JP6611098B2 - 撮像レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、小型の撮像装置に使用されるCCDセンサやC-MOSセンサの固体撮像素子上に被写体の像を結像させる撮像レンズに関するものである。
近年、多くの情報端末機器にカメラ機能が搭載されることが一般的になっている。今後ますます消費者の利便性や満足度を追求した、カメラ機能が搭載された様々な商品開発が発展していくものと考えられる。
このような機器に使用される撮像レンズは、小型でありながらも高い解像性能が求められ、且つその普及とともに、低コスト化も要求されている。
従来の高性能化を目指した撮像レンズとしては、例えば、以下の特許文献1のような撮像レンズが知られている。
特許文献1には、物体側から順に、両凸形状の第1レンズと、当該第1レンズに接合された両凹形状の第2レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負の第3レンズと、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の正の第4レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負の第5レンズと、両凸形状の第6レンズと、両凹形状の第7レンズとが配置されて構成された撮像レンズが開示されている。この撮像レンズでは、前記第1レンズないし前記第4レンズで構成される前群の焦点距離と、前記第5レンズないし前記第7レンズで構成される後群の焦点距離との比を一定の範囲内に抑制することによって、光学系のより小型化を図りつつ、諸収差の良好な補正を実現するものである。
特開2012−155223号公報
上記特許文献1に記載の7枚構成の撮像レンズは、F値が比較的小さく、諸収差が良好に補正されているものの、十分な小型化が実現されているとは言えない。また、ガラスレンズや接合レンズを含む構成は製造が困難なため、低コスト化が困難である。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、小型で明るく、解像力の高い撮像レンズを低コストで提供することを目的とする。
また、本発明において使用する用語に関し、レンズの面の凸面、凹面、平面とは近軸(光軸近傍)における形状を指すものと定義する。屈折力とは、近軸(光軸近傍)における屈折力を指すものと定義する。極点とは接平面が光軸と垂直に交わる光軸上以外における非球面上の点として定義する。光学全長とは、最も物体側に位置する光学素子の物体側の面から撮像面までの光軸上の距離として定義する。なお、光学全長やバックフォーカスは、撮像レンズと撮像面との間に配置されるIRカットフィルタやカバーガラス等の厚みを空気換算して得られる距離とする。
本発明による撮像レンズは、物体側から像側に向かって順に、光軸近傍で物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズと、光軸近傍で物体側に凸面を向けたメニスカス形状で負の屈折力を有する第2レンズと、正または負の屈折力を有する第3レンズと、光軸近傍で像側に凸面を向けた第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、正の屈折力を有する第6レンズと、光軸近傍で像側に凹面を向けた負の屈折力を有する第7レンズとから構成され、第7レンズの像側の面は、周辺部で凸面に変化する非球面を形成して構成され、全てのレンズは、隣接するレンズと間隔をおいて配置された単レンズで構成される。
上記構成の撮像レンズは、第1レンズ、第5レンズ、および第6レンズそれぞれの正の屈折力で低背化が図られる。第2レンズは、負の屈折力により、第1レンズで発生した球面収差、および色収差を良好に補正する。第4レンズは、像側の面を光軸近傍で像側に凸面を向けた形状にすることで、光学全長を短く抑えながら、第5レンズへ入射する光線の角度を適切なものとする。第7レンズは、像側の面が光軸近傍で像側に凹を向け、光軸近傍から離れた位置に極点を有する非球面形状に形成しているため、光軸近傍では負の屈折力によってバックフォーカスを確保しつつ、周辺部における光線の角度を適切に制御する。これにより、像面湾曲の補正と撮像素子への光線入射角が適切なものとなる。また、全てのレンズを単レンズとして間隔をおいて配置することで製造を容易なものとする。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、第5レンズの物体側の面は、光軸近傍で物体側に凸面を向けた形状とすることが望ましく、その場合、非点収差、および像面湾曲の良好な補正が可能になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、第1レンズのd線における屈折率をNd1としたとき、以下の条件式(1)を満足することが望ましい。
(1)1.50<Nd1<1.60
条件式(1)は、第1レンズのd線に対する屈折力を適切な範囲に規定するものである。条件式(1)の範囲は、安価なプラスチック材料を選択できる条件となる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、撮像レンズ全系の焦点距離をf、第2レンズの焦点距離をf2としたとき、以下の条件式(2)を満足することが望ましい。
