JPWO2017104237A1 - 情報処理装置、その情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

情報処理装置は、需要家の第1エネルギの消費量を取得する第1エネルギ消費量取得部と、第1エネルギの消費量を用いて、需要家の第2エネルギの消費量を推定する第2エネルギ消費量推定部とを有する。

Description

本発明は、情報処理装置、その情報処理方法、およびプログラムに関し、特に、エネルギ消費量に関する情報処理を行う情報処理装置、その情報処理方法、およびプログラムに関する。
モバイル端末を用いて、ガスメータの指針データを収集し、そのデータを利用してガス容器の交換のための配送日を予測する配送予測システムの一例が特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載されたシステムにおいて、指針データは、ガス容器のガス残量を示すメータ指針および指針日を含む。そして、このシステムは、今回の指針データと前回の指針データの比較に基づいて、前回の指針日から今回の指針日までの間に使用されたガス使用量を算出し、そのガス使用量に基づいて、ガス容器のガス残量を算出して記憶部の値を更新する。
さらに、このシステムは、前回の指針日から今回の指針日までの間に使用された一日当たりのガス使用量から予測された、将来の一日当たりのガス使用量の予測値に応じて、更新されたガス残量を減少させて将来のガス残量を予測し、予測されたガス残量が所定値となる日を、供給設備におけるガス容器の配送日として決定する。このシステムにおいて、ガス使用量の予測値は、前回の指針日から今回の指針日までの間に使用された一日当たりのガス使用量と、予め定められた過去の期間における供給設備についての指針データに基づいて得られる過去の一日当たりのガス使用量の変化率とに基づいて予測される。
これにより、特許文献1に記載されたシステムでは、ガス供給を安定化し、さらに、持ち帰ったガス容器内に残るガス残量を低減でき、ガス容器の配送の効率化を図ることができる。
また、スマートメータで集約したガスや水道の使用量データを利用した異常診断方法の一例が特許文献2に記載されている。特許文献2の異常診断方法では、スマートメータが収集したガスや水道の使用量データをセンタ装置に送信し、センタ装置に蓄積し、蓄積された過去の使用量の推移に基づいて将来の使用量を推定し、推定された使用量と現在の使用量に基づいて異常であるか否かを診断する。
国際公開第2013/183312号 特開2015−14562号公報
特許文献1に記載されているように、LPガス会社では、ガスの供給が途切れないように、各家庭や建物のガス容器の交換を行う。たとえば、実測値に基づく推測によりガスの一日当たりの使用量を求め、ガス残量を予測し、ガス容器の交換タイミングを決定し、そのタイミングで現地に赴いて交換作業を行うのが一般的である。
しかし、決定された交換タイミングが遅く、予測されたガス残量より実際のガス残量が少なかった場合、交換が間に合わない可能性があった。さらに、交換タイミングが早すぎると、予測されたガス残量よりも実際のガス残量の方が多くなり、ガス容器の配送コストが無駄になる可能性があった。このように、特許文献に記載された技術では、ガス使用量の正確な予測が難しいため、ガスの安定供給ができないといった問題点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、需要家のエネルギ消費量を効率よくかつ精度よく推測できる情報処理装置、その情報処理方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明の各側面では、上述した課題を解決するために、それぞれ以下の構成を採用する。
第一の側面は、情報処理装置に関する。
第一の側面に係る情報処理装置は、
需要家の第1エネルギの消費量を取得する第1エネルギ消費量取得手段と、
前記第1エネルギの消費量を用いて、前記需要家の第2エネルギの消費量を推定する第2エネルギ消費量推定手段と、を有する。
第二の側面は、少なくとも1つのコンピュータにより実行される情報処理方法に関する。
第二の側面に係る情報処理方法は、
情報処理装置が、
需要家の第1エネルギの消費量を取得し、
前記第1エネルギの消費量を用いて、前記需要家の第2エネルギの消費量を推定する、ことを含む。
なお、本発明の他の側面としては、上記第二の側面の方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。この記録媒体は、非一時的な有形の媒体を含む。
このコンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されたとき、コンピュータに、情報処理装置上で、その情報処理方法を実施させるコンピュータプログラムコードを含む。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の方法およびコンピュータプログラムを実施するときには、その複数の手順の順番は内容的に支障のない範囲で変更することができる。
さらに、本発明の方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
上記各側面によれば、第1エネルギの消費量に基づいて、第1エネルギとは異なる第2エネルギの消費量を効率よくかつ精度よく推定する情報処理装置、その情報処理方法、およびプログラムを提供することができる。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置の論理的な構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムのシステム構成を概念的に示す図である。 本実施形態の情報処理装置の情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置を実現するコンピュータの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の論理的な構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態の情報処理装置の需要家ガス情報のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の論理的な構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態の情報処理装置の係数テーブルの一例を示す図である。 本実施形態の情報処理装置のユーザ情報記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 本実施形態の情報処理装置の係数テーブルの一例を示す図である。 本実施形態の情報処理装置の設備情報記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 本実施形態の情報処理装置の係数テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の論理的な構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態の情報処理装置の係数αの重み付け係数wの設定条件マトリクステーブルの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置、その情報処理方法およびプログラムについて、以下説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置100の論理的な構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態の情報処理装置100は、需要家の第1エネルギの消費量を取得する第1エネルギ消費量取得部102と、第1エネルギの消費量を用いて、需要家の第2エネルギの消費量を推定する第2エネルギ消費量推定部104と、を備える。
以下の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。
第1エネルギおよび第2エネルギは、たとえば、電力、ガス、灯油等、需要家が消費するエネルギのいずれかであり、互いに異なるエネルギとする。本実施形態では、第1エネルギは電力であり、第2エネルギはガスである。ガスは、LP(Liquefied Petroleum)ガスを例として説明するが、都市ガスも排除されない。また、本発明において、第1エネルギおよび第2エネルギは、電力、ガスおよび灯油の少なくともいずれか一つとすることができる。本実施形態では、第1エネルギを電力とし、第2エネルギを電力以外のガスとしているが、他の例では、第1エネルギをガスとし、第2エネルギを電力としてもよいし、あるいは、第1エネルギを灯油とし、第2エネルギをガスとしもよい。このように、第1エネルギと第2エネルギの組み合わせは特に限定されない。
第1エネルギは、需要家宅の実際の消費量が計測され、その計測値を情報処理装置100が取得するエネルギである。一方、第2エネルギは、需要家宅のその消費量の計測値を情報処理装置100が取得する手段がない、または計測値が情報処理装置100に提供されないエネルギであると言える。
また、第2エネルギは、計測値の精度が要求されるレベルよりも低いエネルギ、または計測値を取得できるタイミングが計測値利用のタイミングと合わない等のために消費量を推定する必要があるエネルギも含む。そこで、本発明では、第1エネルギの消費量を用いて、第2エネルギの消費量を推定する。
第1エネルギの消費量と第2エネルギの消費量との間には、相関関係がある。第2エネルギ消費量推定部104は、この相関関係に基づいて、第1エネルギの消費量から第2エネルギの消費量を推定する。
相関関係は、たとえば、需要家の住居(建物)の属性(たとえば、地域や各エネルギを利用する設備や機器の構成)、その住居で暮らしている家族構成、建物の利用時間や利用内容、季節、各エネルギの料金等の条件に応じて変化する。各種条件に応じた具体的な処理方法については後述する実施形態で説明する。
本明細書において、「取得」とは、自装置が他の装置や記憶媒体に格納されているデータまたは情報を取りに行くこと(能動的な取得)、たとえば、他の装置にリクエストまたは問い合わせして受信すること、他の装置や記憶媒体にアクセスして読み出すこと等、および、自装置に他の装置から出力されるデータまたは情報を入力すること(受動的な取得)、たとえば、配信(または、送信、プッシュ通知等)されるデータまたは情報を受信すること等、の少なくともいずれか一方を含む。また、受信したデータまたは情報の中から選択して取得すること、または、配信されたデータまたは情報を選択して受信することも含む。
図2は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置100を含む情報処理システム1のシステム構成を概念的に示す図である。
本実施形態において、情報処理システム1は、需要家から電力消費量に関する情報を取得し、需要家のガス使用量を予測し、LPガス会社30に提供する情報処理装置100を含む。
情報処理装置100には、情報記憶部110が接続される。情報記憶部110は、情報記憶部110の内部に含まれてもよいし、情報処理装置100の外部に情報処理装置100がアクセス可能に設けられてもよい。
情報記憶部110には、たとえば、第1エネルギ消費量取得部102が取得した需要家の第1エネルギの消費量の情報や、第2エネルギ消費量推定部104が推定した需要家の第2エネルギの消費量の情報が格納される。さらに、情報記憶部110には、第2エネルギ消費量推定部104が推定処理を行う際に利用する各種情報(たとえば、需要家の情報、天気に関する情報等)が格納されてもよい。
