JPWO2017154887A1 - 時計 - Google Patents

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Abstract

時計において、専用のムーブメントではなく汎用のムーブメントを用いて日出没の状態を直感的に表すため、腕時計(1)(時計の一例)は、日出没の状態の表示用の太陽マーク(22)が表示された小文字板(20)(文字板の一例)と、小文字板(20)を覆って24時間周期で回転し、その回転位置に応じて太陽マーク(22)の視認状態を変化させる日出没指示部を有する回転板(30)(回転部材の一例)と、を備え、小文字板(20)と回転板(30)とのうち一方に時刻指示用の複数の数字(21)(指標の一例)が表示され、他方に小文字板(20)の回転位置に応じて時刻に対応した数字(21)を指示する時刻指示部が形成され、時刻指示部と日出没指示部とは、日出没指示部による太陽マーク(22)の視認状態が、時刻指示部により示された数字(21)に対応した時刻における日出没の状態となる位置関係で配置されている。

Description

本発明は、時計に関し、詳細には、24時間での日出没の状態を表示する時計に関する。
時計は、主に指針によって時刻の数字を指し示すことで時刻を表示するが、このような時刻を指示する機能の他に、日の出から日の入り(日没)までの太陽の出没(日出没)の状態を直感的に表示する機能を有するものがある。この日出没の状態を表示するものとしては、例えば、窓が形成された窓部材の背面側に、回転する円板を配置したものがある。この円板の半分の角度領域には夜のイメージの絵(影の背景に三日月のマーク)が描かれ、残りの半分の角度領域には昼のイメージの絵(影の無い背景に太陽のマーク)が描かれ、24時間周期で円板を回転させたときに、窓部材の窓から、昼のイメージの絵と夜のイメージの絵とを順次露出させることで、日出没の状態を直感的に表示している(例えば、特許文献1参照)。
なお、窓部材には、周方向に沿って、日の出から日没までの時刻に対応した数字が並んで配置され、円板に描かれた昼のイメージの絵と夜のイメージの絵との境界線が、そのいずれかの数字を指し示すことで、現在の時刻を指示している。
米国特許第4759002号公報
先行技術文献に記載の時計は、円板に描いた昼と夜のイメージの絵を窓部材の窓から順次露出させて日出没の状態を表示させるために専用のムーブメントが必要であり、汎用性が低いため、コストがかかるという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであって、専用のムーブメントではなく汎用のムーブメントを用いて日出没の状態を直感的に表すことができる時計を提供することを目的とする。
本発明は、日出没の状態の表示用の太陽マークが表示された文字板と、前記文字板を覆って24時間周期で回転し、その回転位置に応じて前記太陽マークの視認状態を変化させる日出没指示部を有する回転部材と、を備え、前記文字板と前記回転部材とのうち一方に時刻を表す複数の指標が表示され、他方に前記文字板の回転位置に応じて前記指標を指示する時刻指示部が形成され、前記時刻指示部と前記日出没指示部とは、前記日出没指示部による前記太陽マークの視認状態が、前記時刻指示部により指示された前記指標に対応した時刻における前記日出没の状態となる位置関係で配置されている時計である。
本発明に係る時計によれば、専用のムーブメントではなく汎用のムーブメントを用いて日出没の状態を直感的に表すことができる。
本発明に係る時計の一実施形態である腕時計を示す平面図である。 図1における時刻3時位置に設けられた日出没表示部の構成を示す分解斜視図である。 図1における日出没表示部の拡大図である。 日出没表示部による24時間形式での時刻の指示及びその時刻に対応づけられた日出没の状態の表示例を示す図であり、日の出の時刻頃の表示例である。 日出没表示部による24時間形式での時刻の指示及びその時刻に対応づけられた日出没の状態の表示例を示す図であり、正午(午前12時)頃の表示例である。 日出没表示部による24時間形式での時刻の指示及びその時刻に対応づけられた日出没の状態の表示例を示す図であり、日の入の時刻頃の表示例である。 日出没表示部による24時間形式での時刻の指示及びその時刻に対応づけられた日出没の状態の表示例を示す図であり、夜間の表示例である。 透明な材料で形成された回転部材と、小文字板との組み合わせで構成された日出没表示部を示す図3相当の平面図である。 図5Aに示した日出没表示部における小文字板の単体を示す平面図である。 図5Aに示した日出没表示部における回転板の単体を示す平面図である。 図5Cに示した回転部材の表示窓の、回転方向の両端に近い部分にグラデーションを形成したものである。 小文字板に、数字、太陽マーク及び月マークの他に、夕焼け及び朝焼けを表現したグラデーションと、月マークの周囲に、星が輝く夜空の背景とを形成したものである。 腕時計において図1に示した日出没表示部に代えて適用される日出没表示部を示す平面図である。 図8Aに示した日出没表示部における小文字板の単体を示す平面図である。 図8Aに示した日出没表示部における回転板の単体を示す平面図である。 日出没表示部における回転板の切欠きのバリエーションを示す図(その1)である。 日出没表示部における回転板の切欠きのバリエーションを示す図(その2)である。 腕時計において図1に示した日出没表示部に代えて適用される日出没表示部を示す平面図である。 図11Aに示した日出没表示部における小文字板の単体を示す平面図である。 図11Aに示した日出没表示部における回転板の単体を示す平面図である。 腕時計において図1に示した日出没表示部に代えて適用される日出没表示部を示す平面図である。 図12Aに示した日出没表示部における小文字板の単体を示す平面図である。 図12Aに示した日出没表示部における回転板の単体を示す平面図である。 腕時計において図1に示した日出没表示部に代えて適用される日出没表示部を示す平面図である。 図13Aに示した日出没表示部における小文字板の単体を示す平面図である。 図13Aに示した日出没表示部における回転板の単体を示す平面図である。 腕時計において図13Aに示した日出没表示部に代えて適用される日出没表示部を示す平面図である。 図14Aに示した日出没表示部における小文字板の単体を示す平面図である。 図14Aに示した日出没表示部における回転板の単体を示す平面図である。 腕時計において図13Aに示した日出没表示部に代えて適用される日出没表示部を示す平面図である。 図15Aに示した日出没表示部における小文字板の単体を示す平面図である。 図15Aに示した日出没表示部における回転板の単体を示す平面図である。 小文字板の目隠し帯の溝を形成する製造方法を示す側面図である。 図16Aに示した製造方法により溝が形成された小文字板を示す平面図である。 図16Bに示した溝にめっきが施されて、着色された目隠し帯が形成された小文字板を示す平面図である。