(2)−8.0<f2/f<−2.0
条件式(2)は、第2レンズの負の屈折力を適切な範囲に規定するものである。条件式2の範囲を満足することで、球面収差、および色収差の良好な補正が可能になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、第2レンズの像側の面から第3レンズの物体側の面までの光軸上の距離をt2、第3レンズの像側の面から第4レンズの物体側の面までの光軸上の距離とt3としたとき、以下の条件式(3)を満足することが望ましい。
(3)0.3<t2/t3<3.3
条件式(3)は、第2レンズと第3レンズの光軸上の間隔と、第3レンズと第4レンズの光軸上の間隔を適切な範囲に規定するものである。条件式(3)の範囲を満足することで、それぞれのレンズ間隔が適切なものとなり、光学全長を短く抑えることができる。
また、また、上記構成の撮像レンズにおいては、第4レンズは光軸近傍で負の屈折力を有することが望ましい。
第4レンズの屈折力を負にすることで、色収差、および球面収差の良好な補正が可能になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、第5レンズと第6レンズと第7レンズの合成屈折力は正であることが望ましく、さらに撮像レンズ全系の焦点距離をf、第5レンズと第6レンズと第7レンズの合成焦点距離をf567としたとき、以下の条件式(4)を満足することが望ましい。
(4)3.0<f567/f<10.0
条件式(4)は、第5レンズ、第6レンズ、および第7レンズの合成屈折力を適切な範囲に規定するものである、正の第5レンズ、正の第6レンズ、負の第7レンズ3枚のそれぞれの屈折力を、合成屈折力が正になるよう配分することで、光学全長を短く抑えられる。また、条件式(4)の範囲を満足することで、バックフォーカスを確保しつつ、像面湾曲、および歪曲収差の良好な補正が可能になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、第5レンズの物体側の面の近軸曲率半径をr9、第5レンズの像側の面の近軸曲率半径をr10としたとき、以下の条件式(5)を満足することが望ましい。
(5)−10.0<(r9+r10)/(r9−r10)<−0.5
条件式(5)は、第5レンズの物体側の面と像側の面の形状を近軸曲率半径の比で規定するものである。条件式(5)の範囲を満足することで、低背化を容易にし、さらに歪曲収差、色収差、非点収差、および像面湾曲の良好な補正が可能になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、撮像レンズ全系の焦点距離をf、第2レンズと第3レンズの合成焦点距離をf23としたとき、以下の条件式(6)を満足することが望ましい。
(6)1.0<|f23|/f<4.5
条件式(6)は第2レンズと第3レンズの合成屈折力を適切な範囲に規定するものである。条件式(6)の上限値を下回ることで、色収差の良好な補正が可能になる。一方、条件式(6)の下限値を上回ることで、像面湾曲、および歪曲収差の良好な補正が可能になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、撮像レンズ全系の焦点距離をf、第3レンズの像側の面から第4レンズの物体側の面までの光軸上の距離をt3としたとき、以下の条件式(7)を満足することが望ましい。
(7)0.01<t3/f<0.15
条件式(7)は、第3レンズと第4レンズの光軸上の間隔を適切な範囲に規定するものである。条件式(7)の範囲を満足することで、光学全長を短く抑えることができる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、第1レンズのd線に対するアッべ数をνd1、第2レンズのd線に対するアッべ数をνd2としたとき、以下の条件式(8)、および(9)を満足することが望ましい。
(8)50<νd1<60
(9)15<νd2<25
条件式(8)、および条件式(9)は、第1レンズ、および第2レンズのd線に対するアッべ数を適切な範囲に規定するものである。条件式(8)、および条件式(9)を満足することで、軸上色収差の良好な補正が可能になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、第4レンズのd線に対するアッべ数をνd4としたとき、以下の条件式(10)を満足することが望ましい。
(10)15<νd4<25
条件式(10)は、第4レンズのアッべ数を適切な範囲に規定するものである。条件式(10)の範囲を満足することで倍率色収差の良好な補正が可能になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、第5レンズのd線に対するアッべ数をνd5、第6レンズのd線に対するアッべ数をνd6、第7レンズのd線に対するアッべ数をνd7としたとき、以下の条件式(11)、(12)、および(13)を満足することが望ましい。
(11)50<νd5<60
(12)50<νd6<60
(13)50<νd7<60
条件式(11)、(12)、および(13)を満足することで、安価なプラスチック材料を選択できる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、撮像レンズ全系の焦点距離をf、第1レンズの光軸上の厚みをd1としたとき、以下の条件式(14)を満足することが望ましい。
