JP6066179B2 - 撮像レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、小型の撮像装置に使用されるCCDセンサやC-MOSセンサの固体撮像素子上に被写体の像を結像させる撮像レンズに関し、特に、小型化、薄型化が進むスマートフォンや携帯電話機およびPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末機器等、さらには、ゲーム機やPCなどの情報端末機器等に搭載される撮像装置に内蔵する撮像レンズに関するものである。
近年、スマートフォンを始めとする携帯端末機器等の市場は益々拡大する状況にあり、搭載されるカメラの性能は、高画素に対応したものが主流となっている。このようなカメラに対応する撮像レンズには、更なる高解像度化、小型化、薄型化と共に、撮像素子の高画素化に対応した明るいレンズ系であることや、広範囲に被写体の像を取り込めるよう対応した広画角のレンズ系であることが強く望まれている。
このような高性能化の流れに適応する撮像レンズとして、比較的小型化と高性能化が望める4枚構成の撮像レンズが多く提案されている。
例えば、特許文献1には、物体側から順に、開口絞りと、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力の第2レンズと、正の屈折力の第3レンズと、少なくとも1面が非球面形状を有し、負の屈折力を有する物体側に凹を向けた第4レンズとの構成を採り、第1レンズのパワーおよび第4レンズの物体側の面と像側の面との曲率半径の関係を適切な範囲に設定することで、高性能化を目指した撮像レンズが開示されている。
また、特許文献2には、物体側から順に、開口絞りと、正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力の第2レンズと、正の屈折力の第3レンズと、少なくとも1面が非球面であって負の屈折力を有する両凹形状の第4レンズとの構成を採り、全系の焦点距離と第1レンズおよび第3レンズの焦点距離の比を適切な範囲に設定することで、高性能化を目指した撮像レンズが開示されている。
また、特許文献3には、物体側より順に、絞りと、両凸形状で正のパワーを有する第1レンズと、物体側に凸面を向けた負のパワーを有するメニスカス形状の第2レンズと、像側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第3レンズと、物体側に凸面を向けた負のパワーを有するメニスカス形状の第4レンズとを配置し、第1レンズの中心厚と第1レンズの焦点距離との関係および第2レンズと第3レンズのアッべ数を適切な範囲にすることで、高性能化を目指した撮像レンズが開示されている。
特開2008−046526号公報 特開2008−242180号公報 特開2009−014899号公報
上記特許文献1、特許文献2に記載の撮像レンズによれば、比較的小型化が実現される。しかし、F値は3.0前後であり、高画素化が進む撮像素子に十分対応する明るさを確保しているとは言えない。また、半画角は30(deg)前後であり、広画角化の要求には不十分である。特許文献3に記載の撮像レンズも比較的小型化を実現しているが、F値が3.2程度であり、十分な明るさを達成しているとは言えない。また、球面収差や軸外の諸収差の補正が十分とは言えない。このように、これらの従来技術では小型化、広画角化、小さなF値の要求に対して同時に応えることは困難であった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、小型化、薄型化に対応すると共にF値が小さくても諸収差が良好に補正され、比較的広画角でさらには低コスト化にも対応可能な撮像レンズを提供することを目的とするものである。