以下、本発明に係る時計の実施形態について、図面を参照して説明する。
<時計の全体構成>
図1は、本発明に係る時計の一実施形態である腕時計1を示す平面図、図2は、図1における時刻3時位置に設けられた日出没表示部10の構成を示す分解斜視図、図3は、日出没表示部10の拡大図である。
図示の腕時計1は、文字板2の中心C1(時計の中心)回りに回転する時針3A及び分針3Bにより、文字板2の外周部に12個設けられたバーインデックス4を指し示すことで、時刻を12時間形式で表示する時刻表示部5を有している。時針3Aは12時間で1回転し、分針3Bは60分間で1回転する。
また、時針3A及び分針3Bと同軸に、クロノグラフの秒針3Cが設けられている。クロノグラフの秒針3Cは、腕時計1のケース6に設けられた2つのプッシュボタン7A,7Bによる操作で動作する。文字板2の中心C1に対して時刻9時方向に偏った位置には、クロノグラフ文字板8が設けられている。クロノグラフ文字板8は、中心C2回りに60分で1回転するクロノグラフの分針3Dで指し示される60分計時用の文字板である。なお、クロノグラフ文字板8は、時刻表示部5の文字板2の一部として形成されている。
文字板2の時刻6時方向の位置には、日付を表示する開口である日窓2Aが形成されている。文字板2の背面には、日付用の数字が記載された日板が配置されていて、日板の数字の1つを日窓2Aから露出することで、日付を表示する日付表示部9を構成している。時刻表示部5の時針3A及び分針3B並びに日付表示部9の日板は、腕時計1のムーブメントの動作により動作しているが、ケース6に設けられたりゅうず7Cを操作することにより強制的に修正することができる。
<日出没表示部の構成>
文字板2の中心C1に対して時刻3時方向に偏った位置には、時刻を24時間形式で表すとともにその24時間形式の時刻に対応づけて日出没の状態で表示する日出没表示部10が設けられている。日出没表示部10が表示する日出没の状態は、日の出から日の入り(日没)までの太陽の出没(日出没)の状態を直感的に表示するものである。
なお、日出没表示部10が表示する日出没の状態は、この腕時計1が置かれた国や地域における各日ごとの日の出の時刻や日の入りの時刻を厳密に反映したものではなく、太陽が出ている日中であるか、太陽が没した夜であるかを大まかに見て取れるようにしたものであり、24時間形式で表された時刻に一律に固定されている。
日出没表示部10は、図2に示すように、円形の小文字板20(文字板の一例)と、小文字板20を覆う、円形の一部が切り欠かれた外形の回転板30(回転部材の一例)とにより構成されている。小文字板20は、時刻表示部5の文字板2の一部として形成されている。小文字板20には、24時間形式で時刻を指示するための指標の一例として、2,4,…,22,24という12個の数字21が、中心C3回りの時計回り方向(右回り)に円周上に並んで表示されている。なお、時刻24時に対応した数字21が、時刻表示部5の文字板2の中では一番上の位置となり、時刻12時に対応した数字21が、時刻表示部5の文字板2の中では一番下の位置となるように配置されている。
また、小文字板20には、日出没の状態の表示用の太陽マーク22と、月を表す月マーク23とが表示されている。太陽マーク22と月マーク23とは、形状(大きさや輪郭線の形状等)及び色を互いに異なるものとして視覚的に識別できるように形成されている。具体的には、太陽マーク22は月マーク23よりも大きく、例えば黄色で着色されている。一方、月マーク23は、太陽マーク22よりも小さく、例えば白色で着色されている。
本実施形態においては、小文字板20の中心C3に近い側の領域に太陽マーク22及び月マーク23が配置され、太陽マーク22及び月マーク23よりも外周側の領域に数字21が配置されている。また、太陽マーク22は、中心C3を挟んで、時刻12時に対応した数字21と反対側(時刻24時に対応した数字21の内周側)に配置されている。月マーク23は、中心C3を挟んで、太陽マーク22と反対側の位置に配置されている。つまり、月マーク23は、時刻24時に対応した数字21と反対側(時刻12時に対応した数字21の内周側)に配置されている。
回転板30は、小文字板20から突出するように中心C3に設けられた図示しない指針軸に取り付けられ、小文字板20に重ね合わされて、中心C3回りに時計回り方向に24時間周期で回転する。回転板30は、不透明の金属材料で形成されている。回転板30は、図2に示すように、円形のうち一部を三日月状に切り欠いた外形輪郭を有している。この三日月状に切り欠かれた切欠き31は、回転板30の回転位置に応じて、小文字板20の数字21のうち時刻に対応したいずれかの数字21を示す時刻指示部の一例である。切欠き31の回転方向の中央部31aは、数字21の全体を露出させるが、切欠き31の中央部31aを除いた部分は数字21の全体を露出させない。したがって、切欠き31は、時刻に対応して全体を露出させた1つの数字21により時刻を示すため、時刻指示部として機能する。
また、回転板30には2つの貫通した開口32,33が形成されている。1つの開口32は、中心C3を挟んで切欠き31とは反対側の領域に概略半円状に形成された表示窓の一例であり、回転により太陽マーク22と重なる領域に形成され、回転板30の回転位置に応じて太陽マーク22の視認状態を変化させる日出没指示部の一例である。開口32は、回転板30の回転位置に応じて太陽マーク22の露出状態を変化させることにより太陽マーク22の視認状態を変化させて、日出没の状態を太陽マーク22の露出状態で表す。切欠き31と開口32とは、開口32による太陽マーク22の視認状態が、切欠き31により示された数字21に対応した時刻における日出没の状態となる位置関係で配置されている。
開口32の、回転方向に対応した中央部32aは、中心C3に対して、切欠き31の中央部31aと反対の位置となっている。開口32の中央部32aは、太陽マーク22の全体を露出させる大きさに形成されている。開口32の、回転方向の両端は、凹状の曲線で形成されていて、太陽マーク22を三日月状に露出させる。なお、開口32の両端は凹状の曲線に限らず直線で形成してもよい。
回転板30の開口32よりも外周側は、円弧の帯状の覆い部34となっていて、覆い部34は回転板30の外周に配置された数字21を覆って、数字が視認されないように構成されている。したがって、覆い部34の帯の幅は、数字21の高さと同じ寸法か又は数字の高さよりも広い寸法となっている。なお、回転板30は、表面に夜空をイメージした濃紺色の背景に白く輝く星の絵が記載されている。
開口33は、開口32よりは面積が小さく、月マーク23よりも大きい面積の円形に形成されている。開口33は、中心C3を挟んで開口32の中央部32aとは反対側の、回転により月マーク23と重なる領域に形成され、回転板30の回転位置に応じて月マーク23の視認状態を変化させる月指示部の一例である。したがって、回転板30が回転して開口32の中央部32aが太陽マーク22を露出した状態で、開口33は月マーク23を露出する。
