JPWO2017145295A1 - 測定装置および材料試験機 - Google Patents

測定装置および材料試験機 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2017145295A1
JPWO2017145295A1 JP2018501476A JP2018501476A JPWO2017145295A1 JP WO2017145295 A1 JPWO2017145295 A1 JP WO2017145295A1 JP 2018501476 A JP2018501476 A JP 2018501476A JP 2018501476 A JP2018501476 A JP 2018501476A JP WO2017145295 A1 JPWO2017145295 A1 JP WO2017145295A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detector
amplifier
calibration
cable unit
gain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018501476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6477969B2 (ja
Inventor
博志 辻
博志 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Publication of JPWO2017145295A1 publication Critical patent/JPWO2017145295A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6477969B2 publication Critical patent/JP6477969B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N3/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N3/02Details
    • G01N3/06Special adaptations of indicating or recording means
    • G01N3/066Special adaptations of indicating or recording means with electrical indicating or recording means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N3/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N3/08Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress by applying steady tensile or compressive forces
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N3/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N3/02Details
    • G01N3/06Special adaptations of indicating or recording means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N3/00Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
    • G01N3/62Manufacturing, calibrating, or repairing devices used in investigations covered by the preceding subgroups
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/16Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring the deformation in a solid, e.g. by resistance strain gauge
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2200/00Indexing scheme relating to amplifiers
    • H03F2200/261Amplifier which being suitable for instrumentation applications

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

