JPWO2017195503A1 - 撮像レンズ - Google Patents

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Abstract

第6レンズによる各種収差のさらに効果的な補正、および、光学的全長のさらなる短縮を可能とする。第1レンズ(L1)は正の屈折力を有しており、第5レンズ(L5)および第6レンズ(L6)は負の屈折力を有しており、第1レンズ(L1)の物側面(L1F)は凸形状であり、第2レンズ(L2)、第3レンズ(L3)、第4レンズ(L4)、および第5レンズ(L5)のそれぞれは、物側面および像側面のうち少なくとも一方が非球面であり、第6レンズ(L6)の物側面(L6F)は、凹形状であり、かつ、非球面であり、第6レンズ(L6)の像側面(L6R)は、その有効径に相当する領域の全てが、光学的に平面である。

Description

本発明は、撮像レンズに関する。
従来、レンズが6枚であり、これらの6枚のレンズが、物体側から像面側へと向かって、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズ、第5レンズ、第6レンズの順に配置されている撮像レンズの開発が進んでいる。また、当該撮像レンズにおいて、第6レンズによる各種収差の効果的な補正、および、光学的全長の短縮を主な目的として、第6レンズの像面側の面(以下、「像側面」とも言う)をできるだけ像面と近い位置に配置することが注目されている。
特許文献1に開示されている撮像レンズにおいては、像側面が光学的に平面である第6レンズを用いることによって、第6レンズの像側面全体を、像面と近い位置に配置することができる。なお、「光学的に平面」とは、構造的に平面である構成の他、当該平面上に光の反射率を低減させる微小な(例えばnmオーダーの)凹凸を形成した構成、当該平面をわずかに湾曲させた構成等が挙げられる。これらは、光の透過の変化、もしくは、もたらされる光学特性(屈折力、偏芯等)の変化が撮像レンズにおいて無視できる程度に十分小さい、という共通の特徴点を有している。
国際公開2015/151697号公報(2015年10月8日公開)
特許文献1に開示されている撮像レンズにおいては、バックフォーカスを短くすることに限界があるため、第6レンズの像側面を像面と近い位置に配置することに限界があるという問題が発生する。
本発明は、上記の課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、第6レンズによる各種収差のさらに効果的な補正、および、光学的全長のさらなる短縮を可能とする撮像レンズを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る撮像レンズは、撮像素子の撮像面に物体の像を結像させる撮像レンズであって、前記撮像レンズを構成するレンズは、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズ、第5レンズ、および第6レンズの6枚であり、前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、前記第5レンズ、および前記第6レンズは、物体側から像面側へと向かって、この順に配置されており、前記第1レンズは正の屈折力を有しており、前記第5レンズおよび前記第6レンズは負の屈折力を有しており、前記第1レンズの物体側の面は凸形状であり、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、および前記第5レンズのそれぞれは、物体側の面および像面側の面のうち少なくとも一方が非球面であり、前記第6レンズの物体側の面は、凹形状であり、かつ、非球面であり、前記第6レンズの像面側の面は、その有効径に相当する領域の全てが、光学的に平面であることを特徴としている。
なお、本発明において使用する用語に関し、レンズ面の形状を示す凸形状および凹形状とは、いずれも近軸(撮像レンズの光軸近傍)における形状を指すものと定義する。
本発明の一態様によれば、第6レンズによる各種収差のさらに効果的な補正、および、光学的全長のさらなる短縮が可能となる。
本発明の実施の形態に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図であり、実施例1の構成を示している。 図1に示した撮像レンズの各種収差(球面収差、非点収差、および歪曲収差)を示す収差図である。 本発明の実施の形態に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図であり、実施例2の構成を示している。 図3に示した撮像レンズの各種収差(球面収差、非点収差、および歪曲収差)を示す収差図である。 本発明の実施の形態に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図であり、実施例3の構成を示している。 図5に示した撮像レンズの各種収差(球面収差、非点収差、および歪曲収差)を示す収差図である。 本発明の実施の形態に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図であり、実施例4の構成を示している。 図7に示した撮像レンズの各種収差(球面収差、非点収差、および歪曲収差)を示す収差図である。 本発明の実施の形態に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図であり、実施例5の構成を示している。 図9に示した撮像レンズの各種収差(球面収差、非点収差、および歪曲収差)を示す収差図である。 本発明の実施の形態に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図であり、実施例6の構成を示している。 図11に示した撮像レンズの各種収差(球面収差、非点収差、および歪曲収差)を示す収差図である。 本発明の実施の形態に係る撮像レンズの概略構成を示す断面図であり、実施例7の構成を示している。 図13に示した撮像レンズの各種収差(球面収差、非点収差、および歪曲収差)を示す収差図である。 条件式(1)に係るL6FsagおよびD6の定義を説明するための、第6レンズの断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図1〜図15を参照して説明する。