<日出没表示部の作用>
図4A、図4B、図4C及び図4Dは、日出没表示部10による24時間形式での時刻の指示及びその時刻に対応づけられた日出没の状態の表示例を示す図であり、図4Aは日の出の時刻頃の表示例、図4Bは正午(午前12時)頃の表示例、図4Cは日の入の時刻に近づきつつある状態の表示例、図4Dは夜間の表示例、をそれぞれ示す。
日出没表示部10の回転板30は、ムーブメントによって、時刻表示部5の時針3A及び分針3Bで表示さされる時刻に連動して回転し、回転板30の切欠き31の中央部31aに露出させた小文字板20の数字21が、時針3Aが指し示す時刻の「時」に対応している。
したがって、図4Aに示す状態では、日出没表示部10は、切欠き31の中央部31aに、「8」の数字21を露出させているため、午前8時頃を指示している。このとき、開口32は、太陽マーク22を少しだけ露出させ、この太陽マーク22の露出状態により、日出没表示部10は日の出の状態を指示している。
次に、図4Bに示す状態では、日出没表示部10は、切欠き31の中央部31aに、「12」の数字21を露出させているため、正午(午前12時)頃を指示している。このとき、開口32は、太陽マーク22が中央部32aにおいて全体を露出させ、この太陽マーク22の露出状態により、日出没表示部10は日中であることを指示している。なお、このとき、開口33は月マーク23を露出させる。
次に、図4Cに示す状態では、日出没表示部10は、切欠き31の中央部31aに、「14」の数字21を露出させているため、14時(午後2時)頃を指示している。このとき、開口32は、太陽マーク22の大部分を露出しているが一部が開口から外れて回転板30に隠され始めており、この太陽マーク22の露出状態により、日出没表示部10は日の入り状態に近づきつつあることを指示している。
次に、図4Dに示す状態では、日出没表示部10は、切欠き31の中央部31aに、「22」の数字21を露出させているため、22時(午後10時)頃を指示している。このとき、開口32は、太陽マーク22を露出させず、月指示部である開口33が重なる部分以外は太陽マーク22が回転板30によって隠されており、この太陽マーク22の露出状態により、日出没表示部10は夜間であることを指示している。なお、開口32は月マーク23を露出して、夜間のイメージを強調している。
以上のように、本実施形態の腕時計1によれば、日出没表示部10における太陽マーク22により、日出没の状態を直感的に表すことができる。しかも、この日出没表示部10は、24時間形式で時刻を指し示す24時間表示部を有する既存の腕時計において、中心C3回りに回転する指針に代えて回転板30を配置し、24時間表示部の既存の小文字板(24時間形式で時刻を指示するための指標として、2,4,…,22,24という12個の数字21は形成されている)に太陽マーク22の記載を追加するだけで構成することができる。したがって、日出没表示部10のムーブメントとして専用のムーブメントを用いる必要がなく、24時間表示部の指針用の既存の汎用ムーブメントをそのまま使うことができる。
特に、腕時計1は、文字板2の中心C1回りに回転する時針3A及び分針3Bにより時刻を12時間形式で表示する時刻表示部5を備えているため、ムーブメントの内部は、時刻表示部5を駆動するための歯車輪列やモータ等が既に配設されている。したがって、時刻表示部5を駆動する機構とは別に、日出没表示部10を駆動する機構を専用に設けるのは構造の複雑化を招く。しかし、時刻表示部5の他に、時刻表示部5の中心C1に対して偏った位置に24時間表示部を有する時計用のムーブメントは既に汎用のものがあり、本実施形態の腕時計1は、このようなムーブメントをそのまま利用することができるため、腕時計1としての製造コストを抑制することができる。
また、腕時計1は、回転板に形成された日出没指示部として、回転板30の回転位置に応じて太陽マーク22の露出状態を変化させることにより視認状態を変化させる表示窓である開口32を適用した構成であるため、日出没の状態を太陽マーク22の露出状態で表すことができ、使用者に対して、日出没状態を視覚面で直感的に認識させることができる。
同様に、腕時計1は、回転板に形成された時刻指示部として、回転板30の回転位置に応じて露出させる数字21を順次代えていく切欠き31を適用した構成であるため、時刻に対応した数字21を露出させて表すことができ、使用者に対して、時刻を視覚面で容易に認識させることができる。つまり、指針によって数字21を指し示す24時間表示部では、小文字板20に形成されている全ての数字21が使用者に視認されている状態であり、時刻表示部5の時針3Aや分針3Bよりも小さく細い指針は視認し難い。
これに対して、腕時計1は、指示する時刻に対応した数字21のみを露出させて、他の数字21は露出しないため、使用者は、瞬間的に1つの数字21だけを視認することができ、時刻を瞬時に認識することができる。なお、腕時計1は、切欠き31が時刻に対応した1つの数字21の他に、両隣の数字21も露出させるが、両隣の数字21は完全には露出せずに一部が隠された状態となるため、実質的に時刻に対応した1つの数字21だけを露出させていることになる。
なお、小文字板20において、数字21は、太陽マーク22の外周側に、小文字板20の周方向に沿って並んで配置されているため、太陽マーク22よりも内周側に配置されている場合よりも、各数字21を大きく示すことができ、数字21の視認性を向上させることができる。
また、腕時計1は、日出没表示部10の回転板30と交換される、24時間表示部の既存の指針に比べて、支持される中心C3に対する重量バランスが均等化されるため、中心C3において回転板30を支持する軸真に掛る負荷を低減することができる。特に、回転板30は、真円の円板において、中心C3を挟んで互いに反対側となる2つの領域のうち一方の領域には大きな開口32が形成され、他方の領域には比較的大きな切欠き31と小さな開口33とが形成されているため、中心C3を挟んだ2つの領域間の重量バランスがより均等化されている。さらに、開口32によって露出される太陽マーク22と切欠き31によって示される時刻に対応した数字21とが日出没表示部10の範中で互いに離れた位置となるため、日出没表示部10を見たときに、日出没の状態と24時間形式の時刻とを明瞭に区別して認識することができる。
なお、上述した実施形態の腕時計1は、日出没表示部10が、月マーク23をも表示する構成であるが、本発明に係る時計は、月マーク23を表示しなくてもよい。したがって、小文字板20に月マーク23を形成せず、回転板30に開口33を形成しなくてもよい。この場合、上述した重量バランスを均等化する観点からは、開口33を形成しない代わりに、切欠き31を少し大きくするのが好ましい。月マーク23の表示は、後述する各変形例も同様であり、月マーク23を表示した変形例であっても必ずしも設ける必要がなく、好みに応じて表示することができる。