検出器とセンサアンプ42とを接続するためのケーブルユニット24のセンサアンプ側コネクタが、センサアンプ42に接続されると、ケーブルユニット24側のゲイン抵抗器26とセンサアンプ42の計装アンプ56が接続され、計装アンプ56のゲインが決定される。これによりセンサアンプ42が検出器から受信した信号の大きさが、センサアンプ42内のアナログ回路にとって最適な大きさとなるように、計装アンプ56のゲインが決定される。

Description

この発明は、物理量を電気信号に変換する検出器を備えた測定装置および材料試験機に関する。
材料試験を実行する材料試験機には、試験片に試験負荷を与える負荷機構と、負荷機構により試験片に与える試験力を測定する試験力検出器や試験片に生じた変位を検出する変位計など、物理量を電気信号に変換する複数の検出器が配設されている。これらの検出器を、アンプを介して材料試験機全体を制御する試験機コントローラに接続することにより、材料試験における物理量の測定系が構成されている(特許文献1参照)。
従来は、各検出器を試験機の制御装置に接続するには、制御装置側に、各検出器の物理量の測定方式の違い応じたセンサアンプを、個別に用意する必要があった。このため、特許文献2では、試験片に生じた変位を検出する変位検出器として、ひずみゲージ式変位計と差動トランス式変位計のいずれもが接続できる変位計用アンプ装置が提案されている。
この種の検出器は、材料試験の種別に応じて、適宜、材料試験機本体に対して付け替えて使用されるものであることから、検出器を試験機本体に装着したとき、あるいは、必要に応じて随時に、物理量の測定系を構成する測定回路の校正を行う必要がある。ロードセルの場合は、ロードセルの供給者、あるいは、ロードセルを含む装置の供給者により、例えば、定格容量相当をロードセルに入力する方法や、ロードセルに既知の負荷を実際に与える方法などで校正の目標値の作成などが行われる。そして、供給者から提供される校正情報に基づいて、ロードセルの使用者が、ロードセルを接続する制御装置側のアンプのゲインを調整し、既知の負荷を与えたときの試験力の表示の正確さを確認する作業を実行している。
使用者側の操作が必要となる測定回路の電気的校正は、使用者にとっては煩雑な作業である。このため、ひずみゲージ式検出器を接続する部分にアンプ校正用の基準ブリッジ回路およびシャント抵抗を設け、ひずみゲージ式検出器からの入力を受け付けるアンプの校正を自動化した制御装置が提案されている(特許文献3参照)。また、試験片の変位測定に、差動トランスあるいは静電容量式センサを用いる場合に、キャリブレーション用インピーダンスをケーブルユニットに備えることで、アンプのゲインの自動調整を可能とした材料試験機も提案されている(特許文献4参照)。
特開2007−218809号公報 特開2011−169774号公報 特開2007−78560号公報 特開2009−250678号公報
一方で、入力に対する出力の割合である感度は、変位計の構造および測定方式によって異なる。特許文献2では、測定方式が異なる変位計での大きな感度差(例えば100倍以上)に対して、計装アンプのゲインを切り替える手法を採用している。しかしながら、測定方式が同じ変位計間の比較的小さい感度差(例えば10倍程度)に対しては、アナログ―デジタル変換後のデジタル回路でゲイン調整を行っていた。このため、AD変換器やそれより前段のアナログ回路は、想定される最も高い感度の変位計が接続されても飽和しないように設計され、感度の低い変位計が接続されたときには、AD変換器のフルスケールが十分に利用できなかった。
また、測定する物理量は異なるが、測定方式が同じひずみゲージ式の変位計とロードセルでは、ロードセルのほうが高分解能を要求されるため、特許文献2のような変位計用アンプ装置にロードセルを接続しても分解能が不足する。このため、変位計用アンプ装置をロードセルに使用することはできなかった。さらに、特許文献2の変位計用アンプ装置は、ひずみゲージ式と差動トランス式の変位計に対応するもので、ポテンショメータ式の変位計については、感度が高すぎてそのままでは使用できなかった。
測定回路の電気的校正に関しては、特許文献3においては、ひずみゲージ式変位計とアンプとを接続するケーブルにアンプ校正用の回路を設けているが、そのケーブルを使用して差動トランス式変位計をアンプに接続しても、測定回路の電気的校正を行うことはできなかった。特許文献4には、差動トランス式変位計を接続した場合に、電気的校正を行い得る回路が提案されているが、校正時にアンプ側のインピーダンスも利用するため、計装アンプの前段にそのための回路を設けておかなければならないこと、差動トランス式変位計の種類とフルスケールに応じてケーブル側のインピーダンスも変更しなければならないこと、キャリブレーションを行うときに差動トランスの鉄心の位置が同じでなければならないこと、などの問題があった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、測定方式の異なる検出器のいずれが接続されても、最適なゲインでアンプを使用することができる測定装置および材料試験機を提供することを第1の目的とする。
また、この発明は、検出器の種類やフルスケールが異なる場合でも、測定回路の電気的校正を自動的に行うことが可能な測定装置および材料試験機を提供することを第2の目的とする。