図3は、本実施形態の情報処理装置100の情報記憶部110に記憶される情報の例を示す図である。
図3(a)は、需要家の第1エネルギの消費量の情報のデータ構造の一例を示している。本実施形態では、第1エネルギは電力であり、第1エネルギの消費量は、第1エネルギ消費量取得部102が取得する電力消費量に関する情報である。図3(a)の電力消費量情報112は、需要家の電力消費量(たとえば、30分値等)が日時情報に関連付けられている。
本実施形態では、第1エネルギ消費量取得部102が取得する電力消費量に関する情報は、30分間値であり、取得した電力消費量に関する情報(30分値)は、需要家毎に情報記憶部110に記憶される。たとえば、図3(a)に示すように、需要家のユーザID毎に、電力消費量の30分値がその計測日時情報に紐付けて需要家の電力消費量情報112として情報記憶部110に蓄積される。電力消費量の30分値は、30分間に消費された電力量を示す。
電力消費量情報112は、電力消費量の30分値を取得毎に全て蓄積する構成として説明したが、これに限定されない。30分値を1時間分ずつ等、所定期間分ずつ積算した値を電力消費量情報112として情報記憶部110に記憶してもよい。電力消費量情報112として複数の値、たとえば、30分値、1時間積算値、1日積算値等のいずれかを情報記憶部110に記憶してもよい。
図3(b)は、本実施形態の第2エネルギの消費量の情報のデータ構造の一例を示している。本実施形態では、第2エネルギはガスであり、第2エネルギの消費量は、第2エネルギ消費量推定部104により推定された需要家のガス使用量に関する情報である。図3(b)の推定ガス使用量情報114は、需要家の所定の推定対象期間の推定累計ガス使用量が推定対象期間の情報に関連付けられている。
推定対象期間とは、たとえば、前回ガスボンベ32を交換した時から推定処理を行うタイミング(推定に使用した電力消費量の日時情報を基準とする)までを指す。具体的には、推定対象期間の開始日時情報と、終了日時情報とを含んでもよいし、開始日時情報と、期間を示す日数の情報を含んでもよい。
第2エネルギ消費量推定部104により推定されるガス使用量に関する情報は、電力消費量から推定されるガス使用量を推定対象期間で累計した値であり、需要家毎に情報記憶部110に記憶される。たとえば、図3(b)に示すように、需要家のユーザID毎に、推定ガス使用量の累計値がその推定対象期間の情報に紐付けて需要家の推定ガス使用量情報114として情報記憶部110に蓄積される。
たとえば、第2エネルギ消費量推定部104は、スマートメータ10から第1エネルギの消費量(電力消費量)を取得するごとに、第2エネルギの消費量(ガス使用量)を推定する。
例として、需要家の電力消費量の30分値を用いて、電力消費量に対応する30分毎の推定ガス使用量を算出する。この30分間の推定ガス使用量を、推定対象期間分累計して、推定ガス累積ガス使用量を算出する。
他の例では、第2エネルギ消費量推定部104は、スマートメータ10から取得した第1エネルギの消費量(電力消費量)の積算値に基づいて、第2エネルギの消費量(ガス使用量)を推定する。
例として、電力消費量の30分値を推定対象期間分累計し、積算値を求める。そして精算した電力消費量の時系列の変化(たとえば、30分ごと)を用いて、推定対象期間分の推定ガス使用量を算出してもよい。
さらに、推定対象期間を、所定の時間帯毎に分割して、時間帯毎に電力消費量の30分値を累計し、その値を用いて、対応する時間帯の推定累計ガス使用量を算出してもよい。
第2エネルギ消費量推定部104は、需要家の電力消費量を元に推定値を算出し、情報記憶部110に記憶するが、算出単位および記憶単位は様々考えられる。たとえば、元になる電力消費量が30分値の場合、電力消費量と同じ単位(たとえば、30分値)でガス使用量を推定し、各値を記憶してもよい。
または、元となる電力消費量が30分値の場合、電力消費量を所定期間分まとめた値、たとえば、1日分の積算値を求める。そして1日における電力消費量(30分おき)の積算値の時系列変化を元に1日のガス使用量を推定し、1日単位の値を記憶してもよい。たとえば、電力消費量の時系列変化を時間単位の傾き(微分)で示し、その傾きからガス使用量の時系列変化を推定し、時間単位の推定値を1日分積算して1日のガス使用量を求めてもよい。また、元となる電力消費量は、30分値ではなく、積算値を用いてもよい。
このように、推定ガス使用量の単位と電力消費量の単位は同じでもよいし、異なっていてもよい。
また、推定ガス使用量情報114は、複数の値、たとえば、30分値、1時間累計値、1日累計値、10日間累計値等のいずれかを算出し、それぞれ記憶してもよい。
図3(b)の例では、ガスボンベ32の交換後からのガス使用量の累計値を記憶しているが、他の例では、ガスボンベ32のガス残量を記憶してもよい。ガス残量は容器(ガスボンベ32)の容量から推定されたガス使用量を減算して求めることができる。累計値およびガス残量はいずれも、算出毎に最新の情報を保持してもよいし、算出された各値を日時情報に関連付けて算出され都度保持してもよい。
図2に戻り、需要家宅には、電力会社20から需要家に供給されるスマートメータ10が設置されている。スマートメータ10は、通信機能を有する電力量計である。電力量計は、需要家宅に供給される電力の消費量を計測する。需要家宅には、電力会社20または電力小売事業者(不図示)から送配電ネットワーク(不図示)を通じて電力が供給される。また、送配電ネットワークは送配電事業者(不図示)により運営される。
スマートメータ10により計測された電力消費量等の情報は、スマートメータ10からネットワーク3上の電力会社20に、所謂Aルートを介して定期的(たとえば、30分毎)に送信される。
スマートメータ10と電力会社20間のAルートの通信方式は、特に限定されないが、たとえば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)、等の無線通信方式を利用することができる。
また、需要家宅では、LPガスを利用しており、定期的にLPガス会社30が需要家宅のガスボンベ32の交換作業を行う。一般的に、LPガス会社30は、定期的に需要家宅を巡回し、ガスボンベ32の残量を確認して交換作業を行っている。交換タイミングが遅すぎるとガスの供給が途切れてしまい、利用者がガスを使えなくなってしまうといった問題があった。逆に、交換タイミングが早すぎると、ガスボンベ32の配送コストが無駄になってしまうといった問題があった。ガスボンベ32は、たとえば、需要家宅に2本ずつ配置され、1本ずつ順に使用される。1本目の残量が所定値未満になると、手動または自動で残りの1本に切り替えられる。
本実施形態において、電力会社20とLPガス会社30は一つの会社または同系列の管理体制の元で運営されているものとする。そして、電力会社20およびLPガス会社30の少なくとも一方が管理するサーバ(不図示)と情報処理装置100がネットワーク3を介して接続されてもよい。あるいは、情報処理装置100は、電力会社20およびLPガス会社30の少なくとも一方のサーバに含まれてもよい。
さらに、他の実施形態において、電力会社20とLPガス会社30が異なる会社の場合、情報処理装置100は、電力会社20またはLPガス会社30のサーバ、あるいは、他のサービスプロバイダ(不図示)のサーバにネットワークを介して接続されてもよいし、いずれかのサーバに含まれてもよい。
図2のネットワーク3は公衆回線網、LAN、WAN(Wide Area Network)、MAN(Metropolitan Area Network)、ワイヤレスMAN等のネットワークである。
また、需要家宅には、たとえば、HEMS(Home Energy Management System)40が備えられ、スマートメータ10と所謂Bルートで通信し、スマートメータ10で計測した電力消費量を受信する。
スマートメータ10とHEMS40間のBルートの通信方法は、特に限定されないが、たとえば、920MHz帯を使用する特定小電力無線方式、たとえば、WiSUN等の通信規格に基づく通信方式、または、Zigbee(登録商標)等のIEEE802.15.4上で動作する無線通信規格の通信方式を利用することができる。
さらに、HEMS40は、スマートメータ10から受信した電力消費量を所謂Cルート経由で情報処理装置100に送信してもよい。
HEMS40と情報処理装置100間の通信方式は、特に限定されないが、たとえば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、3G、またはLTE等の無線通信方式を利用してもよいし、有線LAN(Local Area Network)またはWi−Fi等の無線LAN(Local Area Network)通信方式を利用してもよい。HEMS40と情報処理装置100間は、有線通信でも無線通信でもどちらでもよい。
このようなシステム構成において、スマートメータ10から情報処理装置100への需要家の電力消費量の送信は、以下の少なくともいずれかの経路で行うことができる。
(a1)電力消費量はスマートメータ10からHEMS40を介して情報処理装置100に送信される。
(a2)電力消費量はスマートメータ10から電力会社20およびLPガス会社30の少なくとも一方のサーバに送信され、さらに電力会社20およびLPガス会社30の少なくとも一方のサーバから情報処理装置100に送信される。
電力会社20とLPガス会社30が別会社の場合には、電力会社20または送配電事業者から需要家の過去の電力消費量に関する情報を取得することについて、サービス提供者(LPガス会社30またはサービスプロバイダ等)は、必要に応じて需要家に同意を求める。そのタイミングは、情報取得開始前であればいつでもよく、また同意方法も特に限定されない。
図4は、本実施形態の情報処理装置100を実現するコンピュータ80の構成の一例を示す図である。
本実施形態のコンピュータ80は、CPU(Central Processing Unit)82、メモリ84、メモリ84にロードされた図2の構成要素を実現するプログラム90、そのプログラム90を格納するストレージ85、I/O(Input/Output)86、およびネットワーク接続用インタフェース(通信I/F87)を備える。
CPU82、メモリ84、ストレージ85、I/O86、通信I/F87は、バス89を介して互いに接続され、CPU82により情報処理装置100全体が制御される。ただし、CPU82などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
メモリ84は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。ストレージ85は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、またはメモリカードなどの記憶装置である。
ストレージ85は、RAMやROMなどのメモリであってもよい。ストレージ85は、コンピュータ80の内部に設けられてもよいし、コンピュータ80がアクセス可能であれば、コンピュータ80の外部に設けられ、コンピュータ80と有線または無線で接続されてもよい。あるいは、コンピュータ80に着脱可能に設けられてもよい。
CPU82が、ストレージ85に記憶されるプログラム90をメモリ84に読み出して実行することにより、図1の情報処理装置100の各ユニットの各機能を実現することができる。
I/O86は、コンピュータ80と他の入出力装置間のデータおよび制御信号の入出力制御を行う。他の入出力装置とは、たとえば、コンピュータ80に接続されるキーボード、タッチパネル、マウス、およびマイクロフォン等の入力装置(不図示)と、ディスプレイ、プリンタ、およびスピーカ等の出力装置(不図示)と、これらの入出力装置とコンピュータ80のインタフェースとを含む。さらに、I/O86は、他の記録媒体の読み取りまたは書き込み装置(不図示)とのデータの入出力制御を行ってもよい。