なお、ここで言うF値が小さいとは、F2.6以下のレベルを指し、小型化、薄型化とは撮像素子の有効撮像面の対角線の長さよりも光学全長が短いレベルを指し、広画角とは全画角で70(deg)前後〜80(deg)のレベルを指している。
本発明の一態様の撮像レンズは、被写体の像を固体撮像素子上に結像させる固定焦点の撮像レンズであって、物体側から像側に向かって順に、開口絞りと、物体側と像側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズと、光軸近傍で物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する両面が非球面の第2レンズと、光軸近傍で像側に凸面を向けたメニスカス形状で正の屈折力を有する両面が非球面の第3レンズと、光軸近傍で像側に凹面を向けたメニスカス形状で負の屈折力を有する両面が非球面の第4レンズとからなり、すべてのレンズをプラスチック材料で形成し、以下の条件式(1)、(2)、(3)、(4)を満足する。
(1) 0.56<r1/f<1.10
(2) 0.86<f1/f3<1.41
(3) −5.0<r3/r4<0.1
(4) 2.0<r7/r8<4.8
ただし、
f :撮像レンズ全系の焦点距離
f1:第1レンズの焦点距離
f3:第3レンズの焦点距離
r1:第1レンズの物体側の面の曲率半径
r3:第2レンズの物体側の面の曲率半径
r4:第2レンズの像側の面の曲率半径
r7:第4レンズの物体側の面の曲率半径
r8:第4レンズの像側の面の曲率半径
上記構成の撮像レンズは、物体側から順に、正、負、正、負のパワーで構成された、いわゆるテレフォトタイプに近い配列としているため、光学全長を短縮しやすい構成になっている。また、各レンズのパワーを適切に配分し、適切な非球面形状を形成することで光学全長の短縮化と諸収差の補正を行っている。
第1レンズは両凸形状であり、正の屈折力を両側の凸面に適切に配分することによって、レンズ面の曲率を低く設定し、製造誤差感度の上昇を抑えている。
また、第1レンズは両面に非球面を形成しても良く、その場合第1レンズで発生する球面収差の補正が可能となるため、第2レンズによる補正の負担を軽減することが出来る。
第2レンズは、第1レンズで発生する色収差を補正すると共に、両面に適切な非球面形状を形成することによって、軸上付近で発生する球面収差および軸外の非点収差、コマ収差の発生を効果的に抑制する。
また、第2レンズは光軸近傍で物体側の面と像側の面が凹面の両凹形状、または、光軸近傍で物体側の面が凹面で像側の面が凸面のメニスカス形状に形成される。なお、第2レンズの物体側の面と像側の面をともに周辺部で物体側に湾曲するような非球面形状とすれば、光学全長の更なる短縮化と広画角化を同時に達成することが出来る。
第3レンズおよび第4レンズはそれぞれ両面に適切な非球面を形成することによって、軸外の非点収差の補正および非点隔差の縮小と歪曲収差等の補正を容易にすると同時に、撮像素子への主光線入射角度(以降、CRA:Chief Ray Angle という)の制御を容易にしている。
開口絞りは、第1レンズの物体側の面と光軸との交点位置から第1レンズの物体側の面の周縁部までの間に配置している。開口絞りの位置をレンズ系の物体側に配置することで、射出瞳位置を像面から遠ざけることを可能にし、CRAをより垂直な角度に近づけやすくしている。CRAについては撮像素子の仕様に合わせた制御が必要になるが、第4レンズの非球面形状を適切な形状にすることで、その制御を容易にしている。すなわち、第4レンズの周辺部を物体側に湾曲させる非球面形状にすることによって、適切なCRA制御を実現している。ここで、第4レンズの周辺部を急激な形状変化が伴う非球面形状にすれば、周辺部における正のパワーが強まることでCRAをより垂直に近い角度にすることが可能になる。