請求項1に記載の発明は、被測定物に生じた物理量の変化を電気信号に変換して出力する検出器と、前記検出器の出力信号を入力するセンサアンプと、前記検出器と前記センサアンプを接続するケーブルユニットと、を備えた測定装置であって、前記ケーブルユニットは、前記検出器の情報を記憶する不揮発性メモリと、前記計装アンプのゲインを前記検出器の情報に応じたゲインに決定する抵抗器と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の測定装置において、前記ケーブルユニットは、キャリブレーション用ブリッジと、キャリブレーション用抵抗とを有する電気的校正回路と、検出器から前記計装アンプへの信号入力の状態を切り替えるスイッチと、前記電気的校正回路と前記計装アンプとの接続状態を切り替えるスイッチと、を備える。
請求項3に記載の発明は、試験片に試験力を与える負荷機構を備え、材料試験を実行する材料試験機であって、請求項1または請求項2に記載の測定装置を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の材料試験機において、前記測定装置は、前記試験片に与えられた試験力を検出するロードセルを含む測定装置、または、前記試験片に生じた変位を検出する変位計を含む測定装置である。
請求項1に記載の発明によれば、接続した検出器の情報を記憶する不揮発性メモリと、計装アンプのゲインを決定する抵抗器と、をケーブルユニット内に配置し、ケーブルユニット内の抵抗器により、センサアンプが検出器から受信した信号の大きさが、センサアンプ内のアナログ回路にとって最適な大きさとなるように、計装アンプのゲインを決定することから、センサアンプに電気的に接続可能ないずれの検出器であっても、最適なゲインでアンプを使用することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、ケーブルユニット内に電気的校正回路を備えたことから、いずれの検出器が接続された場合であっても、所謂、シャントキャリブレーションを実行することができる。すなわち、ケーブルユニット内に電気的校正回路を設けたことで、従来では電気的校正ができなかった検出器に対しても電気的校正を行うことが可能となる。さらに、スイッチにより、検出器側からの入力を切断できることから、電気的校正を実施するときに従来のように検出器側の静止状態を確認する必要がなくなる。このため、検出器側の状態とは関係なく電気的校正ができるようになる。したがって、センサアンプ側のゲインを正確に調整することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、最適なゲインでアンプを使用することができる測定装置を備えることから、材料試験における測定値の精度と分解能を向上させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、ロードセルや変位計の能力を最適に発揮できるアンプゲインで使用することができることから、材料試験における試験力や伸びの測定値の精度を向上させることができる。
材料試験機の概要図である。 ケーブルユニット24の概要図である。 各検出器の構造を説明する概要図である。 測定回路の構成を示す構成概要図である。 FPGA60の機能構成を説明するブロック図である。 電気的校正を行うためのケーブルユニット24の回路構成を示す構成概要図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、材料試験機の概要図である。
この材料試験機は、試験機本体1と制御装置2から構成される。試験機本体1は、テーブル16と、このテーブル16上に鉛直方向を向く状態で回転可能に立設された一対のねじ棹11、12と、これらのねじ棹11、12に沿って移動可能なクロスヘッド13と、このクロスヘッド13を移動させて、被測定物である試験片10に対して負荷を付与するための負荷機構30と、試験片10における物理量の変化を電気信号に変換する検出器であるロードセル14および変位計15を備える。
クロスヘッド13は、一対のねじ棹11、12に対して、図示を省略したナット(ボールナット)を介して連結されている。各ねじ棹11、12の下端部には、負荷機構30におけるウォーム減速機32、33が連結されている。このウォーム減速機32、33は、負荷機構30の駆動源であるサーボモータ31と連結されており、サーボモータ31の回転がウォーム減速機32、33を介して、一対のねじ棹11、12に伝達される構成となっている。サーボモータ31の回転によって、一対のねじ棹11、12が同期して回転することにより、クロスヘッド13は、これらのねじ棹11、12に沿って昇降する。
クロスヘッド13には、試験片10の上端部を把持するための上つかみ具21が付設されている。一方、テーブル16には、試験片10の下端部を把持するための下つかみ具22が付設されている。引張試験を行う場合には、試験片10の両端部をこれらの上つかみ具21および下つかみ具22により把持した状態で、クロスヘッド13を上昇させることにより、試験片10に試験力(引張試験力)を負荷する。
制御装置2は、コンピュータやシーケンサーおよびこれらの周辺機器によって構成されており、論理演算を実行するCPU、装置の制御に必要な動作プログラムが格納されたROM、制御時にデータ等が一時的にストアされるRAM等を有し、装置全体を制御する制御盤40を備える。さらに、制御装置2は、ロードセル用のセンサアンプ41と、変位計15用のセンサアンプ42と、ロードセル14および変位計15が検出した変位量や試験力を表示するための表示器48を備える。
