JPWO2017086443A1 - 6’−シアリルラクトースナトリウム塩の結晶およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)6’−シアリルラクトース(以下、6SLという)ナトリウム塩の結晶。
(2)6SLナトリウム塩・n水和物結晶(ただし、nは0〜5の任意の数字を表し、n=0の場合は、6SLナトリウム塩・無水物という)である、上記(1)の結晶。
(3)粉末X線回折において、回折角(2θ)が、6.7±0.2°、13.3±0.2°、17.7±0.2°、18.5±0.2°、および20.0±0.2°にピークを有する、上記(2)の結晶。
(4)粉末X線回折において、回折角(2θ)が、さらに、16.5±0.2°、21.3±0.2°、21.8±0.2°、23.6±0.2°、および28.8±0.2°にピークを有する、上記(3)の結晶。
(5)粉末X線回折において、回折角(2θ)が、さらに、17.3±0.2°、23.9±0.2°、24.0±0.2°、25.7±0.2°、および26.7±0.2°にピークを有する、上記(4)の結晶。
(6)アルコール溶液に6SLナトリウム塩のアモルファスを溶解させる工程、該溶液を静置または撹拌することにより、6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を析出させる工程、および該溶液から該6SLナトリウム塩・n水和物結晶または該6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を採取する工程、を含む6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶の製造法[nは上記(2)と同義]。
(7)ナトリウム含有化合物を含む6SLの水溶液に、種晶として6SLナトリウム塩・n水和物結晶を添加する工程、該水溶液中に6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を析出させる工程、および該水溶液から該6SLナトリウム塩・n水和物結晶または該6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を採取する工程、を含む6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶の製造法[nは上記(2)と同義]。
(8)前記水溶液中に6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を析出させる工程が、該水溶液にアルコール溶液を添加または滴下することにより、該6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を析出させる工程である、上記(7)の製造法。
(9)前記6SLナトリウム塩・n水和物結晶または前記6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を乾燥する工程、をさらに含む上記(6)〜(8)のいずれか1つの製造法。
(10)前記6SLナトリウム塩・n水和物結晶が下記(i)〜(iii)のいずれか1に記載の6SLナトリウム塩・n水和物結晶である上記(6)〜(9)のいずれか1つの製造法。
(i)粉末X線回折において、回折角(2θ)が6.7±0.2°、13.3±0.2°、17.7±0.2°、18.5±0.2°、および20.0±0.2°にピークを有する6SLナトリウム塩・n水和物結晶
(ii)粉末X線回折において、前記(i)に記載の回折角(2θ)におけるピークに加えて、回折角(2θ)が、さらに16.5±0.2°、21.3±0.2°、21.8±0.2°、23.6±0.2°、および28.8±0.2°にピークを有する6SLナトリウム塩・n水和物結晶
(iii)粉末X線回折において、前記(i)および(ii)に記載の回折角(2θ)におけるピークに加えて、回折角(2θ)が、さらに17.3±0.2°、23.9±0.2°、24.0±0.2°、25.7±0.2°、および26.7±0.2°にピークを有する6SLナトリウム塩・n水和物結晶
(11)前記アルコール溶液が、C1〜C6のアルコールの溶液である、上記(6)および(8)〜(10)のいずれか1つの製造法。
(12)前記C1〜C6のアルコールがメタノールである上記(11)の製造法。
