JP2013054022A - 昼夜もしくは午前と午後で時針の色が変わる時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】アナログ時計の時針は、文字盤を1日に2周することで現在の時刻を表示するが、アナログ時計から昼夜や午前と午後を判別するのが困難である。そこで、時針の色や絵、模様を昼夜や午前と午後で変化させ、時針を見るだけで直感的に昼夜や午前と午後の判別ができる時計を提供する。高齢による時間の観念を失ったり判断力が低下した人や、頻繁に海外に出掛ける人にとって、アナログ時計から直感的に昼夜や午前と午後の判断ができることは有益である。
【解決手段】昼夜や午前と午後を示す着色面や絵、模様をもつ回転円板3を1日で1周回転させ、それの前面に重ねて設置した回転円板5を1日で2周回転させる。回転円板5には、時針型の貫通孔6を設け、貫通孔6の位置で時刻が分かり、貫通孔6を通して見える回転円板3の着色面や絵、模様により昼夜や午前と午後の判別ができる。
【選択図】図1

Description

本発明は時針の色や絵、模様を昼夜もしくは午前と午後で変化させ、一般的なアナログ時計の外観でありながら、時計の時針の様子を一目見て現在が昼なのか夜なのかもしくは午前なのか午後なのかを判別できる時計である。
一般にアナログ時計は時計背面にムーブメントと呼ばれる時計駆動部を持ち、その駆動部から前面に突き出た時針軸に時針を取り付け、分針軸に分針を取り付けた構造になっている。
時計前面には文字盤と呼ばれる板が設置されており、指針が円周上に通過する箇所に1から12の数字や記号、マークが文字盤を12等分するように配置され、時針、分針の位置を正確に知ることができるようになっている。このとき、時針が12時間で文字盤上を1周するため、正確な時刻はすぐに理解できるが、その指し示す時刻が昼間の時刻を示すものなのか夜間の時刻を指すものなのか、または午前の時刻か午後の時刻かをアナログ時計から判別するのは困難である。
この問題を解決するため、これまでさまざまな機構がアナログ時計に取り入れられてきた。例1としては、昼夜表示窓を文字盤に設けた時計である。その窓から昼間には太陽等が夜間には月等が表示され、昼夜や午前午後を判別する方法である。また例2としては、24時間針と呼ばれる1日に文字盤上を1周する指針を追加で設けた時計である。この24時間針を使用すればアナログ時計から昼夜や午前午後の判別は可能である。
しかしながら、例1の場合では、昼夜表示窓を新たに設けるために文字盤上のデザインを変更しなければならないという欠点がある。また例2の場合、多くの人は一般的なアナログ時計から時刻を判断する方法に慣れており、24時間針から時刻を判断することや、昼夜や午前午後を直感的に判断することは困難である。また、アナログ時計上の指針が増えることで構成が複雑になる欠点がある。
そこで本発明の解決しようとする課題は、文字盤上に昼夜表示窓を設けたり24時間針を追加で設けたりすることなく、時針の色や絵、模様を昼夜や午前午後で変化させることで、誰にでも簡単に、現在の時刻と現在が昼間なのか夜間なのか、もしくは午前か午後かが同時に理解でき、デザイン性にも優れたアナログ時計を提供するものである。
本発明の請求項1記載の時計は、時計駆動部の時針軸に取り付けた回転円板と、時計駆動部の1日で1周する軸に取り付けた昼夜を示す着色面や絵、模様を描いた回転円板とを重ねて設置し、時間軸に取り付けた回転円板に時針に見立てた貫通孔を設け、1日で1周する軸に取り付けた回転円板の昼夜を示す着色面や絵、模様がその孔を通して表示されるようにしたことを特徴とするものであり、この時針軸に取り付けた回転円板と1日で1周する軸に取り付けた回転円板との回転速度の差により、周期的に時針に見立てた貫通孔に表れる着色面や絵、模様が変化し、昼と夜の判別が瞬時に行えるものである。
本発明の請求項2記載の時計は、請求項1記載の時計と同じ構成であるが、時針軸に取り付けた回転円板と1日で1周する軸に取り付けた回転円板との回転角度差を変更することで、昼間と夜間ではなく、午前と午後とで時針に見立てた貫通孔に表れる着色面や絵、模様が変化し、午前と午後の判別が瞬時に行えるものである。
