JPWO2018061937A1 - センシング装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
Description
1 第1の実施形態(側面の変形を検出可能な電子機器の例)
2 第2の実施形態(側面の変形を検出可能な電子機器の例)
3 第3の実施形態(側面の変形を検出可能な電子機器の例)
4 第4の実施形態(裏面の変形を検出可能な電子機器の例)
[電子機器の構成]
本技術の第1の実施形態に係る電子機器10は、図1A、図1Bに示すように、いわゆるスマートフォンであり、外装体としての筐体11と、支持体としての支持プレート12L、12Rと、基板13と、フロントパネル14と、静電容量式のセンサ20とを備える。
筐体11は、フロントパネル14と対向し、電子機器10の裏面を構成する裏面部11Bと、裏面部11Bの周縁に設けられた周壁部11Aとを備える。周壁部11Aの先端の内側には、フロントパネル14が嵌め合わされている。周壁部11Aは、平面状の内側面11SLを有する側壁部11Lと、平面状の内側面11SRを有する側壁部11Rとを有している。側壁部11L、11Rは、変形検出対象の一例である。内側面11SL、11SRにはそれぞれ、支持プレート12L、12Rが設けられている。なお、内側面11SLに設けられた支持プレート12Lおよびセンサ20と、内側面11SRに設けられた支持プレート12Rおよびセンサ20とは同様の構成を有するため、以下では、内側面11SLに設けられた支持プレート12Lおよびセンサ20について主として説明する。
基板13は、電子機器10のメイン基板であり、コントローラIC(Integrated Circuit)(以下単に「IC」という。)13aと、メインCPU(Central Processing Unit)(以下単に「CPU」という。)13bとを備える。IC13aは、2つのセンサ20を制御し、それぞれのセンサ20に加わる圧力を検出する制御部である。CPU13bは、IC13aの圧力検出結果に基づき、電子機器10の全体を制御する制御部である。例えば、CPU13bは、IC13aから供給される信号に基づき、音量調整、画面表示、ウェイクアップ動作または持ち手検出などの各種処理を実行する。
フロントパネル14は表示装置14aを備え、この表示装置14aの表面には静電容量式のタッチパネルが設けられている。表示装置14aとしては、例えば、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンス(Electro Luminescence:EL)ディスプレイなどが挙げられるが、これに限定されるものではない。
支持プレート12L、12Rは、センサ20をセンサ20の一方の主面が内側面11SLに対向するように支持する支持体である。支持プレート12L、12Rは、図2Aに示すように、センサ20を支持する支持部12aと、支持部12aを内側面11SL、11SRに固定するための固定部12bとを備える。支持部12aは、内側面11SL、11SRに対向する平面状の支持面12SL、12SRを有し、支持面12SL、12SRと内側面11SL、11SRとの間には隙間が設けられており、この隙間にセンサ20が設けられている。固定部12bは、ネジなどの締結部材または接着層などにより内側面11SL、11SRに固定される。
センサ20は、側壁部11L、11Rの微小変形を検出する。センサ20は、いわゆる静電容量式の感圧センサであり、長尺状を有している。側壁部11L、11Rに設けられたセンサ20、20はそれぞれ、FPC(Flexible Printed Circuits)15L、15Rを介して基板13のIC13aに電気的に接続されている。センサ20の周囲は、金属により構成された筐体11および支持プレート12L、12Rにより覆われているので、外部ノイズ(外部電場)がセンサ20内に入り込むことを抑制できる。したがって、外部ノイズによるセンサ20の検出精度の低下および誤検出を抑制できる。
(A)支持プレート12Lの支持面12SLと側壁部11Lの内側面11SLとの間の設計上の距離をH、この設計上の距離Hに対して製造上のプロセスで生じるバラツキを考慮した距離の範囲をHmin〜Hmax、センサ20の仮想厚みをSとすると、Hmin、Hmax、Sが、Hmin<S<Hmaxの関係を満たしている(図2B参照)。ここで、センサ20の仮想厚みSとは、センサ20のZ軸方向の最大位置と最小位置との差で規定される量である。例えば、センサ20が波状である場合には、センサ20の仮想厚みSは波の振動の幅に等しい。