〔撮像レンズの概略構成〕
図1は、撮像レンズ100aの概略構成を示す断面図である。ここでは、撮像レンズ100aの概略構成について説明する。
撮像レンズ100aは、撮像レンズ100aの像面に配置された、撮像素子(図示しない)の撮像面IMGに物体の像を結像させるものである。すなわち、撮像レンズ100aの像面と撮像面IMGとが一致している。
撮像レンズ100aを構成するレンズの枚数は、6枚である。具体的に、撮像レンズ100aは、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5、および第6レンズL6を備えている。これらの6枚のレンズは、物体側から像面(撮像面IMG)側へと向かって、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5、第6レンズL6の順に配置されている。また、撮像レンズ100aは、開口絞りSTおよび赤外線カットフィルタIRを備えている。また、図1においては、撮像レンズ100aの光軸を、光軸Xとしている。
開口絞りSTは、第1レンズL1の物体側の面(以下、「物側面」とも言う)L1Fを囲むように配置されている。開口絞りSTは、物側面L1Fに入射する光の量を制限することを目的として設けられている。
第1レンズL1は、正の屈折力を有している。第1レンズL1の物側面L1Fは、凸形状である。第1レンズL1の像側面L1Rは、凸形状および凹形状のいずれであってもよい。
第2レンズL2は、負の屈折力を有している。第2レンズL2を負の屈折力とすることにより、第1レンズL1によって発生する球面収差および色収差の補正が容易となる。なお、第2レンズL2は、負の屈折力を有していればよく、第2レンズL2の物側面L2Fが凸形状であるメニスカス形状、物側面L2Fが凹形状であるメニスカス形状、物側面L2Fおよび第2レンズL2の像側面L2Rの両方が凹形状等であってもよい。なお、第2レンズL2が負の屈折力を有していること自体は、撮像レンズ100aにおいて必須でない。また、物側面L2Fおよび像側面L2Rのうち少なくとも一方を非球面とすることにより、より良好な収差補正が可能となる。
第3レンズL3は、正の屈折力または負の屈折力を有している。第3レンズL3の物側面L3Fは、凸形状である。また、第3レンズL3は、物側面L3Fおよび第3レンズL3の像側面L3Rのうち少なくとも一方が非球面であり、好ましくは物側面L3Fおよび像側面L3Rの両方が非球面である。物側面L3Fを凸形状とし、物側面L3Fおよび像側面L3Rの両方を非球面とすることにより、像面湾曲、高次の球面収差、およびコマ収差の補正が容易となる。第3レンズL3は、上述した6枚のレンズの中で屈折力が最も小さく設定されたレンズである。第3レンズL3は、撮像レンズ100a全体の屈折力への影響を小さくしつつ、収差補正の役割を担う。なお、第3レンズL3の形状については、物側面L3Fが凸形状であるメニスカス形状、物側面L3Fおよび像側面L3Rの両方が凸形状等であってもよい。
第4レンズL4は、正の屈折力を有している。第4レンズL4の像側面L4Rは、凸形状である。また、第4レンズL4は、第4レンズL4の物側面L4Fおよび像側面L4Rのうち少なくとも一方が非球面であり、好ましくは物側面L4Fおよび像側面L4Rの両方が非球面である。像側面L4Rを凸形状とし、物側面L4Fおよび像側面L4Rの両方を非球面とすることにより、光軸X近傍から周辺部に至るまで、第4レンズL4から出射される光線を小さな屈折角で第5レンズL5に導くことができる。この結果、撮像レンズ100aにおいては、諸収差の補正が容易となる。また、物側面L4Fを非球面とすることにより、非点収差および像面湾曲の補正が容易となる。さらに、第4レンズL4に正の屈折力を設定し、第1レンズL1とバランスよく配置することによって、撮像レンズ100aの光学的全長を短縮することが可能となる。但し、第4レンズL4が正の屈折力を有していること自体は、撮像レンズ100aにおいて必須でない。
第5レンズL5は、負の屈折力を有している。第5レンズL5の像側面L5Rは、凹形状である。また、第5レンズL5は、第5レンズL5の物側面L5Fおよび像側面L5Rのうち少なくとも一方が非球面であり、好ましくは物側面L5Fおよび像側面L5Rの両方が非球面である。さらに、像側面L5Rは、光軸Xから離れた位置において接平面が光軸Xと垂直に交わる極点polを有する非球面を含んでいることが好ましい。像側面L5Rを凹形状とし、かつ、当該極点polを有する非球面形状とすることにより、テレフォト性を維持しながら、像面湾曲および歪曲収差の補正と、第6レンズL6によるCRA(Chief Ray Angle:主光線が撮像面IMGへ入射する角度)の制御とを容易に実行することができる。
第6レンズL6は、負の屈折力を有している。第6レンズL6の物側面L6Fは、凹形状、かつ、非球面である。一方、第6レンズL6の像側面L6Rは、その有効径に相当する領域の全て(ここでは、全面)が、光学的に平面である。なお、「光学的に平面」とは、構造的に平面である構成の他、当該平面上に光の反射率を低減させる微小な(例えばnmオーダーの)凹凸を形成した構成、当該平面をわずかに湾曲させた構成等が挙げられる。これらは、光の透過の変化、もしくは、もたらされる光学特性(屈折力、偏芯等)の変化が撮像レンズにおいて無視できる程度に十分小さい、という共通の特徴点を有している。像側面L6Rと撮像面IMGとの離間距離は、0.1mm以下であることが好ましい。第6レンズL6を撮像面IMGに近づけることにより、光軸X上への収差の影響を小さくしつつ、周辺部の収差補正が容易となる。
赤外線カットフィルタIRは、第5レンズL5と第6レンズL6との間に配置されている。赤外線カットフィルタIRは、赤外線から撮像面IMGを保護したり、モアレを抑制したりする機能を有している。
撮像レンズ100aは、第1レンズL1を正の屈折力とし、第5レンズL5および第6レンズL6を負の屈折力とすることにより、テレフォト性を持たせ、光学的全長を短く抑えている。
