JPWO2017191673A1 - ガスクロマトグラフ用フィルタ装置及びガスクロマトグラフ - Google Patents

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Abstract

フィルタ装置7の本体71では、ガスの流路である内部空間Aは、環状に形成されており、内部空間Aに充填されるフィルタ材72は、環状に配置される。そのため、フィルタ材72を細長く配置する場合に比べて、フィルタ材72の断面積を大きく保つことができ、流路抵抗を小さくできるとともに、フィルタ材72内部を通過するガスの速度(線速度)を遅く保つことができる。そして、フィルタ材72の捕集効率を向上できる。また、流路713Aの一端縁、及び、流路714B,715Bは、本体71の一端部に形成されている。そのため、固定ブロック8との接続箇所を、本体71の一端部にまとめることができる。その結果、フィルタ装置7を設置するために必要なスペース小さく保つことができ、省スペース化を実現できる。また、固定ブロック8との接続箇所を必要最低限に抑えることができ、接続箇所からガスが漏れる可能性を低くできる。

Description

本発明は、内部にガスが通過するための流路が形成され、当該流路にフィルタ材が充填されて構成されるガスクロマトグラフ用フィルタ装置、及び、これを備えたガスクロマトグラフに関するものである。
従来より、ガスクロマトグラフ内を流れるガスの流路に配置されるフィルタ装置が利用されている。フィルタ装置は、内部に流路が形成された本体と、この流路に介在されるフィルタとを備えている。ガスクロマトグラフを流れるガスは、フィルタ装置の本体の流路に流入する。そして、ガスが本体内の流路を通過する際に、フィルタによって、ガス中の各種成分が収集(捕集)される。
例えば、このようなフィルタ装置として、ガスクロマトグラフのスプリット流路に配置されるフィルタ装置が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
図5は、従来のフィルタ装置100の構成を示した断面図である。
フィルタ装置100は、ガスクロマトグラフのスプリット流路に配置される装置であって、本体101と、流入側接続部102と、流出側接続部103と、フィルタ104とを備えている。
本体101は、長尺な筒状に形成されている。流入側接続部102は、本体101の一端部に接続されている。流入側接続部102は、本体101よりも径の小さい筒状に形成されている。流出側接続部103は、本体101の他端部に接続されている。流出側接続部103は、本体101よりも径の小さい筒状に形成されている。流出側接続部103及び流入側接続部102のそれぞれは、外部の流路部材と接続されている。フィルタ104は、本体101の内部空間Bに充填されている。
ガスクロマトグラフでは、試料が試料気化室において気化されるとともに、キャリアガスが試料気化室に導入される。そして、試料気化室内のガス(キャリアガス及び試料ガスの混合ガス)の一部は、スプリット流路を通過して外部に排出される。ここで、スプリット流路を通過するガスは、フィルタ装置100に導入される。具体的には、スプリット流路を通過するガスは、流入側接続部102内を通過して、本体101に流入する。そして、本体101の内部空間Bを通過した後、流出側接続部103内を通過して外部に排出される。このとき、ガスに含まれる試料成分が、本体101内のフィルタ104によって捕集される。
特許第2513388号公報
上記のような従来のフィルタ装置100では、内部空間Bが細長く形成されている。そのため、内部空間Bに充填されるフィルタ104の断面積が小さくなり、流路抵抗が大きくなる結果、分析時の安定性に影響を与えるという不具合がある。また、従来のフィルタ装置100では、ガスが、装置内を直線的に移動する。そのため、ガスは、装置内において内側(中心)を流れやすい。その結果、装置内において、ガスが通過しにくいデッドスペースが生じやすい。具体的には、本体101の内部空間Bのうち、本体101と流入側接続部102との境界周辺、及び、本体101と流出側接続部103との境界周辺のスペースB1は、ガスが通過しにくいデッドスペースになる。そのため、スペースB1に充填されたフィルタ104では、試料成分を捕集しにくくなってしまう。このように、従来のフィルタ装置100では、フィルタ104において試料成分を捕集しにくい部分が生じるため、フィルタ104の捕集効率が悪くなるという不具合が生じる。