(B)センサ20は、Z軸方向に微小な力FZが加えられると、仮想厚みSからS’に変化可能に構成されている(図2C参照)。
(C)センサ20は、支持面12SLと内側面11SLとの間において、X軸方向およびY軸方向に自由に伸縮可能に設けられている(図2A参照)。
(a)センサ20の両主面に複数の柱状体を設ける。
(b)Z方向に凸状および/または凹状となる所定形状(例えば波状)をセンサ20に付与する。
(d)センサ20に切り欠き部および貫通孔のうちの少なくとも一方を設ける。
第1柱状体21は、−Z軸方向からセンサ20の一方の主面を平面視すると、図5Aに示すように、センシング部30SEの中央に設けられている。また、第2柱状体22は、−Z軸方向からセンサ20の一方の主面を平面視すると、図5Aに示すように、センシング部30SEの周縁または外側に設けられている。第3柱状体23は、図5Bに示すように、+Z軸方向からセンサ20の他方の主面を平面視すると、センシング部30SEの中央に設けられている。ここで、センサ電極層30の一方の主面は内側面11SLに対向する側の主面であり、他方の主面は支持面12SLに対向する側の主面である。
センサ電極層30は、フレキシブル性を有している。センサ電極層30は、図4に示すように、フレキシブル性を有する基材31と、基材31の一方の主面に設けられた複数のパルス電極(第1電極)32と、基材31の一方の主面にパルス電極32を覆うように設けられた絶縁層33と、基材31の他方の主面に設けられた複数のセンス電極(第2電極)34と、基材31の他方の主面にセンス電極34を覆うように設けられた絶縁層35とを備える。
基材31は、フィルム状を有している。本明細書では、フィルムには、シートも含まれるものとする。基材31の材料としては、高分子樹脂を用いることが好ましい。高分子樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリカーボネート(PC)、アクリル樹脂(PMMA)、ポリイミド(PI)、トリアセチルセルロース(TAC)、ポリエステル、ポリアミド(PA)、アラミド、ポリエチレン(PE)、ポリアクリレート、ポリエーテルスルフォン、ポリスルフォン、ポリプロピレン(PP)、ジアセチルセルロース、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂、尿素樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、環状オレフィンポリマー(COP)、ノルボルネン系熱可塑性樹脂などが挙げられる。
パルス電極32は、図5Aに示すように、基材31の一方の主面に、X軸方向に一定間隔で一列をなすように1次元的に配置されている。パルス電極32から配線(図示せず)が引き出され、FPC15L、15Rを介してIC13aに接続されている。
絶縁層33、35は、無機材料および有機材料のうちの少なくとも1種を含んでいる。無機材料としては、例えば、SiO2、SiNx、SiON、Al2O3、Ta2O5、Y2O3、HfO2、HfAlO、ZrO2またはTiO2などを用いることができる。有機材料としては、例えば、PMMA(ポリメチルメタクリレート)などのポリアクリレート、PVA(ポリビニルアルコール)、PS(ポリスチレン)、ポリイミド、ポリエステル、エポキシ、ポリビニルフェノールまたはポリビニルアルコールなどの高分子樹脂を用いることができる。絶縁層33、35が、片面に粘着層を有するフィルムであってもよい。
側面10SLが押圧されていない状態において、電子機器10は、以下の式(1)〜(3)を満たすように構成されていることが好ましい(図4参照)。
H−T−D3=D ・・・(1)
D1、D2<D ・・・(2)
D1<D2 ・・・(3)
(但し、T:センサ電極層30の厚み、H:内側面11SLと支持面12SLとの間の距離、D:内側面11SLとセンサ電極層30の一方の主面との距離、D1:第1柱状体21の高さ、D2:第2柱状体22の高さ、D3:第3柱状体の高さ)