しかし、その場合第4レンズの像側の面の周辺部で発生する内面反射光が、第4レンズの物体側の面の内面に全反射を伴う角度で入射しやすくなる。全反射した光線が像面に到達した場合、ゴースト現象が発生し画質劣化を引き起こす原因になる。上述したように、開口絞りの位置をレンズ系の最も物体側に配置し、射出瞳位置を像面から遠ざけることで、あらかじめCRAを垂直に近い角度にしているため、第4レンズの周辺部の非球面形状によるCRAの制御の負担の軽減が図られ、ゴースト現象の発生を抑制している。なお、開口絞りの位置は、第1レンズと空気間隔を設けてさらに物体側に配置すれば、CRAの制御をより良好なものとすることができるが、レンズユニットとして見た場合、開口絞りを形成する鏡筒が第1レンズよりも更に物体側に配置される構造になるため、小型化が困難になる。
条件式(1)は撮像レンズ全系の焦点距離に対する第1レンズの物体側の曲率半径の値を適切な範囲に規定するものである。条件式(1)の値が下限値を下回ると、第1レンズの正のパワーが強くなり過ぎ、諸収差の補正が困難となる。反対に上限値を上回ると、第1レンズの正のパワーが弱くなり過ぎ、光学全長の短縮化が困難となると共に、軸上色収差、レンズ周辺部における球面収差,コマ収差の補正が困難となる。
条件式(2)は第1レンズの正の屈折力と第3レンズの正の屈折力との関係を適切な範囲に規定するものである。条件式(2)の値が下限値を下回ると、第3レンズのパワーが第1レンズに比べて弱くなりすぎ、第3レンズによる像面湾曲の十分な補正効果が得られない。反対に上限値を上回ると、第3レンズのパワーが第1レンズに比べて強くなりすぎ、特に倍率色収差が増大する。
条件式(3)は第2レンズの面形状を適切な範囲に規定するものである。条件式(3)の下限値を下回って第2レンズの負のパワーが強くなり過ぎる場合および上限値を上回って第2レンズの負のパワーが弱くなり過ぎる場合、第1レンズとの適切なパワーのバランスが崩れ、球面収差と、軸上色収差および倍率色収差の補正が困難になる。
条件式(3)は以下の条件式(3a)がより好ましい範囲である。
(3a) −4.0<r3/r4<0.05
条件式(4)は第4レンズの面形状を適切な範囲に規定し、歪曲収差を抑制するための条件である。条件式(4)の下限値を下回ると、歪曲収差が糸巻型に悪化する傾向となり、上限値を上回ると、歪曲収差が樽型に悪化する傾向になる。条件式(4)の範囲に規定することで、非常に歪曲の少ない画像を得ることが可能となる。
条件式(4)は以下に示す(4a)がより好ましい範囲である。
(4a)2.0<r7/r8<4.5
一般に、小さなF値に対応したレンズ系を得ようとすると、レンズに入射する光束の量が増大するため、特に軸外における収差補正が困難になる傾向となる。しかし、上述したレンズ構成と条件式(1)〜(4)を同時に満たし、且つ各レンズ面に最適な非球面形状を形成することによって、小さなF値に対応しながらも諸収差が良好に補正された撮像レンズを得ることが可能になる。
また、本発明の撮像レンズは以下の条件式(5)を満足することが望ましい。
(5) −1.5<r1/r2<−0.4
ただし、
r1:第1レンズの物体側の面の曲率半径
r2:第1レンズの像側の面の曲率半径
条件式(5)は第1レンズの面形状を適切な範囲に規定するものである。条件式(5)の下限値を下回る場合、光学全長の短縮化に不利になると共に、諸収差が悪化する。反対に上限値を上回る場合、小型化には有利になるが第1レンズの物体側の面の製造誤差感度が高くなると共に諸収差が悪化する傾向になる。
条件式(5)は以下に示す(5a)がより好適な範囲である。
(5a)−1.20<r1/r2<−0.45
また、本発明の撮像レンズは以下の条件式(6)を満足することが望ましい。
(6)1.66<r5/r6<3.20
ただし、
r5:第3レンズの物体側の面の曲率半径
r6:第3レンズの像側の面の曲率半径
