JPWO2018066687A1 - 無線センサ装置及び無線センサシステム - Google Patents
無線センサ装置及び無線センサシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2018066687A1 JPWO2018066687A1 JP2018543986A JP2018543986A JPWO2018066687A1 JP WO2018066687 A1 JPWO2018066687 A1 JP WO2018066687A1 JP 2018543986 A JP2018543986 A JP 2018543986A JP 2018543986 A JP2018543986 A JP 2018543986A JP WO2018066687 A1 JPWO2018066687 A1 JP WO2018066687A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wireless
- voltage
- sensor device
- circuit
- wireless sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 170
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 155
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 80
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 claims abstract description 16
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 41
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 29
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 26
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 24
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 claims description 14
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 39
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 31
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 14
- 230000007958 sleep Effects 0.000 description 13
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 description 12
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 11
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 11
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 7
- 230000008569 process Effects 0.000 description 7
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 5
- 238000001139 pH measurement Methods 0.000 description 5
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 5
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 2
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 2
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08C—TRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
- G08C15/00—Arrangements characterised by the use of multiplexing for the transmission of a plurality of signals over a common path
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08C—TRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
- G08C17/00—Arrangements for transmitting signals characterised by the use of a wireless electrical link
- G08C17/02—Arrangements for transmitting signals characterised by the use of a wireless electrical link using a radio link
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Abstract
Description
マイコンは、センサ素子から得たアナログ信号を増幅した後に、内部のアナログ/デジタル変換器でデジタル信号に変換し、変換されたデジタル信号を無線送信回路に供給する。無線送信回路は、供給されたデジタル信号を無線伝送する。無線送信回路がデジタル信号を無線送信する際には、送信先を認識するために必要なID番号等のヘッダを検出データ(デジタル信号)に付加して伝送することが行われている。
また、本発明の発明者らが先に提案した非特許文献1には、電源の消費を計測する無線センサ装置についての記載がある。
センサ素子は、直流電圧源の電圧値と、抵抗の抵抗値と、蓄積容量の容量値と、電圧検出回路が検出する閾値との少なくともいずれか1つの値が、検出した物理量に相関して変化するように構成する。
そして、センサ素子が検出した物理量に相関した間隔で、無線送信回路が識別信号を無線送信するようにした。
無線受信装置は、無線センサ装置の無線送信回路が無線送信した識別信号を受信する無線受信回路と、無線受信回路が受信した識別信号の受信間隔を判別する受信間隔判別部と、受信間隔判別部が判別した受信間隔から、物理量を計算する物理量計算部とを備えたものである。