通信I/F87は、コンピュータ80と外部の装置との通信を行うためのネットワーク接続用インタフェースである。通信I/F87は、有線回線と接続するためのネットワークインタフェースでもよいし、無線回線と接続するためのネットワークインタフェースでもよい。たとえば、情報処理装置100を実現するコンピュータ80は、通信I/F87によりネットワーク3を介してHEMS40と接続される。
図1の本実施形態の情報処理装置100の各構成要素は、図4のコンピュータ80のハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各実施形態の情報処理装置を示す機能ブロック図は、ハードウェア単位の構成ではなく、論理的な機能単位のブロックを示している。
情報処理装置100は、複数のコンピュータ80により構成されてもよいし、仮想サーバにより実現されてもよい。本実施形態では、情報処理装置100は、電力会社20およびLPガス会社30とは異なる、たとえば、サービスプロバイダのサーバ装置として説明する。他の例として、情報処理装置100は、電力会社20またはLPガス会社30のサーバ装置により実現されてもよい。あるいは、情報処理装置100は、電力小売事業者、アグリゲータ等のサーバ装置により実現されてもよい。
本実施形態のコンピュータプログラム90は、情報処理装置100を実現させるためのコンピュータ80に、需要家の第1エネルギの消費量を取得する手順、第1エネルギの消費量を用いて、需要家の第2エネルギの消費量を推定する手順、を実行させるように記述されている。
本実施形態のコンピュータプログラム90は、コンピュータ80で読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。記録媒体は特に限定されず、様々な形態のものが考えられる。また、プログラム90は、記録媒体からコンピュータ80のメモリ84にロードされてもよいし、ネットワークを通じてコンピュータ80にダウンロードされ、メモリ84にロードされてもよい。
コンピュータプログラム90を記録する記録媒体は、非一時的な有形のコンピュータ80が使用可能な媒体を含み、その媒体に、コンピュータ80が読み取り可能なプログラムコードが埋め込まれる。コンピュータプログラム90が、コンピュータ80上で実行されたとき、コンピュータ80に、情報処理装置100を実現する以下の情報処理方法を実行させる。
このように構成された本実施形態の情報処理装置100の情報処理方法について、以下説明する。
図5は、本実施形態の情報処理装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態に係る情報処理方法は、情報処理装置100の情報処理方法であり、情報処理装置100を実現するコンピュータ80により実行される情報処理方法である。
本実施形態の情報処理方法は、情報処理装置100が、需要家の第1エネルギの消費量を取得し(ステップS101)、第1エネルギの消費量を用いて、需要家の第2エネルギの消費量を推定する(ステップS103)、ことを含む。
具体的には、まず、需要家宅では、スマートメータ10が需要家の電力消費量を計測し、HEMS40に送信する。そして、第1エネルギ消費量取得部102が、HEMS40から需要家の電力消費量の計測値をネットワーク3を介して受信する(ステップS101)。第1エネルギ消費量取得部102が電力消費量を受信するタイミングは特に限定されない。ガスボンベ32の交換後からガスボンベ32の残量が所定値未満になる前までの間で、少なくともその期間の電力消費量に関する情報を取得すればよい。
第1エネルギ消費量取得部102により取得された需要家の電力消費量に関する情報は、需要家毎に電力消費量情報112として図3(a)の情報記憶部110に蓄積される。
そして、第2エネルギ消費量推定部104が、情報記憶部110の需要家の電力消費量情報112を参照し、所定期間の需要家の電力消費量の積算値から、所定期間の需要家のガス使用量を推定する(ステップS103)。推定されたガス使用量は、需要家毎に推定ガス使用量情報114として情報記憶部110に記憶される。
たとえば、図3(b)に示すように、推定された需要家のガス使用量を推定対象期間で累計して得られた推定累計ガス使用量が、推定対象期間の情報に紐付けて、需要家の推定ガス使用量情報114として情報記憶部110に格納される。
このようにして、需要家の累計ガス使用量が求められるので、ガスボンベ32の容量等の情報に基づいて、ガスボンベ32の交換時期を予測することができる。たとえば、情報処理装置100は、算出されたガス残量が所定値未満になった場合に、LPガス会社30に通知する通知部(不図示)をさらに備えてもよい。この構成によれば、LPガス会社30に需要家のガスボンベ32の交換時期を通知することができる。
以上説明したように、本実施形態の情報処理装置100において、第1エネルギ消費量取得部102により取得された第1エネルギの消費量、たとえば、電力消費量に基づいて、第2エネルギ消費量推定部104により、第2エネルギの消費量、たとえば、ガス使用量が推定される。
このように、本実施形態の情報処理装置100によれば、第1エネルギ(電力)の消費量を計測する電力量計の検針データを用いるので、第2エネルギ(ガス)の消費量を計測する装置を設けなくても、第2エネルギ(ガス)の消費量を推定できる。これにより、ガスボンベ32の容量と前回交換日時情報に基づいて、ガスボンベ32の交換時期を予測することができる。
また、過去のガス使用量に基づく、ガス使用量の推定の場合は、需要家のライフスタイルや、異常気象、その他の社会的な情勢の変化などにより、過去の利用状況と現在の利用状況に変化があると、正確な予測が困難であった。しかし、本実施形態の情報処理装置100では、過去の利用状況と現在の利用状況に変化があった場合でも、現状の実際の状況に沿って変化する第1エネルギ(電力)の消費量をもとに、第2エネルギ(ガス)の消費量を、電力消費量とガス使用量の相関関係に基づいて、推定することができるので、精度のよい予測が可能となる。
このように、ガス使用量の予測精度が上がるので、ガス残量の不足を防ぎ、ガスの安定供給を可能にできるとともに、ガスボンベ32の配送コストの無駄を省くことが可能になる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装置130について、以下説明する。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装置130の論理的な構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態の情報処理装置130は、第1エネルギ消費量取得部102と、第2エネルギ消費量推定部104と、通知部132と、を備える。第1エネルギ消費量取得部102および第2エネルギ消費量推定部104は、図1の上記実施形態の情報処理装置100と同様である。
なお、本実施形態の通知部132は、後述する他の実施形態の情報処理装置の構成と組み合わせることもできる。
通知部132は、第2エネルギ消費量推定部104により推定された第2エネルギの消費量(ガス使用量)から、たとえば、ガスボンベ32の残量を算出し、ガスボンベ32の交換を通知する。
図7は、本実施形態の情報処理装置130の需要家ガス情報140のデータ構造の一例を示す図である。
需要家ガス情報140は、需要家のユーザIDに、ガスボンベ32の交換日時と、前回ガスボンベ32を交換してからの経過日数と、第2エネルギ消費量推定部104により推定されたガス使用量と、ガスボンベ32の容量を関連付けて記憶する。
第2エネルギ消費量推定部104は、需要家ガス情報140から、ガスボンベ32の容量の情報と、推定ガス使用量を読み出し、ガスボンベ32の残量を算出し、需要家ガス情報140に記憶する。
通知部132は、たとえば、ガスボンベ32の容量の所定の割合(たとえば、5%)を閾値とし、算出されたガスボンベ32の残量が、閾値未満になった場合、ガスボンベ32の交換時期をLPガス会社30のサーバに通知する。また、通知先は、LPガス会社30に限定されず、需要家に通知してもよい。また、ガスの残量で判定する以外に、ガス使用量で判定してもよい。すなわち、推定されたガス使用量が所定値以上になった場合に、ガスボンベ32の交換時期を通知してもよい。ガス使用量の所定値は、ガスボンベ32の容量の所定の割合、たとえば、95%とすることができる。
ガスボンベ32の交換が通知されてから、実際にガスボンベ32の交換作業が実施されるまでに、ある程度の日数がかかる。そのため、ガスボンベ32のガス残量がほとんどなくなってからガスボンベ32の交換を通知するのでは、交換作業が間に合わない可能性がある。そこで、本実施形態では、ガスボンベ32内に交換作業までにかかる日数の間に使うと予測されるガスが残るように、判定用の所定値(所定の割合)を設定する。
通知方法は、様々考えられ、メール送信、その他の電子的なメッセージ配信、または、所定のウェブページ(需要家のマイページ等)への表示等により通知してもよい。需要家のHEMS40に情報を送信し、HEMS40の操作パネルやLED(Light Emitting Diode)表示器等に表示して需要家に通知してもよい。需要家に通知される場合は、需要家がLPガス会社30にガスボンベ32の交換作業依頼をメール、電話、ウェブページからの申込等により連絡してもよい。
さらに、通知部132は、第2エネルギ消費量推定部104が推定した第2エネルギの消費量(ガス使用量)の履歴と、第2エネルギ(ガス)を収容する容器(ガスボンベ32)の容量とに基づいて設定された容器(ガスボンベ32)の交換時期を通知してよい。
たとえば、ガスボンベ32の前回の交換日(すなわち、ガスボンベ32使用開始日)と、ガスボンベ32の容量と、指定ガス使用量の履歴から、推奨される交換期限を求めることができる。交換日は、実際に作業員が交換した日時を記録したものを用いてよい。
通知内容は、特に限定されず、ガスボンベ32の残量が閾値未満になったこと、推定ガス使用量がガスボンベ32の容量に近づいたこと、ガスボンベ32の交換時期が近づいていること、残量の推定値、ガスボンベ32が空になるまでの残り日数、推奨される交換期限等の少なくともいずれか一つを含む。
図8は、本実施形態の情報処理装置130の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、通知部132が、第2エネルギ消費量推定部104から需要家の推定ガス使用量を取得する(ステップS131)。そして、通知部132が、ガスボンベ32の容量を基に定まる所定値と、推定ガス使用量またはガス残量を比較する。比較にどちらの値を用いるかで、以下のように判定処理が異なる。
<推定ガス使用量を用いた判定処理>
推定ガス使用量を用いる場合、ガスボンベ32の容量の所定の割合(たとえば、95%)を所定値とする。そして、推定ガス使用量が所定値以上になった場合、通知部132は、ガスボンベ32の交換が必要であると判定する(ステップS135のYES)。そして、通知部132は、ガスボンベ32の交換を通知する(ステップS137)。一方、推定ガス使用量が所定値未満の場合、通知部132は、ガスボンベ32の交換は未だ必要ないと判定し(ステップS135のNO)、本処理を終了する。
<ガス残量を用いた判定処理>
ガス残量を用いる場合、ガスボンベ32の容量の所定の割合(たとえば、5%)を所定値とする。そして、ガス残量が所定値未満になった場合、通知部132は、ガスボンベ32の交換が必要であると判定する(ステップS135のYES)。そして、通知部132は、ガスボンベ32の交換を通知する(ステップS137)。一方、ガス残量が所定値以上の場合、通知部132は、ガスボンベ32の交換は未だ必要ないと判定し(ステップS135のNO)、本処理を終了する。