条件式(6)は第3レンズの面形状を適切な範囲に規定するものである。条件式(6)の下限値を下回る場合、第3レンズの正のパワーが弱くなり、レンズ周辺部における球面収差および色収差の補正が困難になる。反対に上限値を上回る場合、第3レンズのパワーが弱くなりすぎて光学全長を短縮することが困難になる。さらに条件式(6)の下限値および上限値の範囲から外れると、像高3割から8割程度の範囲における歪曲収差の補正が困難になる。
条件式(6)は以下に示す(6a)がより好適な範囲である。
(6a)1.80<r5/r6<2.90
また、本発明の撮像レンズは以下の条件式(7)、(8)、(9)、(10)を満足することが望ましい。
(7) 1.50<Nd1<1.59
(8) 55.0<νd1<57.0
(9) 1.60<Nd2<1.67
(10)23.0<νd2<26.0
ただし、
Nd1:第1レンズのd線の屈折率
νd1:第1レンズのd線に対するアッベ数
Nd2:第2レンズのd線の屈折率
νd2:第2レンズのd線に対するアッベ数
条件式(7)、(8)は第1レンズの屈折率およびアッべ数を適切な範囲に規定するものであり、条件式(9)、(10)は第2レンズの屈折率およびアッべ数を適切な範囲に規定するものである。これらの条件式は、軸上色収差および倍率色収差を良好に補正すると共に低コストに対応するための条件である。第1レンズおよび第2レンズを条件式(7)〜(10)の範囲に規定することで、色収差を良好に補正することが可能になり、且つ低コストのプラスチック材料の選択を可能にしている。
また、第1レンズと第2レンズの屈折率とアッべ数の関係を以下の条件式(11)、(12)の範囲にすれば、さらに色収差を良好に補正することが可能になる。
(11) 1.00<Nd2/Nd1<1.10
(12) 2.1<νd1/νd2<2.5
また、本発明の撮像レンズは、以下の条件式(13)を満足することが望ましい。
(13) 0.36<f12/f34<2.47
ただし、
f12:第1レンズと第2レンズの合成焦点距離
f34:第3レンズと第4レンズの合成焦点距離
条件式(13)は第1レンズと第2レンズの合成焦点距離と第3レンズと第4レンズの合成焦点距離の比を適切な範囲に規定するものである。第1レンズと第2レンズは球面収差や色収差等の撮像レンズにおける収差補正に大きく寄与している。この2枚のレンズの合成焦点距離と後続する第3レンズと第4レンズの合成焦点距離とを適切な範囲に調整することで、諸収差の補正効果と、製造誤差感度の抑制、光学全長を短縮する事が容易になる。条件式(13)の下限値を下回ると、第1レンズと第2レンズの合成焦点距離が第3レンズと第4レンズとの合成焦点距離に対して強くなり過ぎて、第1レンズと第2レンズで発生する収差が増加する傾向になり、第3レンズ、第4レンズで補正しきれなくなる。反対に上限値を上回ると、第1レンズと第2レンズの合成焦点距離が弱くなり過ぎて、光学全長を短縮する事が困難になる。条件式(13)の範囲内に規定することで、光学全長を短縮し、光学性能の向上を図ることが出来る。
また、本発明の撮像レンズは、以下の条件式(14)を満足することが望ましい。
(14) 1.80<f/EPD<2.60
ただし、
EPD:入射瞳の直径
条件式(14)は撮像レンズのF値を規定するものであり、近年の高密度化された撮像素子に適応するための条件である。撮像素子は画素サイズが小さくなる程、撮像レンズから取り込める光量が低下する傾向になるため、明るい画像を得ることが困難になりやすい。この問題を撮像素子側で感度を上げて対応しようとすると、ノイズ等の発生により、画質の劣化が起こりやすくなる。従って、撮像レンズ側から出射する光量を増やすことが有効な手段となる。条件式(14)の範囲にすることで、明るいレンズ系を得ることが可能になる。
なお、条件式(14)は以下の条件式(14a)がより好ましい範囲である。
(14a)2.0<f/EPD<2.