以下、本発明の第1の実施の形態例を、図1を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態例による無線センサシステムの例を示す構成図である。第1の実施の形態例は、本発明の基本的な構成の例を示すものである。
無線センサ装置10aは、直流電圧源11と、抵抗12と、蓄積容量13とを備えた回路部を有し、直流電圧源11で得られた所定の直流電圧Vccが、抵抗12を介して電圧検出回路14及び無線送信回路15に供給される。直流電圧源11としては、例えば小型の電池が使用される。あるいは、直流電圧源11として、太陽光発電装置などの環境発電装置を使用してもよい。太陽光発電装置などの発電状態が不安定な発電装置を使用する場合には、例えば二次電池を併用して、安定して電源が得られるようにするのが好ましい。
蓄積容量13は、直流電圧源11と並列に接続されており、この蓄積容量13に直流電圧Vccが抵抗12を介して充電される。
ここで、無線センサ装置10aに使用されるセンサ素子としては、直流電圧源11と、抵抗12と、蓄積容量13と、電圧検出回路14の少なくともいずれか1つが、物理量の検出に相関して値が変化するセンサ素子が使用される。ここで、センサ素子の使用とは、直流電圧源11、抵抗12、蓄積容量13、又は電圧検出回路14のいずれかを直接にセンサ素子に置き換える場合と、直流電圧源11、抵抗12、蓄積容量13、又は電圧検出回路14にセンサ素子を接続する場合とがある。なお、具体的なセンサ素子の接続例については後述する。
無線受信装置20は、アンテナ21が接続された無線受信回路22を備える。無線受信回路22は、無線信号Sを常時受信できる状態で待機しており、受信した無線信号Sを識別信号検出部23に供給する。識別信号検出部23は、無線信号Sに含まれる識別信号(MACアドレス等)を検出する。図1では、無線信号Sを送信する無線センサ装置10aは1台のみを示すが、無線受信装置20は複数台の無線センサ装置10aからの無線信号Sを管理することができ、その場合には、識別信号検出部23は、それぞれの無線センサ装置10aに付与された識別信号を検出することになる。
すなわち、無線受信装置20で何らかの要因で一時的に無線信号を受信できない場合、その受信が欠落したことを推定して、適切に処理するようにできる。例えば長時間継続して受信していたときには、連続してほぼ同じ間隔で受信できる状態であり、ほぼ同じ間隔で受信した状態の中で1回受信が欠落したときには、無線伝送状態の不良などで受信できない状態が発生したことを比較的容易に推定することができ、補間処理などで適切な物理量を取得できるようになる。
あるいは、無線受信装置20側で取得した物理量の値が、一時的にその前後の物理量の値から大きく外れている場合には、受信の欠落によるエラーと推定でき、その大きく外れた物理量の測定値については、計測データから除去する処理を行うようにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態例を、図2〜図9を参照して説明する。第2の実施の形態例を説明する図2〜図9において、第1の実施の形態例で説明した図1と同一箇所には同一符号を付している。
まず、図2に、本発明の第2の実施の形態例による無線センサシステムの基本構成を示す。図2に示す無線センサ装置10bは、図1に示す無線センサ装置10aと同様に、直流電圧源11、抵抗12、及び蓄積容量13からなる回路部と、蓄積容量13の電圧Vstを検出する電圧検出回路14とを備える。電圧検出回路14として、電圧Vstが上側閾値VHに到達したことを検出したとき検出信号を出力し、下側閾値VLに低下したとき、検出信号の出力を停止する点についても、図1例と同じである。また、直流電圧源11、抵抗12、蓄積容量13、及び電圧検出回路14の少なくともいずれか1つが、物理量を検出するセンサ素子である点でも第1の実施の形態例と同様である。
なお、無線送信回路18及び電源回路17の接地電位部GNDは、直流電圧源11の接地電位部と接続されている。
無線受信装置20は、図1に示す無線受信装置20と同様に構成され、無線信号Sを受信して、識別信号ごとの受信間隔から物理量を計算する。
図3に示す無線センサ装置10cは、抵抗12として、温度に対応した抵抗値が得られるサーミスタ(センサ素子)12aを使用した例を示す。無線センサ装置10cのその他の部分については、図2に示す無線センサ装置10bと同じ構成である。
図4Aは温度が摂氏5℃の場合を示し、図4Bは温度が摂氏30℃の場合を示し、それぞれ縦軸は電圧、横軸は時間を示す。
この例では、サーミスタ12aは、摂氏25℃のとき、10kΩの抵抗を持つ素子を使用し、直流電圧源11の電圧Vccを3.7V、電圧検出回路14での上側閾値VHを2.6V、下側閾値VLを2.0V、蓄積容量13の容量値を1mFとする。
したがって、無線受信装置20側では、この無線信号Sを受信する間隔を判別することで、無線センサ装置10c内のサーミスタ12aが検出した温度を取得できる。
図5に示すプロット点S11,S12,S13,・・・は、摂氏5℃の環境に設置された無線センサ装置10cから無線信号Sが送信されるタイミングである。また、プロット点S21,S22,S23,・・・は、摂氏30℃の環境に設置された無線センサ装置10cから無線信号Sが送信されるタイミングである。
また、摂氏30℃程度の環境に設置された無線センサ装置10cから無線信号Sが送信されるタイミングS21,S22,S23,・・・の間隔Tc2は、3.8秒である。
このように、無線センサ装置10cから送信される無線信号は、無線センサ装置10cに内蔵されたサーミスタ12aが検出した温度に相関のある送信間隔になる。
無線センサ装置10cを設置して室温や外気温などの温度を計測する場合、温度の急激な変動はほとんどなく、ほぼ一定の間隔での無線信号の受信が連続するようになり、間隔の変動が少ない。したがって、例えば無線受信装置20側で、受信信号の受信に1回失敗した場合でも、前後の受信間隔から受信失敗が推定でき、補間処理で適切な物理量を取得できるようになる。あるいは、その欠落したと推定されたときには、その前後の受信タイミングについては、間隔の判断に使用しないようにして、取得される物理量が誤った値になるのを防ぐような処理も実行できるようになる。
この図7から分かるように、このシステムでは、測定値をプロットした点を結ぶラインが直線状に並び、送信間隔から得た温度が実温度と一致した精度の高い測定ができるようになる。
この例では、第1無線センサ装置10c−1は、サーミスタ12a−1を窓辺に設置し、第2無線センサ装置10c−2は、サーミスタ12a−2を土中に設置した。
また、無線受信装置20には、情報処理装置(コンピュータ装置)30を接続して、情報処理装置30側で、無線受信装置20で得た温度データの記録を行うようにした。
この図8から分かるように、2台の無線センサ装置10c−1,10c−2から無線信号Sを受信した間隔から、窓辺の温度T1と土中の温度T2の24時間の変化が、無線受信装置20が接続された情報処理装置30で監視できるようになる。