(13)前記6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶が6SLナトリウム塩・2.5水和物・0.5メタノール和物結晶である上記(12)の製造法。
(14)粉末X線回折において、回折角(2θ)が、5.9±0.2°、11.7±0.2、20.1±0.2°、21.0±0.2°、および23.6±0.2°にピークを有する、上記(2)の結晶。
(15)粉末X線回折において、回折角(2θ)が、さらに、17.8±0.2°、14.5±0.2°、17.4±0.2°、19.7±0.2°、および24.6±0.2°にピークを有する、上記(14)の結晶。
(16)粉末X線回折において、回折角(2θ)が、さらに、14.9±0.2°、18.9±0.2°、22.1±0.2°、28.3±0.2°、および31.5±0.2°にピークを有する、上記(15)の結晶。
(17)ナトリウム含有化合物を含む6SLの水溶液に、N,N−ジメチルホルムアミドを溶解することにより、該水溶液中に6SLナトリウム塩・n水和物結晶を析出させる工程、および該水溶液から該6SLナトリウム塩・n水和物結晶を採取する工程、を含む6SLナトリウム塩・n水和物結晶の製造法[nは上記(2)と同義]。
(18)ナトリウム含有化合物を含む6SLの水溶液に、種晶として6SLナトリウム塩・n水和物結晶を添加する工程、該水溶液にN,N−ジメチルホルムアミドを添加または滴下することにより6SLナトリウム塩・n水和物結晶を析出させる工程、および該水溶液から該6SLナトリウム塩・n水和物結晶を採取する工程、を含む6SLナトリウム塩・n水和物結晶の製造法[nは上記(2)と同義]。
(19)前記6SLナトリウム塩・n水和物結晶が下記の(iv)〜(vi)のいずれか1に記載の6SLナトリウム塩・n水和物結晶である上記(17)または(18)の製造法。
(iv)粉末X線回折において、回折角(2θ)が、5.9±0.2°、11.7±0.2°、20.1±0.2°、21.0±0.2°、および23.6±0.2°にピークを有する6SLナトリウム塩・n水和物結晶
(v)粉末X線回折において、前記(iv)に記載の回折角(2θ)におけるピークに加えて、回折角(2θ)が、さらに17.8±0.2°、14.5±0.2°、17.4±0.2°、19.7±0.2°、および24.6±0.2°にピークを有する6SLナトリウム塩・n水和物結晶
(vi)粉末X線回折において、前記(iv)および(v)に記載の回折角(2θ)におけるピークに加えて、回折角(2θ)が、さらに14.9±0.2°、18.9±0.2°、22.1±0.2°、28.3±0.2°、および31.5±0.2°にピークを有する6SLナトリウム塩・n水和物結晶
(20)6SLナトリウム塩・2.5水和物・0.5メタノール和物結晶である、上記(1)の結晶。
(21)単結晶X線構造解析において、−173℃にて測定した場合、次の概略的単位胞パラメーター:a=9.0695Å;b=12.4146Å;c=14.6177Å;α=71.326°;β=79.972°;γ=14.6177°;V=1533.3Å3;Z=1;を有し、かつ空間群がP1;である、上記(20)の結晶。
本発明の結晶は、6SLナトリウム塩の結晶である。
本発明の結晶としては、6SLナトリウム塩・n水和物(ただし、nは0〜5の任意の数字、好ましくは0より大きく且つ5以下の任意の数字、より好ましくは0より大きく且つ5以下の任意の少数第一位までの数字である。n=0の場合は、6SLナトリウム塩・無水物という)の結晶、および6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶が挙げられる。
(i)6.7±0.2°、好ましくは6.7±0.1°、13.3±0.2°、好ましくは13.3±0.1°、17.7±0.2°、好ましくは17.7±0.1°、18.5±0.2°、好ましくは18.5±0.1°、および20.0±0.2°、好ましくは20.0±0.1°
(ii)16.5±0.2°、好ましくは16.5±0.1°、21.3±0.2°、好ましくは21.3±0.1°、21.8±0.2°、好ましくは21.8±0.1°、23.6±0.2°、好ましくは23.6±0.1°、および28.8±0.2°、好ましくは28.8±0.1°
(iii)17.3±0.2°、好ましくは17.3±0.1°、23.9±0.2°、好ましくは23.9±0.1°、24.0±0.2°、好ましくは24.0±0.1°、25.7±0.2°、好ましくは25.7±0.1°、および26.7±0.2°、好ましくは26.7±0.1°