本発明により、小さなF値に対応しながらも、諸収差が良好に補正された、小型で広画角な撮像レンズを得ることが出来る。また、全てのレンズをプラスチック材料で構成することによって、大量生産に向いた、低コスト化が可能な撮像レンズを得ることができる。
実施例1に係る撮像レンズの概略構成を示す図である。 実施例1に係る撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 実施例2に係る撮像レンズの概略構成を示す図である。 実施例2に係る撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 実施例3に係る撮像レンズの概略構成を示す図である。 実施例3に係る撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 実施例4に係る撮像レンズの概略構成を示す図である。 実施例4に係る撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 実施例5に係る撮像レンズの概略構成を示す図である。 実施例5に係る撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 実施例6に係る撮像レンズの概略構成を示す図である。 実施例6に係る撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 実施例7に係る撮像レンズの概略構成を示す図である。 実施例7に係る撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1、図3、図5、図7、図9、図11、図13はそれぞれ、本発明の実施形態の実施例1〜7に係る撮像レンズの概略構成図を示している。全ての実施例の概略構成は同様のため、主に実施例1の概略構成図を参照しながら、本実施形態の撮像レンズについて詳細に説明する。
図1に示すように、実施例1の撮像レンズは物体側から像側に向かって順に、開口絞りSTと、物体側と像側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズL1と、光軸Xの近傍で物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する両面が非球面の第2レンズL2と、光軸Xの近傍で像側に凸面を向けたメニスカス形状の正の屈折力を有する両面が非球面の第3レンズL3と、光軸Xの近傍で像側に凹面を向けたメニスカス形状で負の屈折力を有する両面が非球面の第4レンズL4とから構成されている。このようなパワー配列はいわゆるテレフォトタイプに近いものであり、光学全長を短縮しやすい構成である。また、第1レンズL1、第3レンズL3、第4レンズL4は低分散のシクロオレフィン系のプラスチック材料で、第2レンズL2は高分散のポリカーボネート系のプラスチック材料で構成されている。第4レンズL4と像面との間には赤外線カットフィルタ等のフィルタIRが配置されている。
第1レンズL1の両面には第1レンズL1で発生する球面収差を抑制するための非球面が形成されていると共に、物体側の面r1の近軸曲率半径の値を撮像レンズ全系の焦点距離に対して適切な範囲に設定している。
第2レンズL2は、光軸Xの近傍で両凹形状のレンズであり、第1レンズL1で発生した色収差を効果的に補正すると共に、両面に形成された適切な非球面形状によって、軸上付近の球面収差および軸外の非点収差、コマ収差の発生を効果的に抑制している。なお、第2レンズL2の形状は両凹形状に限定されるものではない。例えば、図11に示す実施例6は光軸Xの近傍で物体側の面r3が凹面で像側の面r4が凸面のメニスカス形状の例である。また、第2レンズL2の両面に形成された非球面形状は、図1に示す実施例1のように、中心から周辺に至るまで一様に変化する形状でもよく、例えば、図11、図12に示す実施例6、実施例7のように、物体側の面r3と像側の面r4をレンズ周辺部において物体側に湾曲させるよう形成しても良い。物体側の面r3と像側の面r4をレンズ周辺部において物体側に湾曲させるよう形成すれば、広い画角からの光線を取り込むことが可能になるばかりか、第2レンズL2と第3レンズL3との間隔を狭く設定することができるため、光学全長をさらに短くする事が可能になる。このように、第2レンズL2は特に色収差を始めとする諸収差の補正と、適切な非球面の採用によって、撮像レンズの小型化と広画角化を同時に達成するために非常に重要な役割を果たしている。
第3レンズL3および第4レンズL4は、それぞれ両面に適切な非球面形状が形成されており、軸外の非点収差の補正および非点隔差の縮小と歪曲収差等の補正を容易にしている。また、第4レンズL4の像側の面r8は光軸X上以外の位置に変極点を有する非球面形状となっており、CRAを制御する機能を持たせている。なお、ここで言う変極点とは接平面が光軸Xと垂直に交わる非球面上の点を意味するものとする。