なお、このように複数台の無線センサ装置10c−1,10c−2を設置して、1台の無線受信装置20でそれぞれの無線センサ装置10c−1,10c−2で受信するようにした場合、ごく稀に複数の無線信号の送信タイミングが重なって、その重なった無線信号については無線受信装置20で正しく受信できない可能性があるが、既に説明したように、一時的な受信欠落があっても対処が可能であり、継続して問題なく温度の監視ができる。
図9に示す無線センサ装置10dは、抵抗12として、抵抗12bと電極対12cとを直列に接続した例を示す。電極対12cは、容器121内に直立状態で対向して配置した2つの電極板122,123よりなり、水量検出用センサ素子として機能する。すなわち、容器121内に水が溜まることで、その水の水量により、2つ電極板122,123に水が浸る高さが変化し、2つの電極板122,123に電気が流れる際の抵抗が水量に応じて変化するものである。
無線センサ装置10dのその他の構成については、図2に示す無線センサ装置10bと同じ構成である。
したがって、容器121内に水が溜まり始めたとき、無線信号Sの送信が開始され、その無線信号Sを送信する間隔が、水量と相関のある間隔になり、無線受信装置20側で、無線信号Sの受信間隔から、容器121に溜まった水量を取得できるようになる。このため、図9に示すように水量検出用センサノードの場合には、容器121に全く水が溜まっていない状況では、全く電力を消費せず、漏水や降雨などがあったときだけ、検出水量に応じた電力消費が生じる。例えば建物や設備などで通常は漏水が発生しない場所で、万一の漏水を監視する用途に使用した場合には、その漏水が発生したときだけ電力消費するため、例えば直流電圧源11としてコイン型の電池のような小型のものを使用した場合でも、非常に長期間(あるいは半永久的に)、漏水を監視できるようになる。
次に、本発明の第3の実施の形態例を、図10〜図12を参照して説明する。第3の実施の形態例を説明する図10〜図12において、第1及び第2の実施の形態例で説明した図1〜図9と同一箇所には同一符号を付している。
まず、図10に、本発明の第3の実施の形態例による無線センサシステムの無線センサ装置10eの基本構成を示す。無線受信装置20側の構成は、第1及び第2の実施の形態例で説明した無線受信装置20と同じであり、説明を省略する。
そして、直流電圧源11、抵抗12、蓄積容量13、及び電圧検出回路14′の少なくともいずれか1つが、物理量を検出するセンサ素子である。
なお、図10に示すシュミットトリガー回路は、上述した演算増幅器以外にも、CMOSインバータ回路など様々な回路素子で構成でき、電圧検出回路14′として、いずれの回路素子により構成してもよい。
図11に示す無線センサ装置10fは、蓄積容量13として、湿度に対応した容量値が得られる静電容量型高分子湿度センサ素子13aを使用した例を示す。無線センサ装置10fのその他の部分については、図10に示す無線センサ装置10eと同じ構成である。
この図11に示すように湿度測定用センサノードとして構成した無線センサ装置10fによると、静電容量型高分子湿度センサ素子13aが検出した湿度によって、湿度センサ素子13aに蓄積可能な容量値が変化する。このため、湿度センサ素子13aが検出した湿度により、容量である湿度センサ素子13aの充電電圧Vstが変化し、無線センサ装置10fが無線信号Sを送信する間隔が、静電容量型高分子湿度センサ素子13aが検出した湿度と相関のある間隔になる。その結果、無線受信装置20側で、無線信号Sの受信間隔から、静電容量型高分子湿度センサ素子13aが検出した湿度を取得できるようになる。
図11例の無線センサ装置10fでは、湿度検出用のセンサ素子として、静電容量型高分子湿度センサ素子13aを使用したが、図12例では、抵抗33として、湿度に対応した抵抗値が得られる抵抗変化型湿度センサ素子33aを使用した。無線センサ装置10gのその他の部分については、図10に示す無線センサ装置10eと同じ構成である。
このため、抵抗変化型湿度センサ素子33aが検出した湿度により、電圧検出回路14′が出力する検出信号の出力周期が変化し、無線センサ装置10gが無線信号Sを送信する間隔が、抵抗変化型湿度センサ素子33aが検出した湿度と相関のある間隔になる。その結果、無線受信装置20側で、無線信号Sの受信間隔から抵抗変化型湿度センサ素子33aが検出した湿度を取得できるようになる。
次に、本発明の第4の実施の形態例を、図13〜図16を参照して説明する。第4の実施の形態例を説明する図13〜図16において、第1〜第3の実施の形態例で説明した図1〜図12と同一箇所には同一符号を付す。
まず、図13に、本発明の第4の実施の形態例による無線センサシステムの無線センサ装置10hの基本構成を示す。無線受信装置20側の構成は、第1及び第2の実施の形態例で説明した無線受信装置20と同じであり、説明を省略する。
そして、電圧検出回路として差動増幅器41を使用する。
この場合、図10例の無線センサ装置10eと同様に、蓄積容量13の電圧Vstが得られる電源回路17の入力端子と、接地電位部との間を、直列接続された2つの抵抗31,32で接続する。そして、その2つの抵抗31,32の接続点を、差動増幅器41の+側入力端子に接続し、差動増幅器41の+側入力端子と出力端子との間を、フィードバック用の抵抗33で接続する。
さらに、差動増幅器41の−側入力端子には、可変基準電圧源42が接続される。この可変基準電圧源42の接地電位部は、直流電圧源11の接地電位部と共通に接続される。
図14例の無線センサ装置10iでは、可変基準電圧源42として、pHの検出値に応じて電圧が変化するpH電極電圧源(pH検出用センサ素子)42aを使用した。この場合、pH電極電圧源42aの正極側を、差動増幅器41の−側入力端子に接続し、pH電極電圧源42aの負極側を、直列接続した抵抗43,44の接続点に接続する。抵抗43,44は、蓄積容量13の電圧Vstが得られる電源回路17の入力端子と接地電位部との間に直列接続した素子であり、pH電極電圧源42aの負極側にバイアス電圧を得る。
pHの検出値に応じて電圧が変化するpH電極電圧源42aとしては、例えば薄いガラス膜を近接して配置したガラス電極型pH測定用のセンサ素子がある。
図15例の無線センサ装置10jでは、図13などに示す直流電圧源11を等価直流電圧源50に変更し、その等価直流電圧源50として、pH検出用センサ素子であるpH電極電圧源52を備える構成とした。すなわち、等価直流電圧源50として、pH値により出力電圧が変化するpH電極電圧源52を備え、pH電極電圧源52の正極側を、抵抗53を介して差動増幅器51の+側入力端子に接続し、pH電極電圧源52の負極側を、差動増幅器51の−側入力端子に接続する。
さらに、差動増幅器51の+側入力端子と出力端子とを抵抗57で接続し、差動増幅器51の出力端子を、抵抗12を介して蓄積容量13に接続する。
なお、電圧検出回路としての差動増幅器41の−側入力端子には、電圧源34を接続する。
無線センサ装置10jのその他の部分については、図13に示す無線センサ装置10hと同じ構成である。