以上説明した如く本発明の請求項1記載の時計によれば、文字盤上の分針、時針のシンプルな構成と、時針の色や絵、模様の変化により、誰にでも直感的に時刻と昼夜もしくは午前午後が同時に理解でき、デザイン性にも優れたアナログ時計が得られる。これは頻繁に海外にでかける人や、高齢による時間の観念を失ったり判断力が低下したりしている人にとって、有益な発明である。
また、本発明の請求項2記載の時計によれば、時針の色や絵、模様から直感的に午前と午後を理解できるため、午前と午後の概念をまだ理解できていない子供の教育教材として利用できる。また、午前と午後がまったく判別できない環境下に設置する業務用時計等にも利用できる。
本発明の請求項1記載の時計の実施の一形態を図1ないし図2を参照して詳細に説明する。
図1において、1は時計駆動部で一般的なアナログ時計の時針同様に1日で2周する時針軸に加え、1日に1周する軸を持っており、文字盤2の背面に設置されている。1日に1周する軸には、青空の絵や星空の絵など昼夜の変化を示す色や絵、模様を描いた回転円板3が取り付けられており、1日に1周の速さで回転する。時針軸には、時針に見立てた貫通孔を設けた回転円板5が取り付けられており、1日に2周の速さで回転する。この回転円板5には、短針に見立てた貫通孔6が設けられており、その孔を通して回転円板3を部分的に表示している。このとき、回転円板3上の4aには昼間を示す着色面や絵、模様が描かれており、4bには夜間を示す着色面や絵、模様が描かれている。この回転円板3と回転円板5の回転速度の差により、時間の経過とともに短針に見立てた貫通孔に表れる回転円板3の昼夜の変化を示す絵や模様が変化し、誰にでも昼夜が瞬時に判別できる。また、本発明に分針7、秒針8を付加することもできる。
図2に、各時刻での図1記載の貫通孔6に表れる回転円板3の昼夜を示す絵や模様を示す。なおここでは、説明を簡潔にするために午前6時から午後6時までの12時間を昼間と表示し、午後6時から午前6時までの12時間を夜間と表示する形態について説明するが、表示を変化させる時刻や回数は、本発明を利用する人や用途により自由に決定できる。
図2の場面101は午前6時の表示である。貫通孔6は午前6時を示すように真下を向いており、昼夜を示す回転円板3は、4aが左側、4bが右側と垂直に2分割されている状態であり、貫通孔6には4aの昼間の表示と4bの夜間の表示の両方が見えている。
図2の場面102は午前9時の表示である。午前6時から比較して回転円板5は時計回りに90度回転し、回転円板3も時計回りに45度回転しているため、貫通孔6に表れているのは4aの昼間の表示である。
図2の場面103は午後0時の表示である。午前9時から比較して回転円板5は時計回りに90度回転し、回転円板3も時計回りに45度回転しているため、貫通孔6に表れているのは4aの昼間の表示である。
図2の場面104は午後3時の表示である。午後0時から比較して回転円板5は時計回りに90度回転し、回転円板3も時計回りに45度回転しているため、貫通孔6に表れているのは4aの昼間の表示である。
図2の場面105は午後6時の表示である。午後3時から比較して回転円板5は時計回りに90度回転し、回転円板3も時計回りに45度回転している。このとき、場面105の午後6時は、場面101の午前6時と比較して回転円板5は時計回りに360度回転し、回転円板3は時計回りに180度回転しているため、貫通孔6の位置は午前6時も午後6時も同じであるが、午後6時の回転円板3の4aの昼間表示の位置と4bの夜間表示の位置は午前6時と比べて逆になり、4aの昼間の表示と4bの夜間の表示の両方が見えている状態である。
図2の場面106は午後9時の表示である。午後6時から比較して回転円板5は時計回りに90度回転し、回転円板3も時計回りに45度回転しているため、貫通孔6に表れているのは4bの夜間の表示である。
図2の場面107は午前0時の表示である。午後9時から比較して回転円板5は時計回りに90度回転し、回転円板3も時計回りに45度回転しているため、貫通孔6に表れているのは4bの夜間の表示である。
図2の場面108は午前3時の表示である。午前0時から比較して回転円板5は時計回りに90度回転し、回転円板3も時計回りに45度回転しているため、貫通孔6に表れているのは4bの夜間の表示である。この3時間後は場面101の午前6時の表記にもどる。