(14)0.05<d1/f<0.30
条件式(14)は、第1レンズの光軸上の厚みを適切な範囲に規定するものである。条件式(14)の上限値を下回ることで、第1レンズの光軸上の厚さが厚くなり過ぎることを防ぎ、第1レンズの像側の空気間隔の確保を容易にする。その結果、低背化を維持できる。一方、条件式(14)の下限値を上回ることで、第1レンズの光軸上の厚みが薄くなり過ぎることを防ぎ、レンズの成型性を良好にする。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、撮像レンズ全系の焦点距離をf、第1レンズと第2レンズの合成焦点距離をf12としたとき、以下の条件式(15)を満足することが望ましい。
(15)1.0<f12/f<3.0
条件式(15)は、第1レンズと第2レンズの合成屈折力を適切な範囲に規定するものである。条件式(15)の上限値を下回ることで、第1レンズと第2レンズの正の合成屈折力が適切なものとなり、低背化が可能となる。一方、条件式(15)の下限値を上回ることで、球面収差、およびコマ収差の良好な補正が可能になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、撮像レンズ全系の焦点距離をf、第3レンズと第4レンズの合成焦点距離をf34としたとき、以下の条件式(16)を満足することが望ましい。
(16)2.5<|f34|/f<12.0
条件式(16)は、第3レンズと第4レンズの合成屈折力を適切な範囲に規定するものである。条件式(16)の上限値を下回ることで、色収差の良好な補正が可能になる。一方、条件式(16)の下限値を上回ることで、非点収差、および歪曲収差の良好な補正が可能になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、撮像レンズ全系の焦点距離をf、第5レンズの焦点距離をf5としたとき、以下の条件式(17)を満足することが望ましい。
(17)1.7<f5/f<4.5
条件式(17)は、第5レンズの屈折力を適切な範囲に規定するものである。条件式(17)の上限値を下回ることで、第5レンズの正の屈折力が適切なものとなり、低背化が可能となる。一方、条件式(17)の下限値を上回ることで、コマ収差、非点収差、および歪曲収差の良好な補正が可能になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、第1レンズの物体側の面の近軸曲率半径をr1、第1レンズの像側の面の近軸曲率半径をr2としたとき、以下の条件式(18)を満足することが望ましい。
(18)0.1<r1/r2<0.7
条件式(18)は、第1レンズの物体側の面と像側の面の形状を近軸曲率半径の比で規定するものである。条件式(18)の範囲を満足することで、球面収差と歪曲収差の良好な補正が可能になる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、開口絞りが第2レンズの物体側よりも被写体側に配置されていることが望ましい。
撮像レンズの物体側に近い側に開口絞りを配置することで、射出瞳を撮像面から遠ざけることが可能となる。その結果、像側テレセントリック性を確保しつつ、周辺部の光量低下を抑制できる。
また、上記構成の撮像レンズにおいては、第1レンズから第7レンズのすべてのレンズの少なくとも一面は非球面が形成されていることが望ましく、さらに第1レンズから第7レンズのすべてのレンズの両面に非球面が形成されていることがより望ましい。
非球面を多用することで、特に周辺部の諸収差を補正することが容易である。また、すべてのレンズは、非球面を形成しやすいプラスチック材料で構成することが望ましい。非球面に関しては、第5レンズ、第6レンズ、および第7レンズのうち、少なくとも2つのレンズは、物体側の面、または像側の面の少なくとも一面に、または物体側の面と像側の面の両面に、少なくとも一つの極点を有する非球面を形成することが望ましい。このような非球面形状は特に周辺部における諸収差の補正を容易にする。
本発明により、小型で明るく、解像力の高い撮像レンズを低コストで提供することが出来る。
なお、本発明の撮像レンズに関し、条件式(1)から条件式(18)のすべて満足する必要はない。単独の条件式を満足することで、それぞれに対応する作用効果を得ることができる。
本発明の実施例1の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例1の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 本発明の実施例2の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例2の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 本発明の実施例3の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例3の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 