負荷機構30を動作させたときに、上つかみ具21および下つかみ具22により両端を把持された試験片10に作用する試験力はロードセル14によって検出され、ロードセル14の出力信号は、センサアンプ41を介して制御盤40に入力される。また、試験片10に生じた変位量は、変位計15により測定され、変位計15の出力信号は、センサアンプ42を介して制御盤40に入力される。
制御盤40では、ロードセル14および変位計15からの試験力データおよび変位量データを取り込んでデータ処理がCPUにより実行される。さらに、制御盤40では、デジタル回路やROMに格納された制御プログラムの動作により、デジタルデータとして入力された試験力および変位量の変動を利用して、サーボモータ31の回転駆動のフィードバック制御が実行される。
図2は、ケーブルユニット24の概要図である。
変位計15とセンサアンプ42は、図2に示すケーブルユニット24により互いに接続される。このケーブルユニット24は、センサ側コネクタ241と、センサアンプ側コネクタ242と、これらを連結するケーブル本体243とから構成される。センサアンプ側コネクタ242には基板244が配設されており、この基板244には、後述するゲイン抵抗器26や不揮発性メモリ25などが搭載されている。なお、ケーブル本体243には、ケーブルジョイント245が設けられており、ロードセル14や変位計15などの検出器と制御装置2の位置関係に応じて、延長ケーブルを介挿して長さの調整ができるようになっている。図2においては、変位計15とセンサアンプ42を接続した例を示しているが、ロードセル14とセンサアンプ41も、同様のケーブルユニット24で接続することができる。
なお、変位計15、ケーブルユニット24、センサアンプ42とで、試験片10の変位測定系が構成され、この発明の測定装置として機能する。そして、変位計15とケーブルユニット24は、試験機本体1に対して取り外し可能である。また、ロードセル14、ケーブルユニット24、センサアンプ41とで試験片10に与える試験力測定系が構成され、この発明の測定装置として機能する。そして、ロードセル14とケーブルユニット24は、試験機本体1に対して取り外し可能である。
図3は、各検出器の構造を説明する概要図である。図4は、測定回路の構成概要図である。図5は、FPGA(Field−Programmable Gate Array)60の機能構成を説明するブロック図である。なお、図4に示す測定回路は、図3に示すいずれの検出器の場合も同様であることから、測定装置の測定回路の構成として説明する。
図1に示す材料試験機は、ロードセル14と変位計15を備える。ロードセル14は、ひずみゲージの電気抵抗の変化を利用して試験力を測定するひずみゲージ式センサであり、図3(a)に示すように、抵抗値が同じであるひずみゲージR1〜R4が接続されたブリッジ回路を備えている。
変位計15には、測定方式の違いにより、ひずみゲージ式変位計、差動トランス式変位計、ポテンショメータ式変位計があり、試験の内容に応じて選択される。ひずみゲージ式変位計は、ロードセル14と同様に、図3(a)に示すブリッジ回路を備える。差動トランス式変位計は、図3(b)に示すように、1次コイルT1と、2次コイルT2A、T2Bと、試験片10の伸びに連動して動く鉄心MCとを備え、1次コイルT1を励磁したときに発生する2次コイルT2Aと2次コイルT2Bの誘起電圧との間に、鉄心MCの位置に応じた差が生じることを利用して、変位に応じた電圧出力を得る検出器である。また、ポテンショメータ式変位計は、図3(c)に示すように、抵抗体TRとワイパーWPを備え、抵抗体TRとワイパーWPの相対的変位量を電圧出力に変換する検出器である。ポテンショメータ式変位計のSig−はシグナルグラウンドに接続される。図3に示す各検出器の入力端EX+、EX−と出力端Sig+、Sig−は、ケーブルユニット24のセンサ側コネクタ241の対応する接続端にそれぞれ接続される。
センサアンプ42は、計装アンプ56、LPF(ローパスフィルタ)57、ADC(アナログデジタルコンバータ)58、DAC(デジタルアナログコンバータ)51、オペアンプ52、54、パワーアンプ53、55からなるアナログ回路と、FPGA60によるデジタル回路を備える。FPGA60の内部には、FPGA60からDAC51に送る波形データが記憶されるとともに、ADC58から入力された信号から試験力値や伸び値の信号成分を取り出す検波回路61と、オフセット減算器68と、ゲイン乗算器69が論理回路として構築されている。オフセット減算器68は、試験力値や伸び値の試験開始時の定常状態分を示すオフセット値を、検波回路61を経たデジタルデータから差し引くものである。ゲイン乗算器69は、主に同型、同感度の検出器における個体差に起因したゲイン差を調整するためのものである。なお、この実施形態では、デジタル信号を処理する論理回路を実現する素子としてFPGAを用いているが、内部の回路を書き換えることが可能な他のPLD(Programmable Logic Device)やデジタル信号処理をソフトウェアで行うマイクロコンピュータを使用してもよい。