また、上述した実施形態の腕時計1は、太陽マーク22が円形であり、太陽を模した形状及び色とした例であるが、太陽マーク22は、切欠き31が指す時刻に対応する太陽の位置を表示すればよく、必ずしも太陽を模した形状や色にしなくてもよい。
<変形例>
(変形例1)
上述した実施形態の腕時計1は、回転板30を不透明な金属材料で形成したため、日出没指示部を回転板30の厚さ方向に貫通した開口32とし、時刻指示部を回転板30の厚さ方向に貫通した切欠き31で構成したが、回転板30を透明の樹脂材料や透明のガラス材料で形成した場合は、開口32や切欠き31を形成しなくてもよい。すなわち、開口32に対応した日出没指示部及び切欠き31に対応した時刻指示部をそれぞれ透明なままとし、その他の部分を不透明又は半透明で着色することで、透明なままの部分が日出没指示部として日出没状態を指示し、時刻指示部として時刻を指示することができる。
なお、回転板30を厚さ方向に貫通した開口や切欠き、及び回転板30を厚さ方向には貫通していないが透明な部分は、いずれも回転板30の背面側に配置された部分を露出させる表示窓の一例である。上述した実施形態や変形例、及び後述する変形例においては、板部材の厚さ方向には貫通していないが透明な部分を表示窓と称する場合もある。また、背面側であるか上面側であるかに拘らず、重ねられた板部材に表示された文字やマーク等を、視覚的に識別できないように形成された部分のうち、視覚的に識別できるように形成された一部も表示窓(開口、切欠き等)と称する場合がある。
そして、太陽マーク22の露出状態を変化させる表示窓が日出没指示部の例であり、時刻を表す複数の指標を指示する表示窓が時刻指示部の例である。
図5Aは、透明な材料で形成された回転板130と、小文字板120との組み合わせで構成された日出没表示部110を示す図3相当の平面図、図5Bは図5Aに示した日出没表示部110における小文字板120の単体を示す平面図、図5Cは図5Aに示した日出没表示部110における回転板130の単体を示す平面図である。図5Aに示した日出没表示部110は、図1に示した腕時計1における日出没表示部10に代えて備えられ、日出没表示部110を備えた腕時計1も本発明に係る時計の一実施形態である。
日出没表示部110の小文字板120は、図5Bに示すように、小文字板20に対して月マーク23が形成されていない点が異なる以外は小文字板20と同じ構成である。すなわち、小文字板120は、外周部に、24時間形式で時刻を示す2,4,…,22,24という12個の数字21が配置され、数字21よりも内周側の領域に、太陽マーク22が配置されている。
日出没表示部110の回転板130は、図5Cに示すように、円板状に形成されている。そして、回転板130は、回転板30における開口32に対応した部分が、貫通していない透明な表示窓132(表示窓の一例)で形成されていて、この表示窓132が太陽マーク22を透過して露出させる日出没指示部として形成されている。同様に、回転板130が、回転板30における切欠き31に対応した部分が、貫通していない透明な丸窓131(表示窓の一例)で形成されている。丸窓131は、時刻に対応した数字21を透過して露出させる時刻指示部として形成されている。
なお、丸窓131から完全に露出される数字21は、時刻に対応した1つに限られる。なお、回転板30の回転位置によっては、丸窓131から2つの数字21がそれぞれ部分的に露出されることはある。
回転板130は、表示窓132及び丸窓131を除いた他の部分135が半透明の青色で着色されている。このため、回転板130の背面側に配置されている小文字板120に形成された数字21や太陽マーク22は、丸窓131や表示窓132から露出していないときも、着色された部分135をわずかに透過して視認することは可能になっている。もちろん、この部分135を不透明に着色して、数字21や太陽マーク22が丸窓131や表示窓132から露出していないときは、着色された部分135に完全に隠されて視認できないようにしてもよい。
また、表示窓132や丸窓131は、他の部分135よりも透過率の高い光透過性の着色をしてもよい。この場合は、他の部分135よりも、表示窓132や丸窓131の方が太陽マーク22や数字21の視認性が高くなり、太陽マーク22や数字21が表示窓132や丸窓131内にあることを視認することができる。このように、視認性が高い表示窓132や丸窓131と視認性が低い他の部分135とで、太陽マーク22や数字21の視認状態を変化させてもよい。
このように構成された日出没表示部110を備えた腕時計1によっても、日出没表示部10を備えた腕時計1と同様の効果を実現することができる。なお、丸窓131に代えて、日出没表示部10の回転板30における切欠き31に対応した形状で透明な窓を設けてもよい。
(変形例2)
図5Cに示した回転板130は、日出没指示部が開口ではなく貫通していない表示窓132であるため、この表示窓132の一部を着色してもよい。図6は、図5Cに示した回転板130の表示窓132の、回転方向の両端に近い部分132b,132cにグラデーションを形成したものである。表示窓132の一方の端部に近い部分132bは日の出の状態を示すため、中央部132aよりも透明度を低くしたグラデーションを形成したことにより、朝焼けを表現することができる。同様に、表示窓132の他方の端部に近い部分132cは日の入りの状態を示すため、中央部132aよりも透明度を低くしたグラデーションを形成したことにより、夕焼けを表現することができる。
(変形例3)
また、日出没表示部10のように、回転板30に開口32が形成されているものでは、小文字板20の側に、グラデーションなどを形成してもよい。図7は、小文字板20に、数字21、太陽マーク22及び月マーク23の他に、夕焼け及び朝焼けを表現したグラデーション26と、月マーク23の周囲に、星が輝く夜空の背景27とを形成したものである。小文字板20に、図7に示すように、夕焼け及び朝焼けを表現したグラデーション26と夜空の背景27とが形成されていることにより、回転板30に開口32が形成されていても、朝焼け、夕焼け、夜空等の多彩な表現を行うことができる。
もちろん、図7に示した小文字板20に、図5Cに示した回転板130を組み合わせて、表示窓132から小文字板20側のグラデーション26や背景27が視認される腕時計1を構成することもできる。
(変形例4)
上述した実施形態や変形例の腕時計1は、小文字板20において、数字21が太陽マーク22の外周側に配置されたものであるが、本発明の時計における文字板としては、数字21が太陽マーク22の内周側に配置されていてもよい。図8Aは、腕時計1において日出没表示部10に代えて適用される日出没表示部210を示す平面図、図8Bは、図8Aに示した日出没表示部210における小文字板220の単体を示す平面図、図8Cは、図8Aに示した日出没表示部210における回転板230の単体を示す平面図である。
