLCエンティティとは一対一に関連付けされているが、本発明は、これに限定されるものでなく、異なる個数のPDCPエンティティとRLCエンティティとが設定されてもよい。各RLCエンティティは、PDCPエンティティから受信したPDCP PDU又はRLC SDUに対して、ARQなどのRLC処理を実行することによってRLC PDUを生成し、生成したRLC PDUを単一のMACエンティティにおける対応するHARQプロセスに送信する。MACエンティティは、RLCエンティティから受信したRLC PDU又はMAC SDUに対してHARQなどのMAC処理を実行することによってMAC PDUを生成し、生成したMAC PDUをPHYレイヤに送信する。PHYレイヤは、受信したMAC PDU又はトランスポートブロックをスケジューリングされた無線リソースにマッピングすることによって無線信号を受信側の無線通信装置100に送信する。
受信側の無線通信装置100(ダウンリンク通信ではユーザ装置101であり、アップリンク通信では基地局102である)では、PHYレイヤは、受信した無線信号からトランスポートブロックを生成し、生成したトランスポートブロックをMACエンティティに送信する。MACエンティティは、PHYレイヤから受信したトランスポートブロック又はMAC PDUに対してHARQなどのMAC処理を実行することによってMAC SDUを生成し、生成したMAC SDUを対応するRLCエンティティに送信する。各RLCエンティティは、MACエンティティから受信したMAC SDU又はRLC PDUに対してリオーダリング処理などのRLC処理を実行することによってRLC SDUを生成し、生成したRLC SDUを対応するPDCPエンティティに送信する。PDCPエンティティは、RLCエンティティから受信したRLC SDU又はPDCP PDUに対してリオーダリング処理などのPDCP処理を実行することによってPDCP SDUを生成し、生成したPDCP SDUを対応する上位レイヤに送信する。
上述したように、PDCPエンティティとRLCエンティティとが一対一に関連付けされていない場合、受信側のRLCエンティティにおいて、受信側のPDCP処理部110に転送されるRLC SDU又はPDCP PDUが何れのPDCPエンティティに提供されるべきか判別できる必要がある。このため、一実施例では、送信側の各PDCPエンティティは、PDCP PDUに受信側の宛先となるPDCPエンティティの識別子を含めてもよい。例えば、各PDCPエンティティは番号付けされ、PDCPエンティティは、PDCP PDUのヘッダに当該PDCP PDUの宛先となる受信側のPDCPエンティティの識別子を示してもよい。なお、この場合、送信側のRLCエンティティと受信側のRLCエンティティとの間の関連付けは、図5の実施例を参照して上述したように、RLC PDUに受信側の宛先となるRLCエンティティの識別子を含めることによって実現されてもよい。
他方、PDCPエンティティとRLCエンティティとが一対一に関連付けされている場合、論理チャネルのデータを振り分けるアンカリングレイヤは、IPフロー毎にデータを振り分けてもよい。この場合、受信側では、異なるPDCPエンティティにおいて受信したデータ間では順序保証が不要であるため、PDCPレイヤより上位のレイヤではリオーダリング処理は不要となる。
一実施例では、PDCPエンティティ及び/又はRLCエンティティの個数は動的に変更されてもよい。すなわち、設定されるRLCエンティティの個数は動的に変更されてもよく、さらに、複数のPDCPエンティティが設定される場合、PDCPエンティティの個数もまた動的に変更されてもよい。
また、トランスポートブロックサイズはRLCエンティティの個数により等分され、各RLCエンティティは、等分されたデータからRLC PDUを生成してもよい。
また、設定された複数のPDCP/RLCエンティティの間で優先度が付与されてもよい。例えば、プライマリPDCP/RLCエンティティとセカンダリPDCP/RLCエンティティとが設定されてもよい。この場合、基本的にはプライマリPDCP/RLCエンティティが利用され、所定のトリガに応答して、セカンダリPDCP/RLCエンティティが利用されてもよい。所定のトリガとしては、例えば、1つのPDCP/RLCエンティティが処理可能なレート以上のデータレートが要求される場合、1つのPDCP/RLCエンティティが処理可能なデータレートを超過した場合、基地局102からの明示的な指示(セカンダリPDCP/RLCエンティティに対する起動指示など)があった場合などであってもよい。また、セカンダリPDCP/RLCエンティティの使用が開始された後、所定のトリガに応答して、セカンダリPDCP/RLCエンティティの使用が停止されてもよい。当該停止トリガとしては、例えば、基地局102からの明示的な指示(セカンダリPDCP/RLCエンティティに対する停止指示など)があった場合、ユーザ装置101によるタイマベースの自律的な停止などであってもよい。なお、当該タイマは、例えば、セカンダリPDCP/RLCエンティティにおけてパケットが処理されると、起動又は再起動されてもよい。また、基地局102からの明示的な指示は、RRC(Radio Resource Control)、PDCP、RLC、MAC又はPHYの何れのレイヤで実施されてもよい(例えば、制御PDUなどによって)。また、所定のトリガは、3GPP TS36.214 V14.0.0において規定されるような基地局102において測定されるスループット、データボリュームなどに基づくものであってもよい。
また、複数のRLCエンティティが設定されている状態から何れかのRLCが削除される場合、当該RLCエンティティに対してre−establishmentが実行されてもよい。ここで、当該re−establishmentは、従来のハンドオーバ又はPDCPデータリカバリによって実行されてもよい。
また、ユーザ装置101は、同時に設定可能なPDCPエンティティの個数、RLCエンティティの個数及び/又は論理チャネルの個数、又はこれらの何れかの組み合わせを基地局102に通知してもよい。当該通知は、UE単位の能力情報、MACエンティティ単位の能力情報、バンドコンビネーション単位の能力情報として基地局102に個別に通知されてもよい。
なお、上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施の形態における無線通信装置100は、本発明の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図9は、本発明の一実施例による無線通信装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。上述の無線通信装置100は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。無線通信装置100のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