図16例の無線センサ装置10kでは、直列接続した抵抗31,32の接続点を、電圧検出回路を構成する差動増幅器41の+側入力端子に接続し、直列接続した抵抗63,62の接続点を、差動増幅器41の−側入力端子に接続する。これら抵抗31,32の直列回路と、抵抗63,62の直列回路は、蓄積容量13の蓄積電圧Vstが得られるラインと接地電位部との間に接続される。
そして、抵抗63と並列に、照度検出用センサ素子であるホトダイオード61を接続する。差動増幅器41は、+側入力端子と出力端子との間に、フィードバック抵抗33を接続する。
次に、本発明の第5の実施の形態例を、図17を参照して説明する。図17において、第1〜第4の実施の形態例で説明した図1〜図16と同一箇所には同一符号を付す。
図17は、本発明の第5の実施の形態例による無線センサシステムの無線センサ装置10mの構成のみを示している。無線受信装置20側の構成は、第1及び第2の実施の形態例で説明した無線受信装置20と同じなので、説明を省略する。
次に、本発明の第6の実施の形態例を、図18及び図19を参照して説明する。第6の実施の形態例を説明する図18及び図19において、第1〜第5の実施の形態例で説明した図1〜図17と同一箇所には同一符号を付す。
図18は、本発明の第6の実施の形態例による無線センサシステムの無線センサ装置10nの構成のみを示す。無線受信装置20側の構成は、第1及び第2の実施の形態例で説明した無線受信装置20と同じなので、説明を省略する。
エネルギーハーベスト電源74の出力電圧は、安定化電源回路75で一定の電圧に安定化される。
図19に示す無線センサ装置10pは、図18に示す無線センサ装置10nと同様に、エネルギーハーベスト電源74、及び安定化電源回路75を備える。
そして、図19に示す無線センサ装置10pは、蓄積容量13の電圧Vstをスイッチ回路76を介して無線送信回路18に供給する。スイッチ回路76の開閉は、電圧検出回路14の検出信号により制御される。すなわち、電圧検出回路14は、電圧Vstが上側閾値VHに到達したことを検出したとき、検出信号を出力し、スイッチ回路76を閉状態とする。また、電圧検出回路14は、電圧Vstが下側閾値VLに低下したとき、検出信号の出力を停止し、スイッチ回路76を開状態とする。したがって、スイッチ回路76が閉状態のとき、電圧Vstが無線送信回路18に電圧VDDとして供給される。
次に、本発明の第7の実施の形態例を、図20を参照して説明する。第7の実施の形態例を説明する図20において、第1〜第6の実施の形態例で説明した図1〜図19と同一箇所には同一符号を付す。
図20は、本発明の第7の実施の形態例による無線センサシステムの無線センサ装置10qの構成のみを示している。無線受信装置20側の構成は、第1及び第2の実施の形態例で説明した無線受信装置20と同じなので、説明を省略する。
次に、本発明の第8の実施の形態例を、図21及び図22を参照して説明する。第8の実施の形態例を説明する図21及び図22において、第1〜第7の実施の形態例で説明した図1〜図20と同一箇所には同一符号を付す。
第8の実施の形態例においても、無線受信装置20側の構成は、第1及び第2の実施の形態例で説明した無線受信装置20と同じなので、説明を省略する。
すなわち、無線センサ装置10rは、環状の導体で構成されるクランプセンサ81を備え、クランプセンサ81の中央に、被測定対象ライン81aを配置する。無線センサ装置10rは、この被測定対象ライン81aを流れる電流値I0を測定する。なお、図21には示さないが、クランプセンサ81は開閉する構造として、被測定対象ライン81aを容易に配置できるようにする。
具体的には、無線センサ装置10rとして、直流電圧電源11を備え、その直流電圧電源11の出力直流電圧Vccが得られる端子を、コイル81bとダイオード84の直列回路を介して、電源回路17に接続する。ダイオード84は、アノードがコイル81b側に接続され、カソードが電源回路17側に接続される。
ここで、コイル81bとダイオード84の接続点には、トランジスタ83の一端が接続される。トランジスタ83としては、例えばNチャンネルMOSFETが使用され、ドレインをコイル81bとダイオード84の接続点に接続される。
なお、電源回路17、無線送信回路18′、及びCPU76の接地電位部GNDは、直流電圧源11の接地電位部と接続されている。
図22は、直流電圧電源11から蓄積容量13側に供給される電流IL(図22A)と電圧Vcc(図22B)とを示す。
図21に示す無線センサ装置10rは、クランプセンサ81に配置されたコイル81bが電流のセンサ素子として使用されるが、発振器82により駆動されるトランジスタ83が接続されているため、電流IL及び電圧Vccは、トランジスタ83のオン・オフに連動して変動する。
このように図21に示す無線センサ装置10rは、直流電流センサとして機能するようになる。
次に、本発明の第9の実施の形態例を、図23〜図25を参照して説明する。第9の実施の形態例を説明する図23〜図25において、第1〜第8の実施の形態例で説明した図1〜図22と同一箇所には同一符号を付す。
第9の実施の形態例においても、無線受信装置20側の構成は、第1及び第2の実施の形態例で説明した無線受信装置20と同じであり、説明を省略する。
図23に示す無線センサ装置10sのその他の構成については、図21に示す無線センサ装置10rと同様に構成される。
この例では、電圧検出回路14の上側閾値VHが2.6V、下側閾値VLが2.0Vであり、電源回路(LDO)17の出力電圧LDOOUTが1.9Vである。
図25に示すように、蓄積容量13の電圧Vstが上側閾値VHに到達してから、下限閾値VLに低下するまでの間、電源回路17が1.9Vの電圧LDOOUTを出力し、この電圧LDOOUTが出力される間に、無線送信回路18′から無線信号Sが送信される。図25に示すように、電圧LDOOUTが出力を繰り返す間隔tiが、蓄積容量13の電圧Vstが変化する周期に対応する。この電圧LDOOUTが出力を繰り返す間隔tiが、無線信号Sの送信間隔に相当する。
次に、本発明の第10の実施の形態例を、図26〜図28を参照して説明する。第10の実施の形態例を説明する図26〜図28において、第1〜第9の実施の形態例で説明した図1〜図25と同一箇所には同一符号を付す。
図26,図27,図28に、本発明の第10の実施の形態例による無線センサシステムの3つの例(例1,例2,例3)の無線センサ装置10t,10u,10vの構成のみを示す。無線受信装置20側の構成は、第1及び第2の実施の形態例で説明した無線受信装置20と同じなので、説明を省略する。
まず、図26に示す無線センサ装置10tの構成について説明する。
無線センサ装置10tは、直流電圧源11の出力電圧Vccを、トランジスタ92のドレインに供給し、トランジスタ92のソースを電源回路17側に接続する。