(iv)5.9±0.2°、好ましくは5.9±0.1°、11.7±0.2°、好ましくは11.7±0.1°、20.1±0.2°、好ましくは20.1±0.1°、21.0±0.2°、好ましくは21.0±0.1°、および23.6±0.2°、好ましくは23.6±0.1°
(v)17.8±0.2°、好ましくは17.8±0.1°、14.5±0.2°、好ましくは14.5±0.1°、17.4±0.2°、好ましくは17.4±0.1°、19.7±0.2°、好ましくは19.7±0.1°、および24.6±0.2°、好ましくは24.6±0.1°
(vi)14.9±0.2°、好ましくは14.9±0.1°、18.9±0.2°、好ましくは18.9±0.1°、22.1±0.2°、好ましくは22.1±0.1°、28.3±0.2°、好ましくは28.3±0.1°、および31.5±0.2°、好ましくは31.5±0.1°
また、本発明の6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶としては、具体的には、単結晶X線構造解析において、−173℃にて測定した場合、次の概略的単位胞パラメーター:a=9.0695Å;b=12.4146Å;c=14.6177Å;α=71.326°;β=79.972°;γ=14.6177°;V=1533.3Å3;Z=1;を有し、かつ空間群がP1;である6SLナトリウム塩・2.5水和物・0.5メタノール和物結晶が挙げられる。
本発明の結晶の製造法(以下、「本発明の方法」ともいう。)としては、以下の2.1〜2.3に記載の製造法が挙げられる。
本発明の結晶の製造法としては、アルコール溶液に6SLナトリウム塩のアモルファスを溶解させる工程、該溶液を静置または撹拌することにより、6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を析出させる工程、および該溶液から該6SLナトリウム塩・n水和物結晶または該6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を採取する工程、を含む6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶の製造法を挙げることができる。
また、本発明の結晶の製造法としては、ナトリウム含有化合物を含む6SLの水溶液に、種晶として6SLナトリウム塩・n水和物結晶を添加する工程、該水溶液中に6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を析出させる工程、および該水溶液から該6SLナトリウム塩・n水和物結晶または該6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を採取する工程、を含む6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶の製造法を挙げることができる。
種晶は、該水溶液中に6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶が析出する前であれば、結晶を析出させる工程の前に添加しても、結晶を析出させる工程において添加してもよい。
種晶は、水溶液中の濃度が通常0.2〜15重量%、好ましくは0.5〜10重量%、最も好ましくは2〜7重量%となるように添加する。
6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を採取する方法としては、上記2.1に記載した方法と同様の方法を挙げることができる。
また、上記の製造法によって製造することができる6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶としては、例えば、単結晶X線構造解析において、表7に示す値で規定される、6SLナトリウム塩・2.5水和物・0.5メタノール和物を挙げることができる。
さらに、本発明の結晶の製造法としては、ナトリウム含有化合物を含む6SLの水溶液に、N,N−ジメチルホルムアミドを溶解することにより、該水溶液中に6SLナトリウム塩・n水和物結晶を析出させる工程、および該水溶液から該6SLナトリウム塩・n水和物結晶を採取する工程、を含む6SLナトリウム塩・n水和物結晶の製造法を挙げることができる。
(1)粉末X線回折
粉末X線回折装置(XRD)Ultima IV(リガク社製)を用い、測定は使用説明書に従って行った。