(1)ΔZがΔZ<D−D2を満たす範囲では、内側面11SLは、第1柱状体21に接触しない状態にある。
(2)ΔZがD−D2≦ΔZ<D−D1を満たす範囲では、内側面11SLは、第2柱状体22を介してセンサ電極層30をZ軸方向に向けて押圧し変形させる。
(3)ΔZがD−D1≦ΔZを満たす範囲では、内側面11SLは、第1、第2柱状体21、22を介してセンサ電極層30をZ軸方向に向けて押圧し更に変形させる。
上記の(2)の状態の場合は、内側面11SLが第2柱状体22に接触するため、側壁部11Lの変形を阻害するような応力が内側面11SLに作用する。この点を考慮すると、センサ電極層30の曲げ剛性を小さくして、内側面11SLに作用する応力を低減することが好ましい。
前述の(3)の状態の場合、内側面11SLが第1柱状体21に接触するため、側壁部11Lの変形を阻害するような応力が内側面11SLに更に作用することになる。この点を考慮すると、センサ電極層30の曲げ剛性を小さくすると共に、第1、第2柱状体21、22を非常に低剛性の材料で構成することが好ましい。
ΔZmax<D−D2 ・・・(a)
D−D2≦ΔZmax<D−D1 ・・・(b)
1<20−D2
したがって、D2は以下の数値範囲であることが好ましい。
D2<19μm(但し、D1<D2)
D2<19−5=14μm
上記関係式より、D1、D2は、例えばD2=13μm、D1=12μmに設定することが好ましい。
電子機器10は、図6に示すように、2つのセンサ20と、CPU13bと、IC13aと、GPS部41と、無線通信部42と、音声処理部43と、マイクロフォン44と、スピーカ45と、NFC通信部46と、電源部47と、記憶部48と、バイブレータ49と、表示装置14aと、モーションセンサ50と、カメラ51とを備える。
次に、本技術の第1の実施形態に係る電子機器10の動作について説明する。ここでは、図3A、図4に示すように、第2柱状体22の頂部と内側面11SLとの間に隙間が設けられている場合の電子機器の動作について説明する。
第1の実施形態に係る電子機器10は、側壁部11L、11Rを有する、導体を含む筐体11と、複数のセンシング部30SEを有する静電容量式のセンサ電極層30と、センサ電極層30の一方の主面が側壁部11L、11Rの内側面11SL、11SRに対向するようにセンサ電極層30を支持する、導体を含む支持プレート12L、12Rとを備える。センサ電極層30の一方の主面と内側面11SL、11SRとの間に複数の第1、第2柱状体21、22が設けられると共に、センサ電極層30の他方の主面と支持面12SL、12SRとの間に複数の第3柱状体23が設けられていている。電子機器10の側面10SL、10SRが押圧されると、側壁部11L、11Rが微小変形し、内側面11SL、11SRがセンサ電極層30の一方の主面に接近する。これにより、センシング部30SEの静電容量が変化する。IC13aは、この静電容量の変化に基づき、側面10SL、10SRに対する押圧を検出することができる。
(筐体の変形例)
筐体11および支持プレート12L、12Rはそれぞれ独立して、導体層により構成されているか、または導体層を含んでいてもよい。導体層は、いわゆる接地電極であり、グランド電位となっている。導体層の形状としては、例えば、薄膜状、箔状、メッシュ状などが挙げられるが、これに限定されるものではない。
支持プレート12R、12Lが絶縁体により構成され、支持プレート12R、12Lとセンサ20との間に導体層がさらに備えられるようにしてもよい。支持プレート12R、12Lが、電子機器10を構成する筐体11以外の部材に固定されていてもよい。例えば、支持プレート12R、12Lが、電子機器10に収容されるフレーム(図示せず)、基板13または表示装置14aなどに固定されていてもよい。
センサ20が、第1柱状体21を備えていなくてもよい。但し、センシング部30SEの中央において内側面11SL、11SRとセンサ電極層30の一方の主面との距離を保持する観点からすると、センサ20が、第1柱状体21を備えることが好ましい。センサ20が、複数のセンシング部30SEに代えて、1つのセンシング部30SEを備えるようにしてもよい。
[電子機器の構成]