この構成によれば、スマートメータ10で計測された電力消費量に基づいて、ガス使用量が推定され、さらに、ガスボンベ32の残量が推定できる。ガスボンベ32の残量が閾値未満になった時、または、推定ガス使用量が所定値以上になった時に、ガスボンベ32の交換を通知できるので、ガスボンベ32を適切なタイミングで交換することができる。これにより、ガスの安定供給と配送コスト削減を図ることができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態に係る情報処理装置200について、以下説明する。
図9は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置200の論理的な構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態の情報処理装置200は、上記実施形態とは、第2エネルギ消費量推定部が、需要家の第1エネルギの消費量の情報に加え、他の情報、たとえば、天気に関する情報を用いて第2エネルギの消費量を推定する構成を有する点で相違する。
本実施形態の情報処理装置200は、第1エネルギ消費量取得部102と、第2エネルギ消費量推定部204とを備える。本実施形態において、第1エネルギ消費量取得部102は、上記実施形態の図1の情報処理装置100または図6の情報処理装置130と同様である。
第2エネルギ消費量推定部204は、第1エネルギの消費量を用いて、需要家の第2エネルギの消費量を推定し、さらに、天気に関する情報に基づいて、第1エネルギの消費量と第2エネルギの消費量の相関を示す係数を変更する。
具体的には、第2エネルギ消費量推定部204は、第1エネルギの消費量の所定期間の累積値を取得し、取得された第1エネルギの累積消費量を基に、以下の式(1)に従い、当該所定期間における第2エネルギの消費量を算出する。

第2エネルギの消費量=第1エネルギの累積消費量×α×β ・・・式(1)

式(1)において、αは、第1エネルギ(電力)と第2エネルギ(ガス)の相関を示す係数であり、βは天気に関する情報に基づいた係数である。
本実施形態において、第1エネルギは電力であり、第2エネルギはガスである。この場合、係数αは、電力消費量を示す単位(たとえば、kW/h)を、ガス使用量を示す単位(たとえば、m)に換算するための換算係数も兼ねる。他の形態において、たとえば、第2エネルギが灯油の場合には、係数αは、電力消費量を示す単位(kW/h)を、灯油の消費量を示す単位(たとえば、リットル)に換算するための換算係数も兼ねてよい。このように係数αは、第1エネルギと第2エネルギに応じた単位を換算するための換算係数を兼ねてよい。
天気に関する情報とは、需要家の建物のある場所のある日時の気象状態を指す。たとえば、気圧、気温、湿度、風向、風速、雲量、降水量などを総合した大気の状態を含む。特に、気温、湿度、降水量などがエネルギ消費に関連するので、天気に関する情報は、気温、湿度、および降水量の情報の少なくともいずれか一つを含むのが好ましい。あるいは、季節、日時、時間帯等の情報を含んでもよい。
ここで、天気に関する情報は、地域とも関連性が高いので、気象情報だけでなく、地域に関する情報を天気に関する情報として利用してもよい。たとえば、北海道、東北、北陸地方を寒冷地域、関東、近畿、四国、中国地方を温暖地域、沖縄、九州地方を亜熱帯地域としてもよい。
本発明では、式(1)の係数αの決め方に特徴がある。係数αの決め方について、以下、具体的に説明する。以下に説明する方法の少なくともいずれか、または、複数を組み合わせることができる。
<消費パターンに基づく変更>
第2エネルギ消費量推定部204は、第1エネルギの消費パターンに基づいて係数αを変更する。
本実施形態において、第1エネルギの消費パターンとは、たとえば、時刻別、時間帯毎、月別、季節毎等の需要家の電力消費量の推移を示す。
第2エネルギ消費量推定部204は、第1エネルギ消費量取得部102が収集した需要家の第1エネルギの消費量に基づいて、需要家の第1エネルギの消費パターンを求めることができる。
グループの消費パターンと需要家の消費パターンのマッチング方法は様々考えられ、特に限定されない。各消費パターンのグラフ化形状をパターンマッチングにより類似度をそれぞれ算出し、所定値以上の類似度を有するグループに需要家が属すると決定してもよい。あるいは、時間帯毎のグループと需要家の消費電力量の差分の変化(たとえば、微分値)を算出し、差分の変化が所定値未満のグループに需要家が属すると決定してもよい。
第1エネルギと第2エネルギの消費パターンは、需要家のライフスタイル(家族構成、建物の設備等の属性)によりほぼ決まる。本実施形態では、第1エネルギの消費パターン別にグループを設定し、グループ毎に係数αを設定する。設定された係数αは、グループに紐付けられて図10の係数テーブル210に記憶される。
第2エネルギ消費量推定部204は、需要家の第1エネルギの消費パターンに基づいて、需要家がどのグループに属するか判定する。需要家のグループが決定したら、グループの係数αを係数テーブル210から取得し、式(1)に用いて、需要家のガス使用量を算出する。
本実施形態では、第1エネルギの消費パターンに基づいて、需要家をグループ分けしているが、これに限定されない。第2エネルギの消費パターン、または、第1エネルギと第2エネルギの消費パターンの組み合わせに基づいて、需要家をグループ分けしてもよい。第2エネルギの消費パターンは、実測値が得られる場合は、実測値を用いてもよいし、第2エネルギ消費量推定部204により推定された値を用いてもよいし、実測値と推定値を組み合わせてもよい。
<需要家の属性に基づく変更>
第2エネルギ消費量推定部204は、第1エネルギおよび第2エネルギの需要家の属性を示す情報に基づいて、係数αを変更する。
たとえば、第2エネルギ消費量推定部204は、家族を構成する人数が多いほど、係数αを大きくし、第1エネルギの消費量(電力消費量)に対する、推定される第2エネルギの消費量(推定ガス使用量)の比率を高くする。
情報処理装置200は、サービス利用開始前等に、需要家にユーザ登録の手続きを行わせ、その際にユーザの情報を登録する。具体的には、本サービスが提供する所定のウェブサイトまたはアプリケーションのユーザ登録画面上で、需要家に各種情報の入力を行ってもらう。情報処理装置200は、需要家がユーザ登録画面上で入力した情報を取得し、ユーザ情報記憶部220に記憶する。
図11は、本実施形態の情報処理装置200のユーザ情報記憶部220のデータ構造の一例を示す図である。
ユーザ情報記憶部220は、たとえば、ユーザID、パスワード、家族構成の情報を記憶する。家族構成の情報は、配偶者の有無、乳幼児の有無、その他の同居者の有無等の情報が例示される。
これらのユーザ情報に基づいて、係数αを変更してもよい。
図12は、本実施形態の情報処理装置200の係数テーブル222の一例を示す図である。
需要家の属性情報毎に所定の係数kn(nは自然数)をそれぞれ設定する。図12の例では、たとえば、配偶者の有無に応じて係数k1、k2、乳幼児の人数に応じて係数k3、k4等が設定されている。さらに、図示しないが、その他の子どもの人数に応じて係数k5、k6等、その他の同居者の人数に応じて係数k7、k8等が設定されてもよい。ここで、各係数knは、たとえば、0〜1の実数であるが、これに限定されず、1以上の実数も取り得る。このようにして、家族を構成する人数が多いほど、電力消費量に対する推定ガス使用量の比率を高くすることができる。
たとえば、配偶者がいない場合の係数k2は0とし、配偶者がいる場合の係数k1は0.05等の重み付けをするため値をとることができる。乳幼児がいない場合の係数k3は0とし、乳幼児が1人いる場合の係数k4は0.1等の重み付けをするための値をとることができる。さらに、乳幼児が2人いる場合は、係数k4を2倍した値を用いたり、あるいは、別の係数ki(iは自然数)として0.15等の重み付けをするための値を用いたりすることができる。
この例では、需要家が当てはまる属性の係数をそれぞれ加算して係数αを求めるものとする。たとえば、上記の需要家の消費パターンから定まる係数αに需要家の属性に応じた係数knを加算して、その需要家の係数αを求めてもよい。この需要家がグループCに属し、かつ、図12の属性を有している場合、係数αは、1.0(グループCの係数α)+0.05(k1:配偶者有り)+0.1(k4:乳幼児1人)=1.15となる。
この例では、各係数kを加算しているが、これに限定されない。各係数kを乗算して係数αを求める構成や、加算と乗算を組み合わせてもよい。属性の組み合わせ毎に設定された係数αをテーブルに保持し、そのテーブルを参照して係数αを取得してもよい。
<建物の属性に基づく変更>
第2エネルギ消費量推定部204は、需要家の建物の属性を示す情報に基づいて、係数αを変更する。
建物の属性は、建物の地域、建物における電気またはガス設備の利用の有無を示す。電気またはガス設備の属性として、オール電化、エアコン、ガス給湯器、浴槽、シャワー、電気温水器、温水式ガス床暖房、ガスファンヒータ、および温水式電気床暖房の少なくとも一つの有無をさらに含む。
これらの設備または機器は、第1エネルギを主として消費するものと、第2エネルギを主として消費するものが属性に含まれるのが好ましい。
第1エネルギを主として消費する設備や機器を有している場合には、第1エネルギの消費量に比較して第2エネルギの消費量が小さくなる。そのため、係数α<1になるように変更される。
第2エネルギを主として消費する設備や機器を有している場合は、第1エネルギの消費量に比較して第2エネルギの消費量が大きくなる。そのため、係数α>1になるように変更される。
係数αを変更するために、属性毎に係数hn(nは自然数)が設定される。
たとえば、第2エネルギ消費量推定部204は、電気機器の使用頻度または台数に対してガス機器の使用頻度が高いまたは台数が多いほど、係数αを大きくし、電力消費量に対する推定ガス使用量の比率を高くする。
情報処理装置200は、上述したユーザ登録時、または、登録後の任意のタイミングで、需要家に建物の属性に関する情報の登録を行わせる。具体的には、本サービスが提供する所定のウェブサイトまたはアプリケーションのユーザ登録画面上で、需要家に各種情報の入力を行ってもらう。情報処理装置200は、需要家がユーザ情報登録画面上で入力した情報を取得し、設備情報記憶部230に記憶する。
図13は、本実施形態の情報処理装置200の設備情報記憶部230のデータ構造の一例を示す図である。
設備情報記憶部230は、需要家のユーザIDに紐付けて(不図示)、需要家の建物の属性情報を記憶する。建物の属性は、たとえば、設備や機器の有無や台数の情報、および電気機器や設備の使用頻度に関する情報の少なくとも一方を含む。
設備や機器の情報は、需要家が登録する構成として説明したが、これに限定されない。需要家が設備や機器を購入したメーカまたは販売店において、設備や機器のユーザ登録を行った時に、その情報を需要家の承諾を得た上で、情報処理装置200に提供する構成としてもよい。
設備や機器の型番情報は、必須ではないが、型番から設備や機器のエネルギ消費量の情報をメーカや販売店等から取得できるので、設備情報記憶部230に含んでもよい。さらに、設備情報記憶部230は、型番から取得された設備や機器のエネルギ消費量の情報を記憶してもよい。
電気機器や設備の使用頻度に関する情報は、たとえば、需要家のHEMS40が機器や設備の稼働情報を時刻情報とともに取得し、情報処理装置100に送信することで取得できる。