本発明の実施例4の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例4の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 本発明の実施例5の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例5の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 本発明の実施例6の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例6の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 本発明の実施例7の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例7の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1、図3、図5、図7、図9、図11、および図13はそれぞれ、本発明の実施形態の実施例1から7に係る撮像レンズの概略構成図を示している。
図1に示すように、本実施形態の撮像レンズは、物体側から像側に向かって順に、光軸Xの近傍で物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズL1と、
光軸Xの近傍で物体側に凸面を向けたメニスカス形状で負の屈折力を有する第2レンズL2と、正または負の屈折力を有する第3レンズL3と、光軸Xの近傍で像側に凸面を向けた第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、
正の屈折力を有する第6レンズL6と、光軸Xの近傍で像側に凹面を向けた負の屈折力を有する第7レンズL7とから構成されている。第7レンズL7の像側の面は、周辺部で凸面に変化する非球面が形成されている。全てのレンズは、隣接するレンズと間隔をおいて配置された単レンズで構成されている。
また、第7レンズL7と撮像面IMG(すなわち、撮像素子の撮像面)との間には赤外線カットフィルタやカバーガラス等のフィルタIRが配置されている。なお、このフィルタIRは省略することが可能である。
開口絞りSTOは、第1レンズL1の物体側の面の面頂と当該面の周縁との間に配置されている。
第1レンズL1は、光軸Xの近傍で物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けたメニスカス形状に形成されている。そのため、コマ収差、像面湾曲、および歪曲収差の良好な補正が図られている。
第2レンズL2は、光軸Xの近傍で物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けたメニスカス形状に形成されている。そのため、軸上色収差、および高次の球面収差やコマ収差、像面湾曲の良好な補正が図られている。
第3レンズL3は、正の屈折力を有し、光軸Xの近傍で物体側と像側に凸面を向けた両凸形状に形成されている。両面に形成した非球面によって、像面湾曲やコマ収差の良好な補正が図られている。なお、第3レンズL3の形状は、両凸に限定されない。図11に示す例では、光軸Xの近傍で物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けたメニスカス形状に形成されている。この場合、コマ収差、像面湾曲、および歪曲収差を良好に補正できる。また、第3レンズL3の屈折力は、図13に示す例のように負の屈折力であってもよく、その場合、光軸Xの近傍で物体側および像側に凹面を向けた両凹形状に形成されている。そのため、色収差を良好に補正できる。
第4レンズL4は、光軸Xの近傍で物体側に凹面を向け、像側に凸面を向けたメニスカス形状に形成されている。像側の凸面は、第5レンズL5へ入射する光線の角度を適切にすることで、光学全長の短縮に寄与している。また、第4レンズL4は、第3レンズL3から出射した光線を拡散させて第5レンズL5に入射させるよう、負の屈折力になっている。しかし、上記形状で、適切な近軸曲率半径を設定し、適切な非球面形状を形成することで、正の屈折力を採用することもできる。
第5レンズL5は、光軸Xの近傍で物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けたメニスカス形状に形成されており、非点収差、像面湾曲、および歪曲収差の良好な補正を図っている。なお、第5レンズL5の形状は、上記形状に限定されない。図11に示す例では、光軸Xの近傍で物体側と像側に凸面を向けた両凸形状に形成されている。この場合、両面の正の屈折力によって、低背化が有利になる。
第6レンズL6は、光軸Xの近傍で物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けたメニスカス形状に形成されており、非点収差、像面湾曲、および歪曲収差の良好な補正を図っている。なお、第6レンズL6の形状は、上記形状に限定されない。図3、図5、図7、図9、図11、および図13に示す例では、光軸Xの近傍で物体側と像側に凸面を向けた両凸形状に形成されている。この場合、両面の正の屈折力によって、低背化が有利になる。