開口絞りSTは、第1レンズL1の物体側の面r1と光軸Xとの交点位置から第1レンズL1の物体側の面r1の周縁部までの間に配置することで、射出瞳位置を像面から遠ざけ、CRAをより垂直に近づけやすくしている。また、第4レンズL4の周辺部における物体側の面r7および像側の面r8は、共に物体側に湾曲するような非球面形状になっている。このような非球面形状は、第4レンズL4の負のパワーを光軸Xから離れるに従って徐々に弱めることになる。あるいは、第4レンズL4の負のパワーを光軸Xから離れるに従って徐々に弱め、周辺部では正のパワーに変化させることになる。このようなパワー変化を持たせることで、第4レンズL4によってCRAの制御が可能になる。ところで、第4レンズL4の非球面形状によってCRAをより垂直に近い角度にするには、特に第4レンズL4の像側の面r8の非球面形状を、物体側に急激に変化させることが効果的である。すなわち、第4レンズL4の周辺部における正のパワーが強まることでCRAをより垂直に近い角度にすることが可能になる。しかし、その場合第4レンズL4の像側の面r8の周辺部で発生する内面反射光が、第4レンズL4の物体側の面r7の内面に全反射を伴う角度で入射しやすくなる。全反射した光線が像面に到達した場合、ゴースト現象が発生し画質劣化を引き起こす原因になる。本実施形態では、開口絞りSTの位置をレンズ系の最も物体側に配置し、射出瞳位置を像面から遠ざけることで、あらかじめCRAを垂直に近い角度にしているため、第4レンズL4の周辺部の非球面形状によるCRAの制御の負担の軽減が図られ、ゴースト現象の発生を抑制している。
本実施形態の撮像レンズは以下の条件式(1)〜(14)を満足する。
(1) 0.56<r1/f<1.10
(2) 0.86<f1/f3<1.41
(3) −5.0<r3/r4<0.1
(4) 2.0<r7/r8<4.8
(5) −1.5<r1/r2<−0.4
(6) 1.66<r5/r6<3.20
(7) 1.50<Nd1<1.59
(8) 55.0<νd1<57.0
(9) 1.60<Nd2<1.67
(10)23.0<νd2<26.0
(11) 1.00<Nd2/Nd1<1.10
(12) 2.1<νd1/νd2<2.5
(13) 0.36<f12/f34<2.47
(14) 1.80<f/EPD<2.60
ただし、
f :撮像レンズ全系の焦点距離
f1:第1レンズL1の焦点距離
f3:第3レンズL3の焦点距離
r1:第1レンズL1の物体側の面r1の曲率半径
r2:第1レンズL1の像側の面r2の曲率半径
r3:第2レンズL2の物体側の面r3の曲率半径
r4:第2レンズL2の像側の面r4の曲率半径
r5:第3レンズL3の物体側の面r5の曲率半径
r6:第3レンズL3の像側の面r6の曲率半径
r7:第4レンズL4の物体側の面r7の曲率半径
r8:第4レンズL4の像側の面r8の曲率半径
Nd1:第1レンズL1のd線の屈折率
νd1:第1レンズL1のd線に対するアッベ数
Nd2:第2レンズL2のd線の屈折率
νd2:第2レンズL2のd線に対するアッベ数
f12:第1レンズと第2レンズの合成焦点距離
f34:第3レンズと第4レンズの合成焦点距離
EPD:入射瞳の直径
本実施形態では、すべてのレンズ面を非球面で形成している。これらのレンズ面に採用する非球面形状は光軸方向の軸をZ、光軸に直交する方向の高さをH、円錐係数をk、非球面係数をA4、A6、A8、A10、A12、A14、A16としたとき次式により表わされる。
Figure 0006066179
次に本実施形態に係る撮像レンズの実施例を示す。各実施例において、fは撮像レンズ全系の焦点距離を、FnoはFナンバーを、ωは半画角を、ihは最大像高を、TTLはフィルタIR類を取り外した際の光学全長を、EPDは入射瞳直径をそれぞれ示す。また、iは物体側から数えた面番号、rは曲率半径、dは光軸X上のレンズ面間の距離(面間隔)、Ndはd線(基準波長)の屈折率、νdはd線に対するアッベ数をそれぞれ示す。なお、非球面に関しては、面番号iの後に*(アスタリスク)の符号を付加して示す。
基本的なレンズデータを以下の表1に示す。
Figure 0006066179
Figure 0006066179
実施例1の撮像レンズは、表8に示すように条件式(1)〜(14)の全てを満たしている。
図2は実施例1の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。これら収差図は、F線(486nm)、d線(588nm)、C線(656nm)の各波長に対する収差量を示している。また、非点収差図にはサジタル像面S、タンジェンシャル像面Tにおける収差量をそれぞれ示している。図2に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。(なお、収差図に関しては実施例2〜実施例7に対応する図4、図6、図8、図10、図12、図14においても同じである)
基本的なレンズデータを以下の表2に示す。
Figure 0006066179
Figure 0006066179
実施例2の撮像レンズは、表8に示すように条件式(1)〜(14)の全てを満たしている。
図4は実施例2の撮像レンズの収差図を示したものである。図4に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
基本的なレンズデータを以下の表3に示す。
Figure 0006066179
Figure 0006066179
実施例3の撮像レンズは、表8に示すように条件式(1)〜(14)の全てを満たしている。
図6は実施例3の撮像レンズの収差図を示したものである。図6に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
基本的なレンズデータを以下の表4に示す。
Figure 0006066179
Figure 0006066179
実施例4の撮像レンズは、表8に示すように条件式(1)〜(14)の全てを満たしている。