(2)濃度・純度測定
以下のHPLC分析条件を用いて、6SLの濃度および純度を測定した。
カラム:DionexCarboPac(商標) PA1 BioLC(商標),4×250mm
ガードカラム:DionexCarboPac(商標) PA1 BioLC(商標),4×50mm
カラム温度:30℃
流速:1mL/分
溶離液:水/0.5M水酸化ナトリウム水溶液/0.3M酢酸ナトリウム水溶液
(3)カールフィッシャー法による結晶の水分含量の測定
自動水分測定装置AQV−2200(平沼産業社製)を用い、使用説明書に従って、以下の条件を用いて結晶の水分含量を測定した。
加熱気化法、110〜171℃、14分間
(4)ナトリウム含量の測定
原子吸光光度計Z−2310(日立ハイテクノロジーズ社製)を用い、6SLナトリウム塩の結晶を1mol/Lの硝酸に溶解し、使用説明書に従って、結晶中に含まれるナトリウムイオンの濃度を測定した。
(5)融点の測定
Melting Point M−565(BUCHI社製)を用い、使用説明書に従って、以下の条件を用いて融点を測定した。
140℃〜200℃、0.5℃/分
(6)赤外分光(IR)分析
FTIR−8400型(島津製作所製)を用い、使用説明書に従って行った。
(7)熱重量示差熱分析(TG・DTA)
EXSTAR6000(セイコーインスツル社製)を用い、使用説明書に従って、以下の条件を用いて重量変化・示差熱を測定した。
30〜175℃、0.5℃/分
(8)単結晶X線構造解析
SuperNova(アジレント社製)を用い、使用説明書に従って行った。
6SLナトリウム塩の非結晶性アモルファスの取得
6SLのアモルファス200.5gを水に溶解し、水酸化ナトリウム水溶液を用いてpHを6.80に調整し、6SLナトリウム塩含有水溶液1000mLとした。この水溶液の一部を凍結乾燥することで、白色の粉末を得た。当該粉末の粉末X線回折を測定したところ、X線回折ピークが確認されなかったことから、当該粉末は非結晶性アモルファスであるであることがわかった。
6SLナトリウム塩の結晶の取得検討―1
特許文献2を参考に6SLナトリウム塩の結晶化を試みた。参考例1で取得した6SLナトリウム塩のアモルファス100gを水250mLに溶解し、1mol/LのNaOHを用いてpHを9.0に調整した。得られた水溶液のうち17mLを次の工程に供した。
6SLナトリウム塩の結晶の取得検討―2
特許文献3を参考に6SLナトリウム塩の結晶化を試みた。参考例1で取得した6SLナトリウム塩のアモルファス100gを水250mLに溶解し、1mol/LのNaOHを用いてpHを9.0に調整した。得られた水溶液のうち17mLを次の工程に供した。
6SLナトリウム塩の結晶の取得検討―3
特許文献4を参考に6SLナトリウム塩の結晶化を試みた。参考例1で取得した6SLナトリウム塩のアモルファス100gを水250mLに溶解し、1mol/LのNaOHを用いてpHを9.0に調整した。得られた水溶液のうち17mLを次の工程に供した。
6SLナトリウム塩の結晶の取得検討―4
特許文献4を参考に6SLナトリウム塩の結晶化を試みた。参考例1で取得した6SLナトリウム塩のアモルファス100gを水250mLに溶解し、1mol/LのNaOHを用いてpHを9.0に調整した。得られた水溶液のうち17mLを次の工程に供した。
6SLナトリウム塩の結晶の取得検討―5
特許文献4を参考に6SLナトリウム塩の結晶化を試みた。参考例1で取得した6SLナトリウム塩のアモルファス100gを水250mLに溶解し、1mol/LのNaOHを用いてpHを9.0に調整した。得られた水溶液のうち17mLを次の工程に供した。
6SLナトリウム塩・n水和物結晶の取得−1
参考例1で得られた6SLナトリウム塩のアモルファス6.10gを、100%メタノール100mL中に10分間懸濁させた後、濾過によって濾液を95mL得た。得られた濾液のうち30mLを次の工程に供した。
6SLナトリウム塩・n水和物結晶の取得−2
フリー体換算で、6SLのアモルファス225.1gを水に溶解し、水酸化ナトリウム水溶液を用いてpHを6.81に調整し、1166mLとした。この水溶液を濃縮して323mLとし、得られた濃縮溶液のうち81mLを次の工程に供した。
保管条件:30℃、相対湿度80%(装置:THE051FA、アドバンテック東洋社製)
測定方法:サンプル約100mgを精密天秤によって秤量後、ガラス容器に充填し、上記条件にて保管後、再度サンプルを秤量して重量変化率を算出した。