無線通信装置100における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述の各構成要素は、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、無線通信装置100の各構成要素による処理は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の各構成要素は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、無線通信装置100は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施例は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施例の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局102によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局および/または基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS-GW)であってもよい。
情報等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施例は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
基地局は、1つまたは複数(例えば、3つ)の(セクタとも呼ばれる)セルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、および/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」、「eNB」、「セル」、および「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
無線フレームは時間領域において1つまたは複数のフレームで構成されてもよい。時間領域において1つまたは複数の各フレームはサブフレームと呼ばれてもよい。サブフレームは更に時間領域において1つまたは複数のスロットで構成されてもよい。スロットはさらに時間領域において1つまたは複数のシンボル(OFDMシンボル、SC-FDMAシンボル等)で構成されてもよい。無線フレーム、サブフレーム、スロット、およびシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、およびシンボルは、それぞれに対応する別の呼び方であってもよい。例えば、LTEシステムでは、基地局が各移動局に無線リソース(各移動局において使用することが可能な周波数帯域幅や送信電力等)を割り当てるスケジューリングを行う。スケジューリングの最小時間単位をTTI(Transmission Time Interval)と呼んでもよい。例えば、1サブフレームをTTIと呼んでもよいし、複数の連続したサブフレームをTTIと呼んでもよいし、1スロットをTTIと呼んでもよい。リソースブロック(RB)は、時間領域および周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域では1つまたは複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。また、リソースブロックの時間領域では、1つまたは複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1サブフレーム、または1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームは、それぞれ1つまたは複数のリソースブロックで構成されてもよい。上述した無線フレームの構造は例示に過ぎず、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレームに含まれるスロットの数、スロットに含まれるシンボルおよびリソースブロックの数、および、リソースブロックに含まれるサブキャリアの数は様々に変更することができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本出願は、2016年10月14日に出願した日本国特許出願2016−203121号の優先権の利益に基づき、これを主張するものであり、2016−203121号の全内容を本出願に援用する。
10 無線通信システム
100 無線通信装置
101 ユーザ装置
102 基地局
110 PDCP処理部
120 RLC処理部
130 MAC処理部

Claims (7)

  1. PDCPレイヤにおける処理を実行するPDCP処理部と、
    RLCレイヤにおける処理を実行するRLC処理部と、
    MACレイヤにおける処理を実行するMAC処理部と、
    を有する無線通信装置であって、
    前記RLC処理部は複数のRLCエンティティを有し、前記MAC処理部は単一のMACエンティティを有する無線通信装置。
  2. 前記PDCP処理部は、論理チャネル毎に1つのPDCPエンティティを有し、
    前記RLC処理部は、PDCPエンティティ毎に複数のRLCエンティティを有する、請求項1記載の無線通信装置。
  3. 送信側の前記MAC処理部は、RLC PDUに宛先となる受信側のRLCエンティティの識別子を含める、請求項2記載の無線通信装置。
  4. 前記PDCP処理部は、1つ以上の論理チャネルに対応する単一のPDCPエンティティを有し、
    前記RLC処理部は、各論理チャネルに対応する複数のRLCエンティティを有する、請求項1記載の無線通信装置。
  5. 受信側の前記MAC処理部は、前記論理チャネルの識別子に基づき、受信したMAC SDUの宛先となる受信側のRLCエンティティを特定する、請求項4記載の無線通信装置。
  6. 前記PDCP処理部は、論理チャネル毎に複数のPDCPエンティティを有する、請求項1記載の無線通信装置。
  7. 前記PDCP処理部のPDCPエンティティの個数と前記RLC処理部のRLCエンティティの個数との一方又は双方は、動的に変更される、請求項1乃至6何れか一項記載の無線通信装置。
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