本技術の第2の実施形態に係る電子機器10Aは、図11に示すように、センサ20に代えてセンサ20Aを備える点において、第1の実施形態に係る電子機器10と異なっている。センサ20Aは、センサ電極層30の一方の主面に複数の第1柱状体24を備え、センサ電極層30の他方の主面に複数の第2柱状体25を備えている。なお、第2の実施形態において第1の実施形態およびその変形例と同様の箇所には同一の符号を付して説明を省略する。
H<T+D1+D3
(但し、H:内側面11SLと支持面12SLとの間の距離、T:センサ電極層30の厚み、D1:第1柱状体24の高さ、D3:第2柱状体25の高さ)
次に、本技術の第2の実施形態に係る電子機器10Aの動作について説明する。ここでは、図13Aに示すように、側面10SLが押圧されていない状態において、内側面11SLが第1柱状体24をZ軸方向に押圧している場合の電子機器の動作について説明する。
第2の実施形態に係る電子機器10Aでは、側面10SL、10SRが押圧されると、側壁部11L、11Rが微小変形し、内側面11SL、11SRが第1柱状体24を介してセンシング部30SEをZ軸方向に変位させる。この変位によりセンシング部30SEが支持面12SL、12SRに接近するため、センシング部30SEの静電容量が変化する。IC13aは、この静電容量の変化に基づき、側壁部11L、11Rに対する押圧を検出することができる。
第1、第2柱状体24、25の頂部が、図14Aに示すように、R形状などの凸状の曲面を有していてもよい。このような形状の第1、第2柱状体24、25は、例えば、紫外線硬化樹脂などのエネルギー線硬化性樹脂組成物を印刷法によりセンサ電極層30の両主面にドット状などに塗布することで形成される。
[電子機器の構成]
本技術の第3の実施形態に係る電子機器10Bは、図15A、図15Bに示すように、センサ20に代えて、長手方向(X軸方向)に波状を有するセンサ20Bを備える点において、第1の実施形態に係る電子機器10と異なっている。なお、第3の実施形態において第1の実施形態と同様の箇所には同一の符号を付して説明を省略する。
S0<S
E∝ΔS
したがって、少ない応力でセンサ20Bの仮想厚みSを大きく変化させるためには、曲げ剛性Eを小さくすることが好ましい。
次に、本技術の第3の実施形態に係る電子機器10Bの動作について説明する。
第3の実施形態では、センサ20Bを波形状とすることで、内側面11SLおよび支持面12SLからのセンシング部30SEの位置を規定している。したがって、柱状体をなくすことができるので、センサ20Bの構成を簡略化できる。
[電子機器の構成]
本技術の第4の実施形態に係る電子機器10Cは、図17A〜図17Cに示すように、筐体11の側壁部11L、11Rに代えて、筐体11の裏面部11Bにセンサ20Cおよび支持プレート12Bを備える点において、第1の実施形態に係る電子機器10とは異なっている。なお、第4の実施形態において第2の実施形態と同様の箇所には同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本技術の第4の実施形態に係る電子機器10Cの動作について説明する。ここでは、図17Cに示すように、裏面部11Bが押圧されていない状態において、内側面11SBが第1柱状体24の頂部と接していると共に、支持面12SBが第2柱状体25の頂部と接している場合の電子機器10Cの動作について説明する。
第4の実施形態に係る電子機器10Cでは、支持プレート12Bがセンサ20Cの一方の主面が裏面部11Bの内側面11SBに対向するようにセンサ20Cを支持しているので、裏面10SBの押圧を検出することが可能となる。したがって、タッチパネルのような操作を裏面10SBで行えるようになり、電子機器10Cのユーザビリティが向上する。
電子機器10Cが、裏面10SBおよび側面10SL、10SRの両方の変形を検出可能な構成を有していてもよい。すなわち、第1〜第3の実施形態のいずれかと第4の実施形態とを組み合わせてもよい。
上述の第1〜第4の実施形態では、電子機器がスマートフォンである場合を例として説明したが、本技術はこれに限定されるものではなく、筐体などの外装体を有する種々の電子機器に適用可能である。例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ、スマートフォン以外の携帯電話、テレビ、リモートコントローラ、カメラ、ゲーム機器、ナビゲーションシステム、電子書籍、電子辞書、携帯音楽プレイヤー、スマートウオッチやヘッドマウンドディスプレイなどのウェアラブル端末、ラジオ、ステレオ、医療機器、ロボットに適用可能である。