図1に示した腕時計1における日出没表示部10に代えて、図8Aに示した日出没表示部210を備えた腕時計1も、本発明に係る時計の一実施形態となる。図8Aに示した日出没表示部210は、小文字板20に代わる小文字板220と回転板30に代わる回転板230とを備えている。小文字板220は、図8Bに示すように、太陽マーク22と、太陽マーク22の内周側に2,4,…,22,24という12個の数字221が周方向に時計回りに等間隔で並んで配置されている。なお、数字221は、太陽マーク22に最も近い位置に、12時に対応した数字221が配置され、中心C3を挟んで太陽マーク22から最も遠い位置に24時に対応した数字221が配置されている。
回転板230は、小文字板220の上方に配置されて、中心C3回りで時計回り方向に24時間周期で回転する。回転板230には、回転板30の開口32と同様の、小文字板220に形成された太陽マーク22を、日の出から日の入りまでの日中の時間帯に対応して露出させる開口232(貫通せずに透明に形成された表示窓でもよい。以下、開口及び切欠きについて同じ。)が形成されている。また、回転板230には、開口232の内周側に、時刻に対応した1つの数字221を露出させる開口231も形成されている。
このように構成された日出没表示部210を有する腕時計1によれば、図8Aに例示するように、開口231に露出した数字221が表す24時間形式の時刻における日出没の状態を、開口232における太陽マーク22の露出状態によって表すことができる。そして、この腕時計1によっても、上述した実施形態の腕時計1と同様の作用、効果を得ることができる。なお、日出没表示部210は、開口232と開口231とが近接しているため、日出没の状態と対応する時刻とを近い範囲で視認することができる。
(変形例5)
図9、図10は、日出没表示部10における回転板30の切欠き31のバリエーションを示す図である。図9に示した日出没表示部310は、回転板30における切欠き31に代えて、小文字板20の1つの数字21を露出させる丸窓331aと、丸窓331aに繋がって、丸窓331aに露出した数字21の両隣の数字21の方向に向けて延び、両隣の数字21の一部だけを露出させる円弧帯状の細長窓331bとからなる開口331が形成された回転板330を備えている。なお、回転板330には、小文字板20の太陽マーク22を露出させる開口332も形成されている。また、丸窓331aは、切欠き31と同様に、回転板330を貫通してもよいし、回転板330を貫通しないで透明な部分として形成してもよい。
図10に示した日出没表示部410は、回転板30における切欠き31に代えて、小文字板20の1つの数字21を露出させる角形の切欠き431が形成された回転板430を備えている。なお、回転板430には、小文字板20の太陽マーク22を露出させる開口432も形成されている。
図1に示した腕時計1における日出没表示部10に代えて、日出没表示部310を備えた腕時計1や日出没表示部410を備えた腕時計1も、本発明に係る時計の一実施形態となる。そして、これらの腕時計1によっても、上述した実施形態の腕時計1と同様の作用、効果を得ることができる。
(変形例6)
図11Aは、腕時計1において日出没表示部10に代えて適用される日出没表示部510を示す平面図、図11Bは、図11Aに示した日出没表示部510における小文字板520の単体を示す平面図、図11Cは、図11Aに示した日出没表示部510における回転板530の単体を示す平面図である。
図1に示した腕時計1における日出没表示部10に代えて、図11Aに示した日出没表示部510を備えた腕時計1も、本発明に係る時計の一実施形態となる。図11Aに示した日出没表示部510は、小文字板20に代わる小文字板520と回転板30に代わる回転板530とを備えている。小文字板520は、図11Bに示すように、太陽マーク22と、太陽マーク22の外周側に、24時間形式での時刻に対応した2,4,…,22,24という12個の数字21が周方向に時計回りに等間隔で並んで配置されている。
また、小文字板520には、数字21のさらに外周側に、隣り合う2つの数字21の間を5分割する目盛り25が形成されている。目盛り25の間隔は角度6[度]であり、24時間周期で回転する回転板530との関係では、24[分間]で目盛り25の1つ分だけ回転板530が回転する。
回転板530は、小文字板520の上方に配置されて、中心C3回りで時計回り方向に24時間周期で回転する。回転板530には、図9に示した回転板330の丸窓331aと同様の丸窓531が形成されている。この丸窓531は、小文字板520に形成された、24時間形式での時刻に対応した数字21を露出させるものである。
ここで、丸窓531の外周側部分には三角形状の指示突起531aが形成されている。そして、この指示突起531aは、三角形状の頂点に対応した先端が、小文字板520に形成された目盛り25を指し示すように形成されている。したがって、この日出没表示部510は、開口532における太陽マーク22の露出状態(日出没の状態)に対応した時刻を表す数字21を丸窓531に露出させるとともに、数字21だけでは見てとれない細かい時刻を、丸窓531の指示突起531aが指し示す目盛り25によって特定することができる。
(変形例7)
図12Aは、腕時計1において日出没表示部10に代えて適用される日出没表示部610を示す平面図、図12Bは、図12Aに示した日出没表示部610における小文字板620の単体を示す平面図、図12Cは、図12Aに示した日出没表示部610における回転板630の単体を示す平面図である。
図1に示した腕時計1における日出没表示部10に代えて、図12Aに示した日出没表示部610を備えた腕時計1も、本発明に係る時計の一実施形態となる。図12Aに示した日出没表示部610は、小文字板20に代わる小文字板620(図12B参照)と回転板30に代わる回転板630(図12C参照)とを備えている。小文字板620は、図12Bに示すように、太陽マーク22と、太陽マーク22の内周側に、24時間形式での時刻に対応した2,4,…,22,24という12個の数字21が周方向に時計回りに等間隔で並んで配置されている。
また、小文字板620には、太陽マーク22と同じ周上であって、数字21の約18から約19に対応する範囲には夕焼けをイメージさせるグラデーション26、数字21の約5から約6に対応する範囲には朝焼けをイメージさせるグラデーション26がそれぞれ表示されている。また、小文字板620には、太陽マーク22と同じ周上であって、数字21の約19から約5に対応する範囲には夜空をイメージさせる濃紺又は黒に塗りつぶされた背景28と、数字21の24の位置に、月マーク23がそれぞれ表示されている。
回転板630は、小文字板620の上方に配置されて、中心C3回りで時計回り方向に24時間周期で回転する。回転板630には、太陽マーク22や月マーク23及びグラデーション26や背景28の視認状態を変化させる切欠き632と、この太陽マーク22等の視認状態に対応した時刻の数字21を露出させる切欠き631が形成されている。