第7レンズL7は、光軸Xの近傍で物体側に凸面を向け、像側に凹面を向けたメニスカス形状に形成されており、像面湾曲や歪曲収差の良好な補正を図っている。なお、第7レンズL7の形状は、上記形状に限定されない。図11、および図13に示す例では、光軸Xの近傍で物体側と像側に凹面を向けた両凹形状に形成されている。この場合、色収差の補正に有利になる。
また、第7レンズL7の像側の面は、光軸Xから離れた位置で凸面に変化する非球面が形成されている。そのため、光軸Xの近傍では負の屈折力によってバックフォーカスを確保しつつ、周辺部における光線の角度を適切に制御している。これにより、像面湾曲の補正と撮像素子への光線入射角が適切なものとなっている。
本実施の形態に係る撮像レンズは、第1レンズL1から第7レンズL7の全てが、それぞれ単レンズで構成されていることが好ましい。単レンズのみの構成は、非球面を多用することができる。本実施形態においては、すべてのレンズ面に適切な非球面を形成し、良好な諸収差の補正を行っている。また、接合レンズを採用する場合に比較して工数を削減できるため、低コストで製作することが可能となる。
また、本実施の形態に係る撮像レンズは、すべてのレンズにプラスチック材料を採用しているため、低コストでの大量生産が可能である。
なお、すべてのレンズ面を非球面で形成することが望ましいが、要求される性能によっては、製造が容易な球面を採用してもよい。
本実施形態における撮像レンズは、以下の条件式(1)から(18)を満足することにより、好ましい効果を奏するものである。
(1)1.50<Nd1<1.60
(2)−8.0<f2/f<−2.0
(3)0.3<t2/t3<3.3
(4)3.0<f567/f<10.0
(5)−10.0<(r9+r10)/(r9−r10)<−0.5
(6)1.0<|f23|/f<4.5
(7)0.01<t3/f<0.15
(8)50<νd1<60
(9)15<νd2<25
(10)15<νd4<25
(11)50<νd5<60
(12)50<νd6<60
(13)50<νd7<60
(14)0.05<d1/f<0.30
(15)1.0<f12/f<3.0
(16)2.5<|f34|/f<12.0
(17)1.7<f5/f<4.5
(18)0.1<r1/r2<0.7
ただし、
Nd1:第1レンズL1のd線における屈折率
νd1:第1レンズL1のd線に対するアッベ数
νd2:第2レンズL2のd線に対するアッベ数
νd4:第4レンズL4のd線に対するアッベ数
νd5:第5レンズL5のd線に対するアッベ数
νd6:第6レンズL6のd線に対するアッベ数
νd7:第7レンズL7のd線に対するアッベ数
t2:第2レンズL2の像側の面から第3レンズL3の物体側の面までの光軸X上の距離
t3:第3レンズL3の像側の面から第4レンズL4の物体側の面までの光軸X上の距離
d1:第1レンズL1の光軸X上の厚み
f:撮像レンズ全系の焦点距離
f2:第2レンズL2の焦点距離
f5:第5レンズL5の焦点距離
f12:第1レンズL1と第2レンズL2の合成焦点距離
f23:第2レンズL2と第3レンズL3の合成焦点距離
f34:第3レンズL3と第4レンズL4の合成焦点距離
f567:第5レンズL5と第6レンズL6と第7レンズL7の合成焦点距離
r1:第1レンズL1の物体側の面の近軸曲率半径
r2:第1レンズL1の像側の面の近軸曲率半径
r9:第5レンズL5の物体側の面の近軸曲率半径
r10:第5レンズL5の像側の面の近軸曲率半径
また、本実施形態における撮像レンズは、以下の条件式(1a)から(18a)を満足することにより、より好ましい効果を奏するものである。
(1a)1.52<Nd1<1.57
(2a)−7.1<f2/f<−2.5
(3a)0.5<t2/t3<3.0
(4a)3.2<f567/f<7.5
(5a)−8.7<(r9+r10)/(r9−r10)<−0.7
(6a)1.5<|f23|/f<3.9
(7a)0.02<t3/f<0.12
(8a)53<νd1<58
(9a)17<νd2<23
(10a)17<νd4<24
(11a)53<νd5<58
(12a)53<νd6<58
(13a)53<νd7<58
(14a)0.09<d1/f<0.23
(15a)1.1<f12/f<2.6
(16a)3.0<|f34|/f<11.0
(17a)1.8<f5/f<4.3
(18a)0.2<r1/r2<0.6
ただし、各条件式の符号は前の段落での説明と同様である。
本実施形態において、レンズ面の非球面に採用する非球面形状は、光軸方向の軸をZ、光軸に直交する方向の高さをH、近軸曲率半径をR、円錐係数をk、非球面係数をA4、A6、A8、A10、A12、A14、A16、A18、A20としたとき数式1により表わされる。
次に、本実施形態に係る撮像レンズの実施例を示す。各実施例において、fは撮像レンズ全系の焦点距離を、FnoはFナンバーを、ωは半画角を、ihは最大像高を、TTLは光学全長をそれぞれ示す。また、iは物体側から数えた面番号、rは曲率半径、dは光軸上のレンズ面間の距離(面間隔)、Ndはd線(基準波長)の屈折率、νdはd線に対するアッベ数をそれぞれ示す。なお、非球面に関しては、面番号iの後に*(アスタリスク)の符号を付加して示す。
(実施例1)
基本的なレンズデータを以下の表1に示す。
実施例1の撮像レンズは、表8に示すように条件式(1)から(18)を満たしている。