(1)
導体を含む外装体と、
センシング部を有する静電容量式のセンサ電極層と、
前記センサ電極層の一方の面が前記外装体に対向するように前記センサ電極層を支持する、導体を含む支持体と
を備え、
前記センサ電極層と前記外装体の間が離されていると共に、前記センサ電極層と前記支持体の間が離されている電子機器。
(2)
前記センサ電極層と前記外装体の間、および前記センサ電極層と前記支持体の間には空気層が設けられている(1)に記載の電子機器。
(3)
前記センサ電極層と前記外装体の間、および前記センサ電極層と前記支持体の間には複数の柱状体が設けられている(1)または(2)に記載の電子機器。
(4)
前記センサ電極層と前記外装体の間に設けられた前記柱状体の高さD1は、前記外装体と前記センサ電極層の間の距離Dよりも小さい(3)に記載の電子機器。
(5)
前記センサ電極層と前記外装体の間に設けられた前記複数の柱状体は、前記センシング部の中央に設けられた第1柱状体と、前記センシング部間の周縁または外側に設けられた第2柱状体とを含み、
前記第1柱状体の高さD1と前記第2柱状体の高さD2とが、D1<D2の関係を満たす(3)または(4)に記載の電子機器。
(6)
前記外装体と前記支持体の間の距離Hと、前記センサ電極層の厚みT、前記外装体と前記センサ電極層と間に設けられた前記柱状体の高さD1、前記外装体と前記センサ電極層と間に設けられた前記柱状体の高さD3とが、H<T+D1+D3の関係を満たす(3)から(5)のいずれかに記載の電子機器。
(7)
前記センサ電極層は、フレキシブル性を有している(1)から(5)のいずれかに記載の電子機器。
(8)
前記外装体は、該外装体が前記センサ電極層に向けて押圧されることで、前記センサ電極層に向けて変形可能に構成されている(1)から(8)のいずれかに記載の電子機器。
(9)
前記支持体は、前記外装体に固定されている(1)から(9)のいずれかに記載の電子機器。
(10)
前記外装体は、筐体であり、
前記支持体は、前記筐体の内側面に固定されている(1)から(9)のいずれかに記載に電子機器。
(11)
前記筐体の内側面は、前記筐体の側壁部の内側面または裏面部の内側面である(10)に記載の電子機器。
(12)
前記外装体および前記保持体はそれぞれ独立に、導体層により構成されているか、または導体層を含んでいる(1)から(11)のいずれかに記載の電子機器。
(13)
前記センサ電極層は、前記外装体と前記支持体と間において、伸縮可能に保持されている(1)から(12)のいずれかに記載の電子機器。
(14)
前記センサ電極層は、貫通孔を有している(1)から(13)のいずれかに記載の電子機器。
(15)
前記センシング部の静電容量の変化に応じて、電子機器の動作を制御する制御部と
をさらに備える(1)から(14)のいずれかに記載の電子機器。
(16)
表示装置と、
前記センシング部の静電容量の変化に応じて、前記表示装置の画面表示を制御する制御部と
をさらに備える(1)から(14)のいずれかに記載の電子機器。
(17)
導体を含む外装体と、
センシング部を有する静電容量式のセンサ電極層と、
前記センサ電極層の一方の面が前記外装体に対向するように前記センサ電極層を支持する、導体を含む支持体と
を備え、
前記センサ電極層は、波状を有している電子機器。
(18)
前記センサ電極層は、前記外装体および前記支持体により押さえこまれている(17)に記載の電子機器。
(19)
導体を含む基体と、
センシング部を有する静電容量式のセンサ電極層と、
前記センサ電極層の一方の面が前記基体に対向するように前記センサ電極層を支持する、導体を含む支持体と
を備え、
前記センサ電極層と前記基体の間が離されていると共に、前記センサ電極層と前記支持体の間が離されているセンシング装置。
(20)
導体を含む基体と、
センシング部を有する静電容量式のセンサ電極層と、
前記センサ電極層の一方の面が前記基体に対向するように前記センサ電極層を支持する、導体を含む支持体と
を備え、
前記センサ電極層は、波状を有しているセンシング装置。
11 筐体
11B 裏面部
11L、11R 側面部
11SL、11SR、11SB 内側面
12L、12R、12B 支持プレート