トランジスタ92のゲートには、直流電圧源91を接続する。無線センサ装置10tは、この直流電圧源91の電圧値を検出するものであり、トランジスタ92は、ゲート電圧に依存する可変抵抗(センサ素子)として利用される。トランジスタ92としては、MOSFET、MESFET、又はバイポーラトランジスタなどが使用される。なお、直流電圧源91は、電圧の検出箇所を示すものであり、電圧検出対象箇所の電圧がトランジスタ92のゲートに得られるようにすればよい。
なお、無線送信回路18及び電源回路17の接地電位部GNDは、直流電圧源11の接地電位部と接続されている。また、蓄積容量13の他端についても、直流電圧源11の接地電位部と接続されている。
図27に示す無線センサ装置10uは、直流電圧源91とトランジスタ92のゲートとの間に、増幅器92を接続したものである。その他の構成については、図26に示す無線センサ装置10tと同様である。
図28に示す無線センサ装置10vは、電圧源として交流電圧源94を使用したものである。
すなわち、無線センサ装置10vでは、交流電圧源94が出力する交流電圧を増幅器95で増幅されると共に、整流素子96で整流される。そして、トランジスタ92のゲートには、整流素子96で整流された直流電圧が供給される。その他の構成については、図26に示す無線センサ装置10tと同様である。
次に、本発明の第10の実施の形態例を、図29〜図31を参照して説明する。第11の実施の形態例を説明する図29〜図31において、第1〜第10の実施の形態例で説明した図1〜図28と同一箇所には同一符号を付す。
図29に、本発明の第11の実施の形態例による無線センサシステムの無線センサ装置10wの構成を示す。無線受信装置20側の構成は、第1及び第2の実施の形態例で説明した無線受信装置20と同じなので、説明を省略する。
ドップラーレーダー97は、動きを検出したい物体又は人体に対して電波を発射し、その反射波を受信して、物体又は人体の動きを検出するものである。無線センサ装置10wは、このドップラーレーダー97をセンサ素子として利用したものである。ドップラーレーダー97は、ドップラー効果で送信周波数と受信周波数とに生じるずれを利用して、動いている物体又は人体の移動状態(移動速度)を検出する。ここでは、ドップラーレーダー97は、人体の睡眠状態(静止中か、寝返り中かの判別)を検出する。睡眠状態を検出する場合、例えばドップラーレーダー97は、被測定者が睡眠するベッドの下側に設置して、被測定者と非接触で睡眠状態を検出する。
そして、増幅器95で増幅されたI信号が、トランジスタ92のゲートに供給される。トランジスタ92は、図28の例に示す無線センサ装置10vと同様に、直流電圧源11の出力電圧Vccがドレインに供給され、ソースが電源回路17側に接続される。
無線センサ装置10wのその他の構成については、図28に示す無線センサ装置10vと同様である。
図30に示す電圧波形VR1は、ドップラーレーダー97が出力するI信号を示す。I信号VR1は、被測定者の動きがあるとき、一定の周波数で振動し、その波高値が被測定者の動きに連動して変化する。被測定者に動きがないときには、I信号VR1は、ほぼ一定の電圧値になる。
このようなトランジスタ92の閾値Vth1の設定で、図30の例の場合、被測定者の動きが大きい状態の場合に、増幅信号VR2の電圧値の増減に連動して、閾値Vth1を超えたタイミングでオン状態となり、閾値Vth1以下でオフ状態となる。
トランジスタ92がオンになる期間だけ蓄積容量13に充電される。トランジスタ92がオンになる状態が繰り返されると、蓄積容量13の電圧が上側閾値VHに達するので、電源回路17が作動し、無線送信回路18が無線信号Sを送信する。無線送信回路18は無線信号Sを送信した後に停止し、蓄積容量13の電圧が下側閾値VLに達するまで放電を続ける。その後また、トランジスタ92hがオンになる時間だけ充電が行われるが、この動作はドップラーレーダーが交流信号を出力している間続けられる。このような動作により、無線送信回路18が無線信号Sを間欠的に送信するようになる。この無線信号Sを間欠的に送信している間は、被測定者に動きがある期間に相当する。
一方、被測定者に動きがないか、あるいは小さな動きである場合には、増幅信号VR2が4.5Vを超えず、トランジスタ92が全くオン状態にならない。このため、被測定者に動きがないか、あるいは小さな動きである場合には、電源回路17が作動せず、無線送信回路18が無線信号Sを送信しない。
図31の横軸は、測定開始からの時間(分)を示し、縦軸は1秒あたりの無線信号Sのビート数(1/s)を示す。
図31の例の場合、測定開始直後に1回目の被測定者の動きm1があり、その1回目の被測定者の動きm1から約20秒後に2回目の被測定者の動きm2があり、以下、数秒から数十秒ごとに、3回目、4回目、5回目の動きm3,m4,m5が発生している。それぞれの動きは、被測定者の寝返りに相当する。
従来、このような睡眠中の動きをレーダーで測定する場合、ドップラーレーダーの出力を高速フーリエ変換などで周波数解析する必要があり、負担の大きな信号処理を連続して行う必要があった。これに対して、図29に示す無線センサ装置10wの場合には、ドップラーレーダー29の出力に基づいて無線信号Sの送信を行うだけでよく、非常に簡単な構成であると共に、少ない消費電力で検出ができるようになる。
また、図29に示す無線センサ装置10wの場合、ドップラーレーダー29の出力を使って、呼吸・心拍センサ99が呼吸数や心拍数を検出することもできる。したがって、無線信号Sの送信状態から検出した寝返りの期間と、呼吸・心拍センサ99での呼吸数や心拍数の検出とを総合的に評価して、被測定者の睡眠状態の総合的な診断を行うこともできる。
また、動きを検出するセンサ装置の場合、図29に示す例のようにドップラーレーダー29を使用するのが好ましいが、その他の構成のレーダーを使用してもよい。
なお、ここまで説明した物理量を検出するセンサ素子はそれぞれ好適な例を示したものであり、その他の物理量を測定するセンサ素子を接続した無線センサ装置としてもよい。例えば、圧力(気圧,タイヤ空気圧など)を検出するセンサ素子など、物理量を電気的に検出することが可能なセンサ素子であれば、様々なセンサ素子を使用した無線センサ装置を構成することができる。
また、無線センサ装置が無線送信する識別信号としては、送信処理部に固有に割り当てられているMACアドレス等、システム内に存在する複数の無線センサ装置が識別できる信号であれば、その他の信号を無線送信するようにしてもよい。
また、各実施の形態例の無線センサ装置では、物理量を検出するセンサ素子により電圧値などの1つの値だけを変化させるようにしたが、複数の値を検出した物理量に応じて同時に変化させる構成としてもよい。具体的には、直流電圧源の電圧値と、抵抗の抵抗値と、蓄積容量の容量値と、電圧検出回路が検出する閾値の2つ以上の値を、センサ素子で検出した物理量により変化させる無線センサ装置としてもよい。
なお、これらの様々な信号の生成や暗号化の処理をCPUが行うようにした点についても一例であり、例えば無線送信回路に内蔵された回路が累積送信番号などの生成や、暗号化処理を行うようにしてもよい。
問題もあった。
[0010]