また、フィルタ装置100では、本体101の両端部のそれぞれに接続部(流入側接続部102及び流出側接続部103)が設けられている。そのため、設置のために大きなスペースが必要になってしまう。また、外部の流路部材との接続箇所が2箇所となるため(接続箇所が多くなるため)、ガスが漏れる可能性が高くなってしまう。そして、これらの接続箇所からガスが漏れる場合には、ガスクロマトグラフにおける分析動作が不安定になってしまう。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、ガスクロマトグラフにおける安定的な分析動作を実現でき、かつ、ガスに含まれる捕集対象成分を効率よく捕集できるガスクロマトグラフ用フィルタ装置及びガスクロマトグラフを提供することを目的とする。また、本発明は、省スペース化を実現できるガスクロマトグラフ用フィルタ装置及びガスクロマトグラフを提供することを目的とする。
(1)本発明に係るガスクロマトグラフ用フィルタ装置は、本体と、フィルタ材とを備える。前記本体は、第1流路、及び、前記第1流路の外周側に設けられた環状の第2流路が内部に形成される。前記フィルタ材は、前記本体内における前記第2流路に充填される。前記本体の一端部には、流入口及び流出口が形成されており、前記流入口から前記本体内に流入したガスが、前記第1流路又は前記第2流路の一方を通って前記本体の他端部側に向かい、当該他端部から前記第1流路又は前記第2流路の他方を通って前記流出口へと導かれる。
このような構成によれば、本体内の第2流路は、環状に形成される。そのため、第2流路に充填されるフィルタ材は、環状に配置される。また、ガスは、流入口から流入して流出口まで導かれる間に、第2流路を通過する。第2流路を通過するガスに含まれる捕集対象成分は、第2流路に充填されたフィルタ材によって捕集される。
そのため、フィルタ材を細長く配置する場合に比べて、フィルタ材の断面積(ガスの流入方向と直交する方向における断面積)を大きく保つことができ、流路抵抗を小さくできるとともに、フィルタ材内部を通過するガスの速度(線速度)を遅く保つことができる。
その結果、フィルタ材によって、ガスに含まれる捕集対象成分を効率よく捕集できる。また、本体内を通過するガスの圧力が大きくなることを抑制して、ガスクロマトグラフにおける安定的な分析動作を実現できる。
また、流入口及び流出口は、本体の一端部に形成されている。
そのため、ガスの流路を形成する他の部材(流路部材など)との接続箇所を、本体の一端部にまとめることができる。
その結果、装置を設置するために必要なスペース小さく保つことができ、省スペース化を実現できる。
さらに、ガスの流路を形成する他の部材との接続箇所を必要最低限に抑えることができ、接続箇所からガスが漏れる可能性を低くできる。そして、ガスクロマトグラフにおける安定的な分析動作を実現できる。
すなわち、本発明に係るガスクロマトグラフ用フィルタ装置によれば、ガスクロマトグラフにおける安定的な分析動作を実現でき、かつ、ガスに含まれる捕集対象成分を効率よく捕集できる。また、本発明に係るガスクロマトグラフ用フィルタ装置によれば、省スペース化を実現できる。
(2)また、前記流入口から前記本体内に流入したガスは、前記第1流路を通って前記本体の他端部側に向かい、当該他端部において複数の連通孔から径方向に向かって前記第2流路へと噴出し、前記第2流路を通って前記流出口へと導かれてもよい。
このような構成によれば、ガスは、本体内の中心側である第1流路を通過した後、Uターンするように、複数の連通孔を通って本体内の外側である第2流路を通過する。