上記、図2の場面101から図2の場面108までの表示を連続的に繰り返すことで、昼夜で短針の色や絵、模様が変化する時計の動作を行うことができる。
本発明の請求項2記載の時計の実施の一形態を図1ないし図3を参照して詳細に説明する。なお、回転円板3には、回転円板3と回転円板5の構造や回転動作は請求項1記載の時計と同様である。
図3の場面201に午前0時を表示する請求項2記載の時計の正面図を示す。場面201に示すように、午前0時の時点で、貫通孔6から見える回転円板5の表示が、4aが右側、4bが左側と垂直に2分割されている状態となるような、回転円板3と回転円板5の回転角度の位置関係としている。
図3の場面202は午前6時の表示である。午前0時から比較して回転円板5は時計回りに180度回転し、回転円板3も時計回りに90度回転しているため、貫通孔6に表れているのは、4aの午前の表示である。
図3の場面203は午後0時の表示である。午前6時から比較して回転円板5は時計回りに180度回転し、回転円板3も時計回りに90度回転している。このとき、場面203の午後0時は、場面201の午前0時と比較して回転円板5は時計回りに360度回転し、回転円板3は時計回りに180度回転しているため、貫通孔6の位置は午前0時も午後0時も同じであるが、午後0時の回転円板3の4aの午前の位置と4bの午後の表示の位置は午前0時と比べて逆になり、4aの午前の表示と4bの午後の表示の両方が見えている状態である。
図3の場面204は午後6時の表示である。午後0時から比較して回転円板5は時計回りに180度回転し、回転円板3も時計回りに90度回転しているため、貫通孔6に表れているのは4bの午後の表示である。この6時間後は場面201の午前0時の表記にもどる。
上記、図3の場面201から図3の場面204までの表示を連続的に繰り返すことで、午前と午後で短針の色や絵、模様が変化する時計の動作を行うことができる。
なお、ここまでで説明した本発明の請求項1記載の時計の実施の一形態と本発明の請求項2記載の時計の実施の一形態においては、説明を簡潔にするために回転円板3の4aと4bを2分割する形態で説明しているが、貫通孔6から4aと4bが同時に見えることは、昼夜もしくは午前と午後の判別を混乱させる可能性があるため、4aと4bの境界の色や模様を連続的に変化させたり、まったく他の色や模様を配することで、4aと4bの境界が貫通孔6から見えたときの混乱を避け、デザイン的にも優れた時計とすることができる。
本発明は、アナログ式時計全般の時刻表示形態に関わるもので、壁掛け時計、置き時計、腕時計、ペンダント型時計、指輪型時計等に適用できる。
本発明の部品構成図 本発明の時針の色が昼と夜とで変わる様子を示す正面図 本発明の時針の色が午前と午後とで変わる様子を示す正面図
1‥‥‥時計駆動部
2‥‥‥文字盤
3‥‥‥1日で一周する回転円板
4a‥‥1日で一周する回転円板の昼間または午前表示面
4b‥‥1日で一周する回転円板の夜間または午後表示面
5‥‥‥時針回転円板
6‥‥‥時針回転円板に設けた時針に見立てた貫通孔
7‥‥‥分針
8‥‥‥秒針

Claims (2)

  1. 時計駆動部の時針軸に取り付けた回転円板と、時計駆動部の1日で1周する軸に取り付けた昼夜の変化を示す着色面や絵、模様を描いた回転円板とを重ねて設置し、時間軸に取り付けた回転円板に時針に見立てた貫通孔を設け、1日で1周する軸に取り付けた回転円板の昼夜を示す着色面や絵、模様がその孔を通して表示されるようにしたことを特徴とする時計である。
  2. 時計駆動部の時針軸に取り付けた回転円板と、時計駆動部の1日で1周する軸に取り付けた午前と午後の変化を示す着色面や絵、模様を描いた回転円板とを重ねて設置し、時間軸に取り付けた回転円板に時針に見立てた貫通孔を設け、1日で1周する軸に取り付けた回転円板の午前と午後の変化を示す着色面や絵、模様がその孔を通して表示されるようにしたことを特徴とする時計である。
JP2011209837A 2011-09-05 2011-09-05 昼夜もしくは午前と午後で時針の色が変わる時計 Withdrawn JP2013054022A (ja)

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