第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、および第5レンズL5はそれぞれ、最適な屈折力を配分すると共に、物側面(物側面L2F〜物側面L5F)および像側面(像側面L2R〜像側面L5R)のうち少なくとも一方が非球面である。これにより、撮像レンズ100aの、球面収差、色収差、コマ収差、非点収差、および歪曲収差を補正することができる。
物側面L6Fは、主光線が撮像面IMGに入射する角度が適切となるように、非球面形状を設定する。
像側面L6Rは、光学的に平面であるため、撮像面IMGに近接または一致するように配置することが可能である。従って、撮像レンズ100aにおいては、バックフォーカスを非常に小さな値とすることが可能となり、撮像レンズ100aの光学的全長の短縮化を実現することができる。
第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、および第5レンズL5の集合を前群とし、第6レンズL6を後群としたとき、光軸Xに沿って前群を移動させることができるように、撮像レンズ100aが構成されていてもよい。これにより、撮像レンズ100aは、オートフォーカス機能に対応することが可能である。
また、撮像面IMGに対して平行な方向に前群を移動させることができるように、撮像レンズ100aが構成されていてもよい。これにより、撮像レンズ100aは、手振れ補正機能(いわゆる、レンズシフト方式)に対応することが可能である。
すなわち、第1レンズL1〜第5レンズL5をユニット化し、第6レンズL6および撮像素子をユニット化することにより、オートフォーカス機能、手振れ補正機能、あるいはそれらの両方を備えた撮像モジュールを構成することが可能となる。この場合、第1レンズL1〜第6レンズL6を一体的に移動させる従来の構造と比較して、レンズ1枚分、および第6レンズL6を移動可能に保持する構造が不要となる分、軽量化が可能となる。従って、オートフォーカス機能や手振れ補正機能を実現するためのアクチュエータの消費電力を小さく抑えることが可能となる。特に、携帯端末においては、バッテリー消費の抑制に寄与する。
また、テレフォト性を重視した撮像レンズ100aにおいて低背化を達成しようとする際、第6レンズL6の径は、撮像面IMGの面積に依存することとなり、第1レンズL1〜第5レンズL5の径より大きくなりやすい。従来の技術では、第1レンズL1〜第6レンズL6を1つの鏡筒に収めると、鏡筒の外径は第6レンズL6の外径より大きくせざるを得なかった。しかし、撮像レンズ100aにおいて、第1レンズL1〜第5レンズL5をユニット化する構成を採用することにより、従来のレンズが6枚である撮像モジュールと比較して、鏡筒を小径化することが可能となる。
ここで、撮像レンズ100aは、以下の条件式(1)〜(10)を満足するように構成されていることが好ましい。
|L6Fsag|/D6<1.2 ・・・(1)
0.2<T5/ih<0.5 ・・・(2)
0.6<f1/f<1.8 ・・・(3)
−3.3<f2/f<−1.0 ・・・(4)
1.0<|f3/f| ・・・(5)
0.5<f1/f4<2.0 ・・・(6)
(f5+f6)/f<−2.0 ・・・(7)
50<νd1<70 ・・・(8)
20<νd2<30 ・・・(9)
0.5<TTL/2ih<1.0 ・・・(10)
L6Fsagは、物側面L6Fの非球面サグ量の最大値(図15参照)である。D6は、光軸X上における第6レンズL6の厚み(図15参照)である。T5は、光軸X上における、像側面L5Rと物側面L6Fとの離間距離(図1参照)である。ihは、撮像レンズ100aの最大像高(図1参照)である。fは、撮像レンズ100a(撮像レンズ全系)の焦点距離である。f1は、第1レンズL1の焦点距離である。f2は、第2レンズL2の焦点距離である。f3は、第3レンズL3の焦点距離である。f4は、第4レンズL4の焦点距離である。f5は、第5レンズL5の焦点距離である。f6は、第6レンズL6の焦点距離である。νd1は、第1レンズL1のd線(波長587.6nm)に対するアッベ数である。νd2は、第2レンズL2のd線に対するアッベ数である。TTLは、光軸X上における、物側面L1Fと撮像面IMGとの離間距離(図1参照:換言すれば、光学的全長)である。
条件式(1)は、第6レンズL6の形状を規定するものであり、条件式(1)の範囲を満足することにより、第6レンズL6の偏肉比が増大することを抑え、第6レンズL6の成形時の流動性を良好なものとすることができる。
条件式(2)は、第5レンズL5と第6レンズL6との間隔を適切に規定し、CRAを適切に制御すると共に、諸収差を良好に補正するための条件である。また、第5レンズL5と第6レンズL6との間に赤外線カットフィルタIR等の部材を配置する場合は、当該部材を配置するスペースを確保するための条件でもある。条件式(2)の範囲を満足することにより、撮像レンズ100aの低背化を実現しつつ、CRAの良好な制御および諸収差の補正が可能となる。なお、第5レンズL5と第6レンズL6との間に赤外線カットフィルタIRを配置する場合、条件式(2)の数値範囲は赤外線カットフィルタIRの厚みを空気換算した値とすることに注意されたい。
条件式(3)は、撮像レンズ100aの焦点距離に対する第1レンズL1の焦点距離を、条件式(4)は、撮像レンズ100aの焦点距離に対する第2レンズL2の焦点距離を、それぞれ規定するものである。条件式(3)および(4)は、撮像レンズ100aの低背化と、撮像レンズ100aの球面収差および色収差の補正とに有効な条件である。
f1/fが条件式(3)に係る上限値を上回る場合、第1レンズL1の屈折力が相対的に弱まるため、撮像レンズ100aの低背化に不利となる。
一方、f1/fが条件式(3)に係る下限値を下回る場合、第1レンズL1の屈折力が強くなりすぎ、撮像レンズ100aの球面収差および色収差の発生量が増大すると共に、撮像レンズ100aの製造公差に対する感度が高くなるため好ましくない。
f2/fが条件式(4)に係る上限値を上回る場合、第2レンズL2の負の屈折力が弱まるため、撮像レンズ100aの球面収差および色収差の補正が不足する。
一方、f2/fが条件式(4)に係る下限値を下回る場合、第2レンズL2の負の屈折力が強くなりすぎ、撮像レンズ100aの球面収差および色収差の補正が過剰となり、コマ収差も悪化するため好ましくない。
条件式(5)は、撮像レンズ100aの焦点距離に対する第3レンズL3の焦点距離を規定するものである。条件式(5)の範囲を満足することにより、近軸における屈折力を弱く抑え、第3レンズL3の光軸X上における色収差の発生を抑制することができる。