そのため、第2流路内においてガスを拡散するように流すことができる。
その結果、第2流路内においてガスが通過しないデッドスペースが生じることを抑制でき、フィルタ材によってガスに含まれる捕集対象成分を効率よく捕集できる。
(3)また、前記ガスクロマトグラフ用フィルタ装置は、シール部材をさらに備えてもよい。前記シール部材は、前記本体の一端部に設けられ、前記流入口及び前記流出口よりも外側を取り囲んでシールする。
このような構成によれば、シール部材によって、流入口及び流出口を効率よくシールできる。
(4)また、前記本体の外周面の少なくとも一部が、透明又は半透明に形成されていてもよい。
このような構成によれば、本体内のフィルタ材を外部から視認できる。
そのため、装置が長期間使用されることによりフィルタ材が汚れた場合には、装置を分解することなく、外部からそのフィルタ材の状態を確認できる。
その結果、フィルタ材の交換時期を簡易に確認できる。
(5)本発明に係るガスクロマトグラフは、前記ガスクロマトグラフ用フィルタ装置と、流入路と、流出路とを備える。前記流入路は、前記流入口に接続される。前記流出路は、前記流出口に接続される。
このような構成によれば、ガスクロマトグラフ内を流れるガスに含まれる捕集対象成分を、ガスクロマトグラフ用フィルタ装置によって効率よく捕集できる。
(6)また、前記流入路及び前記流出路が、スプリット流路を構成していてもよい。
このような構成によれば、スプリット流路を流れるガスに含まれる試料成分を、ガスクロマトグラフ用フィルタ装置によって効率よく捕集できる。
本発明によれば、本体内の第2流路は、環状に形成されており、第2流路に充填されるフィルタ材は、環状に配置される。そのため、フィルタ材の断面積を大きくでき、流路抵抗を小さくできるとともに、フィルタ材によって、ガスに含まれる捕集対象成分を効率よく捕集できる。また、本発明によれば、ガスの流路を形成する外部の部材との接続箇所を、本体の一端部にまとめることができる。そのため、装置を設置するために必要なスペースを小さく保つことができ、省スペース化を実現できる。さらに、外部の部材との接続箇所を必要最低限に抑えることができ、接続箇所からガスが漏れる可能性を低くできる。そして、ガスクロマトグラフにおける安定的な分析動作を実現できる。
本発明の一実施形態に係るガスクロマトグラフの構成例を示した概略図である。 図1のガスクロマトグラフのフィルタ装置の構成を示した断面図である。 図2のフィルタ装置の外蓋部の正面図である。 図2のフィルタ装置におけるガスの流れを示した断面図である。 従来のガスクロマトグラフ用フィルタ装置の構成を示した断面図である。
1.ガスクロマトグラフの全体構成
図1は、本発明の一実施形態に係るガスクロマトグラフの構成例を示した概略図である。このガスクロマトグラフは、キャリアガスとともに試料ガスをカラム1内に供給することにより分析を行うためのものであり、上記カラム1以外に、カラムオーブン2、試料導入部3、検出器4、及び、フィルタ装置7などを備えている。
カラム1は、例えば、キャピラリカラムからなる。カラム1は、カラムオーブン2内に収容されている。
カラムオーブン2は、カラム1を加熱するためのものであり、分析時にはヒータ及びファン(図示せず)を適宜駆動させる。
試料導入部3は、カラム1内にキャリアガス及び試料ガスを導入するためのものであり、その内部に試料気化室(図示せず)が形成されている。この試料気化室には、液体試料が注入され、試料気化室内で気化された試料が、キャリアガスとともにカラム1内に導入される。また、試料気化室には、ガス供給流路5及びスプリット流路6が連通している。
ガス供給流路5は、試料導入部3の試料気化室内にキャリアガスを供給するための流路である。
スプリット流路6は、スプリット導入法によりカラム1内にキャリアガス及び試料ガスを導入する際に、試料気化室内のガス(キャリアガス及び試料ガスの混合ガス)の一部を所定のスプリット比で外部に排出するための流路である。スプリット流路6は、流入路61及び流出路62を含んでいる。