6SLナトリウム塩・n水和物結晶の取得−3
実施例2で得られた6SLナトリウム塩・4.6水和物結晶12.0gを、真空乾燥機を用いて室温で21時間乾燥することにより、11.6gの結晶を得た。
6SLナトリウム塩・2.5水和物・0.5メタノール和物結晶の取得
参考例1で取得した6SLナトリウム塩のアモルファス100gを水300mLに溶解し、体積が150mLとなるまで濃縮(50℃、15hPa)した。
単結晶X線構造解析の結果得られた6SLナトリウム塩・2.5水和物・0.5メタノール和物結晶のORTEP図を図6に示す。
6SLナトリウム塩・n水和物結晶の取得−4
実施例4で取得された結晶スラリーを遠心分離することにより6SLナトリウム塩・2.5水和物・0.5メタノール和物結晶を濾取し、137.9gの結晶を得た。さらに当該結晶を真空乾燥(35℃、50hPa、24時間)させることにより、73.9gの結晶を得た。
6SLナトリウム塩・n水和物結晶の取得−5
参考例1で取得した6SLナトリウムアモルファス100gを水300mLに溶解し、体積が105mLとなるまで濃縮(50℃、15hPa)した。得られた濃縮液1mLを次の工程に供した。
6SLナトリウム塩・n水和物結晶の取得−6
参考例1で取得した6SLナトリウム塩のアモルファス10gを水で溶解して体積を20mLとした。得られた濃縮液1mLを次の工程に供した。
当該結晶の融点を測定した結果、169.9℃であった。
Claims (21)
- 6’−シアリルラクトース(以下、6SLという)ナトリウム塩の結晶。
- 6SLナトリウム塩・n水和物結晶(ただし、nは0〜5の任意の数字を表し、n=0の場合は、6SLナトリウム塩・無水物という)である、請求項1に記載の結晶。
- 粉末X線回折において、回折角(2θ)が、6.7±0.2°、13.3±0.2°、17.7±0.2°、18.5±0.2°、および20.0±0.2°にピークを有する、請求項2に記載の結晶。
- 粉末X線回折において、回折角(2θ)が、さらに、16.5±0.2°、21.3±0.2°、21.8±0.2°、23.6±0.2°、および28.8±0.2°にピークを有する、請求項3に記載の結晶。
- 粉末X線回折において、回折角(2θ)が、さらに、17.3±0.2°、23.9±0.2°、24.0±0.2°、25.7±0.2°、および26.7±0.2°にピークを有する、請求項4に記載の結晶。
- アルコール溶液に6SLナトリウム塩のアモルファスを溶解させる工程、該溶液を静置または撹拌することにより、6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を析出させる工程、および該溶液から該6SLナトリウム塩・n水和物結晶または該6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を採取する工程、を含む6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶の製造法(nは請求項2と同義)。
- ナトリウム含有化合物を含む6SLの水溶液に、種晶として6SLナトリウム塩・n水和物結晶を添加する工程、該水溶液中に6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を析出させる工程、および該水溶液から該6SLナトリウム塩・n水和物結晶または該6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を採取する工程、を含む6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶の製造法(nは請求項2と同義)。
- 前記水溶液中に6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を析出させる工程が、該水溶液にアルコール溶液を添加または滴下することにより、該6SLナトリウム塩・n水和物結晶または6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を析出させる工程である、請求項7に記載の製造法。
- 前記6SLナトリウム塩・n水和物結晶または前記6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶を乾燥する工程、をさらに含む請求項6〜8のいずれか1項に記載の製造法。