情報処理装置100は、HEMS40から稼働情報を時刻情報とともに取得し、情報記憶部110に蓄積する稼働情報取得部(不図示)と、稼働情報取得部が取得した機器の稼働情報と時刻情報から、機器の使用頻度を算出する算出部(不図示)とをさらに備えてよい。算出部は、第1エネルギ消費量取得部102が取得した電力消費量の履歴情報をさらに用いてもよい。
機器の稼働情報とは、たとえば、機器の動作/停止/待機等の稼働状況を示す情報である。
さらに、建物の属性は、エアコン等の各機器の台数や各機器が設置されている居室の情報を含んでもよい。これは、居室の種類によって、エネルギの消費パターンが変わるので、係数に反映させることができるからである。たとえば、リビングに設置されているエアコンと、寝室に設置されているエアコンでは、利用時間や設定温度等が異なる。これらの情報は、需要家が登録してもよいし、需要家の承諾を得て、ハウスメーカ、住宅販売店、工務店等から取得してもよい。
この設備や機器の属性に基づいて、係数αを変更する。
図14は、本実施形態の情報処理装置200の係数テーブル232の一例を示す図である。
需要家の属性情報毎に係数hn(nは自然数)をそれぞれ設定する。図14の例では、たとえば、設備または機器毎に、需要家が有している場合に加算または乗算される係数hnが設定されている。設備または機器の台数毎に、さらに、係数hnの値を加算または乗算してもよい。ここで、各係数hnは、たとえば、0〜1の実数であるが、これに限定されず、1以上の実数も取り得る。
また、図13の設備情報記憶部230において需要家の建物の属性がオール電化の場合には、ガスの使用はないことになる。そのため、第2エネルギがガスの場合には、第2エネルギ消費量推定部104によるガス使用量の推定処理は行わない。第2エネルギがガス以外の場合、たとえば、灯油等の場合には、この限りではなく、灯油の消費量の推定処理は行ってよい。
この例では、需要家が当てはまる属性の係数hnをそれぞれ加算して係数αを求めるものとする。たとえば、図13の例では、需要家の建物の属性は電気温水器と温水式ガス床暖房を有している。そこで、建物の属性に対応する係数h2(たとえば、0.05)とh3(たとえば、0.5)を加算し、さらに、上記の需要家の消費パターンから定まる係数αに加算して得られた係数を乗算し、その需要家の係数αを求めてもよい。この需要家がグループCに属し、かつ、図13の属性を有している場合、係数αは、1.0(グループCの係数α)×(0.05(h2:電気温水器有り)+0.5(h3:温水式ガス床暖房有り))=0.55となる。
この例では、各係数hnを加算して係数αに乗算しているが、これに限定されない。各係数hnを乗算して係数αを求める構成や、加算、乗算、減算、除算を組み合わせてもよい。属性の組み合わせ毎に設定された係数αをテーブルに保持し、そのテーブルを参照して係数αを取得してもよい。
また、建物の属性の地域の情報は、以下の少なくともいずれか一つの方法で取得できる。取得された地域の情報は、情報記憶部110に格納される。
(b1)ユーザ情報登録時に需要家の住所の入力を受け付け、入力された住所情報に基づいて、需要家の地域情報を登録する。
(b2)スマートメータ10の識別情報から、需要家の住居の地域情報を電力会社20から需要家の承諾を得た上で取得する。
(b3)需要家の携帯端末を用いて、所定のウェブサイトにアクセスし、またはアプリケーションを起動し、需要家の地域情報登録画面を開いて位置情報(地域)を登録する。具体的には、需要家が住居に居る時に登録画面の操作に従い、携帯端末のGPS(Global Positioning System)機能を用いて位置情報を取得し、取得した位置情報から地域を特定して登録する。
地域毎に係数α(または係数hi)を定義し、係数テーブル(不図示)に格納する。第2エネルギ消費量推定部204は、この係数テーブルを参照し、需要家の地域情報に対応する係数αを取得し、第2エネルギの消費量の推定に用いる。たとえば、地域情報から得られる係数hiと上述した設備や機器の情報から得られる係数hnと組み合わせて(乗算、加算、減算、除算)、係数αを求めてもよい。
<時刻に基づく変更>
第2エネルギ消費量推定部204は、時刻情報によって、係数αを変更する。
時刻情報は、第1エネルギの消費量に関連付けられている時刻情報を用いることができる。
係数αは、時間帯別、曜日別、日にち別、および月別等に設定し、係数テーブルに記憶することができる。
異なる単位の係数j1〜jm(mは自然数)を複数組み合わせて(乗算または加算)、係数αを求めてもよいし、異なる単位を組み合わせて係数αを設定し、係数テーブルに記憶してもよい。
第2エネルギ消費量推定部204は、第1エネルギの消費量に紐付けられている時刻情報に対応する係数を係数テーブルから取得し、第2エネルギの消費量の推定に用いる。
上述したように、需要家の属性および建物の属性の少なくともいずれかの情報に基づいて、需要家の消費パターンに基づく係数αを決定できる。
また、第2エネルギ消費量推定部204は、係数αと係数βの組み合わせを示すマトリクステーブルを用いて係数αおよび係数βを変更することができる。
また、需要家の属性は、第1エネルギおよび第2エネルギの需要家が、個人、自治体、企業、企業の業種のいずれかを含む。
この属性によって、第1エネルギと第2エネルギの消費量の相関関係が異なるため、それぞれの属性に応じた係数αを設定し、情報記憶部110に格納する。情報処理装置200は、需要家の属性を上述したユーザ情報登録画面等で入力し、情報記憶部110に登録することができる。第2エネルギ消費量推定部204は、需要家の属性を参照し、属性に対応する係数αを取得し、第1エネルギの消費量と係数αと係数βに基づいて、第2エネルギの消費量を推定できる。
本実施形態の情報処理装置200において、第2エネルギ消費量推定部204により、第1エネルギの消費量の所定期間の累積値が取得される。そして、第2エネルギ消費量推定部204により、第1エネルギの累積消費量を基に、上述した式(1)に従い、第2エネルギの消費量が算出される。そして、係数αは、需要家の属性、建物の属性等の各種情報に基づいて、変更することができる。
このように、本実施形態の情報処理装置200によれば、需要家の属性等の条件に応じて、第2エネルギの消費量の推定に用いる係数αを変更できるので、実体に即した条件に基づいて第2エネルギの消費量を高精度に推定できる。
また、需要家や建物の属性の情報等は、サービス利用時のユーザ登録時等に、簡単な登録操作により取得できる。係数テーブル等を用いて係数を選択できるので、第2エネルギ消費量推定部204の演算処理の負荷も低減できる。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態に係る情報処理装置300について、以下説明する。
図15は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置300の論理的な構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態の情報処理装置300は、上記実施形態の情報処理装置100および情報処理装置200とは、第2エネルギの実際の消費量を用いて推定された第2エネルギの消費量を補正し、補正された第2エネルギの消費量の値をそれ以降の推定に用いる構成を有する点で相違する。
本実施形態の情報処理装置300は、第1エネルギ消費量取得部102と、第2エネルギ消費量取得部302と、補正部304と、第2エネルギ消費量推定部306と、を有する。
第1エネルギ消費量取得部102は、上記実施形態の情報処理装置100または情報処理装置200と同様である。
第2エネルギ消費量取得部302は、第2エネルギの実際の消費量を取得する。
補正部304は、第2エネルギ消費量取得部302が取得した第2エネルギの実際の消費量に基づいて、第2エネルギ消費量推定部306により推定された第2エネルギの消費量を補正する。
第2エネルギ消費量推定部306は、上記実施形態の第2エネルギ消費量推定部104または第2エネルギ消費量推定部204と同様な機能を有するとともに、さらに、補正後の第2エネルギの消費量の値を用いて、それ以降の推定を行う。
第2エネルギの実際の消費量は、たとえば、ガスボンベ32を交換する際に、作業員がメータ検針を行うことで取得することができる。作業員が、目視でメータの値を読み取り、ハンディターミナル等に手入力することで取得してもよい。あるいは、作業員がハンディターミナルの近距離無線通信機能等を用いて、メータと通信を行い、メータから検針値を取得してもよい。
ハンディターミナルからLPガス会社30またはプロバイダのサーバである情報処理装置300に検針値が送信される。第2エネルギ消費量取得部302は、ハンディターミナルからメータの検針値を受信する。
補正部304は、第2エネルギ消費量推定部306により推定された第2エネルギの最新の消費量(ガス使用量)を、第2エネルギの実際の消費量の値で置き換える。
本実施形態では、情報処理装置300は、前回の検針時に取得されたメータ検針値M1と、ガスボンベ32の容量Lと、今回の検針時に取得されたメータ検針値M2とを情報記憶部110に記憶する。前回、今回のメータ検針値は、常に最新の情報に更新して保持してもよいし、日時情報とともに、全ての検針値を履歴情報として保持してもよい。
第2エネルギ消費量取得部302がハンディターミナルからガスボンベ32の最新の検針値を取得した時、補正部304は、まず、メータ検針値M1を、メータ検針値M2で書き換えて更新する。そして、補正部304は、メータ検針値M2を、取得した最新の検針値で更新する。
補正部304は、前回メータ検針値M1と、ガスボンベ32の容量Lと、今回メータ検針値M2とに基づいて、第2エネルギの実際の消費量を算出する。

実際のガス使用量=M1+L−M2 ・・・式(2)

補正部304は、第2エネルギ消費量推定部306で推定された第2エネルギの消費量(ガス使用量)を式(2)で算出された実際のガス使用量に更新する。
第2エネルギ消費量推定部306は、ガス使用量を推定する際に、補正部304により補正された第2エネルギの消費量を用いて、更新後の推定を行う。推定対象期間の途中で補正処理が実行された後も、ガス使用量の累計処理を続ける場合に、この補正処理は特に有用である。
第2エネルギ消費量推定部306は、補正部304における第2エネルギの消費量の補正値に基づいて、係数αを変更してもよい。
上述した式(1)に、第1エネルギの累計消費量、係数β、および第2エネルギの実際の消費量を代入してαを求め、係数α′とする。この係数α′は、第2エネルギの実際の消費量が第1エネルギの消費量から求まるために本来使用されるべき値である。
したがって、第2エネルギ消費量推定部306は、この係数α′を以降の係数αとして使用してもよい。
しかしながら、一時的な誤差である場合も考えられるため、任意の重み付けをした値を求め、係数αと置き換えてもよい。
係数α=前回までの係数α×w+今回の係数α′×(1−w) ・・・式(3)
ここで、wは重み付け係数であり、0<w<1である。
wが小さい程、実測値から求められる今回の係数α′の比率が大きくなる。つまり、実際の値に近寄った補正となる。wが0.5の場合は、係数αは、前回と今回の平均を取ることになる。
また、wは、定数でもよいが、推定された第2エネルギの消費量と、第2エネルギの実際の消費量との誤差の大きさに応じて値を変えるのが望ましい。
図16は、本実施形態の情報処理装置300の係数αの重み付け係数wの設定条件マトリクステーブルの一例を示す図である。
設定条件マトリクステーブル310は、第2エネルギの消費量が推定値と実測値の誤差の変化を条件としてwの値が設定される。
この例では、連続して誤差が大きい場合には、係数αを係数α′に近づける補正を行うようにwが設定されている。これにより、係数αは大きく変更される。一方、誤差が連続して大きい訳ではなく、一時的に大きい場合は、係数αが大きく変わらないようにwが設定されている。こうすることで、一時的なガス使用量の増減による過度の補正を回避することができる。
前々回の誤差の値がない場合とは、たとえば、初回ガスボンベ32設置時である。
係数αの補正は、需要家毎に行ってよい。
上述した補正処理は、情報処理装置300の情報処理負荷を低減するよう簡略化した方法を採用しているが、これに限定されず、他の学習方法を用いて補正処理を行ってもよい。
本実施形態において、第2エネルギ消費量取得部302により第2エネルギの実際の消費量が取得される。そして、補正部304により第2エネルギの消費量の推定値が実際の値で補正される。そして、第2エネルギ消費量推定部306により、補正された第2エネルギの消費量を用いて以降の処理が行われる。
このように、本実施形態の情報処理装置300によれば、推定値を実際の値で補正することができ、推定値の精度を向上できる。
また、誤差に応じて係数αが変更されるので、以降の推定処理に実際の値を反映させることができる。
さらに、誤差に応じた係数αの補正を、任意の重み付け係数wで変更するので、誤差を反映する程度を適宜操作できる。さらに、重み付け係数wの設定を所定の条件で変更することもできるので、一時的に誤差が増大したような場合には、直ぐに係数αが大きく変更されないようできる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、上記実施形態では、第1エネルギの消費量に基づいて、第2エネルギの消費量を推定する構成について説明した。しかし、エネルギ消費量以外に、水道使用量に基づいて、ガス、電力等にエネルギ消費量を推定する構成、あるいは、ガス、電力等のエネルギ消費量に基づいて、水道使用量を推定する構成にも、本発明は適用できる。
以上、実施形態および実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、本発明において利用者に関する情報を取得、利用する場合は、これを適法に行うものとする。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
1. 需要家の第1エネルギの消費量を取得する第1エネルギ消費量取得手段と、
前記第1エネルギの消費量を用いて、前記需要家の第2エネルギの消費量を推定する第2エネルギ消費量推定手段と、
を備える情報処理装置。
2. 前記第1エネルギは電力であり、前記第2エネルギはガスである、1.に記載の情報処理装置。
3. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、電力量計から前記第1エネルギの消費量を取得するごとに、前記第2エネルギの消費量を推定する、1.または2.に記載の情報処理装置。
4. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、電力量計から取得した前記第1エネルギの消費量の積算値に基づいて、前記第2エネルギの消費量を推定する、1.または2.に記載の情報処理装置。
5. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、電力量計から取得した前記第1エネルギの消費量の積算値の時系列変化に基づいて、前記第2エネルギの消費量を推定する、1.または2.に記載の情報処理装置。
6. 前記第2エネルギ消費量推定手段が推定した前記第2エネルギの消費量の履歴と、前記第2エネルギを収容する容器の容量とに基づいて設定した前記容器の交換時期を通知する通知手段をさらに備える、1.から5.いずれか一つに記載の情報処理装置。
7. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、さらに、天気に関する情報に基づいて、前記第1エネルギの消費量と前記第2エネルギの消費量の相関を示す係数αを変更する、1.から6.いずれか一つに記載の情報処理装置。
8. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、前記第1エネルギの消費量の所定期間の累積値を取得し、取得された前記第1エネルギの累積消費量を基に、以下の式(1)に従い、前記第2エネルギの消費量を算出し、
第2エネルギの消費量=第1エネルギの累積消費量×α×β ・・・式(1)
前記式(1)において、αは、前記第1エネルギと前記第2エネルギの相関を示す係数、βは前記天気に関する情報に基づいた係数である、
7.に記載の情報処理装置。
9. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、前記係数αと前記係数βの関係を示すテーブルを用いて前記係数αを変更する、8.に記載の情報処理装置。
10. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、前記第1エネルギの消費パターンに基づいて前記係数αを変更する、7.から9.いずれか一つに記載の情報処理装置。
11. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、さらに、前記第1エネルギおよび前記第2エネルギの需要家の属性を示す情報に基づいて、前記係数αを変更する、7.から10.いずれか一つに記載の情報処理装置。
12. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、家族を構成する人数が多いほど、前記係数αを大きくし、前記第1エネルギの消費量に対する、推定される前記第2エネルギの消費量の比率を高くする、11.に記載の情報処理装置。
13. 前記需要家の属性は、前記第1エネルギおよび前記第2エネルギの前記需要家が、個人、自治体、企業、前記企業の業種のいずれかである、11.または12.に記載の情報処理装置。
14. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、さらに、前記需要家の建物の属性を示す情報に基づいて、前記係数αを変更する、7.から13.いずれか一つに記載の情報処理装置。
15. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、電気機器の使用頻度または台数に対してガス機器の使用頻度が高いまたは台数が多いほど、前記係数αを大きくし、電力消費量に対する、推定されるガス使用量の比率を高くする、14.に記載の情報処理装置。
16. 前記建物の属性は、前記建物の地域、前記建物における電気またはガス設備の利用の有無を示し、
前記電気またはガス設備の属性として、オール電化、エアコン、ガス給湯器、浴槽、シャワー、電気温水器、温水式ガス床暖房、ガスファンヒータ、および温水式電気床暖房の少なくとも一つの有無をさらに含む、14.または15.に記載の情報処理装置。
17. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、さらに、時刻情報によって、前記係数αを変更する、7.から16.いずれか一つに記載の情報処理装置。
18. 前記第2エネルギの実際の消費量を取得する第2エネルギ消費量取得手段と、
前記第2エネルギ消費量取得手段が取得した前記第2エネルギの実際の消費量に基づいて、前記第2エネルギ消費量推定手段により推定された前記第2エネルギの消費量を補正する補正手段と、をさらに備え、
前記第2エネルギ消費量推定手段は、補正後の前記第2エネルギの消費量の値を用いて、それ以降の推定を行う、1.から17.いずれか一つに記載の情報処理装置。
19. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、前記補正手段における前記第2エネルギの消費量の補正値に基づいて、前記係数αを変更する、18.に記載の情報処理装置。
20. 情報処理装置が、
需要家の第1エネルギの消費量を取得し、
前記第1エネルギの消費量を用いて、前記需要家の第2エネルギの消費量を推定する、
情報処理装置の情報処理方法。
21. 前記第1エネルギは電力であり、前記第2エネルギはガスである、20.に記載の情報処理方法。
22. 前記情報処理装置が、
電力量計から前記第1エネルギの消費量を取得するごとに、前記第2エネルギの消費量を推定する、20.または21.に記載の情報処理方法。
23. 前記情報処理装置が、
電力量計から取得した前記第1エネルギの消費量の積算値に基づいて、前記第2エネルギの消費量を推定する、20.または21.に記載の情報処理方法。
24. 前記情報処理装置が、
電力量計から取得した前記第1エネルギの消費量の積算値の時系列変化に基づいて、前記第2エネルギの消費量を推定する、20.または21.に記載の情報処理方法。
25. 前記情報処理装置が、さらに、
推定した前記第2エネルギの消費量の履歴と、前記第2エネルギを収容する容器の容量とに基づいて設定した前記容器の交換時期を通知する、20.から24.いずれか一つに記載の情報処理方法。
26. 前記情報処理装置が、
さらに、天気に関する情報に基づいて、前記第1エネルギの消費量と前記第2エネルギの消費量の相関を示す係数αを変更する、20.から25.いずれか一つに記載の情報処理方法。
27. 前記情報処理装置が、
前記第1エネルギの消費量の所定期間の累積値を取得し、取得された前記第1エネルギの累積消費量を基に、以下の式(1)に従い、前記第2エネルギの消費量を算出し、
第2エネルギの消費量=第1エネルギの累積消費量×α×β ・・・式(1)
前記式(1)において、αは、前記第1エネルギと前記第2エネルギの相関を示す係数、βは前記天気に関する情報に基づいた係数である、26.に記載の情報処理方法。
28. 前記情報処理装置が、
前記係数αと前記係数βの関係を示すテーブルを用いて前記係数αを変更する、27.に記載の情報処理方法。
29. 前記情報処理装置が、
前記第1エネルギの消費パターンに基づいて前記係数αを変更する、26.から28.いずれか一つに記載の情報処理方法。
30. 前記情報処理装置が、
さらに、前記第1エネルギおよび前記第2エネルギの需要家の属性を示す情報に基づいて、前記係数αを変更する、26.から29.いずれか一つに記載の情報処理方法。
31. 前記情報処理装置が、
家族を構成する人数が多いほど、前記係数αを大きくし、前記第1エネルギの消費量に対する、推定される前記第2エネルギの消費量の比率を高くする、30.に記載の情報処理方法。
32. 前記需要家の属性は、前記第1エネルギおよび前記第2エネルギの前記需要家が、個人、自治体、企業、前記企業の業種のいずれかである、30.または31.に記載の情報処理方法。
33. 前記情報処理装置が、
さらに、前記需要家の建物の属性を示す情報に基づいて、前記係数αを変更する、26.から32.いずれか一つに記載の情報処理方法。
34. 前記情報処理装置が、
電気機器の使用頻度または台数に対してガス機器の使用頻度が高いまたは台数が多いほど、前記係数αを大きくし、電力消費量に対する、推定されるガス使用量の比率を高くする、33.に記載の情報処理方法。
35. 前記建物の属性は、前記建物の地域、前記建物における電気またはガス設備の利用の有無を示し、
前記電気またはガス設備の属性として、オール電化、エアコン、ガス給湯器、浴槽、シャワー、電気温水器、温水式ガス床暖房、ガスファンヒータ、および温水式電気床暖房の少なくとも一つの有無をさらに含む、33.または34.に記載の情報処理方法。
36. 前記情報処理装置が、
さらに、時刻情報によって、前記係数αを変更する、26.から35.いずれか一つに記載の情報処理方法。
37. 前記情報処理装置が、
前記第2エネルギの実際の消費量を取得し、
取得した前記第2エネルギの実際の消費量に基づいて、推定された前記第2エネルギの消費量を補正し、
補正後の前記第2エネルギの消費量の値を用いて、それ以降の推定を行う、20.から36.いずれか一つに記載の情報処理方法。
38. 前記情報処理装置が、
前記補正を行った際の前記第2エネルギの消費量の補正値に基づいて、前記係数αを変更する、37.に記載の情報処理方法。
39. コンピュータに、
需要家の第1エネルギの消費量を取得する手順、
前記第1エネルギの消費量を用いて、前記需要家の第2エネルギの消費量を推定する手順、を実行させるためのプログラム。
40. 前記第1エネルギは電力であり、前記第2エネルギはガスである、39.に記載のプログラム。
41. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、電力量計から前記第1エネルギの消費量を取得するごとに、前記第2エネルギの消費量を推定する手順をコンピュータに実行させるための、39.または40.に記載のプログラム。
42. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、電力量計から取得した前記第1エネルギの消費量の積算値に基づいて、前記第2エネルギの消費量を推定する手順をコンピュータに実行させるための、39.または40.に記載のプログラム。
43. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、電力量計から取得した前記第1エネルギの消費量の積算値の時系列変化に基づいて、前記第2エネルギの消費量を推定する手順をコンピュータに実行させるための、39.または40.に記載のプログラム。
44. 推定した前記第2エネルギの消費量の履歴と、前記第2エネルギを収容する容器の容量とに基づいて設定した前記容器の交換時期を通知する手順をさらにコンピュータに実行させるための、39.から43.いずれか一つに記載のプログラム。
45. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
さらに、天気に関する情報に基づいて、前記第1エネルギの消費量と前記第2エネルギの消費量の相関を示す係数αを変更する手順をコンピュータに実行させるための、39.から44.いずれか一つに記載のプログラム。
46. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
前記第1エネルギの消費量の所定期間の累積値を取得し、取得された前記第1エネルギの累積消費量を基に、以下の式(1)に従い、前記第2エネルギの消費量を算出する手順をコンピュータに実行させ、
第2エネルギの消費量=第1エネルギの累積消費量×α×β ・・・式(1)
前記式(1)において、αは、前記第1エネルギと前記第2エネルギの相関を示す係数、βは前記天気に関する情報に基づいた係数である、45.に記載のプログラム。
47. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
前記係数αと前記係数βの関係を示すテーブルを用いて前記係数αを変更する手順をさらにコンピュータに実行させるための、46.に記載のプログラム。
48. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
前記第1エネルギの消費パターンに基づいて前記係数αを変更する手順をさらにコンピュータに実行させるための、45.から47.いずれか一つに記載のプログラム。
49. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
さらに、前記第1エネルギおよび前記第2エネルギの需要家の属性を示す情報に基づいて、前記係数αを変更する手順をコンピュータに実行させるための、45.から48.いずれか一つに記載のプログラム。
50. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
家族を構成する人数が多いほど、前記係数αを大きくし、前記第1エネルギの消費量に対する、推定される前記第2エネルギの消費量の比率を高くする手順をさらにコンピュータに実行させるための、49.に記載のプログラム。
51. 前記需要家の属性は、前記第1エネルギおよび前記第2エネルギの前記需要家が、個人、自治体、企業、前記企業の業種のいずれかである、49.または50.に記載のプログラム。
52. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
さらに、前記需要家の建物の属性を示す情報に基づいて、前記係数αを変更する手順をコンピュータに実行させるための、45.から51.いずれか一つに記載のプログラム。
53. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
電気機器の使用頻度または台数に対してガス機器の使用頻度が高いまたは台数が多いほど、前記係数αを大きくし、電力消費量に対する、推定されるガス使用量の比率を高くする手順をさらにコンピュータに実行させるための、52.に記載のプログラム。
54. 前記建物の属性は、前記建物の地域、前記建物における電気またはガス設備の利用の有無を示し、
前記電気またはガス設備の属性として、オール電化、エアコン、ガス給湯器、浴槽、シャワー、電気温水器、温水式ガス床暖房、ガスファンヒータ、および温水式電気床暖房の少なくとも一つの有無をさらに含む、52.または53.に記載のプログラム。
55. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
さらに、時刻情報によって、前記係数αを変更する手順をコンピュータに実行させるための、45.から54.いずれか一つに記載のプログラム。
56. 前記第2エネルギの実際の消費量を取得する手順、
取得した前記第2エネルギの実際の消費量に基づいて、推定された前記第2エネルギの消費量を補正する手順、をさらにコンピュータに実行させ、
前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
補正後の前記第2エネルギの消費量の値を用いて、それ以降の推定を行う手順をさらにコンピュータに実行させるための、39.から55.いずれか一つに記載のプログラム。
57. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
前記補正する手順における前記第2エネルギの消費量の補正値に基づいて、前記係数αを変更する手順をさらにコンピュータに実行させるための、56.に記載のプログラム。
この出願は、2015年12月14日に出願された日本出願特願2015−243493号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (57)

  1. 需要家の第1エネルギの消費量を取得する第1エネルギ消費量取得手段と、
    前記第1エネルギの消費量を用いて、前記需要家の第2エネルギの消費量を推定する第2エネルギ消費量推定手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記第1エネルギは電力であり、前記第2エネルギはガスである、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、電力量計から前記第1エネルギの消費量を取得するごとに、前記第2エネルギの消費量を推定する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、電力量計から取得した前記第1エネルギの消費量の積算値に基づいて、前記第2エネルギの消費量を推定する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、電力量計から取得した前記第1エネルギの消費量の積算値の時系列変化に基づいて、前記第2エネルギの消費量を推定する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2エネルギ消費量推定手段が推定した前記第2エネルギの消費量の履歴と、前記第2エネルギを収容する容器の容量とに基づいて設定した前記容器の交換時期を通知する通知手段をさらに備える、請求項1から5いずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、さらに、天気に関する情報に基づいて、前記第1エネルギの消費量と前記第2エネルギの消費量の相関を示す係数αを変更する、請求項1から6いずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、前記第1エネルギの消費量の所定期間の累積値を取得し、取得された前記第1エネルギの累積消費量を基に、以下の式(1)に従い、前記第2エネルギの消費量を算出し、
    第2エネルギの消費量=第1エネルギの累積消費量×α×β ・・・式(1)
    前記式(1)において、αは、前記第1エネルギと前記第2エネルギの相関を示す係数、βは前記天気に関する情報に基づいた係数である、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、前記係数αと前記係数βの関係を示すテーブルを用いて前記係数αを変更する、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、前記第1エネルギの消費パターンに基づいて前記係数αを変更する、請求項7から9いずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、さらに、前記第1エネルギおよび前記第2エネルギの需要家の属性を示す情報に基づいて、前記係数αを変更する、請求項7から10いずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、家族を構成する人数が多いほど、前記係数αを大きくし、前記第1エネルギの消費量に対する、推定される前記第2エネルギの消費量の比率を高くする、請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記需要家の属性は、前記第1エネルギおよび前記第2エネルギの前記需要家が、個人、自治体、企業、前記企業の業種のいずれかである、請求項11または12に記載の情報処理装置。
  14. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、さらに、前記需要家の建物の属性を示す情報に基づいて、前記係数αを変更する、請求項7から13いずれか一項に記載の情報処理装置。
  15. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、電気機器の使用頻度または台数に対してガス機器の使用頻度が高いまたは台数が多いほど、前記係数αを大きくし、電力消費量に対する、推定されるガス使用量の比率を高くする、請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記建物の属性は、前記建物の地域、前記建物における電気またはガス設備の利用の有無を示し、
    前記電気またはガス設備の属性として、オール電化、エアコン、ガス給湯器、浴槽、シャワー、電気温水器、温水式ガス床暖房、ガスファンヒータ、および温水式電気床暖房の少なくとも一つの有無をさらに含む、請求項14または15に記載の情報処理装置。
  17. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、さらに、時刻情報によって、前記係数αを変更する、請求項7から16いずれか一項に記載の情報処理装置。
  18. 前記第2エネルギの実際の消費量を取得する第2エネルギ消費量取得手段と、
    前記第2エネルギ消費量取得手段が取得した前記第2エネルギの実際の消費量に基づいて、前記第2エネルギ消費量推定手段により推定された前記第2エネルギの消費量を補正する補正手段と、をさらに備え、
    前記第2エネルギ消費量推定手段は、補正後の前記第2エネルギの消費量の値を用いて、それ以降の推定を行う、請求項1から17いずれか一項に記載の情報処理装置。
  19. 前記第2エネルギ消費量推定手段は、前記補正手段における前記第2エネルギの消費量の補正値に基づいて、前記係数αを変更する、請求項18に記載の情報処理装置。
  20. 情報処理装置が、
    需要家の第1エネルギの消費量を取得し、
    前記第1エネルギの消費量を用いて、前記需要家の第2エネルギの消費量を推定する、
    情報処理装置の情報処理方法。
  21. 前記第1エネルギは電力であり、前記第2エネルギはガスである、請求項20に記載の情報処理方法。
  22. 前記情報処理装置が、
    電力量計から前記第1エネルギの消費量を取得するごとに、前記第2エネルギの消費量を推定する、請求項20または21に記載の情報処理方法。
  23. 前記情報処理装置が、
    電力量計から取得した前記第1エネルギの消費量の積算値に基づいて、前記第2エネルギの消費量を推定する、請求項20または21に記載の情報処理方法。
  24. 前記情報処理装置が、
    電力量計から取得した前記第1エネルギの消費量の積算値の時系列変化に基づいて、前記第2エネルギの消費量を推定する、請求項20または21に記載の情報処理方法。
  25. 前記情報処理装置が、さらに、
    推定した前記第2エネルギの消費量の履歴と、前記第2エネルギを収容する容器の容量とに基づいて設定した前記容器の交換時期を通知する、請求項20から24いずれか一項に記載の情報処理方法。
  26. 前記情報処理装置が、
    さらに、天気に関する情報に基づいて、前記第1エネルギの消費量と前記第2エネルギの消費量の相関を示す係数αを変更する、請求項20から25いずれか一項に記載の情報処理方法。
  27. 前記情報処理装置が、
    前記第1エネルギの消費量の所定期間の累積値を取得し、取得された前記第1エネルギの累積消費量を基に、以下の式(1)に従い、前記第2エネルギの消費量を算出し、
    第2エネルギの消費量=第1エネルギの累積消費量×α×β ・・・式(1)
    前記式(1)において、αは、前記第1エネルギと前記第2エネルギの相関を示す係数、βは前記天気に関する情報に基づいた係数である、請求項26に記載の情報処理方法。
  28. 前記情報処理装置が、
    前記係数αと前記係数βの関係を示すテーブルを用いて前記係数αを変更する、請求項27に記載の情報処理方法。
  29. 前記情報処理装置が、
    前記第1エネルギの消費パターンに基づいて前記係数αを変更する、請求項26から28いずれか一項に記載の情報処理方法。
  30. 前記情報処理装置が、
    さらに、前記第1エネルギおよび前記第2エネルギの需要家の属性を示す情報に基づいて、前記係数αを変更する、請求項26から29いずれか一項に記載の情報処理方法。
  31. 前記情報処理装置が、
    家族を構成する人数が多いほど、前記係数αを大きくし、前記第1エネルギの消費量に対する、推定される前記第2エネルギの消費量の比率を高くする、請求項30に記載の情報処理方法。
  32. 前記需要家の属性は、前記第1エネルギおよび前記第2エネルギの前記需要家が、個人、自治体、企業、前記企業の業種のいずれかである、請求項30または31に記載の情報処理方法。
  33. 前記情報処理装置が、
    さらに、前記需要家の建物の属性を示す情報に基づいて、前記係数αを変更する、請求項26から32いずれか一項に記載の情報処理方法。
  34. 前記情報処理装置が、
    電気機器の使用頻度または台数に対してガス機器の使用頻度が高いまたは台数が多いほど、前記係数αを大きくし、電力消費量に対する、推定されるガス使用量の比率を高くする、請求項33に記載の情報処理方法。
  35. 前記建物の属性は、前記建物の地域、前記建物における電気またはガス設備の利用の有無を示し、
    前記電気またはガス設備の属性として、オール電化、エアコン、ガス給湯器、浴槽、シャワー、電気温水器、温水式ガス床暖房、ガスファンヒータ、および温水式電気床暖房の少なくとも一つの有無をさらに含む、請求項33または34に記載の情報処理方法。
  36. 前記情報処理装置が、
    さらに、時刻情報によって、前記係数αを変更する、請求項26から35いずれか一項に記載の情報処理方法。
  37. 前記情報処理装置が、
    前記第2エネルギの実際の消費量を取得し、
    取得した前記第2エネルギの実際の消費量に基づいて、推定された前記第2エネルギの消費量を補正し、
    補正後の前記第2エネルギの消費量の値を用いて、それ以降の推定を行う、請求項20から36いずれか一項に記載の情報処理方法。
  38. 前記情報処理装置が、
    前記補正を行った際の前記第2エネルギの消費量の補正値に基づいて、前記係数αを変更する、請求項37に記載の情報処理方法。
  39. コンピュータに、
    需要家の第1エネルギの消費量を取得する手順、
    前記第1エネルギの消費量を用いて、前記需要家の第2エネルギの消費量を推定する手順、を実行させるためのプログラム。
  40. 前記第1エネルギは電力であり、前記第2エネルギはガスである、請求項39に記載のプログラム。
  41. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、電力量計から前記第1エネルギの消費量を取得するごとに、前記第2エネルギの消費量を推定する手順をコンピュータに実行させるための、請求項39または40に記載のプログラム。
  42. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、電力量計から取得した前記第1エネルギの消費量の積算値に基づいて、前記第2エネルギの消費量を推定する手順をコンピュータに実行させるための、請求項39または40に記載のプログラム。
  43. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、電力量計から取得した前記第1エネルギの消費量の積算値の時系列変化に基づいて、前記第2エネルギの消費量を推定する手順をコンピュータに実行させるための、請求項39または40に記載のプログラム。
  44. 推定した前記第2エネルギの消費量の履歴と、前記第2エネルギを収容する容器の容量とに基づいて設定した前記容器の交換時期を通知する手順をさらにコンピュータに実行させるための、請求項39から43いずれか一項に記載のプログラム。
  45. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
    さらに、天気に関する情報に基づいて、前記第1エネルギの消費量と前記第2エネルギの消費量の相関を示す係数αを変更する手順をコンピュータに実行させるための、請求項39から44いずれか一項に記載のプログラム。
  46. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
    前記第1エネルギの消費量の所定期間の累積値を取得し、取得された前記第1エネルギの累積消費量を基に、以下の式(1)に従い、前記第2エネルギの消費量を算出する手順をコンピュータに実行させ、
    第2エネルギの消費量=第1エネルギの累積消費量×α×β ・・・式(1)
    前記式(1)において、αは、前記第1エネルギと前記第2エネルギの相関を示す係数、βは前記天気に関する情報に基づいた係数である、請求項45に記載のプログラム。
  47. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
    前記係数αと前記係数βの関係を示すテーブルを用いて前記係数αを変更する手順をさらにコンピュータに実行させるための、請求項46に記載のプログラム。
  48. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
    前記第1エネルギの消費パターンに基づいて前記係数αを変更する手順をさらにコンピュータに実行させるための、請求項45から47いずれか一項に記載のプログラム。
  49. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
    さらに、前記第1エネルギおよび前記第2エネルギの需要家の属性を示す情報に基づいて、前記係数αを変更する手順をコンピュータに実行させるための、請求項45から48いずれか一項に記載のプログラム。
  50. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
    家族を構成する人数が多いほど、前記係数αを大きくし、前記第1エネルギの消費量に対する、推定される前記第2エネルギの消費量の比率を高くする手順をさらにコンピュータに実行させるための、請求項49に記載のプログラム。
  51. 前記需要家の属性は、前記第1エネルギおよび前記第2エネルギの前記需要家が、個人、自治体、企業、前記企業の業種のいずれかである、請求項49または50に記載のプログラム。
  52. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
    さらに、前記需要家の建物の属性を示す情報に基づいて、前記係数αを変更する手順をコンピュータに実行させるための、請求項45から51いずれか一項に記載のプログラム。
  53. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
    電気機器の使用頻度または台数に対してガス機器の使用頻度が高いまたは台数が多いほど、前記係数αを大きくし、電力消費量に対する、推定されるガス使用量の比率を高くする手順をさらにコンピュータに実行させるための、請求項52に記載のプログラム。
  54. 前記建物の属性は、前記建物の地域、前記建物における電気またはガス設備の利用の有無を示し、
    前記電気またはガス設備の属性として、オール電化、エアコン、ガス給湯器、浴槽、シャワー、電気温水器、温水式ガス床暖房、ガスファンヒータ、および温水式電気床暖房の少なくとも一つの有無をさらに含む、請求項52または53に記載のプログラム。
  55. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
    さらに、時刻情報によって、前記係数αを変更する手順をコンピュータに実行させるための、請求項45から54いずれか一項に記載のプログラム。
  56. 前記第2エネルギの実際の消費量を取得する手順、
    取得した前記第2エネルギの実際の消費量に基づいて、推定された前記第2エネルギの消費量を補正する手順、をさらにコンピュータに実行させ、
    前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
    補正後の前記第2エネルギの消費量の値を用いて、それ以降の推定を行う手順をさらにコンピュータに実行させるための、請求項39から55いずれか一項に記載のプログラム。
  57. 前記第2エネルギ消費量を推定する手順において、
    前記補正する手順における前記第2エネルギの消費量の補正値に基づいて、前記係数αを変更する手順をさらにコンピュータに実行させるための、請求項56に記載のプログラム。
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