本発明は、省電力で信頼性の高い測定が可能な無線センサ装置及び無線センサシステムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0011]
本発明の無線センサ装置は、安定した固定電圧を出力する直流電圧源と抵抗と蓄積容量とが接続された回路部と、回路部により得られた電圧を検出する、上限閾値電圧と下側閾値電圧が設定されたシュミットトリガー回路よりなる電圧検出回路と、電圧検出回路が検出した電圧に基づいて予め設定された識別信号を無線送信する無線送信回路と、センサ素子とを備える。
センサ素子は、前記直流電圧源とは別に用意した可変電圧源の電圧値と、抵抗の抵抗値と、蓄積容量の容量値と、電圧検出回路が検出する閾値との少なくともいずれか1つの値が、検出した物理量に相関して変化するように構成する。
そして、シュミットトリガー回路よりなる前記電圧検出回路は、回路部により得られた電圧が上限閾値電圧に達したとき、検出信号を出力し、回路部により得られた電圧が下側閾値電圧に低下したとき、検出信号の出力を停止し、無線送信回路は、検出信号が出力される間に、識別信号を無線送信することで、センサ素子が検出した物理量に相関した間隔で、無線送信回路が識別信号を無線送信するようにした。
[0012]
また、本発明の無線センサシステムは、上述した無線センサ装置に加えて、無線受信装置を備えたシステムとしたものである。
無線受信装置は、無線センサ装置の無線送信回路が無線送信した識別信号を受信する無線受信回路と、無線受信回路が受信した識別信号の受信間隔を判別する受信間隔判別部と、受信間隔判別部が判別した受信間隔から、物理量を計算する物理量計算部とを備えたものである。
[0013]
本発明によれば、無線センサ装置は、センサ素子が検出した物理量に対応した間隔で識別信号を無線送信することができるので、簡単かつ低消費電力の処理で物理量の測定に必要な信号を無線送信できるようになる。このようにしたことで、無線送信された識別信号を受信した側では、その識別信号を受信した間隔から、物理量を計算することができ、低消費電力の無線センサシステムを構築することができる。
図面の簡単な説明
[0014]
[図1]本発明の第1の実施の形態例による無線センサシステムの例を示す構成図である。
Claims (15)
- 直流電圧源と抵抗と蓄積容量とが接続された回路部と、
前記回路部により得られた電圧を検出する電圧検出回路と、
前記電圧検出回路が検出した電圧が閾値電圧に達することで、予め設定された識別信号を無線送信する無線送信回路と、
前記直流電圧源の電圧値と、前記抵抗の抵抗値と、前記蓄積容量の容量値と、前記電圧検出回路が検出する閾値との少なくともいずれか1つの値が、検出した物理量に相関して変化するセンサ素子とを備え、
前記センサ素子が検出した物理量に相関した間隔で、前記無線送信回路が前記識別信号を無線送信するようにしたことを特徴とする
無線センサ装置。 - 前記回路部に接続された電源回路を備え、
前記電圧検出回路で前記蓄積容量の充電電圧が前記閾値電圧に達したことを検出したとき、前記電源回路が前記無線送信回路に電源を供給して、前記無線送信回路から前記識別信号を無線送信させるようにしたことを特徴とする
請求項1に記載の無線センサ装置。 - 前記センサ素子は、温度の変化により抵抗値が変化する抵抗であり、
前記無線送信回路は、前記センサ素子が検出した温度に相関した間隔で、前記識別信号を無線送信することを特徴とする
請求項1に記載の無線センサ装置。 - 前記センサ素子は、対向した電極対に触れる水量の変化により抵抗値が変化する素子であり、
前記無線送信回路は、前記センサ素子が検出した水量に相関した間隔で、前記識別信号を無線送信することを特徴とする
請求項1に記載の無線センサ装置。 - 前記センサ素子は、湿度の変化により容量値又は抵抗値が変化する素子であり、
前記無線送信回路は、前記センサ素子が検出した湿度に相関した間隔で、前記識別信号を無線送信することを特徴とする
請求項1に記載の無線センサ装置。 - 前記センサ素子は、pH値の変化により電圧値が変化する素子であり、
前記無線送信回路は、前記センサ素子が検出したpH値に相関した間隔で、前記識別信号を無線送信することを特徴とする
請求項1に記載の無線センサ装置。 - 前記センサ素子は、照度の変化により電流値又は電圧値が変化する素子であり、
前記無線送信回路は、前記センサ素子が検出した照度に相関した間隔で、前記識別信号を無線送信することを特徴とする
請求項1に記載の無線センサ装置。 - 前記センサ素子は、エネルギーハーベスト電源であり、
前記無線送信回路は、前記エネルギーハーベスト電源の出力に相関した間隔で、前記識別信号を無線送信することを特徴とする
請求項1に記載の無線センサ装置。 - 前記無線送信回路が無線送信する信号には、累積送信番号を付加するようにしたことを特徴とする
請求項1に記載の無線センサ装置。 - 前記無線送信回路が無線送信する信号には、前記センサ素子についての情報を示す属性信号を付加するようにしたことを特徴とする
請求項1に記載の無線センサ装置。 - 前記無線送信回路が無線送信する信号には、前記センサ素子が検出した情報の補正又は較正に必要な情報を付加するようにしたことを特徴とする
請求項1に記載の無線センサ装置。 - 前記センサ素子は、環状の導体に巻かれたコイルであり、
前記センサ素子の出力を所定の周波数で周期的にオン・オフさせて、前記電圧検出回路に供給して、
前記無線送信回路は、前記環状の導体の近傍に配置した被測定対象ラインの電流に相関した間隔で、前記識別信号を無線送信することを特徴とする
請求項1に記載の無線センサ装置。 - 前記センサ素子は、電圧検出対象箇所の電圧に依存して抵抗値が変化する素子であり、
前記無線送信回路は、前記電圧検出対象箇所の電圧に相関した間隔で、前記識別信号を無線送信することを特徴とする
請求項1に記載の無線センサ装置。 - 前記センサ素子は、物体又は人体の動きを検出するレーダーであり、
前記無線送信回路は、前記レーダーが検出した動きに相関して、前記識別信号を無線送信することを特徴とする
請求項1に記載の無線センサ装置。 - 物理量の検出に基づいて識別信号を無線送信する無線センサ装置と、前記無線センサ装置が無線送信する識別信号を受信する無線受信装置とを備える無線センサシステムであり、
前記無線センサ装置は、
直流電圧源と抵抗と蓄積容量とが接続された回路部と、
前記回路部により得られた電圧を検出する電圧検出回路と、
前記電圧検出回路が検出した電圧が閾値電圧に達することで、予め設定された識別信号を無線送信する無線送信回路と、
前記直流電圧源の電圧値と、前記抵抗の抵抗値と、前記蓄積容量の容量値と、前記電圧検出回路が検出する閾値との少なくともいずれか1つの値が、検出した物理量に相関して変化するセンサ素子とを備え、
前記無線受信装置は、前記無線センサ装置の無線送信回路が無線送信した識別信号を受信する無線受信回路と、
前記無線受信回路が受信した識別信号の受信間隔を判別する受信間隔判別部と、
前記受信間隔判別部が判別した受信間隔から、物理量を計算する物理量計算部とを備えたことを特徴とする