条件式(6)は、第1レンズL1の焦点距離と第4レンズL4の焦点距離とのバランスを最適化することにより、撮像レンズ100aの低背化を実現しつつ、光軸X上における第5レンズL5と撮像面IMGとの離間距離を最適化し、収差の発生を抑制するための条件である。
f1/f4が条件式(6)に係る上限値を上回る場合、第1レンズL1の屈折力が相対的に弱くなり、第4レンズL4の屈折力が相対的に強くなるため、撮像レンズ100aの主点位置が像面側に移動することで撮像レンズ100aの光学的全長が長くなる。また、この場合、第4レンズL4における高次の球面収差が発生しやすくなる。
一方、f1/f4が条件式(6)に係る下限値を下回る場合、第1レンズL1の屈折力が相対的に強くなり、第4レンズL4の屈折力が相対的に弱くなるため、第1レンズL1における高次の球面収差が発生しやすくなる。また、この場合、像側面L5Rが撮像面IMGに近づくため、赤外線カットフィルタIRや第6レンズL6を配置するスペースに制約が生じやすい。
条件式(6)の範囲を満足することにより、それぞれのレンズの製造公差に対する感度を低減し、高次の球面収差の発生を抑制し、第5レンズL5による像面湾曲の補正機能や、第6レンズL6によるCRAの制御機能等を良好に行うことができる。
条件式(7)は、撮像レンズ100aの焦点距離に対する、第5レンズL5の焦点距離と第6レンズL6の焦点距離との和を適切な範囲に規定するものであり、撮像レンズ100aの低背化に有効な条件である。条件式(7)の範囲を満足することにより、撮像レンズ100aに占める第5レンズL5および第6レンズL6の負の屈折力が適切なものとなり、テレフォト性を維持して撮像レンズ100aの低背化が可能となる。
条件式(8)および(9)は、第1レンズL1のアッベ数および第2レンズL2のアッベ数を適切な範囲に規定するものである。第1レンズL1に低分散の材料を使用し、第2レンズL2に高分散の材料を使用することによって、色収差の補正を良好に行うことができる。
条件式(10)は、撮像レンズ100aの光学的全長と最大像高との比を適切な範囲に規定するものである。条件式(10)の範囲を満足することにより、光学的全長を短く抑えて低背化を実現すると共に、レンズの厚みや形状的な自由度を阻害することなく、諸収差の良好な補正やCRAの制御、さらに安定した製造歩留まりを維持することができる。
撮像レンズ100aは、条件式(1)〜(10)について、それぞれ、より好ましくは、条件式(11)〜(20)を満足する。
|L6Fsag|/D6<1.1 ・・・(11)
0.25<T5/ih<0.45 ・・・(12)
0.7<f1/f<1.7 ・・・(13)
−3.0<f2/f<−1.2 ・・・(14)
1.2<|f3/f| ・・・(15)
0.6<f1/f4<1.7 ・・・(16)
(f5+f6)/f<−2.4 ・・・(17)
50<νd1<60 ・・・(18)
20<νd2<28 ・・・(19)
0.55<TTL/2ih<0.8 ・・・(20)
撮像レンズ100aは、条件式(1)〜(10)について、それぞれ、さらに好ましくは、条件式(21)〜(30)を満足する。
|L6Fsag|/D6≦0.93 ・・・(21)
0.31≦T5/ih≦0.41 ・・・(22)
0.84≦f1/f≦1.38 ・・・(23)
−2.53≦f2/f≦−1.52 ・・・(24)
1.37≦|f3/f| ・・・(25)
0.71≦f1/f4≦1.45 ・・・(26)
(f5+f6)/f≦−2.94 ・・・(27)
52<νd1<58 ・・・(28)
21<νd2<27 ・・・(29)
0.62≦TTL/2ih≦0.75 ・・・(30)
実施例として、以下の実施例1〜実施例7にそれぞれ示す、撮像レンズ100a〜撮像レンズ100gを作成した。以下、各撮像レンズ100a〜撮像レンズ100gについて説明を行う。
〔実施例1〕
実施例1に係る撮像レンズ100aの概略構成は、項目〔撮像レンズの概略構成〕にて上述したとおりである。
図2は、撮像レンズ100aの各種収差(球面収差、非点収差、および歪曲収差)を示す収差図である。
なお、図2に示す球面収差図において、Fなる表記はF線(波長486.1nm)に対する特性を意味しており、dなる表記はd線に対する特性を意味しており、Cなる表記はC線(波長656.3nm)に対する特性を意味している。また、図2に示す非点収差図において、Sなる表記はサジタル像面の特性を意味しており、Tなる表記はタンジェンシャル像面の特性を意味している。これらの各表記は、後述する図4、図6、図8、図10、図12、および図14においても、図2と同様の意味で使用している。
図2によれば、撮像レンズ100aにおいては、各種収差が良好に補正されていることが分かる。
また、撮像レンズ100aの設計式を、下記の表1に示している。なお、表1において、Fnoなる表記はFナンバー(F値)を意味しており、ωなる表記は画角を意味しており、物面なる表記は物体側を意味しており、像面なる表記は像面側を意味している。また、表1において、kなる表記は表1に併せて示した非球面式におけるコーニック(円錐)係数Kを意味しており、Ai(iは4以上の偶数)なる表記は同非球面式におけるi次の非球面係数Aiを意味している。また、同非球面式において、Zは光軸X方向の座標であり、xは光軸Xに対する法線方向の座標であり、Rは曲率半径(対応する曲率の逆数)である。さらに、表1において、屈折率(比屈折率)Ndおよびアッベ数νdは、d線に対する特性である。また、表1において、aEb(aおよびbは任意の数)なる表記はa×10を意味している。これらの各表記は、後述する表2〜表7においても、表1と同様の意味で使用している。
Figure 2017195503
〔実施例2〕
図3は、実施例2に係る撮像レンズ100bの構成を示す断面図である。撮像レンズ100bの概略構成は、図1に示す撮像レンズ100aと同様である。
図4は、撮像レンズ100bの各種収差(球面収差、非点収差、および歪曲収差)を示す収差図である。
図4によれば、撮像レンズ100bにおいては、各種収差が良好に補正されていることが分かる。
また、撮像レンズ100bの設計式を、下記の表2に示している。
Figure 2017195503
〔実施例3〕