ケーブルユニット24は、センサアンプ42の計装アンプ56のゲインを決めるゲイン抵抗器26と不揮発性メモリ25を備える。不揮発性メモリ25には、各検出器の種別の情報とそれに関連した情報(型式、フルスケールなど)が記憶される。
FPGA60からDAC51へは、各検出器の入力端EX+、EX−に入力される駆動電圧の波形信号が送信される。DAC51から発生した波形は、オペアンプ52、54に入力され、ゼロボルトを中心にプラスマイナス対象な駆動波形とされた後、パワーアンプ53、55で増幅され、検出器に励磁信号として供給される。検出器の出力端Sig+、Sig−から出力された信号は、計装アンプ56に入力され、差分が取り出される。そして、LPF57でADC58のナイキスト周波数を超える成分が取り除かれた後に、ADC58でデジタル信号に変換され、FPGA60に入力される。そして、FPGA60内での信号処理の後に、試験力値または試験片10の伸び値(変位量)が制御盤40を介して表示器48に表示される。
ケーブルユニット24のセンサアンプ側コネクタ242がセンサアンプ42に接続されると、基板244の不揮発性メモリ25に記憶された検出器の型式などの情報がFPGA60に読み込まれる。なお、ケーブルユニット24と検出器は1対のものとして使用されており、ゲイン抵抗器26の抵抗値は、検出器に応じて、センサアンプ42内のアナログ回路にとって最適な大きさとなるように予め決められた値となっている。
各検出器の出力端Sig+、Sig−から出力された信号が入力される計装アンプ56のゲインの決定(あるいは設定)は、センサアンプ側の回路素子だけではなく、ケーブルユニット24に設けたゲイン抵抗器26により行っている。従来装置では、センサアンプ42のADC58より前段のアナログ回路は、例えば、測定方式が同じ変位計15のうち、最も感度の高い変位計15が接続されても飽和しないように設計されている。このため、センサアンプ側で計装アンプ56の抵抗値を固定してしまうと、感度の低い変位計15が接続されたときに、ADC58のフルスケールを利用することができないという問題が生じる。しかし、この発明に係る測定装置のように、ケーブルユニット24に設けたゲイン抵抗器26により計装アンプ56のゲインを設定することで、どの感度の変位計15であっても、ADC58のフルスケールを最大限に利用することが可能となる。そのため、図3(a)から(c)で示すような測定方式の異なる変位計15を接続することができる。
図4を参照して説明したケーブルユニット24は、センサアンプ42に接続する検出器の情報を記憶する不揮発性メモリ25と、センサアンプ42の計装アンプ56のゲインを検出器の種類やフルスケールに応じて決定されるゲイン抵抗器26と、を備えているが、さらに、測定回路の電気的校正を行うための回路を備えた場合について説明する。図6は、電気的校正を行うためのケーブルユニット24の回路構成を示す構成概要図である。
ケーブルユニット24は、4個の抵抗器CR1〜CR4によるキャリブレーション用ブリッジ28と、キャリブレーション用抵抗器であるシャント抵抗SR1、SR2とを有する電気的校正回路と、各検出器から計装アンプ56への信号入力の接続状態を切り替えるスイッチS1、S2と、電気的校正回路と計装アンプ56との接続状態を切り替えるスイッチS3〜S6と、を備える。スイッチS3およびスイッチS4は、キャリブレーション用ブリッジ28を計装アンプ56に選択的に接続する。スイッチS5は、シャント抵抗SR1をキャリブレーション用ブリッジ28に選択的に並列接続する。スイッチS6は、シャント抵抗SR2をキャリブレーション用ブリッジ28に選択的に並列接続する。なお、シャント抵抗SR1は、試験片10の変位の方向が圧縮側のときのキャリブレーション用抵抗であり、シャント抵抗SR2は、試験片10の変位の方向が引張側のときのキャリブレーション用抵抗である。また、ケーブルユニット24の入力信号が計装アンプ56へ出力される経路には、バイアス抵抗BRが配置され、計装アンプへの入力バイアス電流を供給している。ケーブルユニット24に内蔵される各種の電気的素子は、センサアンプ側コネクタ242内に設けられたプリント基板244に実装される。
このケーブルユニット24を用いた、各検出器とセンサアンプにより構成される物理量の測定回路の校正について説明する。物理量の測定回路の校正には、実変位・実試験力による校正と、シャント抵抗による電気的校正とがある。実変位・実試験力による校正は、材料試験機の出荷前や、試験機本体1から検出器を取り外してメンテナンスを行う際に、校正された実変位などを検出器に実際に与えるものであり、材料試験機の製造者、または、メンテナンス業者により行われる。電気的校正は、仮想的な物理的変位を電気的に再現することにより、センサアンプのゲインを調整するものであり、材料試験機の使用者により行われる。
まず、実変位・実試験力による校正について説明する。検出器にケーブルユニット24を接続するとともに、精度の保証された実変位または実試験力を与えるための校正器(図示せず)を取り付ける。このとき、図6に示すスイッチS1、S2を閉じ、スイッチS3〜S6を開いておく。この状態で検出器にゼロ負荷または伸びゼロを与え、このときの表示器48の値がゼロとなるオフセット値、すなわち、FPGA60のオフセット減算器68で差し引く値を求める。そして、このオフセット値を、ケーブルユニット24の不揮発性メモリ25に記憶させる。なお、オフセット値は、試験力値や伸び値の試験開始時の定常状態分を示すものである。続いて、校正器により検出器に定格容量相当(フルスケール)の負荷を与え、表示器48がフルスケール値を示すように、FPGA60のゲイン乗算器69で乗算する値が調整される。