図2は実施例1の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。球面収差図は、F線(486nm)、d線(588nm)、C線(656nm)の各波長に対する収差量を示している。また、非点収差図にはサジタル像面Sにおけるd線の収差量(実線)、タンジェンシャル像面Tにおけるd線の収差量(破線)をそれぞれ示している(図4、図6、図8、図10、図12、図14においても同じ)。図2に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
(実施例2)
基本的なレンズデータを以下の表2に示す。
実施例2の撮像レンズは、表8に示すように条件式(1)から(18)を満たしている。
図4は実施例2の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図4に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
(実施例3)
基本的なレンズデータを以下の表3に示す。
実施例3の撮像レンズは、表8に示すように条件式(1)から(18)を満たしている。
図6は実施例3の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図6に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
(実施例4)
基本的なレンズデータを以下の表4に示す。
実施例4の撮像レンズは、表8に示すように条件式(1)から(18)を満たしている。
図8は実施例4の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図8に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
(実施例5)
基本的なレンズデータを以下の表5に示す。
実施例5の撮像レンズは、表8に示すように条件式(1)から(18)を満たしている。
図10は実施例5の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図10に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
(実施例6)
基本的なレンズデータを以下の表6に示す。
実施例6の撮像レンズは、表8に示すように条件式(1)から(18)を満たしている。
図12は実施例6の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図12に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
(実施例7)
基本的なレンズデータを以下の表7に示す。
実施例7の撮像レンズは、表8に示すように条件式(1)から(18)を満たしている。
図14は実施例7の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図14に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
表8に実施例1から実施例7に係る条件式(1)から(18)の値を示す。
本発明に係る撮像レンズを、カメラ機能を備える製品へ適用した場合、当該カメラの低背化、低Fナンバー化への寄与とともに、高性能化を図ることができる。
STO 開口絞り
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
L6 第6レンズ
L7 第7レンズ
ih 最大像高
IR フィルタ
IMG 撮像面


Claims (14)

  1. 物体側から像側に向かって順に配置された、
    光軸近傍で物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズと、
    光軸近傍で物体側に凸面を向けたメニスカス形状で負の屈折力を有する第2レンズと、
    正または負の屈折力を有する第3レンズと、
    光軸近傍で像側に凸面を向けた負の屈折力を有する第4レンズと、
    正の屈折力を有する第5レンズと、
    正の屈折力を有する第6レンズと、
    光軸近傍で像側に凹面を向けた負の屈折力を有する第7レンズとから構成され、前記第7レンズの像側の面は、周辺部で凸面に変化する非球面が形成されており、前記第5レンズの物体側の面は、光軸近傍で物体側に凸面を向けており、
    全てのレンズは、隣接するレンズと間隔をおいて配置された単レンズであり、
    以下の条件式(1)、(2)、(3)、および(16)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
    (1)1.50<Nd1<1.60
    (2)−8.0<f2/f<−2.0
    (3)0.3<t2/t3<3.3
    (16’)2.5<|f34|/f≦9.71
    ただし、
    Nd1:第1レンズのd線における屈折率
    f :撮像レンズ全系の焦点距離
    f2 :第2レンズの焦点距離
    t2 :第2レンズの像側の面から第3レンズの物体側の面までの光軸上の距離
    t3 :第3レンズの像側の面から第4レンズの物体側の面までの光軸上の距離
    f34:第3レンズと第4レンズの合成焦点距離
  2. 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (5)−10.0<(r9+r10)/(r9−r10)<−0.5