図1に示した腕時計1における日出没表示部10に代えて、日出没表示部610を備えた腕時計1も、上述した実施形態の腕時計1と同様の作用、効果を得ることができる。
(変形例8)
上述した実施形態や各変形例は、時刻に対応した複数の指標が文字板に表示され、これらの指標を指示する時刻指示部の一例である表示窓(開口、切欠き、透明な部分等)が回転板に形成されたものであるが、本発明に係る時計は、これらの形態に限定されるものではない。すなわち、本発明に係る時計は、時刻に対応した複数の指標が回転板に表示され、これらの指標を指示する時刻指示部が文字板に形成されたものであってもよい。
図13Aは、腕時計1において日出没表示部10に代えて適用される日出没表示部710を示す平面図、図13Bは、図13Aに示した日出没表示部710における小文字板720の単体を示す平面図、図13Cは、図13Aに示した日出没表示部710における回転板730の単体を示す平面図である。
図1に示した腕時計1における日出没表示部10に代えて、図13Aに示した日出没表示部710を備えた腕時計1も、本発明に係る時計の一実施形態となる。図13Aに示した日出没表示部710は、小文字板20に代わる小文字板720と回転板30に代わる回転板730とを備えている。小文字板720は、金属で形成してもよいし、樹脂で形成してもよい。小文字板720は、図13Bに示すように、太陽マーク22と、中心C3を挟んで太陽マーク22と反対側に月マーク23と、太陽マーク22よりも外周側の部分に、着色された円弧帯状の目隠し帯733とが形成されている。
回転板730は、透明な樹脂やガラス等で形成されている。回転板730は、小文字板720の上方に配置されて、中心C3回りで時計回り方向に24時間周期で回転する。回転板730には、中心C3を一致させて回転板730を小文字板720に重ねた状態で、図13Cに示すように、半径方向において小文字板720の目隠し帯733に重なる領域に、24時間形式での時刻に対応した2,4,…,22,24という12個の数字21が、この順序で等間隔(中心C3回りの回転角度30[度]間隔)に反時計回りに並んで表示されている。
また、回転板730の、数字21よりも内周側の範囲には、濃い色の円形状の背景734が表示されている。この背景734は、太陽マーク22が重ね合わされると、太陽マーク22を視覚的に識別できなくなる色で着色されている。そのような色としては,太陽マーク22と同色か、又は不透明であってもよい。したがって、背景734だけ金属や不透明な印刷で形成してもよい。
背景734には、中心C3を一致させて小文字板720に重ねた状態で、回転板730の特定の回転角度においてのみ太陽マーク22を露出させる表示窓732が形成されている。具体的には、この表示窓732は、背景734を含めて円形の部分のうち着色されずに透明のままで、太陽マーク22を透過して露出させるように形成されている部分である。なお、表示窓732は、回転板730を厚さ方向に貫通して開けられた開口であってもよい。
一方、小文字板720の目隠し帯733は、中心C3を一致させて小文字板720を回転板730に重ねた状態で、表示窓732から太陽マーク22が露出している特定の回転角度において、回転板730の12の数字21が配置される円弧の範囲に、目隠し帯733の無い表示窓731が形成されている。ここで、目隠し帯733は、回転板730の数字21が重ね合わされた状態で、数字21を視覚的に識別できなくなる色で着色されているが、この表示窓731の部分は、数字21を視覚的に識別できるようにした色で着色されている。そのような色としては、数字21の色を際立たせる色であることが好ましいが、そのような色でなくてもよく、例えば数字21が黒色の場合は、表示窓731は白色などでもよい。
このように構成された日出没表示部710を備えた腕時計1によっても、上述した実施形態の腕時計1と同様に、日出没表示部710における太陽マーク22により日出没の状態を直感的に表しつつ、その日出没の状態に対応した時刻を表示することができる。
しかも、この日出没表示部710は、24時間形式で時刻を指し示す24時間表示部を有する既存の腕時計において、中心C3回りに回転する指針に代えて回転板730を配置し、24時間表示部の既存の小文字板に太陽マーク22、月マーク23及び目隠し帯733の記載を追加した小文字板720とすることで構成することができる。したがって、日出没表示部710のムーブメントとして専用のムーブメントを用いる必要がなく、24時間表示部の指針用の既存の汎用ムーブメントをそのまま使うことができる。
なお、目隠し帯733の周方向における表示窓731の位置は、図13Bに示した6時の位置に限定されるものではなく、12時の位置や3時の位置や9時の位置や、その他の位置であってもよい。この場合、回転板730に形成された数字21の配置も、表示窓731の位置に対応したものとなる。
(変形例9)
図14Aは、腕時計1において日出没表示部710に代えて適用される日出没表示部810を示す平面図、図14Bは、図14Aに示した日出没表示部810における小文字板820の単体を示す平面図、図14Cは、図14Aに示した日出没表示部810における回転板830の単体を示す平面図である。
図13Aに示した腕時計1における日出没表示部710に代えて、図14Aに示した日出没表示部810を備えた腕時計1も、本発明に係る時計の一実施形態となる。図14Aに示した日出没表示部810は、小文字板720に代わる小文字板820と、回転板730に代わる回転板830とを備えている。小文字板820は、金属で形成してもよいし、樹脂で形成してもよい。小文字板820は、図14Bに示すように、太陽マーク22と、中心C3を挟んで太陽マーク22と反対側に月マーク23と、太陽マーク22よりも外周側の部分に、着色された円弧帯状の目隠し帯833とが形成されている。
目隠し帯833は、図13Bに示した小文字板720における目隠し帯733と、基本的に同じであるが、目隠し帯833のうち表示窓731に対応する表示窓831に近い両端部にそれぞれ、グラデーション835が形成されている。グラデーション835は、表示窓831に近づくにしたがって目隠し帯833の色が表示窓831の色に近づくように徐々に色が変化している。
回転板830は、透明な樹脂やガラス等で形成されている。回転板830は、小文字板820の上方に配置されて、中心C3回りで時計回り方向に24時間周期で回転する。回転板830は、図13Cに示した回転板730と基本的に同様の構成であり、図14Cに示すように、半径方向において小文字板820の目隠し帯833に重なる領域に、24時間形式での時刻に対応した2,4,…,22,24という12個の数字21が、この順序で等間隔(中心C3回りの回転角度30[度]間隔)に反時計回りに並んで表示されている。