図5は、実施例3に係る撮像レンズ100cの構成を示す断面図である。撮像レンズ100cの概略構成は、図1に示す撮像レンズ100aと同様である。
図6は、撮像レンズ100cの各種収差(球面収差、非点収差、および歪曲収差)を示す収差図である。
図6によれば、撮像レンズ100cにおいては、各種収差が良好に補正されていることが分かる。
また、撮像レンズ100cの設計式を、下記の表3に示している。
Figure 2017195503
〔実施例4〕
図7は、実施例4に係る撮像レンズ100dの構成を示す断面図である。撮像レンズ100dの概略構成は、図1に示す撮像レンズ100aと同様である。
図8は、撮像レンズ100dの各種収差(球面収差、非点収差、および歪曲収差)を示す収差図である。
図8によれば、撮像レンズ100dにおいては、各種収差が良好に補正されていることが分かる。
また、撮像レンズ100dの設計式を、下記の表4に示している。
Figure 2017195503
〔実施例5〕
図9は、実施例5に係る撮像レンズ100eの構成を示す断面図である。撮像レンズ100eの概略構成は、図1に示す撮像レンズ100aと同様である。
図10は、撮像レンズ100eの各種収差(球面収差、非点収差、および歪曲収差)を示す収差図である。
図10によれば、撮像レンズ100eにおいては、各種収差が良好に補正されていることが分かる。
また、撮像レンズ100eの設計式を、下記の表5に示している。
Figure 2017195503
〔実施例6〕
図11は、実施例6に係る撮像レンズ100fの構成を示す断面図である。撮像レンズ100fの概略構成は、図1に示す撮像レンズ100aと同様である。
図12は、撮像レンズ100fの各種収差(球面収差、非点収差、および歪曲収差)を示す収差図である。
図12によれば、撮像レンズ100fにおいては、各種収差が良好に補正されていることが分かる。
また、撮像レンズ100fの設計式を、下記の表6に示している。
Figure 2017195503
〔実施例7〕
図13は、実施例7に係る撮像レンズ100gの構成を示す断面図である。図13に示す撮像レンズ100gは、赤外線カットフィルタIRを備えていない。赤外線カットフィルタIRを備えていない点を除けば、撮像レンズ100gの概略構成は、図1に示す撮像レンズ100aと同様である。
図14は、撮像レンズ100gの各種収差(球面収差、非点収差、および歪曲収差)を示す収差図である。
図14によれば、撮像レンズ100gにおいては、各種収差が良好に補正されていることが分かる。
また、撮像レンズ100gの設計式を、下記の表7に示している。
Figure 2017195503
〔実施例1〜実施例7の総括〕
実施例1〜実施例7(すなわち、撮像レンズ100a〜撮像レンズ100g)について、下記の各値を、表8に示している。
|L6Fsag|/D6(条件式(1)参照)
T5/ih(条件式(2)参照)
f1/f(条件式(3)参照)
f2/f(条件式(4)参照)
|f3/f|(条件式(5)参照)
f1/f4(条件式(6)参照)
(f5+f6)/f(条件式(7)参照)
νd1(条件式(8)参照)
νd2(条件式(9)参照)
TTL/2ih(条件式(10)参照)
Figure 2017195503
また、実施例1〜実施例7について、各撮像レンズ100a〜撮像レンズ100gの詳細な構成の対比を、表9に示している。なお、表9において、平なる表記は平面を意味しており、ASなる表記は非球面を意味している。また、表9において、polなる表記は光軸Xから離れた位置において接平面が光軸Xと垂直に交わる極点を有する非球面を含んでいることを意味している。
Figure 2017195503
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る撮像レンズは、撮像素子の撮像面に物体の像を結像させる撮像レンズであって、前記撮像レンズを構成するレンズは、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズ、第5レンズ、および第6レンズの6枚であり、前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、前記第5レンズ、および前記第6レンズは、物体側から像面側へと向かって、この順に配置されており、前記第1レンズは正の屈折力を有しており、前記第5レンズおよび前記第6レンズは負の屈折力を有しており、前記第1レンズの物体側の面は凸形状であり、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、および前記第5レンズのそれぞれは、物体側の面および像面側の面のうち少なくとも一方が非球面であり、前記第6レンズの物体側の面は、凹形状であり、かつ、非球面であり、前記第6レンズの像面側の面は、その有効径に相当する領域の全てが、光学的に平面である。
上記の構成によれば、第1レンズを正の屈折力とし、第5レンズおよび第6レンズを負の屈折力とすることにより、テレフォト性を持たせ、光学的全長を短く抑えている。
第2レンズ、第3レンズ、第4レンズ、および第5レンズはそれぞれ、最適な屈折力を配分すると共に、物体側の面および像面側の面のうち少なくとも一方が非球面である。これにより、撮像レンズの、球面収差、色収差、コマ収差、非点収差、および歪曲収差を補正することができる。
第6レンズの物体側の面は、主光線が撮像面に入射する角度が適切となるように、非球面形状を設定する。
第6レンズの像面側の面は、光学的に平面であるため、撮像面に近接または一致するように配置することが可能である。従って、上記の構成によれば、バックフォーカスを非常に小さな値とすることが可能となり、撮像レンズの光学的全長の短縮化を実現することができる。
本発明の態様2に係る撮像レンズは、上記態様1において、前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、および前記第5レンズの集合を前群とし、前記第6レンズを後群としたとき、前記撮像レンズの光軸に沿って前記前群を移動させることができるように構成されていてもよい。
本発明の態様3に係る撮像レンズは、上記態様1または2において、前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、および前記第5レンズの集合を前群とし、前記第6レンズを後群としたとき、前記撮像面に対して平行な方向に前記前群を移動させることができるように構成されていてもよい。