    ただし、
    r9:第5レンズの物体側の面の近軸曲率半径
    r10:第5レンズの像側の面の近軸曲率半径
  3. 以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (6)1.0<|f23|/f<4.5
    ただし、
    f :撮像レンズ全系の焦点距離
    f23:第2レンズと第3レンズの合成焦点距離
  4. 以下の条件式(7)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (7)0.01<t3/f<0.15
    ただし、
    f :撮像レンズ全系の焦点距離
    t3:第3レンズの像側の面から第4レンズの物体側の面までの光軸上の距離
  5. 以下の条件式(8)、および(9)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (8)50<νd1<60
    (9)15<νd2<25
    ただし、
    νd1:第1レンズのd線に対するアッべ数
    νd2:第2レンズのd線に対するアッべ数
  6. 以下の条件式(10)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (10)15<νd4<25
    ただし、
    νd4:第4レンズのd線に対するアッベ数
  7. 以下の条件式(11)、(12)、および(13)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    (11)50<νd5<60
    (12)50<νd6<60
    (13)50<νd7<60
    ただし、
    νd5:第5レンズのd線に対するアッべ数
    νd6:第6レンズのd線に対するアッべ数
    νd7:第7レンズのd線に対するアッべ数
  8. 物体側から像側に向かって順に配置された、
    光軸近傍で物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズと、
    光軸近傍で物体側に凸面を向けたメニスカス形状で負の屈折力を有する第2レンズと、
    正または負の屈折力を有する第3レンズと、
    光軸近傍で像側に凸面を向けた負の屈折力を有する第4レンズと、
    正の屈折力を有する第5レンズと、
    正の屈折力を有する第6レンズと、
    光軸近傍で像側に凹面を向けた負の屈折力を有する第7レンズとから構成され、
    前記第7レンズの像側の面は、周辺部で凸面に変化する非球面が形成されており、
    全てのレンズは、隣接するレンズと間隔をおいて配置された単レンズであり、
    以下の条件式(4)、および(11)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
    (4) 3.0<f567/f<10.0
    (11)50<νd5<60
    ただし、
    f :撮像レンズ全系の焦点距離
    f567:第5レンズ、第6レンズ、および第7レンズの合成焦点距離
    νd5 :第5レンズのd線に対するアッべ数
  9. 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項8に記載の撮像レンズ。
    (5)−10.0<(r9+r10)/(r9−r10)<−0.5
    ただし、
    r9:第5レンズの物体側の面の近軸曲率半径
    r10:第5レンズの像側の面の近軸曲率半径
  10. 以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項8に記載の撮像レンズ。
    (6)1.0<|f23|/f<4.5
    ただし、
    f :撮像レンズ全系の焦点距離
    f23:第2レンズと第3レンズの合成焦点距離
  11. 以下の条件式(7)を満足することを特徴とする請求項8に記載の撮像レンズ。
    (7)0.01<t3/f<0.15
    ただし、
    f :撮像レンズ全系の焦点距離
    t3:第3レンズの像側の面から第4レンズの物体側の面までの光軸上の距離
  12. 以下の条件式(8)、および(9)を満足することを特徴とする請求項8に記載の撮像レンズ。
    (8)50<νd1<60
    (9)15<νd2<25
    ただし、
    νd1:第1レンズのd線に対するアッべ数
    νd2:第2レンズのd線に対するアッべ数
  13. 以下の条件式(10)を満足することを特徴とする請求項8に記載の撮像レンズ。
    (10)15<νd4<25
    ただし、
    νd4:第4レンズのd線に対するアッベ数
  14. 以下の条件式(12)、および(13)を満足することを特徴とする請求項8に記載の撮像レンズ。
    (12)50<νd6<60
    (13)50<νd7<60
    ただし、
    νd6:第6レンズのd線に対するアッべ数
    νd7:第7レンズのd線に対するアッべ数
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