また、回転板830の、数字21よりも内周側の範囲には、濃い色の円形状の背景834が表示されている。この背景834は、太陽マーク22が重ね合わされると、太陽マーク22を視覚的に識別できなくなる色で着色されている。そのような色としては,太陽マーク22と同色か、又は不透明であってもよい。したがって、背景834だけ金属や不透明な印刷で形成してもよい。
背景834には、中心C3を一致させて小文字板820に重ねた状態で、回転板830の特定の回転角度においてのみ太陽マーク22を露出させる表示窓832が形成されている。具体的には、この表示窓832は、回転板830を貫通して開けられた孔(開口)であるが、円形状の背景834のうち着色されずに透明のままで太陽マーク22を透過させるように形成されていてもよい。
このように構成された日出没表示部810を備えた腕時計1によっても、上述した実施形態の腕時計1と同様、日出没表示部810における太陽マーク22により日出没の状態を直感的に表しつつ、その日出没の状態に対応した時刻を表示することができる。
しかも、この日出没表示部810は、24時間形式で時刻を指し示す24時間表示部を有する既存の腕時計において、中心C3回りに回転する指針に代えて回転板830を配置し、24時間表示部の既存の小文字板に太陽マーク22、月マーク23及び目隠し帯833の記載を追加した小文字板820とすることで構成することができる。したがって、日出没表示部810のムーブメントとして専用のムーブメントを用いる必要がなく、24時間表示部の指針用の既存の汎用ムーブメントをそのまま使うことができる。
さらに、日出没表示部810は、表示窓831に露出した数字21に隣接する一方の数字21を、グラデーション835から徐々に露出させることができる。同様に、日出没表示部810は、表示窓831に露出した数字21に隣接する他方の数字21を、グラデーション835に徐々に隠していくことができる。
(変形例10)
図15Aは、腕時計1において日出没表示部710に代えて適用される日出没表示部910を示す平面図、図15Bは、図15Aに示した日出没表示部910における小文字板920の単体を示す平面図、図15Cは、図15Aに示した日出没表示部910における回転板930の単体を示す平面図である。
図13Aに示した腕時計1における日出没表示部710に代えて、図15Aに示した日出没表示部910を備えた腕時計1も、本発明に係る時計の一実施形態となる。図15Aに示した日出没表示部910は、小文字板720に代わる小文字板920と、回転板730に代わる回転板930とを備えている。小文字板920は、金属で形成してもよいし、樹脂で形成してもよい。小文字板920は、図15Bに示すように、太陽マーク22と、中心C3を挟んで太陽マーク22と反対側に月マーク23と、太陽マーク22よりも外周側の部分に、着色された円弧帯状の目隠し帯933とが形成されている。
目隠し帯933は、図13Bに示した小文字板720における目隠し帯733と基本的に同じであるが、表面に形成された同心円状の多数の溝938(後述の図16B参照)を着色しためっきで埋められて、重ねられた回転板930の数字21を視覚的に識別できなくしている。具体的な製造方法については後述する。なお、目隠し帯933のうち表示窓731に対応する表示窓931に近い両端部は両端部以外の部分に比べて、溝938の深さが浅く、かつ溝938の幅も狭いため、溝938に埋められたインクによる着色状態が、両端以外の部分に比べて淡い状態となり、図14Bに示した目隠し帯833におけるグラデーション835と同様の効果を発揮する。
回転板930は、透明な樹脂やガラス等で形成されている。回転板930は、小文字板920の上方に配置されて、中心C3回りで時計回り方向に24時間周期で回転する。回転板930は、図13Cに示した回転板730又は図14Cに示した回転板830と基本的に同様の構成であり、図15Cに示すように、半径方向において小文字板920の目隠し帯933に重なる領域に、24時間形式での時刻に対応した2,4,…,22,24という12個の数字21が、この順序で等間隔(中心C3回りの回転角度30[度]間隔)に反時計回りに並んで表示されている。
また、回転板930の、数字21よりも内周側の範囲には、濃い色の円形状の背景934が表示されている。この背景934は、太陽マーク22が重ね合わされると、太陽マーク22を視覚的に識別できなくなる色で着色されている。背景934のうち、中心C3を一致させて小文字板920に重ねた状態で、回転板930の特定の回転角度においてのみ太陽マーク22を露出させる表示窓932が形成されている。具体的には、この表示窓932は、回転板930を貫通して開けられた孔(開口)であってもよいし、円形状の背景934のうち着色されずに透明のままで太陽マーク22を透過させるように形成されていてもよい。
太陽マーク22を視覚的に識別できなくなる色としては,太陽マーク22と同色か、又は不透明であってもよい。なお、背景934のうち表示窓932に部分に、グラデーション936が形成されている。
図16Aは、小文字板920の目隠し帯933の溝938を形成する製造方法を示す側面図、図16Bは、図16Aに示した製造方法により溝938が形成された小文字板920を示す平面図、図16Cは、図16Bに示した溝938にめっきが埋められて、着色された目隠し帯933が形成された小文字板920を示す平面図である。
上述した小文字板920の目隠し帯933は、例えば、以下に説明する製造方法で形成することができる。すなわち、図16Aに示すように、小文字板920を動かないように支持する。ここで、小文字板920の中心C3を通り、小文字板920の表面920aに直交する軸Y′に対して適当な角度(例えば、5〜10[度])だけ傾いている回転軸Y回りに回転し、回転軸Yに平行に延びたブラシ980を配置する。
このとき、ブラシ980は、小文字板920の半径方向の外周部分に対応する領域に配置され、ブラシ980の先端が、回転軸Yを鉛直方向とした姿勢における小文字板920の最も低い位置から離れた位置に配置されている。ブラシ980は、回転軸Y回りに回転するが、小文字板920の表面920aは、回転軸Yに直交する面に対して傾いている。したがって、ブラシ980が回転軸Y回りに1回転する間に、ブラシ980の先端が小文字板920の表面920aに接触し、図16Bに示すように、回転に伴って接触しながらブラシ980の先端が動いた表面920aに、同心円状の溝938が形成される。
図16Bにおいて、小文字板920の表面920aのうち、半径方向の外周部分に対応する領域で、同心円状の溝938が形成されていない部分は、回転軸Yに沿った小文字板920の最も低い位置の部分であるため、ブラシ980が接触しない。この溝938が形成されなかった部分が、前述した表示窓931となる。
なお、溝938は、ブラシ980が接触し始める部分938aと接触が終わる部分938bにおいては、深さが浅く、かつ幅も狭い。一方、ブラシ980が、接触し始める部分938aから移動して、小文字板920との接触が進んだ部分は、溝938の深さは深く、かつ幅も広くなる。なお、この例では、溝938の深さが最も深く、かつ幅が最も広くなるのは、Y軸方向に沿って最も高い位置の部分938cである。このように、同心円状の多数の溝938が形成された小文字板920は、この溝938を埋めるように、溝938の表面にめっきが施されて着色される。そして、図16Cに示すように、溝938を埋めためっきにより、目隠し帯933が形成される。