無線センサシステム。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016198879 | 2016-10-07 | ||
JP2016198879 | 2016-10-07 | ||
JP2017168379 | 2017-09-01 | ||
JP2017168379 | 2017-09-01 | ||
PCT/JP2017/036434 WO2018066687A1 (ja) | 2016-10-07 | 2017-10-06 | 無線センサ装置及び無線センサシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2018066687A1 true JPWO2018066687A1 (ja) | 2019-08-22 |
JP6929561B2 JP6929561B2 (ja) | 2021-09-01 |
Family
ID=61831815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018543986A Active JP6929561B2 (ja) | 2016-10-07 | 2017-10-06 | 無線センサ装置及び無線センサシステム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6929561B2 (ja) |
CN (1) | CN109844829B (ja) |
WO (1) | WO2018066687A1 (ja) |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4833525B1 (ja) * | 1968-10-25 | 1973-10-15 | ||
JPS5815134A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-28 | Omron Tateisi Electronics Co | 電子温度計 |
JPS60210725A (ja) * | 1984-04-04 | 1985-10-23 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 液位検出装置 |
JPH0245746A (ja) * | 1988-08-06 | 1990-02-15 | Seiko Epson Corp | 電子式湿度計 |
JPH076893A (ja) * | 1993-04-01 | 1995-01-10 | Harumi Suzuki | インバータを用いた照明装置 |
JPH11146090A (ja) * | 1997-11-06 | 1999-05-28 | Fujitsu Denso Ltd | 単向通信方法及び該方法に使用する無線送信機及び無線受信機 |
JP2005221386A (ja) * | 2004-02-05 | 2005-08-18 | Hitachi Ltd | 物理量センサの較正データ管理方法、物理量センサ、較正装置および物理量センシングシステム |
JP2008097423A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Yamatake Corp | 電流モニタ装置 |
JP2014062775A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Rion Co Ltd | 振動監視システム及び環境監視システム |
JP2014096017A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-22 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 無線送信機能付き電流センサ端末、無線送信方法及び無線送受信システム |
JP2015040799A (ja) * | 2013-08-22 | 2015-03-02 | 富士電機株式会社 | 電源回路装置、電流計測装置、電力監視システム、並びに電源回路装置の保護方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1717579A4 (en) * | 2004-02-19 | 2010-01-13 | Niigata Tlo Corp | HYDROGEN GAS SENSOR |
JP4779342B2 (ja) * | 2004-11-25 | 2011-09-28 | パナソニック電工株式会社 | 無線センサ装置 |
CN100472572C (zh) * | 2007-06-26 | 2009-03-25 | 北京必创科技有限公司 | 一种实现低功耗无线监测的装置 |
JP2013034778A (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-21 | Futaba Corp | 無線通信システム |
CN203053591U (zh) * | 2012-12-27 | 2013-07-10 | 北京蓝派克电力科技有限公司 | 一种无源无线温度传感器 |
CN203117317U (zh) * | 2013-01-09 | 2013-08-07 | 重庆市黔江区供电有限责任公司 | 基于压电传感器的变压器振动在线监测装置 |
CN103228031A (zh) * | 2013-05-02 | 2013-07-31 | 黄晓峰 | 一种低功耗无线数据采集器 |
CN105806498A (zh) * | 2016-04-19 | 2016-07-27 | 重庆小目科技有限责任公司 | 基于电压感应取电的无线测温传感器 |
-
2017
- 2017-10-06 WO PCT/JP2017/036434 patent/WO2018066687A1/ja active Application Filing
- 2017-10-06 CN CN201780062203.5A patent/CN109844829B/zh active Active
- 2017-10-06 JP JP2018543986A patent/JP6929561B2/ja active Active
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4833525B1 (ja) * | 1968-10-25 | 1973-10-15 | ||
JPS5815134A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-28 | Omron Tateisi Electronics Co | 電子温度計 |
JPS60210725A (ja) * | 1984-04-04 | 1985-10-23 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 液位検出装置 |