検出器4は、例えば、水素炎イオン化検出器(FID)や、炎光光度検出器(FPD)により構成される。検出器4は、カラム1から導入されるキャリアガスに含まれる各試料成分を順次検出する。
フィルタ装置7は、スプリット流路6に介在するように配置されている。フィルタ装置7は、スプリット流路6を通過するガスに含まれる試料成分を捕集するための装置であって、ガスクロマトグラフ用フィルタ装置の一例である。スプリット流路6のうち、ガスの移動方向において、フィルタ装置7よりも上流側に流入路61が位置しており、フィルタ装置7より下流側に流出路62が位置している。
このガスクロマトグラフにおいて試料を測定する際は、分析対象となる試料が試料導入部3に注入される。試料は、試料気化室において気化される。また、試料導入部3の試料気化室には、ガス供給流路5を介してキャリアガスが供給される。
試料気化室内で気化された試料は、キャリアガスとともにカラム1内に導入される。試料に含まれる各試料成分は、カラム1内を通過する過程で分離されて、検出器4に順次導入される。
検出器4では、カラム1から導入されるキャリアガスに含まれる各試料成分が順次検出される。そして、検出器4における検出結果に基づいて、クロマトグラムが生成される。
このとき、試料導入部3の試料気化室内のガス(キャリアガス及び試料ガスの混合ガス)の一部は、所定のスプリット比でスプリット流路6から外部に排出される。具体的には、試料導入部3の試料気化室内のガスの一部は、スプリット流路6の流入路61を通過した後、フィルタ装置7内に流入する。そして、ガスがフィルタ装置7内を通過する際に、フィルタ装置7によってガスに含まれる試料成分が捕集される。フィルタ装置7内を通過したガスは、スプリット流路6の流出路62から外部に排出される。
2.フィルタ装置の詳細構成
図2は、フィルタ装置7の構成を示した断面図である。
フィルタ装置7は、本体71と、フィルタ材72と、ナット部73とを備えている。
本体71は、フィルタ装置7における流路が内部に形成される部材であって、中空円柱状に形成されている。本体71は、筒部711と、底部712と、軸部713と、内蓋部714と、外蓋部715とを備えている。
筒部711は、本体71の外周部(外周面)を構成している。筒部711は、円筒状に形成されている。筒部711は、例えば、ガラスからなり、透明又は半透明に形成されている。筒部711の一端部(図2における右側)には、外蓋部715が設けられており、筒部711の他端部(図2における左側)には、底部712が設けられている。
なお、以下では、図2における右方側を一方側(一端部側)とし、図2における左方側を他方側(他端部側)とし、図2における左右方向を軸方向として説明する。
底部712は、例えば、金属からなり、円板状に形成されている。底部712は、筒部711の他端部を覆うように、筒部711に取り付けられている。
軸部713は、筒部711の内部に配置されている。軸部713は、軸方向に延びる円筒状に形成されており、その他端部が底部712に取り付けられている。軸部713は、中央部を境界として、一方側の径が小さく、他方側の径が大きくなるように形成されている。軸部713には、流路713Aと、複数の連通孔713Bとが形成されている。
流路713Aは、軸部713の中心部を軸方向に貫通している。流路713Aが、第1流路の一例である。また、流路713Aの一端縁が、流入口の一例である。
連通孔713Bは、軸部713の他端部に形成されている。連通孔713Bは、軸部713の径方向に延びており、かつ、軸部713の周方向において等間隔ごとに配置されている。連通孔713Bは、その一端部が流路713Aと連続しており、その他端部が軸部713の外部空間と連続している。この例では、連通孔713Bは、4個形成されており、周方向において約90°間隔で配置されている。
内蓋部714は、筒部711の一方側部分の内方に配置されている。内蓋部714は、円板状に形成されている。内蓋部714の外径は、筒部711の内径よりもやや小さい。内蓋部714には、開口714Aと、複数の流路714Bとが形成されている。