上記の構成によれば、第1レンズ〜第5レンズをユニット化し、第6レンズおよび撮像素子をユニット化することにより、オートフォーカス機能、手振れ補正機能、あるいはそれらの両方を備えた撮像モジュールを構成することが可能となる。この場合、第1レンズ〜第6レンズを一体的に移動させる従来の構造と比較して、レンズ1枚分、および第6レンズを移動可能に保持する構造が不要となる分、軽量化が可能となる。従って、オートフォーカス機能や手振れ補正機能を実現するためのアクチュエータの消費電力を小さく抑えることが可能となる。特に、携帯端末においては、バッテリー消費の抑制に寄与する。
また、テレフォト性を重視した撮像レンズにおいて低背化を達成しようとする際、第6レンズの径は、撮像面の面積に依存することとなり、第1レンズ〜第5レンズの径より大きくなりやすい。従来の技術では、第1レンズ〜第6レンズを1つの鏡筒に収めると、鏡筒の外径は第6レンズの外径より大きくせざるを得なかった。しかし、上記の構成によれば、第1レンズ〜第5レンズをユニット化する構成を採用することにより、従来のレンズが6枚である撮像モジュールと比較して、鏡筒を小径化することが可能となる。
本発明の態様4に係る撮像レンズは、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記第6レンズの像面側の面と前記撮像面との離間距離が0.1mm以下である。
上記の構成によれば、第6レンズを撮像面に近づけることにより、撮像レンズの光軸上への収差の影響を小さくしつつ、周辺部の収差補正が容易となる。
本発明の態様5に係る撮像レンズは、上記態様1から4のいずれかにおいて、前記第6レンズの物体側の面の非球面サグ量の最大値をL6Fsagとし、前記撮像レンズの光軸上における前記第6レンズの厚みをD6とすると、以下の条件式(1)
|L6Fsag|/D6<1.2 ・・・(1)
を満足するように構成されている。
条件式(1)は、第6レンズの形状を規定するものであり、条件式(1)の範囲を満足することにより、第6レンズの偏肉比が増大することを抑え、第6レンズの成形時の流動性を良好なものとすることができる。
本発明の態様6に係る撮像レンズは、上記態様1から5のいずれかにおいて、前記撮像レンズの光軸上における、前記第5レンズの像面側の面と前記第6レンズの物体側の面との離間距離をT5とし、最大像高をihとすると、以下の条件式(2)
0.2<T5/ih<0.5 ・・・(2)
を満足するように構成されている。
条件式(2)は、第5レンズと第6レンズとの間隔を適切に規定し、CRAを適切に制御すると共に、諸収差を良好に補正するための条件である。また、第5レンズと第6レンズとの間に赤外線カットフィルタ等の部材を配置する場合は、当該部材を配置するスペースを確保するための条件でもある。条件式(2)の範囲を満足することにより、撮像レンズの低背化を実現しつつ、CRAの良好な制御および諸収差の補正が可能となる。
本発明の態様7に係る撮像レンズは、上記態様1から6のいずれかにおいて、前記第2レンズは負の屈折力を有している。
上記の構成によれば、第2レンズを負の屈折力とすることにより、第1レンズによって発生する球面収差および色収差の補正が容易となる。
本発明の態様8に係る撮像レンズは、上記態様1から7のいずれかにおいて、前記第3レンズは、その物体側の面が凸形状であり、かつ、その物体側の面および像面側の面の両方が非球面である。
上記の構成によれば、第3レンズの物体側の面を凸形状とし、第3レンズの物体側の面および像面側の面の両方を非球面とすることにより、像面湾曲、高次の球面収差、およびコマ収差の補正が容易となる。
本発明の態様9に係る撮像レンズは、上記態様1から8のいずれかにおいて、前記第4レンズは、その像面側の面が凸形状であり、正の屈折力を有しており、その物体側の面および像面側の面の両方が非球面である。
上記の構成によれば、第4レンズの像面側の面を凸形状とし、第4レンズの物体側の面および像面側の面の両方を非球面とすることにより、撮像レンズの光軸近傍から周辺部に至るまで、第4レンズから出射される光線を小さな屈折角で第5レンズに導くことができる。この結果、上記の構成によれば、諸収差の補正が容易となる。また、第4レンズの物体側の面を非球面とすることにより、非点収差および像面湾曲の補正が容易となる。さらに、第4レンズに正の屈折力を設定し、第1レンズとバランスよく配置することによって、撮像レンズの光学的全長を短縮することが可能となる。
本発明の態様10に係る撮像レンズは、上記態様1から9のいずれかにおいて、前記第5レンズの像面側の面は、凹形状であり、かつ、前記撮像レンズの光軸から離れた位置において接平面が当該光軸と垂直に交わる極点を有する非球面を含んでいる。
上記の構成によれば、第5レンズの像面側の面を凹形状とし、かつ、撮像レンズの光軸から離れた位置において接平面が光軸と垂直に交わる極点を有する非球面形状とすることにより、テレフォト性を維持しながら、像面湾曲および歪曲収差の補正と、第6レンズによるCRAの制御とを容易に実行することができる。
本発明の態様11に係る撮像レンズは、上記態様1から10のいずれかにおいて、前記撮像レンズの焦点距離をfとし、前記第1レンズの焦点距離をf1とし、前記第2レンズの焦点距離をf2とすると、以下の条件式(3)および(4)
0.6<f1/f<1.8 ・・・(3)
−3.3<f2/f<−1.0 ・・・(4)
を満足するように構成されている。
条件式(3)は、撮像レンズの焦点距離に対する第1レンズの焦点距離を、条件式(4)は、撮像レンズの焦点距離に対する第2レンズの焦点距離を、それぞれ規定するものである。条件式(3)および(4)は、撮像レンズの低背化と、撮像レンズの球面収差および色収差の補正とに有効な条件である。
f1/fが条件式(3)に係る上限値を上回る場合、第1レンズの屈折力が相対的に弱まるため、撮像レンズの低背化に不利となる。
一方、f1/fが条件式(3)に係る下限値を下回る場合、第1レンズの屈折力が強くなりすぎ、撮像レンズの球面収差および色収差の発生量が増大すると共に、撮像レンズの製造公差に対する感度が高くなるため好ましくない。