- 前記6SLナトリウム塩・n水和物結晶が下記(i)〜(iii)のいずれか1に記載の6SLナトリウム塩・n水和物結晶である請求項6〜9のいずれか1項に記載の製造法。
(i)粉末X線回折において、回折角(2θ)が6.7±0.2°、13.3±0.2°、17.7±0.2°、18.5±0.2°、および20.0±0.2°にピークを有する6SLナトリウム塩・n水和物結晶
(ii)粉末X線回折において、前記(i)に記載の回折角(2θ)におけるピークに加えて、回折角(2θ)が、さらに16.5±0.2°、21.3±0.2°、21.8±0.2°、23.6±0.2°、および28.8±0.2°にピークを有する6SLナトリウム塩・n水和物結晶
(iii)粉末X線回折において、前記(i)および(ii)に記載の回折角(2θ)におけるピークに加えて、回折角(2θ)が、さらに17.3±0.2°、23.9±0.2°、24.0±0.2°、25.7±0.2°、および26.7±0.2°にピークを有する6SLナトリウム塩・n水和物結晶 - 前記アルコール溶液が、C1〜C6のアルコールの溶液である、請求項6および8〜10のいずれか1項に記載の製造法。
- 前記C1〜C6のアルコールがメタノールである請求項11に記載の製造法。
- 前記6SLナトリウム塩・n水和物の溶媒和物結晶が6SLナトリウム塩・2.5水和物・0.5メタノール和物結晶である請求項12に記載の製造法。
- 粉末X線回折において、回折角(2θ)が、5.9±0.2°、11.7±0.2、20.1±0.2°、21.0±0.2°、および23.6±0.2°にピークを有する、請求項2に記載の結晶。
- 粉末X線回折において、回折角(2θ)が、さらに、17.8±0.2°、14.5±0.2°、17.4±0.2°、19.7±0.2°、および24.6±0.2°にピークを有する、請求項14に記載の結晶。
- 粉末X線回折において、回折角(2θ)が、さらに、14.9±0.2°、18.9±0.2°、22.1±0.2°、28.3±0.2°、および31.5±0.2°にピークを有する、請求項15に記載の結晶。
- ナトリウム含有化合物を含む6SLの水溶液に、N,N−ジメチルホルムアミドを溶解することにより、該水溶液中に6SLナトリウム塩・n水和物結晶を析出させる工程、および該水溶液から該6SLナトリウム塩・n水和物結晶を採取する工程、を含む6SLナトリウム塩・n水和物結晶の製造法(nは請求項2と同義)。
- ナトリウム含有化合物を含む6SLの水溶液に、種晶として6SLナトリウム塩・n水和物結晶を添加する工程、該水溶液にN,N−ジメチルホルムアミドを添加または滴下することにより6SLナトリウム塩・n水和物結晶を析出させる工程、および該水溶液から該6SLナトリウム塩・n水和物結晶を採取する工程、を含む6SLナトリウム塩・n水和物結晶の製造法(nは請求項2と同義)。
- 前記6SLナトリウム塩・n水和物結晶が下記の(iv)〜(vi)のいずれか1に記載の6SLナトリウム塩・n水和物結晶である請求項17または18に記載の製造法。
(iv)粉末X線回折において、回折角(2θ)が、5.9±0.2°、11.7±0.2°、20.1±0.2°、21.0±0.2°、および23.6±0.2°にピークを有する6SLナトリウム塩・n水和物結晶
(v)粉末X線回折において、前記(iv)に記載の回折角(2θ)におけるピークに加えて、回折角(2θ)が、さらに17.8±0.2°、14.5±0.2°、17.4±0.2°、19.7±0.2°、および24.6±0.2°にピークを有する6SLナトリウム塩・n水和物結晶
(vi)粉末X線回折において、前記(iv)および(v)に記載の回折角(2θ)におけるピークに加えて、回折角(2θ)が、さらに14.9±0.2°、18.9±0.2°、22.1±0.2°、28.3±0.2°、および31.5±0.2°にピークを有する6SLナトリウム塩・n水和物結晶 - 6SLナトリウム塩・2.5水和物・0.5メタノール和物結晶である、請求項1に記載の結晶。
- 単結晶X線構造解析において、−173℃にて測定した場合、次の概略的単位胞パラメーター:a=9.0695Å;b=12.4146Å;c=14.6177Å;α=71.326°;β=79.972°;γ=14.6177°;V=1533.3Å3;Z=1;を有し、かつ空間群がP1;である、請求項20に記載の結晶。
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