開口714Aは、内蓋部714の中央部を軸方向に貫通している。
流路714Bは、内蓋部714における開口714Aよりも径方向外方部分を軸方向に貫通している。流路714Bは、周方向において等間隔ごとに配置されている。この例では、流路714Bは、4個形成されており、周方向において約90°間隔で配置されている。
内蓋部714の開口714Aには、軸部713(軸部713の軸方向中央部)が挿通されている。これにより、本体71内において、内蓋部714の他端面、軸部713の外周面、底部712の一端面、及び、筒部711の内周面で囲まれる円環状の内部空間Aが形成されている。
外蓋部715は、筒部711の一端部を覆うように、筒部711に取り付けられている。外蓋部715は、内蓋部714の一方側に配置されている。外蓋部715は、軸方向に延びる円筒状に形成されている。具体的には、外蓋部715は、中央部を境界として、一方側の径が大きく、他方側の径が小さくなるように形成されている。外蓋部715は、その一方側が筒部711の外方に配置されており、その他方側が筒部711の内方に配置されている。外蓋部715の他端面は、内蓋部714に当接している。外蓋部715と、内蓋部714との間には、第1シール部材75が配置されている。
第1シール部材75は、ゴムからなるOリングであって、外蓋部715と筒部711との間をシールしている。
図3は、外蓋部715の正面図であって、図2において、外蓋部715を一方側(右方側)から見た状態を示している。
図2及び図3に示すように、外蓋部715には、開口715Aと、複数の流路715Bと、溝715Cとが形成されている。
開口715Aは、外蓋部715の中央部を軸方向に貫通している。開口715Aには、軸部713の一方部分が挿通されている。外蓋部715における開口715Aの縁部と、軸部713との境界部分には、第2シール部材76が設けられている。
第2シール部材76は、ゴムからなるOリングであって、外蓋部715における開口715Aの縁部と、軸部713との間をシールしている。
流路715Bは、外蓋部715における開口715Aよりも径方向外方部分を軸方向に貫通している。流路715Bは、周方向において等間隔ごとに配置されている。軸方向に見たときに、各流路715Bは、内蓋部714の各流路714Bと重なっている。この例では、流路715Bは、4個形成されており、周方向において約90°間隔で配置されている。なお、流路714B,715Bが、流出口の一例である。また、内部空間Aが、第2流路の一例である。内部空間Aは、軸部713の流路713Aの外周側に配置されており、環状に形成されている。
溝715Cは、外蓋部715の一端部(一端面)に形成されている。溝715Cは、円環状であって、外蓋部715の一端面から内方側(他方側)に向かって窪むように形成されている。径方向において、溝715Cは、開口715A、及び、複数の流路715Bの外方側に位置している。図2に示すように、溝715Cには、第3シール部材77が嵌められている。
第3シール部材77は、ゴムからなるOリングである。
フィルタ材72は、内部空間Aに充填されている。内部空間Aは、上記したように円環状に形成されている。そのため、内部空間Aに充填されるフィルタ材72は、円環状に配置されている。フィルタ材72は、例えば、シリカゲルや活性炭などからなる。
ナット部73は、外蓋部715の径方向外方側に配置されている。ナット部73は、例えば、金属からなり、軸方向に延びる円筒状に形成されている。ナット部73の一端部の内周面には、図示しないねじ溝が形成されている。ナット部73の他端部は、径方向内方側に向かって突出する円環状のフランジ部となっている。
フィルタ装置7は、固定ブロック8に取り付けられて用いられる。固定ブロック8は、スプリット流路6に配置される流路部材である。