目隠し帯933の両端部は、前述したように、形成された溝938の深さが浅く、かつ幅が狭いため、溝938を埋めためっきが、他の部分よりも薄い層で、かつ疎らになる。したがって、目隠しの効果は、接触し始める部分938aと接触し終わる部分938bで最も小さく、Y軸方向に沿って最も高い位置の部分938cで最も大きくなる。そして、接触し始める部分938a及び接触し終わる部分938bと、Y軸方向に沿って最も高い位置の部分938cとの間で、目隠しの効果が徐々に変化するグラデーションとして機能する。
なお、目隠し帯933は、溝に代えて凹状に形成されたエンボスにめっきが埋められた構造であってもよい。したがって、図16Aに示した、同心円状の溝938を形成する加工に代えて、プレス等によりエンボスを形成する加工によりめっきが埋められる凹状の部分を形成してもよい。この場合は、溝938と同様な深さに凹状のエンボスを形成するとよい。
このように構成された日出没表示部910を備えた腕時計1によっても、上述した実施形態の腕時計1と同様、日出没表示部910における太陽マーク22により日出没の状態を直感的に表しつつ、その日出没の状態に対応した時刻を表示することができる。
しかも、この日出没表示部910は、24時間形式で時刻を指し示す24時間表示部を有する既存の腕時計において、中心C3回りに回転する指針に代えて回転板930を配置し、24時間表示部の既存の小文字板に太陽マーク22、月マーク23及び目隠し帯933の記載を追加した小文字板920とすることで構成することができる。したがって、日出没表示部910のムーブメントとして専用のムーブメントを用いる必要がなく、24時間表示部の指針用の既存の汎用ムーブメントをそのまま使うことができる。
さらに、日出没表示部910は、表示窓931に露出した数字21に隣接する一方の数字21を、目隠し帯933のグラデーションから徐々に露出させることができる。同様に、日出没表示部910は、表示窓931に露出した数字21に隣接する他方の数字21を、目隠し帯933のグラデーションによって徐々に隠していくことができる。
上述した各変形例7〜9において、小文字板720,820,920は、目隠し帯733,833,933の表示窓731,831,931によって、回転板730,830,930に形成された各数字21のうち特定の数字21を露出させることで、現在時刻に対応した数字21を指示する。しかし、本発明に係る時計は、このような目隠し帯733,833,933の表示窓731,831,931以外の形態の時刻指示部によって、現在時刻に対応した数字21を指し示すようにしてもよい。
すなわち、例えば、目隠し帯733,833,933及びその表示窓731,831,931を形成せず、図13B、図14B、図15Bにそれぞれ示した表示窓731,831,931の周方向の中央部付近であって、半径方向の内側の位置又は外側の位置に、数字21を指し示すマーク(例えば、▲や△など)を表示してもよい。このようなマークは、数字を覆い隠さないように、数字21とは重ならない位置に設けるのが好ましい。このようなマークも、本発明における時刻指示部の一例であり、これにより、マークで指し示された数字21を、現在時刻として、使用者に視認させることができる。
本発明に係る時計は、日出没の状態の表示用の太陽マークが表示された文字板と、文字板を覆って24時間周期で回転し、その回転位置に応じて太陽マークの視認状態を変化させる日出没指示部を有する回転部材と、を備え、文字板と回転部材とのうち一方に時刻を表す複数の指標が表示され、他方に文字板の回転位置に応じて指標を指示する時刻指示部が形成され、時刻指示部と日出没指示部とは、日出没指示部による太陽マークの視認状態が、時刻指示部により指示された指標に対応した時刻における日出没の状態となる位置関係で配置されているものであればよく、上述した実施形態や変形例の態様に限定されるものではない。
また、本発明に係る時計は、実施形態に示した腕時計に限定されるものでもなく、置時計や掛け時計、懐中時計等、各種の時計に適用することができる。
関連出願の相互参照
本出願は、2016年3月9日に日本国特許庁に出願された特願2016−045722に基づいて優先権を主張し、その全ての開示は完全に本明細書で参照により組み込まれる。

Claims (9)

  1. 日出没の状態の表示用の太陽マークが表示された文字板と、
    前記文字板を覆って24時間周期で回転し、その回転位置に応じて前記太陽マークの視認状態を変化させる日出没指示部を有する回転部材と、を備え、
    前記文字板と前記回転部材とのうち一方に時刻を表す複数の指標が表示され、他方に前記文字板の回転位置に応じて前記指標を指示する時刻指示部が形成され、
    前記時刻指示部と前記日出没指示部とは、前記日出没指示部による前記太陽マークの視認状態が、前記時刻指示部により指示された前記指標に対応した時刻における前記日出没の状態となる位置関係で配置されている時計。
  2. 前記日出没指示部は、前記回転位置に応じて前記太陽マークの露出状態を変化させることにより前記視認状態を変化させる表示窓であり、前記日出没の状態を前記太陽マークの露出状態で表した請求項1に記載の時計。
  3. 前記時刻指示部は、前記複数の指標のうち時刻に対応した指標を露出させる表示窓である請求項1又は2のうちいずれか1項に記載の時計。
  4. 前記時刻指示部及び前記日出没指示部は、前記回転部材の回転中心を挟んで互いに反対側の領域に形成されている請求項1から3のうちいずれか1項に記載の時計。
  5. 前記複数の指標が、前記太陽マークよりも外周側に、前記文字板の周方向に沿って並んで配置されている請求項1から4のうちいずれか1項に記載の時計。
  6. 時計の中心回りに回転する指針により時刻を12時間形式で表示する時刻表示部を備え、
    前記文字板及び前記回転部材が、前記時計の中心から偏った位置に配置されている請求項1から5のうちいずれか1項に記載の時計。
  7. 前記文字板の中心を挟んで前記太陽マークと反対側の位置に、月を表す月マークが形成され、
    前記回転部材は、その回転位置に応じて前記月マークの視認状態を変化させる月指示部を有している請求項1から6のうちいずれか1項に記載の時計。
  8. 前記複数の指標が前記文字板に表示され、
    前記時刻指示部が前記回転部材に形成されている請求項1から7のうちいずれか1項に記載の時計。
  9. 前記複数の指標が前記回転部材に表示され、
    前記時刻指示部が前記文字板に形成されている請求項1から7のうちいずれか1項に記載の時計。
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