ゲイン乗算器69のゲイン調整が終わると、スイッチS1とスイッチS2を開き、スイッチS3とスイッチS4とを閉じる。すなわち、検出器からの信号を切断し、キャリブレーション用ブリッジ28を接続した状態を作る。表示器48がゼロを示すように、FPGA60のオフセット減算器68で差し引く値を調整する。そして、変位または試験力の方向が引張側または圧縮側のいずれであるかに応じて、スイッチS5またはスイッチS6のどちらか一方を閉じてキャリブレーション用ブリッジ28を擬似的にひずませ、そのときに表示器48が示した値を、ケーブルユニット24の不揮発性メモリ25に記憶させる。しかる後、スイッチS3〜S6を全て開き、スイッチS1とスイッチS2を閉じる。そして、オフセット減算器68がこのとき保持している検波回路61から入力された信号から差し引く値を、先に不揮発性メモリ25に記憶させた値(オフセット値)に書き戻す。これにより、実変位・実試験力による校正は終了する。
この実変位・実試験力による校正では、まず、実変位・実試験力で測定回路を校正して、センサアンプのゲインを確定している。しかる後に、計装アンプ56への入力を検出器からキャリブレーション用ブリッジ28に切り替え、シャント抵抗SR1またはシャント抵抗SR2を使って、電気的校正における目標値(キャリブレーション用ブリッジ28にシャント抵抗を与えたときの表示器48が示した値)を作成している。
次に、シャント抵抗による電気的校正について説明する。まず、スイッチS1とスイッチS2を開き、スイッチS3とスイッチS4を閉じ、スイッチS5とスイッチS6とを開いた状態とする。すなわち、検出器からの入力を切断し、キャリブレーション用ブリッジ28に接続した状態とする。この状態で、表示器48の値がゼロを示すように、オフセット減算器68で差し引く値を調整する。変位または試験力の方向が引張側または圧縮側のいずれであるかに応じて、スイッチS5またはスイッチS6のどちらか一方を閉じ、キャリブレーション用ブリッジ28に疑似ひずみを与える。このときの表示器48の値が、実変位による校正において、不揮発性メモリ25に記憶させた表示器48が示した値、すなわち、定格容量相当の負荷を与えたときに表示器48が示した値、と一致するように、FPGA60のゲイン乗算器69で乗算する値を調整する。
ゲイン乗算器69のゲイン調整が終わると、スイッチS3〜スイッチS6を開き、スイッチS1とスイッチS2を閉じた状態とする。そして、オフセット減算器68がこのとき保持している検波回路61から入力された信号から差し引く値を、先に不揮発性メモリ25に記憶させた値(オフセット値)に書き戻す。これにより、シャント抵抗による電気的校正は終了する。
電気的校正の実行時には、キャリブレーション用ブリッジ28とシャント抵抗SR1またはシャント抵抗SR2を使って、表示器48の示す値が、先に不揮発性メモリ25に記憶させた目標値と一致するように、センサアンプのゲインを調整している。しかる後、計装アンプ56への信号の入力元を検出器に切り替えて、物理量の測定を行うことになる。
上述したように、この発明においては、測定回路の校正に必要な電気的要素を、ケーブルユニット24に内蔵している。このため、特に使用者側で行うシャント抵抗による電気的校正において、校正実行中に使用者が検出器に触れたとしても、スイッチS1とスイッチS2が開いた状態であるため、ケーブルユニット24内の回路には何ら影響がない。したがって、使用者が試験片10の取り付け等により検出器に触れている状態でも、電気的校正を実行することが可能となる。また、試験の準備と電気的校正を並行して行うことで、材料試験の作業効率が向上する。さらに、測定回路の校正に必要な電気的要素を、ケーブルユニット24に内蔵したことで、従来は困難とされていた差動トランス式変位計の電気的校正も、容易に行うことが可能となる。
また、従来の電気的校正は、試験機本体1および検出器が物理的に安定した状態となっていることを使用者が確認した上で、使用者による実行操作が行われて実行されるものであった。しかしながら、この発明においては、例えば、通電10分後、試験直後など、予め設定したタイミングでの電気的校正が実行できる。
ケーブルユニット24の不揮発性メモリ25には、検出器の種類や仕様など、検出器の識別に必要な情報を記憶させることができ、ケーブルユニット24のゲイン抵抗器26は検出器の種類やフルスケールに応じた抵抗器を配置していることから、ひずみゲージ式ロードセル、ひずみゲージ式変位計、差動トランス式変位計、ポテンショメータ式変位計のいずれの検出器であっても、ケーブルユニット24を使用して、センサアンプに接続することができ、センサアンプ側の精度と分解能を向上させることが可能となる。
1 試験機本体
2 制御装置
10 試験片
11 ねじ棹
12 ねじ棹
13 クロスヘッド
14 ロードセル
15 変位計
16 テーブル
21 上つかみ具
22 下つかみ具
24 ケーブルユニット
25 不揮発性メモリ
26 ゲイン抵抗器
28 キャリブレーション用ブリッジ