JPH0245746A (ja) * | 1988-08-06 | 1990-02-15 | Seiko Epson Corp | 電子式湿度計 |
JPH076893A (ja) * | 1993-04-01 | 1995-01-10 | Harumi Suzuki | インバータを用いた照明装置 |
JPH11146090A (ja) * | 1997-11-06 | 1999-05-28 | Fujitsu Denso Ltd | 単向通信方法及び該方法に使用する無線送信機及び無線受信機 |
JP2005221386A (ja) * | 2004-02-05 | 2005-08-18 | Hitachi Ltd | 物理量センサの較正データ管理方法、物理量センサ、較正装置および物理量センシングシステム |
JP2008097423A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Yamatake Corp | 電流モニタ装置 |
JP2014062775A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Rion Co Ltd | 振動監視システム及び環境監視システム |
JP2014096017A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-22 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 無線送信機能付き電流センサ端末、無線送信方法及び無線送受信システム |
JP2015040799A (ja) * | 2013-08-22 | 2015-03-02 | 富士電機株式会社 | 電源回路装置、電流計測装置、電力監視システム、並びに電源回路装置の保護方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN109844829A (zh) | 2019-06-04 |
WO2018066687A1 (ja) | 2018-04-12 |
JP6929561B2 (ja) | 2021-09-01 |
CN109844829B (zh) | 2021-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11709144B2 (en) | Steam trap monitoring devices, systems, and related techniques | |
US9762150B2 (en) | Self-powered sensor system | |
US9787181B2 (en) | Sensor device and monitoring system | |
CN209748272U (zh) | 无线节点和功率调节器系统 | |
JP2008292319A (ja) | 振動センサシステム | |
WO2006070895A1 (ja) | 遠隔センシングシステム及びセンサユニット | |
JP4823295B2 (ja) | センサノードチップおよびセンサノードシステム | |
US10122360B2 (en) | Touch panel device | |
JP5006268B2 (ja) | センサノードチップ、センサノードシステム、および受信装置 | |
WO2018066687A1 (ja) | 無線センサ装置及び無線センサシステム | |
JP2011242390A (ja) | エネルギーを採収するシステム及び装置 | |
López et al. | Wireless monitoring of the pH, NH4+ and temperature in a fish farm | |
JP2010231566A (ja) | 無線センサ端末及びその制御方法 | |
JP6485007B2 (ja) | 無線送信装置および無線送信システム | |
JP2009229123A (ja) | 無線温度センサ | |
JP6802043B2 (ja) | 在不在センサ装置、及び在不在センサ装置の在不在判定方法 | |
Vancea et al. | Smart home automation and monitoring system | |
US9473875B2 (en) | Asymmetric wireless system | |
Ishibashi et al. | Long battery life IoT sensing by beat sensors | |
US20160364022A1 (en) | Active position indicator | |
Yang et al. | Electricity Monitoring System with Interchangeable Piezoelectric Energy Harvesters and Dynamic Power Management Circuitry | |
CN114402521A (zh) | 自发电式传感器、包括其的监视系统 | |
JP6488785B2 (ja) | 無線送信装置および無線送信システム | |
Yao et al. | Low-Power Design and Critical Event-Triggered Transmission Scheme for Wireless Strain Gauge Sensor Node in Aircraft Structural Health Monitoring | |
JP2021092449A (ja) | 歪みゲージのセンシング方式およびキャリブレーション方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A529 | Written submission of copy of amendment under article 34 pct |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A5211 Effective date: 20190201 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200729 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200729 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210727 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210803 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6929561 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |