JPWO2017138647A1 - 圧力検出装置とその製造方法 - Google Patents

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慈裕 片岡
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恵宏 上村
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Abstract

圧力検出装置(100)は、第1の主面、第1の主面の裏に位置する第2の主面、および第1の主面から第2の主面まで貫通し被測定流体が流通する貫通孔を備えるベース板(10)と、ベース板(10)の貫通孔を覆って第1の主面の上方に配置され、貫通孔内の被測定流体の圧力に応じた電気信号を出力する圧力センサと、圧力センサに電気的に接続されるリード端子(30)と、ハウジング(40)と、リード端子(30)に電気的に接続されたコンデンサ(50)と、を有する。ハウジング(40)は、ベース板(10)およびリード端子(30)を保持し、リード端子(30)の一部を露出する凹状部(41)と、外部に開放された凹部を有し、コンデンサ(50)を収容するコンデンサ収容部(42)と、を備える。

Description

本発明は、圧力検出装置とその製造方法に関する。
気体、液体等の流体の圧力を測定するために、圧力検出装置が使用されている。特許文献1には、圧力導入口を備えた金属ベース板と、ベース板に形成されている圧力導入口を介して流体圧を受ける圧力センサと、圧力センサにワイヤボンディングを介して接続された回路基板と、回路基板に実装され、半導体式圧力センサに到来する外来ノイズを除去するコンデンサと、を備える圧力検出装置が開示されている。
特開2002−257663号公報
特許文献1に開示されている圧力検出装置は、電源用の電極端子とグランド用の電極端子との間、及び出力用の電極端子とグランド用の電極端子との間にそれぞれ回路基板に実装されたコンデンサが接続されている。従って、この圧力検出装置は、回路基板が必要であり、その分だけ収納スペースや部品点数が増大し、圧力検出装置が大型化する。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、部品数が少なく、小型の圧力検出装置とその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の圧力検出装置は、
第1の主面と、前記第1の主面の裏に位置する第2の主面と、前記第1の主面から前記第2の主面まで貫通し被測定流体が流通する貫通孔と、を備えるベース板と、
前記ベース板の前記貫通孔を覆って前記第1の主面の上方に配置され、前記貫通孔内の前記被測定流体の圧力に応じた電気信号を出力する圧力センサと、
前記圧力センサに電気的に接続されるリード端子と、
前記ベース板および前記リード端子を保持し、前記リード端子の一部を露出する凹状部と、外部に開放された凹部を有し、コンデンサを収容するコンデンサ収容部と、を備えるハウジングと、
前記ハウジングの前記コンデンサ収容部に収容され、前記リード端子に電気的に接続されたコンデンサと、を有する。
上記目的を達成するため、本発明の圧力検出装置の製造方法は、
第1の主面と、前記第1の主面の裏に位置する第2の主面と、前記第1の主面から前記第2の主面まで貫通し被測定流体が流通する貫通孔と、を備えるベース板と、リード端子と、がインサート成形され、前記リード端子の一部を露出する凹状部と、前記凹状部に連通するコンデンサ収容部とを備えるハウジングを成型する工程と、
前記ベース板の前記第1の主面に前記貫通孔を覆って前記貫通孔内の前記被測定流体の圧力に応じた電気信号を出力する圧力センサを上方に固定すると共に前記リード端子と前記圧力センサとを電気的に接続する工程と、
前記コンデンサ収容部にコンデンサのコンデンサ本体を挿入し、前記コンデンサのリード部を前記凹状部に配置する工程と、
前記リード部と前記リード端子とを、前記凹状部内で接続する工程と、を有する。
本発明によれば、コンデンサ収容部に収容されたコンデンサが、凹状部に保持されたリード端子に接続されるため回路基板が必要ないので、少ない部品から構成され小型の圧力検出装置とその製造方法を得ることができる。
本発明の一実施の形態に係る圧力検出装置の平面図である。 図1のII−II断面図である。 図1に示す圧力検出装置の、蓋部材を取り除いた平面図である。 一実施の形態に係る圧力検出装置の部分底面図である。 図4のV−V線での部分断面図である。 他の一実施の形態に係る圧力検出装置の部分断面図である。
(実施の形態)
以下、本発明を実施するための形態に係る圧力検出装置とその製造方法を、図1〜図6を参照しながら説明する。
本実施の形態の圧力検出装置100は、i)第1の主面11と第1の主面11の裏側に位置する第2の主面12とを有し、貫通孔13を備えるベース板10と、ii)ベース板10の貫通孔13を覆って第1の主面11に配置され、貫通孔13内の被測定流体の圧力に応じた電気信号を出力する圧力センサ20と、iii)圧力センサ20に電気的に接続されるリード端子30と、iv)ベース板10およびリード端子30を保持し、リード端子30の一部が露出される凹状部41を備えるハウジング40と、v)圧力センサ20を静電気から保護するコンデンサ50と、を備える。
ハウジング40は、図1に示すように、中央部に位置する略円筒状に形成されたハウジング本体43と、ハウジング本体43の中央部から両側に斜めに突き出して外側に位置し、全体として略矩形の凹状部41およびコンデンサ収容部42と、ハウジング本体43の中央部から両側に突き出して外側に位置する固定部44とを備える。ハウジング本体43は、蓋部材45を備える。
区別のため、図面左側の一方の凹状部41とコンデンサ収容部42に符号41aと42aを付し、図面右側の他方の凹状部41とコンデンサ収容部42に符号41bと42bを付す。
ハウジング40は、例えばPPS(Poly Phenylene Sulfide)樹脂などの電気的に絶縁性を有する樹脂から形成されている。ハウジング40は、凹状部41およびコンデンサ収容部42と、ハウジング本体43と、固定部44とを含め、全体が一体に形成されている。
ハウジング本体43は、ベース板10、圧力センサ20およびリード端子30を収納する。
図1、図3、図4、図5に示すように、凹状部41a、41bは、それぞれ、ハウジング本体43の中心軸方向(ベース板10の第1の主面11から第2の主面12に向かう方向)に開口し、ハウジング本体43に収納されたリード端子30の一部とコンデンサ50のリード部52とを露出する。この意味で、凹状部41は露出部として機能する。
図1、図3、図4、図5に示すように、コンデンサ収容部42a、42bは、凹状に形成され、コンデンサ50のコンデンサ本体51を収納する。コンデンサ収容部42の凹部は、凹状部41の開口に連通している。コンデンサ収容部42に収納されたコンデンサ50のリード部52の先端部分は、凹状部41に配置され、露出させる。コンデンサ収容部42a、42bは、周囲を壁48で囲むことで装着されたコンデンサ50を固定できるように構成されている。コンデンサ収容部42a、42bは、凹状部41と同様、ハウジング本体43の中心軸方向(ベース板10の第1の主面11から第2の主面12に向かう方向)に開口している。これにより、コンデンサ収容部42a、42bは、コンデンサ50を外側(裏側:第2の主面12側)から装着できる。コンデンサ収容部42a、42bは、図4に示すように、それぞれ、対向する位置に配置され、装着されたコンデンサ50を押圧する一対の突起47,47を備える。
図1、図2、図3に示すように、固定部44は、ハウジング本体43の両側に配置され、それぞれに取付孔が形成されている。固定部44は、圧力検出装置100を被検出体に取り付けるための部分である。固定部44は、取付孔に金属製カラー46が取り付けられて補強されている。
ハウジング本体43の両側に固定部44を配置することで、円板状の被検出体の外周部に固定部44を取り付けることができる。ハウジング本体43には、ベース板10、リード端子30がインサート成形されている。固定部44には、例えば黄銅などの金属製カラー46がインサート成形されている。
図1、図2に示すように、蓋部材45は、ハウジング本体43の被測定流体側とは反対側(ベース板10の第1の主面11側)を気密状態にするためのものである。蓋部材45は、ハウジング本体43の圧力センサ20の被測定流体の圧力を受ける面の裏面を覆い、密閉された空間を形成して、その空間を圧力基準室PRRとする。蓋部材45は、例えばハウジング40と同一材料のPPSなどの樹脂から構成される。蓋部材45は、例えばレーザ溶着によってハウジング本体43に、圧力基準室PRRを封止して固定される。
ベース板10は、圧力センサ20を支持する金属製の部材である。ベース板10は、例えば42アロイなどの金属材料で円板状に形成されている。ベース板10は、図2に示すように、第1の主面11と、第1の主面11の裏となる第2の主面12と、を有する。ベース板10は、油等の被測定流体が流通する貫通孔(圧力導入口)13を中心部に備えている。ベース板10は、例えばインサート成形によって外周部がハウジング本体43に挟まれるように気密状態でハウジング40に固定される。ベース板10は、圧力センサ20を支持し、被測定流体の圧力により歪みが発生しないように強度が確保されている。
圧力センサ20は、ワンチップ化された半導体式圧力センサから構成されている。図2、図3に示すように、圧力センサ20は、ガラス製の台座(第1の絶縁層)21上にシリコンウエハを陽極接合して構成されている。圧力センサ20は、シリコン基板に形成されたホイストンブリッジ回路を備える。ホイストンブリッジ回路は、シリコン基板の圧力の変化による歪み抵抗を電圧信号に変換して出力する。圧力センサ20は、後述するリード端子30によって電源供給と電圧出力がなされる。圧力センサ20は、ベース板10の貫通孔13を覆ってベース板10の第1の主面11に配置されている。圧力センサ20の台座21は、ダイボンドによりベース板10に気密に固定されている。
図2〜図5に示すように、リード端子30は、ハウジング40に気密にインサート成形されている。図2に示すように、リード端子30は、一端がワイヤ31によってハウジング本体43内の圧力センサ20に電気的に接続され、図1、図2、図4、図5示すように、他端がハウジング本体43の外の両側の凹状部41に突出して露出している。リード端子30は、電源用リード端子32と、グランド用リード端子33と、出力用リード端子34と、を備える。圧力センサ20とリード端子30を接続するワイヤ31は、例えばアルミニウム製ワイヤから構成される。各リード端子32,33,34は、例えばNiメッキされたリン青銅などから構成される。
一方の凹状部41aは、出力用リード端子34の一部とグランド用リード端子33の一部とを露出させた状態で保持している。他方の凹状部41bは、電源用リード端子32の一部とグランド用リード端子33の一部とを露出させた状態で保持している。電源用リード端子32に電源電圧が印加され、グランド用リード端子33が接地される。すると、定電圧が圧力センサ20に印加され、ホイストンブリッジ回路が動作する。ホイストンブリッジ回路は、貫通孔13内の被測定流体の圧力による圧力センサ20の基板の歪みに対応する電圧を出力用リード端子34に出力する。
コンデンサ50は、圧力検出装置100の圧力センサ20の静電気に対する耐力を確保するためのものである。コンデンサ50は、例えばチップコンデンサで構成される。コンデンサ50は、コンデンサ本体51と、リード部52とを備える。図4に示すように、コンデンサ50は、コンデンサ本体51に2本のリード部52が延設されてコンデンサ本体51の長手方向に突き出すように形成(フォーミング)されている。
コンデンサ50は、図4および図5に示すように、ハウジング40のコンデンサ収容部42a、42bに裏側(被測定流体側)から装着されて収容される。コンデンサ50は、コンデンサ収容部42a、42bに連通する凹状部41a、41bに露出されたリード端子30の一部とリード部52が裏側で接するように収容される。コンデンサ本体51は、コンデンサ収容部42a、42bの周囲の壁48に囲まれて固定される。
ここでは、コンデンサ本体51は、図4に示すように、凹状部41a、41bの対向する突起47,47と、図5に示すように、表側(反被測定流体側)の壁48とで押さえられる。
コンデンサ50のリード部52と各リード端子32,33,34とは、凹状部41a、41bで溶接などによって電気的に接合される。一方の凹状部41aでは、出力用リード端子34とグランド用リード端子33とに、それぞれ、コンデンサ50の一方と他方のリード部52が接続される。他方の凹状部41bでは、電源用リード端子32とグランド用リード端子33に、それぞれ、コンデンサ50の一方と他方のリード部52が接続される。これにより、圧力センサ20への静電気による耐力を確保する。
圧力検出装置100では、ハウジング40にインサート成形で設けたリード端子30の一部を凹状部41に露出させ、露出したリード端子30にコンデンサ収容部42に収容したコンデンサ50のリード部52を配置して接続する。従って、これまでのように回路基板をハウジング40内に収納して回路基板を介してコンデンサ50を接合する必要がない。また、外来ノイズに対する耐圧を確保するコンデンサ50を設けてもハウジング40をコンパクトにすることができ、圧力検出装置100自体を小型化できる。
圧力検出装置100は、例えば油圧ポンプなどの被検出体の円板状の外周部に沿って配置される。圧力検出装置100は、固定部44の金属製カラー46に挿通したボルト(図示せず)で固定され、被測定流体がベース板10の貫通孔13に作用するように、図示しないシール材を介して密封状態で固定される。貫通孔13に作用する被測定流体の圧力と、圧力センサ20の裏側の圧力基準室PRR内の流体(大気)の圧力(基準圧力)との差分に応じて圧力センサ20が歪み(変形し)、この歪み(変形)に応じてブリッジ回路の抵抗値が変化し、出力電圧が変化する。この出力電圧の変化が測定信号として出力用リード端子34に出力される。すなわち、圧力センサ20が被測定流体の圧力に対応する電圧信号を出力する。
次に、上記構成を有する圧力検出装置100の製造方法を説明する。
まず、ベース板10とリード端子30がインサート成型され、凹状部41、コンデンサ収容部42、固定部44を備えるハウジング40を形成する。台座21の上方に圧力センサ20を固定する。台座21をベース板10の上方に固定する。なお、台座21をベース板10に固定してから、圧力センサ20を台座にボンディングしてもよい。圧力センサ20とリード端子30をワイヤ31で電気的に接続する。
裏側の開口から、コンデンサ収容部42a、42bに、コンデンサ本体51,51を挿入する。コンデンサ本体51は、突起47,47、壁48により固定される。また、コンデンサ50のリード部52を凹状部41a、41bに挿入する。リード部52をリード端子30に溶接、半田等で固定する。
蓋部材45をレーザ溶着により気密にハウジング本体43に固定する。
なお、上記工程の順番は適宜入れ替えても良く、複数の工程を並行して実行してもよい。
固定部44をボルト等で被検出体に固定する。
(変形例)
上記の実施の形態では、リード部52は、コンデンサ本体51から延設され、直線状に形成(フォーミング)された。しかし、この発明は、上記実施の形態に限定されない。
例えば、ハウジング40の形状は任意である。例えば、上記実施の形態では、図1に示すように左右線対象な形状を例示したが、各部の形状と配置は任意である。
例えば、凹状部41とコンデンサ収容部42とは、コンデンサ50を外部から装着できれば、その形状は任意である。
例えば、凹状部41は、上記実施の形態では、貫通穴が形成されていたが、貫通穴に代えて、下面に開口した凹部でもよい。また、貫通穴及び凹部は、コンデンサ50のリード部52の数にあわせて複数個形成されてもよい。
また、コンデンサ収容部42として、裏面に壁48が存在する構成を例示したが、この発明はこれに限定されない。外部に開かれた部分を備え、そこからコンデンサ50を装着でき、装着されたコンデンサ50を保持できるならば、その構成は任意である。例えば、図6に示すように、側壁及び表壁49を備える構成としてもよい。この構成の場合、コンデンサ本体51は、ハウジング40の裏面側からコンデンサ収容部42に挿入される。
コンデンサ収容部42は、コンデンサ本体51の全体を収容できるサイズを有する必要はない。コンデンサ本体51の一部を収容するサイズ及び構成でもよい。コンデンサ収容部42がコンデンサ本体51を固定する方法は押圧力、嵌合などに限定されず、任意である。例えば、接着剤等でコンデンサ本体51をコンデンサ収容部42に固定してもよい。
また、コンデンサ本体51の長手方向とリード部52の長手方向を同一方向としたが、コンデンサ本体51の長手方向とリード部52の長手方向とが直交するようにしてもよい。例えば、図6に示すように、コンデンサ本体51を直立して配置し、リード部52を、折り曲げ部53を介してコンデンサ本体51とは直交する水平方向に延在するように形成してもよい。
この構成により、凹状部41およびコンデンサ収容部42は、コンデンサ本体51を直立させて収納する分だけコンパクトにできる。従って、圧力検出装置100Aの被検出体への取り付けの際の投影面積を小さくできる。
このような圧力検出装置100Aによっても、既に説明した圧力検出装置100と同様にして圧力を検出し、電気信号として出力できる。
圧力検出装置100では、コンデンサ収容部42に対して凹状部41をハウジング本体43の中心部側に配置し、コンデンサ50のリード部52を中心部側とし、コンデンサ本体51を外側(外周側)とした。しかし、圧力検出装置100では、コンデンサ50のコンデンサ本体51とリード部52とを反対に配置して、中心部側にコンデンサ本体51を位置させ、リード部52を外側(外周側)に配置しても良い。こうすることで、リード端子30の各リード端子32,33,34とリード部52との溶接などの接合作業をハウジング40に邪魔されることなく端部の凹状部41で行うことができる。また、電源供給用や出力用のコネクタなども端部に設置できる。
圧力センサ20は、半導体式に限定されず、公知の任意のものを使用可能である。圧力センサ20をベース板10に固定する手法も任意である。圧力基準室PRRを形成できれば、蓋部材45をホルダに固定する方法も任意である。圧力センサ20とリード端子30を接続する手法も、ワイヤ31を用いるものに限定されず任意である。リード端子30(32〜34)の平面形状は、圧力センサ20と接続でき、凹状部41で一部が露出されるならば、任意である。
以上、説明したように、圧力検出装置100は、第1の主面11と、第1の主面11の裏に位置する第2の主面12と、第1の主面11から第2の主面12まで貫通し被測定流体が流通する貫通孔13と、を備えるベース板10と、ベース板10の貫通孔13を覆って第1の主面11の上方に配置され、貫通孔13内の被測定流体の圧力に応じた電気信号を出力する圧力センサ20と、圧力センサ20に電気的に接続されるリード端子30と、ベース板10およびリード端子30を保持し、リード端子30の一部を露出する凹状部41と凹状部41に連通したコンデンサ収容部42とを備えるハウジング40と、圧力センサ20を外来ノイズから保護するコンデンサ50と、を有している。そして、コンデンサ収容部42は、外部に開口しており、コンデンサ50を外側から装着できる。凹状部41は、コンデンサ収容部42に装着されたコンデンサ50のリード部52が挿入され、リード端子30に電気的に接続される。つまり、コンデンサ収容部42に収容されたコンデンサ50が、凹状部41に保持されたリード端子30に接続される。従って、回路基板を用いることなくコンデンサ50を設けて外来ノイズに対する耐力を確保でき、部品点数を減らし、小型化できる。また、リード端子30とコンデンサ50とを凹状部41で簡単に電気的に接続できる。また、コンデンサ50をハウジング40の外側から装着することで、コンデンサ50の装着も簡単にできる。
上述した圧力検出装置100によれば、リード端子30は、貫通孔13の中心を貫通する方向に延びる中心軸から離れる方向に向かって、ベース板10の外側に延びている。凹状部41は、ベース板10の外に位置するとともに、コンデンサ収容部42に連通している。従って、コンデンサ収容部42にコンデンサ50を収容することで、ベース板10の中心部から外側に向かって延びるリード端子30とコンデンサ50とをコンデンサ収容部42に連通する凹状部41で、電気的に接続できる。
上述した圧力検出装置100によれば、コンデンサ収容部42および凹状部41は、第1の主面11から第2の主面12に向かう方向に開口している。従って、開口している第1の主面11側や第2の主面12側からコンデンサ50を装着したり、リード端子30と電気的に接続できる。
上述した圧力検出装置100によれば、コンデンサ50は、コンデンサ本体51とリード部52とを備え、コンデンサ本体51は、コンデンサ本体51の長手方向がリード端子30の延長線に沿うように設置される。従って、コンデンサ本体51とリード部52とが直線状に配置されることで、厚みを抑えてコンデンサ収容部42に収容でき、圧力検出装置100を薄くできる。
本発明の圧力検出装置100Aによれば、コンデンサ本体51は、コンデンサ本体51の長手方向がリード端子30の延長線に直交するように設置されている。従って、コンデンサ本体51とリード部52Aの全長を抑えることができ、圧力検出装置100を被測定体に取り付ける場合の投影面積を抑えてコンパクトにできる。
本発明の圧力検出装置100によれば、ハウジング40は、圧力センサ20の被測定流体の圧力を受ける面の裏面を覆う密閉された圧力基準室PRRを形成する蓋部材45を備えている。従って、圧力基準室PRRによって基準圧力に対する圧力変化を検出できる。
また、上記実施の形態では、ベース板10として、円板状の場合を例に説明した。しかし、圧力センサ20を安定して支持することができれば、その形状は四角形など任意である。また、ベース板10やハウジング40は、被測定体に密着できる形状であれば、平面状に限らず、ベース板10とハウジング40との間に段差を設けて被測定体との間に装着するパッキンを確実に圧縮できるようにしてもよい。また、圧力センサとしてワンチップ半導体式の圧力センサを例に説明したが、圧力センサの構成は他の形式など任意である。
なお、本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされているものである。また、上述した実施形態は、本発明の一実施例を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。上記実施例及び変形例は任意に組み合わせることができる。さらに、必要に応じて実施形態の構成要件の一部を除いても本発明の技術的思想の範囲内となる。
本出願は、2016年2月10日に出願された日本国特許出願2016−023709号に基づく。本明細書中に日本国特許出願2016−023709号の明細書、特許請求の範囲、図面全体を参照として取り込むものとする。
本発明は、自動車やオートバイ、船舶などの移動体に搭載される変速装置などに取り付けられる圧力検出装置に好適である。
100 圧力検出装置
100A 圧力検出装置
10 ベース板
11 第1の主面
12 第2の主面
13 貫通孔
20 圧力センサ
21 台座
30 リード端子
31 ワイヤ
32 電源用リード端子
33 グランド用リード端子
34 出力用リード端子
40 ハウジング
41(42a,41b) 凹状部
42(42a,42b) コンデンサ収容部
43 ハウジング本体
44 固定部
45 蓋部材
46 金属製カラー
47 突起
48 壁
50 コンデンサ
51 コンデンサ本体
52 リード部
52A リード部
53 折り曲げ部
PRR 圧力基準室

Claims (7)

  1. 第1の主面と、前記第1の主面の裏に位置する第2の主面と、前記第1の主面から前記第2の主面まで貫通し被測定流体が流通する貫通孔と、を備えるベース板と、
    前記ベース板の前記貫通孔を覆って前記第1の主面の上方に配置され、前記貫通孔内の前記被測定流体の圧力に応じた電気信号を出力する圧力センサと、
    前記圧力センサに電気的に接続されるリード端子と、
    前記ベース板および前記リード端子を保持し、前記リード端子の一部を露出する凹状部と、外部に開放された凹部を有し、コンデンサを収容するコンデンサ収容部と、を備えるハウジングと、
    前記ハウジングの前記コンデンサ収容部に収容され、前記リード端子に電気的に接続されたコンデンサと、を有する、
    ことを特徴とする圧力検出装置。
  2. 前記リード端子は、前記貫通孔の中心を貫通する方向に延びる中心軸から離れる方向に向かって、前記ベース板の外側に延び、
    前記凹状部は、前記ベース板の外に位置するとともに、前記コンデンサ収容部に連通している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧力検出装置。
  3. 前記コンデンサ収容部および前記凹状部は、前記第1の主面から前記第2の主面に向かう方向に開口している、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の圧力検出装置。
  4. 前記コンデンサは、コンデンサ本体とリード部とを備え、
    前記コンデンサ本体は、前記コンデンサ本体の長手方向が前記リード端子の延長線に沿うように設置される、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の圧力検出装置。
  5. 前記コンデンサは、コンデンサ本体とリード部とを備え、
    前記コンデンサ本体は、前記コンデンサ本体の長手方向が前記リード端子の延長線に直交するように設置される、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の圧力検出装置。
  6. 前記ハウジングは、前記圧力センサを収容する圧力基準室を形成する蓋部材を備える、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の圧力検出装置。
  7. 第1の主面と、前記第1の主面の裏に位置する第2の主面と、前記第1の主面から前記第2の主面まで貫通し被測定流体が流通する貫通孔と、を備えるベース板と、リード端子と、がインサート成形され、前記リード端子の一部を露出する凹状部と、前記凹状部に連通するコンデンサ収容部とを備えるハウジングを成型する工程と、
    前記ベース板の前記第1の主面に前記貫通孔を覆って前記貫通孔内の前記被測定流体の圧力に応じた電気信号を出力する圧力センサを上方に固定すると共に前記リード端子と前記圧力センサとを電気的に接続する工程と、
    前記コンデンサ収容部にコンデンサのコンデンサ本体を挿入し、前記コンデンサのリード部を前記凹状部に配置する工程と、
    前記リード部と前記リード端子とを、前記凹状部内で接続する工程と、を有する、
    ことを特徴とする圧力検出装置の製造方法。
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