図8は実施例4の撮像レンズの収差図を示したものである。図8に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
基本的なレンズデータを以下の表5に示す。
Figure 0006066179
Figure 0006066179
実施例5の撮像レンズは、表8に示すように条件式(1)〜(14)の全てを満たしている。
図10は実施例5の撮像レンズの収差図を示したものである。図10に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
以上、実施例1〜実施例5に係る撮像レンズは、F値が2.0〜2.2で明るく、約70(deg)の広い画角を実現している。また、光学全長は撮像素子の有効撮像面の対角線の長さよりも短く、小型で良好に収差が補正されたレンズ系が得られていることが分かる。
基本的なレンズデータを以下の表6に示す。
Figure 0006066179
Figure 0006066179
実施例6の撮像レンズは、表8に示すように条件式(1)〜(14)の全てを満たしている。
図12は実施例6の撮像レンズの収差図を示したものである。図12に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
基本的なレンズデータを以下の表7に示す。
Figure 0006066179
Figure 0006066179
実施例7の撮像レンズは、表8に示すように条件式(1)〜(14)の全てを満たしている。
図14は実施例7の撮像レンズの収差図を示したものである。図14に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
以上、実施例6、実施例7に係る撮像レンズは、F値が2.2程度で明るく、約80(deg)の広い画角を実現している。また、実施例1〜5と比較して、光学全長は撮像素子の有効撮像面の対角線の長さよりもさらに短く、小型で良好に収差が補正されたレンズ系が得られていることが分かる。
表8に実施例1〜7の条件式(1)〜(14)の値を示す。
Figure 0006066179
上述したように、各実施の形態に係る撮像レンズを、小型化、薄型化が進むスマートフォンや携帯電話機およびPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末機器等、さらには、ゲーム機やPCなどの情報端末機器等に搭載される撮像装置に内蔵の光学系に適用した場合、当該カメラの小型化と高性能化を図ることができる。
ST 開口絞り
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
IR フィルタ

Claims (14)

  1. 被写体の像を固体撮像素子上に結像させる固定焦点の撮像レンズであって、
    物体側から像側に向かって順に、
    開口絞りと、
    物体側と像側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズと、
    光軸近傍で物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する両面が非球面の第2レンズと、
    光軸近傍で像側に凸面を向けたメニスカス形状で正の屈折力を有する両面が非球面の第3レンズと、
    光軸近傍で像側に凹面を向けたメニスカス形状で負の屈折力を有する両面が非球面の第4レンズとから構成され、
    前記すべてのレンズはプラスチック材料で形成されており、
    以下の条件式(1)、(2)、(3)、(4)、(9)および(10)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
    (1) 0.56<r1/f<1.10
    (2) 0.86<f1/f3<1.41
    (3) −5.0<r3/r4<0.1
    (4) 2.0<r7/r8<4.8
    (9) 1.60<Nd2<1.67
    (10)23.0<νd2<26.0
    ただし、
    f :撮像レンズ全系の焦点距離
    f1:第1レンズの焦点距離
    f3:第3レンズの焦点距離
    r1:第1レンズの物体側の面の曲率半径
    r3:第2レンズの物体側の面の曲率半径
    r4:第2レンズの像側の面の曲率半径
    r7:第4レンズの物体側の面の曲率半径
    r8:第4レンズの像側の面の曲率半径
    Nd2:第2レンズのd線の屈折率
    νd2:第2レンズのd線に対するアッベ数
  2. 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (5) −1.5<r1/r2<−0.4
    ただし、
    r1:第1レンズの物体側の面の曲率半径
    r2:第1レンズの像側の面の曲率半径
  3. 以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (6) 1.66<r5/r6<3.20
    ただし、
    r5:第3レンズの物体側の面の曲率半径
    r6:第3レンズの像側の面の曲率半径
  4. 以下の条件式(7)および(8)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (7) 1.50<Nd1<1.59
    (8) 55.0<νd1<57.