30 負荷機構
31 サーボモータ
32 ウォーム減速機
33 ウォーム減速機
40 制御盤
41 センサアンプ
42 センサアンプ
48 表示器
51 DAC
52 オペアンプ
53 パワーアンプ
54 オペアンプ
55 パワーアンプ
56 計装アンプ
57 LPF
58 ADC
60 FPGA
61 検波回路
68 オフセット減算器
69 ゲイン乗算器

Claims (4)

  1. 被測定物に生じた物理量の変化を電気信号に変換して出力する検出器と、前記検出器の出力信号を入力するセンサアンプと、前記検出器と前記センサアンプを接続するケーブルユニットと、を備えた測定装置であって、
    前記ケーブルユニットは、
    前記検出器の情報を記憶する不揮発性メモリと、
    前記計装アンプのゲインを前記検出器の情報に応じたゲインに決定する抵抗器と、
    を備えることを特徴とする測定装置。
  2. 請求項1に記載の測定装置において、
    前記ケーブルユニットは、
    キャリブレーション用ブリッジと、キャリブレーション用抵抗とを有する電気的校正回路と、
    前記検出器から前記計装アンプへの信号入力の状態を切り替えるスイッチと、
    前記電気的校正回路と前記計装アンプとの接続状態を切り替えるスイッチと、
    を備える測定装置。
  3. 試験片に試験力を与える負荷機構を備え、材料試験を実行する材料試験機であって、
    請求項1または請求項2に記載の測定装置を備えることを特徴とする材料試験機。
  4. 請求項3に記載の材料試験機において、
    前記測定装置は、前記試験片に与えられた試験力を検出するロードセルを含む測定装置、または、前記試験片に生じた変位を検出する変位計を含む測定装置である材料試験機。
JP2018501476A 2016-02-24 2016-02-24 測定装置および材料試験機 Active JP6477969B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2016/055472 WO2017145295A1 (ja) 2016-02-24 2016-02-24 測定装置および材料試験機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017145295A1 true JPWO2017145295A1 (ja) 2018-07-12
JP6477969B2 JP6477969B2 (ja) 2019-03-06

Family

ID=59684894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018501476A Active JP6477969B2 (ja) 2016-02-24 2016-02-24 測定装置および材料試験機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10697872B2 (ja)
EP (1) EP3421966B1 (ja)
JP (1) JP6477969B2 (ja)
WO (1) WO2017145295A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7472505B2 (ja) * 2020-01-24 2024-04-23 株式会社島津製作所 材料試験機、及び材料試験機の制御方法
CN114878335B (zh) * 2022-07-11 2022-09-30 杭州应敏科技有限公司 一种电缆抗拉强度试验装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0333336U (ja) * 1989-08-09 1991-04-02
JP2007078560A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Shimadzu Corp 材料試験機の制御装置
JP2011169774A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Shimadzu Corp 変位計用アンプ装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6178076A (ja) * 1984-09-25 1986-04-21 松下電工株式会社 信号線の接続構造
US5606515A (en) * 1993-02-03 1997-02-25 Instron Corporation Sensor conditioning circuitry for use with electrically excited transducers
JP3465832B2 (ja) * 1995-03-10 2003-11-10 株式会社エー・アンド・デイ ロードセル及び材料試験機
EP0897110A3 (en) * 1997-08-13 2000-01-12 Japan Tobacco Inc. Material testing machine
JP4697433B2 (ja) 2006-02-17 2011-06-08 株式会社島津製作所 材料試験機