12SR、12SL、12SB 支持面
13 基板
13a コントローラIC
13b CPU
14 フロントパネル
14a 表示装置
20、20A、20B、20C センサ
21、24 第1柱状体
22、25 第2柱状体
23 第3柱状体
30 センサ電極層
30SE センシング部
31 基材
32、36 パルス電極(第1電極)
34、37 センス電極(第2電極)
33、35 絶縁層
38 切り欠き部
39 貫通孔
Claims (20)
- 導体を含む外装体と、
センシング部を有する静電容量式のセンサ電極層と、
前記センサ電極層の一方の面が前記外装体に対向するように前記センサ電極層を支持する、導体を含む支持体と
を備え、
前記センサ電極層と前記外装体の間が離されていると共に、前記センサ電極層と前記支持体の間が離されている電子機器。 - 前記センサ電極層と前記外装体の間、および前記センサ電極層と前記支持体の間には空気層が設けられている請求項1に記載の電子機器。
- 前記センサ電極層と前記外装体の間、および前記センサ電極層と前記支持体の間には複数の柱状体が設けられている請求項1に記載の電子機器。
- 前記センサ電極層と前記外装体の間に設けられた前記柱状体の高さD1は、前記外装体と前記センサ電極層の間の距離Dよりも小さい請求項3に記載の電子機器。
- 前記センサ電極層と前記外装体の間に設けられた前記複数の柱状体は、前記センシング部の中央に設けられた第1柱状体と、前記センシング部間の周縁または外側に設けられた第2柱状体とを含み、
前記第1柱状体の高さD1と前記第2柱状体の高さD2とが、D1<D2の関係を満たす請求項3に記載の電子機器。 - 前記外装体と前記支持体の間の距離Hと、前記センサ電極層の厚みT、前記外装体と前記センサ電極層と間に設けられた前記柱状体の高さD1、前記外装体と前記センサ電極層と間に設けられた前記柱状体の高さD3とが、H<T+D1+D3の関係を満たす請求項3に記載の電子機器。
- 前記センサ電極層は、フレキシブル性を有している請求項1に記載の電子機器。
- 前記外装体は、該外装体が前記センサ電極層に向けて押圧されることで、前記センサ電極層に向けて変形可能に構成されている請求項1に記載の電子機器。
- 前記支持体は、前記外装体に固定されている請求項1に記載の電子機器。
- 前記外装体は、筐体であり、
前記支持体は、前記筐体の内側面に固定されている請求項1に記載に電子機器。 - 前記筐体の内側面は、前記筐体の側壁部の内側面または裏面部の内側面である請求項10に記載の電子機器。
- 前記外装体および前記保持体はそれぞれ独立して、導体層により構成されているか、または導体層を含んでいる請求項1に記載の電子機器。
- 前記センサ電極層は、前記外装体と前記支持体と間において、伸縮可能に保持されている請求項1に記載の電子機器。
- 前記センサ電極層は、貫通孔を有している請求項1に記載の電子機器。
- 前記センシング部の静電容量の変化に応じて、電子機器の動作を制御する制御部と
をさらに備える請求項1に記載の電子機器。 - 表示装置と、
前記センシング部の静電容量の変化に応じて、前記表示装置の画面表示を制御する制御部と
をさらに備える請求項1に記載の電子機器。 - 導体を含む外装体と、
センシング部を有する静電容量式のセンサ電極層と、
前記センサ電極層の一方の面が前記外装体に対向するように前記センサ電極層を支持する、導体を含む支持体と
を備え、
前記センサ電極層は、波状を有している電子機器。 - 前記センサ電極層は、前記外装体および前記支持体により押さえこまれている請求項17に記載の電子機器。
- 導体を含む基体と、
センシング部を有する静電容量式のセンサ電極層と、
前記センサ電極層の一方の面が前記基体に対向するように前記センサ電極層を支持する、導体を含む支持体と
を備え、
前記センサ電極層と前記基体の間が離されていると共に、前記センサ電極層と前記支持体の間が離されているセンシング装置。 - 導体を含む基体と、
センシング部を有する静電容量式のセンサ電極層と、
前記センサ電極層の一方の面が前記基体に対向するように前記センサ電極層を支持する、導体を含む支持体と
を備え、
前記センサ電極層は、波状を有しているセンシング装置。
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