固定ブロック8は、軸方向に延びる円柱状に形成されている。固定ブロック8の他端部の外周面には、図示しないねじ山が形成されている。固定ブロック8には、流路8Aと、流路8Bと、凹部8Cとが形成されている。
流路8Aは、固定ブロック8の中央部を軸方向に貫通している。流路8Aは、軸方向の位置によって、内径が異なるように形成されている。
流路8Bは、固定ブロック8における流路8Aよりも径方向外方部分に形成されている。流路8Bは、固定ブロック8の他端面から一方側に延びた後、固定ブロック8の径方向に向かって延びている。流路8Bの一端部(径方向外側端部)及び他端部は、固定ブロック8の外部空間と連続している。
凹部8Cは、固定ブロック8の他端部(他端面)の径方向中央部に形成されている。凹部8Cは、固定ブロック8の他端面から内方側(一方側)に向かって窪むように形成されている。凹部8Cは、流路8A及び流路8Bに連続している。
そして、フィルタ装置7を固定ブロック8に取り付ける際は、まず、フィルタ装置7が固定ブロック8の他方側に配置される。このとき、フィルタ装置7は、固定ブロック8の他端面と、外蓋部715の一端面とが当接するように配置される。また、固定ブロック8の流路8Aの他端部には、軸部713の一端部が挿通される。また、ナット部73の一端縁(一端部の内周面)は、固定ブロック8の他端縁(他端部の外周面)に当接される。
この状態から、ナット部73が固定ブロック8に対して締め付けられる。これにより、ナット部73によって、外蓋部715が固定ブロック8に押し付けられる。そして、外蓋部715の一端面と、固定ブロック8の他端面との間が、第3シール部材77によってシールされる。
このようにして、フィルタ装置7が、固定ブロック8に取り付けられる。
3.フィルタ装置におけるガスの流れ
図4は、フィルタ装置7におけるガスの流れを示した断面図である。
固定ブロック8の流路8Aは、スプリット流路6の流入路61(図1参照)に接続されており、固定ブロック8の流路8Bは、スプリット流路6の流出路62に接続されている。また、上記したように、フィルタ装置7は、固定ブロック8に取り付けられている。
ガスクロマトグラフにおいて分析動作が開始され、試料導入部3に試料が導入されるとともにキャリアガスが供給されると、試料導入部3内のガス(キャリアガス及び試料ガスの混合ガス)の一部は、流入路61を通過し、固定ブロック8の流路8Aに流入する。
流路8Aに流入したガスは、流路8A内を通過した後、軸部713の流路713Aに対して一端縁(一方側)から流入する。そして、ガスは、流路713A内を他方側に向かって流れて、流路713Aの他端部に到達する。さらに、ガスは、底部712の一端面に吹き付けられて径方向に拡がり、軸部713の各連通孔713Bに流入する。
各連通孔713Bを通過したガスは、内部空間Aに流入(噴出)し、筒部711の内周面に吹き付けられて軸方向に拡がり、内部空間A内に拡散される。そして、内部空間A内のガスは、拡散しながら一方側に向かって流れて、内部空間Aの一端部に到達する。
このとき、内部空間Aを流れるガスは、内部空間Aにおける径方向外方側を流れやすい。そして、ガスに含まれる試料成分が、フィルタ材72によって捕集される。
そして、ガスは、内蓋部714の流路714Bを通過して、外蓋部715の流路715Bに対して他方側から流入する。流路715Bに流入したガスは、流路715Bを通過した後、固定ブロック8の凹部8Cに流入する。
固定ブロック8の凹部8Cに流入したガスは、固定ブロック8の流路8Bに流入する。そして、流路8Bを通過したガスは、スプリット流路6の流出路62を通過して外部に排出される。
このように、フィルタ装置7内では、ガスが、軸部713の流路713Aを直線的に流れた後、Uターンするように、軸部713の各連通孔713Bを通って、内部空間A内を流れる。このとき、ガスは、拡散されて内部空間A内をまんべんなく流れる。その後、ガスは、内蓋部714の流路714B、外蓋部715の流路715B、固定ブロック8の凹部8C、及び、固定ブロック8の流路8Bを通過した後、スプリット流路6の流出路62から外部に排出される。