JP2009250678A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Shimadzu Corp 材料試験機
JP4957645B2 (ja) * 2008-05-12 2012-06-20 株式会社島津製作所 材料試験機
JP6094463B2 (ja) * 2013-12-09 2017-03-15 株式会社島津製作所 材料試験機
US10168371B2 (en) * 2017-04-04 2019-01-01 Pa&E, Hermetic Solutions Group, Llc System and methods for determining the impact of moisture on dielectric sealing material of downhole electrical feedthrough packages
US11371923B2 (en) * 2017-10-03 2022-06-28 Waters Technologies Corporation Automatic system compliance estimation and correction for mechanical testing systems
KR20200119836A (ko) * 2018-02-05 2020-10-20 어드밴스드 솔루션즈 라이프 사이언스, 엘엘씨 3d 구조물의 설계, 제작 및 조립을 위한 시스템 및 워크스테이션

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0333336U (ja) * 1989-08-09 1991-04-02
JP2007078560A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Shimadzu Corp 材料試験機の制御装置
JP2011169774A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Shimadzu Corp 変位計用アンプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP3421966B1 (en) 2020-11-25
EP3421966A1 (en) 2019-01-02
WO2017145295A1 (ja) 2017-08-31
US10697872B2 (en) 2020-06-30
EP3421966A4 (en) 2019-09-04
US20180372602A1 (en) 2018-12-27
JP6477969B2 (ja) 2019-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3847017A (en) Strain measuring system
CN206057424U (zh) 一种电流测量装置
JP6477969B2 (ja) 測定装置および材料試験機
CN103913660B (zh) 大电流、智能数字焊接系统检定校准方法
JP6947803B2 (ja) 過負荷診断付き天秤
JP2020109402A5 (ja)
RU2417349C1 (ru) Способ измерения относительных деформаций конструкций многоточечной тензометрической измерительной системой
JP2007132897A (ja) 測定装置
CN108351285B (zh) 测量装置及材料试验机
JP2019207192A (ja) 材料試験機
JP2009250678A (ja) 材料試験機
JP4209429B2 (ja) ひずみ・温度測定方法
JP2923293B1 (ja) ひずみ測定方法
JP5240216B2 (ja) 変位計用アンプ装置
WO2023243578A1 (ja) 測定装置、測定方法、及び、測定プログラム
US8437974B2 (en) Calibration detection system and method
JP5203798B2 (ja) エアマイクロメーター
JP3562703B2 (ja) 計測装置
JP3061111B2 (ja) 寸法測定装置
JP5717344B2 (ja) 測定装置および測定方法
JP6737128B2 (ja) 材料試験機
JP5488329B2 (ja) 材料試験機
JP2011169765A (ja) アクティブ4ゲージ法を用いた測定装置の校正方法および測定装置並びに材料試験機
JP2923294B1 (ja) ひずみ測定方法
CN113884962A (zh) 一种基于图像识别的轨道绝缘测量仪自动计量校准装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180320

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190121

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6477969

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151