    だし、
    Nd1:第1レンズのd線の屈折率
    νd1:第1レンズのd線に対するアッベ
  5. 前記第1レンズと前記第2レンズの屈折率とアッベ数に関し、以下の条件式(11)および(12)を満足することを特徴とする請求項4に記載の撮像レンズ。
    (11) 1.00<Nd2/Nd1<1.10
    (12) 2.1<νd1/νd2<2.5
  6. 以下の条件式(13)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (13) 0.36<f12/f34<2.47
    ただし、
    f12:第1レンズと第2レンズの合成焦点距離
    f34:第3レンズと第4レンズの合成焦点距離
  7. 以下の条件式(14)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (14) 1.80<f/EPD<2.60
    ただし、
    EPD:入射瞳の直径
  8. 被写体の像を固体撮像素子上に結像させる固定焦点の撮像レンズであって、
    物体側から像側に向かって順に、
    開口絞りと、
    物体側と像側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズと、
    光軸近傍で物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する両面が非球面の第2レンズと、
    光軸近傍で像側に凸面を向けたメニスカス形状で正の屈折力を有する両面が非球面の第3レンズと、
    光軸近傍で像側に凹面を向けたメニスカス形状で負の屈折力を有する両面が非球面の第4レンズとから構成され、
    前記すべてのレンズはプラスチック材料で形成されており、
    以下の条件式(1)、(2)、(3)、(4)および(12)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
    (1) 0.56<r1/f<1.10
    (2) 0.86<f1/f3<1.41
    (3) −5.0<r3/r4<0.1
    (4) 2.0<r7/r8<4.8
    (12) 2.1<νd1/νd2<2.5
    ただし、
    f :撮像レンズ全系の焦点距離
    f1:第1レンズの焦点距離
    f3:第3レンズの焦点距離
    r1:第1レンズの物体側の面の曲率半径
    r3:第2レンズの物体側の面の曲率半径
    r4:第2レンズの像側の面の曲率半径
    r7:第4レンズの物体側の面の曲率半径
    r8:第4レンズの像側の面の曲率半径
    νd1:第1レンズのd線に対するアッベ数
    νd2:第2レンズのd線に対するアッベ数
  9. 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項8に記載の撮像レンズ。
    (5) −1.5<r1/r2<−0.4
    ただし、
    r1:第1レンズの物体側の面の曲率半径
    r2:第1レンズの像側の面の曲率半径
  10. 以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項8に記載の撮像レンズ。
    (6) 1.66<r5/r6<3.20
    ただし、
    r5:第3レンズの物体側の面の曲率半径
    r6:第3レンズの像側の面の曲率半径
  11. 以下の条件式(7)、(8)、(9)および(10)を満足することを特徴とする請求項8に記載の撮像レンズ。
    (7) 1.50<Nd1<1.59
    (8) 55.0<νd1<57.0
    (9) 1.60<Nd2<1.67
    (10)23.0<νd2<26.0
    ただし、
    Nd1:第1レンズのd線の屈折率
    νd1:第1レンズのd線に対するアッベ数
    Nd2:第2レンズのd線の屈折率
    νd2:第2レンズのd線に対するアッベ数
  12. 前記第1レンズと前記第2レンズの屈折率に関し、以下の条件式(11)を満足することを特徴とする請求項11に記載の撮像レンズ。
    (11) 1.00<Nd2/Nd1<1.10
  13. 以下の条件式(13)を満足することを特徴とする請求項8に記載の撮像レンズ。
    (13) 0.36<f12/f34<2.47
    ただし、
    f12:第1レンズと第2レンズの合成焦点距離
    f34:第3レンズと第4レンズの合成焦点距離
  14. 以下の条件式(14)を満足することを特徴とする請求項8に記載の撮像レンズ。
    (14) 1.80<f/EPD<2.60
    ただし、
    EPD:入射瞳の直径
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