また、本体71の外蓋部715と、固定ブロック8との間は、第3シール部材77によってシールされている。第3シール部材77は、軸部713の流路713A、及び、外蓋部715の流路715Bよりも外側を取り囲んでいる。そのため、これらを流れるガスは、第3シール部材77によって、外部に漏れることが抑制される。
4.作用効果
(1)本実施形態では、図4に示すように、本体71内において、ガスの流路(第2流路)である内部空間Aは、環状に形成されている。そのため、内部空間Aに充填されるフィルタ材72は、環状に配置される。そして、ガスは、フィルタ装置7に流入してから、フィルタ装置7から流出するまでの間に、内部空間Aを通過する。内部空間Aを通過するガスに含まれる試料成分は、内部空間A内に充填されたフィルタ材72によって捕集される。
そのため、フィルタ材72を細長く形成する場合に比べて、フィルタ材72の断面積(軸方向と直交する方向における断面積)を大きく保つことができ、流路抵抗を小さくできるとともに、フィルタ材72内部を通過するガスの速度(線速度)を遅く保つことができる。
その結果、フィルタ材72によって、ガスに含まれる試料成分を効率よく捕集できる。また、本体71内を通過するガスの圧力が大きくなることを抑制して、ガスクロマトグラフにおける安定的な分析動作を実現できる。
また、流入口である軸部713の流路713Aの一端縁、及び、流出口である流路714B,715Bは、本体71の一端部に形成されている。
そのため、固定ブロック8との接続箇所を、本体71の一端部にまとめることができる。
その結果、ガスクロマトグラフにおいて、フィルタ装置7を設置するために必要なスペース小さく保つことができ、省スペース化を実現できる。
さらに、固定ブロック8との接続箇所を必要最低限(1箇所)に抑えることができ、接続箇所からガスが漏れる可能性を低くできる。そして、ガスクロマトグラフにおける安定的な分析動作を実現できる。また、接続箇所が少ない(1箇所である)ため、メンテナンスなどの作業性を向上できる。さらに、接続部品も少ないため製造コストを減らすことができる。
すなわち、フィルタ装置7によれば、ガスクロマトグラフにおける安定的な分析動作を実現しつつ、ガスに含まれる試料成分を効率よく捕集できる。また、フィルタ装置7によれば、省スペース化を実現できる。
(2)また、本実施形態では、図4に示すように、本体71内に流入したガスは、軸部713の流路713Aを流れて軸部713(本体71)の他端部側に向かい、軸部713の各連通孔713Bから径方向に向かって内部空間Aへと噴出し、内部空間Aを通って本体71外に導かれる。
すなわち、本体71内に流入したガスは、本体71内において中心側(内側)に位置する軸部713の流路713Aを流れた後、Uターンするように、軸部713の各連通孔713Bを通って、本体71内において外側に位置する内部空間Aを通過する。
そのため、内部空間A内においてガスを拡散するように流すことができる。
その結果、内部空間A内においてガスが通過しないデッドスペースが生じることを抑制でき、フィルタ材72によってガスに含まれる試料成分を効率よく捕集できる。
(3)また、本実施形態では、図4に示すように、第3シール部材77は、本体71の一端部に設けられる。第3シール部材77は、軸部713の流路713Aの一端縁、並びに、内蓋部714の流路714B、及び、外蓋部715の流路715Bよりも外側を取り囲んでおり、本体71の外蓋部715と、固定ブロック8との間をシールしている。
そのため、第3シール部材77によって、流入口である軸部713の流路713Aの一端縁、及び、流出口である流路714B,715Bを効率よくシールできる。
(4)また、本実施形態では、図4に示すように、本体71の筒部711は、ガラスからなり、透明又は半透明に形成されている。
そのため、本体71内のフィルタ材72を外部から視認できる。