f2/fが条件式(4)に係る上限値を上回る場合、第2レンズの負の屈折力が弱まるため、撮像レンズの球面収差および色収差の補正が不足する。
一方、f2/fが条件式(4)に係る下限値を下回る場合、第2レンズの負の屈折力が強くなりすぎ、撮像レンズの球面収差および色収差の補正が過剰となり、コマ収差も悪化するため好ましくない。
本発明の態様12に係る撮像レンズは、上記態様1から11のいずれかにおいて、前記撮像レンズの焦点距離をfとし、前記第3レンズの焦点距離をf3とすると、以下の条件式(5)
1.0<|f3/f| ・・・(5)
を満足するように構成されている。
条件式(5)は、撮像レンズの焦点距離に対する第3レンズの焦点距離を規定するものである。条件式(5)の範囲を満足することにより、近軸における屈折力を弱く抑え、第3レンズの、撮像レンズの光軸上における色収差の発生を抑制することができる。
本発明の態様13に係る撮像レンズは、上記態様1から12のいずれかにおいて、前記第1レンズの焦点距離をf1とし、前記第4レンズの焦点距離をf4とすると、以下の条件式(6)
0.5<f1/f4<2.0 ・・・(6)
を満足するように構成されている。
条件式(6)は、第1レンズの焦点距離と第4レンズの焦点距離とのバランスを最適化することにより、撮像レンズの低背化を実現しつつ、撮像レンズの光軸上における第5レンズと撮像面との離間距離を最適化し、収差の発生を抑制するための条件である。
f1/f4が条件式(6)に係る上限値を上回る場合、第1レンズの屈折力が相対的に弱くなり、第4レンズの屈折力が相対的に強くなるため、撮像レンズの主点位置が像面側に移動することで撮像レンズの光学的全長が長くなる。また、この場合、第4レンズにおける高次の球面収差が発生しやすくなる。
一方、f1/f4が条件式(6)に係る下限値を下回る場合、第1レンズの屈折力が相対的に強くなり、第4レンズの屈折力が相対的に弱くなるため、第1レンズにおける高次の球面収差が発生しやすくなる。また、この場合、第5レンズの像面側の面が撮像面に近づくため、赤外線カットフィルタや第6レンズを配置するスペースに制約が生じやすい。
条件式(6)の範囲を満足することにより、それぞれのレンズの製造公差に対する感度を低減し、高次の球面収差の発生を抑制し、第5レンズによる像面湾曲の補正機能や、第6レンズによるCRAの制御機能等を良好に行うことができる。
本発明の態様14に係る撮像レンズは、上記態様1から13のいずれかにおいて、前記撮像レンズの焦点距離をfとし、前記第5レンズの焦点距離をf5とし、前記第6レンズの焦点距離をf6とすると、以下の条件式(7)
(f5+f6)/f<−2.0 ・・・(7)
を満足するように構成されている。
条件式(7)は、撮像レンズの焦点距離に対する、第5レンズの焦点距離と第6レンズの焦点距離との和を適切な範囲に規定するものであり、撮像レンズの低背化に有効な条件である。条件式(7)の範囲を満足することにより、撮像レンズに占める第5レンズおよび第6レンズの負の屈折力が適切なものとなり、テレフォト性を維持して撮像レンズの低背化が可能となる。
本発明の態様15に係る撮像レンズは、上記態様1から14のいずれかにおいて、前記第1レンズのd線に対するアッベ数をνd1とし、前記第2レンズのd線に対するアッベ数をνd2とすると、以下の条件式(8)および(9)
50<νd1<70 ・・・(8)
20<νd2<30 ・・・(9)
を満足するように構成されている。
条件式(8)および(9)は、第1レンズのアッベ数および第2レンズのアッベ数を適切な範囲に規定するものである。第1レンズに低分散の材料を使用し、第2レンズに高分散の材料を使用することによって、色収差の補正を良好に行うことができる。
本発明の態様16に係る撮像レンズは、上記態様1から15のいずれかにおいて、前記撮像レンズの光軸上における、前記第1レンズの物体側の面と前記撮像面との離間距離をTTLとし、最大像高をihとすると、以下の条件式(10)
0.5<TTL/2ih<1.0 ・・・(10)
を満足するように構成されている。
条件式(10)は、撮像レンズの光学的全長と最大像高との比を適切な範囲に規定するものである。条件式(10)の範囲を満足することにより、光学的全長を短く抑えて低背化を実現すると共に、レンズの厚みや形状的な自由度を阻害することなく、諸収差の良好な補正やCRAの制御、さらに安定した製造歩留まりを維持することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
100a〜100g 撮像レンズ
IMG 撮像面
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
L6 第6レンズ
L1F〜L6F 物側面(物体側の面)
L1R〜L6R 像側面(像面側の面)
X 光軸
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る撮像レンズは、撮像素子の撮像面に物体の像を結像させる撮像レンズであって、前記撮像レンズを構成するレンズは、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズ、第5レンズ、および第6レンズの6枚であり、前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、前記第5レンズ、および前記第6レンズは、物体側から像面側へと向かって、この順に配置されており、前記第1レンズは正の屈折力を有しており、前記第5レンズおよび前記第6レンズは負の屈折力を有しており、前記第1レンズの物体側の面は凸形状であり、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、および前記第5レンズのそれぞれは、物体側の面および像面側の面のうち少なくとも一方が非球面であり、前記第6レンズの物体側の面は、凹形状であり、かつ、非球面であり、前記第6レンズの像面側の面は、その有効径に相当する領域の全てが、光学的に平面であり、前記撮像レンズの光軸上における、前記第5レンズの像面側の面と前記第6レンズの物体側の面との離間距離をT5とし、最大像高をihとし、前記第1レンズの焦点距離をf1とし、前記第4レンズの焦点距離をf4とすると、以下の条件式
0.2<T5/ih<0.5
0.5<f1/f4<2.0