その結果、フィルタ装置7が長期間使用されることによりフィルタ材72が汚れた場合には、フィルタ装置7を分解することなく、フィルタ材72の状態を確認できる。特に、本実施形態のように、ガスが内部空間Aにおける径方向外方側を流れやすい構成の場合には、フィルタ材72における径方向外方側が汚れやすいため、その汚れを容易に確認できる。
よって、フィルタ材72の交換時期を簡易に確認できる。
(5)また、本実施形態では、図1に示すように、フィルタ装置7は、スプリット流路6に介在される。
そのため、スプリット流路6を流れるガスに含まれる試料成分を、フィルタ装置7によって効率よく捕集できる。
5.変形例
以上の説明では、本体71内において、ガスは、軸部713の流路713Aを流れた後、軸部713の各連通孔713Bを通過し、内部空間Aを通って本体71外に導かれるとして説明した。しかし、本体71内において、ガスは、逆方向に流れてもよい。すなわち、ガスは、外蓋部715の流路715Bに対して一端側から流入し、内部空間A内を流れた後、軸部713の各連通孔713Bを通過し、軸部713の流路713Aを通って本体71外に導かれてもよい。
また、以上の説明では、フィルタ装置7は、ガスクロマトグラフにおけるスプリット流路6に介在されるとして説明した。しかし、フィルタ装置7は、ガスクロマトグラフにおける他の流路に介在されて用いられてもよい。例えば、フィルタ装置7は、ガスクロマトグラフと、キャリアガスを供給するボンベとの間の流路に介在されて用いられてもよい。また、フィルタ装置7は、試料導入部3と、フローコントローラとの間の流路に介在されて用いられてもよい。また、フィルタ装置7は、ガスクロマトグラフにおけるベント流路に介在されて用いられてもよい。
また、以上の説明では、フィルタ装置7の本体71は、筒部711、底部712、軸部713、内蓋部714及び外蓋部715を備えるとして説明した。しかし、本体71は、このような構成に限らず、これらの少なくとも一部が省略されてもよいし、これらの少なくとも一部が一体的に構成されていてもよい。
6 スプリット流路
7 フィルタ装置
61 流入路
62 流出路
71 本体
72 フィルタ材
77 第3シール部材
711 筒部
713A 流路
713B 連通孔
714B 流路
715B 流路
A 内部空間

Claims (6)

  1. 第1流路、及び、前記第1流路の外周側に設けられた環状の第2流路が内部に形成された本体と、
    前記本体内における前記第2流路に充填されたフィルタ材とを備え、
    前記本体の一端部には、流入口及び流出口が形成されており、前記流入口から前記本体内に流入したガスが、前記第1流路又は前記第2流路の一方を通って前記本体の他端部側に向かい、当該他端部から前記第1流路又は前記第2流路の他方を通って前記流出口へと導かれることを特徴とするガスクロマトグラフ用フィルタ装置。
  2. 前記流入口から前記本体内に流入したガスは、前記第1流路を通って前記本体の他端部側に向かい、当該他端部において複数の連通孔から径方向に向かって前記第2流路へと噴出し、前記第2流路を通って前記流出口へと導かれることを特徴とする請求項1に記載のガスクロマトグラフ用フィルタ装置。
  3. 前記本体の一端部に設けられ、前記流入口及び前記流出口よりも外側を取り囲んでシールするシール部材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のガスクロマトグラフ用フィルタ装置。
  4. 前記本体の外周面の少なくとも一部が、透明又は半透明に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガスクロマトグラフ用フィルタ装置。
  5. 請求項1に記載のガスクロマトグラフ用フィルタ装置と、
    前記流入口に接続された流入路と、
    前記流出口に接続された流出路とを備えることを特徴とするガスクロマトグラフ。
  6. 前記流入路及び前記流出路が、スプリット流路を構成していることを特徴とする請求項5に記載のガスクロマトグラフ。
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