を満足するように構成されていることを特徴としている。

Claims (16)

  1. 撮像素子の撮像面に物体の像を結像させる撮像レンズであって、
    前記撮像レンズを構成するレンズは、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズ、第5レンズ、および第6レンズの6枚であり、
    前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、前記第5レンズ、および前記第6レンズは、物体側から像面側へと向かって、この順に配置されており、
    前記第1レンズは正の屈折力を有しており、
    前記第5レンズおよび前記第6レンズは負の屈折力を有しており、
    前記第1レンズの物体側の面は凸形状であり、
    前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、および前記第5レンズのそれぞれは、物体側の面および像面側の面のうち少なくとも一方が非球面であり、
    前記第6レンズの物体側の面は、凹形状であり、かつ、非球面であり、
    前記第6レンズの像面側の面は、その有効径に相当する領域の全てが、光学的に平面であることを特徴とする撮像レンズ。
  2. 前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、および前記第5レンズの集合を前群とし、前記第6レンズを後群としたとき、前記撮像レンズの光軸に沿って前記前群を移動させることができるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
  3. 前記第1レンズ、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズ、および前記第5レンズの集合を前群とし、前記第6レンズを後群としたとき、前記撮像面に対して平行な方向に前記前群を移動させることができるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像レンズ。
  4. 前記第6レンズの像面側の面と前記撮像面との離間距離が0.1mm以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  5. 前記第6レンズの物体側の面の非球面サグ量の最大値をL6Fsagとし、前記撮像レンズの光軸上における前記第6レンズの厚みをD6とすると、以下の条件式
    |L6Fsag|/D6<1.2
    を満足するように構成されていることを特徴とする請求項1または4に記載の撮像レンズ。
  6. 前記撮像レンズの光軸上における、前記第5レンズの像面側の面と前記第6レンズの物体側の面との離間距離をT5とし、最大像高をihとすると、以下の条件式
    0.2<T5/ih<0.5
    を満足するように構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  7. 前記第2レンズは負の屈折力を有していることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  8. 前記第3レンズは、その物体側の面が凸形状であり、かつ、その物体側の面および像面側の面の両方が非球面であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  9. 前記第4レンズは、その像面側の面が凸形状であり、正の屈折力を有しており、その物体側の面および像面側の面の両方が非球面であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  10. 前記第5レンズの像面側の面は、凹形状であり、かつ、前記撮像レンズの光軸から離れた位置において接平面が当該光軸と垂直に交わる極点を有する非球面を含んでいることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  11. 前記撮像レンズの焦点距離をfとし、前記第1レンズの焦点距離をf1とし、前記第2レンズの焦点距離をf2とすると、以下の条件式
    0.6<f1/f<1.8
    −3.3<f2/f<−1.0
    を満足するように構成されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  12. 前記撮像レンズの焦点距離をfとし、前記第3レンズの焦点距離をf3とすると、以下の条件式
    1.0<|f3/f|
    を満足するように構成されていることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  13. 前記第1レンズの焦点距離をf1とし、前記第4レンズの焦点距離をf4とすると、以下の条件式
    0.5<f1/f4<2.0
    を満足するように構成されていることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  14. 前記撮像レンズの焦点距離をfとし、前記第5レンズの焦点距離をf5とし、前記第6レンズの焦点距離をf6とすると、以下の条件式
    (f5+f6)/f<−2.0
    を満足するように構成されていることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  15. 前記第1レンズのd線に対するアッベ数をνd1とし、前記第2レンズのd線に対するアッベ数をνd2とすると、以下の条件式
    50<νd1<70
    20<νd2<30
    を満足するように構成されていることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  16. 前記撮像レンズの光軸上における、前記第1レンズの物体側の面と前記撮像面との離間距離をTTLとし、最大像高をihとすると、以下の条件式
    0.5<TTL/2ih<1.0
    を満足するように構成されていることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
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